JP2005307883A - 排気浄化装置 - Google Patents

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【課題】エンジン停止状態にあって的確に差圧センサのゼロ点校正を行う。
【解決手段】エンジン20の排気通路22に配設されて排気中のパティキュレートを捕集するフィルタ1と、フィルタ上流側の排圧とフィルタ下流側の排圧との差圧を検出する差圧センサ3と、エンジン停止状態で差圧センサ3のゼロ点校正を行うゼロ点校正手段30と、を備えた排気浄化装置において、ゼロ点校正手段30は、エンジンが停止して所定の遅延時間を経過してからゼロ点校正を行う。
【選択図】図2

Description

この発明は、例えばディーゼルエンジンの排気パティキュレートを処理する排気浄化装置に関する。
ディーゼルエンジンから排出される排気パティキュレート(カーボン粒子等)を処理するために、排気系にフィルタ(DPF)を配置したものでは、フィルタでのパティキュレートの捕集量が所定量になると、フィルタを加熱装置により加熱したり、燃料の噴射時期を変えて排気温度を上昇させたり、いわゆるポスト噴射を行って、捕集したパティキュレートを燃焼処理して、フィルタの再生を行うようにしている。
この場合、フィルタの上流の圧力と下流の圧力との差圧を検出する差圧センサを設けて、パティキュレートの捕集量が所定量に達したか、すなわちフィルタの再生時期どうかを判定するものがあるが、差圧センサに検出誤差があると、フィルタの再生時期を的確には把握しにくい。
そのため、エンジンのアイドル運転時に差圧センサのゼロ点校正を行うもの(例えば、特許文献1)、エンジンキースイッチのオン直前もしくはオフ直後に差圧センサのゼロ点校正を行うもの(例えば、特許文献2)がある。
特開2002−206419 特開2003−314248
しかし、特許文献1のように、エンジンの運転時は、排気脈動やフィルタのつまり度合いにより、差圧が不安定であり、精度良くゼロ点校正するのは難しい。
また、特許文献2のものは、ゼロ点校正をエンジンキースイッチのオン直前もしくはオフ直後に行うが、弁を設けてゼロ点校正を行わなければならないという構造の問題があった。
この発明は、エンジン停止状態にあって的確に差圧センサのゼロ点校正を行うことを目的としている。
本発明は、エンジンの排気通路に配設されて排気中のパティキュレートを捕集するフィルタと、フィルタ上流側の排圧とフィルタ下流側の排圧との差圧を検出する差圧センサと、エンジン停止状態で差圧センサのゼロ点校正を行うゼロ点校正手段と、を備えた排気浄化装置において、ゼロ点校正手段は、エンジンが停止して所定の遅延時間を経過してからゼロ点校正を行う。
本発明によれば、フィルタの上流と下流の差圧がゼロになったときに、的確に差圧センサのゼロ点校正を行える。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1において、20はディーゼルエンジンで、21は吸気通路、22は排気通路を示す。排気通路22には排気中のパティキュレートを捕集するフィルタ1を設置している。
フィルタ1のパティキュレートの捕集量が所定値に達すると、フィルタ1の再生処理を行うためにコントローラ30を備える。コントローラ30はマイクロプロセッサ、メモリ、入出力インターフェイス等で構成している。
フィルタ1の上流と下流の圧力差を検出するために、フィルタ1をバイパスする差圧検出通路に差圧センサ3を設けている。また、エンジン排気流量を検出するためにエンジン回転速度センサ6、エンジン負荷センサ7を、エンジン温度(冷却水温)を検出するために水温センサ10を設けている。また、図示しないが、外気温を検出する外気温センサ等を設けている。
これら各センサの出力はコントローラ30に送られ、コントローラ30はこれらに基づいて、フィルタ1のパティキュレートの捕集量を判定し、所定のタイミングでフィルタ1の再生処理を行う。
フィルタ1の上流と下流の差圧は、パティキュレートの捕集量が増えるにしたがって増加するが、そのときの排気流量に応じて変動し、同一の捕集量のときは、排気流量が増加するほど差圧が大きくなる。すなわち、差圧センサ3による検出差圧が、排気流量を基に設定した所定圧に達すると、フィルタ1の再生時期と判定して、フィルタ1の再生処理を行う。この再生処理は、ディーゼルエンジン20の燃料噴射装置(例えばコモンレール式噴射装置)2から噴射される燃料の噴射時期を通常運転時の噴射時期よりも遅らせたり、あるいは通常の噴射後にさらに1回噴射(ポスト噴射)することなどにより、排気温度を上昇させ、焼却処理することで実行する。
一方、差圧センサ3は、経時変化等により検出に誤差が生じてくるため、コントローラ30が、差圧センサ3のゼロ点校正を行う。
この差圧センサ3のゼロ点校正の処理内容を、図2のフローチャートに基づいて説明する。
ステップS1では、エンジンキースイッチがオフされたかを見る。
ステップS2では、エンジンキースイッチがオフされた場合、エンジンが停止したか(エンジン回転がほぼ0)を見て、エンジンが停止した場合、ステップS3に進む。
ステップS3では、エンジンの冷却水温Twが基準温度a以上かどうかを見る。
基準温度aは、例えば、60℃で、エンジンの運転時に差圧センサ3の出力のモニターによってフィルタ1の再生時期の判定を行うときの温度条件と同等となるエンジンの冷却水温度である。
エンジンの冷却水温Twが基準温度a未満のときは、ゼロ点校正を行わず、終了する。
エンジンの冷却水温Twが基準温度a以上のときは、ステップS4に進む。
ステップS4では、外気温Taが所定温度b(例えば、30℃)以下かどうかを見る。
外気温Taが所定温度bよりも高いときは、ゼロ点校正を行わず、終了する。
外気温Taが所定温度b以下のときは、ステップS5に進む。
ステップS5では、エンジンが停止したときの差圧センサ3の出力値Pxを基に、フィルタ1の上流と下流の差圧ΔPがゼロになるまでの所要時間(タイマー値)txを設定する。
フィルタ1の上流と下流の差圧ΔPは、エンジンが停止しても、直ぐにはゼロにならず、パティキュレートの捕集量によるフィルタ1の目詰まり具合にしたがって減少していき、ゼロに近づくほど減少は遅くなり、所要時間後にゼロになる。
図3に、エンジン停止後のフィルタ1の上流と下流の差圧ΔPの減少状態を示す。フィルタ1のパティキュレートの捕集量が少ない(エンジンが停止したときの差圧センサ3の出力値Pxが小さい)ときは、短い時間でフィルタ1の上流と下流の差圧ΔPはゼロになり、フィルタ1のパティキュレートの捕集量が多い(エンジンが停止したときの差圧センサ3の出力値Pxが大きい)ときは、長い時間でフィルタ1の上流と下流の差圧ΔPはゼロになる。
すなわち、エンジンが停止したときの差圧センサ3の出力値Pxを基に、フィルタ1の上流と下流の差圧ΔPがゼロになるまでの所要時間tx(t0、t1、…)をマップデータ等に定めておくことで、エンジンが停止したときの差圧センサ3の出力値Pxにしたがって、フィルタ1の上流と下流の差圧ΔPがゼロになるまでの所要時間txを把握できる。
ステップS6では、タイマーによりエンジン停止後の時間tを計測して、設定所要時間txが経過すると、ステップS7に進む。
ステップS7では、差圧センサ3のゼロ点校正を行う。これは、差圧センサ3の出力値Poutがゼロでない場合、その出力値Poutをゼロ点に校正する。
このような構成により、エンジン停止後、差圧センサ3のゼロ点校正を精度良く行える。
エンジンの冷却水温Twが基準温度a(例えば、60℃)以上、すなわち、差圧センサ3の出力のモニターによってフィルタ1の再生時期の判定を行うときの条件に極力近い温度の状態でゼロ点校正を行うので、ゼロ点校正を適正に行える。
また、外気温Taが所定温度b(例えば、30℃)以下のときにゼロ点校正を行うので、差圧センサ3のゼロ点校正を適正に行える。
差圧センサ3自体の温度ならびに雰囲気温度が極めて高温の場合あるいは極めて低温の場合、差圧センサ3は、図4に示すように検出のバラツキならびに誤差が大きく、ゼロ点校正を行えないが、このように差圧センサ3の出力のモニターによってフィルタ1の再生時期の判定を行うときの条件に極力近い温度の状態かつ外気温Taが所定温度b(例えば、30℃)以下のときにゼロ点校正を行うので、差圧センサ3のゼロ点校正を適正温度範囲にて的確に行えるのである。
そして、エンジンが停止したときの差圧センサ3の出力値Pxを基に、フィルタ1の上流と下流の差圧ΔPがゼロになるまでの所要時間txを設定して、その所要時間txが経過したときに、差圧センサ3のゼロ点校正を行うので、ゼロ点校正を高精度で行える。
エンジン停止後、フィルタ1の上流と下流の差圧ΔPがゼロになるまでの時間はパティキュレートの捕集量によって異なるが、エンジンが停止したときの差圧センサ3の出力値Pxを基に求めることができる。そのため、フィルタ1の上流と下流の差圧ΔPがゼロになったときに、速やかに、的確に、差圧センサ3のゼロ点校正を行える。
したがって、差圧センサ3の精度良いゼロ点校正により、フィルタ1の再生時期の判定を最適に行うことができるため、フィルタ1の再生を早めに行ったりする必要はなく、フィルタ1の再生のための燃料噴射の燃費の悪化を抑制できる。
車両ならびに車両以外のエンジンの排気浄化装置に適用できる。
本発明の実施形態の概略構成図である。 ゼロ点校正のフローチャートである。 フィルタの上流と下流の差圧の減少特性を示す図である。 差圧センサの温度に対する検出のバラツキ、誤差の特性を示す図である。
符号の説明
1 フィルタ
2 燃料噴射装置
3 差圧センサ
6 エンジン回転速度センサ
7 エンジン負荷センサ
10 水温センサ
20 エンジン
21 吸気通路
22 排気通路
30 コントローラ

Claims (4)

  1. エンジンの排気通路に配設されて排気中のパティキュレートを捕集するフィルタと、フィルタ上流側の排圧とフィルタ下流側の排圧との差圧を検出する差圧センサと、エンジン停止状態で差圧センサのゼロ点校正を行うゼロ点校正手段と、を備えた排気浄化装置において、
    前記ゼロ点校正手段は、エンジンが停止して所定の遅延時間を経過してからゼロ点校正を行うことを特徴とする排気浄化装置。
  2. 前記所定の遅延時間は、エンジン停止直後の差圧センサの検出値を基に設定することを特徴とする請求項1に記載の排気浄化装置。
  3. 前記ゼロ点校正手段は、エンジン温度が所定温度を超えている場合にゼロ点校正を行うことを特徴とする請求項1または2に記載の排気浄化装置。
  4. 前記ゼロ点校正手段は、外気温度が所定温度以下にある場合にゼロ点校正を行うことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の排気浄化装置。
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