JP2005298938A - 水電解装置及びその運転方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 純水を供給することなく、空気中の水分を利用して、高純度のガスまたは高濃度のガスが得られる水電解装置を得ることを目的としている。
【解決手段】 高分子電解質膜5の一方の面に密着するように触媒電極7及び給電体1からなるアノード電極1aを形成し、高分子電解質膜5の他方の面に密着するように触媒電極8及び給電体2からなるカソード電極2aを形成し、カソード電極2a側は、パッケージ4に貫通孔12を設けて外気開放とし、アノード電極1a側は、パッケージ3、アノード電極1aを取り囲むシール剤9及び高分子電解質膜5で気密な電極室を形成し、電極室にガス出口11を設けた。
【選択図】 図1

Description

本発明は、電気化学的な反応を利用して水を電気分解する水電解装置に関するものである。
水電解セルは、電気化学的な反応を利用して水を電気分解し、水素や酸素等を発生させるものである。例えば、電解質として高分子電解質膜を使用する水電解装置は、高分子電解質膜、触媒電極、触媒電極に電流を流すための給電体、それらを収めたパッケージ(槽)を備えている。
例えば、特許文献1に示されるように、高分子電解質膜、アノード触媒電極、アノード給電体、カソード触媒電極及びカソード給電体から電解セルが構成され、電解セルが、導電性の端板で挟まれて電解装置が構成されている。また、複数の電解セルを、セパレータ板を介して積層した構造とすることもできる。
高分子電解質膜としては、パーフルオロスルフォン酸膜が使用されている。アノード給電体にはチタン多孔質体、アノード触媒電極には白金と酸化イリジウムが使用されている。カソード給電体には炭素繊維、カソード触媒電極には白金が使用されている。
次に動作について説明する。
アノード側に水を供給し、アノード給電体に電圧(対カソード電圧2V程度)をかけると、アノード側では、水が分解され、酸素が発生し、水素イオンが高分子電解質膜中を移動する(下記式(1))。
カソードでは、高分子電解質膜中を移動してきた水素イオンが電子を受け取り水素が発生する(下記式(2))。
アノード反応
O → 2H + 2e + 1/2O↑…(1)
カソード反応
2H + 2e → H↑…(2)
上記アノード反応及びカソード反応を継続するには、反応によって消費する水を供給する必要がある。工業プラントのような設備では、必要とする水量の供給も困難なことではない。しかし、生成したガスを利用するには、水と分離する等が必要があるため、電解セルの設置方向が垂直に限定されたり、気水分離の装置を設ける必要があった。また、水電解には高純度な水質の水が要求され、純水製造設備のない場所では、タンクに純水を貯めたりして、補充する必要があった。
そこで、純水製造設備あるいはタンクに貯めた純水を必要としない電解方法が提案された。例えば、特許文献2に記載の発明では、空気中の水分を吸収し、その水分を電気分解する。
また、特許文献3の発明では、送風する空気を積極的に加湿し、その空気中の水分を用いて電気分解をする。
特開平9−241880号公報(第2頁、図3) 特許第3201316号公報(第2−3頁、図1) 特許第3240981号公報(第4頁、図1)
上述のように、従来の純水を利用する水電解装置は、生成したガスと水を分離するため、水電解装置の設置方向に制約が生じることがあった。また、純水製造設備あるいはタンクに貯めた純水を補給する必要があり、運転維持が容易ではないという問題があった。
また、空気中の水分を利用する水電解装置でも、送風する空気を積極的に加湿する場合は、得られたガスと加湿した水分とを分離する気水分離装置を必要とし、また、加湿しない場合には、電解により生成したガスが空気に希釈される構成であり、濃度の低い希薄なものしか利用することができないという問題があった。
この発明は、上記のような問題点を解消するためになされたもので、純水を供給することなく、空気中の水分を利用して、高純度なガスまたは高濃度のガスが得られる水電解装置を得ることを目的としている。
この発明に係る水電解装置は、高分子電解質膜と、上記高分子電解質膜の一方の面に密着するように設けられた触媒電極及び給電体からなるアノード電極と、上記高分子電解質膜の他方の面に密着するように設けられた触媒電極及び給電体からなるカソード電極とからなる電解セルを備えた水電解装置において、上記アノード電極及びカソード電極のいずれか一方の電極は外気開放とし、他方の電極を気密に密閉して電極室を形成し、上記電極室にガス出口を設けたものである。
この発明に係る水電解装置の運転方法は、高分子電解質膜と、上記高分子電解質膜のそれぞれの面に密着するように設けられた触媒電極及び給電体からなる電極を備え、上記電極のいずれか一方の電極は外気開放とし、他方の電極を気密に密閉して電極室を形成し、上記電極室にガス出口を設け、上記電極間に印加する直流電圧の極性を、アノード反応及びカソード反応によって生じるガスのうち、必要とするガスに応じて随時変更するものである。
この発明に係わる水電解装置によれば、一方の外気開放とした電極側から空気中の水分を吸収するので、反応に必要な水が確保され、電気分解反応が生じるとともに、他方の密閉した電極で発生したガスは、外気で希釈されることなく、ガス出口から高純度で取り出すことができる。
この発明に係る水電解装置の運転方法によれば、アノード電極と上記カソード電極との間に印加する直流電圧の極性を、必要ガス種に応じて随時変更することによって、所望の種類のガスをガス出口から取り出すことができる。
実施の形態1.
図1は、この発明に係る水電解装置の実施の形態1を概念的に示す断面図である。図2は、この実施の形態1の水電解装置において、3Vを連続的に印加した時の電流の変化を示す図である。
水電解装置10は、給電体1,2、触媒電極7,8、高分子電解質膜5で電解セル6を構成する。
給電体1は、チタン金属繊維のウェブ焼結体(繊維径20μm、長さ50〜100mmの単繊維を開繊機にかけた後に焼結したもの)からなる目付け200g/cmの布であり、この布繊維間には多数の空隙がある。この布の、高分子電解質膜5と接する面に白金酸化イリジウム複合メッキを行い、白金酸化イリジウム複合メッキからなる触媒電極7を、布(給電体1)と一体化している。
給電体2は、厚さ200μmのカーボンペーパー(東レ製、型名TGPH−060:繊維径約10μm、空隙率78%)である。高分子電解質膜5と接するカーボンペーパーの面に、白金担持カーボン触媒を電解質膜(パーフルオロスルホン酸膜)を分散させた液を塗布して触媒電極8を形成し、触媒電極8をカーボンペーパーと一体化している。
高分子電解質膜5は、パーフルオロスルホン酸膜の市販品であり、高分子電解質膜5として、デュポン社のナフィオン117(1辺7cmの正方形)を用いている。
給電体1と触媒電極7とを一体化したアノード極1aは1辺が5cmの正方形とし、給電体2と触媒電極8を一体化したカソード極2aは1辺が5cmより少し小さめの正方形としている。そして、電流端子を兼ねたパッケージ3,4により、電解セル6を挟み込み、水電解装置10を構成した。
パッケージ3,4は、金属等の導電性材料からなり、ここでは、厚さ3mm、1辺が7cmの正方形のチタン板を用いている。このチタン板には、シール材9を挿入するための、カソード電極2a及びアノード電極1aを取り囲む挿入溝を設けている。
パッケージ3には、アノード電極1a上にガス出口11を設けるための孔を配している。パッケージ4には、カソード電極2aまで貫通する多数の貫通孔12を設けている。この実施の形態1では、Φ3mmの孔100個を1辺が5cmの正方形内に均等に配置した。高分子電解質膜5は、1辺が6.8cm正方形でパッケージ内に収まっている。なお、図示していないが、パッケージ3,4の面間は、絶縁材を介して約1kg/cmの面圧で締め付け、アノード電極1a及びカソード電極2aと高分子電解質膜5とが密着するようにしている。
アノード電極1aは、シール材9、パッケージ3及び高分子電解質膜5により気密に取り囲まれて、アノード電極室が形成されていて、アノード電極室に給電体1内の空隙と連通するガス出口11が設けられている。一方、カソード電極2a側のカソード電極室は、パッケージ4に貫通孔12が設けられ、大気と接している。
次に動作について説明する。気温20℃、湿度50%の状態で電圧3V(アノードを+側とした直流)を印加した。図2は、3Vを連続的に印加した時の電流の変化を示す図である。図2に示したように、カソード側の貫通孔12から空気中の水分を連続的に吸収することが可能となったため、電圧印加後、数分で電流値が落ち着き、10分後以降では約1.2Aの電流が流れた。
この時、アノード側のガス出口11からは約4cc/minの流量の高純度の酸素ガスが発生した。一方、カソード側では水素ガスが発生したが、空気中の酸素と反応して直ちに水分となった。
この実施の形態1によれば、高分子電解質膜5は気体は透過せず、水分のみを透過し、アノード電極室は外気と遮断されており、また、電解反応に必要な水分は高分子電解質膜5に含有されたものだけで、アノード電極室には存在せず、吸収された水分のほとんど全てが電気分解されてガス出口11から取り出されるので、特別な気液分離の工程を経ることなく高純度の酸素ガスが得られる。
なお、電解セル6の高分子電解質膜5と各電極1a,2aとが熱圧着等により一体化されている場合には、締め付け力をパッケージと給電体との電気接触を維持できる程度に低減することも可能である。
また、この実施の形態1の説明では、カソード側に外気と流通する貫通孔12を設けた場合を示したが、逆にアノード側に外気と流通する貫通孔を設け、カソード電極2a側を気密に保ったカソード電極室を形成し、このカソード電極室にガス出口を設けた場合は、カソード側のガス出口から高純度の水素ガスを連続的に発生させることが可能となる。
以上のように、この実施の形態1の水電解装置によれば、純水を供給することなく、空気中の水分から、高純度の酸素または高純度の水素が連続的に得られる。
実施の形態2.
この実施の形態2では、構成は実施の形態1とほぼ同様であるが、アノード電極1a及びカソード電極2aの仕様を同じとし、触媒電極7,8はPt系、給電体1,2はチタン金属繊維のウェブ焼結体とし、アノード電極1aとカソード電極2aとの間に印加する直流電圧の極性を切り替えるための切替スウィッチを備えている。その他の構成は、上記実施の形態1と同じとした。
次に動作について説明する。この実施の形態2では、印加する電圧の極性を周期的に反転させた。気温20℃、湿度50%の状態で直流電圧3Vを印加し、30分毎に極性を反転させた。その場合、図3に示したように、アノード側が+(プラス)の時はガス出口11から高純度の酸素ガスを発生し、アノード側が−(マイナス)の時は同じガス出口11から高純度の水素ガスを発生することができた。
以上のように、この実施の形態2によれば、印加する電圧の極性を、アノード反応及びカソード反応で発生するガスのうち、必要とするガスに応じて反転させることによって、同じガス出口11から、所望のガスを取り出すことができる。
実施の形態3.
図4は、この発明に係る水電解装置の実施の形態3を概念的に示す断面図である。この実施の形態2における電解セルの構成は、実施の形態1と同様で、基本的に実施の形態1と異なる点は、2つの電解セル6a,6bを積層している点であり、触媒電極7a,7bは、白金酸化イリジウム複合メッキとし、触媒電極8a,8bは、白金担持カーボン触媒としている。
図4に示したように、電解セル6aのアノード電極1a側のパッケージ13には、アノード電極1aの面に対応して多数の貫通孔12を形成し外気開放状態にし、電解セル6bのカソード電極2b側にもカソード電極2bの面に対応して多数の貫通孔12を形成している。電解セル6aと電解セル6b間にはセパレータ15が設けられている。
セパレータ15は、厚さ6mm、1辺が7cmの正方形のチタン板にシール材9の挿入溝とガス出口22,23を設けるための孔を配している。電解セル6aのカソード電極1b及び電解セル6bのアノード電極2aはそれぞれ、各電極を取り囲むシール材9、セパレータ15及び高分子電解質膜5により電解セル6aのカソード電極室と電解セル6bのアノード電極室が外気と遮断されるように形成されている。ガス出口23は、電解セル6bのアノード電極1bと通じており、ガス出口22は、電解セル6aのカソード電極2aと通じている。なお、図示していないが、パッケージ13,14間は、絶縁材を介して約1kg/cmの面圧で締め付け、アノード電極1a,1b及びカソード電極2a,2bと高分子電解質膜5とが密着するようにしている。
次に動作について説明する。気温20℃、湿度50%の状態で直流電圧6Vを、電解セル6aのアノード電極1a側を+として印加する。電解セル6a、電解セル6bともに約3Vの電圧がかかり、電解セル6aはアノード電極1a側の孔21から、また、電解セル6bはカソード電極2b側の孔12から空気中の水分を連続的に吸収することが可能となったため、電圧印加後、数分で電流値が落ち着き、10分後以降には約1.2Aの電流が流れた。
この時、電解セル6bのアノード電極1b側のガス出口23からは約4cc/minの流量で高純度の酸素が連続的に発生し、電解セル6aのカソード電極2a側のガス出口22からは約9cc/minの流量で高純度の水素が連続的に発生した。
なお、電解セル6aのアノード電極1a側では酸素が発生しているが外気に希釈されている。同様に、電解セル6bのカソード電極2b側では水素が発生したが、空気中の酸素と反応して水分となり、この水分の一部は電解セル6b内で消費され残りは大気中に蒸発する。
以上のように、この実施の形態3によれば、高分子電解質膜5は気体は透過せず、水分のみを透過し、電解セル6aのカソード電極室及び電解セル6bのアノード電極室は外気と遮断されており、また、電解反応に必要な水分は高分子電解質膜5に含有されたものだけで、カソード電極室及びアノード電極室には存在せず、吸収された水分のほとんど全てが電気分解されてガス出口22、23から取り出されるので、特別な気液分離の工程を経ることなく高純度の酸素ガス及び水素ガスが、純水を供給することなく、空気中の水分から得られる。
なお、上記実施の形態3において、電解セル6bの触媒電極7bを白金担持カーボン触媒に代えて二酸化鉛とすることによって、高濃度のオゾンを含む高濃度の酸素ガスが連続的に得られる。
例えば、気温20℃、湿度50%の状態で、電解装置10に電圧印加(電解セル6aのアノード電極1a側を+とした直流8V)を行ったところ、電解セル6aには約3Vの電圧が掛かり、電解セル6bには約5Vの電圧が掛かった。印加を続けている間は約1Aの電流が流れ、ガス出口22から約7cc/minの高純度の水素ガスを繰り返し発生させることができた。この時、ガス出口23からは、高濃度のオゾン(オゾン濃度5%程度)を含む高濃度の酸素ガス(約3cc/min)が連続的に発生した。
この発明に係る水電解装置及びその運転方法は、還元剤として利用される水素ガス並びに酸化剤として利用される酸素ガス及びオゾンを高純度または高濃度で生成する。
この発明に係る水電解装置の実施の形態1を概念的に示す断面図である。 実施の形態1の水電解装置において、3Vを連続的に印加した時の電流の変化を示す図である。 実施の形態1の水電解装置において、極性反転動作時のガス発生を示す図である。 この発明に係る水電解装置の実施の形態3を概念的に示す断面図である。
符号の説明
1,2 給電体、3,4,13,14 パッケージ、5 高分子電解質膜、
6,6a,6b 電解セル、7,7a,7b,8,8a,8b 触媒電極、
9 シール材、10 水電解装置、11,22,23 ガス出口、12 貫通孔。

Claims (5)

  1. 高分子電解質膜と、上記高分子電解質膜の一方の面に密着するように設けられた触媒電極及び給電体からなるアノード電極と、上記高分子電解質膜の他方の面に密着するように設けられた触媒電極及び給電体からなるカソード電極とからなる電解セルを備えた水電解装置において、上記アノード電極及びカソード電極のいずれか一方の電極は外気開放とし、他方の電極を気密に密閉して電極室を形成し、上記電極室にガス出口を設けたことを特徴とする水電解装置。
  2. 上記アノード電極及びカソード電極の触媒電極を同一材料で構成し、かつ、上記アノード電極及びカソード電極の給電体を同一材料で構成したことを特徴とする請求項1記載の水電解装置。
  3. 上記電解セルを2個備え、一方の電解セルは、アノード電極側が外気開放とされるとともにカソード電極側に電極室が形成され、他方の電解セルは、カソード電極側が外気開放とされるとともにアノード電極側に電極室が形成され、上記電解セルは上記電極室同士が上下方向に隣り合わせとなるように積層されていることを特徴とする請求項1記載の水電解装置。
  4. アノード電極とカソード電極との間に印加する直流電圧の極性を反転させる切替スウィッチを設けたことを特徴とする請求項1記載の水電解装置。
  5. 高分子電解質膜と、上記高分子電解質膜のそれぞれの面に密着するように設けられた触媒電極及び給電体からなる電極を備え、上記電極のいずれか一方の電極は外気開放とし、他方の電極を気密に密閉して電極室を形成し、上記電極室にガス出口を設け、上記電極間に印加する直流電圧の極性を、アノード反応及びカソード反応によって生じるガスのうち、必要とするガスに応じて随時変更することを特徴とする水電解装置の運転方法。
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