JP2005296869A - 生ごみ処理装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】
生ごみ(有機物)を処理する処理槽内にて微生物(菌)を超好熱菌・高度好熱菌を含む各種嫌気性及び好気性の菌により、悪臭の発生を抑制し、分解処理の活性化に有効な環境及び設備を提供する。
【解決手段】
生ごみ(有機物)を処理する処理槽3と、処理槽を収納する筐体2、駆動手段4によって回転する攪拌羽根6を内蔵し、処理槽内微生物(菌)を超好熱菌・高度好熱菌を含む各種嫌気性及び好気性の菌とし、ヒーター7及び温風送風機10にて、微生物(菌)の活性温度を80℃以上で一定に制御する内部温度制御機能を具備する。又ヒーター7による加熱や温風送風機10及び微生物活性による水分蒸発を、外気による冷却にて蒸気を凝固させ処理槽3内に戻す冷却装置16を使い、水分保持をほぼ一定にでき、温風送風機10の吸気口及び冷却装置16の排気口に微生物(菌)の出入を防ぎ且つ空気(酸素)の通気可能な特殊フィルター13を具備する構成としたことを特徴とする。
【選択図】図3
生ごみ(有機物)を処理する処理槽内にて微生物(菌)を超好熱菌・高度好熱菌を含む各種嫌気性及び好気性の菌により、悪臭の発生を抑制し、分解処理の活性化に有効な環境及び設備を提供する。
【解決手段】
生ごみ(有機物)を処理する処理槽3と、処理槽を収納する筐体2、駆動手段4によって回転する攪拌羽根6を内蔵し、処理槽内微生物(菌)を超好熱菌・高度好熱菌を含む各種嫌気性及び好気性の菌とし、ヒーター7及び温風送風機10にて、微生物(菌)の活性温度を80℃以上で一定に制御する内部温度制御機能を具備する。又ヒーター7による加熱や温風送風機10及び微生物活性による水分蒸発を、外気による冷却にて蒸気を凝固させ処理槽3内に戻す冷却装置16を使い、水分保持をほぼ一定にでき、温風送風機10の吸気口及び冷却装置16の排気口に微生物(菌)の出入を防ぎ且つ空気(酸素)の通気可能な特殊フィルター13を具備する構成としたことを特徴とする。
【選択図】図3
Description
本発明は生ごみ処理装置において、生ごみ(有機物)を処理する処理槽内微生物を超好熱菌・高度好熱菌を含む各種嫌気性及び好気性の菌とし、生ごみ(有機物)を効率良く分解処理するための温度、水分及び微生物(菌)の出入を管理することにより、生ごみ(有機物)の分解処理の活性化を行うものである。
生ごみ処理装置は有機物を中心とした生ごみを、微生物の活性を有効利用して生物化学的に処理することを可能にするものであり、特に微生物の増殖速度・分解処理の活性化には一定の温度と水分、空気(酸素)が必要とされる(特許文献1参照)
上記技術の利用として、処理槽外側にヒーターを配し処理槽内を所定の温度及び処理槽内の水分(率)を制御するものがある(特許文献2,3,4参照)。
特開平10―156319公報
特開2002―346534公報
特開2002―336827公報
特開2003―290744公報
生ごみ(有機物)の分解処理の活性化に、処理槽内温度を約50℃前後以下の微生物(菌)を使用した生ごみ処理装置では、嫌気性微生物(菌)の影響を受け易く、分解処理能力が低く腐敗による悪臭が発生する。又一般に生ごみ処理に使用される微生物(菌)の場合、空気中の酸素の存在下によって生ごみ(有機物)を分解処理するため、空気(外気)の給排気が必要となり一定な温度、水分の保持がしにくく、且つ給排気口から微生物(菌)の飛散もしやすい構成となっている。
生ごみ(有機物)を処理する処理槽内の水分を一定に管理する方法として、所定の温度でヒーターの加熱停止を行う方法や内容物の含水率を検出する含水率センサーにて水分の自動供給を行う方法がある。これらの方法では、ヒーター停止及び水分供給により処理槽内温度を一定に保持しにくく、且つ制御装置及び水分供給装置の機能付加が必要となる。
第1の発明は、生ごみ(有機物)を処理する処理槽とこの処理槽を収納する筐体と、駆動手段によって回転する攪拌羽根を内蔵した生ごみ処理装置において、この処理槽の外側胴部下方に配される加温調整可能なヒーター及び処理槽内の上部から温風を送り込む構成にて、処理槽内微生物を超好熱菌・高度好熱菌を含む各種嫌気性及び好気性の菌とし活性温度を80℃以上とし、処理槽内温度を一定に制御する内部温度制御機能を具備し、生ごみ(有機物)を処理する処理槽内に加温調整可能ヒーターや処理槽内上部から送り込む温風及び微生物活性化による水分蒸発を、外気による冷却にて蒸気を凝固させ処理槽内に戻す冷却装置を使い、水分保持をほぼ一定にできる機能を特徴とする。
第2の発明は第1の発明において、温風を送り込む送風機の、吸気口及び冷却装置の排気口に微生物(菌)の出入を防ぎ且つ空気(酸素)の通気可能な特殊フィルターを具備することを特徴とする。
上記の構成からなる生ごみ処理装置では、処理槽内を80℃以上の一定温度に保持しつつ、一定の水分保持を電気的な制御も必要なく管理しやすく、比較的安価に装着が可能である。
そのため一般に活性温度50℃前後以下の微生物(菌)を使用した生ごみ処理装置で問題となる悪臭の発生を抑制するために、活性温度80℃以上の超好熱菌・高度好熱菌含む各種嫌気性及び好気性の菌の使用ができ、生ごみ(有機物)の分解処理の活性化に有効となる。
そのため一般に活性温度50℃前後以下の微生物(菌)を使用した生ごみ処理装置で問題となる悪臭の発生を抑制するために、活性温度80℃以上の超好熱菌・高度好熱菌含む各種嫌気性及び好気性の菌の使用ができ、生ごみ(有機物)の分解処理の活性化に有効となる。
以下、本発明の構成を図に基づいて説明する。図1は本発明に係る1実施例の生ごみ処理装置正面図である。生ごみ処理装置1の外観は本体を保護するカバー22と生ごみ(有機物)投入口の開閉扉20にて覆われ、装置前面には生ごみ処理装置を制御する操作盤21を具備し、生ごみ処理装置本体1の上面には排気される蒸気の冷却装置16と排気口に取り付けられた特殊フィルター13にて構成される。
図2、図3は本発明に係る生ごみ処理機本体の側面断面図及び正面断面図である。
生ごみ処理装置1は、箱型形状の筐体2内に、底部を円弧状に加工し上部開口状の処理槽3が設けられている。この処理槽3には両側面を通して攪拌羽根6を構成する回転軸5が左右の軸受20によって支持され筐体2に固定されている。
生ごみ処理装置1は、箱型形状の筐体2内に、底部を円弧状に加工し上部開口状の処理槽3が設けられている。この処理槽3には両側面を通して攪拌羽根6を構成する回転軸5が左右の軸受20によって支持され筐体2に固定されている。
上記の回転軸5は、駆動手段(減速機付きモーター)4にチェーン19を使いスプロケット17、18にて連結され、駆動手段(減速機付きモーター)4にて回転駆動を行い処理槽3内の攪拌を攪拌羽根6にて行う構成となっている。
筐体2内に設置されている処理槽3内の温度を昇温また一定に保持するための、処理槽外側胴部ヒーター7と処理槽2内の温度を検出するセンサー8が設けられ、ヒーター7の熱効率をあげるためヒーター7外側及び本体を保護するカバー22内側に断熱材9にて覆う構成とされている。
筐体2と処理槽3との空洞部に、処理槽2内の温度を昇温また一定に保持するための温風送風機10を備え(図3参照)、耐熱配管(ホース)11にてダクト12を経由し、処理槽2側面上部の穴から、目詰まり防止用メッシュ23を介し、処理槽2内に温風の供給を行う。
温風送風機10の吸入口には外気からの他の微生物(菌)の混入を防ぎ且つ空気(酸素)の通気可能な特殊フィルター13を設ける構成とする。
温風送風機10の吸入口には外気からの他の微生物(菌)の混入を防ぎ且つ空気(酸素)の通気可能な特殊フィルター13を設ける構成とする。
処理槽3内に温度を昇温または一定に保持するために、温風送風機10より供給された温風の排気口として、温風供給口側面の反対面に穴を設け目詰まり防止用メッシュ23を介し、ダクト15経由し耐熱配管(ホース)14にて、生ごみ処理機本体1のカバー22外側上面に設けられた冷却装置16と接続を行う。
上記の冷却装置16は、処理槽3内に加温調整可能ヒーターや処理槽3内上部より温風送風機10による温風及び微生物活性による水分蒸発のため、処理槽3内の水分が蒸気として排気される。
排気された蒸気はダクト15を介し、耐熱配管14を通り、外気冷却による冷却装置16内にて、蒸気を凝固させ、水分を耐熱配管(ホース)14から、処理槽2内に戻す構成とする。
排気された蒸気はダクト15を介し、耐熱配管14を通り、外気冷却による冷却装置16内にて、蒸気を凝固させ、水分を耐熱配管(ホース)14から、処理槽2内に戻す構成とする。
冷却装置16の排気口には外気からの他の微生物(菌)の混入を防ぎ且つ空気(酸素)の通気可能な特殊フィルター13を設ける構成とする。
2筐体
3処理槽
4駆動手段(モーター)
6攪拌羽根
7ヒーター
10温風送風機
13特殊フィルター
16冷却装置
3処理槽
4駆動手段(モーター)
6攪拌羽根
7ヒーター
10温風送風機
13特殊フィルター
16冷却装置
Claims (2)
- 生ごみ(有機物)を処理する処理槽と、この処理槽を収納する筐体と、駆動手段によって回転する攪拌羽根を内蔵した生ごみ処理装置において、この処理槽の外側胴部下方に配される加温調整可能なヒーター及び処理槽内の上部から温風を送り込む構成で、処理槽内微生物を超好熱菌・高度好熱菌を含む各種嫌気性及び好気性の菌とし、活性温度を80℃以上とし、処理槽内温度を一定に制御する内部温度制御機能を具備し、生ごみ(有機物)を処理する処理槽内に加温調整可能ヒーターや処理槽内上部から送りこむ温風及び微生物活性による水分蒸発を外気による冷却にて、蒸気を凝固させ処理槽内に戻す冷却装置を使い、水分保持をほぼ一定にできる機能を特徴とした生ごみ処理装置。
- 請求項1の生ごみ処理装置において、温風を送り込む送風機の吸気口及び冷却装置の排気口に微生物(菌)の出入を防ぎ且つ空気(酸素)の通気可能な特殊フィルターを具備することを特徴とした生ごみ処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004119078A JP2005296869A (ja) | 2004-04-14 | 2004-04-14 | 生ごみ処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004119078A JP2005296869A (ja) | 2004-04-14 | 2004-04-14 | 生ごみ処理装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2005296869A true JP2005296869A (ja) | 2005-10-27 |
Family
ID=35329060
Family Applications (1)
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JP2004119078A Pending JP2005296869A (ja) | 2004-04-14 | 2004-04-14 | 生ごみ処理装置 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP2005296869A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101318008B1 (ko) | 2013-09-03 | 2013-10-14 | 이귀옥 | 음식물 쓰레기 처리장치 |
CN114147048A (zh) * | 2021-11-04 | 2022-03-08 | 中建科工集团智慧停车科技有限公司 | 降解设备、垃圾处理系统及垃圾处理站 |
CN114906942A (zh) * | 2022-07-18 | 2022-08-16 | 山东华谱检测技术有限公司 | 一种利用微生物的淡水处理设备 |
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2004
- 2004-04-14 JP JP2004119078A patent/JP2005296869A/ja active Pending
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