JP2005301521A - ネットワーク機器管理システム及び方法並びにネットワーク機器管理用プログラム - Google Patents

ネットワーク機器管理システム及び方法並びにネットワーク機器管理用プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2005301521A
JP2005301521A JP2004114585A JP2004114585A JP2005301521A JP 2005301521 A JP2005301521 A JP 2005301521A JP 2004114585 A JP2004114585 A JP 2004114585A JP 2004114585 A JP2004114585 A JP 2004114585A JP 2005301521 A JP2005301521 A JP 2005301521A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
network device
setting information
setting
processing
information storage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004114585A
Other languages
English (en)
Inventor
Takafumi Ogata
孝文 緒方
Shigeki Mukoyama
繁喜 向山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
NEC Communication Systems Ltd
Original Assignee
NEC Corp
NEC Communication Systems Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp, NEC Communication Systems Ltd filed Critical NEC Corp
Priority to JP2004114585A priority Critical patent/JP2005301521A/ja
Publication of JP2005301521A publication Critical patent/JP2005301521A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Computer And Data Communications (AREA)

Abstract

【課題】 オペレータが所定の処理を実行する機器を容易に判断することができること。
【解決手段】 ネットワーク機器に対する設定処理状況を表す処理状況データを記憶するネットワーク機器設定手段を備えたネットワーク機器管理システムであって、
ネットワーク機器設定手段にて記憶された処理状況データから予め定められた判別基準に基づいてネットワーク機器に設定された設定情報を所定の記憶媒体に記憶するか否かを判別する設定情報記憶処理判別手段と、この判別結果に基づいて設定情報を記憶する対象として判別されたネットワーク機器を外部に対して表示するネットワーク機器表示手段と、を備え、このネットワーク機器表示手段にて表示されたネットワーク機器が外部入力により選択されたときに当該選択されたネットワーク機器の設定情報を所定の記憶媒体に記憶保持する処理を行う設定情報記憶手段を備えた。
【選択図】図1

Description

本発明は、ネットワーク機器管理システムにかかり、特に、ネットワーク機器の設定を行うと共に、その設定情報を記憶して管理するネットワーク機器管理システムに関する。また、その方法及びネットワーク機器管理用プログラムに関する。
ネットワークシステム上では、サーバコンピュータにてルータなどネットワーク機器の設定情報が管理されており、設定情報の変更や当該設定情報の記憶保持が行われる。ここで、上記設定情報をコンフィグ情報と呼び、このコンフィグ情報のディスクへの保存をライトメモリ処理と呼ぶ。
そして、従来では、ライトメモリ処理を実施する際に、オペレータが1つ1つルータにアクセスし、ライトメモリを実施していた。さらには、どのルータがライトメモリ対象であるか判断するには、コンフィグを変更したルータを1つ1つ自分で記録する必要があり、かかる作業の手間が生じていた。
また、予め各ネットワーク機器に対する処理を設定した情報をサーバに入力しておき、これにより上記処理をサーバにて自動的に行う、という技術が特許文献1に開示されている。
特開平8−30531号公報
しかしながら、上記従来例では、ネットワーク機器を設定する知識を有する者がライトメモリを実行する機器を選択して当該処理の実行指令情報を入力しなければならず、いぜんとしてその手間を除くことは困難であり、また、ネットワーク機器を選択する専門的知識が要求され、オペレータにかかる負担が大きいという問題が生じていた。
また、仮に機器の選択に専門的な知識を必要としなくても、実行指令情報を入力する際にライトメモリを実行する機器を個々に指定するなどの上記同様の手間が生じる。
このため、本発明では、オペレータが所定の処理を行うネットワーク機器を容易に判断することができると共に、当該処理指令を容易に出すことができ、オペレータの負担の軽減を図るネットワーク機器設定システムを提供することをその目的とする。
そこで、本発明では、ネットワークに接続されたネットワーク機器の設定を行うと共に当該ネットワーク機器に対する設定処理状況を表す処理状況データを記憶するネットワーク機器設定手段を備えたネットワーク機器管理システムであって、
ネットワーク機器設定手段にて記憶された処理状況データから予め定められた判別基準に基づいてネットワーク機器に設定された設定情報を所定の記憶媒体に記憶するか否かを判別する設定情報記憶処理判別手段と、
この判別結果に基づいて設定情報を記憶する対象として判別されたネットワーク機器を外部に対して表示するネットワーク機器表示手段と、を備え、
このネットワーク機器表示手段にて表示されたネットワーク機器が外部入力により選択されたときに当該選択されたネットワーク機器の設定情報を所定の記憶媒体に記憶保持する処理を行う設定情報記憶手段を備えた、という構成を採っている。
このような構成にすることにより、本発明は以下のように作用する。まず、ネットワーク機器設定手段にてネットワーク機器の設定処理が行われると共に、そのときの処理状況データが記憶される。続いて、この処理状況データに基づいて、その処理対象となったネットワーク機器の設定情報を記憶するか否かが設定情報記憶処理判別手段にて判別され、判別結果に応じて設定処理を記憶する対象として判別されたネットワーク機器がネットワーク機器表示手段にて表示される。そして、表示されたネットワーク機器がオペレータにて選択されると、当該選択されたネットワーク機器の設定情報の記憶処理が設定情報記憶手段にて実行される。
従って、オペレータは表示画面を参照することで容易に設定情報を記憶処理するネットワーク機器を認識することができ、かつ、これを選択することで当該処理がシステムにて自動的に実行される。その結果、処理対象となるネットワーク機器を選定するオペレータに専門的な知識が必要とされず、また、その操作が容易となり、オペレータの負担の軽減を図ることができる。さらには、より的確にネットワーク機器の管理を実行することができる。
また、本発明では、上記構成に加えて、ネットワーク機器設定手段は、ネットワーク機器の設定情報を変更したことを示す設定変更情報を処理状況データとして記憶する機能を有し、
設定情報記憶処理判別手段は、処理状況データとして設定変更情報が存在した場合にネットワーク機器を設定情報記憶手段による設定情報記憶処理の対象となるよう判別する機能を有し、
設定情報記憶手段は、当該設定情報記憶手段にて設定情報の記憶処理を行ったネットワーク機器に対応する設定変更情報を削除する機能を有する、という構成を採っている。
さらに、ネットワーク機器の設定情報が変更されたことを示す設定変更情報は、設定変更時間を表す情報である、という構成にするとよい。
このような構成にすることで、本発明は以下のように作用する。まず、ネットワーク機器に対して設定情報の変更が行われると、ネットワーク機器設定手段にて設定変更されたことを表す設定変更情報(例えば、そのときの時間情報)が記憶される。そして、この設定変更情報の有無で設定情報記憶処理を行うネットワーク機器の判断が行われる。また、設定情報の記憶処理が行われた際には、上記設定変更情報が削除される。従って、設定情報が変更され、当該設定情報の記憶処理が実行されていないネットワーク機器が処理対象としてオペレータに表示されるため、的確に記憶処理が必要な機器が選択可能なよう表示させることができ、オペレータにて選択されずに記憶処理の実行の漏れが生じることを有効に抑制することができる。
また、本発明は、上記構成に加えて、ネットワーク機器表示手段は、設定情報記憶処理判別手段の判別結果に基づいて設定情報を記憶する対象と記憶しない対象とに区別してネットワーク機器を外部に対して表示する機能を有し、
設定情報記憶手段は、設定情報を記憶する対象として区別されて前記ネットワーク機器表示手段に表示されたネットワーク機器が外部入力により選択されたときに当該選択されたネットワーク機器の設定情報を所定の記憶媒体に記憶保持する処理を行う機能を有する、という構成を採っている。
さらに、上記構成に加えて、設定情報記憶手段は、設定情報を記憶しない対象として区別されてネットワーク機器表示手段に表示されたネットワーク機器が外部入力により選択された場合であっても当該選択されたネットワーク機器の設定情報を所定の記憶媒体に記憶保持する処理を行う機能を有する、という構成を採っている。
このような構成にすることにより、本発明では、全てのネットワーク機器を表示部に表示すると共に、その際に設定情報記憶処理の対象となる機器と、対象とならない機器とを区別して表示するため、オペレータが全てのネットワーク機器の状況を認識することが可能となる。その上で、記憶処理が必要なネットワーク機器を選択する可能である。また、必要と判別されていない機器をも記憶処理を実行するよう選択することが可能であり、その際に、当該選択された機器に対して記憶処理が実行されるため、誤って記憶処理が必要でないと判別されたネットワーク機器に対してもオペレータが判断により記憶処理を実行することができる。
また、本発明は、ネットワークに接続されたネットワーク機器の設定を、一又は二以上のコンピュータにて行うネットワーク機器管理方法であって、
コンピュータが、ネットワーク機器の設定を行うと共に当該ネットワーク機器に対する設定処理状況を表す処理状況データを記憶するネットワーク機器設定工程と、
コンピュータが、ネットワーク機器設定工程にて記憶された処理状況データから予め定められた判別基準に基づいてネットワーク機器に設定された設定情報を所定の記憶媒体に記憶するか否かを判別する設定情報記憶処理判別工程と、
コンピュータが、設定情報記憶処理判別工程による判別結果に基づいて設定情報を記憶する対象として判別されたネットワーク機器を外部に対して表示するネットワーク機器表示工程と、を有し、
コンピュータが、ネットワーク機器表示工程にて表示されたネットワーク機器が外部入力により選択されたときに当該選択されたネットワーク機器の設定情報を所定の記憶媒体に記憶保持する処理を行う設定情報記憶工程を有する、という構成のネットワーク機器管理方法の発明でもある。
さらに、本発明は、ネットワークに接続されたネットワーク機器の設定を行う一又は二以上のコンピュータに、
ネットワーク機器の設定を行うと共に当該ネットワーク機器に対する設定処理状況を表す処理状況データを記憶するネットワーク機器設定手段、
ネットワーク機器設定手段にて記憶された処理状況データから予め定められた判別基準に基づいてネットワーク機器に設定された設定情報を所定の記憶媒体に記憶するか否かを判別する設定情報記憶処理判別手段、
この判別結果に基づいて設定情報を記憶する対象として判別されたネットワーク機器を外部に対して表示するネットワーク機器表示手段、
このネットワーク機器表示手段にて表示されたネットワーク機器が外部入力により選択されたときに当該選択されたネットワーク機器の設定情報を所定の記憶媒体に記憶保持する処理を行う設定情報記憶手段、
とを実現するためのネットワーク機器管理用プログラムの発明でもある。
上記構成の方法、プログラムの発明であっても、上述したシステムの発明と同様に作用するため、上記目的を達成することができる。
本発明は、以上のように構成され機能するので、これによると、オペレータは表示画面を参照することで容易に設定情報を記憶処理するネットワーク機器を認識することができ、かつ、これを選択することで当該処理がシステムにて自動的に実行されるため、処理対象となるネットワーク機器を選定するオペレータに専門的な知識が必要とされず、また、その操作が容易となり、オペレータの負担の軽減を図ることができる。
以下、主に本発明であるネットワーク機器管理システムについて、各実施例にて説明すると同時に、ネットワーク機器管理方法、及び、ネットワーク機器管理用プログラムについても説明する。
本発明であるネットワーク機器管理システムは、主にネットワークに接続されたルータの設定を管理するコンピュータにて構成される。そして、このコンピュータは、ルータに設定した設定情報(以下、コンフィグ情報と呼ぶ)をコンピュータのディスクに記憶する処理(以下、ライトメモリ処理と呼ぶ)を、オペレータからの指示により実行する。このとき、オペレータの負担を軽減するための構成を備えた発明である。
以下、本発明の具体的な構成を各実施例にて説明する。なお、以下では、ネットワーク機器としてルータを例に挙げて説明するが、当該ネットワーク機器はルータに限定されるものではない。
本発明の第1の実施例を、図1乃至図7を参照して説明する。図1乃至図2は、本発明の構成を示す概略図である。図3は、オペレータに対して表示される画面の一例を示す説明図である。図4乃至図7は、システムの動作を示す説明図である。
〈構成〉
本発明であるネットワーク機器管理システム1は、図1に示すように、コンピュータであるQoSサーバ10とQoSGUI端末20とにより構成されている。そして、QoSサーバ10とQoSGUI端末20とはLANケーブルや他のネットワーク回線にて接続され、また、QoSサーバ10は、公衆ネットワークあるいは所定の施設内のLANなどネットワークNに接続されている。そして、ネットワークN上には、複数のルータA(Ra)〜ルータF(Rf)が存在し、QoSサーバ10にて機器状態の設定及び設定変更がなされる。以下、QoSサーバ10とQoSGUI端末20について詳述する。
〈QoSサーバ〉
QoSサーバ10は、一般的なサーバコンピュータにて構成されており、その構成を図2の機能ブロック図にて示す。この図に示すように、QoSサーバ10は、演算装置であるCPU(10A)と、記憶装置であるハードディスク10Bと、通信装置である通信部10Cとを備えている。また、図示していないが、記憶装置としてRAM,ROMなどを備えていることはもちろんのこと、入力装置や出力装置など、一般的なサーバコンピュータが備える機能を備えている。
そして、QoSサーバ10のCPU(10A)には、ネットワーク機器管理用プログラムが組み込まれることで、ネットワークNに接続されたルータ(Ra等)の設定を行うと共に当該ルータに対する設定処理状況を表す処理状況データを記憶するネットワーク機器設定部11(ネットワーク機器設定手段)と、後述するQoSGUI端末20からの要求に応じて上記処理状況データを当該QoSGUI端末20に送信する処理状況データ送信部12と、後述するようにQoSGUI端末20にて表示されたルータのうちオペレータにて選択されたルータのコンフィグ情報をハードディスク10Bに記憶保持する処理を行う設定情報記憶処理部13(設定情報記憶手段)と、が構築される。なお、上記処理部を実現するためのプログラムは、予めQoSサーバ10に記憶されていてもよく、可搬媒体を介して提供されたり、ネットワーク上の他のコンピュータから提供されてもよい。また、これに伴い、ハードディスク10Aには、ネットワーク機器情報記憶部14、処理状況データ記憶部15、設定情報記憶部16が形成されている。以下、上記各処理部11〜13及び各記憶部14〜16について詳述する。
まず、ネットワーク機器設定部11は、予めオペレータなどにより入力されたルータ(Ra等)にアクセスするためのIPアドレスを記憶したネットワーク機器情報記憶部14から読み出し、かつ、同様にネットワーク機器情報記憶部14に格納されているルータ設定情報に基づいて、各ルータにアクセスしてルータの動作設定すなわちコンフィグ情報の設定・変更処理を行う。このとき、ネットワーク機器設定部11は、さらに、ルータに対して設定処理を行ったことを表す処理状況データを、ルータ毎に対応させて処理状況データ記憶部15に記憶する。なお、このとき、処理状況データは、ルータのコンフィグ情報を変更したことを示す設定変更情報、さらに具体的には、設定変更処理を行った時間を表す設定変更時間情報(アクセス時間情報)である。従って、例えば、ルータA(Ra)に対してQoSサーバ1にてコンフィグ情報の変更処理が行われた場合には、そのときのルータへのアクセス時間がルータAの設定変更情報として処理状況データ記憶部15に記憶される。
また、処理状況データ送信部12は、後述するQoSGUI端末20の設定情報記憶処理判別部21からの要求に応じて、各ルータ毎の設定変更時間情報であるアクセス時間情報を処理状況データ記憶部15から読み出して、当該ルータを識別する情報と共にQoSGUI端末20に送信する。このとき、ルータによってはアクセス時間情報が存在しない場合もあるが、その場合には、ルータを識別する情報と共に、アクセス時間情報が存在しない旨の情報を送信する。
また、設定情報記憶処理部13は、後述するQoSGUI端末20のネットワーク機器表示処理部22にて表示されたルータがオペレータにて選択されたときに、当該選択されたルータを特定する情報をQoSGUI端末20から受信し、そのルータから当該ルータに設定されているコンフィグ情報を取得する。そして、取得したコンフィグ情報を設定情報記憶部16に記憶する処理であるライトメモリ処理を行う。このとき、設定情報記憶処理部13は、QoSGUI端末20にネットワーク機器表示処理部22にて表示されたルータのうち、ライトメモリ処理の対象であるとして表示されたルータがオペレータにて選択されたときに、当該ルータに対してライトメモリ処理を行う。さらに、この設定情報記憶処理部13は、ライトメモリ処理を行ったルータに対応する上記設定変更情報、すなわち、処理状況データ記憶部15に記憶されている当該ルータに関するアクセス時間情報を削除するよう作動する。
〈QoSGUI端末〉
続いて、QoSGUI端末20について説明する。QoSGUI端末20は、上記QoSサーバ10に接続されたCPU(20A)、記憶部(図示せず)、表示部23、入力部24、通信部20Cなどを設けたコンピュータであって、一般的なパーソナルコンピュータ、サーバコンピュータであり、ネットワークシステムを監視するオペレータによって操作されるものである。このQoSGUI端末20は、QoSサーバ10に直接LANケーブルにて接続されていてもよく、あるいは、公衆ネットワークを介して接続され遠隔地に設置されていてもよい。
そして、QoSGUI端末20のCPU(20A)には、上記QoSサーバ10同様にネットワーク機器管理用プログラムが組み込まれることで、QoSサーバ10から処理状況データ記憶部15に記憶された各ルータ毎の処理状況データに基づいて当該ルータに対してライトメモリ処理を行うか否かを判別する設定情報記憶処理判別部21(設定情報記憶処理判別手段)と、判別結果に基づいてライトメモリ処理を実行する対象として判別されたルータを表示部23を介して外部に出力表示するネットワーク機器表示処理部22(ネットワーク機器表示手段)と、が構築される。これらの処理について詳述する。
まず、設定情報記憶処理判別部21は、QoSサーバ10に対して当該QoSサーバ10のネットワーク機器設定部11が取得した各ルータ毎の処理状況データを要求し、これに応じて上述したようにQoSサーバ10の処理状況データ送信部12から送信された各ルータ毎の処理状況データである設定変更時間情報を取得する(図2の点線矢印Y1参照)。そして、この取得した各ルータ毎の設定変更時間情報と、設定情報記憶処理判別部21に予め組み込まれている判別基準に基づいてルータに設定されたコンフィグ情報のライトメモリ処理を実行するか否かを判別する。具体的には、各ルータのアクセス時間情報が存在するか否かによって判別する。アクセス時間が存在していたらそのルータはライトメモリ処理の対象であると判別し、存在していなかったらそのルータはライトメモリ処理の非対象であると判別する。そして、その結果をネットワーク機器表示処理部22に通知する。
このネットワーク機器表示処理部22は、上記判断結果に基づいて、ライトメモリ処理の対象であるルータと、非対象であるルータとを区別して表示部23に表示する。その一例を図3に示す。この図は、QoSGUI端末20の表示部23に映し出される画面の一例を示すものであり、右側にライトメモリ処理を実行する対象となるルータの一覧を表示し、左側に非対象のルータの一覧を表示している。そして、ネットワーク機器表示処理部22は、この表示上でオペレータにて入力部24を介してライトメモリ対象ルータが選択されるのを待つ。その後、あるルータが選択されると、その旨の情報、すなわち、当該ルータをライトメモリ処理の対象として特定する旨の情報をQoSサーバ10の設定情報記憶処理部13に通知する(図2の点線矢印Y2参照)。これにより、上述したように、QoSサーバ20の設定処理部で、ライトメモリ処理が実行されると共に、当該ライトメモリ処理が実行されたルータのアクセス時間情報が処理状況データ記憶部15内から消去される。
〈動作〉
次に、上記構成のネットワーク機器管理システムの動作について、図4乃至図7を参照して説明する。図4は、システム全体の動作を示すシーケンス図である。図5と図7は、QoSサーバ10の動作を示すフローチャートである。図6は、QoSGUI端末20の動作を示すフローチャートである。なお、図4では、ネットワーク機器管理システムであるQoSサーバ10とQoSGUI端末20とを操作するオペレータPの動作も図示する。また、ライトメモリ処理の実行対象としてルータCを図4に図示して説明する。
まず、事前に、オペレータPがQoSサーバ10に対して、システムが管理するネットワーク上の全てのルータA〜F(Ra〜Rf)にアクセスするためのアドレス、すなわち、IPアドレスを入力する(ステップS1)。すると、QoSサーバ10は、各ルータのアクセスアドレスとなるIPアドレスをネットワーク機器情報記憶部14に記憶する(ステップS2)。なお、このとき、オペレータPはQoSGUI端末20に各ルータのIPアドレスを入力してQoSサーバ10に登録してもよい。
続いて、QoSサーバ10は、上記IPアドレスに基づいて各ルータに対してコンフィグ情報の新規設定、あるいは、変更処理を行う(ステップS3)。これに応じて、各ルータでは、新たなコンフィグ情報が設定される(ステップS4)。そして、QoSサーバ10では、所定のルータに対してコンフィグ情報の設定・変更を実行した場合であって(図5のステップA1にて肯定判断)、そのルータのアクセス時間情報が処理状況データ記憶部15内に記憶されていない場合には(図5のステップA2にて否定判断)、当該ルータへのアクセス時間情報を処理状況データ記憶部15に記憶する(ステップS5、図5のステップA3、ネットワーク機器設定工程)。
続いて、任意のタイミングにて、QoSGUI端末20からQoSサーバ10に各ルータのアクセス時間情報の要求がなされ(ステップS6)、これに応じてQoSサーバ10からアクセス時間情報がQoSGUI端末20に送信され(ステップS7)、当該QoSGUI端末20が取得する(図6のステップB1)。そして、ルータ毎にアクセス時間情報が存在しているか否かを調べ、当該ルータがライトメモリ処理対象であるか否かを判別する(設定情報記憶処理判別工程)。このとき、アクセス時間情報が存在しているルータをライトメモリ処理対象ルータとして表示部に表示し(図6のステップB2にて肯定判断の後、ステップB3)、存在しないルータをライトメモリ処理非対象ルータとして表示部に表示する(図6のステップB2にて否定判断の後にステップB4、ネットワーク機器表示工程)。このときのQoSGUI端末20の表示部23の様子は上述した図3の通りであり、かかる画面がオペレータPにて閲覧される(ステップS8)。
続いて、QoSGUI端末20の表示画面上で、ライトメモリ対象ルータ一覧の中から例えばルータC(Rc)が選択されたとする。すなわち、オペレータPは、図3の画面上でマウスなどの入力部24を操作してルータCを選択し、実行ボタンをクリックすることで、実際にライトメモリ処理を実行するルータCを選択して当該実行指令を入力することができる(ステップS9)。そして、かかるルータ選択指示を受けたQoSGUI端末20は、当該ルータC(Rc)を特定する情報をQoSサーバ10に通知する(ステップS10)。
続いて、ライトメモリ処理指令を受けたQoSサーバ10は(図7のステップC1)、選択されたルータC(Rc)に対してライトメモリ処理を実行する(図7のステップC2、設定情報記憶工程)。具体的には、ルータCに対してコンフィグ情報を要求して(ステップS11)、これに応じてルータCから送信された当該ルータCの現在のコンフィグ情報(ステップS12)を受け取り、設定情報記憶部16にルータCのコンフィグ情報として記憶する(ステップS13)。
その後、QoSサーバ10がライトメモリ処理を正常に終了したことを確認すると(図7のステップC3)、当該処理を行ったルータCのアクセス時間情報を設定情報記憶処理部16から削除する(ステップS14、図7のステップC4)。
本システムは、以上のように作動するため、コンフィグ情報の変更があったルータのアクセス時間情報は、ライトメモリ処理が行われない限り処理状況データ記憶部15に存在することとなり、そのようなルータはQoSGUI端末20にてライトメモリ処理対象ルータとして非対象のものと区別されて表示されることとなる。従って、オペレータPは表示画面を参照することで容易にライトメモリ処理を実行する対象となるルータを認識することができ、当該オペレータに専門的な知識が無くても処理が必要なルータを的確かつ漏れなく選択することができる。また、ライト処理の実行指示操作が容易となり、さらなるオペレータの負担の軽減を図ることができる。
次に、本発明の第2の実施例について図3を参照して説明する。上記実施例1では、QoSGUI端末20にライトメモリ対象ルータとして表示されたルータを選択した場合にのみライトメモリ処理を実行するよう作動することを説明したが、本実施例では、ネットワーク機器表示処理部22にてライトメモリの非対象として区別されて表示されたルータであっても、オペレータにて選択されたルータはQoSサーバ10の設定情報記憶処理部13によるライトメモリ処理の対象となる、という構成を採っている。
このことを図3を参照して説明すると、例えば、左側のライトメモリ非対象ルータとして表示されたルータAをマウスにてクリックして選択した状態で、画面中央の右矢印(右向き三角印)をクリックすると、当該ルータAの表示が右側のライトメモリ対象ルータの欄に移動する。そして、さらに上述したように右側に移動したルータAの表示を選択して実行ボタンをクリックすることで、当該ルータAを選択する情報がQoSサーバ10に通知されてライトメモリ処理が実行される。
これにより、ライトメモリ処理が必要と判別されていないルータをもライトメモリを実行するよう選択することが可能であるため、誤ってライトメモリ処理が必要でないと判別されたルータに対してもオペレータの判断によりその処理を実行することができる。例えば、QoSサーバ10からではなくルータに直接アクセスして設定情報の変更を行ったような場合には、アクセス時間情報が記憶されないため、QoSGUIサーバ20がライトメモリ対象ルータであることを判別できない場合が生じる。このような場合であっても、ライトメモリ処理を実行することができ、ルータ管理を確実に行うことができる。
次に、本発明の第3の実施例を図8を参照して説明する。本実施例では、ネットワーク機器管理システム1が一台のコンピュータにて構成されており、図8に示すように、各処理部や記憶部、機能などが一台のコンピュータ内に構築されている。例えば、QoSサーバ10にQoSGUI端末20の機能が組み込まれて、当該QoSサーバ10のみで構成されてもよい。なお、図8に示す各処理部等の機能は上述同様であるので、その詳細な説明は省略する。
本発明であるネットワーク機器管理システムは、LANなどのネットワークシステムに組み込んで当該ネットワーク上の機器の状態を管理することに好適であるため、産業上利用可能性を有する。
ネットワーク機器管理システムの実施例1における全体構成を示す概略図である。 ネットワーク機器管理システムの実施例1における構成を示す機能ブロック図である。 ネットワーク機器管理システムにおいて表示される画面の一例を示す説明図である。 ネットワーク機器管理システムの実施例1における全体的な動作を示すシーケンス図である。 図1に開示したQoSサーバの動作の一部を示すフローチャートである。 図1に開示したQoSGUI端末の動作の一部を示すフローチャートである。 図1に開示したQoSサーバの動作の一部を示すフローチャートである。 ネットワーク機器管理システムであるQoSサーバの実施例3における構成を示す機能ブロック図である。
符号の説明
1 ネットワーク機器管理システム
10 QoSサーバ
20 QoSGUI端末
11 ネットワーク機器設定部
12 処理状況データ送信部
13 設定情報記憶処理部
14 ネットワーク機器情報記憶部
15 処理状況データ記憶部
16 設定情報記憶部
21 設定情報記憶処理判別部
22 ネットワーク機器表示処理部

Claims (7)

  1. ネットワークに接続されたネットワーク機器の設定を行うと共に当該ネットワーク機器に対する設定処理状況を表す処理状況データを記憶するネットワーク機器設定手段を備えたネットワーク機器管理システムであって、
    前記ネットワーク機器設定手段にて記憶された前記処理状況データから予め定められた判別基準に基づいて前記ネットワーク機器に設定された設定情報を所定の記憶媒体に記憶するか否かを判別する設定情報記憶処理判別手段と、
    この判別結果に基づいて前記設定情報を記憶する対象として判別された前記ネットワーク機器を外部に対して表示するネットワーク機器表示手段と、を備え、
    このネットワーク機器表示手段にて表示されたネットワーク機器が外部入力により選択されたときに当該選択されたネットワーク機器の設定情報を所定の記憶媒体に記憶保持する処理を行う設定情報記憶手段を備えた、
    ことを特徴とするネットワーク機器管理システム。
  2. 前記ネットワーク機器設定手段は、前記ネットワーク機器の設定情報を変更したことを示す設定変更情報を前記処理状況データとして記憶する機能を有し、
    前記設定情報記憶処理判別手段は、前記処理状況データとして前記設定変更情報が存在した場合に前記ネットワーク機器を前記設定情報記憶手段による設定情報記憶処理の対象となるよう判別する機能を有し、
    前記設定情報記憶手段は、当該設定情報記憶手段にて設定情報の記憶処理を行ったネットワーク機器に対応する前記設定変更情報を削除する機能を有する、
    ことを特徴とする請求項1記載のネットワーク機器管理システム。
  3. 前記ネットワーク機器の設定情報が変更されたことを示す前記設定変更情報は、設定変更時間を表す情報である、ことを特徴とする請求項1又は2記載のネットワーク機器管理システム。
  4. 前記ネットワーク機器表示手段は、前記設定情報記憶処理判別手段の判別結果に基づいて前記設定情報を記憶する対象と記憶しない対象とに区別して前記ネットワーク機器を外部に対して表示する機能を有し、
    前記設定情報記憶手段は、前記設定情報を記憶する対象として区別されて前記ネットワーク機器表示手段に表示されたネットワーク機器が外部入力により選択されたときに当該選択されたネットワーク機器の設定情報を所定の記憶媒体に記憶保持する処理を行う機能を有する、
    ことを特徴とする請求項1,2又は3記載のネットワーク機器管理システム。
  5. 前記設定情報記憶手段は、前記設定情報を記憶しない対象として区別されて前記ネットワーク機器表示手段に表示されたネットワーク機器が外部入力により選択された場合であっても当該選択されたネットワーク機器の設定情報を所定の記憶媒体に記憶保持する処理を行う機能を有する、
    ことを特徴とする請求項4記載のネットワーク機器管理システム。
  6. ネットワークに接続されたネットワーク機器の設定を、一又は二以上のコンピュータにて行うネットワーク機器管理方法であって、
    前記コンピュータが、ネットワーク機器の設定を行うと共に当該ネットワーク機器に対する設定処理状況を表す処理状況データを記憶するネットワーク機器設定工程と、
    前記コンピュータが、ネットワーク機器設定工程にて記憶された前記処理状況データから予め定められた判別基準に基づいて前記ネットワーク機器に設定された設定情報を所定の記憶媒体に記憶するか否かを判別する設定情報記憶処理判別工程と、
    前記コンピュータが、前記設定情報記憶処理判別工程による判別結果に基づいて前記設定情報を記憶する対象として判別された前記ネットワーク機器を外部に対して表示するネットワーク機器表示工程と、を有すると共に、
    前記コンピュータが、前記ネットワーク機器表示工程にて表示されたネットワーク機器が外部入力により選択されたときに当該選択されたネットワーク機器の設定情報を所定の記憶媒体に記憶保持する処理を行う設定情報記憶工程を有する、
    ことを特徴とするネットワーク機器管理方法。
  7. ネットワークに接続されたネットワーク機器の設定を行う一又は二以上のコンピュータに、
    前記ネットワーク機器の設定を行うと共に当該ネットワーク機器に対する設定処理状況を表す処理状況データを記憶するネットワーク機器設定手段、
    前記ネットワーク機器設定手段にて記憶された前記処理状況データから予め定められた判別基準に基づいて前記ネットワーク機器に設定された設定情報を所定の記憶媒体に記憶するか否かを判別する設定情報記憶処理判別手段、
    この判別結果に基づいて前記設定情報を記憶する対象として判別された前記ネットワーク機器を外部に対して表示するネットワーク機器表示手段、
    このネットワーク機器表示手段にて表示されたネットワーク機器が外部入力により選択されたときに当該選択されたネットワーク機器の設定情報を所定の記憶媒体に記憶保持する処理を行う設定情報記憶手段、
    とを実現するためのネットワーク機器管理用プログラム。
JP2004114585A 2004-04-08 2004-04-08 ネットワーク機器管理システム及び方法並びにネットワーク機器管理用プログラム Pending JP2005301521A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004114585A JP2005301521A (ja) 2004-04-08 2004-04-08 ネットワーク機器管理システム及び方法並びにネットワーク機器管理用プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004114585A JP2005301521A (ja) 2004-04-08 2004-04-08 ネットワーク機器管理システム及び方法並びにネットワーク機器管理用プログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005301521A true JP2005301521A (ja) 2005-10-27

Family

ID=35332998

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004114585A Pending JP2005301521A (ja) 2004-04-08 2004-04-08 ネットワーク機器管理システム及び方法並びにネットワーク機器管理用プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005301521A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7263442B2 (ja) モバイルアプリケーションのリアルタイム遠隔制御のためのシステムおよび方法
US11799815B2 (en) Group management method, terminal, and storage medium
US10482411B2 (en) Dashboard for dynamic display of distributed transaction data
KR101666417B1 (ko) 컴퓨터 시스템 보안 대시보드
US7962552B2 (en) Borrow and give back of windows
JP4833301B2 (ja) ウェブ・アプリケーション内のコンポーネントの接続先候補を提示するための方法、並びにそのコンピュータ・プログラム及びコンピュータ・システム
RU2595761C2 (ru) Управляющая информация, связанная с сетевыми ресурсами
US7533277B2 (en) Operating system shut down
US20140075574A1 (en) Api monitoring method and device therefor
US20150019966A1 (en) Method for processing data and electronic device thereof
KR20110034569A (ko) 씬 클라이언트 시스템, 서버 장치, 클라이언트 장치, 및 컴퓨터로 판독 가능한 기억 매체
US10681064B2 (en) Analysis of complex relationships among information technology security-relevant entities using a network graph
JP2019067308A (ja) 表示装置
US7549087B2 (en) User interface panel for hung applications
JP7255636B2 (ja) 端末管理装置、端末管理方法、およびプログラム
US9037981B2 (en) Information processing apparatus, control method therefor, and storage medium for displaying cursors from other sites in dedicated windows
JP2009176131A (ja) クライアント端末監視システム
US10466954B2 (en) Display control method and display control device
JPWO2004068359A1 (ja) 状態管理装置、状態管理システム、およびジョブ処理システム
JP2005301521A (ja) ネットワーク機器管理システム及び方法並びにネットワーク機器管理用プログラム
JP2014164571A (ja) 仮想デスクトップシステム、サーバ装置、クライアント装置、入力方法およびプログラム
JP2007058272A (ja) アイコン説明表示装置、アイコン説明表示方法、プログラムおよび記録媒体
JP3737503B2 (ja) 監視システム及び監視方法並びにそのプログラム
JP2017228088A (ja) 制御プログラム、制御方法および端末装置
JP6305054B2 (ja) 情報処理装置及びその制御方法及びプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070313

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090501

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090512

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090915