JP2005303596A - 赤外線通信モジュールの制御方法 - Google Patents

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Hideyuki Kamiyama
英之 神山
Shigekazu Kato
茂和 加藤
Kentaro Kitakado
権太郎 北角
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Abstract

【課題】 携帯電話など消費電力低減のため、赤外線機能が通常無効にされている製品に対し、大幅に電力を抑える手法を提供する。
【解決手段】 IrDA規格の赤外線通信を行う赤外線通信モジュールの制御方法において、局発見時に生成されるパケットの先頭部分に付加されるexBOFデータの合計時間に間欠動作の周期を設定し、その1/n(nは正数)時間だけ動作状態にして受信データがない場合は間欠動作を繰り返し、受信データがあった場合は通信が終わるまで動作状態を保持し、通信が終了した後カウンタ2の設定時間終了後に再度間欠動作を再開する。
【選択図】 図5

Description

本発明は、赤外線によりデータ通信を行う赤外線通信モジュールの制御方法、特に受信待機時の消費電流を抑えるようにした赤外線通信モジュールの制御方法に関するものである。
図8はIrDA(INFRARED DATA ASSOCIATION)通信モジュールを用いたSIR(Serial Infrared)方式の回路構成を示すブロック図である。同図において、11は一般的な非同期通信用のコントローラ(UART)、12はデコーダ/エンコーダIC、13は赤外線モジュールである。
上記の回路において、通信データはコントローラ11によって直列化され、また規格に則って設計されたデコーダ/エンコーダIC12によりパルス列化され、さらに、赤外線モジュール13によりE/O変換(電気/光変換)、O/E変換(光/電気変換)される。
ここで、赤外線モジュール13には、通信が行われないときに消費電流を低減
するためのシャットダウン機能が備えられている。そして、そのシャットダウン端子は不図示のCPUのI/Oポート(入出力ポート)などに接続され、ソフトウェアにより静的に制御されている。
ちなみに、携帯電話に使用されている赤外線モジュールの消費電流は、一般的にデータ受信待ちの状態では〜100μA、シャットダウン時は数百nA程度である。
また、上記の赤外線モジュールにより携帯電話で双方向通信を行うシステムも提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2001−157256号公報
ところで、上記のPDAやノート型PC(パソコン)などのように比較的電力に余裕のある製品における赤外線モジュールのシャットダウン機能の制御は、ユーザーが自由に設定できる仕組みになっているが、最近の携帯電話に搭載されているIrDA通信機能は、設定をユーザーが変えられない仕様になっている。このため、何らかのデータを受信するたびにユーザーが様々なメニューを開き、受信待ちに設定する必要があり、非常に煩雑な操作を強いられている。
また最近の携帯電話はオブジェクト交換の機能を持っており、簡単なメッセージや、電子名刺、URLなどを扱えることができるようになっている。特に、URLを赤外線で受信できるので、URLをプッシュ配信する電子広告のサービスも検討されているが、このような様々なサービスの普及の妨げにもなっている。
本発明は、上記のような問題点に鑑みて成されたもので、消費電力低減のために赤外線通信機能を犠牲にしている製品に対しても、常に通信機能を有効にしても受信待機時の消費電流を低く抑えることができる赤外線通信モジュールの制御方法を提供することを目的としている。
上記の目的を達成するため、本発明の赤外線通信モジュールの制御方法は、次のように構成する。
IrDA規格の赤外線通信を行う赤外線通信モジュールの制御方法において、局発見時に生成されるパケットの先頭部分に付加されるexBOFデータの合計時間に間欠動作の周期を設定し、その1/n(nは正数)時間だけ動作状態にして受信データがない場合は間欠動作を繰り返し、受信データがあった場合は通信が終わるまで動作状態を保持し、通信が終了した後に再度間欠動作を再開する。
本発明によれば、消費電力低減のため赤外線機能が通常OFFにされている製品において、受信待機時の電流を大幅に低減できるので、常に通信の機能を有効にできるという効果が得られる。
以下、本発明の実施例を図面について説明する。
図1は本発明の実施例におけるプロトコルシーケンスを示す図、図2は同実施例の起動局による応答局の局発見時の動作を示す図であり、通信装置として赤外線通信を行うトランシーバーを例にとって説明する。
現在のIrDAのリンク層規格(IrLAP)では、正規切断モードと正規応答モードが定義されている。また、局発見時には、起動局から応答局にXID(要求及び応答の交換識別情報)パケットが送られる。そして、通常のデータ通信は正規応答モードで行われるが、周辺の赤外線デバイスを探す動作である局発見の動作は正規切断モードで行われ、そのときの通信速度は9600bps、最小ターンアラウンド時間は10msなど、通信品質が規定されている。
一方、局発見の動作は、起動局が1、6、8、16のうち何れかのスロット数のXIDパケットと一つの最終(♯n)XIDパケットを一定間隔で送信し、これを受信した応答局はそのXIDパケットに含まれるスロット情報を基に乱数を発生させて、出力された結果に対応したスロット番号で自局のXIDパケットにより応答する。
XIDのパケット構成は、図3に示すように、BOF(フレームの始め)から始まってEOF(フレームの終わり)で終わる。ここでは、IrDA規格の一つであるIrLAP規格を示すが、そのパケット先頭部に10オクテット(バイト)のexBOFが加えられている。これは、最小ターンアラウンド時間(10ms)をそのデータ分で代用しているためである。
図4はexBOFデータの構成を示す図であり、UART(Universal Asynchronous Receiver Transmitter)データと赤外線パルス出力及び受信データの関係を示している。
IrLAP規格では、exBOFはOxFF(1バイトでビットが全て1のデータ)が推奨されている。そして、このXIDパケットの先頭部分を確実に捕らえて、トランシーバーのシャットダウン(shut‐down)機能を動的に制御できれば、データ待ちの状態でのトランシーバーの消費電流を低減させることができる。
図5は本実施例のシャットダウン制御回路の一例を示すブロック図である。また、図6はそのシャットダウン制御例を示す図である。図中、1は10進カウンタ、2は500msのカウンタで、それぞれ700Hz〜1kHzのクロック(CLK)が入力され、イネーブル(ENABLE)端子とリセット(RESET)端子を備えている。3はD型のフリップフロップ(DFF)で、カウンタ2からのタイムアウト(TO)信号が入力される。
また、4、5はインバータ、6は送信データ(TxD)と受信データ(RxD)の入出力端子を持つ赤外線モジュールで、シャットダウンコントロール回路7からのシャットダウン(SD)信号が入力される。8はエンコーダ/デコーダ、9はLSIからなる通信回路で、パラレル/シリアル変換及びシリアル/パラレル変換を行う。
上述のXIDパケットの中で、exBOF部分の正確な時間は、1/9600×10(ビット)×10(オクテット)=10.4msとなる(UARTデータの10ビットは8ビット+スタート及びストップの各1ビットである)。よって、図5の回路において、間欠動作の周期を1.04ms以上1.4ms以下程度に設定し、10進カウンタ1により間欠動作の周期の1/10時間だけトランシーバーを動作状態にさせる。この動作状態の間に受信データがない場合は間欠動作を繰り返し、データを受信した場合はフリップフロップ3の出力(Q)をクリアする。これにより、10進カウンタ1はリセット、ディスエーブルされ、トランシーバーは動作状態となる。
そして、通信が正常に終了し、受信データがなくなるとカウンタ2が動作し、500msが経過した後にフリップフロップ3の出力をH(高レベル)にすることで、再度間欠動作状態に移行する。
ここで、IrDA通信は、接続中には必ず500ms以内にパケットを交換する規格となっているので、動作状態から間欠動作に戻すためのタイマ(カウンタ)の設定は500ms以上が妥当である。また、exBOFのデータパターンにOxO(1バイトでビットが全て0のデータ)などのようなパルスを多く発生するデータを採用すれば、更に低消費電流化が可能となる。
図7は本実施例の各部の動作タイミングを示す図であり、ここでは、上述のクロック(CLK)、シャットダウン(SD)、フリップフロップ(DFF)3のQ出力、リセット信号(RESET)、カウンタ2のタイムアウト信号(TO)、及び受信データ(RxD)のそれぞれのタイミングを示している。
本実施例では、従来のトランシーバーに対して受信待機時の消費電流を1/10にすることができる。また、一般に高速通信規格に対応したトランシーバーは更に消費電流が上がってしまうので、これらのトランシーバーを携帯電話で使用する場合に、本実施例は有効な手法となる。
このように、携帯電話など消費電力低減のため赤外線の機能を無効化されている製品に対しても、受信待機時の消費電流を低く抑えることができるので、赤外線の機能を常に有効にすることができる。
本発明は、IrDA通信機能を持つ携帯電話やPDAなどに広く利用することができる。
本発明の実施例のプロトコルシーケンスを示す図 実施例の局発見時の動作を示す説明図 XIDのパケット構成を示す図 exBOFデータの構成を示す説明図 実施例のシャットダウン制御回路例を示すブロック図 実施例のシャットダウン制御例を示す説明図 実施例の動作タイミングを示す図 IrDAを用いたSIR方式の回路構成を示すブロック図
符号の説明
1 10進カウンタ
2 カウンタ
3 D型フリップフロップ
6 赤外線モジュール
7 SDコントロール回路
8 エンコーダ/デコーダ
9 変換回路

Claims (1)

  1. IrDA規格の赤外線通信を行う赤外線通信モジュールの制御方法において、局発見時に生成されるパケットの先頭部分に付加されるexBOFデータの合計時間に間欠動作の周期を設定し、その1/n(nは正数)時間だけ動作状態にして受信データがない場合は間欠動作を繰り返し、受信データがあった場合は通信が終わるまで動作状態を保持し、通信が終了した後に再度間欠動作を再開することを特徴とする赤外線通信モジュールの制御方法。
JP2004115399A 2004-04-09 2004-04-09 赤外線通信モジュールの制御方法 Withdrawn JP2005303596A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008062883A1 (fr) * 2006-11-24 2008-05-29 Nec Corporation Dispositif de communication infrarouge et procédé de commande pour celui-ci

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