JP2005296568A - 靴の滑り止め用装着具 - Google Patents
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Abstract
【課題】装着容易であるとともに、滑り止め効果も大なる靴の滑り止め用装着具を提供する。
【解決手段】柔軟性を有する高摩擦材と吸水材との組み合わせによる主体を設け、主体適所に靴への保持手段を設けたことを特徴とする。
【選択図】 図5
【解決手段】柔軟性を有する高摩擦材と吸水材との組み合わせによる主体を設け、主体適所に靴への保持手段を設けたことを特徴とする。
【選択図】 図5
Description
この発明は、靴を履いて歩行するときの路面に対する滑りを止めるために、靴に装着して使用する滑り止め用装着具に関する。
従来より、冬季などに外を歩くとき、路面に対する靴下面の摩擦が少なく滑りやすい場合があり、その対策として種々の工夫がなされているが、本発明にて示すように吸水材および高摩擦材を併用した滑り止め用装着具は現在のところ見当たらない。
前記したように、冬季外出時の歩行は路面が滑りやすいため、靴に装着して使用する滑り止め用具がある。たとえば靴の先端寄りの位置に装着し、金属ピンを有するとともに下面に溝形状を設けたものがある。しかし金属ピンを用いたため、屋内床面とりわけ湿った床面は通常の靴より滑りやすいことがある。すなわち以下のような問題点を有している。
1.金属ピンを有するので、アイスバーンなど固い路面を歩くときはつま先部分に負担がかかって疲労が増大する。
2.床面を傷つけたり、タイルなど堅いところでは滑りやすい。
3.靴の前部にベルト固定するので、かかと部分が滑って不安定である。
4.寒冷時ではゴム素材が固くなり、ベルトを締める作業が煩わしい。
本発明は、以上のような従来からの滑り止め装着具に関わる課題を解決するために発明されたもので、装着容易であるとともにその滑り止め効果も大なる新規かつ有用なる靴の滑り止め装着具を提供することを目的としたものである。
1.金属ピンを有するので、アイスバーンなど固い路面を歩くときはつま先部分に負担がかかって疲労が増大する。
2.床面を傷つけたり、タイルなど堅いところでは滑りやすい。
3.靴の前部にベルト固定するので、かかと部分が滑って不安定である。
4.寒冷時ではゴム素材が固くなり、ベルトを締める作業が煩わしい。
本発明は、以上のような従来からの滑り止め装着具に関わる課題を解決するために発明されたもので、装着容易であるとともにその滑り止め効果も大なる新規かつ有用なる靴の滑り止め装着具を提供することを目的としたものである。
課題を解決する手段として本発明は、靴底形状の主体に靴への保持手段を設けてその主要部を構成した。
すなわち、柔軟性を有する高摩擦材と吸水材との組み合わせによる主体を設け、主体適所に靴への保持手段を設ける。本発明は以上の構成よりなる靴の滑り止め用装着具である。
すなわち、柔軟性を有する高摩擦材と吸水材との組み合わせによる主体を設け、主体適所に靴への保持手段を設ける。本発明は以上の構成よりなる靴の滑り止め用装着具である。
本発明は下記の効果を有する。
1.柔軟性素材による高摩擦材を用いたので、靴底全面が路面に接して歩きやすく、安定感がある。
2.吸水材を用いたので、濡れた氷の上を歩くとき、踏んだ圧力で主体内空気を押し出し、足を上げたときに吸水材が路面水分を積極的に吸収するので、路面に対する吸着作用を生じて滑りにくい。
3.ゴムベルトの引張による装着としたので、靴への着脱が容易である。
1.柔軟性素材による高摩擦材を用いたので、靴底全面が路面に接して歩きやすく、安定感がある。
2.吸水材を用いたので、濡れた氷の上を歩くとき、踏んだ圧力で主体内空気を押し出し、足を上げたときに吸水材が路面水分を積極的に吸収するので、路面に対する吸着作用を生じて滑りにくい。
3.ゴムベルトの引張による装着としたので、靴への着脱が容易である。
以下、本発明の実施形態について説明する。
図において、1は主体で、靴底形状に近似の形状・サイズの発泡合成樹脂複層材である。
この主体の最下層は研磨剤を混入した高摩擦材としてのナイロン製の不織材2で、その上面に吸水材としてのセルローズスポンジ3、さらにその上にビニールシートによる防水シート4が積層固着されている。また図3および図4にて示すように、主体の一部に円形もしくは楕円形のセルローズスポンジ片がはめ込まれて露出片5が形成される。
6は前方舌片で、主体の前端上面に固着される発泡合成樹脂による湾曲舌片であり、主体上方に立ち上がっている。この前方舌片の上端にはゴムベルト7が添着され、該ベルト両端は主体中ほど上面に固着される。
8は後方舌片で、主体の後端上面に固着される発泡合成樹脂材による舌片であり、主体上方に立ち上がっている。この後方舌片の上端にはゴムベルト9が添着され、該ベルト両端は主体中ほど上面に固着される。10は添材で、高摩擦係数の発泡合成樹脂による四角片であり、後方舌片のゴムベルト添着位置におけるベルト面に添着される。
図において、1は主体で、靴底形状に近似の形状・サイズの発泡合成樹脂複層材である。
この主体の最下層は研磨剤を混入した高摩擦材としてのナイロン製の不織材2で、その上面に吸水材としてのセルローズスポンジ3、さらにその上にビニールシートによる防水シート4が積層固着されている。また図3および図4にて示すように、主体の一部に円形もしくは楕円形のセルローズスポンジ片がはめ込まれて露出片5が形成される。
6は前方舌片で、主体の前端上面に固着される発泡合成樹脂による湾曲舌片であり、主体上方に立ち上がっている。この前方舌片の上端にはゴムベルト7が添着され、該ベルト両端は主体中ほど上面に固着される。
8は後方舌片で、主体の後端上面に固着される発泡合成樹脂材による舌片であり、主体上方に立ち上がっている。この後方舌片の上端にはゴムベルト9が添着され、該ベルト両端は主体中ほど上面に固着される。10は添材で、高摩擦係数の発泡合成樹脂による四角片であり、後方舌片のゴムベルト添着位置におけるベルト面に添着される。
本発明を使用するには、前方舌片と後方舌片を外へ広げて主体上面に靴を乗せる。
すると各舌片にはゴムベルトが取り付けられているので、各舌片間に靴が狭持されて図5の状態となる。この状態にて路面を歩行すると、主体最下層の不織材が路面に接するが、この不織材には研磨剤が混入されており、かつ微細な繊維にて構成されているので路面に対する摩擦力が大となり、滑り止め効果を発揮することができる。
さらに、主体下面の一部には吸水材としてのセルローズスポンジが露出しており、このセルローズスポンジが路面の水分を吸収するため、さらに滑り止め効果が増大する。
とくに歩行時は主体に対する加圧時と非加圧時が発生するが、この加圧時に主体内空気や水分を押し出し、非加圧時はセルローズスポンジが路面水分を積極的に吸収して吸着効果が生じてより滑り止め効果が高まる。
すると各舌片にはゴムベルトが取り付けられているので、各舌片間に靴が狭持されて図5の状態となる。この状態にて路面を歩行すると、主体最下層の不織材が路面に接するが、この不織材には研磨剤が混入されており、かつ微細な繊維にて構成されているので路面に対する摩擦力が大となり、滑り止め効果を発揮することができる。
さらに、主体下面の一部には吸水材としてのセルローズスポンジが露出しており、このセルローズスポンジが路面の水分を吸収するため、さらに滑り止め効果が増大する。
とくに歩行時は主体に対する加圧時と非加圧時が発生するが、この加圧時に主体内空気や水分を押し出し、非加圧時はセルローズスポンジが路面水分を積極的に吸収して吸着効果が生じてより滑り止め効果が高まる。
実施形態例では、露出片とセルローズスポンジが接しているので、露出片から吸い上げた水分をセルローズスポンジに行きわたらせることができる。また、不織材下面に単に露出片を取り付けて構成してもよい。露出片はかかと部分と先端近傍に位置し、圧力のかかる位置にあるので効果的に路面水分を吸収することができる。
なお、主体最上部には防水シートが位置しているので、靴底面を濡らすことはない。
また、図4にて示すように、後方舌片のゴムベルト取り付け位置には高摩擦係数を有する発泡合成樹脂による四角片が取り付けられ、靴に装着したときの後方舌片位置のずれを防止し、歩行による本装着具のずれを防止することができる。
以上のごとく、本発明により装着容易であるとともに、滑り止め効果も大なる靴の滑り止め装着具を得ることができる。
なお、主体最上部には防水シートが位置しているので、靴底面を濡らすことはない。
また、図4にて示すように、後方舌片のゴムベルト取り付け位置には高摩擦係数を有する発泡合成樹脂による四角片が取り付けられ、靴に装着したときの後方舌片位置のずれを防止し、歩行による本装着具のずれを防止することができる。
以上のごとく、本発明により装着容易であるとともに、滑り止め効果も大なる靴の滑り止め装着具を得ることができる。
1 主体
2 不織材
3 セルローズスポンジ
4 防水シート
5 露出片
6 前方舌片
7 ゴムベルト
8 後方舌片
9 ゴムベルト
10 添材
2 不織材
3 セルローズスポンジ
4 防水シート
5 露出片
6 前方舌片
7 ゴムベルト
8 後方舌片
9 ゴムベルト
10 添材
Claims (1)
- 柔軟性を有する高摩擦材と吸水材との組み合わせによる主体を設け、主体適所に靴への保持手段を設けたことを特徴とする靴の滑り止め用装着具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004142946A JP2005296568A (ja) | 2004-04-08 | 2004-04-08 | 靴の滑り止め用装着具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004142946A JP2005296568A (ja) | 2004-04-08 | 2004-04-08 | 靴の滑り止め用装着具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005296568A true JP2005296568A (ja) | 2005-10-27 |
Family
ID=35328807
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004142946A Pending JP2005296568A (ja) | 2004-04-08 | 2004-04-08 | 靴の滑り止め用装着具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005296568A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011520568A (ja) * | 2008-05-20 | 2011-07-21 | クリートスキンズ、インコーポレイテッド | 滑り止め具が設けられたシューズのカバー |
-
2004
- 2004-04-08 JP JP2004142946A patent/JP2005296568A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2011520568A (ja) * | 2008-05-20 | 2011-07-21 | クリートスキンズ、インコーポレイテッド | 滑り止め具が設けられたシューズのカバー |
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