JP2005311552A - 電話帳保存システム、電話帳保存方法、及び電話帳保存プログラム - Google Patents

電話帳保存システム、電話帳保存方法、及び電話帳保存プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 携帯電話機の電話帳情報について、ユーザに意識させることなく、常に最新の情報のバックアップを取ることを可能とする。
【解決手段】 携帯電話機10,20が、電話番号又は電子メールアドレスに対応する登録名称と、登録名称を識別するメモリ番号を記憶する記憶部を備え、電話帳管理サーバ30が、携帯電話機の識別コード,メモリ番号,登録名称,電話番号又は電子メールアドレスを記憶する記憶部を備え、携帯電話機が、電話帳情報の登録に際し、入力された電話帳情報における登録名称ごとにメモリ番号を割り振り、登録名称とメモリ番号を当該携帯電話機における記憶部に記憶させて電話帳情報を電話帳管理サーバに送信し、電話帳管理サーバが、受信した電話帳情報に携帯電話機の識別コードを付加して当該電話帳管理サーバにおける記憶部に記憶させる電話帳保存システム。
【選択図】 図1

Description

本発明は、携帯電話機の電話帳情報について、ユーザに意識させることなく、常に最新の情報のバックアップを取ることを可能とする電話帳保存システムに関し、特に、携帯電話機に電話帳情報を保存するに際し、通信回線を介して電話帳管理サーバに名前・電話番号・メールアドレス等の電話帳情報を格納し、携帯電話機に内蔵されるメモリには名前等の登録名称だけを保存する電話帳保存システム、電話帳保存方法、及び電話帳保存プログラムに関する。
従来、携帯電話機の電話帳の管理は、一般に携帯電話機に備えられたメモリに格納することにより行われている。また、近年の携帯電話機の普及に伴って、携帯電話機は手帳などとしても利用されるようになっており、携帯電話機の電話帳としての機能は、益々重要となってきている。一方、このような状況において、携帯電話機を紛失したり、破損した場合、登録データが全て失われてしまうことになり、その影響は深刻である。このため、携帯電話機における登録データの確実で便利なバックアップ方法が求められている。
このような要請に対して、携帯電話機をパーソナルコンピュータと専用のケーブルで接続し、携帯電話機の電話帳情報をパーソナルコンピュータに保存する方法が実用化されている。また、メモリカードを接続可能な携帯電話機においては、このメモリカードに電話帳情報を記憶させることで、そのバックアップを取る方法なども行われている。
また、通信回線を介して、携帯電話機の電話帳情報をサーバに登録することによりバックアップを行う方法なども提案されている。
例えば、特許文献1に記載の情報管理方法によれば、携帯電話機のメモリ機能や電話帳等に登録されている電話番号、氏名、住所等の情報をサーバのデータベースに格納することができるようになっている。
また、特許文献2に記載の電話帳自動バックアップシステムによれば、携帯電話機にJAVA(登録商標)アプリケーションを保有させ、このJAVA(登録商標)アプリケーションにより一定の期間ごとに自動的に、電話帳情報をサーバに保存することが可能となっている。
さらに、特許文献3に記載の電話番号管理システムによれば、携帯電話機の発信可能な電話番号をWebサーバ側で管理し、携帯電話機は、このWebサーバにアクセスして、宛先の電話番号を取得し、発呼することができるようになっている。
特開2001−306518号公報 特開2002−132717号公報 特開2002−016694号公報
しかしながら、ケーブルを使用する場合は、電気信号が携帯電話機を通ることから、データが紛失する危険性が増大するという問題があった。また、メモリカードを使用する場合は、携帯電話機本体と同様に、紛失や破損の危険性が高いという問題があった。さらに、いずれの場合も、ユーザが定期的にバックアップを行う必要があるため、携帯電話機に登録された後、バックアップがまだ行われていないデータについては、保護できないという問題があった。
また、特許文献1に記載の情報管理方法は、携帯電話機とサーバの両方で電話帳を管理し、ユーザがインターネット経由でサーバと接続して、電話帳情報のバックアップを行うものである。このため、ユーザがデータのバックアップを怠った場合、携帯電話機とサーバで記憶されているデータに差異が生じる。したがって、携帯電話機が損傷や盗難に遭った場合、この差異分に相当するデータのバックアップを保証することができないという問題があった。一方、ユーザは、バックアップを行うために、携帯電話機からサーバに接続する必要があるため煩雑であり、新たな登録データが発生するたびにバックアップをとることは、事実上困難であるという問題があった。また、携帯電話機において電話帳の管理を行うため、携帯電話機におけるメモリの割り当てをこれに割く必要があるという問題もあった。
さらに、特許文献2に記載の電話帳自動バックアップシステムは、JAVA(登録商標)アプリケーションに対応可能な携帯電話機でなければ使用することができないという問題があった。また、特許文献1の場合と同様に、携帯電話機とサーバの両方で電話帳を管理し、所定期間ごとにバックアップを行うものであるため、携帯電話機とサーバの間で登録データに差異が生じる場合があるという問題もあった。さらに、携帯電話機において、JAVA(登録商標)アプリケーションを常時起動させる必要があるという問題もあった。
また、特許文献3に記載の電話番号管理システムでは、発呼にあたり、ユーザは、まずWebサーバにログインし、Web画面上で宛先の名前等を検索して、この検索結果にもとづき再度Webサーバにアクセスし、宛先の電話番号を取得して発呼するようになっている。このため、発呼するまでにサーバと何度かやり取りをする必要があり、発呼を行うまでに比較的時間がかかるという問題があった。また、ユーザが宛先の名前等を忘れた場合は、サーバから全登録名称を携帯電話機にダウンロードしなければならないという問題もあった。その上、この特許文献3記載の技術は、予めWebサーバ側に登録した電話番号にもとづき発呼することで発信規制を行うシステムに関するものであり、携帯電話機からの登録データのバックアップを可能とするものではなかった。
本発明は、上記の事情にかんがみなされたものであり、携帯電話機に電話帳を保存する際、電話帳管理サーバに名前,電話番号,電子メールアドレス等の電話帳情報を格納し、携帯電話機に内蔵されるメモリに名前等の登録名称等だけを保存することで、ユーザによるバックアップを不要とし、携帯電話機におけるメモリの使用量を節約可能な電話帳保存システム、電話帳保存方法、及び電話帳保存プログラムの提供を目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の電話帳保存システムは、携帯電話機と、携帯電話機の電話帳情報を通信回線を介して管理する電話帳管理サーバを有する電話帳保存システムであって、携帯電話機が、電話番号又は電子メールアドレスに対応する登録名称と、登録名称を識別するメモリ番号を記憶する記憶部を備えるとともに、電話帳管理サーバが、携帯電話機の識別コード,メモリ番号,登録名称,電話番号又は電子メールアドレスを記憶する記憶部を備え、携帯電話機が、電話帳情報の登録に際し、入力された電話帳情報における登録名称ごとにメモリ番号を割り振り、登録名称とメモリ番号を当該携帯電話機における記憶部に記憶させるとともに、電話帳情報を電話帳管理サーバに送信し、電話帳管理サーバが、受信した電話帳情報に、携帯電話機の識別コードを付加して、電話帳情報を当該電話帳管理サーバにおける記憶部に記憶させる構成としてある。
電話帳保存システムをこのような構成にすれば、携帯電話機の電話帳のバックアップを自動的に行うことが可能となる。
本発明の電話帳保存システムでは、電話番号や電子メールアドレス等の電話帳情報を電話帳管理サーバに記憶させ、携帯電話機には電話帳情報のうち登録名称とその識別情報であるメモリ番号のみを記憶させる。
すなわち、ユーザが、電話帳情報を携帯電話機に登録するたびに、通信回線を介して電話帳管理サーバへのアクセスが行われ、電話帳管理サーバ内の電話帳情報が更新される。
このため、電話帳情報は常に電話帳管理サーバ内にバックアップされていることになり、携帯電話機の故障等による電話帳情報の紛失を排除することが可能となる。
また、本発明の電話帳保存システムによれば、従来の一定期間おきにバックアップを取るシステムに比べ、確実に電話帳情報の紛失を防ぐことが可能となる。
その上、ユーザにとっては、特に意識することなくバックアップが行われることとなり、そのためにJAVA(登録商標)アプリケーションなどの特別なソフトウェアを操作する必要もない。
また、携帯電話機には、電話帳情報のうち、登録名称とメモリ番号しか保存しないため、携帯電話機のメモリを節約することができる。このため、節約したメモリ領域を、例えばダウンロードしたファイルを格納するためなど、他の用途に活用することが可能となる。
さらに、このようにメモリを節約できることから、登録できる電話帳の件数を増加させることも可能となる。また、電話帳管理サーバ上で電話帳情報を管理できることから、電話帳情報の登録件数に応じた課金システムを導入することも可能である。
また、携帯電話機などの通信キャリアを変更する場合に、電話帳情報を新しい携帯電話機に移行する必要がない。すなわち、電話帳情報を電話帳管理サーバにより管理しているため、新しい携帯電話機に電話帳管理サーバから登録名称とメモリ番号をダウンロードするだけで、登録済みの電話帳情報を使用することができ、全ての電話帳情報を手で入力し直す手間を省略することが可能となる。ユーザが海外で新たな携帯電話機を購入する場合や、携帯電話機をレンタルする場合などにおいても、同様にして登録済みの電話帳情報を利用することが可能である。
さらに、このように電話帳管理サーバにおいて電話帳情報を管理することにより、複数の携帯電話機の電話帳情報を効率よく登録・参照・修正等することができる。例えば、個人ユーザは、パーソナルコンピュータから電話帳管理サーバにアクセスして、電話帳情報の登録・参照・修正等を行うことができ、さらにインターネットを経由して世界のどこからでもこれらを行うことが可能となる。また、法人ユーザは、各社員の電話帳情報を一括して修正することができる。このため、人事異動の時期に、社員各自による修正の手間を排除することが可能となる。
また、携帯電話機からの電話帳情報へのアクセスは、バックグラウンドで行うことができるため、携帯電話機を操作するユーザ側では、電話帳管理サーバを意識する必要はなく、電話帳情報の登録・参照・修正や電話の発着信等については、従来と同様に行うことできる。
なお、「入力された登録名称」とは、選択入力された登録名称や手入力された登録名称を含むものとして用いている。
また、本発明の電話帳保存システムは、電話帳保存システムが、通信回線を介して電話帳管理サーバと接続されたコンピュータを有し、コンピュータが、入力された所定の携帯電話機の電話帳情報を電話帳管理サーバに送信し、電話帳管理サーバが、受信した電話帳情報を一時保存して、電話帳情報における登録名称を携帯電話機に送信し、携帯電話機が、受信した登録名称を識別するメモリ番号を割り振り、登録名称とメモリ番号を当該携帯電話機における記憶部に記憶させ、かつ、メモリ番号を電話帳管理サーバに送信し、電話帳管理サーバが、受信したメモリ番号と、携帯電話機の識別コードを電話帳情報に付加して、この電話帳情報を当該電話帳管理サーバにおける記憶部に記憶させる構成としてある。
また、本発明の電話帳保存システムは、電話帳保存システムが、通信回線を介して電話帳管理サーバと接続されたコンピュータを有し、コンピュータが、入力された所定の携帯電話機の電話帳情報を電話帳管理サーバに送信し、電話帳管理サーバが、受信した電話帳情報における登録名称ごとにメモリ番号を割り振るとともに、携帯電話機の識別コードを電話帳情報に付加して、この電話帳情報を当該電話帳管理サーバにおける記憶部に記憶させ、かつ、登録名称とメモリ番号を携帯電話機に送信し、携帯電話機が、受信した登録名称とメモリ番号を当該携帯電話機における記憶部に記憶させる構成としてある。
電話帳保存システムをこれらのような構成にすれば、ユーザは、パーソナルコンピュータから電話帳管理サーバに対して電話帳情報の新規登録を行うことが可能となる。
また、その電話帳情報を使用する携帯型電話機のメモリに、その電話帳情報の登録名称とメモリ番号を自動的に記憶させることが可能となる。
なお、これらの構成において、「携帯電話機の識別コードを付加」する方法としては、特に限定されないが、例えば電話帳管理サーバに携帯電話機の電場番号と識別コードの対応テーブルを保有させ、電話帳情報の入力に際して、携帯電話機の電話番号の入力を受け、この電場番号にもとづき携帯電話機の識別コードを特定して付加するようにすることなどが可能である。
また、本発明の電話帳保存システムは、携帯電話機が、電話帳情報の表示に際し、入力された登録名称に対応するメモリ番号を当該携帯電話機における記憶部から抽出して、電話帳管理サーバに送信し、電話帳管理サーバが、受信したメモリ番号に対応する電話帳情報を当該電話帳管理サーバにおける記憶部から抽出して、携帯電話機に送信する構成としてある。
電話帳保存システムをこのような構成にすれば、ユーザは、携帯電話機から登録名称を選択入力することなどにより、電話帳情報を容易に参照することが可能となる。
また、本発明の電話帳保存システムは、携帯電話機が、電話帳情報の更新に際し、入力された登録名称に対応するメモリ番号を当該携帯電話機における記憶部から抽出し、電話帳情報を表示する場合、メモリ番号を電話帳管理サーバに送信し、電話帳管理サーバが、受信したメモリ番号に対応する電話帳情報を当該電話帳管理サーバにおける記憶部から抽出して、携帯電話機に送信し、携帯電話機が、入力された変更後の電話帳情報をメモリ番号とともに電話帳管理サーバに送信し、電話帳管理サーバが、メモリ番号にもとづき当該電話帳管理サーバにおける記憶部に記憶された変更前の電話帳情報を特定し、この変更前の電話帳情報を変更後の電話帳情報に更新する構成としてある。
電話帳保存システムをこのような構成にすれば、ユーザは、電話帳情報の変更を行うにあたり、携帯電話機から登録名称を選択入力することなどにより、容易に変更対象の電話帳情報を参照することができ、入力された変更後の電話帳情報を電話帳管理サーバに対して更新することが可能となる。
また、本発明の電話帳保存システムは、携帯電話機が、電話の発信又は電子メールの送信に際し、入力された登録名称に対応するメモリ番号を当該携帯電話機における記憶部から抽出して、電話帳管理サーバに送信し、電話帳管理サーバからメモリ番号に対応する電話番号又は電子メールアドレスを受信して、電話番号への発信又は電子メールアドレスへの送信を行う構成としてある。
また、本発明の電話帳保存システムは、電話帳保存システムが、携帯電話機と電話帳管理サーバを接続する通信回線上に交換機を備え、携帯電話機が、電話の発信に際し、入力された登録名称に対応するメモリ番号を当該携帯電話機における記憶部から抽出し、交換機にダイヤルして回線を確保するとともに、メモリ番号を交換機に送信し、交換機が、メモリ番号を電話帳管理サーバに送信して電話帳管理サーバからメモリ番号に対応する電話番号を受信し、回線を当該電話番号の電話機に転送する構成としてある。
電話帳保存システムをこれらのような構成にすれば、携帯電話機に備えたメモリに電話帳情報を保有させなくとも、電話やメール送信を行うにあたり、登録名称を選択入力等することで、容易にこれらを行うことが可能となる。
また、いずれの方法でも、ユーザに電話帳管理サーバへのアクセスを特別に意識させることなく、電話やメール送信を行わせることが可能であり、ユーザにとっては、携帯電話機のメモリ上に電話帳情報を記憶させているのと同様の感覚で利用することが可能である。
また、本発明の電話帳保存システムは、電話帳保存システムが、携帯電話機と電話帳管理サーバを接続する通信回線上に交換機を備え、交換機が、携帯電話機宛の電話の着信を感知すると、当該着信についての発信先番号と発信元番号を電話帳管理サーバに送信し、電話帳管理サーバが、発信先番号の携帯電話機の電話帳情報として、発信元番号が当該電話帳管理サーバにおける記憶部に記憶されているかどうかを検索し、この検索の結果と、発信元番号が記憶されている場合は、発信元番号に対応するメモリ番号を交換機に送信し、検索の結果、発信元番号が記憶されている場合、交換機は、受信したメモリ番号を携帯電話機に送信し、携帯電話機は、受信したメモリ番号にもとづき対応する登録名称を当該携帯電話機における記憶部から抽出して表示し、検索の結果、発信元番号が記憶されていない場合、交換機は、発信元番号を携帯電話機に送信し、携帯電話機が発信元番号を表示する構成としてある。
また、本発明の電話帳保存システムは、電話帳保存システムが、携帯電話機と電話帳管理サーバを接続する通信回線上に交換機を備え、交換機が、携帯電話機宛の電子メールの着信を感知すると、当該着信についての発信先のアドレスと発信元のアドレスを電話帳管理サーバに送信し、電話帳管理サーバが、発信先のアドレスの携帯電話機の電話帳情報として、発信元のアドレスが当該電話帳管理サーバにおける記憶部に記憶されているかどうかを検索し、この検索の結果と、発信元のアドレスが記憶されている場合は、発信元のアドレスに対応するメモリ番号を交換機に送信し、検索の結果、発信元のアドレスが記憶されている場合、交換機は、受信したメモリ番号を携帯電話機に送信し、携帯電話機は、受信したメモリ番号にもとづき対応する登録名称を当該携帯電話機における記憶部から抽出して表示し、検索の結果、発信元のアドレスが記憶されていない場合、交換機は、発信元のアドレスを携帯電話機に送信し、携帯電話機が発信元のアドレスを表示する構成としてある。
電話帳保存システムをこれらのような構成にすれば、携帯電話機が電話や電子メールの着信を受けるにあたり、その送信元側の電話番号又は電子メールアドレスがその携帯電話機についての電話帳情報として電話帳管理サーバに登録されている場合は、これに対応する登録名称を携帯電話機に表示して着信アラームを鳴らすことが可能となる。
また、送信元側の電話番号又は電子メールアドレスがその携帯電話機についての電話帳情報として電話帳管理サーバに登録されていない場合は、その電話番号又は電子メールアドレスをそのまま携帯電話機に表示させるとともに、これを新たな電話帳情報として電話帳管理サーバに登録させることも可能である。
なお、発信先番号とは、所謂発信番号を意味し、電話をかける相手先の電話番号を意味する。発信元番号とは、所謂着信番号を意味し、電話をかける側の電話番号を意味する。同様に、発信先のアドレスとは、メールを送信する相手先の電子メールアドレスを意味し、発信元のアドレスとは、メールを送信する側の電子メールアドレスを意味する。
また、本発明の電話帳保存システムは、携帯電話機が、使用頻度の高い電話番号又は電子メールアドレスをメモリ番号に対応付けて記憶する記憶部を備えた構成としてある。
電話帳保存システムをこのような構成にすれば、携帯電話機のメモリに、頻繁に使用する電話番号や電子メールアドレスを登録するための領域を割り当てることができる。
これによって、これらの電話番号等については、電話の発信や電子メールの送信に際して、電話帳管理サーバへのアクセスを省略することができ、その発信や送信時間を短縮することが可能となる。
また、本発明の電話帳保存方法は、電話番号又は電子メールアドレスに対応する登録名称と、登録名称を識別するメモリ番号を記憶する記憶部を備えた携帯電話機と、携帯電話機の識別コード,メモリ番号,登録名称,電話番号又は電子メールアドレスを記憶する記憶部を備えた電話帳管理サーバとを用いて、携帯電話機の電話帳情報を通信回線を介して管理する電話帳保存方法であって、電話帳情報の登録に際し、携帯電話機が、入力された電話帳情報における登録名称ごとにメモリ番号を割り振り、登録名称とメモリ番号を当該携帯電話機における記憶部に記憶させるとともに、電話帳情報を電話帳管理サーバに送信し、電話帳管理サーバが、受信した電話帳情報を当該電話帳管理サーバにおける記憶部に記憶させる方法としてある。
電話帳保存方法をこのような方法にすれば、携帯電話機に電話帳を登録する際、電話帳管理サーバに登録名称,電話番号,電子メールアドレス等の電話帳情報を格納し、携帯電話機に内蔵されるメモリに登録名称等だけを保存することができる。
このため、常に最新の電話帳情報のバックアップを電話帳管理サーバに保有させることが可能となる。
また、本発明の電話帳保存プログラムは、電話番号又は電子メールアドレスに対応する登録名称と、登録名称を識別するメモリ番号を記憶する記憶部を備えた携帯電話機の電話帳情報を、携帯電話機の識別コード,メモリ番号,登録名称,電話番号又は電子メールアドレスを記憶する記憶部を備えた電話帳管理サーバに、通信回線を介して管理させる電話帳保存プログラムであって、電話帳情報の登録に際し、携帯電話機に、入力された電話帳情報における登録名称ごとにメモリ番号を割り振らせ、登録名称とメモリ番号を当該携帯電話機における記憶部に記憶させるとともに、電話帳情報を電話帳管理サーバに送信させ、電話帳管理サーバに、受信した電話帳情報を当該電話帳管理サーバにおける記憶部に記憶させる構成としてある。
電話帳保存プログラムをこのような構成にすれば、携帯電話機への電話帳の登録に際し、電話帳管理サーバに登録名称,電話番号,電子メールアドレス等の電話帳情報を記憶させ、携帯電話機に登録名称等だけを記憶させることができる。
このため、電話帳管理サーバに常に最新の電話帳情報のバックアップを保有させることが可能となる。
本発明によれば、携帯電話機の電話帳情報のうち、登録名称とメモリ番号のみを携帯電話機に記憶させ、電話番号や電子メールアドレス等の電話帳情報を、携帯電話機に通信回線を介して接続された電話帳管理サーバに記憶させることができる。
すなわち、本発明によれば、最新の電話帳情報が常に電話帳管理サーバに保有されるため、ユーザ自身による電話帳情報のバックアップを不要とすることができ、携帯電話機の故障等による電話帳情報の紛失を防止することが可能となる。
また、携帯電話機には、電話帳情報のうち、登録名称とメモリ番号しか保存しないため、携帯電話機のメモリを節約することができ、登録可能な電話帳情報の件数を増加させることが可能となる。
さらに、常に最新の電話帳情報が電話帳管理サーバに保存されることから、携帯電話機を新たなものに変更した場合などでも、新たな携帯電話機に電話帳管理サーバから電話帳情報における登録名称とメモリ番号をダウンロードするだけで、もとの携帯電話機の場合と同様に、その電話帳情報を利用することが可能となる。
また、電話帳管理サーバにおいて電話帳情報を一括管理するため、複数の携帯電話機の電話帳情報を効率よく修正等することも可能であり、パーソナルコンピュータなどから電話帳情報を修正等し、必要に応じて携帯電話機におけるメモリに記憶された登録名称等を更新することも可能である。
さらに、本発明の電話帳保存システムによれば、ユーザは、登録名称を選択入力等するだけで、電話の発信等を行うことができ、電話帳情報が電話帳管理サーバで管理されていることを特別に意識する必要はない。
すなわち、本発明の電話帳保存システムによれば、ユーザは、携帯電話機のメモリにおいて電話帳情報が管理されている場合と同様の操作を行うことで、電話帳管理サーバの電話帳情報を使用することが可能となる。
以下、本発明に係る電話帳保存システムの好ましい実施形態について、図面を参照しつつ説明する。
なお、以下の実施形態に示す本発明の電話帳保存システムは、プログラムに制御されたコンピュータにより動作するようになっている。コンピュータのCPUは、プログラムにもとづいてコンピュータの各構成要素に指令を送り、電話帳管理サーバ等の動作に必要となる所定の処理、例えば、携帯電話機の識別処理、電話帳情報の保存処理、登録情報の検索処理、登録情報の送信処理等を行わせる。このように、本発明の電話帳保存システムにおける各処理,動作は、プログラムとコンピュータとが協働した具体的手段により実現できるものである。
プログラムは予めROM,RAM等の記録媒体に格納され、コンピュータに実装された記録媒体から当該コンピュータにプログラムを読み込ませて実行されるが、例えば通信回線を介してコンピュータに読み込ませることもできる。
また、プログラムを格納する記録媒体は、例えば半導体メモリ,磁気ディスク,光ディスク、その他任意のコンピュータで読取り可能な任意の記録手段により構成できる。
[第一実施形態]
まず、本発明の第一実施形態の構成について、図1〜図6を参照して説明する。図1は、本実施形態の電話帳保存システムの構成を示すブロック図である。図2は、同システムにおける携帯電話機の構成を示すブロック図であり、図3は、この携帯電話機のメモリのデータ構成を示すブロック図である。図4は、同システムにおける電話帳管理サーバの構成を示すブロック図であり、図5及び図6は、それぞれこの電話帳管理サーバのメモリのデータ構成(1),データ構成(2)を示すブロック図である。
図1に示すように、本実施形態の電話帳保存システムは、携帯電話機10,携帯電話機20,電話帳管理サーバ30,交換機40,メールサーバ50,基地局60,基地局70,パーソナルコンピュータ80,専用回線91・92,インターネット100を有している。
携帯電話機10は、図2に示すように、メモリ11,処理部12,入力部13,送受信部14,表示部15,音声入力部16,音声出力部17を有している。
メモリ11は、携帯電話機10に内蔵される記憶装置であり、電話帳に登録される名前などの登録名称と、登録データの識別情報であるメモリ番号を格納する。図3は、このメモリ11に格納されるデータの例を示す図である。同図の例では、登録名称は、ユーザの名称+「携帯電話番号」等としてある。これらの登録名称は、携帯電話機の表示部15に表示させることができ、また、この登録名称を入力部13から選択入力し、この登録名称にもとづきメモリ11を検索して、メモリ番号を取得し、後述のように発呼等を行うようにすることができる。
メモリ番号は、登録名称ごとに自動的に割り振られる番号であり、登録名称を識別するものである。その割り振り方法については、特に限定されるものではないが、図3に示すように、例えばユーザの名称など、登録名称のグループごとに割り振り、メモリ番号にもとづき登録名称をグループごとにディレクトリ構造で表示させるようにすることができる。なお、割り振り方法の詳細については、本発明と直接関係しないため、その説明を省略する。
処理部12は、携帯電話機10における各種装置の制御やデータ処理を行う装置である。
入力部13は、電話番号や文字入力等を行うための入力ボタンや、移動ボタン等の装置である。
送受信部14は、音声やデータの送受信を行うためのアンテナ等の装置である。
表示部15は、液晶ディスプレイなどの出力装置である。
音声入力部16は、音声を入力するためのマイクなどの装置である。
音声出力部17は、音声を出力するためのスピーカなどの装置である。
携帯電話機20は、携帯電話機10と同様の構成を有するものとすることができ、内蔵されたメモリ21も携帯電話機10におけるメモリ11と同様のものとすることができる。なお、図1においては、携帯電話機を2台示しているが、本発明の電話帳保存システムにおいて、携帯電話機をより多数備えた構成とすることは勿論可能である。また、交換機,メールサーバ,基地局,パーソナルコンピュータ等をより多数備えた構成とすることも可能である。
電話帳管理サーバ30は、各携帯電話機の電話帳を管理する情報処理装置であり、例えばワークステーションやサーバ、パーソナルコンピュータ等を用いることができる。
この電話帳管理サーバ30は、図4に示すようにメモリ31,処理部32,送受信部33を有している。
メモリ31は、電話帳管理サーバ30における記憶装置である。図5及び図6は、このメモリ31に格納されるデータの例を示すものである。
これらの図において、メモリ番号には、その先頭に各携帯電話機の識別コードが付加されており、これにより各携帯電話機により割り振られたメモリ番号が重なる場合でも、それぞれのメモリ番号に対応する電話番号等を一意に特定することが可能となっている。図5の例では、携帯電話機10の識別コードとして、「★★★」が、メモリ番号の先頭に付加されている。
また、図5の例は、電話帳情報を、メモリ31の空き領域に順次記憶させる方式を示すものである。すなわち、同図において、登録データは、携帯電話機ごとに格納されず、登録を受け付けた順番で格納されている。この方式によれば、メモリ容量を効率的に利用できるという効果を得ることができる。
また、図6の例は、メモリ31において携帯電話機ごとにデータの格納領域を設け、管理する方式を示すものである。すなわち、同図において、登録データは、携帯電話機ごとに格納されている。この方式によれば、登録データの検索時間を短縮することができるとともに、電話帳情報の管理をより簡略化することができる。
処理部32は、電話帳管理サーバにおける各種装置の制御やデータ処理を行う装置である。
送受信部33は、専用回線91,92、又はインターネット100を通じてデータの送受信を行う装置である。
交換機40は、基地局60,70を接続する交換機である。図示しないが、勿論より多くの基地局を接続することもできる。また、交換機40は、メールサーバ50を接続するとともに、専用回線91を介して電話帳管理サーバ30を接続している。さらに、インターネット100を介して、電話帳管理サーバ30,パーソナルコンピュータ80を接続している。
メールサーバ50は、送受信メールを格納し、メールの送受信を仲介する情報処理装置である。
基地局60,70は、それぞれ携帯電話機10,20による通信を中継する基地局を表わしている。
パーソナルコンピュータ80は、インターネット100を介して電話帳管理サーバ30に接続し、電話帳管理サーバ30において管理される電話帳のデータの追加や修正等を行う情報処理装置である。
専用回線91は、交換機40と電話帳管理サーバ30を接続する専用の通信回線であり、専用回線92は、電話帳管理サーバ30とメールサーバ50を接続する専用の通信回線である。
次に、本実施形態の電話帳保存システムにおける各種手順について、図7〜図24を参照して説明する。図7は、本実施形態の電話帳保存システムにおける新規登録の手順を示すフローチャートであり、図8は、携帯電話機による新規登録の処理手順を示すフローチャート、図9は、パーソナルコンピュータによる新規登録の処理手順(1)を示すフローチャート、図10は、パーソナルコンピュータによる新規登録の処理手順(2)を示すフローチャートである。図11は、本実施形態の電話帳保存システムにおける電話帳内容の参照の手順を示すフローチャートであり、図12は、この電話帳内容の参照処理手順を示すフローチャートである。図13は、本実施形態の電話帳保存システムにおける電話帳内容の変更の手順を示すフローチャートであり、図14は、この電話帳内容の変更処理手順を示すフローチャートである。図15は、本実施形態の電話帳保存システムにおける発信の手順(1)を示すフローチャートであり、図16は、この発信処理手順(1)を示すフローチャートである。図17は、本実施形態の電話帳保存システムにおける発信の手順(2)を示すフローチャートであり、図18は、この発信処理手順(2)を示すフローチャートである。図19は、本実施形態の電話帳保存システムにおける電子メールの送信手順を示すフローチャートであり、図20は、この電子メールの送信処理手順を示すフローチャートである。図21は、本実施形態の電話帳保存システムにおける着信の手順を示すフローチャートであり、図22は、この着信処理手順を示すフローチャートである。図23は、本実施形態の電話帳保存システムにおける電子メールの着信手順を示すフローチャートであり、図24は、この電子メールの着信処理手順を示すフローチャートである。
(1)電話帳情報の新規登録
まず、図7を参照して電話帳情報の新規登録の手順について説明する。
ユーザが、登録名称,電話番号,E−mail(電子メール)アドレスなどの電話帳情報を、携帯電話機10に入力し(ステップA1)、登録ボタンを押下すると(ステップA2)、携帯電話機10は、登録データごとにメモリ番号を割り振り(ステップA3)、このメモリ番号を名前等の登録名称と一対一に対応付けてメモリ11に格納する。
次に、携帯電話機10は、電話帳情報とメモリ番号をパケットとして即座に電話帳管理サーバ30に送信する(ステップA4)。
電話帳管理サーバ30は、携帯電話機10より発信されたパケットを受信すると、パケットのヘッダ情報にもとづいて携帯電話機10を特定し(ステップA5)、メモリ番号の先頭に携帯電話機10の識別コードを追加して、メモリ31に格納して登録する(ステップA6)。
また、パーソナルコンピュータ80により、インターネット100を介して電話帳管理サーバ30にアクセスし、電話帳情報を新規登録可能とすることもできる。
この際、電話帳情報を使用する携帯型電話機を特定する必要があるが、その特定方法については、特に限定されない。例えば、例えば電話帳管理サーバに携帯電話機の電場番号と識別コードの対応テーブルを保有させ、電話帳情報の入力に際して、携帯電話機の電話番号の入力を受け、この電場番号にもとづき携帯電話機の識別コードを特定するようにすることができる。
また、ユーザごとにユーザID及びパスワードを発行し、電話帳管理サーバ30において、このユーザID及びパスワードと携帯電話機の電話番号や識別コードとの対応付け情報をテーブルなどにより保有させておくことによることもできる。この場合、電話帳管理サーバ30は、パーソナルコンピュータ80からのアクセスに対して、このユーザID及びパスワードの送信を要求し、これにもとづきユーザ認証を行うとともに、その携帯電話機を特定するようにすることができる。
そして、電話帳管理サーバ30は、パーソナルコンピュータ80から新規追加の電話帳情報を受信して保存すると、即座に登録名称を携帯電話機10に送信し、携帯電話機10は、この登録名称をメモリ11に格納する。
ここで、パーソナルコンピュータ80から電話帳情報の新規登録を行う場合のメモリ番号の登録については、電話帳管理サーバ30における電話帳情報の格納方式により以下のような二通りの方法が考えられる。
まず、図5に示すように、電話帳情報が、メモリ31の空き領域に順次記憶される方式である場合は、電話帳管理サーバ30において各携帯電話機ごとの空きメモリ番号を検索することは困難である。このため、電話帳管理サーバ30は、パーソナルコンピュータ80から新規追加の電話帳情報を受信すると、これを一時メモリに保存して、登録名称を携帯電話機10に送信する。
携帯電話機10が、登録名称を受信すると、この登録名称に対応するメモリ番号を割り振り、登録名称とともにメモリ11の空き領域に登録して、このメモリ番号を電話帳管理サーバ30に送信する。そして、電話帳管理サーバ30は、受信したメモリ番号に携帯電話機10の識別コードを付加し、対応する電話帳情報とともに、メモリ31に登録する。
また、図6に示すように、電話帳情報が、メモリ31において携帯電話機ごとに格納される方式である場合は、各携帯電話機ごとの空きメモリ番号を検索することは容易である。このため、電話帳管理サーバ30において、携帯電話機10の空きメモリ番号を検索し、メモリ番号の割り振りを行うことができ、このメモリ番号を登録名称と併せて携帯電話機10に送信することができる。携帯電話機10は、受信したメモリ番号と登録名称をメモリ11に格納して登録する。
したがって、この方式によれば、図5の方式の場合に必要であった、携帯電話機10においてメモリ番号を割り振った後、これを再び携帯電話機10から電話帳管理サーバ30に送信する動作を、省略することが可能となる。
この場合も、電話帳管理サーバ30は、割り振ったメモリ番号に携帯電話機10の識別コードを付加し、対応する電話帳情報とともに、メモリ31に登録する。
以上のような手順により、パーソナルコンピュータ80から電話帳管理サーバ30に、電話帳情報の新規登録を行っても、携帯電話機10は、常に最新の登録名称等の情報を保有することが可能となる。
次に、図8を参照して携帯電話機からの電話帳情報の新規登録処理手順について説明する。
まず、携帯電話機10は、電話帳情報を入力する(ステップ10)。
そして、登録ボタンが押下されると、携帯電話機10は、この電話帳情報にその登録名称ごとにメモリ番号を割り振り(ステップ11)、電話帳情報における登録名称とメモリ番号をメモリ11に格納して登録する(ステップ12)。
次に、携帯電話機10は、メモリ番号を備えた電話帳情報をパケットとして電話帳管理サーバ30に送信する(ステップ13)。
電話帳管理サーバ30は、パケットを受信すると、このパケットのヘッダ情報にもとづき携帯電話機を特定し(ステップ14)、その携帯電話機の識別コードをメモリ番号に付加して、電話帳情報をメモリ31に登録する(ステップ15)。
次に、図9を参照してパーソナルコンピュータからの電話帳情報の新規登録処理手順(1)について説明する。本処理手順は、電話帳情報が、電話帳管理サーバ30のメモリ31の空き領域に順次記憶される方式を採用する場合のものである。
まず、パーソナルコンピュータ80は、電話帳情報を入力して(ステップ20)、これを電話帳管理サーバ30に送信する(ステップ21)。
電話帳管理サーバ30は、受信した電話帳情報を一時メモリに記憶し(ステップ22)、電話帳情報における登録名称を携帯電話機10に送信する(ステップ23)。
このとき、携帯電話機10の電話番号の特定方法については、特に限定されるものではないが、例えば上述したようにパーソナルコンピュータ80における電話帳情報の入力にあたり、携帯電話機10の電話番号も併せて入力し、これを電話帳管理サーバ30に送信する方法とすることができる。また、ユーザ認証にもとづき携帯電話機10の電話番号を特定するようにすることもできる。
次に、携帯電話機10は、受信した登録名称に対して空きメモリ番号を割り振り(ステップ24)、この登録名称とメモリ番号をメモリ11に格納する(ステップ25)。
そして、このメモリ番号を電話帳管理サーバ30に送信する(ステップ26)。電話帳管理サーバ30は、受信したメモリ番号に携帯電話機10の識別コードを追加し(ステップ27)、電話帳情報をメモリ31に格納して登録する(ステップ28)。
なお、ステップ23〜ステップ26において、データの送受信を行うにあたり、上記記載以外の識別情報を付加することができることはいうまでもない。例えば、データを特定するために、ステップ23において、電話帳管理サーバ30は、登録名称とともに、これを特定する識別情報を携帯電話機10に送信し、ステップ26において、携帯電話機10は、メモリ番号とともに、この識別情報を合わせて電話帳管理サーバ30に送信することが可能である。
また、電話帳情報として、複数の情報をまとめて登録することも可能である。
これらについては、以下の処理手順においても同様である。
次に、図10を参照してパーソナルコンピュータからの電話帳情報の新規登録処理手順(2)について説明する。本処理手順は、電話帳情報が、メモリ31において携帯電話機ごとに格納される方式を採用する場合のものである。
まず、パーソナルコンピュータ80が、電話帳情報を入力して、これを電話帳管理サーバ30に送信するまでの動作(ステップ30〜ステップ31)は、図9に示す方式における動作(ステップ10〜ステップ11)と同様である。
次に、電話帳管理サーバ30は、受信した電話帳情報について、メモリ番号の割り振りを行う(ステップ32)。また、電話帳管理サーバ30は、携帯電話機10を特定し、その識別コードをメモリ番号に付加して(ステップ33)、電話帳情報をメモリ31に格納して登録する(ステップ34)。
さらに、電話帳管理サーバ30は、登録名称及びこれに対応するメモリ番号を、携帯電話機10に送信する(ステップ35)。
そして、携帯電話機10は、受信した登録名称及びメモリ番号をメモリ11に格納して登録する(ステップ36)。
(2)電話帳情報の参照
次に、ユーザによる電話帳情報の参照手順について図11を用いて説明する。
ユーザが、携帯電話機10の画面上で、電話番号やE−mailアドレスを確認する場合、ユーザは、その登録名称を検索し、検索した登録名称を選択する(ステップB1)。携帯電話機10は、選択された登録名称に対応するメモリ番号を電話帳管理サーバ30に送信する(ステップB2)。電話帳管理サーバ30は、受信したメモリ番号と携帯電話機10の識別コードにもとづきメモリ31を検索し、対応する電話帳情報を取得する(ステップB3)。そして、この電話帳情報を、携帯電話機10に送信する(ステップB4)。
これによって、携帯電話機10は、ユーザが確認を希望する電話番号やE−mailアドレス等を表示することができる。
また、ユーザが、パーソナルコンピュータ80を用いて、インターネット100を介して電話帳管理サーバ30にアクセスし、電話帳情報を参照することもできる。この場合、携帯電話機10に関わる手順は、発生しない。
次に、図12を参照して携帯電話機からの電話帳情報の参照処理手順について説明する。
まず、携帯電話機10は、登録名称を入力する(ステップ40)。この登録名称の入力は、種々の方法を用いることができ、例えば携帯電話機10は、メモリ11に格納されている登録名称を一覧表示して、ユーザによる選択入力を受けることができる。また、登録名称の一部の入力情報にもとづきメモリ11を検索し、ヒットした登録名称を表示するとともに、その中からユーザによる選択入力を受けることができる。勿論、ユーザによる手入力とすることもできる。このような登録名称の入力については、以下の処理手順においても同様である。
携帯電話機10は、入力された登録名称に対応するメモリ番号を、メモリ11から抽出して電話帳管理サーバ30に送信する(ステップ41)。
電話帳管理サーバ30は、受信したメモリ番号と、携帯電話機10の識別コードにもとづいて、メモリ31を検索し、これらに対応する電話帳情報を抽出して(ステップ42)、携帯電話機10に送信する(ステップ43)。
(3)電話帳情報の更新
次に、ユーザによる電話帳情報の更新手順について図13を参照して説明する。
ユーザが、電話帳情報を更新する場合、携帯電話機10を操作して、その登録名称を検索し、これを特定する(ステップC1)。次に、携帯電話機10は、その画面上に、登録されている電話帳情報を参照するか否かについての問い合わせを表示し、回答入力を待つ(ステップC2)。
参照する必要があるとの回答入力があった場合(ステップC2のYes)、携帯電話機10は、(2)において上述した電話帳情報の参照手順で電話帳管理サーバ30から電話帳情報を取得して画面に表示する(ステップC3,C4)。これによって、ユーザは、表示された電話帳情報を修正することで、新たな電話帳情報を入力することが可能となる(ステップC5)。
参照する必要がないとの回答入力があった場合(ステップC2のNo)、携帯電話機10は、更新の対象とする電話帳情報を画面上に表示せず、ユーザにより、変更後の電話帳情報を入力する(ステップC5)。
また、いずれの場合も、携帯電話機10は、メモリ番号については、元のままの番号を使用する。そして、携帯電話機10は、この変更後の電話帳情報を電話帳管理サーバ30に送信し(ステップC6)、電話帳管理サーバ30は、メモリ番号にもとづいて、対応する電話帳情報を検索し、これを受信した変更後の電話帳情報に更新する(ステップC7)。
また、ユーザが、パーソナルコンピュータ80を用いて、インターネット100を介して電話帳管理サーバ30にアクセスし、電話帳情報を更新可能とすることもできる。この場合、更新内容により、必要となる手順が相違する。
まず、更新内容が、電話番号又はE−mailアドレスなど、登録名称以外のデータである場合、電話帳管理サーバ30がパーソナルコンピュータ80から変更後の電話帳情報を受信してメモリ31の登録内容を更新する。この場合、携帯電話機10に関わる手順は、発生しない。
一方、更新内容が、登録名称である場合は、携帯電話機10における登録名称も更新する必要がある。このため、電話帳管理サーバ30は、変更後の電話帳情報における登録名称とメモリ番号を携帯電話機10に送信する。携帯電話機10は、受信したメモリ番号にもとづきメモリ11を検索し、対応する登録名称を変更後の登録名称に更新する。
いずれの場合も、メモリ番号については、元のものを使用する。また、ユーザの設定により、電話帳管理サーバ30から携帯電話機10に対して、電話帳情報を更新したことを示す確認メールを送信可能とするようにすることもできる。
次に、図14を参照して携帯電話機からの電話帳情報の更新処理手順について説明する。
まず、携帯電話機10は、登録名称を入力する(ステップ50)。
次に、携帯電話機10は、その画面上に、登録されている電話帳情報を参照するか否かについての問い合わせを表示して、回答入力を待つ(ステップ51)。
参照するとの回答に対して(ステップ51のYes)、携帯電話機10は、登録名称に対応するメモリ番号をメモリ11から抽出して電話帳管理サーバ30に送信し(ステップ52)、電話帳管理サーバ30は、このメモリ番号に対応する電話帳情報をメモリ31に対して検索し(ステップ53)、抽出した電話帳情報を携帯電話機10に送信する(ステップ54)。携帯電話機10は、受信した電話帳情報を表示する(ステップ55)。
参照しないとの回答に対して(ステップ51のNo)、携帯電話機10は、電話帳管理サーバ30に登録してある電話帳情報を表示することなく、電話帳情報の入力画面を表示する。
次に、携帯電話機10は、ユーザの操作により、変更後の電話帳情報を入力する(ステップ56)。電話帳情報を表示した場合は、その内容を修正することで、変更後の電話帳情報を入力することができる。
そして、携帯電話機10は、変更後の電話帳情報を電話帳管理サーバ30に送信し(ステップ57)、電話帳管理サーバ30は、メモリ番号にもとづき電話帳管理サーバ30におけるメモリ31に記憶された変更前の電話帳情報を特定し、この変更前の電話帳情報を変更後の電話帳情報に更新する(ステップ58)。
(4)電話の発信
次に、電話の発信手順について説明する。その手順として、以下の二種類の方式を挙げることができる。図15は、交換機により予め回線を確保しない方式についての手順を説明する図であり、図17は、交換機により予め回線を確保する方式についての手順を説明する図である。
(i)交換機により予め回線を確保しない方式
携帯電話機10のユーザが、携帯電話機20のユーザと通話する場合、携帯電話機10の画面上にて携帯電話機20についての登録名称を検索・選択し、発信する(ステップD1)。次に、携帯電話機10は、交換機40を介して、電話帳管理サーバ30に対して携帯電話機20の電話番号を照会して取得する(ステップD2)。そして、携帯電話機10は、携帯電話機20の電話番号を取得すると、これを一時メモリに保存し(ステップD3)、交換機40を介してダイヤルする(ステップD4)。
次に、電話の発信処理手順について、図16を参照して説明する。
まず、携帯電話機10は、登録名称を入力する(ステップ80)。
そして、携帯電話機10は、この登録名称に対応する電話番号を照会するため、登録名称に対応するメモリ番号を抽出して電話帳管理サーバ30に送信する(ステップ81)。
電話帳管理サーバ30は、受信したメモリ番号にもとづいて、メモリ31を検索し、対応する電話帳情報を抽出する(ステップ82)。そして、抽出した電話帳情報における電話番号を携帯電話機10に送信する(ステップ83)。
携帯電話機10は、受信した電話番号を一時メモリに保存して(ステップ84)、交換機40を介してダイヤルする(ステップ85)。
(ii)交換機により予め回線を確保する方式
まず、図16におけるステップD1と同様に、ユーザが電話をかける相手の登録名称を検索して選択し、発信する(ステップE1)。
携帯電話機10は、発信ボタンが押下されたことを感知すると、まず交換機40(あるいは、これに準じる設備。以下同様。)にダイヤルし、交換機40との回線を確保する(ステップE2)。次に、携帯電話機10は、この回線を経て電話帳管理サーバ30に対して、登録名称に対応する宛先の電話番号を照会する。電話帳管理サーバ30は、照会された電話番号を交換機40に送信する(ステップE3)。交換機40は、受信した電話番号にもとづいて、確保している回線を相手先の携帯電話機20に転送する(ステップE4)。
次に、電話の発信処理手順について、図18を参照して説明する。
まず、携帯電話機10は、登録名称を入力し(ステップ90)、交換機40に
ダイヤルする(ステップ91)。これに対して、交換機40は、携帯電話機10との回線を確保する(ステップ92)。
携帯電話機10は、入力した登録名称に対応するメモリ番号をメモリ11から抽出し、交換機40を介して電話帳管理サーバ30に送信する(ステップ93,94)。
電話帳管理サーバ30は、受信したメモリ番号に対応する電話帳情報をメモリ31に対して検索し(ステップ95)、抽出した電話帳情報を交換機40に送信する(ステップ96)。
交換機40は、確保している回線を受信した電話番号の携帯電話機20に転送する(ステップ97)。
以上説明した(i)(ii)のいずれの方式でも、ユーザは、電話帳管理サーバ30との送受信に関する操作を行うことなく、宛先にダイヤルすることができる。また、宛先が固定電話の場合は、関門交換機を経る点以外については、携帯電話機に対する発信の場合と同様の手順とすることができる。
(5)E−mailの送信
次に、E−mailの送信手順について図19を参照して説明する。
携帯電話機10から携帯電話機20に対してE−mailを送信するにあたっては、携帯電話機10から送信する各パケットに宛先のアドレスを付ける必要がある。
このため、ユーザにより登録名称の検索・選択が行われ、送信ボタンが押下されると(ステップF1)、携帯電話機10は、交換機40を介して、電話帳管理サーバ30に対し、携帯電話機20のE−mailアドレスを照会して取得する(ステップF2)。そして、携帯電話機10は、このE−mailアドレスを付加してパケットを作成し(ステップF3)、これを交換機40を介して宛先に送信する(ステップF4)。
次に、E−mailの送信処理手順について、図20を参照して説明する。
まず、携帯電話機10は、登録名称を入力する(ステップ100)。
そして、携帯電話機10は、この登録名称に対応するE−mailアドレスを照会するため、登録名称に対応するメモリ番号をメモリ11から抽出して電話帳管理サーバ30に送信する(ステップ101)。
電話帳管理サーバ30は、受信したメモリ番号にもとづいて、メモリ31を検索し、対応する電話帳情報を抽出する(ステップ102)。そして、抽出した電話帳情報におけるE−mailアドレスを携帯電話機10に送信する(ステップ103)。
携帯電話機10は、受信したE−mailアドレスを付加してパケットを作成し(ステップ104)、これを交換機40を介して宛先に送信する(ステップ105)。
(6)電話の着信
次に、電話の着信手順について図21を参照して説明する。
まず、交換機40は、携帯電話機10宛の着信を感知すると、発信元の電話番号(着信番号)と携帯電話機10の電話番号を電話帳管理サーバ30に送信する(ステップG1)。電話帳管理サーバ30は、着信番号が携帯電話機10の電話帳情報として、登録済みの電話番号であるかどうかを検索して確認する(ステップG2)。
着信番号が登録済みである場合(ステップG2のYes)、電話帳管理サーバ30は、その着信番号に対応するメモリ番号を交換機40に送信する(ステップG3)。交換機40は、携帯電話機10に対して着呼の呼び出しを行い、携帯電話機10に着信番号に対応するメモリ番号を送信する。携帯電話機10は、メモリ番号にもとづき着信番号に対応する登録名称を検索し、表示部15に表示して、着信アラームを鳴らす(ステップG4)。そして、通話が行われる(ステップG5)。
着信番号が未登録である場合(ステップG2のNo)、携帯電話機10は、交換機40から受信した着信番号をそのまま表示部15に表示して、着信アラームを鳴らす(ステップG6)。そして、通話(ステップG7)の後、携帯電話機10は、着信番号を登録するかどうかについての問い合わせを表示して、回答入力を待つ(ステップG8)。登録する場合は(ステップG8のYes)、(1)において上述した電話帳情報の新規登録手順にしたがって登録を行い(ステップG9)、登録しない場合は(ステップG8のNo)、終了する。
次に、電話の着信処理手順について、図22を参照して説明する。
まず、交換機40が、携帯電話機10宛の電話の着信を感知すると(ステップ110)、発信元の電話番号(着信番号)が、携帯電話機10の電話帳情報として登録されているかどうかを確認するための問い合わせ情報を、電話帳管理サーバ30に送信する(ステップ111)。この問い合わせ情報は、着信番号と発信番号(携帯電話機10の電話番号)を有している。電話帳管理サーバ30は、携帯電話機10の電話番号にもとづいて、携帯電話機10の電話帳情報を特定する。このため、電話帳管理サーバ30において、携帯電話機10の電話番号と識別コードの対応テーブルなどを保有させておくことが好ましい。
電話帳管理サーバ30は、受信した問い合わせ情報にもとづいて、メモリ31を検索し、携帯電話機10の電話帳情報に着信番号が登録されているかどうかを確認する(ステップ112)。そして、この検索結果と、登録されている場合には、着信番号に対応するメモリ番号を交換機40に送信する(ステップ113)。
着信番号が登録されている場合(ステップ114の有)、交換機40は、携帯電話機10に着呼の呼び出しを行うとともに、着信番号に対応するメモリ番号を携帯電話機10に送信する(ステップ115)。携帯電話機10は、受信したメモリ番号にもとづきメモリ11を検索して対応する登録名称を抽出し(ステップ116)、これを表示部15に出力するとともに、着信アラームを音声出力部17に出力する(ステップ117)。そして、通話ボタンが押下されると、携帯電話機10は、通話処理を実行する(ステップ118)。
着信番号が登録されていない場合(ステップ114の無)、交換機40は、着信番号を携帯電話機10に送信し(ステップ119)、携帯電話機10は、着信番号を携帯電話機10の表示部15に出力するとともに、着信アラームを音声出力部17に出力する(ステップ120)。そして、通話ボタンが押下されると、携帯電話機10は、通話処理を実行する(ステップ121)。
通話終了後、携帯電話機10は、この着信番号を電話帳情報として登録するかどうかの問い合わせを表示し、回答入力を待つ(ステップ122)。そして、登録するとの回答入力があると(ステップ123のYes)、携帯電話機10は、図8に示すステップ10〜ステップ15と同様にして、電話帳情報の新規登録処理を実行する(ステップ124)。登録しないとの回答入力があると(ステップ123のNo)、携帯電話機10は、処理を終了する。
(7)E−mailの着信
次に、E−mailの着信手順について図23を参照して説明する。
交換機40は、携帯電話機10宛のE−mailを受信すると、一旦そのすべてのパケットを、メールサーバ50に転送する(ステップH1)。
メールサーバ50は、携帯電話機10宛のE−mailのパケットの受信を完了すると、電話帳管理サーバ30に対し、受信したE−mailの送信元のアドレスが携帯電話機10の電話帳情報として登録済みかどうかを照会する(ステップH2)。
アドレスが登録済みである場合(ステップH3のYes)、電話帳管理サーバ30は、メールサーバ50及び交換機40を介して、この送信元のアドレスに対応するメモリ番号を携帯電話機10に送信する(ステップH4)。携帯電話機10は、受信したメモリ番号にもとづきメモリ11を検索し、対応する登録名称を表示部15に出力するとともに、着信アラームを音声出力部17に出力する(ステップH5)。
アドレスが未登録である場合(ステップH3のNo)、携帯電話機10は、送信元のアドレスをそのまま表示部15に出力するとともに、着信アラームを音声出力部17に出力する(ステップH6)。そして、携帯電話機10は、送信元のアドレスを登録するかどうかについての問い合わせを表示して、回答入力を待つ(ステップH7)。登録する場合は(ステップH7のYes)、(1)において上述した電話帳情報の新規登録手順にしたがって登録を行い(ステップH8)、登録しない場合は(ステップG7のNo)、終了する。
次に、E−mailの着信処理手順について、図24を参照して説明する。
まず、交換機40は、携帯電話機10宛のE−mailの着信を感知すると(ステップ130)、このE−mailの全てのパケットをメールサーバ50に送信する(ステップ131)。
メールサーバ50は、E−mailの受信を完了すると、このE−mailの送信元のアドレスが、携帯電話機10の電話帳情報として登録されているかどうかを確認するための問い合わせ情報を、電話帳管理サーバ30に送信する(ステップ132)。この問い合わせ情報は、送信元のアドレスと携帯電話機10宛のE−mailアドレスを有している。電話帳管理サーバ30は、携帯電話機10のE−mailアドレスにもとづいて、携帯電話機10の電話帳情報を特定する。このため、電話帳管理サーバ30において、携帯電話機10のE−mailアドレスと識別コードの対応テーブルなどを保有させておくことが好ましい。
電話帳管理サーバ30は、受信した問い合わせ情報にもとづいて、メモリ31を検索し、携帯電話機10の電話帳情報に送信元のアドレスが登録されているかどうかを確認する(ステップ133)。そして、この検索結果と、登録されている場合には、送信元のアドレスに対応するメモリ番号を交換機40に送信する(ステップ134)。
送信元のアドレスが登録されている場合(ステップ135の有)、メールサーバ50は、送信元のアドレスに対応するメモリ番号とE−mailを携帯電話機10に送信する(ステップ136)。携帯電話機10は、受信したメモリ番号にもとづきメモリ11を検索して対応する登録名称を取得し(ステップ137)、これを表示部15に出力するとともに、着信アラームを音声出力部17に出力する(ステップ138)。これによって、E−mailの表示処理を行うことが可能となる(ステップ139)。
送信元のアドレスが登録されていない場合(ステップ135の無)、交換機40は、送信元のアドレスとE−mailを携帯電話機10に送信し(ステップ140)、携帯電話機10は、送信元のアドレスを携帯電話機10の表示部15に出力するとともに、着信アラームを音声出力部17に出力する(ステップ141)。これによって、この場合も、E−mailの表示処理を行うことが可能となる(ステップ142)。
また、携帯電話機10は、この送信元のアドレスを電話帳情報として登録するかどうかの問い合わせを表示し、回答入力を待つ(ステップ143)。そして、登録するとの回答入力があると(ステップ144のYes)、携帯電話機10は、図8に示すステップ10〜ステップ15と同様にして、電話帳情報の新規登録処理を実行する(ステップ145)。登録しないとの回答入力があると(ステップ144のNo)、携帯電話機10は、処理を終了する。
[第二実施形態]
次に、本発明の第二実施形態について、図25を参照して説明する。同図は、本実施形態の電話帳保存システムにおける携帯電話機のメモリのデータ構成を示すブロック図である。
本実施形態は、携帯電話機10において、電話番号やE−mailアドレスについての格納メモリを全く保有しないのではなく、原則としてこれを電話帳管理サーバ30において管理する一方、少量の電話番号等についてのみ携帯電話機10に格納可能とする点で第一実施形態と異なる。その他の点については、第一実施形態と同様である。
すなわち、図25に示すように、本実施形態の携帯電話機10におけるメモリ11は、登録名称及びメモリ番号を格納する記憶領域の他に、メモリ番号と対応する電話番号やE−mailアドレス等のデータを格納する少量の領域を備えている。登録可能件数としては、例えば10件や20件前後とすることが好ましい。
本実施形態の電話帳保存システムをこのような構成とすれば、電話帳情報の本体を電話帳管理サーバ30において管理した上で、頻繁に電話等を行う少数の電話番号についてのみ、携帯電話機に保有させておくことができ、これらの番号についての電話の発信や、E−mailの送信時間を短縮することが可能となる。
なお、本発明は以上の実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内において、種々の変更実施が可能であることは言うまでもない。
例えば、本発明の電話帳保存システムを、PHSなど、他の移動体通信システムに適用するなど適宜変更することが可能である。
本発明の第一実施形態の電話帳保存システムの構成を示すブロック図である。 本発明の第一実施形態の電話帳保存システムにおける携帯電話機の構成を示すブロック図である。 本発明の第一実施形態の電話帳保存システムにおける携帯電話機のメモリのデータ構成を示すブロック図である。 本発明の第一実施形態の電話帳保存システムにおける電話帳管理サーバの構成を示すブロック図である。 本発明の第一実施形態の電話帳保存システムにおける電話帳管理サーバのメモリのデータ構成(1)を示すブロック図である。 本発明の第一実施形態の電話帳保存システムにおける電話帳管理サーバのメモリのデータ構成(2)を示すブロック図である。 本発明の第一実施形態の電話帳保存システムにおける新規登録の手順を示すフローチャートである。 本発明の第一実施形態の電話帳保存システムにおける携帯電話機による新規登録処理手順を示すフローチャートである。 本発明の第一実施形態の電話帳保存システムにおけるパーソナルコンピュータによる新規登録処理手順(1)を示すフローチャートである。 本発明の第一実施形態の電話帳保存システムにおけるパーソナルコンピュータによる新規登録処理手順(2)を示すフローチャートである。 本発明の第一実施形態の電話帳保存システムにおける電話帳情報の参照の手順を示すフローチャートである。 本発明の第一実施形態の電話帳保存システムにおける電話帳情報の参照処理手順を示すフローチャートである。 本発明の第一実施形態の電話帳保存システムにおける電話帳情報の更新の手順を示すフローチャートである。 本発明の第一実施形態の電話帳保存システムにおける携帯電話機による電話帳情報の更新処理手順を示すフローチャートである。 本発明の第一実施形態の電話帳保存システムにおける発信の手順(1)を示すフローチャートである。 本発明の第一実施形態の電話帳保存システムにおける発信処理手順(1)を示すフローチャートである。 本発明の第一実施形態の電話帳保存システムにおける発信の手順(2)を示すフローチャートである。 本発明の第一実施形態の電話帳保存システムにおける発信処理手順(2)を示すフローチャートである。 本発明の第一実施形態の電話帳保存システムにおける電子メールの送信手順を示すフローチャートである。 本発明の第一実施形態の電話帳保存システムにおける電子メールの送信処理手順を示すフローチャートである。 本発明の第一実施形態の電話帳保存システムにおける着信の手順を示すフローチャートである。 本発明の第一実施形態の電話帳保存システムにおける着信処理手順を示すフローチャートである。 本発明の第一実施形態の電話帳保存システムにおける電子メールの着信手順を示すフローチャートである。 本発明の第一実施形態の電話帳保存システムにおける電子メールの着信処理手順を示すフローチャートである。 本発明の第二実施形態の電話帳保存システムにおける携帯電話機のメモリのデータ構成を示すブロック図である。
符号の説明
10 携帯電話機
11 メモリ
12 処理部
13 入力部
14 送受信部
15 表示部
16 音声入力部
17 音声出力部
20 携帯電話機
21 メモリ
30 電話帳管理サーバ
31 メモリ
32 処理部
33 送受信部
40 交換機
50 メールサーバ
60,70 基地局
80 パーソナルコンピュータ
91,92 専用回線
100 インターネット

Claims (12)

  1. 携帯電話機と、前記携帯電話機の電話帳情報を通信回線を介して管理する電話帳管理サーバを有する電話帳保存システムであって、
    前記携帯電話機が、電話番号又は電子メールアドレスに対応する登録名称と、前記登録名称を識別するメモリ番号を記憶する記憶部を備えるとともに、
    前記電話帳管理サーバが、前記携帯電話機の識別コード,前記メモリ番号,前記登録名称,前記電話番号又は前記電子メールアドレスを記憶する記憶部を備え、
    前記携帯電話機が、電話帳情報の登録に際し、入力された電話帳情報における登録名称ごとに前記メモリ番号を割り振り、前記登録名称と前記メモリ番号を当該携帯電話機における前記記憶部に記憶させるとともに、前記電話帳情報を前記電話帳管理サーバに送信し、
    前記電話帳管理サーバが、受信した前記電話帳情報に、前記携帯電話機の識別コードを付加して、前記電話帳情報を当該電話帳管理サーバにおける前記記憶部に記憶させる
    ことを特徴とする電話帳保存システム。
  2. 前記電話帳保存システムが、通信回線を介して前記電話帳管理サーバと接続されたコンピュータを有し、
    前記コンピュータが、入力された所定の携帯電話機の電話帳情報を前記電話帳管理サーバに送信し、
    前記電話帳管理サーバが、受信した電話帳情報を一時保存して、前記電話帳情報における登録名称を前記携帯電話機に送信し、
    前記携帯電話機が、受信した登録名称を識別するメモリ番号を割り振り、前記登録名称と前記メモリ番号を当該携帯電話機における前記記憶部に記憶させ、かつ、前記メモリ番号を前記電話帳管理サーバに送信し、
    前記電話帳管理サーバが、受信した前記メモリ番号と、前記携帯電話機の識別コードを前記電話帳情報に付加して、この電話帳情報を当該電話帳管理サーバにおける前記記憶部に記憶させる
    ことを特徴とする請求項1記載の電話帳保存システム。
  3. 前記電話帳保存システムが、通信回線を介して前記電話帳管理サーバと接続されたコンピュータを有し、
    前記コンピュータが、入力された所定の携帯電話機の電話帳情報を前記電話帳管理サーバに送信し、
    前記電話帳管理サーバが、受信した電話帳情報における登録名称ごとに前記メモリ番号を割り振るとともに、前記携帯電話機の識別コードを前記電話帳情報に付加して、この電話帳情報を当該電話帳管理サーバにおける前記記憶部に記憶させ、かつ、前記登録名称と前記メモリ番号を前記携帯電話機に送信し、
    前記携帯電話機が、受信した前記登録名称と前記メモリ番号を当該携帯電話機における前記記憶部に記憶させる
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の電話帳保存システム。
  4. 前記携帯電話機が、電話帳情報の表示に際し、入力された登録名称に対応する前記メモリ番号を当該携帯電話機における前記記憶部から抽出して、前記電話帳管理サーバに送信し、
    前記電話帳管理サーバが、受信した前記メモリ番号に対応する前記電話帳情報を当該電話帳管理サーバにおける前記記憶部から抽出して、前記携帯電話機に送信する
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の電話帳保存システム。
  5. 前記携帯電話機が、電話帳情報の更新に際し、入力された登録名称に対応する前記メモリ番号を当該携帯電話機における前記記憶部から抽出し、
    電話帳情報を表示する場合、前記メモリ番号を前記電話帳管理サーバに送信し、前記電話帳管理サーバが、受信した前記メモリ番号に対応する前記電話帳情報を当該電話帳管理サーバにおける前記記憶部から抽出して、前記携帯電話機に送信し、
    前記携帯電話機が、入力された変更後の電話帳情報を前記メモリ番号とともに前記電話帳管理サーバに送信し、前記電話帳管理サーバが、前記メモリ番号にもとづき当該電話帳管理サーバにおける前記記憶部に記憶された変更前の電話帳情報を特定し、この変更前の電話帳情報を変更後の電話帳情報に更新する
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の電話帳保存システム。
  6. 前記携帯電話機が、電話の発信又は電子メールの送信に際し、入力された登録名称に対応する前記メモリ番号を当該携帯電話機における前記記憶部から抽出して、前記電話帳管理サーバに送信し、前記電話帳管理サーバから前記メモリ番号に対応する電話番号又は電子メールアドレスを受信して、前記電話番号への発信又は前記電子メールアドレスへの送信を行う
    ことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の電話帳保存システム。
  7. 前記電話帳保存システムが、前記携帯電話機と前記電話帳管理サーバを接続する通信回線上に交換機を備え、
    前記携帯電話機が、電話の発信に際し、入力された登録名称に対応する前記メモリ番号を当該携帯電話機における前記記憶部から抽出し、交換機にダイヤルして回線を確保するとともに、前記メモリ番号を前記交換機に送信し、
    前記交換機が、前記メモリ番号を前記電話帳管理サーバに送信して前記電話帳管理サーバから前記メモリ番号に対応する電話番号を受信し、前記回線を当該電話番号の電話機に転送する
    ことを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の電話帳保存システム。
  8. 前記電話帳保存システムが、前記携帯電話機と前記電話帳管理サーバを接続する通信回線上に交換機を備え、
    前記交換機が、前記携帯電話機宛の電話の着信を感知すると、当該着信についての発信先番号と発信元番号を前記電話帳管理サーバに送信し、
    前記電話帳管理サーバが、前記発信先番号の携帯電話機の電話帳情報として、前記発信元番号が当該電話帳管理サーバにおける記憶部に記憶されているかどうかを検索し、この検索の結果と、前記発信元番号が記憶されている場合は、前記発信元番号に対応するメモリ番号を前記交換機に送信し、
    前記検索の結果、前記発信元番号が記憶されている場合、前記交換機は、受信した前記メモリ番号を前記携帯電話機に送信し、前記携帯電話機は、受信した前記メモリ番号にもとづき対応する登録名称を当該携帯電話機における前記記憶部から抽出して表示し、
    前記検索の結果、前記発信元番号が記憶されていない場合、前記交換機は、前記発信元番号を前記携帯電話機に送信し、前記携帯電話機が前記発信元番号を表示する
    ことを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の電話帳保存システム。
  9. 前記電話帳保存システムが、前記携帯電話機と前記電話帳管理サーバを接続する通信回線上に交換機を備え、
    前記交換機が、前記携帯電話機宛の電子メールの着信を感知すると、当該着信についての発信先のアドレスと発信元のアドレスを前記電話帳管理サーバに送信し、
    前記電話帳管理サーバが、前記発信先のアドレスの携帯電話機の電話帳情報として、前記発信元のアドレスが当該電話帳管理サーバにおける記憶部に記憶されているかどうかを検索し、この検索の結果と、前記発信元のアドレスが記憶されている場合は、前記発信元のアドレスに対応するメモリ番号を前記交換機に送信し、
    前記検索の結果、前記発信元のアドレスが記憶されている場合、前記交換機は、受信した前記メモリ番号を前記携帯電話機に送信し、前記携帯電話機は、受信した前記メモリ番号にもとづき対応する登録名称を当該携帯電話機における前記記憶部から抽出して表示し、
    前記検索の結果、前記発信元のアドレスが記憶されていない場合、前記交換機は、前記発信元のアドレスを前記携帯電話機に送信し、前記携帯電話機が前記発信元のアドレスを表示する
    ことを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の電話帳保存システム。
  10. 前記携帯電話機が、使用頻度の高い電話番号又は電子メールアドレスを前記メモリ番号に対応付けて記憶する記憶部を備えた
    ことを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載の電話帳保存システム。
  11. 電話番号又は電子メールアドレスに対応する登録名称と、前記登録名称を識別するメモリ番号を記憶する記憶部を備えた携帯電話機と、前記携帯電話機の識別コード,前記メモリ番号,前記登録名称,前記電話番号又は前記電子メールアドレスを記憶する記憶部を備えた電話帳管理サーバとを用いて、前記携帯電話機の電話帳情報を通信回線を介して管理する電話帳保存方法であって、
    電話帳情報の登録に際し、
    前記携帯電話機が、入力された電話帳情報における登録名称ごとに前記メモリ番号を割り振り、前記登録名称と前記メモリ番号を当該携帯電話機における前記記憶部に記憶させるとともに、前記電話帳情報を前記電話帳管理サーバに送信し、
    前記電話帳管理サーバが、受信した前記電話帳情報を当該電話帳管理サーバにおける前記記憶部に記憶させる
    ことを特徴とする電話帳保存方法。
  12. 電話番号又は電子メールアドレスに対応する登録名称と、前記登録名称を識別するメモリ番号を記憶する記憶部を備えた携帯電話機の電話帳情報を、前記携帯電話機の識別コード,前記メモリ番号,前記登録名称,前記電話番号又は前記電子メールアドレスを記憶する記憶部を備えた電話帳管理サーバに、通信回線を介して管理させる電話帳保存プログラムであって、
    電話帳情報の登録に際し、
    前記携帯電話機に、入力された電話帳情報における登録名称ごとに前記メモリ番号を割り振らせ、前記登録名称と前記メモリ番号を当該携帯電話機における前記記憶部に記憶させるとともに、前記電話帳情報を前記電話帳管理サーバに送信させ、
    前記電話帳管理サーバに、受信した前記電話帳情報を当該電話帳管理サーバにおける前記記憶部に記憶させる
    ことを実行させるための電話帳保存プログラム。
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