JP2005295643A - 携帯電子機器用の充電装置 - Google Patents

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    • Y02E60/10Energy storage using batteries

Abstract

【課題】充電時に携帯電子機器を一方向に限られず他の方向からも確実にスムーズに装着できて携帯電子機器に充電でき、かつ、安全上の観点からも携帯電子機器を装着していないときに感電や短絡の心配もなく、さらに嵩張らずに軽量コンパクトな充電装置を提供できるようにすることにある。
【解決手段】携帯電子機器を脱着自在に装着できる嵌合凹部10を有する筐体部2と、携帯電子機器の嵌合凹部10への装着時に、作動ボタン16を押し下げて筐体部2の内部に没している一対の給電端子3a,3bを筐体部2の開孔12a,12bから嵌合凹部10内に突出させて前記の携帯電子機器に給電する給電・作動機構部4と、給電・作動機構部4を装着した筐体部2を裏側から蓋する裏面蓋部5からなる。
【選択図】 図2

Description

この発明は携帯電話機等の携帯電子機器用の充電装置に関するものである。
携帯電話機等の携帯電子機器に充電する充電装置としては、下記のような特許文献1,2等に記載の装置が従来から開発されている。例えば特許文献1に記載の充電装置は、携帯電話機を充電装置の嵌合部内の傾斜した上面に沿って挿入し、この携帯電話機の挿入によって筐体内に軸支された回転片を下方に押しつつ回転させ、この回転片の動きに連動して制止部材を移動させて給電端子を筐体の開孔から前記嵌合部内に押し出し、前記の携帯電話機の充電受電端子と接触させて携帯電子機器を充電するものである。
特開2003−169121号公報 特開2003−9409号公報
しかしながら、前記のような従来の充電装置では、筐体内に軸支された回転片を、軸支した位置を支点に携帯電話機で回転移動させて、給電端子を筐体の開孔から嵌合部内に押し出す構成であるため、携帯電話機を嵌合部に挿入する場合には、一方向、すなわち、筐体の傾斜した上面に沿わすようにして斜め上方向から挿入しないと、回転片をスムーズに回転作動させるのが難しかった。
また、筐体も上面を傾斜させた形成してあるため、筐体の開孔側に比べて反対側が厚くなり、必然的に筐体の厚さも厚くなって重くなり、また、見栄えも良くなかった。このことは前記した特許文献2でも、回転片とスプリング等の組み合わせ構造から同様の問題点を有している。
本発明は前記のような点に鑑みて開発されたものである。その目的とするところは、充電時に携帯電子機器を一方向に限られず他の方向からも確実にスムーズに装着できて携帯電子機器に充電でき、かつ、安全上の観点からも携帯電子機器を装着していないときに感電や短絡の心配もなく、さらに嵩張らずに軽量コンパクトな充電装置を提供することにある。
本発明は前記のような目的を有効に達成するために、次のような構成にしてある。すなわち、請求項1記載の本発明の携帯電子機器用の充電装置は、筐体部と給電・作動機構部と裏面蓋部からなる携帯電子機器用の充電装置であって、前記筐体部は、携帯電子機器を脱着自在に装着できる嵌合凹部を有し、かつ、一端部側に給電・作動機構部の一対の給電端子を嵌合凹部に出没可能にする開孔を有するとともに、前記嵌合凹部の嵌合面に給電・作動機構部の作動ボタンを突出可能にする作動ボタン用孔を有する構成であり、前記給電・作動機構部は、筐体部の開孔を形成した一端部寄りの裏面側に装着されるものであって、回路基板およびこの基板の回路に接続したコネクタとからなる給電部、並びに、筐体部の開孔から出没する接点部を先端部に有し、後端部を前記の基板に係止するとともに前記の回路に接続し、かつ、ねじりコイルバネとしての機能を有する前記した一対の給電端子と、筐体部の作動ボタン用孔から突出する前記した作動用ボタンと、前記のそれぞれの給電端子の接点部寄りに係止する係止部を有するとともに、作動用ボタンに係合する係合傾斜部を有し、作動用ボタンの降下にともなって係合傾斜部を介して前記した筐体部の一端部と反対の方向に移動する作動中継部材と、この作動中継部材を筐体部の一端部側に常に付勢するバネとからなる作動機構部からなり、前記のバネの付勢により筐体部の一端部側に引かれている作動中継部材の係止部を介して、各給電端子の接点部が常に筐体部の開孔内に没し、携帯電子機器の嵌合凹部への装着にともなう作動用ボタンの降下により、前記のバネの付勢に抗して各給電端子の接点部寄りに係止する係止部を有する作動中継部材が筐体部の一端部と反対方向に移動し、各給電端子の弾発により各接点部が筐体部の開孔から嵌合凹部内に突出するようにした構成であり、前記裏面蓋部は、筐体部の裏面開口側の少なくとも前記作動機構部を装着した箇所を覆う構成である、ことを特徴とする。
また、請求項2に記載の本発明の携帯電子機器用の充電装置は、筐体部と給電・作動機構部と裏面蓋部からなる携帯電子機器用の充電装置であって、前記筐体部は、携帯電子機器を脱着自在に装着できる嵌合凹部を有し、かつ、一端部側に給電・作動機構部の一対の給電端子の一方の給電端子を常に嵌合凹部内に突出させる開孔と、前記の一対の給電端子の他方の給電端子を嵌合凹部に出没可能にする開孔とを有するとともに、前記嵌合凹部の嵌合面に給電・作動機構部の作動ボタンを突出可能にする作動ボタン用孔を有する構成であり、前記給電・作動機構部は、筐体部の開孔を形成した一端部寄りの裏面側に装着されるものであって、回路基板およびこの基板の回路に接続したコネクタとからなる給電部、並びに、筐体部の一方の開孔から常時突出する接点部を一方の先端部に有し、他方の開孔から出没する接点部を他方の先端部に有し、かつ、各後端部を前記の基板に係止するとともに前記の回路に接続し、かつ、ねじりコイルバネとしての機能を有する前記した一対の給電端子と、筐体部の作動ボタン用孔から突出する前記した作動用ボタンと、前記の開孔から出没する他方の給電端子の接点部寄りに係止する係止部を有するとともに、作動用ボタンに係合する係合傾斜部を有し、作動用ボタンの降下にともなって係合傾斜部を介して前記した筐体部の一端部と反対の方向に移動する作動中継部材と、この作動中継部材を筐体部の一端部側に常に付勢するバネとからなる作動機構部からなり、前記の一方の給電端子の接点部は常に筐体部の一方の開孔から嵌合凹部に突出し、前記のバネの付勢により筐体部の一端部側に引かれている作動中継部材の係止部を介して、他方の給電端子の接点部が常に筐体部の開孔内に没し、携帯電子機器の嵌合凹部への装着にともなう作動用ボタンの降下により、前記のバネの付勢に抗してこの給電端子の接点部寄りに係止する係止部を有する作動中継部材が筐体部の一端部と反対方向に移動し、この給電端子の弾発により接点部が筐体部の開孔から嵌合凹部内に突出するようにした構成であり、前記裏面蓋部は、筐体部の裏面開口側の少なくとも前記作動機構部を装着した箇所を覆う構成である、ことを特徴とする。
請求項1に記載の本発明の携帯電子機器用の充電装置では、筐体部の嵌合凹部へ携帯電子機器を装着した時に作動用ボタンが降下し、この作動用ボタンの動作と連動して作動中継部材が筐体部の各開孔を形成した一端部と反対方向に移動し、作動中継部材の両側の係止部によって筐体部の各開孔から嵌合凹部内への突出を阻止されていた各給電端子の接点部は各開孔から嵌合凹部内に突出し、この各接点部が携帯電子機器の充電受電端子に当接して簡単に充電することができる。
また、前記したように作動用ボタンを降下させることによって作動中継部材を水平方向に移動させて各開孔から各給電端子の接点部を突出させる構成であるので、充電時に携帯電子機器を筐体部の嵌合凹部に対して斜め上方向に限らず真上方向から装着しても、作動用ボタンを降下させることができ、携帯電子機器の嵌合凹部への装着に手間取ったり、装着ミスによって充電できなかったといったことなく、容易に、迅速に、かつ確実に携帯電子機器に充電することができる。
さらに、本発明にかかる給電・作動機構部の構成であるが故に、筐体部を薄く形成することができて見栄えも良く、嵩張ることもない。
また、携帯電子機器に充電していないとき、すなわち、筐体部の嵌合凹部に携帯電子機器を装着していないときは、各給電端子の接点部は各開孔から筐体部内に没しているので、開孔に手などが触れても感電したり短絡したりすることもなく安全である。
また、請求項2に記載の本発明の携帯電子機器用の充電装置は、一対の給電端子のうち、一方の給電端子の接点部が筐体部の片方の開孔から常に嵌合凹部内に突出し、他方の給電端子の接点部は携帯電子機器を嵌合凹部に装着した時にもう片方の開孔から嵌合凹部内に突出し、通常は筐体部内に没しているようにした作動機構部を有しているので、片方の給電端子の付勢に抗する弾発付勢力を有するバネによって、作動機構部の作動中継部材を筐体部の開孔を形成した一端部側に引っ張るだけでよいので、バネの製造コストを低減することができる。また、開孔から片方の給電端子の接点部が常に外に突出していても、もう一方の給電端子の接点部は筐体部内に没しているので、突出した接点部に手などを触れても感電したり短絡したりすることもなく安全である。その他の効果は前記した請求項1に記載の発明と同様の効果を奏することができる。
図1〜図9は本発明にかかる一例の携帯電子機器用の充電装置に関する図であって、図示の充電装置1(図1、図2参照)は、充電時における携帯電話機装着用の筐体部2と、後述する1対の給電端子3a,3bを作動させる給電・作動機構部4と、この給電・作動機構部4を装着した筐体部2を裏面から覆う裏面蓋部5、および止めネジ(図示省略)によって構成されている。
より具体的に説明すると前記筐体部2(図1〜図3参照)は、合成樹脂によって形成されたものであって、一端部6の上面側にコ状の中空な隆起嵌合部7を有し、他端部8に凸状の中空な隆起嵌合部9を有し、前記の隆起嵌合部7と隆起嵌合部9とによって上側に携帯電話機K(図8参照)を脱着自在に装着できる嵌合凹部10を設けてある。
筐体部2の一端部6の隆起嵌合部7には、内側面部11に一定間隔を以って給電・作動機構部4の一対の給電端子3a,3bを嵌合凹部10に出没可能にする2つの開孔12a,12bが設けてある。また、筐体部2の他端部8の隆起嵌合部9は、嵌合凹部10内側に開口13を有し、嵌合凹部10への携帯電話機Kの装着時に、一方の隆起嵌合部7とともに携帯電話機Kを挟持する押部材14を前記開口13から露出するように設けてある。この押部材14は、隆起嵌合部9内に設けたバネ(図示省略)によって常に嵌合凹部10側に付勢され、携帯電話機Kを嵌合凹部10に装着した時に少し後退した状態で携帯電話機Kを押圧する。
さらに、筐体部2の嵌合凹部10の嵌合面15には、隆起嵌合部7寄りの中央に給電・作動機構部4の作動ボタン16を突出可能にする作動ボタン用孔17を設けてある。18は嵌合凹部10への携帯電話機Kの嵌合を補助する突起、19は携帯電話機Kを載置するゴム製のベース部材である。また、筐体部2の裏面側には、図5に示すように給電・作動機構部4を支持する複数の支持部24、26等が形成してある。
前記給電・作動機構部4(図2参照)は、筐体部2の開孔12a,12bを形成した一端部6寄りの裏面側に装着されるものである。この給電・作動機構部4は、給電部20と、作動機構部21とによって構成されている。
給電部20は、回路基板22およびこの基板22の回路(図示省略)に接続したコネクタ23とからなる。コネクタ23は、筐体部2の裏面25側に形成した支持部24に両側を嵌め合わせて設けてある。また、回路基板22は、筐体部2の裏面25に沿ってこの裏面とコネクタ23との間に配し、筐体部2の各支持部26と裏面蓋部5とで挟持される。
作動機構部21は、一対の給電端子3a,3bと、作動用ボタン16と、作動中継部材27と、引張りコイルバネ28とによって構成されている。
一対の各給電端子3a,3bは、ねじりコイルバネとしての機能を有する例えば図示のような形状に形成されたものであり、筐体部2の開孔12a,12bから出没する屈曲形成した接点部29a,29bを先端部31に有し、中間のねじり部30a,30bを介して後端部32(図4参照)を前記の基板22に係止するとともに前記の回路(図示省略)に接続してある。
作動用ボタン16(図3参照)は、筐体部2の作動ボタン用孔17から突出するボタン部16aと、ボタン部16aの下部に一体形成した中空な直方体形状の本体部16bと、本体部16bの両側部に形成した係合凸部16cとを、樹脂成形により一体形成したものである。
作動ボタン用孔17から突出するボタン部16aは、作動用ボタン16を筐体部2に装着したときに、筐体部2の他端部8から一端部6方向に漸次高くなるように滑らかな傾斜面35を有している。ボタン部16aの頂部36は滑らかな湾曲形状に形成してある。また、本体部16b(図5参照)の前後中央には、それぞれスリット33,34が形成されている。本体部16bのそれぞれのスリット33,34を、筐体部2の裏面に形成した支持部37,38の各リブ37a、38aに係合させることによって、作動用ボタン16を支持しながら上下動させることができる。
作動中継部材27(図5参照)は、筐体部2の裏面に形成した支持部39,40の間に移動可能に収まる平面視門形状の中継本体部27aと、この中継本体部27aの一端部寄りの両側から突出して前記のそれぞれの給電端子3a,3bの接点部29a,29b寄りに係止する2つの係止部41a,41bと、中継本体部27aの他端部寄りの両側から突出して前記の支持部39,40に係止して、筐体部2の一端部6方向への移動を阻止させる凸片部42、42と、中継本体部27aの中央の下部側に形成して引張りバネ28の一端部28aを係止する係止凸部43と、作動用ボタン16の両側の係合凸部16cに係合するように中継本体部27aの空間部44側の両側内面に形成した係合傾斜部45、45とを、樹脂により一体形成したものである。
前記した支持部37,38の間に設けられる作動用ボタン16の本体部16bは、作動中継部材27の中継本体部27aの空間部44に位置する。
引張りコイルバネ28は、一端部28aを作動中継部材27の係止凸部43に係止し、他端部28bを筐体部2の裏面側の一端部6に係止して、作動中継部材27を常に筐体部2の一端部6側に付勢するものである。
前記の引張りコイルバネ28の付勢により筐体部2の一端部6側に引っ張られている作動中継部材27(図2、図4参照)は、各係止部41a,41bを各給電端子3a,3bの接点部29a,29b寄りに係止している。このことにより各給電端子3a,3bの弾発に抗して各接点部29a,29bは、常に筐体部2の開孔12a,12b内(中空な隆起嵌合部7内)に没した状態を保持される。
この状態である作動中継部材27の係合傾斜部45の引張りコイルバネ28側への移動により(図3参照)、各係合傾斜部45、45と係合する作動用ボタン16の両側の係合凸部16cは上方に位置する。そのため作動用ボタン16のボタン部16aは、筐体部2の作動ボタン用孔17から嵌合凹部10内に突出した状態となる。
裏面蓋部5(図2参照)は、この例では開口している筐体部2の裏面側全体を覆う樹脂成形したものであって、前記給電・作動機構部4を装着した筐体部2の裏面に係合させて、ネジ(図示省略)で筐体部2に固定してある。また、裏面蓋部5の内側には、凸片部46が形成してあり、筐体部2の裏面に裏面蓋部5を係合した際に、凸片部46は前記した回路基板22を筐体部2の嵌合面15側に押圧支持する。
このような構成からなる本発明の充電装置1にあっては(図7、図8参照)、コネクタ23に家庭用電源を取り入れるコードのコネクタ(図示省略)を接続し、充電するために携帯電話機Kを筐体部2の嵌合凹部10に装着する。この際、本発明にかかる給電・作動機構部4の構成により、携帯電話機Kは嵌合凹部10に対して装着方向を一方向に限定されることなく、斜め方向から装着しても或いは上方向から装着しても、さらには携帯電話機Kの装着できるその他の所望の方向から装着しても、スムーズに作動用ボタン16を押し下げることができる。
携帯電話機Kを嵌合凹部10に装着することにより、作動用ボタン16は下方に押し下げられる。この時、作動用ボタン16の係合凸部16cは、作動中継部材27の係合傾斜部45に沿って係合傾斜部45を上から押すようにして降下する。このことにより引張りコイルバネ28で筐体部2の一端部6側に引っ張られていた作動中継部材27は、引張りコイルバネ28の弾発に抗して筐体部2の一端部6と反対方向に水平移動する。
この動作にともなって各給電端子3a,3bの接点部29a,29b寄りに係止している作動中継部材27の各係止部41a,41bも、筐体部2の一端部6と反対方向に移動し、各給電端子3a,3bの接点部29a,29bは、筐体部2の各開孔12a,12bから嵌合凹部10内に突出する(図6、8参照)。突出した各給電端子3a,3bの接点部29a,29bは、携帯電話機Kの充電受電端子47に接触して携帯電話機Kを充電する。
充電が完了すれば、携帯電話機Kを嵌合凹部10から取り除くことにより、給電・作動機構部4の各部分は元の状態に戻り、各給電端子3a,3bの接点部29a,29bも開孔12a,12bから筐体部2の内側に没する(図1参照)。したがって両開孔12a,12bに手などが触れても感電する危険もない。
図10〜図12は本発明にかかる別の例の携帯電子機器用の充電装置に関する図であって、この充電装置1Aは、一対の給電端子3a,3bのうち一方の給電端子3a(図10参照)を常に開孔12aから嵌合凹部10内に突出し、もう一方の給電端子3bを開孔12bから出没できるように構成したものである。勿論、一対の給電端子3a,3bのうち前記と反対側の給電端子3bを常に開孔12bから嵌合凹部10内に突出し、もう一方の給電端子3aを開孔12aから出没できるようにした構成であってもよい。この場合は、作動中継部材27に片方の係止部41aを有し、前記した例のようなもう一方の係止部41b(図5参照)を有さない。
以下にこの例の充電装置1Aをより具体的に説明する。なお、先の例の充電装置1と同一の構成箇所については同一符号を付して詳しい説明を省略し、相違する箇所の構成およびこの充電装置1Aの動作について説明する。
先ず先の例の充電装置1(図5参照)では、中継本体部27aの一端部寄りの両側から突出して各給電端子3a,3bの接点部29a,29b寄りに係止する2つの係止部41a,41bを備えていたが、この例の充電装置1Aでは、一対の給電端子3a,3bのうち、片方の給電端子3bの接点部29bが筐体部2の開孔12bから弾発力により自然に嵌合凹部10内に突出しなように、給電・作動機構部4の作動中継部材27に片方の係止部41bだけを設けてある。
したがって、この例では作動中継部材27には、前記の例のようなもう片方の係止部41a(図5参照)がない。そのため、一対の給電端子3a,3bのうち片方の給電端子3aの接点部29aは、この給電端子3aのねじりコイルバネとしての機能による弾発付勢によって、常に自然に筐体部2の開孔12aから嵌合凹部10内に突出している。
このような構成からなる本発明の充電装置1Aにあっては、前記の例と同様にして、充電するために携帯電話機Kを筐体部2の嵌合凹部10に装着する。このことにより作動用ボタン16は下方に押し下げられ、作動用ボタン16の係合凸部16cの降下にともなって作動中継部材27は、係合傾斜部45、45を介して引張りコイルバネ28の弾発に抗して筐体部2の一端部6と反対方向に水平移動する。
この動作にともなって給電端子3bの接点部29b寄りに係止している作動中継部材27の係止部41bも筐体部2の一端部6と反対方向に水平移動し、給電端子3bの接点29bは筐体部2の開孔12bから嵌合凹部10内に突出する。突出した給電端子3bの接点29bは、常に開孔12aから嵌合凹部10内に突出している給電端子3aの接点部29aとともに、携帯電話機Kの充電受電端子47に接触して携帯電話機Kを充電する。
充電が完了すれば、携帯電話機Kを嵌合凹部10から取り除くことにより、給電・作動機構部4の各部分は元の状態に戻り、給電端子3bの接点部29bも開孔12bから筐体部2の内側に没して元の状態に戻る。
この例の充電装置1Aの場合、常に開孔12aから嵌合凹部10内に突出している接点部29aに手が触れても、もう一方の給電端子3bの接点部29bが筐体部2の内側に没しているので、両接点部29a、29bを同時に触ることもなく、感電する心配はない。
本発明の一例の全体斜視図である。 本発明の一例の分解斜視図である。 図1のA−A矢視の断面図である。 図1のB−B矢視の断面図である。 本発明の一例を裏側からみたの要部分解斜視図である。 携帯電話機(図示省略)を装着した状態の本発明の一例の全体斜視図である。 図6のC−C矢視の断面図である。 図6のD−D矢視の断面図である。 図8の状態における本発明の一例を裏側からみたの要部分解斜視図である。 本発明の他の例の全体斜視図である。 本発明の他の例の分解斜視図である。 携帯電話機(図示省略)を装着した状態の本発明の他の例の全体斜視図である。
符号の説明
1 充電装置
1A 充電装置
2 筐体部
3a 給電端子
3b 給電端子
4 給電・作動機構部
5 裏面蓋部
6 一端部
10 嵌合凹部
12a 開孔
12b 開孔
15 嵌合面
16 作動ボタン
17 作動ボタン用孔
20 給電部
21 作動機構部
22 回路基板
23 コネクタ
27 作動中継部材
28 引張りバネ
29a 接点部
29b 接点部
31 先端部
32 後端部
41a 係止部
41b 係止部
45 係合傾斜部

Claims (2)

  1. 筐体部と給電・作動機構部と裏面蓋部からなる携帯電子機器用の充電装置であって、
    前記筐体部は、携帯電子機器を脱着自在に装着できる嵌合凹部を有し、かつ、一端部側に給電・作動機構部の一対の給電端子を嵌合凹部に出没可能にする開孔を有するとともに、前記嵌合凹部の嵌合面に給電・作動機構部の作動ボタンを突出可能にする作動ボタン用孔を有する構成であり、
    前記給電・作動機構部は、筐体部の開孔を形成した一端部寄りの裏面側に装着されるものであって、回路基板およびこの基板の回路に接続したコネクタとからなる給電部、並びに、筐体部の開孔から出没する接点部を先端部に有し、後端部を前記の基板に係止するとともに前記の回路に接続し、かつ、ねじりコイルバネとしての機能を有する前記した一対の給電端子と、筐体部の作動ボタン用孔から突出する前記した作動用ボタンと、前記のそれぞれの給電端子の接点部寄りに係止する係止部を有するとともに、作動用ボタンに係合する係合傾斜部を有し、作動用ボタンの降下にともなって係合傾斜部を介して前記した筐体部の一端部と反対の方向に移動する作動中継部材と、この作動中継部材を筐体部の一端部側に常に付勢するバネとからなる作動機構部からなり、前記のバネの付勢により筐体部の一端部側に引かれている作動中継部材の係止部を介して、各給電端子の接点部が常に筐体部の開孔内に没し、携帯電子機器の嵌合凹部への装着にともなう作動用ボタンの降下により、前記のバネの付勢に抗して各給電端子の接点部寄りに係止する係止部を有する作動中継部材が筐体部の一端部と反対方向に移動し、各給電端子の弾発により各接点部が筐体部の開孔から嵌合凹部内に突出するようにした構成であり、
    前記裏面蓋部は、筐体部の裏面開口側の少なくとも前記作動機構部を装着した箇所を覆う構成である、ことを特徴とする携帯電子機器用の充電装置。
  2. 筐体部と給電・作動機構部と裏面蓋部からなる携帯電子機器用の充電装置であって、
    前記筐体部は、携帯電子機器を脱着自在に装着できる嵌合凹部を有し、かつ、一端部側に給電・作動機構部の一対の給電端子の一方の給電端子を常に嵌合凹部内に突出させる開孔と、前記の一対の給電端子の他方の給電端子を嵌合凹部に出没可能にする開孔とを有するとともに、前記嵌合凹部の嵌合面に給電・作動機構部の作動ボタンを突出可能にする作動ボタン用孔を有する構成であり、
    前記給電・作動機構部は、筐体部の開孔を形成した一端部寄りの裏面側に装着されるものであって、回路基板およびこの基板の回路に接続したコネクタとからなる給電部、並びに、筐体部の一方の開孔から常時突出する接点部を一方の先端部に有し、他方の開孔から出没する接点部を他方の先端部に有し、かつ、各後端部を前記の基板に係止するとともに前記の回路に接続し、かつ、ねじりコイルバネとしての機能を有する前記した一対の給電端子と、筐体部の作動ボタン用孔から突出する前記した作動用ボタンと、前記の開孔から出没する他方の給電端子の接点部寄りに係止する係止部を有するとともに、作動用ボタンに係合する係合傾斜部を有し、作動用ボタンの降下にともなって係合傾斜部を介して前記した筐体部の一端部と反対の方向に移動する作動中継部材と、この作動中継部材を筐体部の一端部側に常に付勢するバネとからなる作動機構部からなり、
    前記の一方の給電端子の接点部は常に筐体部の一方の開孔から嵌合凹部内に突出し、前記のバネの付勢により筐体部の一端部側に引かれている作動中継部材の係止部を介して、他方の給電端子の接点部が常に筐体部の開孔内に没し、携帯電子機器の嵌合凹部への装着にともなう作動用ボタンの降下により、前記のバネの付勢に抗してこの給電端子の接点部寄りに係止する係止部を有する作動中継部材が筐体部の一端部と反対方向に移動し、この給電端子の弾発により接点部が筐体部の開孔から嵌合凹部内に突出するようにした構成であり、
    前記裏面蓋部は、筐体部の裏面開口側の少なくとも前記作動機構部を装着した箇所を覆う構成である、ことを特徴とする携帯電子機器用の充電装置。
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