JP2005297799A - シートベルト装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 乗員が着座したりジュニアシート等を取り付けたりする座席のバックルをこの乗員に把握させることができるシートベルト装置を得る。
【解決手段】 互いに対を成す乗員拘束用ウエビングベルトのタングプレート及びバックルが、3つの座席(3連式シート)のそれぞれに一義的に設けられている。ここで、両端の座席の各々に対応して設けられたウエビングベルトの各巻取装置に当該ウエビングベルトの引出しを検出するセンサを設けると共に、両端の座席の各バックルに当該バックルのタングプレート挿入口を照明するライトを設ける。センサによってウエビングベルトの引出しが検出されると(S100)、上記引き出されたウエビングベルトのタングプレートと対を成すバックルのライトが、制御回路及びライト点灯制御回路によって点灯される(S104)。この結果、当該バックルのタングプレート挿入口が照明される。
【選択図】 図4

Description

本発明は、車両乗員の身体を長尺帯状のウエビングベルトで拘束するシートベルト装置に関する。
自動車等の車両には、例えば、衝突時等に乗員を保護するためにシートベルト装置が備えられている。このようなシートベルト装置は、長尺状のウエビングベルトを用いて乗員の身体を拘束する。
乗員は、ウエビングベルトを装着する際には、シートベルト装置からウエビングベルトを引き出し、そのウエビングベルトに取り付けられているタングプレートをこれに対応するバックルのタングプレート挿入口に挿入して固定する。この結果、乗員は、自らの身体をウエビングベルトで拘束させる。
しかしながら、車室内が暗くなる夜間等では、乗員はバックルの位置を把握し難い。このため、乗員は、バックルとタングプレートとの対応が分からず、例えば、着座対象の座席のタングプレートをその隣の座席のバックルのタングプレート挿入口に挿入して固定してしまう等、上記タングプレートに対応するバックルを混同してしまう、という欠点がある。
特に、後部座席を備えている車両において、その後部座席でジュニアシートやベビーシート(以下、ジュニアシート等という)を使用する場合には、このような問題が顕著に生じる。
このような問題を解消するために、車室内が暗くなった場合にルームランプをウエビングベルトの引出しと連動させて、車室内を照明するものがある(例えば、下記特許文献1を参照)。
しかしながら、ルームランプの照明先とバックルとが対応しておらず、乗員には、タングプレートに対応するバックルを把握したい、というニーズがある。
特開2003−81012号公報
本発明は、上記問題点に鑑み、乗員が着座したりジュニアシート等を取り付けたりする座席のバックルをこの乗員に把握させることができるシートベルト装置を得ることを目的とする。
請求項1に記載の発明に係るシートベルト装置は、複数の座席のそれぞれに一義的に対応して設けられ互いに対を成す乗員拘束用ウエビングベルトのタングプレート及びバックルと、前記ウエビングベルトが引き出されたことを検出するセンサと、前記バックルに設けられ、前記バックルを外部から識別させるためのライトと、前記センサが前記ウエビングベルトの引出しを検出した場合に、前記引き出されたウエビングベルトのタングプレートと対を成す前記バックルの前記ライトを点灯させる点灯制御回路と、を備えたことを特徴とする。
請求項1に記載の発明に係るシートベルト装置には、互いに対を成す乗員拘束用ウエビングベルトのタングプレート及びバックルが、複数の座席のそれぞれに一義的に対応して設けられている。
このような本シートベルト装置では、乗員がウエビングベルトを引き出すと、センサによって、ウエビングベルトが引き出されたことが検出される。
センサによってウエビングベルトの引出しが検出されると、点灯制御回路によって、上記引き出されたウエビングベルトのタングプレートと対を成すバックルのライトが点灯される。
従って、乗員は、車室内が暗くても、着座したりジュニアシート等を取り付けたりする座席のバックルを把握することができる。
請求項2に記載の発明に係るシートベルト装置は、複数の座席のそれぞれに一義的に対応して設けられ互いに対を成す乗員拘束用ウエビングベルトのタングプレート及びバックルと、前記座席に乗員が着座したことを検出するセンサと、前記バックルに設けられ、前記バックルを外部から識別させるためのライトと、前記センサが前記乗員の着座を検出した場合に、前記乗員が着座した座席の前記バックルの前記ライトを点灯させる点灯制御回路と、を備えたことを特徴とする。
請求項2に記載の発明に係るシートベルト装置には、互いに対を成す乗員拘束用ウエビングベルトのタングプレート及びバックルが、複数の座席のそれぞれに一義的に対応して設けられている。
このような本シートベルト装置では、乗員が車両の座席に着座したりジュニアシート等を配置したりすると、センサによって、この座席に乗員が着座したりジュニアシート等を配置したことが検出される。
センサによって乗員が上記座席に着座したりジュニアシート等を配置したことが検出されると、点灯制御回路によって、上記乗員が着座したりジュニアシート等を配置した座席のバックルのライトが点灯される。
従って、乗員は、車室内が暗くても、着座したりジュニアシート等を取り付けたりする座席のバックルを把握することができる。
請求項3に記載の発明に係るシートベルト装置は、請求項1又は請求項2に記載の発明において、前記ライトは、前記バックルのタングプレート挿入口を照明する、ことを特徴とする。
請求項3に記載の発明に係るシートベルト装置では、ライトが点灯すると、このライトが設けられたバックルのタングプレート挿入口が照明される。
従って、乗員は、着座したりジュニアシート等を取り付けたりする座席のバックルだけでなく、そのタングプレート挿入口も把握することができて、より一層好適である。
請求項4に記載の発明に係るシートベルト装置は、請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載の発明において、前記センサによる前記検出から経過した時間を計測するタイマと、前記センサによる前記検出の後に前記ライトが点灯するライト点灯時間が、予め設定される設定回路と、を備え、前記点灯制御回路は、前記タイマによって計測された時間が前記設定回路に予め設定された前記ライト点灯時間に達した場合に、前記点灯中のライトを消灯させる、ことを特徴とする。
請求項4に記載の発明に係るシートベルト装置の設定回路では、ライトが点灯するライト点灯時間が、予め設定される。
ライト点灯時間が設定された後において、乗員がウエビングベルトを引き出した場合(請求項1に記載のシートベルト装置、又は請求項1に従属する請求項3に記載のシートベルト装置の場合)、あるいは乗員が座席に着座したりジュニアシート等を取り付けたりした場合(請求項2に記載のシートベルト装置、又は請求項2に従属する請求項3に記載のシートベルト装置の場合)には、前述の如くセンサによってこのことが検出されるが、これと共に、センサによる上記検出から経過した時間が、タイマによって計測される。
次いで、タイマによって計測された時間が設定回路に予め設定された上記ライト点灯時間に達すると、点灯制御回路によって、点灯中のライトが消灯される。
このように、本請求項4に記載のシートベルト装置は、センサが上記検出の後に一定時間だけライトを点灯させて、乗員が着座したりジュニアシート等を取り付けたりする座席のバックルをこの乗員に把握させることができる。
また、本シートベルト装置は、上述のように、センサによる上記検出から一定時間経過した後にライトを消灯させるので、乗員がライトを消灯する操作を不要にすることができるだけでなく、不要な電力の消費を抑えることができる。
請求項5に記載の発明に係るシートベルト装置は、請求項1乃至請求項4の何れか1項に記載の発明において、前記バックルに設けられ、前記タングプレートが前記バックルに係合したことを検出するバックルスイッチを備え、前記点灯制御回路は、前記バックルスイッチが前記タングプレートと前記バックルとの係合を検出した場合に、前記点灯中のライトを消灯させる、ことを特徴とする。
請求項5に記載の発明に係るシートベルト装置では、乗員がウエビングベルトを引き出した場合(請求項1に記載のシートベルト装置、請求項1に従属する請求項3に記載のシートベルト装置、あるいは請求項4に記載のシートベルト装置であって請求項1又はこの請求項1に従属する請求項3に従属するものの場合)、あるいは乗員が座席に着座したりジュニアシート等を取り付けたりした場合(請求項2に記載のシートベルト装置、請求項2に従属する請求項3に記載のシートベルト装置、あるいは請求項4に記載のシートベルト装置であって請求項2又はこの請求項2に従属する請求項3に従属するものの場合)には、前述の如くセンサによってこのことが検出され、ライトが点灯される。
次いで、タングプレートがバックルに係合すると、バックルスイッチによって、このことが検出される。
次いで、点灯制御回路によって、点灯中のライトが消灯される。
このように、本請求項5に記載のシートベルト装置は、センサが上記検出の後に所定時間だけライトを点灯させて、乗員が着座したりジュニアシート等を取り付けたりする座席のバックルをこの乗員に把握させることができる。
また、本シートベルト装置は、上述のように、タングプレートがバックルに係合したときに、点灯中のライトを消灯させるので、乗員がライトを消灯する操作を不要にすることができるだけでなく、不要な電力の消費を抑えることができる。
以上説明した如く本発明に係るシートベルト装置は、乗員が着座したりジュニアシート等を取り付けたりする座席のバックルをこの乗員に把握させることができる。
(第1の実施の形態)
図1には、本発明の第1の実施の形態に係るシートベルト装置10の概略が斜視図にて示されている。
シートベルト装置10は、3つの座席22A、座席22B、及び座席22Cに適用されている。座席22Aと座席22Bとは、座席22Cを介在させてそれぞれ車両右側、車両左側に配置されており、これらの3つの座席22A、座席22C、及び座席22Bは横並びに一体とされた3連式シートとされている。
座席22Aの車両右側側方には、巻取装置40Aが設けられている。この巻取装置40Aには、乗員拘束用のウエビングベルト23Aが取り付けられており、巻取装置40Aは、ウエビングベルト23Aをその基端側から巻き取る。このウエビングベルト23Aの先端側は、座席22Aの車両右側側方で車体に固定されている。また、このウエビングベルト23Aの中央部は、タングプレート24Aを挿通している。すなわち、このウエビングベルト23Aの中央部には、タングプレート24Aが取り付けられている。
また、座席22Aの巻取装置40Aとは反対側(車両左側側方)、すなわち、座席22Aと座席22Cとの境界位置には、タングプレート24Aに対応するバックル26Aが設けられている。
従って、タングプレート24Aとバックル26Aとは、一義的に座席22Aに設けられており、互いに対を成している。
一方、座席22Bの車両左側側方には、巻取装置40Bが設けられている。この巻取装置40Bには、乗員拘束用のウエビングベルト23Bが取り付けられており、巻取装置40Bは、ウエビングベルト23Bをその基端側から巻き取る。このウエビングベルト23Bの先端側は、座席22Bの車両左側側方で車体に固定されている。また、このウエビングベルト23Bの中央部は、タングプレート24Bを挿通している。すなわち、このウエビングベルト23Aの中央部には、タングプレート24Bが取り付けられている。
また、座席22Bの巻取装置40Bとは反対側(車両右側側方)、すなわち、座席22Bと座席22Cとの境界位置には、タングプレート24Bに対応するバックル26Bが設けられている。
従って、タングプレート24Bとバックル26Bとは、一義的に座席22Bに設けられており、互いに対を成している。
また、上記の座席22Aと座席22Bとの間の座席22Cでは、車両左側側方、すなわち座席22Cと座席22Bとの境界位置に、乗員拘束用のウエビングベルト23Cが取り付けられている。このウエビングベルト23Cは、タングプレート24Cを挿通している。すなわち、このウエビングベルト23Cには、タングプレート24Cが取り付けられている。
一方、座席22Cのタングプレート24Cとは反対側(車両右側側方)、すなわち座席22Aと座席22Cとの境界位置には、タングプレート24Cに対応するバックル26Cが設けられている。
従って、タングプレート24Cとバックル26Cとは、座席22Cに一義的に設けられており、互いに対を成している。
また、上記の巻取装置40Aには、ウエビングベルト23Aが引き出されたことを検出する引出センサ12Aが取り付けられている。
一方、巻取装置40Aと同様に、上記の巻取装置40Bには、ウエビングベルト23Bが引き出されたことを検出する引出センサ12Bが取り付けられている。
これらの引出センサ12Aと引出センサ12Bとは、後述する点灯制御部13に接続されている。
また、上記のバックル26Aには、引出センサ12Aに対応するライト20Aが設けられている。ライト20Aは、バックル26Aの内部に設けられており、バックル26Aのタングプレート挿入口28Aを照明する。
一方、バックル26Aと同様に、上記のバックル26Bには、引出センサ12Bに対応するライト20Bが設けられている。ライト20Bは、バックル26Bの内部に設けられており、バックル26Bのタングプレート挿入口28Bを照明する(以上、図1及び図2参照)。
なお、ライト20Aを外部に露出した状態でバックル26Aに設けて、ライト20Aが、タングプレート挿入口28Aを含めてバックル26Aの外側を照明するようにしても良い。これと同様に、ライト20Bを外部に露出した状態でバックル26Bに設けて、ライト20Bが、タングプレート挿入口28Bを含めてバックル26Bの外側を照明するようにしても良い。
これらのライト20Aとライト20Bとは、後述する点灯制御部13に接続されている。
ここで、図3に示されるように、点灯制御部13は、制御回路14と、ライト点灯制御回路18とを備えている。
制御回路14は、マイクロコンピュータ等で構成されており、タイマ16と、設定回路17とを備えている。さらに、この制御回路14は、上記の引出センサ12Aと、引出センサ12Bとに接続されている。
制御回路14のタイマ16は、引出センサ12Aがウエビングベルト23Aの引出しを検出してから経過した時間、及び引出センサ12Bがウエビングベルト23Bの引出しを検出してから経過した時間を計測する。
また、制御回路14の設定回路17では、引出センサ12Aに対応するライト20A、及び引出センサ12Bに対応するライト20Bの点灯時間が予め設定される。
このような制御回路14は、引出センサ12Aの検出結果に基づいて、ウエビングベルト23Aが巻取装置40Aから引き出されたか否かを判断すると共に、ウエビングベルト23Bが巻取装置40Bから引き出されたか否かを判断し、後述するライト点灯処理ルーチンをライト点灯制御回路18と共に実行する。この制御回路14は、ライト20A及びライト20Bの少なくとも一方を点灯させたり消灯させたりする場合には、ライト点灯制御回路18に指示を出す。
一方、ライト点灯制御回路18は、制御回路14と、ライト20Aと、ライト20Bとに接続されており、制御回路14からの指示に基づいて、ライト20A及びライト20Bに電力を供給する。
例えば、ライト点灯制御回路18は、引出センサ12Aがウエビングベルト23Aの引出しを検出したことに対応する指示を制御回路14から受けると、ライト20Aに電力を供給する。また、ライト点灯制御回路18は、引出センサ12Aがウエビングベルト23Aの引出しを検出してから経過した時間が設定回路17に予め設定された点灯時間に達したことに対応する指示を制御回路14から受けると、ライト20Aへの電力供給を停止する。
また、ライト点灯制御回路18は、引出センサ12Bがウエビングベルト23Bの引出しを検出したことに対応する指示を制御回路14から受けると、ライト20Bに電力を供給する。また、ライト点灯制御回路18は、引出センサ12Bがウエビングベルト23Bの引出しを検出してから経過した時間が設定回路17に予め設定された点灯時間に達したことに対応する指示を制御回路14から受けると、ライト20Bへの電力供給を停止する。
すなわち、ライト点灯制御回路18は、制御回路14からの指示に応じて、ライト20A及びライト20Bの各々の点灯及び消灯を別個に制御する。
以下、本発明の第1の実施の形態に係るシートベルト装置10の作用について説明する。
図4には、本発明の第1の実施の形態に係る、バックル26Aのタングプレート挿入口28A、及びバックル26Bのタングプレート挿入口28Bの少なくとも一方を照明するためのライト点灯処理ルーチンがフローチャートにて示されている。
例えば、ウエビングベルト23Aが引き出される場合には、まず、引出センサ12Aの検出結果に基づいて、ウエビングベルト23Aの引出しが検出されたか否かが制御回路14によって判断される(ステップ100)。この判断が肯定されると、ステップ102に移行する。なお、この判断が否定されると、直ちに本処理ルーチンを終了する。
ステップ100での判断が肯定されてステップ102に移行すると、制御回路14のタイマ16が起動し、上記引出センサ12Aが上記ウエビングベルト23Aの引出しを検出してから経過した時間が計測開始される。このように、タイマ16による時間計測が開始されると、次のステップ104に移行する。
ステップ104では、制御回路14がライト点灯制御回路18に指示を出し、このライト点灯制御回路18によって、上記引き出されたウエビングベルト23Aのタングプレート24Aと対を成すバックル26Aに設けられたライト20Aに電力が供給され、このライト20Aが点灯される。
この結果、図2に示されるように、上記引き出されたウエビングベルト23Aのタングプレート24Aと対を成すバックル26Aのタングプレート挿入口28Aが照明される。
ここで、座席22Aのバックル26Aと座席22Cのバックル26Cとは隣り合っているが、ウエビングベルト23Aの引出しに対応して、このウエビングベルト23Aのタングプレート24Aと対を成すバックル26Aのタングプレート挿入口28Aのみが照明される。このため、乗員は、座席22Aのバックル26Aを、座席22Cのバックル26Cと取り違えることがない。
従って、乗員は、例えば夜間等で車室内が暗くても、着座したりジュニアシート等を取り付けたりする座席22Aのバックル26A、ひいてはそのタングプレート挿入口28Aを容易かつ確実に把握することができる。このように、引き出されたウエビングベルト23Aのタングプレート24Aと対を成すバックル26Aのライト20Aが点灯されると、次のステップ106に移行する。
ステップ106では、タイマ16によって計測された時間、すなわち引出センサ12Aがウエビングベルト23Aの引出しを検出してから経過した時間が設定回路17に予め設定されている点灯時間に達したか否かが、制御回路14によって判断される。この判断が肯定された場合にのみ次のステップ108に進む。
ステップ106での判断が肯定されてステップ108に移行すると、制御回路14がライト点灯制御回路18に指示を出し、このライト点灯制御回路18によって、上記ステップ104の処理以降に点灯し続けていたライト20Aへの電力供給が停止され、このライト20Aが消灯される。この結果、乗員がライト20Aを消灯する操作を不要にすることができるだけでなく、不要な電力の消費を抑えることができる。このように点灯中のライト20Aが消灯されると、次のステップ110に移行する。
ステップ110に移行すると、タイマ16のカウンタがリセットされ、本ライト点灯処理ルーチンを終了する。
一方、ウエビングベルト23Bが引き出された場合には、ウエビングベルト23Aが引き出された場合と同様の手順で処理が行われる。すなわち、引出センサ12Bによってウエビングベルト23Bの引出しが検出され、制御回路14及びライト点灯制御回路18によって座席22Bのバックル26Bのライト20Bに電力が供給され、このライト20Bが点灯されて、バックル26Bのタングプレート挿入口28Bが照明される。次いで、上記検出から所定時間(上記の点灯時間)経過した後に制御回路14及びライト点灯制御回路18によってライト20Bへの電力供給が停止され、このライト20Bが消灯される。この場合においても、前述のライト20Aが消灯される場合と同様に、乗員がライト20Bを消灯する操作を不要にすることができるだけでなく、不要な電力の消費を抑えることができる。
以上説明したように、本発明の第1の実施の形態に係るシートベルト装置10では、引き出されたウエビングベルト23Aに対応して上記ウエビングベルト23Aのタングプレート24Aと対を成すバックル26Aのタングプレート挿入口28Aがライト20Aによって照明されるので、乗員は、車室内が暗くても、着座したりジュニアシート等を取り付けたりする座席22Aのバックル26Aのタングプレート挿入口28Aを、容易に、しかも確実に把握することができる。
このため、タングプレート24Aを上記タングプレート24Aに対応するバックル26Aのタングプレート挿入口28Aに挿入する作業性が向上する。
また同様に、本シートベルト装置10では、引き出されたウエビングベルト23Bに対応して上記ウエビングベルト23Bのタングプレート24Bと対を成すバックル26Bのタングプレート挿入口28Bがライト20Bによって照明されるので、乗員は、車室内が暗くても、着座したりジュニアシート等を取り付けたりする座席22Bのバックル26Bのタングプレート挿入口28Bを、容易に、しかも確実に把握することができる。
このため、タングプレート24Bを上記タングプレート24Bに対応するバックル26Bのタングプレート挿入口28Bに挿入する作業性が向上する。
なお、本発明の第1の実施の形態では、引出センサ12Aがウエビングベルト23Aの引出しを検出してから所定時間(上記の点灯時間)経過した後に制御回路14及びライト点灯制御回路18がライト20Aを消灯させる構成としたが、本発明はこれに限らない。例えば、タングプレート24Aとバックル26Aとが係合したことを検出するバックルスイッチをバックル26Aに設けて、このバックルスイッチがタングプレート24Aとバックル26Aとの係合を検出したときに、制御回路14及びライト点灯制御回路18が点灯中のライト20Aを消灯させるようにしてもよい。
また同様に、本発明の第1の実施の形態では、引出センサ12Bがウエビングベルト23Bの引出しを検出してから所定時間(上記の点灯時間)経過した後に制御回路14及びライト点灯制御回路18がライト20Bを消灯させる構成としたが、本発明はこれに限らない。例えば、タングプレート24Bとバックル26Bとが係合したことを検出するバックルスイッチをバックル26Bに設けて、このバックルスイッチがタングプレート24Bとバックル26Bとの係合を検出したときに、制御回路14及びライト点灯制御回路18が点灯中のライト20Bを消灯させるようにしてもよい。
(第2の実施の形態)
次に、本発明の第2の実施の形態に係るシートベルト装置10について説明する。なお、上述した本発明の第1の実施の形態と同一構成の箇所には、同一符号を付してその説明を省略する。
図5には、本発明の第2の実施の形態に係るシートベルト装置10の概略が斜視図にて示されている。
第2の実施の形態に係るシートベルト装置10は、本発明の第1の実施の形態で説明した引出センサ12A及び引出センサ12Bを備える代わりに、着座センサ32A、着座センサ32B、及び着座センサ32Cを備えており、さらにライト20Cを備えている。
座席22Aには、その座部の内部に上記の着座センサ32Aが一義的に対応して設けられており、座席22Aに乗員が着座したりジュニアシート等が配置されたことを検出する。一方、座席22Bには、その座部の内部に上記の着座センサ32Bが一義的に対応して設けられており、座席22Bに乗員が着座したりジュニアシート等が配置されたことを検出する。また一方、座席22Cには、その座部の内部に上記の着座センサ32Cが一義的に対応して設けられており、座席22Cに乗員が着座したりジュニアシート等が配置されたことを検出する。
これらの着座センサ32Aと、着座センサ32Bと、着座センサ32Cとは、後述する点灯制御部34に接続されている。
またさらに、本シートベルト装置10は、バックルスイッチ30A、バックルスイッチ30B、及びバックルスイッチ30Cを備えている。
座席22Aのバックル26Aには、その内部に上記のバックルスイッチ30Aが設けられており、タングプレート24Aとバックル26Aとが係合したことを検出する。一方、座席22Bのバックル26Bには、その内部に上記のバックルスイッチ30Bが設けられており、タングプレート24Bとバックル26Bとが係合したことを検出する。また一方、座席22Cのバックル26Cには、その内部に上記のバックルスイッチ30Cが設けられており、タングプレート24Bとバックル26Bとが係合したことを検出する。
これらのバックルスイッチ30A、バックルスイッチ30B、及びバックルスイッチ30Cは、後述する点灯制御部34に接続されている。
また、本シートベルト装置10では、本発明の第1の実施の形態で説明したライト20A及びライト20Bに加えて、ライト20Cが設けられている。ライト20Cは、バックル26Cの内部に設けられており、バックル26Cのタングプレート挿入口28Cを照明する(図5及び図6参照)。
なお、ライト20Cを外部に露出した状態でバックル26Cに設けて、ライト20Cが、タングプレート挿入口28Cを含めてバックル26Cの外側を照明するようにしても良い。
これらのライト20A、ライト20B、及びライト20Cのうちライト20Aは、着座センサ32Aに対応している。一方、ライト20Bは、着座センサ32Bに対応している。また一方、ライト20Cは、着座センサ32Cに対応している。
これらのライト20A、ライト20B、及びライト20Cは、後述する点灯制御部34に接続されている。
ここで、図7に示されるように、点灯制御部34は、制御回路36と、ライト点灯制御回路38とを備えている。
制御回路36は、マイクロコンピュータ等で構成されており、上記の着座センサ32Aと、着座センサ32Bと、着座センサ32Cと、バックルスイッチ30Aと、バックルスイッチ30Bと、バックルスイッチ30Cとに接続されている。
このような制御回路36は、着座センサ32Aの検出結果に基づいて、座席22Aに乗員が着座したりジュニアシート等が配置されたりしたか否かを判断する。また、制御回路36は、着座センサ32Bの検出結果に基づいて、座席22Bに乗員が着座したりジュニアシート等が配置されたりしたか否かを判断する。またさらに、制御回路36は、着座センサ32Cの検出結果に基づいて、座席22Cに乗員が着座したりジュニアシート等が配置されたりしたか否かを判断する。
また、制御回路36は、バックルスイッチ30Aの検出結果に基づいて、タングプレート24Aとバックル26Aとが係合したか否かを判断する。また、制御回路36は、バックルスイッチ30Bの検出結果に基づいて、タングプレート24Bとバックル26Bとが係合したか否かを判断する。またさらに、制御回路36は、バックルスイッチ30Cの検出結果に基づいて、タングプレート24Cとバックル26Cとが係合したか否かを判断する。
このように制御回路36は、着座センサ32A、着座センサ32B、着座センサ32C、バックルスイッチ30A、バックルスイッチ30B、及びバックルスイッチ30Cの検出結果に基づいて、前述の判断を行い、後述するライト点灯処理ルーチンをライト点灯制御回路38と共に実行する。この制御回路36は、ライト20A、ライト20B、及びライト20Cのうち少なくとも1つを点灯させたり消灯させたりする場合には、ライト点灯制御回路18に指示を出す。
一方、ライト点灯制御回路38は、制御回路36と、ライト20Aと、ライト20Bと、ライト20Cとに接続されており、制御回路36からの指示に基づいて、ライト20A、ライト20B、及びライト20Cに電力を供給する。
例えば、ライト点灯制御回路38は、着座センサ32Aが座席22Aへの乗員の着座あるいはジュニアシート等の配置を検出したことに対応する指示を、制御回路36から受けると、ライト20Aに電力を供給する。また、ライト点灯制御回路38は、上記着座センサ32Aによる上記検出中にバックルスイッチ30Aがタングプレート24Aとバックル26Aとの係合を検出したこと、あるいは上記着座センサ32Aによって上記検出がされなくなったことに対応する指示を制御回路36から受けると、ライト20Aへの電力供給を停止する。
また、ライト点灯制御回路38は、着座センサ32Bが座席22Bへの乗員の着座あるいはジュニアシート等の配置を検出したことに対応する指示を、制御回路36から受けると、ライト20Bに電力を供給する。また、ライト点灯制御回路38は、上記着座センサ32Bによる上記検出中にバックルスイッチ30Bがタングプレート24Bとバックル26Bとの係合を検出したこと、あるいは上記着座センサ32Bによって上記検出がされなくなったことに対応する指示を制御回路36から受けると、ライト20Bへの電力供給を停止する。
また、ライト点灯制御回路38は、着座センサ32Cが座席22Cへの乗員の着座あるいはジュニアシート等の配置を検出したことに対応する指示を、制御回路36から受けると、ライト20Cに電力を供給する。また、ライト点灯制御回路38は、上記着座センサ32Cによる上記検出中にバックルスイッチ30Cがタングプレート24Cとバックル26Cとの係合を検出したこと、あるいは上記着座センサ32Cによって上記検出がされなくなったことに対応する指示を制御回路36から受けると、ライト20Cへの電力供給を停止する。
すなわち、ライト点灯制御回路38は、制御回路36からの指示に応じて、ライト20A、ライト20B、及びライト20Cの各々の点灯及び消灯を別個に制御する。
以下に、本発明の第2の実施の形態に係るシートベルト装置10の作用について説明する。
図8には、本発明の第2の実施の形態に係る、バックル26Aのタングプレート挿入口28A、バックル26Bのタングプレート挿入口28B、及びバックル26Cのタングプレート挿入口28Cのうち少なくとも1つを照明するためのライト点灯処理ルーチンがフローチャートにて示されている。
例えば、乗員が座席22Cに着座したりジュニアシート等を取り付けたりする場合には、まず、着座センサ12Cの検出結果に基づいて、座席22Cに乗員が着座したりジュニアシート等を配置したりしたか否かが制御回路36によって判断される(ステップ120)。この判断が肯定されると、ステップ122に移行する。なお、このステップ120での判断が否定されると、直ちに本処理ルーチンを終了する。
ステップ120での判断が肯定されてステップ122に移行すると、制御回路36がライト点灯制御回路38に指示を出し、このライト点灯制御回路38によって、上記座席22Cのバックル26Cに設けられたライト20Cに電力が供給され、このライト20Cが点灯される。
この結果、図6に示されるように、上記バックル26Cのタングプレート挿入口28Cが照明される。
ここで、座席22Aのバックル26Aと座席22Cのバックル26Cとは隣り合っているが、着座センサ32Cによる乗員の着座あるいはジュニアシート等の配置の検出に対応して、座席22Cのバックル26Cのタングプレート挿入口28Cのみが照明される。このため、乗員は、座席22Cのバックル26Cを、座席22Aのバックル26Aと取り違えることがない。
従って、乗員は、例えば夜間等で車室内が暗くても、着座したりジュニアシート等を取り付けたりする座席22Cのバックル26C、ひいてはそのタングプレート挿入口28Cを容易かつ確実に把握することができる。このように、乗員が着座したりジュニアシート等を配置したりした座席22Cのバックル26Cのライト20Cが点灯されると、次のステップ124に移行する。
ステップ124に移行すると、制御回路36では、座席22Cのバックル26Cのバックルスイッチ30Cの検出結果により、タングプレート24Cと、バックル26Cとが係合したか否かが制御回路36によって判断される。この判断が肯定されると、ステップ128に移行し、否定されると、ステップ126に移行する。
ステップ124での判断が否定されてステップ126に移行すると、前述のステップ120で乗員の着座あるいはジュニアシート等の配置を検出した着座センサ12Cが引き続き乗員の着座あるいはジュニアシート等の配置を検出しているか否かが、制御回路36によって判断される。この判断が肯定されると、ステップ128に進み、否定されるとステップ124に戻って上述した処理を繰り返す。
また、ステップ124での判断が肯定された場合、あるいはステップ126での判断が肯定された場合には、ステップ128に移行し、制御回路36がライト点灯制御回路38に指示を出し、このライト点灯制御回路38によって、上記ステップ122の処理以降に点灯し続けていたライト20Cへの電力供給が停止され、このライト20Cが消灯され、本処理ルーチンを終了する。この結果、乗員がライト20Cを消灯する操作を不要にすることができるだけでなく、不要な電力の消費を抑えることができる。
一方、座席22Aに乗員が着座したりジュニアシート等を配置したりした場合には、座席22Cに乗員が着座したりジュニアシート等を配置したりした場合と同様の手順で処理が行われる。すなわち、着座センサ32Aによって座席22Aへの乗員の着座あるいはジュニアシート等の配置が検出され、制御回路36及びライト点灯制御回路38によって座席22Aのバックル26Aのライト20Aに電力が供給され、このライト20Aが点灯されて、バックル26Aのタングプレート挿入口28Aが照明される。この結果、乗員は、着座したりジュニアシート等を配置したりした座席22Aのバックル26Aを隣の座席22Cのバックル26Cと取り違えることがなくなる。次いで、バックルスイッチ30Aによって上記のバックル26Aとウエビングベルト23Aのタングプレート24Aとが係合したことが検出されたとき、あるいは上記着座センサ32Aによって乗員の着座あるいはジュニアシート等の配置が検出されなくなったときに、制御回路36及びライト点灯制御回路38によってライト20Aへの電力供給が停止され、このライト20Aが消灯される。この場合においても、前述のライト20Bが消灯される場合と同様に、乗員がライト20Aを消灯する操作を不要にすることができるだけでなく、不要な電力の消費を抑えることができる。
また、座席22Bに乗員が着座したりジュニアシート等を配置したりした場合には、座席22C、22Aに乗員が着座したりジュニアシート等を配置したりした場合と同様の手順で処理が行われる。すなわち、着座センサ32Bによって座席22Bへの乗員の着座あるいはジュニアシート等の配置が検出され、制御回路36及びライト点灯制御回路38によって座席22Bのバックル26Bのライト20Bに電力が供給され、このライト20Bが点灯されて、バックル26Bのタングプレート挿入口28Bが照明される。その後、バックルスイッチ30Bによって上記のバックル26Bとウエビングベルト23Bのタングプレート24Bとが係合したことが検出されたとき、あるいは上記着座センサ32Bによって乗員の着座あるいはジュニアシート等の配置が検出されなくなったときに、制御回路36及びライト点灯制御回路38によってライト20Bへの電力供給が停止され、このライト20Bが消灯される。この場合においても、前述のライト20Aやライト20Cが消灯される場合と同様に、乗員がライト20Bを消灯する操作を不要にすることができるだけでなく、不要な電力の消費を抑えることができる。
以上説明したように、本発明の第2の実施の形態に係るシートベルト装置10では、乗員が着座したりジュニアシート等を配置したりした座席22Aに対応して上記座席22Aのバックル26Aのタングプレート挿入口28Aがライト20Aによって照明されるので、乗員は、車室内が暗くても、着座したりジュニアシート等を取り付けたりする座席22Aのバックル26Aのタングプレート挿入口28Aを、容易に、しかも確実に把握することができる。
このため、タングプレート24Aを上記タングプレート24Aに対応するバックル26Aのタングプレート挿入口28Aに挿入する作業性が向上する。
また同様に、本シートベルト装置10では、乗員が着座したりジュニアシート等を配置したりした座席22Bに対応して上記座席22Bのバックル26Bのタングプレート挿入口28Bがライト20Bによって照明されるので、乗員は、車室内が暗くても、着座したりジュニアシート等を取り付けたりする座席22Bのバックル26Bのタングプレート挿入口28Bを、容易に、しかも確実に把握することができる。
このため、タングプレート24Bを上記タングプレート24Bに対応するバックル26Bのタングプレート挿入口28Bに挿入する作業性が向上する。
また同様に、本シートベルト装置10では、乗員が着座したりジュニアシート等を配置したりした座席22Cに対応して上記座席22Cのバックル26Cのタングプレート挿入口28Cがライト20Cによって照明されるので、乗員は、車室内が暗くても、着座したりジュニアシート等を取り付けたりする座席22Cのバックル26Cのタングプレート挿入口28Cを、容易に、しかも確実に把握することができる。
このため、タングプレート24Cを上記タングプレート24Cに対応するバックル26Cのタングプレート挿入口28Cに挿入する作業性が向上する。
なお、本発明の第2の実施の形態では、着座センサ32Aが乗員の着座あるいはジュニアシート等の配置を検出している場合において、バックルスイッチ30Aによってタングプレート24Aとバックル26Aとの係合が検出されたときに制御回路36及びライト点灯制御回路38がライト20Aを消灯させる構成としたが、本発明はこれに限らない。例えば、着座センサ32Aが乗員の着座あるいはジュニアシート等の配置を検出してから所定時間経過したときに、制御回路36及びライト点灯制御回路38が点灯中のライト20Aを消灯させるようにしてもよい。
また同様に、着座センサ32Bが乗員の着座あるいはジュニアシート等の配置を検出している場合において、バックルスイッチ30Bによってタングプレート24Bとバックル26Bとの係合が検出されたときに制御回路36及びライト点灯制御回路38がライト20Bを消灯させる構成としたが、本発明はこれに限らない。例えば、着座センサ32Bが乗員の着座あるいはジュニアシート等の配置を検出してから所定時間経過したときに、制御回路36及びライト点灯制御回路38が点灯中のライト20Bを消灯させるようにしてもよい。
また同様に、着座センサ32Cが乗員の着座あるいはジュニアシート等の配置を検出している場合において、バックルスイッチ30Cによってタングプレート24Cとバックル26Cとの係合が検出されたときに制御回路36及びライト点灯制御回路38がライト20Cを消灯させる構成としたが、本発明はこれに限らない。例えば、着座センサ32Cが乗員の着座あるいはジュニアシート等の配置を検出してから所定時間経過したときに、制御回路36及びライト点灯制御回路38が点灯中のライト20Cを消灯させるようにしてもよい。
本発明の第1の実施の形態に係るシートベルト装置の概略を示す斜視図である。 本発明の第1の実施の形態に係る中央座席付近の拡大図である。 本発明の第1の実施の形態に係るシートベルト装置の概略を示すブロック図である。 本発明の第1の実施の形態に係る、引き出されたウエビングベルトのタングプレートと対を成すバックルのタングプレート挿入口を照明するための処理ルーチンを示すフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態に係るシートベルト装置の概略を示す斜視図である。 本発明の第2の実施の形態に係る中央座席付近の拡大図である。 本発明の第2の実施の形態に係るシートベルト装置の概略を示すブロック図である。 本発明の第2の実施の形態に係る、乗員が着座したりジュニアシート等を配置したりした座席のバックルのタングプレート挿入口を照明するための処理ルーチンを示すフローチャートである。
符号の説明
10 シートベルト装置
12A 引出センサ
12B 引出センサ
13 点灯制御部
14 制御回路
16 タイマ
17 設定回路
18 ライト点灯制御回路
20A ライト
20B ライト
20C ライト
22A 座席
22B 座席
22C 座席
24A タングプレート
24B タングプレート
24C タングプレート
26A バックル
26B バックル
26C バックル
28A タングプレート挿入口
28B タングプレート挿入口
28C タングプレート挿入口
30A バックルスイッチ
30B バックルスイッチ
30C バックルスイッチ
32A 着座センサ
32B 着座センサ
32C 着座センサ
34 点灯制御部
36 制御回路
38 ライト点灯制御回路

Claims (5)

  1. 複数の座席のそれぞれに一義的に対応して設けられ互いに対を成す乗員拘束用ウエビングベルトのタングプレート及びバックルと、
    前記ウエビングベルトが引き出されたことを検出するセンサと、
    前記バックルに設けられ、前記バックルを外部から識別させるためのライトと、
    前記センサが前記ウエビングベルトの引出しを検出した場合に、前記引き出されたウエビングベルトのタングプレートと対を成す前記バックルの前記ライトを点灯させる点灯制御回路と、
    を備えたことを特徴とするシートベルト装置。
  2. 複数の座席のそれぞれに一義的に対応して設けられ互いに対を成す乗員拘束用ウエビングベルトのタングプレート及びバックルと、
    前記座席に乗員が着座したことを検出するセンサと、
    前記バックルに設けられ、前記バックルを外部から識別させるためのライトと、
    前記センサが前記乗員の着座を検出した場合に、前記乗員が着座した座席の前記バックルの前記ライトを点灯させる点灯制御回路と、
    を備えたことを特徴とするシートベルト装置。
  3. 前記ライトは、前記バックルのタングプレート挿入口を照明する、
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2記載のシートベルト装置。
  4. 前記センサによる前記検出から経過した時間を計測するタイマと、
    前記センサによる前記検出の後に前記ライトが点灯するライト点灯時間が、予め設定される設定回路と、
    を備え、
    前記点灯制御回路は、前記タイマによって計測された時間が前記設定回路に予め設定された前記ライト点灯時間に達した場合に、前記点灯中のライトを消灯させる、
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか1項記載のシートベルト装置。
  5. 前記バックルに設けられ、前記タングプレートが前記バックルに係合したことを検出するバックルスイッチを備え、
    前記点灯制御回路は、前記バックルスイッチが前記タングプレートと前記バックルとの係合を検出した場合に、前記点灯中のライトを消灯させる、
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れか1項記載のシートベルト装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010167860A (ja) * 2009-01-21 2010-08-05 Mazda Motor Corp 車室内状態認識装置

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