JP2005312927A - 表面性状の同時測定用プローブ、これを用いた表面性状の同時測定方法及び装置 - Google Patents

表面性状の同時測定用プローブ、これを用いた表面性状の同時測定方法及び装置 Download PDF

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Abstract

【課題】プローブを操作する測定者の技量の相違に係わらず、複数のデータ収集を一挙動で再現性良く迅速に処理する。
【解決手段】各測定手段によって得られたデータを、光通信方式でプローブと着脱自在に結合する本体2に対して転送し表示させるようにした測定装置において、各測定手段の測定を順次制御して行わせるための測定制御回路23と、その表面性状に関する複数のデータ収集および本体との送受信処理を行うデータ処理回路24を備えたプローブであって、プローブの内部に取付けたスプリング3が圧縮されて測定端面10が押圧されたとき、検査対象の表面部8との接触状態を検知する検知センサ6、7を測定端面の2個所以上に配置し、更に測定端面が所定の位置まで押圧された状態で測定開始信号を発生させ押圧制御回路の継続的な制御により、一挙動で各測定手段による複数のデータ収集を行う。
【選択図】図2

Description

本発明は、表面性状の同時測定用プローブ、これを用いた表面性状の同時測定方法及び装置に関する。詳しくは、検査対象の生産物あるいは動植物の分泌物の湿潤、脂肪、触感、色彩等の表面性状の電気的測定に活用することができ、生産工場等における製品表面の性状検査、医師や美容師および製薬関係者らが生体の表皮状態の判定、あるいは食品衛生管理者や植物検査官らが物性検査を迅速、簡便に実施しようとするときに用いて好適な表面性状の同時測定用プローブ、これを用いた表面性状の同時測定方法及び装置に関するものである。
比較的最近までは衛生管理を必要とする表面部の性状の測定、例えば生産物に付着した異物とか、あるいは特に人肌の診断などは殆ど外見や触診によって行なわれていた。
例えば、加工品の物質表面に付着した油脂量を光照射により目視で行なう観測方法があるが、定量化と迅速性に問題がある。
又、表面部に電極を押し当てて表皮の水分を導電度やインピーダンスの変化として定量的に測定する方法が開発されており、特許文献1に示されている。
脂肪成分の測定については、スリガラス等のサンプリング板に皮脂を付着させ、その脂肪の赤外領域における吸収波長スペクトルに基づく透過量によって測定するものがある。
また、予め脂肪成分を採取した測定用プローブを計測本体の光学処理系に移して反射量を計測する方法があり、特許文献2に示されている。
更に、特許文献3には、プローブを生体の表皮に押圧すると、プローブ先端部の複数の電極間で表皮の導電度を介して水分含有度を測定すると共に、プローブの押圧時にプローブの電極に付着した皮脂を光学的定量手段を有する本体に移して、光源から遠赤外光を照射し、この反射光を光電センサによって受光して皮脂量をマイクロコンピュータによって算出し、皮脂量を光学的に定量することによって皮脂の分泌量を測定することが記載されている。
表面部の弾力性や柔軟性の測定については、接触子で押圧する時の振動周波数の変化、および接触子の機械的ばねによる反発力、あるいは押圧力をソレノイドにより電磁力に変換して計測する方法などがある。
例えば、特許文献4には、(i)振動子に設けた接触子の皮膚への接触時と非接触時についての周波数変化を振動検出素子により検出し、皮膚の弾力性を測定するための接触子、振動子及び振動検出素子、(ii)皮膚に複数の電極を接触させ、その電極間で皮膚の電気伝導度を測定することにより皮膚の水分含量を測定するための複数の電極、及び(iii)皮膚に皮脂サンプリング板を接触させることにより皮脂サンプリング板に皮脂を転写させ、その皮脂の赤外線吸収スペクトルにより皮脂量を測定するための皮脂サンプリング板が組み込まれた皮膚性状測定プローブが示されている。そして弾力性測定用の接触子が、前記プローブの一端の中心部に配され、水分含量測定用の複数の電極が、弾力性測定用の接触子を中心として前記プローブ端面に同心円状に設けられ、皮脂サンプリング板が、前記プローブ端面において水分測定用の電極間に設けられている皮膚性状測定プローブが記載されている。
特公平7−3444号公報 特許第2992595号公報 特許第2714506号公報 特許第3326791号公報
しかしながら従来の、測定後のサンプリング板やプローブの処理の清浄化に化学薬品や洗剤を使用する方法では、被検者やオペレータに不快感を与えるなどの問題があった。
また導電度と皮脂および柔軟性などを別個に測定したり、水分や脂肪を転写した試料を測定する従来の手法では、測定時間や手数および採取データの時間的なずれ(非同時性)などに基づく測定誤差の問題もあった。
更に、測定機器に備えられた個々の機能がいかに優れたものであっても、この種の測定ではプローブを扱う測定者の個人差によって、測定データに著しい優劣が生じるという特質がある。故に、プローブを扱う測定者による人為的な誤差を解消することは極めて重要である。
特に本発明のプローブは、測定対象が多人数で無差別に測定して統計的にデータを収集する場合や、同一個人の表面性状の経時変化を正確に追及するような場合にも使用されるので、プローブを操作する測定者の技量の相違に係わらず常に再現性良く測定できることが必要である。
本発明は、表面部の性状の判定を一挙動で確実に再現性良く迅速に達成できる手段を備えた、表面性状の同時測定用プローブ、これを用いた表面性状の同時測定方法およびその装置を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明の表面性状の同時測定方法および装置においては、コードレスのプローブに備えた測定端面を検査対象の表面部に接触させて確実且つ均等に押圧された状態で、一挙動で各測定手段による複数のデータ収集を行うようにしたものである。
即ち、プローブは、ケーシングの内側でスプリング等の付勢手段に保持されて押圧により変位する円筒状スリーブの先端に測定端面を有し、該測定端面を検査対象の表面部と接触させて各種の表面性状を測定する手段を備えた装置である。
そして検査対象の表面部に電磁界、電波、光スペクトルの領域にわたる電磁エネルギを放射した場合に、その反射波の変化から性状を測定する手段であって、その放射スペクトルと変化量などに基づいて脂肪とか色彩あるいは表面組織、結晶構造の撮像などを行って表面性状の判定を行うことが可能なものである。
この場合、測定端面に設けた少なくとも一対の(例えば平面状)電極間の導電度を検出する水分測定手段、および測定端面に設けた窓を介して内部から電磁波を放射し、反射された電磁波を検出する脂肪成分測定手段をはじめ、機械的接触子を表面部に直接押し当てて弾力性などを測定する手段が含まれる。
そして、プローブには、前記各測定手段の測定を予め定めた方式と順序に従ってソフトウェアを併用した電子回路を用いることにより、順次制御しながら複数のデータ収集を行う測定制御回路と、それらの表面性状に関するデータ情報を本体との間で光通信方式で送受信処理を行うデータ処理回路を備えたものである。
即ち、測定端面を検査対象の表面部に接触し押圧してプローブのスリーブが所定の位置に変位した状態に基づいて、トグルスイッチとか近接スイッチまたはタッチセンサ等の有接点あるいは無接点のスイッチ回路により測定開始信号を発生し前記測定制御回路を動作させる。この場合、データ収集の測定状態を継続的に制御する押圧制御回路を備えたものである。
そして押圧制御手段は、所定のデータ収集を終了したときに終了状態を通知する信号と、データ収集過程においてプローブを操作する測定者の不手際などによってスリーブが変動し押し込み不足を生じたような場合、あるいは過度の押圧により変位の限界位置に達したような場合には検査対象が生体表面であれば異常な押し当て圧力のために表面性状に変化をきたし適正な測定データを採取し難くなる。
故に、直ちに測定を中断する制御情報信号を発してデータ収集の停止処理を行わせる押圧制御回路を備えたものである。例えば中断を生じた場合の収集データに対してはリセット信号を出して初期状態に復帰させ、次の適正な押圧状態を形成した時の信号によって再測定を行なうように、押圧制御回路と測定制御回路との間で交信させる構成にしておく。
なお、これらの各制御信号により測定状態、終了状態および中断、停止状態あるいは更に必要とすれば各種の状態が形成された時の信号により、色別のLEDを点灯させる表示手段を用いればプローブを操作中の測定者に操作状況を認識させることができる。
更に、測定端面が所定の位置まで押圧されたときに測定開始信号を発生させ、一挙動で前記各測定手段による複数のデータ収集を行う前記プローブを備えたことを特徴とする表面性状の同時測定方法および装置である。
この場合、プローブの測定端面を生体等の表面部に接触する操作は測定者が手動で行うため、プローブは操作性の良い均衡のとれた形状で測定端面全体に均等に押圧が行われることが必要である。
故にプローブのスリーブを円筒状にし、その円形の測定端面に水分測定手段の同心円状の電極を形成して測定に供することが好ましい。
そして脂肪成分測定手段は、プローブの内部から脂肪に吸収波長領域を有する電磁波を測定端面の窓を通して検査対象の表面部に向けて放射する放射源と、その反射量を測定する受信器(受波器とも呼ぶ)とを備え、反射量を演算することによって直ちに脂肪成分を検出しようとするものである。
この場合、測定端面の窓に装着した平面ガラスのような透過体を脂肪表面に直接押し当てた接触状態で測定するように構成する場合と、窓に装着した透過体と脂肪表面とが空隙を介して互いに非接触の状態で測定するように構成する場合とがある。
前者の構成によれば透過体と表面部とが所定の押圧力で密着された間に脂肪を拡散させた状態を測定することができる。後者の構成では脂肪表面を在るがままの状態で測定できるという特長がある。
また脂肪成分測定と弾力性測定とを測定端面の中央部で行わせる手段として、測定端面の中央部分から自在に埋没と突出が可能な半球状のごとき形状で、その先端部で電磁波の放射と反射とを扱うように形成した電磁波透過性接触子を用いる方法がある。
この透過性接触子の先端部の近傍に、所定の波長領域の電磁波の放射源又は発光源と、受信器又は受光器とを配置する。そして、電磁波の放射波長により選定される特定の入射角で生体等の表面部を照射したときに、測定端面に反射される電磁波の反射量の変化を検知する。この変化量を演算処理することによって脂肪成分の値に変換される。
それと同時に、透過性接触子は弾力性測定手段の役割を兼用させる接触子として用いることができる。
即ち、上述の透過性接触子に装着させた強誘電体や水晶振動子などが押圧によって振動周波数を変化する特質、又は接触子の機械的スプリングによる反発力、あるいはソレノイドによる電磁力の変化などを、生体表面の弾性や柔軟性に変換して計測する方法が適用できる。
このような計測に先立ち、プローブの測定端面上に設けた同心円状電極間の各部分を生体等の表面部に均等に接触させ、続いて測定端面の押圧操作を確実かつ容易に実施するために次のような手段を施した。
接触子の先端部は通常測定端面の内部に埋没させておくが、プローブの測定端面を生体表面に接触させ押圧したとき、プローブの内部でスリーブに取付けた付勢手段(例えばスプリング)が圧縮されて測定端面から接触子の先端部が突出される。このような状態でも測定端面に配置した検知センサにより生体等の表面部との接触度をそれぞれ検知する。
このような接触度の検知センサの信号を利用すれば、検査対象の表面部が単純な平面ではない曲面部を有するような場合にも、測定者に対してプローブの接触状態を色別した信号表示などの手段により認識させることが可能である。
特に測定端面に接触子の先端部が突出されて生体等の表面測定が行われるような時にも同心円状電極間の各部分の均一な接触状態を検知できる。
この接触状態判定用の検知センサとして、一対の電極間の静電容量やインピーダンスあるいは各種の近接センサなどが用いられ、接触された状態に従って変化する電気的性質を検知する。その設置個所は均衡的に3個所であることが好ましく、また測定端面の外周付近に配置するのが効果的であって、それらの比較値から測定端面全体の均衡した接触状態を判定する。
更に引き続いて、押圧された測定端面が所定の位置まで変位したときに、前記各測定手段の測定開始信号を発生させて各データを収集するように構成した。
従って、常にプローブの正常な接触状態を自動的に監視しながら一挙動で自動的に表面性状の測定を行うことが可能になった。
故に、プローブを扱う測定者による個人差のない測定データが得られる。
又、脂肪成分測定手段に用いる電磁波の波長は、赤外放射から紫外放射までを含む各電磁又は光スペクトルが適用できる。
殊に、380〜500nmの青色系可視放射の波長帯域に最大発光強度を有する小型発光ダイオード(LED)を選定した場合には、プローブの小型化にも役立つ。
本発明によって、プローブの正常な測定状態を常に監視しながら表面性状の測定を行う手段が確立されたため、プローブを操作する測定者の技量の相違に係わらず、複数のデータ収集を一挙動で再現性良く迅速に処理できるようになった。
そして電磁波透過性接触子を検査対象の表面部に直接押し当てて脂肪成分測定手段に用い、弾力性測定手段の役割を兼用させるように構成した装置は、測定端面で接触子が埋没と突出を行なう操作時の均衡がとり易く、プローブの装備の簡易化を図ることができるという効用がある。
なお本発明のプローブは表面性状に関する複数のデ−タを同時に測定する測定系と、そのデータを収集し物性的な値に演算する処理系とを一体化して構成したため、迅速かつ正確な結果が得られるという効果がある。
また、脂肪成分の測定手段に用いる電磁波の波長は、赤外放射から紫外放射までを含む各種の波長の電磁波又は光スペクトルを適用できるが、発光ダイオード(LED)を選定して用いれば、プローブの小型化と省電力化を図りながら、脂肪成分の検出を容易に達成できるという効果がある。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
本発明の第1実施形態は、図1(全体構成)と図2(プローブ先端の要部構成)及び図5(表面部の測定形態)に示す如く、コードレスのプローブ1に備えた測定端面10により、以下に述べる水分、脂肪分、その他の各種測定手段によって収集した表面性状に関するデータを、プローブ1と着脱自在に結合する本体2(受け器とも呼ぶ)に対して光通信方式で転送し表示させるようにしたものである。
プローブ1は、電源端子部20から充電装置21に接続された2次電池22を電源Eとして用いる。
電源端子部20は電力を供給する接続部分であって、通常の電気接点を用いてもよい。
あるいは、2つの電磁誘導コイルを対向させて電源電力を供給し非接触で2次電池22を充電し動作電源として用いてもよい。この手段は特公平6−44730号公報に示されている。
本実施形態のプローブ1は、測定端面10による測定の進行およびデータの収集に係る測定制御回路23と、測定データの演算処理を行うコンピュータを含むデータ処理回路24を有し、更に本体2に対して光通信でデータ転送を行う赤外線送受信素子25、26が備えられている。
そして本体2は、データ受信回路27と表示装置28および外部端子29に接続された電源制御回路30などを備えている。
図2には、脂肪成分測定手段に用いる、測定端面10の窓4に装着した電磁波透過体(単に透過体とも称する)14に向けて、その内部から電磁波の放射源15および測定端面10の窓4の電磁波透過体14を介して反射される反射量を検出する受信器16を示している。
以下、図3及び図4を参照して、本実施形態の測定手順を説明する。
表面性状に関するデータの取得に先立ち、図2(a)に示すように測定端面10を検査対象の表面部8に押圧すると、プローブ1のケーシング31の内部に取付けたスプリング3が圧縮される(ステップ100)。このときスリーブ32の測定端面10がケーシング31に押し込まれて所定の位置に変位し(ステップ110)、測定開始スイッチ9が閉じると(ステップ120)、各測定に必要な制御信号を発生して測定状態に入り所定の順序に従ってデータの収集を行う(ステップ130)。
そのデータ収集の継続過程においてスリーブ32の押し込み不足を生じると、その変位状態の情報信号を発してデータ収集を中断し(ステップ140)、例えば収集過程であったデータをリセットして初期状態に戻し、適正な押圧操作の信号に基づいて再測定を行わせる。
あるいはスリーブの押圧が過剰な場合には表面部に性状変化をきたすことになるから(ステップ150)、その変位限界スイッチ33による信号に基づいて押圧制御回路34の指令により再測定を行うステップに移行することになる。更に、押圧制御回路34はプローブの押圧過程において必要とする各種の情報信号を設定し得るものである。
また、図2(b)に示すように測定端面10に設置した検知センサ6、7などは、それらが設置されている位置ごとに表面部8との接触状態を検知することができる。なお、スプリング3の種類は機械的スプリングに限定されず、例えばゴムであっても良い。
測定端面10を表面部8に接触させて押圧した場合(ステップ200)、測定端面10に設置された検知センサ6、7などにより接触状態が検知される(ステップ210)。
この検知センサ6、7は、一対の電極間の静電容量やインピーダンスあるいは各種の近接センサなどを用いることができ、接触状態に従って変化する電気的特性を検知する。その設置個所は3個所にすることが好ましく、測定端面10の外周付近への設置が効果的で、それらの比較値から測定端面全体の均衡した接触状態を判定する。
引き続いてプローブ1のスリーブ32が押圧されて(ステップ220)、測定端面10が所定の位置まで達したとき(ステップ230)、測定開始スイッチ9を閉じる(ステップ240)。スリーブ32が適正な位置を継続した状態では(ステップ250)、所定の順序に従って測定データの収集を行う(ステップ260)。
なお、変位限界スイッチ33が動作する時点で、更に2段目のスプリングを設けておけば測定者は過剰な押圧状態に達する時点での調整を感覚的に行い易くなる。又、スリーブ32の外周に更にスプリングで保持したスリーブを設けるように構成(図示せず)すれば、押圧操作を一層容易にすることができる。
このようにしてプローブ1は一挙動で測定動作を完了することが可能である。
従って、プローブ1を扱う測定者ごとの個人差を解消した接触状態で測定データが得られることになる。
次に、脂肪成分が電磁波の性質を変化させる幾つかの現象について、これを測定手段に用いる方法を検討した。
例えば、脂肪膜を塗布した透明石英板に250〜800nmの電磁波を照射したときの透過率の測定(純水膜と比較)を公的研究機関で実験したところ、波長380nm(透過率88%)以下における紫外放射領域で透過率が低下する現象が観測された。即ち、270nmで60%、250nmで20%減少するという顕著な性状変化が明らかにされた。
そこで図5(a)に図示したように平面状金属、プラスチック、生体等の表面部8の一部に対して脂肪成分8aを塗布し、これに放射源15から300nm〜4.0μmの波長領域の電磁スペクトルを選択して照射する実験を行った。
380〜500nmにおけるバイオレット−ブルー系波長の電磁波を所定の入射角θで照射した場合、脂肪成分に応じて濃厚色のダークブルーに変色する傾向が目視で確認された。その照射点からの反射光量が減衰して変色する現象を、受信器16(受波器とも呼ぶ)にCCDカメラを用い撮像しながらマトリクス分布割合の実験的検討を行い脂肪成分を認識できることが判った。
この場合、脂肪成分が塗布されていない個所をダミー33と設定して、その反射光量と前記脂肪成分8aからの反射光量との信号出力差を演算することにより脂肪成分の測定値を安定に算出することができる。
放射源15はハロゲン光源に所定の光学フィルタをかけて電磁スペクトルを形成し実験に供した。また青色発光ダイオードと称する試供品を購入して放射源15とし、反射光の減衰割合を受信器16の受光素子によって測定する方法は、測定装置の簡易化小型化に役立つ手段となる。
図5(b)は、プローブ1の測定端面10に備えた透過体14を、表面部8の脂肪成分8aに押し当てた様子であって、透過体14と表面部8とが所定の押圧力で密着された間に脂肪が拡散される形態が示されている。従って放射源15からの電磁波が脂肪拡散部34に照射される状態で測定する方式になる。
図5(c)は、測定端面10に備えた透過体14の表面の位置が図示のように表面部8との間に空隙を設ける構造にしてあるので、脂肪成分8aに直接押し当てられることがなく表面性状を在るがままの状態で測定する方式である。
電磁波の透過体14としては光領域の放射波長なら透明ガラス、石英などの透明体あるいは空洞であってもよい。
表面部の状態が平面、凹凸、縞状あるいは硬質、可塑的または弾性的軟質などの性状に応じて、図5(b)と(c)との構成を適宜選択または組み合わせればよい。
何れにしても電磁波が放射された時の表面状態の測定基準となるダミーを放射源15の近傍に設定する。そして検査対象の脂肪により測定された反射量と、ダミーによる反射量とを受信器16の受光素子により検出し、その信号出力差を演算して測定値を定める。あるいは受信器16としてCCDカメラ等のイメージセンサを用い前述のように脂肪成分を認識する手段を適用してもよい。
このような測定手段は、検査対象に応じた選択波長と、入射角、放射強度、複合光などにより脂肪、水分その他の分泌物のみならず、基材色、塗装色、肌色などの彩色測定にも適用できるものである。
又、図2に示した第1実施形態、及び、図6に示す第2実施形態のように、水分測定手段では、測定端面10に同心円状に3重の測定電極11、12、13を設置して測定を行うことが好ましい。
即ち、測定制御回路23に備えた交流発生源の電圧を例えば外側の発信電極11に印加し、内側の受信電極12との間で生体等の表面の導電度を測定する。次に外側の発信電極11と中間電極13との間の測定に切替えて、生体等の表面より深部における導電度が測定できるように構成されている。そして、これらの導電度はコンピュータにより水分量に変換される。なお、図2や図6とは逆に、発信電極11を内側、受信電極12を外側に配設しても良い。又、必要に応じて、発信電極11の外側に更にガードリング電極(図示せず)を設け、同心円状の4重の測定電極を構成することにより、外来ノイズなどの防止に役立たせることができる。
脂肪成分測定手段として、図7(要部断面図)及び図8(先端部拡大断面図)に示す第3実施形態のように、測定端面10の中央部分から自在に埋没と突出が可能な半球状の曲面形状で、かつ、先端部17aに測定端面10と平行な平面部分を有し、プローブの先端部17aの後方(図では上方)に、矢印で示す電磁波の入射と反射を扱う平面部17b、17cを有するように形成した電磁波透過性接触子(単に透過性接触子とも称する)17を用いると効果的である。
この電磁波透過性接触子17に対し、その先端部17aの後方近傍に所定の波長領域の電磁波の放射源15、受信器16を配置する。そして、生体等の表面部8に水分と共に含有する脂肪成分8aを介して測定端面10から反射される電磁波の反射量の変化を検知し演算処理することによって脂肪成分の値に換算する。
それと同時に、図7に示したように、電磁波透過性接触子17は弾力性測定手段の接触子の役割を兼用させる接触子として使うことができる。即ち、上述の電磁波透過性接触子17に装着した強誘電体セラミック振動子18は、押圧によって振動周波数を変化するので、表面部の弾性に変換して計測する方法が適用できる。
本発明の脂肪成分測定手段において、電磁波透過体または電磁波透過性接触子に用いる電磁波の波長は、赤外放射から紫外放射までを含む電磁(又は光)スペクトルを適用することが可能である。
ハロゲンランプを放射源(発光源)15として所定の入射角(例えば45度)で入射し、受信器(受光器)16の前に光学フィルタを設置して、反射量を測定することにより、脂肪成分8aの検出を良好に行うことができる。
また、可視放射の380〜500nmの青色系可視放射帯域に最大発光強度を有する発光ダイオードを放射源(発光源)15として用いた場合には、約60度の入射角に選定すれば良好な結果が得られることなどが実験で示されている。このような機能は、プローブの小型化を図りながら脂肪成分の検出を容易に達成することができる。
表面性状の同時測定用プローブの第1実施形態を含む表面性状の同時測定装置を示す縦断面図 同じくプローブと測定端面の第1実施形態を示す(a)縦断面及び(b)平面の概要図 同じく測定手順の一部を示す流れ図 同じく測定手順の残部を示す流れ図 同じく測定端面と表面部の(a)概要及び(b)(c)詳細を示す縦断面図 プローブと測定端面の第2実施形態を示す(a)縦断面及び(b)平面の概要図 プローブと測定端面の第3実施形態を示す縦断面の概要図 同じく接触子先端部の拡大断面図
符号の説明
1…プローブ
2…本体
4…窓
6、7…検知センサ
8…表面部
8a…脂肪成分
10…測定端面
11…発信電極
12…中間電極
13…受信電極
17…(電磁波)透過性接触子
17a…先端部
17b、17c…平面部
23…測定制御回路
34…押圧制御回路

Claims (9)

  1. 本体と着脱自在に結合することができるコードレスのプローブは、ケーシングの内側で付勢手段に保持されて変位する円筒状スリーブの先端に備えた測定端面と、該測定端面が検査対象の表面部から各種の表面性状を測定する手段を有し、
    前記各種の測定を順次制御して複数のデータ収集を行う測定制御回路と、それらのデータ情報を前記本体と光通信方式で送受信処理を行うデータ処理回路を有するように構成された測定装置において、
    前記測定端面を前記表面部に接触させて、該測定端面に配置した少なくとも一対の同心円状電極の電極間の導電度から水分を検出する水分測定手段と、
    前記測定端面に設けた窓を介して内部から電磁波を放射し、反射された前記電磁波から脂肪成分を演算して検出する脂肪成分測定手段を含み、
    前記スリーブの前記測定端面が前記表面部に接触し押圧されて変位する状態に基づいて測定開始信号を発生させる手段と、前記各種の測定手段によるデータ収集を継続的に制御して行う手段を備えたことを特徴とする表面性状の同時測定用プローブ。
  2. 請求項1に記載の表面性状の同時測定用プローブにおいて、前記測定端面を有する前記スリーブが所定の位置まで押圧された時にスイッチ回路を閉じて測定開始信号を発生させ前記測定制御回路を測定状態に制御する信号と、前記データ収集を終了したときに終了状態を通知する信号と、前記データ収集過程において前記スリーブが押し込み不足を生じた場合および変位の限界位置にまで押し込まれた場合に前記測定状態を中断してデータ収集を停止させる信号を含む制御情報により処理を行う押圧制御回路を備え、前記測定制御回路との間で交信することを特徴とする表面性状の同時測定用プローブ。
  3. 請求項1又は2に記載の表面性状の同時測定用プローブにおいて、前記測定端面に少なくとも一対の電極間の電気的性状に基づく接触状態判定用の検知センサを配置し、その検知信号が出力されている状態の時に前記測定開始信号の発生を可能とするように構成したことを特徴とする表面性状の同時測定用プローブ。
  4. 請求項1乃至3のいずれかに記載の表面性状の同時測定用プローブにおいて、前記測定端面に穿った窓から突出させる接触子の先端部を検査対象の表面部に押し当てながら弾性的な性状を検出する弾力性測定手段を備えたことを特徴とする表面性状の同時測定用プローブ。
  5. 請求項1乃至3のいずれかに記載の表面性状の同時測定用プローブにおいて、前記脂肪成分測定手段は、前記測定端面の中央部分に穿った窓から自在に埋没と突出が可能な先端部に電磁波を透過する透過性接触子を有し、前記プローブの内部に前記電磁波の放射源と受信器とを備え、前記透過性接触子を介して前記電磁波を放射したときの反射量の検出に基づく脂肪成分測定手段と、前記透過性接触子を前記測定端面から突出させた時の前記表面部の弾性変化量に基づき弾力性測定手段を兼用させるように構成したことを特徴とする表面性状の同時測定用プローブ。
  6. 請求項1乃至5のいずれかに記載の表面性状の同時測定用プローブにおいて、前記脂肪成分測定手段は、前記測定端面の内部から前記電磁波を放射して脂肪成分を測定する時に、前記透過体面に検査対象の表面部の脂肪を直接押し当てて検出する手段と、前記透過体面に接触させないで検出する手段との、何れの測定手段で実施する場合においても、前記電磁波が放射された時の表面状態の測定基準となるダミーを設定しておき、検査対象の脂肪により測定された反射量と前記ダミーによる反射量とを前記受信器の受光素子又はイメージセンサにより検出し、その信号出力差を演算して測定値を定めることを特徴とする表面性状の同時測定用プローブ。
  7. 請求項1乃至6のいずれかに記載の表面性状の同時測定用プローブにおいて、前記電磁波の放射源に380〜500nmの波長領域において所要の測定波長に最大発光強度を有する可視放射領域を含む電磁スペクトルを選択して用いることを特徴とする表面性状の同時測定用プローブ。
  8. 請求項1乃至7のいずれかに記載の表面性状の同時測定用プローブを用いることを特徴とする表面性状の同時測定方法。
  9. 請求項1乃至7のいずれかに記載の表面性状の同時測定用プローブを備えたことを特徴とする表面性状の同時測定装置。
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