JP2005310620A - 電池パック - Google Patents

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幸重 稲葉
Takeshi Ishimaru
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龍一郎 海老
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

Abstract

【課題】電池ケースとその一端開口部を封口する封口板のキャップとが互いに異なる極性の接続電極として構成されている電池の一端と、これら接続電極にそれぞれ接続される外部接続端子を有する端子ユニットとの間に圧縮状態で介在された弾性体とを備えて成る電池パックにおいて、外部からの異常加熱により電池内部から発生する電解液等の分解ガスを電池パックからスムーズに排出し電池パックの安全性を確保する。
【解決手段】電解液の沸点未満の温度で溶融する物質36aと電解液の沸点温度で溶融しない物質36bの2層を有する弾性体36を介在させた電池パックとする。
【選択図】図7

Description

本発明は小型の携帯電子機器等の電池電源に好適に適用される電池パックに関し、特に電池を外部から異常加熱した時の安全性の向上を図った電池パックに関するものである。
近年、携帯電子機器の小型化、薄型化、並びに高機能化の進展が著しく、それに伴ってその電源となる電池も小型、薄型で高容量化が要求されている。小型で高容量を可能にする電池としてリチウム系電池が有効であり、中でも扁平な角形のリチウムイオン二次電池は機器の薄型化に好適であり、繰り返し使用できる電池として携帯電話などの携帯電子機器への適用が増加している。
ところで、各種機器の電源用の電池パックとして、電池と、過大電流の制限手段や過充放電に対する保護回路及び外部接続端子などを設けた回路基板とを、外部接続端子を露出させる窓部を有する外装ケース内に収納配置し、回路基板と電池の接続端子をリードで接続して成る電池パックの形態に構成したものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、回路基板に代えて外部接続端子のみを設けた端子基板を用いた電池パックも知られている(例えば、特許文献2参照)。
一方、電子機器には、電池パックを丁度嵌合収納できる電池パック収容空間が形成され、電池パックを収納した状態で同一面に配置された外部接続端子に弾性的に当接して電気的に接続される接続端子が配設されている。
このように外部接続端子を設けた回路基板や端子基板を外装ケースに保持させた電池パックの構成例を図8を参照して説明する。51は扁平な角形の電池パックで、リチウムイオン二次電池から成る電池52と、回路基板53又は端子基板を、厚さ方向に2分割された外装ケース54内に収納配置し、回路基板53と電池52の接続端子55a、55bをリード56にて接続して構成されている。
電池52は、電池ケース57内に発電要素58が収容されるとともに電池ケース57の一端開口が一方の極性の接続端子55aを突設した封口部材59にて絶縁ガスケット60を介して封口され、電池ケース57が他方の極性の接続端子55bを構成している。また、外装ケース54の一端壁61には回路基板53に設けられた外部接続端子を露出させる窓部62が形成され、かつ回路基板53を一端壁61の内面に当接させた状態で保持する係合突部63が設けられている。
特開2002−231201号公報 特開平6−333547号公報
ところで、図8に示すような電池パック51では、携帯電子機器の電池パック収容空間にこの電池パック51を収納した状態で、その外部接続端子に接続端子が適正な弾性力で接触することで電気的接続が確保されるが、外部接続端子を設けた回路基板53又は端子基板は、外装ケース54の一端壁61に当接するように配置されているため、外装ケース54の高さ寸法Hの誤差によって、外部接続端子の位置が変化することになる。しかるに、外装ケース54は樹脂成形品からなるとともに外装ケース54の高さ寸法Hは大きいために、その誤差寸法も大きなものとなり、そのため電池パック51の外部接続端子と電池パック収容空間の接続端子との接触状態に対する信頼性を十分に確保することができないという問題がある。
なお、電池52とその他の部品を一体にモールド成形することで、電池パックの高さ寸法の公差を所定範囲に規制することも考えられているが、モールド成形は生産性が低く、設備コストがかかり、また成形トラブル発生で不良品が出るとそのロス金額が大きくなるという問題がある。
さらに上記のような構成の電池パックでは、非水電解液のリチウム二次電池が充電された状態、特に過充電状態でオーブンの中に入れられたり、ホットプレート上にのせられたりして、電池が外部から強制的に過熱されるような場合には、電池内部から発生する電解液等の気化、及び分解ガスにより電池の安全弁が作動し、オーブン内やホットプレート上から電池が移動することがあり、最悪の場合には電池が破裂するといった現象が見受けられる。
本発明は、上記従来の問題点に鑑み、電池が外部から強制的に過熱されるような場合でも電池パックから電解液の気化、及び分解ガスをスムーズに排出することにより、電池パックの急激な移動、破裂が生じない安全な電池を提供することを目的としている。
本発明の電池パックは、電池ケースとその一端開口部を封口する封口板のキャップとが互いに異なる極性の接続電極として構成されている電池の一端と、これら接続電極にそれぞれ接続される外部接続端子を有する端子ユニットとの間に圧縮状態で介在された弾性体とを備えて成る電池パックにおいて、前記弾性体が電解液の沸点温度で溶融しない物質と、電解液の沸点未満の温度で溶融する物質の2層からなることを特徴とするものである。
また、本発明の電池パックは、電池ケースとその一端開口部を封口する封口板のキャップとが互いに異なる極性の接続電極として構成されている電池と、これら接続電極にそれぞれ接続される外部接続端子と絶縁カバーとが一体化され、かつ少なくとも電池ケースの一端部を覆う端子ユニットと、電池ケースの一端と端子ユニットとの間に圧縮状態で介在された弾性体とを備えて成る電池パックにおいて、前記弾性体が電解液の沸点温度で溶融しない物質と、電解液の沸点未満の温度で溶融する物質の2層からなることを特徴とするものである。
特に前記電池パックにおいて、電池ケースの一端と端子ユニットの間に電池の安全弁が存在する場合には特に大きな効果が期待できる。
この構成によると、電池が外部から強制的に過熱されるような場合においても、端子ユニットと電池ケースの間に弾性体の溶融領域が溶解するため、電池内部から発生したガスを電池パック外部にスムーズに排出することが可能である。
さらに、上記弾性体が電解液の沸点温度で溶融しない物質と、電解液の沸点未満の温度で溶融する物質の2層からなることにより、電池が外部から強制的に過熱されるような場合においても、電池と電池パックの異なる極性の接続電極の接触を電解液の沸点温度で溶融しない物質が抑制し、短絡による急激なガス発生を抑制することができる。
一方、従来リチウム二次電池の電解液としては、沸点が200℃から250℃付近であるプロピレンカーボネート、エチレンカーボネート、ブチレンカーボネート、γ―ブチロラクトン等の環状カーボネートと、沸点が90℃〜130℃付近のジメチルカーボネート、ジエチルカーボネート、エチルメチルカーボネート等の鎖状カーボネートの混合物が用いられる。このような非水電解液リチウム二次電池が充電された状態、特に過充電状態でオーブンの中に入れられたり、ホットプレート上にのせられたりして、電池が外部から強制的に過熱されるような場合には、電解液の全ての成分が気化する際が電池の内圧が最大となる。そのため上記電解液の沸点温度で溶融しない物質の融点としては、250℃以上が好ましい。
上記電解液の沸点未満の温度で溶融する物質としては、250℃未満の融点を持つ化合物であれば特に断定されるものではないが、代表例として、ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、ポリエチレンテレフタレート樹脂、ポリスチレン樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂、ブチルゴムが好ましい。これらの化合物は弾性体としての特徴を得るため、発泡状にして用いることもできる。さらにこれらの化合物は一種類、または二種以上を組み合わせて使用してもよい。
上記電解液の沸点温度で溶融しない物質の融点としては、250℃以上の融点を持つ化合物であれば特に断定されるものではないが、代表例として、フェノール樹脂、ポリフェニレンサルファイド樹脂、フッ素樹脂、紙、綿が好ましい。これらの化合物は弾性体としての特徴を得るため、発泡状にして用いることもできる。さらにこれらの化合物は一種類、または二種以上を組み合わせて使用してもよい。
上記電解液の沸点温度で溶融しない物質と電解液の沸点未満の温度で溶融する物質の厚みの比率に関しては特に限定されるものではないが、電池パックからガスを排出する観点から、電解液の沸点温度で溶融しない物質の厚みは薄く、電解液の沸点未満の温度で溶融する物質の厚みは厚い方がよく、上記電解液の沸点温度で溶融しない物質と電解液の沸点未満の温度で溶融する物質の厚みの比率は1:20〜1:1の割合が好ましい。
以上のように、本発明によれば、オーブンの中に入れられたり、ホットプレート上にのせられたりして、電池が外部から強制的に異常に過熱されるような場合に、電池内部から発生する電解液等の気化、及び分解ガスを電池パックの系外にスムーズに排出することにより、上記のような異常加熱時にも電池の安全性を確保することができる。
以下、本発明の実施形態である電池パックについて図1から図7を参照して説明する。
図1において、14は扁平な角形の電池パックで、リチウムイオン二次電池から成る電池15を備えている。電池15は、図2に示すように、電池ケース16内に正極板と負極板をセパレータを介して積層した極板群と電解液から成る発電要素17を収容して構成されている。電池ケース16の一端開口は、突起部18を備えたキャップ19を有する封口板20にて絶縁ガスケット21を介して封口されており、キャップ19が一方の極性の接続電極、電池ケース16が他方の極性の接続電極を構成している。封口板20は、フィルタ22内にインナーガスケット23を介して安全弁機構24とPTC素子25とキャップ19を収容配置して構成され、フィルタ22が発電要素17に接続され、フィルタ22とキャップ19が安全弁機構24とPTC素子25を介して接続されている。
図1〜図3において、電池15の一端部が端子ユニット26にて覆われている。また、図3に示すように、端子ユニット26の下部と電池ケース16の外周面がフィルム状外装材27にて被覆され、電池パック14が構成されている。
端子ユニット26は、図1〜図5に示すように、絶縁性樹脂から成る絶縁カバーと第1の外部接続端子28と第2の外部接続端子29とがインサート成形により一体化されている構成である。第1の外部接続端子28は断面形状が略門型で、その両側の接続脚部30が電池ケース16の一端部外面に重なるように端子ユニット26から下方に延出されている。
接続脚部30には、図6に示すようにガス抜けの穴30aを設けるほうが、異常加熱時に発生するガスをスムーズに排出するのに好適であり、また特にその穴の個数、位置、形状は制限されない。
第2の外部接続端子29は、一側端で横向きU字状に折り返され、第1の外部接続端子28内に間隔をあけて侵入する接続片部31が延出されており、この接続片部31の下面が端子ユニット26の下面に臨んでいる。
端子ユニット26の端面には第1と第2の外部接続端子28、29を外部に露出させる窓部32が開口されている。また、端子ユニット26の下面外周部には環状突部33が突設されて内部にリード板35を収容配置する収容空間34が形成されている。環状突部33と電池ケース16の開口端のかしめ部との間には、弾性体36を介在させている。
弾性体36としては、図7に示すように中央部に封口板20のキャップ19の突起部18を第二リード板35bと溶接するための穴36cが存在する。また弾性体36には電解液の沸点未満の温度で溶融する物質36aと電解液の沸点温度で溶融しない物質36bの2層からなることを特徴とする材料が用いられる。電解液の沸点未満の温度で溶融する物質36aと電解液の沸点温度で溶融しない物質36bの順序は特に関係がなく、上下が逆になっていてもよい。
特に弾性体36としては耐電解液性を有する材料が好適に用いられる。例えば電解液の沸点未満の温度で溶融する物質を形成する材料としてはポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、ポリエチレンテレフタレート樹脂、ポリスチレン樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂、ブチルゴム等が、上記電解液の沸点温度で溶融しない物質を形成する材料としては、フェノール樹脂、ポリフェニレンサルファイド樹脂、フッ素樹脂、紙、綿等が挙げられる。
第1の外部接続端子28の接続脚部30は電池ケース21の外面に溶接37にて接続されている。この接続脚部30と電池ケース21の溶接37は、図2に示すように、電池ケース16の一端部の補強板38の配置位置に配置されている。
また、第2の外部接続端子29の接続片部31にはリード板35の一端が溶接39aにて接続され、リード板35の他端が封口板のキャップ19の突起部18に溶接39bにて接続されている。リード板35は、図2、図3に示すように、第1リード板35aと第2リード板35bの間にPTC素子40を介装して構成され、所定温度以上になるとリード板35の抵抗が急激に高くなって電流を遮断する機能を有している。また、第2リード板35bには、図3に示すように、製造工程時に円滑に折り畳まれることで作業性が向上するように、適宜に屈曲部35cが形成されている。
以上の実施形態の説明では、リード板35にPTC素子40を配置した例を示したが、PTC素子40に代えて温度ヒューズを配置しても良く、またリード板35にこれらの安全機能は設けなくても良い。また、キャップ19の突起部18と第2の外部接続端子29との接続には、必ずしもリード板35による接続構成を採用する必要はなく、例えば突起部18の側面に当接するように第2の外部接続端子29の接続片部を形成し、端子ユニットに設けた開口を通して溶接して接続するようにしても良い。
以下に、本発明のさらなる具体例について実施例に基づいてさらに詳細に説明するが、本発明は下記実施例により何ら限定されるものではなく、その要旨を変更しない範囲において適宜変更して実施することが可能なものである。
本実施例では、図1などで説明した扁平な角形の電池パックを作製し評価を行った。
(実施例の電池)
弾性体として表1に示されるような、電解液の沸点未満の温度で溶融する物質と電解液の沸点温度で溶融しない物質を持つ弾性体を用い、前述の図1から8で説明した構成の電池パックA1〜A8を作製した。
(比較例の電池)
弾性体として表2に示されるような、それぞれ電解液の沸点未満の温度で溶融する物質、電解液の沸点温度で溶融しない物質のみからなる弾性体を用いたこと以外は実施例電池と同様にして電池パックB1〜B6を作製した。
Figure 2005310620
Figure 2005310620
これらの実施例及び比較例の電池パックを20℃において1時間で充電が終了する充電電流で充電終始電圧4.3Vの過充電状態まで充電を行い、さらに250℃に加熱されたホットプレート上に電池パックとホットプレートの接触面積が最大となるようにのせると、約10分経過後に電池パックが変形し、電池の安全弁が作動し電解液の分解ガスを噴出し電池パックの移動が生じる。その際の電池パックのホットプレート上からの移動距離を測定した。結果を表3に示す。
なお、電池の安全弁の耐圧は約20kg/cm2に設定してある。
Figure 2005310620
表3の結果からわかるように、弾性体としてそれぞれ電解液の沸点未満の温度で溶融する物質、電解液の沸点温度で溶融しない物質のみを用いた比較例電池B1〜B6に比べて、弾性体として電解液の沸点未満の温度で溶融する物質と電解液の沸点温度で溶融しない物質の2層を持つ材料を用いたA1〜A8の方がホットプレート試験時の電池の移動量が減少していることがわかる。このことからホットプレートのような高温において電解液の沸点未満の温度で溶融する物質が溶解し、電池内部で発生したガスを電池パックの外にスムーズに排出できていることがわかる。また、電解液の沸点未満の温度で溶融する物質のみの弾性体を用いた比較例電池B4〜B6においても電池の移動が起こっていることから、電解液の沸点未満の温度で溶融する物質のみの弾性体を用いた場合には、異なる極性の接続電極間での短絡による急激なガス発生が生じていると推測される。これらの結果から、弾性体としては、ガスを排出する機能としての電解液の沸点未満の温度で溶融する物質と、異なる極性の接続電極間での短絡を抑制する機能としての電解液の沸点温度で溶融しない物質の2層が存在していることが望ましく、更にその成分は特に限定されないことが分かった。
以上、実施例において様々な組み合わせを示してきたが、本発明は記載の実施例に限定されず、発明の趣旨から容易に類推可能な様々な組み合わせが可能である。特に、弾性体の原料となる電解液の沸点未満の温度で溶融する物質と電解液の沸点温度で溶融しない物質を形成する化合物の組み合わせおよびその比率は限定されるものではない。
本発明のリチウムイオン二次電池は、安全性の優れたポータブル用電源等として有用である。
本発明の一実施形態の電池パックを示し、(a)は斜視図、(b)は(a)のA−A矢視概略縦断面図 図1(b)のB部拡大詳細断面図 図1(a)のC−C矢視拡大断面図 同実施形態の電池パックにおける端子ユニットの外観斜視図 同実施形態の電池パックにおける外部接続端子の分解斜視図 同実施形態の電池パックにおける側面に穴を有する端子ユニットの外観斜視図 同実施形態の電池パックにおける2層構造の弾性体の外観斜視図 従来例の電池パックを示し、(a)は斜視図、(b)は(a)のD−D矢視拡大断面図
符号の説明
14 電池パック
15 電池
16 電池ケース
18 キャップの突起部
19 キャップ
26 端子ユニット
27 フィルム状外装材
28 第1の外部接続端子
29 第2の外部接続端子
30 接続脚部
35 リード板
36 弾性体
36a 電解液の沸点未満の温度で溶融する物質
36b 電解液の沸点温度で溶融しない物質
36c
37 溶接
38 補強板
40 PTC素子

Claims (6)

  1. 電池ケースとその一端開口部を封口する封口板のキャップとが互いに異なる極性の接続電極として構成されている電池の一端と、これら接続電極にそれぞれ接続される外部接続端子を有する端子ユニットとの間に圧縮状態で介在された弾性体とを備えて成る電池パックにおいて、前記弾性体が電解液の沸点温度で溶融しない物質と、電解液の沸点未満の温度で溶融する物質の2層からなることを特徴とする電池パック。
  2. 電池ケースとその一端開口部を封口する封口板のキャップとが互いに異なる極性の接続電極として構成されている電池と、これら接続電極にそれぞれ接続される外部接続端子と絶縁カバーとが一体化され、かつ少なくとも電池ケースの一端部を覆う端子ユニットと、電池ケースの一端と端子ユニットとの間に圧縮状態で介在された弾性体とを備えて成る電池パックにおいて、前記弾性体が電解液の沸点温度で溶融しない物質と、電解液の沸点未満の温度で溶融する物質の2層からなることを特徴とする電池パック。
  3. 前記端子ユニットと接続する側の電池内部に安全弁が存在することを特徴とする請求項1または請求項2のいずれかに記載の電池パック。
  4. 前記電解液の沸点未満の温度で溶融する物質がポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、ポリエチレンテレフタレート樹脂、ポリスチレン樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂およびブチルゴムからなる群より選ばれる少なくとも一種であることを特徴とする請求項1〜請求項2のいずれかに記載の電池パック。
  5. 前記電解液の沸点温度で溶融しない物質がフェノール樹脂、ポリフェニレンサルファイド樹脂、フッ素樹脂、紙および綿からなる群から選ばれる少なくとも一種であることを特徴とする請求項1〜請求項2のいずれかに記載の電池パック。
  6. 前記電解液の沸点温度で溶融しない物質の融点が250℃以上であることを特徴とする請求項1、請求項2、請求項5のいずれかに記載の電池パック。
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