JP2005303791A - 字幕付き映像再生装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 字幕付き映像において、ユーザー指定時刻位置へジャンプして再生すると、主映像に同期して字幕を表示できない。また、過去に再生した字幕時間情報を格納する記録媒体が別に必要となる。また、一度も再生していない時刻位置へのジャンプは不可能である。
【解決手段】 ユーザー指定時刻位置が指定されると、データ復号部15がその指定時刻位置に該当するデータのアドレスAを計算する。アドレスAから字幕管理情報解析機能を用いて、その指定時刻位置が字幕表示期間中かを解析する。字幕表示期間中であれば、その字幕を格納しているアドレスBを算出する。そしてアドレスBよりデータ転送を開始し、字幕データのみをデコードし、デコードが完了したら転送を中断し、アドレスAからデータ転送を再開する。これにより、ユーザー指定時刻位置からちょうどに字幕を表示開始することが可能となる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、字幕付き映像の記録媒体から前記字幕付き映像を再生する字幕付き映像再生装置にかかわり、特には、ユーザーによる指定時刻位置(ユーザー指定時刻位置)へのジャンプ、高速再生から通常再生への復帰、またはレジューム停止状態から通常再生への復帰を行う際の字幕の再生技術に関する。
字幕付き映像の再生において、ユーザーが任意の時刻位置を指定してジャンプさせる処理は、従来、以下のような方法で実現されている(例えば、特許文献1参照)。
例えば図6のようなコンテンツデータを事前に再生していた場合を例に挙げる。字幕Aが10分00秒から15秒間表示され、字幕Bが10分30秒から15秒間表示されるとし、ユーザーから10分05秒の指定時刻位置へジャンプする指令が来たとする。
(例1) 再生制御装置にて、タイムテーブル検索機能を用いて“10分05秒の指定時刻位置のデータアドレス”を計算し、その指定時刻位置から再生を開始する。この制御により10分05秒へジャンプして再生開始される。しかし、その指定時刻位置が字幕Aの表示期間であるにもかかわらず、字幕Aは表示されない。
(例2) 再生制御装置にて、タイムテーブル検索機能を用いて“10分05秒の指定時刻位置のデータアドレス”を計算する。さらに字幕管理情報解析機能を用いて、その指定時刻位置が字幕表示期間中であるか調べ、その字幕の表示開始時刻10分00秒のデータアドレスを計算し、その開始時刻から再生を開始する。この制御により字幕Aを表示できる。しかし、指定時刻位置に対して時間的ずれが生じる。
(例3) ここで図7に示すような、字幕データを保存する記録媒体である副映像データ記憶領域17を搭載した再生装置を想定する。これを用いれば、ユーザー指定時刻位置に表示されている10分00秒の字幕Aのデータをその記録媒体より読み出し、一旦、字幕データを格納しておく。次に、指定時刻位置10分05秒から再生開始する際に、格納していた字幕データとの同期をとって映像データの再生を行う。この制御により、確かにユーザー指定時刻位置から字幕も表示することが可能になる。
このように各字幕の表示タイミングを別の記録媒体に記憶させておけば、そのデータを基にユーザー指定時刻位置へジャンプして字幕を再生することができる。また、各字幕の映像データ自体や、それを基にテキスト変換したデータを別の記録媒体に記憶させておけば、ユーザー指定時刻位置にジャンプした際、主映像とそれに該当する字幕データを同期させて再生することができる。
特開2002−290899号公報(第3−4頁、第1−2図)
従来の技術では、字幕付きの映像の再生において、ユーザー指定時刻位置にジャンプする際、ちょうどその指定時刻位置が字幕表示期間中であれば、
(1)ユーザー指定時刻位置の正確性を重視する場合は、その指定時刻位置へジャンプし再生を開始する。ただし、その期間の字幕は表示されず、違和感を伴うものとなる。
(2)字幕の表示を重視する場合は、表示すべき字幕データの開始時刻へジャンプし、再生を開始する。だだし、ユーザー指定時刻位置に対して時間的ずれが生じ、違和感を伴うものとなる。
(3)新たに記録媒体を追加し、かつあらかじめそのコンテンツデータを再生していれば、字幕の表示タイミングや表示データを格納することで、ユーザー指定時刻位置ちょうどから字幕を表示することができるが、その記録媒体の追加に余分なコストが発生するため実現性は低い。また、記録媒体を新たに用意する必要があり、装置規模が増大する。それだけでなく、字幕データを記録媒体に格納するには、あらかじめの再生を必要とするので、一度も再生していない時刻位置へのジャンプでは、字幕を同期再生することは不可能である。
また、字幕は映像データであるため、それをテキストデータに変換する機能も、文字の字体、言語などの違いにより正確性に欠けるため現実的でない。
字幕付き映像の再生装置において、ユーザー指定時刻位置へジャンプする際の一番の課題は、その指定時刻位置に表示すべき字幕データをいかに先読みして主映像と同期させるかということである。
上記のことは、高速再生から通常再生への復帰、またはレジューム停止状態から通常再生への復帰を行う際の、字幕の同期再生にも当てはまる。
本発明は、上記の課題を解決するために次のような手段を講じる。
本発明における考え方は次のとおりである。すなわち、字幕付き映像再生装置において、ユーザー指定時刻位置から再生を開始する際、そのユーザー指定時刻位置が字幕表示期間中か判断し、字幕表示期間中であれば、次に、その字幕データの表示開始時刻に相当するアドレスを計算し、一度そのアドレスへアクセスし、対応する字幕データを読み出す。そして、字幕データのみを復号し、復号が完了したら、再び先のユーザー指定時刻位置に相当するアドレスへジャンプし、映像データを読み出す。そして、その映像データを復号しつつ、前記のあらかじめ復号している字幕データと同期をとり、再生を開始する。
すなわち、本発明による字幕付き映像再生装置は、字幕付き映像データを記録している記録媒体から前記映像データを再生する字幕付き映像再生装置であって、外部から与えられるユーザー指定時刻位置が字幕表示期間に該当する否かを判断する手段と、前記ユーザー指定時刻位置が字幕表示期間に該当するときに対応する字幕データの表示開始時刻に相当するアドレスを求める手段と、前記記録媒体に対して前記求めた表示開始時刻相当のアドレスへアクセスし、対応する前記字幕データを読み出す手段と、前記読み出した前記字幕データを退避格納し、復号する手段と、前記ユーザー指定時刻位置に相当のアドレスへアクセスし、映像データを読み出す手段と、前記読み出した前記映像データを前記復号している前記字幕データと同期して再生する手段とを備えた構成とされている。
この構成によれば、ユーザー指定時刻位置がたとえ字幕表示期間中であっても、そのユーザー指定時刻位置からちょうどに字幕を表示開始することが可能となる。したがって、新しい記録媒体を追加する必要はない。
また、高速再生当の特殊再生に対応する本発明の字幕付き映像再生装置は、字幕付き映像データを記録している記録媒体から前記映像データを再生する字幕付き映像再生装置であって、特殊再生から通常再生に切り替える際に、その切り替え指令の現在時刻位置を一時記憶する手段と、前記一時記憶した切り替え指令時刻位置が字幕表示期間に該当する否かを判断する手段と、前記切り替え指令時刻位置が字幕表示期間に該当するときに対応する字幕データの表示開始時刻に相当するアドレスを求める手段と、前記記録媒体に対して前記求めた表示開始時刻相当のアドレスへアクセスし、対応する前記字幕データを読み出す手段と、前記読み出した前記字幕データを退避格納し、復号する手段と、前記切り替え指令時刻位置に相当のアドレスへアクセスし、映像データを読み出す手段と、前記読み出した前記映像データを前記復号している前記字幕データと同期して再生する手段とを備えた構成とされている。
この構成によれば、高速再生などの特殊再生を行っている状態から通常再生に移行するときにも、切り替え指令時刻位置がたとえ字幕表示期間中であっても、その切り替え指令時刻位置からちょうどに字幕を表示開始することが可能となる。したがって、新しい記録媒体を追加する必要はない。
また、レジューム再生機能に対応する本発明の字幕付き映像再生装置は、字幕付き映像データを記録している記録媒体から前記映像データを再生する字幕付き映像再生装置であって、レジューム停止状態から通常再生に切り替える際に、その切り替え指令の現在時刻位置を一時記憶する手段と、前記一時記憶した切り替え指令時刻位置が字幕表示期間に該当する否かを判断する手段と、前記切り替え指令時刻位置が字幕表示期間に該当するときに対応する字幕データの表示開始時刻に相当するアドレスを求める手段と、前記記録媒体に対して前記求めた表示開始時刻相当のアドレスへアクセスし、対応する前記字幕データを読み出す手段と、前記読み出した前記字幕データを退避格納し、復号する手段と、前記切り替え指令時刻位置に相当のアドレスへアクセスし、映像データを読み出す手段と、前記読み出した前記映像データを前記復号している前記字幕データと同期して再生する手段とを備えた構成とされている。
この構成によれば、レジューム停止状態から通常再生に移行するときにも、切り替え指令時刻位置がたとえ字幕表示期間中であっても、その切り替え指令時刻位置からちょうどに字幕を表示開始することが可能となる。したがって、新しい記録媒体を追加する必要はない。
上記構成において、前記映像データと前記字幕データとの同期再生を行う手段について、前記字幕データの本来の表示タイミング情報と前記ユーザー指定時刻位置または切り替え指令時刻位置とに基づいて、前記ユーザー指定時刻位置または切り替え指令時刻位置を開始タイミングとする前記字幕データの同期再生のタイミング制御を行うように構成することが好ましい。
このように構成すれば、正規のタイミングで字幕を切り替えることになるので、見た目にとってストーリーに違和感を与えないように字幕の切り替えを行うことが可能となる。
本発明によれば、ユーザー指定時刻位置ちょうどから字幕を表示することが可能となる。また、字幕の表示時間も正規のタイミングで切り替わるため、違和感なくコンテンツを楽しむことができる。
また、高速再生からの通常再生復帰の際、あるいは、レジューム停止からの通常再生復帰の際も、その切り替え指令時刻位置ちょうどから字幕を表示することができる。これによりユーザーは、字幕を逃すことなくコンテンツを楽しむことができる。
ディスク製作者側も、製作社ロゴや、意図する副映像情報をストリーム先頭に挿入するだけで、再生途中からでもうまく主映像、副映像を同期させて再生することができる。
以下、本発明にかかわる字幕付き映像再生装置の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
以下に具体例として、光ディスクにおける実現例を記す。
(実施の形態1)
図1は字幕付き映像再生装置の概略的構成を示すブロック図である。図1において、11は記録媒体の一例の光ディスク、12はデータ読み取り部、13はコマンド解析部、14はデータ格納部、15はデータ復号部、16は制御部である。
コマンド解析部13は、ユーザーの操作による各種コマンドを受信し、その内容を解析し、解析結果を制御部16に送出するように構成されている。制御部16は、コマンド解析部13からのコマンドを受け取り、それに基づいてデータ読み取り部12およびデータ復号部15を制御する。データ読み取り部12は、光ディスク11からデータ(映像データ、音声データ、字幕データ等)を読み出し、データ復号部15へ転送するものである。データ復号部15は、従来技術と同様のデータ分別機能、主映像データ復号機能、副映像データ復号機能のほかに、タイムテーブル検索機能、字幕管理情報解析機能、副映像デコード管理機能を搭載している。データ格納部14は、主映像データ格納領域、副映像データ格納領域、タイムテーブル格納領域、管理情報格納領域およびその他の格納領域を備えている。データ復号部15は、データ読み取り部12から受け取ったデータをそのデータ分別機能によって分別した後、データ格納部14の各該当する格納領域へ転送格納するように構成されている。
次に、以上のように構成された本実施の形態の字幕付き映像再生装置の動作を説明する。
通常の再生では、光ディスク11からデータ読み取り部12によって読み出されたデータがデータ復号部15に送出され、データ復号部15のデータ分別機能によって分別した後、データ格納部14に転送してそれぞれの該当する格納領域へ格納する。このデータをデータ復号部15の主映像データ復号機能および副映像データ復号機能によって復号し、復号データをモニターへ出力する。これら一連の処理は、制御部16にて制御を行う。
次に、字幕付き映像のタイムサーチの制御処理を説明する。
コマンド解析部13によってタイムアクセスコマンドを受信する。そしてデータ復号部15にあるタイムテーブル検索機能および字幕管理情報解析機能によりジャンプ先の字幕表示開始アドレスを算出し、まずはその字幕データのみをデータ格納部14の副映像データ格納領域へ転送格納する。次に、副映像デコード管理機能により字幕データの格納を完了させ、実際のタイムアクセスコマンドで指定された時刻位置のアドレスへジャンプし、その字幕データと同期をとって映像データおよび音声データをモニター出力する。
以上を実現するための制御フローを図2に示す。このときの前提として、再生中、停止中、また一度再生したコンテンツかどうかは問わない。
まずステップS01において、コマンド解析部13は、ユーザーから指定されたタイムアクセスコマンドを受信し、コマンド解析を行う。コマンド解析の結果が制御部16に送られ、制御部16はコマンド解析結果に基づいてデータ復号部15を制御する。
次いで、ステップS02において、データ復号部15は、そのタイムテーブル検索機能により、ユーザー指定時刻位置から管理情報に基づいてデータ格納部14のタイムテーブル格納領域の検索を行う。
次いで、ステップS03において、データ復号部15は、その字幕管理情報解析機能により、ユーザー指定時刻位置に対応したジャンプ先のアドレスおよび字幕管理情報を取得する。
次いで、ステップS04において、ジャンプ先アドレスおよび字幕管理情報を基に、ジャンプ先のユーザー指定時刻位置が字幕表示期間中であるか否かを判断する。字幕表示期間中でなければ、そのまま、先にステップS03で取得したユーザー指定時刻位置に対応したアドレスへジャンプし、再生を開始する。字幕表示期間中であれば、ステップS05に進む。
次いで、ステップS05において、データ復号部15は字幕表示開始アドレスを検索する。
次に、ステップS06において、先のステップS05で取得した字幕表示開始アドレスへアクセスし、データ読み取り部12を介して光ディスク11から字幕データを取得する。
次いで、ステップS07において、データ復号部15は、アクセスで取得した字幕データのみをデータ格納部14の副映像データ格納領域に転送して格納し、その上で、副映像データ復号機能により字幕データをデコードする。
字幕デコードが完了すると、ステップS08に進んで、再度、先のステップS03で取得したユーザー指定時刻位置に対応したアドレスへタイムアクセスする。
次いで、ステップS09において、主映像データに字幕データを重ねて同期をとり、再生する。
次いで、ステップS10において、字幕データの本来の表示タイミング情報とユーザー指定時刻位置とに基づいて、ユーザー指定時刻位置を開始タイミングとする字幕データの同期再生のタイミング制御を行う。すなわち、この場合のタイミング制御は、本来の表示タイミングとユーザー指定時刻との差分を新基準にする。
以上のように、字幕データのみを先読みして同期をとり、再生制御処理を実現する。
具体的に転送データの観点から説明すると、DVDビデオ規格では、図3に示すようにVOB構造が決められている。
VOBUには、「NV_PCK(ナビゲーションデータ)」「A_PCK(音声データ)」「V_PCK(映像データ)」「SP_PCK(字幕データ)」が混在しており、再生装置にて設定されたそれぞれのPCKをデコードし、映像、音声出力される。
ここで、先に説明したフローと関連付けて説明すると、図2のステップS05で取得した字幕表示開始アドレスへアクセスし(ステップS06)、字幕データ「SP_PCK」のユーザー指定時刻位置に該当するデータのみをデータ復号部15に取り込み、デコードする(ステップS07)。字幕データ「SP_PCK」のデコードが完了した時点で、再びユーザー指定時刻位置にジャンプして、その字幕データと同期をとりながら映像データおよび音声データを再生するということになる。
以上のように本実施の形態によれば、新たに記録媒体を追加することなく、ディスクの管理情報を基に、ユーザー指定時刻位置や字幕表示開始時刻に相当するアドレスを計算し、字幕データを先に読み出してデコードし、指定時刻位置の主映像と字幕データとの同期をとって再生を行う機能を実現することができる。
(実施の形態2)
次に、字幕付き映像における高速順方向サーチまたは高速逆方向サーチからの通常再生復帰の制御処理を説明する。ここでは、高速再生の方向(順、逆)については、処理上の違いはない。
まず初めに、高速再生処理について説明する。
図1において、ユーザー操作によって送られた高速再生コマンドがコマンド解析部13にて受信される。この高速再生コマンドが制御部16に送出され、制御部16は高速再生コマンドに従ってデータ読み取り部12およびデータ復号部15を制御する。そして、データ読み取り部12を介して光ディスク11より間欠(不連続間引き)データを読み取り、データ復号部15に転送する。そこでデータ分別機能によって、主映像データのみをデータ格納部14に振り分ける。そして、再びデータ復号部15にて主映像データ復号機能にてデコードされ、モニター出力される。
次に、ユーザー操作により通常再生コマンドがコマンド解析部13で受信されると、その通常再生コマンドが制御部16に送出され、制御部16は通常再生コマンドに従ってデータ読み取り部12およびデータ復号部15を制御する。そして、データ読み取り部12は一旦データ読み取り処理を中断する。また、このときのコマンド受信のタイムスタンプは記憶しておく。
そして、データ格納部14内に蓄積されている間欠データをすべてクリアし、それが完了すると、再び、光ディスク11よりデータ読み取り部12にて連続データの読み取りを開始する。そして、コマンド受信時のタイムスタンプを基にデータ復号部15にあるタイムテーブル検索機能および字幕管理情報解析機能によりジャンプ先の字幕表示開始アドレスを算出し、まずはその字幕データのみをデータ格納部14へ送る。次に、副映像デコード管理機能により字幕データの格納を完了させ、実際のタイムアクセスコマンドで指定された時刻位置のアドレスへジャンプし、その字幕データと同期をとって映像データおよび音声データをモニター出力する。
以上を実現するための制御フローを図4に示す。
まずステップS11において、コマンド解析部13は、ユーザー操作により与えられた高速サーチコマンドを受信し、コマンド解析を行う。コマンド解析の結果が制御部16に送られ、制御部16はコマンド解析結果に基づいてデータ読み取り部12およびデータ復号部15を制御する。
次いで、ステップS12において、データ読み取り部12は、ユーザーによって指定された方向(順、逆)、段階に従って間引きデータを光ディスク11より読み出す。
この状態で、ステップS13において、コマンド解析部13がユーザーより通常再生のコマンドを受け取ると、ステップS14において、まずその通常再生復帰指示の時刻位置のタイムスタンプを記憶し、次いで、ステップS15において、間引きデータを格納領域からクリアする。
次いで、ステップS16において、通常再生コマンドを受信した時刻位置から管理情報を基にタイムテーブル検索を行い、ステップS17において、ジャンプ先のアドレスおよび字幕管理情報を取得する。
次いで、ステップS18において、ジャンプ先のアドレスおよび字幕管理情報を基に、ジャンプ先が字幕表示期間中であるか否かを判断する。字幕表示期間中でなければ、そのまま、先にステップS17で取得したアドレスへジャンプし、再生を開始する。字幕表示期間であれば、ステップS19に進む。
次いで、ステップS19において、データ復号部15は字幕表示開始アドレスを検索する。
次に、ステップS20において、先のステップS19で取得した字幕表示開始アドレスへアクセスし、データ読み取り部12を介して光ディスク11から字幕データを取得する。
次いで、ステップS21において、データ復号部15は、アクセスで取得した字幕データのみをデータ格納部14の副映像データ格納領域に転送して格納し、その上で、副映像データ復号機能により字幕データをデコードする。
字幕デコードが完了すると、ステップS22に進んで、再度、先のステップS17で取得した切り替え指令時刻位置に対応したアドレスへタイムアクセスする。
次いで、ステップS23において、主映像データに字幕データを重ねて同期をとり、再生する。
次いで、ステップS24において、字幕データの本来の表示タイミング情報と切り替え指令時刻位置とに基づいて、切り替え指令時刻位置を開始タイミングとする字幕データの同期再生のタイミング制御を行う。すなわち、この場合のタイミング制御は、本来の表示タイミングとユーザー指定時刻との差分を新基準にする。
以上のように、字幕データのみを先読みして同期をとり、再生制御処理を実現する。
(実施の形態3)
次に、字幕付き映像におけるレジューム停止からの通常再生復帰の制御処理を説明する。
まず初めに、レジューム停止処理について説明する。
図1において、ユーザー操作によって送られたレジューム停止コマンドがコマンド解析部13にて受信される。このレジューム停止コマンドが制御部16に送出され、制御部16はレジューム停止コマンドに従ってデータ読み取り部12およびデータ復号部15を制御する。そして、データ読み取り部12を停止し、データ格納部14をクリアする。このときのコマンド受信のタイムスタンプは記憶しておく。
次に、ユーザー操作により通常再生コマンドがコマンド解析部13で受信されると、光ディスク11よりデータ読み取り部12にて連続データの読み取りを開始する。そして、コマンド受信時のタイムスタンプを基にデータ復号部15にあるタイムテーブル検索機能および字幕管理情報解析機能によりジャンプ先の字幕表示開始アドレスを算出し、まずはその字幕データのみをデータ格納部14へ送る。次に、副映像デコード管理機能により字幕データの格納を完了させ、実際のタイムアクセスコマンドで指定された時刻位置のアドレスへジャンプし、その字幕データと同期をとって映像データおよび音声データをモニター出力する。
以上を実現するための制御フローを図5に示す。
まずステップS31において、コマンド解析部13は、ユーザー操作により与えられたレジューム停止コマンドを受信し、コマンド解析を行う。コマンド解析の結果が制御部16に送られ、制御部16はコマンド解析結果に基づいてデータ読み取り部12およびデータ復号部15を制御する。
次いで、ステップS32において、データ読み取り部12はデータの読み出しを停止する。
次いで、ステップS33において、データ格納領域をクリアする。そして、ステップS34において、このときのコマンドを受信したタイムスタンプを記憶しておく。
次いで、ステップS35において、コマンド解析部13がユーザーより通常再生のコマンドを受け取ると、ステップS36において、事前に記憶したタイムスタンプから管理情報を基にタイムテーブル検索を行い、ステップS37において、ジャンプ先のアドレスおよび字幕管理情報を取得する。
次いで、ステップS38において、ジャンプ先のアドレスおよび字幕管理情報を基に、ジャンプ先が字幕表示期間中であるか否かを判断する。字幕表示期間中でなければ、そのまま、先にステップS37で取得したアドレスへジャンプし、再生を開始する。字幕表示期間であれば、ステップS39に進む。
次いで、ステップS39において、データ復号部15は字幕表示開始アドレスを検索する。
次に、ステップS40において、先のステップS39で取得した字幕表示開始アドレスへアクセスし、データ読み取り部12を介して光ディスク11から字幕データを取得する。
次いで、ステップS41において、データ復号部15は、アクセスで取得した字幕データのみをデータ格納部14の副映像データ格納領域に転送して格納し、その上で、副映像データ復号機能により字幕データをデコードする。
字幕デコードが完了すると、ステップS42に進んで、再度、先のステップS37で取得した切り替え指令時刻位置に対応したアドレスへタイムアクセスする。
次いで、ステップS43において、主映像データに字幕データを重ねて同期をとり、再生する。
次いで、ステップS44において、字幕データの本来の表示タイミング情報と切り替え指令時刻位置とに基づいて、切り替え指令時刻位置を開始タイミングとする字幕データの同期再生のタイミング制御を行う。すなわち、この場合のタイミング制御は、本来の表示タイミングとユーザー指定時刻との差分を新基準にする。
以上のように、字幕データのみを先読みして同期をとり、再生制御処理を実現する。
なお、以上の方法は、光ディスクに限らず、他の記録媒体でも同様に実現可能である。
本発明の字幕付き映像再生装置は、DVDプレーヤを始めとする光ディスク再生機器等で有用である。また、光ディスクに限らず、大容量蓄積メディア再生機器にも応用できる。
本発明の実施の形態1における字幕付き映像再生装置の一例としての光ディスク再生装置の構成概略を示すブロック図 本発明の実施の形態1における光ディスク再生装置の処理を示すフローチャート(タイムアクセス) DVDビデオ規格のVOB構成図 本発明の実施の形態2における字幕付き映像再生装置(光ディスク再生装置)の処理を示すフローチャート(高速サーチからの通常再生) 本発明の実施の形態3における字幕付き映像再生装置(光ディスク再生装置)の処理を示すフローチャート(レジューム停止からの通常再生) コンテンツの具体例を示す図 従来の技術における光ディスク再生装置の構成概略を示すブロック図
符号の説明
11 光ディスク
12 データ読み取り部
13 コマンド解析部
14 データ格納部
15 データ復号部
16 制御部
17 副映像データ記憶領域

Claims (5)

  1. 字幕付き映像データを記録している記録媒体から前記映像データを再生する字幕付き映像再生装置であって、
    外部から与えられるユーザー指定時刻位置が字幕表示期間に該当する否かを判断する手段と、
    前記ユーザー指定時刻位置が字幕表示期間に該当するときに対応する字幕データの表示開始時刻に相当するアドレスを求める手段と、
    前記記録媒体に対して前記求めた表示開始時刻相当のアドレスへアクセスし、対応する前記字幕データを読み出す手段と、
    前記読み出した前記字幕データを退避格納し、復号する手段と、
    前記ユーザー指定時刻位置に相当のアドレスへアクセスし、映像データを読み出す手段と、
    前記読み出した前記映像データを前記復号している前記字幕データと同期して再生する手段と
    を備えていることを特徴とする字幕付き映像再生装置。
  2. 前記映像データと前記字幕データとの同期再生を行う手段は、前記字幕データの本来の表示タイミング情報と前記ユーザー指定時刻位置とに基づいて、前記ユーザー指定時刻位置を開始タイミングとする前記字幕データの同期再生のタイミング制御を行うことを特徴とする請求項1に記載の字幕付き映像再生装置。
  3. 字幕付き映像データを記録している記録媒体から前記映像データを再生する字幕付き映像再生装置であって、
    特殊再生から通常再生に切り替える際に、その切り替え指令の現在時刻位置を一時記憶する手段と、
    前記一時記憶した切り替え指令時刻位置が字幕表示期間に該当する否かを判断する手段と、
    前記切り替え指令時刻位置が字幕表示期間に該当するときに対応する字幕データの表示開始時刻に相当するアドレスを求める手段と、
    前記記録媒体に対して前記求めた表示開始時刻相当のアドレスへアクセスし、対応する前記字幕データを読み出す手段と、
    前記読み出した前記字幕データを退避格納し、復号する手段と、
    前記切り替え指令時刻位置に相当のアドレスへアクセスし、映像データを読み出す手段と、
    前記読み出した前記映像データを前記復号している前記字幕データと同期して再生する手段と
    を備えていることを特徴とする字幕付き映像再生装置。
  4. 字幕付き映像データを記録している記録媒体から前記映像データを再生する字幕付き映像再生装置であって、
    レジューム停止状態から通常再生に切り替える際に、その切り替え指令の現在時刻位置を一時記憶する手段と、
    前記一時記憶した切り替え指令時刻位置が字幕表示期間に該当する否かを判断する手段と、
    前記切り替え指令時刻位置が字幕表示期間に該当するときに対応する字幕データの表示開始時刻に相当するアドレスを求める手段と、
    前記記録媒体に対して前記求めた表示開始時刻相当のアドレスへアクセスし、対応する前記字幕データを読み出す手段と、
    前記読み出した前記字幕データを退避格納し、復号する手段と、
    前記切り替え指令時刻位置に相当のアドレスへアクセスし、映像データを読み出す手段と、
    前記読み出した前記映像データを前記復号している前記字幕データと同期して再生する手段と
    を備えていることを特徴とする字幕付き映像再生装置。
  5. 前記映像データと前記字幕データとの同期再生を行う手段は、前記字幕データの本来の表示タイミング情報と前記切り替え指令時刻位置とに基づいて、前記切り替え指令時刻位置を開始タイミングとする前記字幕データの同期再生のタイミング制御を行うことを特徴とする請求項3または請求項4に記載の字幕付き映像再生装置。


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