JP2005295518A - 画像信号処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】2次元拡散信号伝送素子に要求される信号処理の負荷を低くし、小型・安価な素子を用いて画像信号処理及び伝送を行う為の画像信号処理装置を構成することを可能とする、ことを目的とする。
【解決手段】 画像信号を無線受信する画像信号受信手段と、受信素子と、を備えた画像信号処理装置であって、複数の2次元拡散信号伝送素子の内の少なくとも一部は、信号受信手段に接続され、且つ、信号受信手段を介して受信した画像信号に関する画像処理を行う為の処理部を有する受信素子として構成され、複数の受信素子のうち、画像信号に関する処理を行うべき複数の受信素子が、信号受信手段により受信される画像信号の強度に基づいて選択され、選択された複数の受信素子は、画像信号に関する処理を分散処理する。
【選択図】 図8

Description

本発明は、2次元拡散信号伝送技術による通信を行う複数の通信素子を用い画像信号の伝送を行なう画像信号処理装置に関する。
個別の配線を形成することなく、複数の素子が信号を中継することにより信号を伝達する通信技術である2次元拡散信号伝送技術が下記特許文献1(特開平2003−188882号公報)により開示されている。前記公報には周辺に配置されている他の通信素子とのみ通信する機能を有する、分散して配置された複数の通信素子を備えた通信装置が提案されている。通信距離は周辺に配置された他の通信素子と局所的な通信を行える程度に設定されており、この局所的な通信により通信素子間で信号を順次伝達することによって、目的とする通信素子まで信号を伝達することが可能となっている。複数の通信素子は階層に分けられ、各階層において経路データを設定することにより、効率よく最終目的地まで信号を伝達することが可能となっている。
特開2003−188882号公報
2次元拡散信号伝送(以後2D−DSTと呼ぶ)技術の応用例として、例えばカプセル内視鏡の様な無線式の撮像装置からの画像信号を、2D−DST基板上に配置された受信素子で受信し、適当な処理を加えた後、2D−DST技術を用いて転送することが考えられる。2D−DST技術を用いて画像信号の処理、転送を行う場合、撮像装置からの画像信号を受信するアンテナに接続された受信用2D−DST素子が行う処理は、その受信信号の増幅、A/D変換、補正、圧縮、解析や他の2D−DST素子に送信する送信信号の生成などが想定されている。しかしながら大容量の画像信号の処理を一つの2D−DST素子で行うと、素子に要求される信号処理能力が大きくなり、大規模・高性能・高価な素子を用いて装置を構成せざるを得なくなってしまう。
本発明は、以上のような事情に鑑みてなされたもので、2D−DST素子に要求される信号処理の負荷を低くし、小型・安価な素子を用いて画像信号処理及び伝送を行う為の画像信号処理装置を構成することを可能とする、ことを目的とする。
上記課題を解決するための、本発明の一つの形態は、撮像した被写体の画像信号を無線により送信する撮像手段から画像信号を受信する信号受信手段と、2次元拡散信号伝送基板上に2次元的に配置された複数の2次元拡散信号伝送素子と、を備える画像信号処理装置であって、複数の2次元拡散信号伝送素子の内の少なくとも一部は、信号受信手段に接続され、且つ、信号受信手段を介して受信した画像信号に関する画像処理を行う為の処理部を有する受信素子として構成され、複数の受信素子のうち、画像信号に関する処理を行うべき複数の受信素子が、信号受信手段により受信される画像信号の強度に基づいて選択され、選択された複数の受信素子は、画像信号に関する処理を分散処理し、分散処理されたデータが2次元拡散信号伝送基板上の複数の2次元拡散信号伝送素子による所定の伝送経路を経て伝送される、ことを特徴とする画像信号処理装置を提供する(請求項1)。
また信号受信手段は複数存在し、一つの信号受信手段は、一つの受信素子に接続されている、ことが好ましい(請求項2)。よって受信素子が画像信号を受信する際に、2D−DST素子に要求される信号処理の負荷を低くし、小型・安価な素子を用いて2D−DST回路を構成することが可能となる。
素子としては、受信した画像信号の強度が最も強い受信素子と、受信した画像信号の強度が最も強い受信素子の周辺にある1個以上の受信素子とが選択される、ことが好ましい(請求項3)。
また画像信号に関する処理を行うべき複数の受信素子としては、受信した画像信号の強度が最も強い受信素子と、受信した画像信号の強度が最も強い受信素子と直接通信可能な距離内にある1個以上の受信素子とが選択される、ことが好ましい(請求項4)。
また画像信号に関する処理を行うべき複数の受信素子としては、所定の受信強度以上の範囲から2個以上の受信素子が選択される、ことが好ましい(請求項5)。
また画像信号に関する処理を行うべき複数の受信素子としては、受信素子を所定の数に分割したブロックの中で、受信強度の平均値が最も高いブロックの受信素子が選択される、ことが好ましい(請求項6)。
または画像信号に関する処理を行うべき複数の受信素子としては、受信素子を所定の数に分割したブロックの中で、受信強度の最小値が所定の強度以上であるブロックの内、最も受信強度のバラツキの小さいブロックの受信素子が選択される、ことが好ましい(請求項7)。
また信号受信手段は1個以上存在し、一つの信号受信手段は、2個以上の受信素子に接続されている、ことが好ましい(請求項8)。
また画像信号に関する処理を行うべき複数の受信素子としては、信号受信手段の中で受信した画像信号の強度が最も強い信号受信手段に接続された受信素子が選択される、ことが好ましい(請求項9)。
または画像信号に関する処理を行うべき複数の受信素子としては、信号受信手段の中で、受信強度が所定の強度以上である信号受信手段の中から任意に選択された信号受信手段に接続された受信素子である、ことが好ましい(請求項10)。
複数の2次元拡散信号伝送素子の内の少なくとも一部は、データ通信を行なう為の通信部を更に有していても良い。この場合、画像信号に関する分散された処理は、処理部が画像信号を受信する画像信号受信と、処理部が受信した画像信号を処理する受信データ処理と、通信部が処理部で処理された処理後データを送信するデータ送信を有する、ことが好ましい(請求項11)。
また画像信号に関する分散された処理は、画像信号受信から始まり, 信号データ処理、データ送信、へと続く、ことが好ましい(請求項12)。
また画像信号に関する分散された処理は、時間調整をする待機を有する、ことが好ましい(請求項13)。
画像信号受信は、画像信号に関する処理を行うべき受信素子が画像信号に含まれる同期信号を受信することによりはじまる、ことが好ましい(請求項14)。
また画像信号処理装置は、同期信号の同期部分に番号を付番する制御部を備え、画像信号を処理する受信素子は同期部分の番号を基準として、画像信号受信を開始する、ことが好ましい(請求項15)。
ま画像信号処理装置は、画像信号に関する処理を行うべき受信素子に画像信号受信の開始を許可する信号を送信する中継素子を備え、画像信号に関する処理を行うべき受信素子は、画像信号受信の開始を許可する信号を受信した直後の同期部分を開始の指示とみなし、画像信号受信を開始する、ことが好ましい(請求項16)。
また画像信号受信の開始を許可する信号は、第一の中継素子が第二の中継素子に画像信号を処理する受信素子の処理後データを送信した後に、直前に第一の中継素子が送信した処理後データを生成した受信素子に、第一の中継素子から送信される、ことが好ましい(請求項17)。
また画像信号に関する処理を行うべき第一の受信素子が画像信号の受信の終了を知らせる終了信号を、画像信号に関する処理を行うべき第ニの受信素子に送信し、画像信号に関する処理を行うべき第ニの受信素子は終了信号を開始の指示とみなし、画像信号に関する処理を行うべき第ニの受信素子の画像信号受信が開始される、ことが好ましい(請求項18)。
また画像信号に関する処理を行うべき第一の受信素子が画像信号の受信の終了を知らせる終了信号を、画像信号に関する処理を行うべき第ニの受信素子に送信する通信経路は、最短の経路である、ことが好ましい(請求項19)。
また最短の経路は、直接通信が可能な経路である、ことが好ましい(請求項20)。
また撮像手段は、カプセル内視鏡に備えられる、ことが好ましい(請求項21)。
画像信号の処理を分散して複数の受信素子で行うことにより、画像を受信し処理する2D−DST素子1個当たりの負荷が低減されるので、素子に要求される信号処理能力を低く設定することができる。従って小型・安価な素子を用いて2D−DST回路を構成することが可能となる。
図1は、2D−DST回路の外観構成を示す図である。2D−DST回路300は、柔軟な素材により構成された第1導電層11および第2導電層13と、2次元に配列された複数の2D−DST素子100とを備える。本実施形態では、複数の2D−DST素子100は2枚の導電層11および13によって挟持されている。各2D−DST素子100は、この2枚の導電層11および13に電気的に接続される。
本実施形態では導電層11および13は、単層構造を有しているが、多層構造を有していてもよい。また、本実施形態では各導電層は二次元的に一面に広がった構成を有している。図1では、2D−DST素子100が挟持されていることを説明するために、導電層11と導電層13とを開いた状態が示されている。
図2は、カプセル内視鏡10と2D−DST回路300とを備える内視鏡システム1000の構成を表すブロック図である。2D−DST回路300は、カプセル内視鏡の画像信号を受信する。図2は、図1を模式的に表した図で回路の詳細を示す図であり、図1には図示されていないアンテナ2、制御部7が図示されている。カプセル内視鏡10は、画像を撮像する撮像部1を備える。2D−DST回路300は、画像信号受信部30、中継素子T、制御部7を備える。画像信号受信部30は、アンテナ2、受信素子Sを備える。2D−DST素子100は、メモリ部4、処理部5、通信部6を備える。2D−DST素子100は、画像信号8の処理をする受信素子Sと、受信素子Sで処理された信号を伝送する中継素子Tに分けられる。
撮像部1は、画像を撮像し、その画像信号8を無線送信する。その画像信号8は、受信手段であるアンテナ2により受信される。本実施形態では、アンテナ2は受信素子Sの処理部5に接続されている。このような構成に替えて、アンテナ2は受信素子S自体に内蔵されていても良い。なお、本実施形態は、画像信号8の伝送が無線式で行われる場合の例であるが、本発明はこのような例に限定されない。例えば、画像信号8の伝送が有線式で行われるような場合にも本発明を適用することができる。受信された画像信号8は処理部5で処理され、処理後データ9として通信部6から送信される。通信部6から伝送された処理後データ9は、中継素子Tによって2D−DST回路300に接続された制御部7に伝送される。この制御部7は近隣の2D−DST素子100と2D−DST通信が可能である。また、制御部7は、2D−DST回路300の制御をする機能を持つと共に、電源部、制御用プログラムや画像データ等の記憶部、外部へ画像情報等を出力するインターフェイス部としての機能を持っている。制御部7が有するインターフェイス部の使用例としては、制御部7を外部のコンピュータに有線または無線接続して映像を伝送することがあげられる。
次に受信素子Sのメモリ4、通信部6、処理部5について説明する。メモリ部4は、通信機能や他の機能を実現するために必要な情報を予め記憶し、また必要に応じて順次記憶していく。通信部6は、他の2D−DST素子との間で信号の送受を行う。処理部5は、画像信号の処理を行うと共に、2D−DST素子の通信機能を制御する。具体的に処理部5は、周囲の信号の監視、受信信号の解析や、送信信号の生成および信号の送信タイミングなど他の2D−DST素子との間の信号伝達に関する行為を自発的に行うことが好ましい。また、処理部5は、センサ機能や演算機能など通信機能以外の他の機能を実現してもよい。
図3(a)は、図1及び図2に示される画像信号を受信する部分の2D−DST回路300の概略断面図である。図3(a)では、図1及び図2に図示されていないセンサモジュールC、I/O部12が図示されている。画像信号受信部30は、アンテナ2、センサモジュールC、受信素子Sを備える。受信素子Sは、センサモジュールCとの接続を行うI/O部12を備える。受信素子Sは、2D−DST回路300の層に挟持され、I/O部12を介してアンテナ2が接続されたセンサモジュールCに接続されている。本実施形態では、アンテナ2とセンサモジュールCの接続方法は、センサモジュールCにアンテナ2を外部接続する方法がとられている。このような構成に替え、アンテナ2はモジュールC内に組み込まれていても良い。
図3(b)は、画像信号受信部30の制御に着目した概略図である。センサモジュールCは、図3(a)では図示されていない信号受信部31、処理部32、メモリ部33を備える。受信素子Sは、メモリ部4、処理部5、通信部6、I/O部12を備える。アンテナ2で受信された画像信号は順に、信号受信部31、処理部32、I/O部12を経由して受信素子Sの処理部5に伝達される。なお本実例では、センサモジュールCを介してアンテナ2と受信素子Sが接続されているが、センサモジュールの機能を含んだ受信素子にアンテナを直接接続してもよい。また本実施例では、センサモジュールCに接続されるセンサはアンテナとなっているが、用途に応じて他のセンサを接続しても良い。
図3(c)は、図3(a)の2D−DST回路300を上方向から見た概略図である。一つのアンテナ2に接続された一つのセンサモジュールCは、一つの受信素子Sに接続されている。アンテナ2と受信素子Sの間には、センサモジュールCが存在するが、図3(c)では省略して表示している。
図8は、2D−DST回路300において複数の受信素子により画像信号を受信する場合の構成の一例を表す図である。画像信号受信部30はアンテナ2、受信素子S、図示されていないセンサモジュールCを備える。また図1では記載されていなかった一つのアンテナ2が一つの受信素子Sに接続された複数の画像信号受信部30が示されている。図8は図2から画像信号受信部30の数を複数にしたものであるのでその他の説明は省略する。
次に、制御部7が受信設定から映像信号の受信開始までに行う制御(受信設定処理)をフローチャートを用いて説明することにする。図11は、受信設定処理のフローチャートである。本受信設定処理が開始されると、順次受信強度分布測定(STEP1)、受信素子選択(STEP2)、中継素子選択(STEP3)、通信経路設定(STEP4)、受信ローテーション設定(STEP5)が行われ受信が開始される。
図11の受信設定処理に先立ち、受信素子の選択方法、数等の設定が行われる。受信設定処理が開始されると、まず、サンプリングとして受信強度分布測定が行われ、その結果により受信素子の選択が行われる(STEP1)。ここでサンプリングとは、撮像部からの画像信号8を2D−DST回路300上の全ての受信素子Sが受信し、その信号が制御部7に集積されることである。次に2D−DST回路300上に多数存在する受信素子Sの中から、受信する強度を基にして実際に画像信号8を処理する2個以上の受信素子Sが選択される(STEP2)。次に信号を伝達する中継素子の選択がされる。2D−DST回路300上に多数存在する中継素子Tの中から、前述の選択された受信素子Sと直接通信可能である1個以上の中継素子Tが選択される(STEP3)(本願明細書において、直接通信とは例えば、特開平2003−188882号公報に記述されているような1次通信素子間の通信や、3次通信素子がその有効通信距離にある通信素子にデータ送信をする通信等の意味を持つ)。そして選択された中継素子Tと制御部7との最短経路が設定される(STEP4)。この経路の決定法は、特開平2003−188882号公報に開示されている方法に従う。その後選択された受信素子Sに対して、受信ローテーションの順番を決める(STEP5)。ローテーションの順番に従い、受信した画像信号の処理を時分割(フィールドorライン単位)で、各受信素子Sに分散処理させた後、分割された処理後データ9は、中継素子Tによって制御部7に伝送される。なお各画像信号処理は時系列で行なわれ、他の受信素子Sがデータの送信を行っている間に画像信号処理が行われる。
上記のように複数の受信素子Sにより、画像信号8を時系列に分割受信、分割処理を行うことにより、一つの受信素子Sの負荷を減らし、小型・安価な素子を用いて2D−DST回路を構成することが可能となる。
次に、図11の受信素子選択(STEP2)に相当する、画像信号8を処理する受信素子Sの選択方法を詳しく説明する。図5は、図11の受信素子選択(STEP2)の方法を説明する図である。受信素子20は、最強の受信強度をもつ素子を示す。破線21で囲まれた範囲は最強の受信強度をもつ受信素子20の周辺の範囲を示す。2D−DST回路300には、アンテナ2と受信素子Sが1対1で接続する画像信号受信部30がマトリックス状に多数配置されている。この条件でサンプリングとして受信強度分布測定が行われる。具体的には、撮像部からの画像信号8を2D−DST回路300上の全ての受信素子Sが受信し、その信号が制御部7に集積されることが行われる。そして制御部7で最強の受信強度をもつ受信素子20の選定が行われる。こうして最初の実際に画像信号8を処理する受信素子Sには最強の受信強度をもつ受信素子20が選定される。次に最強の受信強度をもつ受信素子20の周辺の受信素子Sから所定の個数、方法で、2番目以降の実際に画像信号8を処理する受信素子Sが選定される。所定の個数、方法は、本発明の2D−DST回路300を使用する者が自由に設定可能である。2番目以降の画像信号8を処理する受信素子Sの選択方法としては、受信強度の順番で選択する方法がある。上記のように画像信号8を処理する受信素子Sを選択することにより、常に最強の受信強度をもつ受信素子Sを含む画像信号8を処理する複数の受信素子Sにより画像信号8を取得することが可能となる。
なお2番目以降の実際に画像信号8を処理する受信素子Sの選定方法としては、最強の受信強度をもつ受信素子20から直接通信可能な受信素子Sが所定の個数、方法で選定されても良い。
次に、図11の受信素子選択(STEP2)に相当する、別の画像信号8を処理する受信素子Sの選択方法について説明する。図6は、図11の受信素子選択(STEP2)の方法を説明する図である。受信素子22は、画像信号8を処理する受信素子Sを示す。破線23で囲まれた範囲は一定レベル以上の受信強度をもつ受信素子Sの範囲を示している。まずサンプリングとして受信強度分布測定が行われる(STEP1)。具体的には、撮像部1からの画像信号8を2D−DST回路300上の全ての受信素子Sが受信し、その信号が制御部7に集積されることが行われる。そして制御部7で一定レベル以上の受信強度をもつ受信素子Sの選定が行われる。次に一定レベル以上の受信強度をもつ受信素子Sの中から所定の個数、方法で、実際に画像信号8を処理する受信素子Sが決定される(STEP2)。所定の個数、方法は、本発明の2D−DST回路300を使用する者が自由に設定可能である。所定の方法としては、例えばカプセル内視鏡が図上の左側にあることが明らかな場合は、図面左側からS22、S32、S42を選択する方法。もしくは選択範囲の中央にあるものから順番に選択する方法、強度順に選択する方法等がある。
次に、図11の受信素子選択(STEP2)に相当する、また別の画像信号8を処理する受信素子Sの選択方法について説明する。図7は、図11の受信素子選択(STEP2)の方法を説明する図である。受信素子25は、画像信号8を処理する受信素子Sを示す。制御部7は、受信設定前に2D−DST素子Sを所定の数毎に分割し複数のブロックを生成する。破線24で囲まれた範囲は、一つのブロックを示す。一つのブロックは、複数の受信素子Sから構成され2D−DST回路300上に多数配置されている。一つのブロックを構成する受信素子Sの数は全てのブロックで同じ数となっているが、一つのブロックは異なる数で構成されても良い。また一つのブロックを構成する受信素子Sの数は、自由に設定可能である。
まずサンプリングとして受信強度分布測定が行われる(STEP1)。具体的には、撮像部からの画像信号8を2D−DST回路300上の全ての受信素子Sが受信し、その信号が制御部7に集積されることが行われる。そして制御部7でブロック毎の受信強度の平均値の算出が行われる。次に平均値の最も高いブロックを選定し、そのブロックを構成する全てもしくは一部の受信素子Sが、画像信号8を処理する受信素子Sとして選定される。(STEP2)
別の方法としては、各ブロックに含まれる受信素子の内、受信強度の最小値が所定のレベル以上であるブロックを選定し、前記条件を満たすブロックが複数の場合、その中で受信強度のバラツキが最も小さいブロック、具体的には、受信強度の最大値と最小値の差、または標準偏差の小さいブロックを選定し、そのブロックを構成する全てもしくは一部の受信素子Sが、画像信号8を処理する受信素子Sとして選定される。(STEP2)
次に、一つのアンテナに複数の受信素子Sが接続されている場合について説明する。図4(a)は、画像信号を受信する部分の一つのアンテナに複数の受信素子Sが接続された2D−DST回路400の概略断面図である。画像信号受信部40は、アンテナ42、センサモジュールC、受信素子Sを備える。受信素子Sは、センサモジュールCとの接続を行うI/O部12を備える。一つのアンテナ42は複数のセンサモジュールCに接続され、複数のセンサモジュールCはI/O部12を介してそれぞれ一つの受信素子Sに接続されている。図4(a)の構成は、図3(a)の構成に対して、一つのアンテナに複数の受信素子Sが接続されたものに対応するのでその他の説明は省略する。
図4(b)は、画像信号受信部40の制御に着目した概略図である。一つのアンテナ2は複数のセンサモジュールCに接続されている。その他の構成は図3(b)とほぼ同じであるので説明は省略する。
図4(c)は、図4(a)の2D−DST回路400を上方向から見た概略図である。一つのアンテナ42は、複数の受信素子Sに接続され、アンテナ42は2D−DST回路400に多数存在している。このとき一つのアンテナ42に接続される受信素子Sの数は、各アンテナ毎に同じ数となっているが、各アンテナ毎に異なる数としても良い。この一つのアンテナ42に接続された複数の受信素子Sによって、画像信号8を時系列に分割受信、分割処理を行う。
上記構成では複数の受信素子に対して1つのアンテナが接続されるので、アンテナの面積を大きくすることができ、受信感度を高くすることができる。
また上記構成では一つのアンテナ42により画像信号8が受信されているので、同じ画像信号8を分割でき、整合性の高い画像の提供が可能となる。詳しく説明すれば、一つのアンテナ2に一つの受信素子Sが接続されている場合には、制御部7で結合される画像信号は複数の異なるアンテナで受信された受信強度の異なる信号を結合した信号になる。それに対して一つのアンテナ42に複数の受信素子Sが接続されている場合には、制御部7で結合される画像信号は一つのアンテナ42により受信された信号を分割したものであるので受信強度が均一であり、制御部7で結合したときに画像信号の整合性は高いと考えられる。
一方、一つのアンテナに対して一つの受信素子を接続する構成では、アンテナの面積が制限され、受信感度の点で若干不利になるが、受信強度分布の測定分解能、基板配置の自由度、柔軟性の点で有利となる。
したがって、用途によってアンテナ構成を使い分けてもよい。
図9は、図4に対応する、一つのアンテナに複数の信号処理2D−DST素子が接続された2D−DST回路400の概略図である。画像信号受信部40はアンテナ42、受信素子S、図示されていないセンサモジュールCを備える。図9は図2から画像信号受信部40の数を複数にし、アンテナ2に接続される受信素子Sを複数にしたものであるのでその他の説明は省略する。
次に一つのアンテナ42に複数の受信素子Sを接続した場合の、アンテナ42の選択方法について説明する。まずサンプリングとして受信強度分布測定が行われる(STEP1)。具体的には、撮像部からの画像信号8を2D−DST回路400上の全てのアンテナ42が受信し、その信号が制御部7に伝送されることが行われる。そして制御部7で強度分布の測定が行われる。その結果最も受信強度が強いアンテナ42が選択され、そのアンテナ42に接続された全てもしくは一部の受信素子Sが、画像信号8を処理する受信素子Sとして選択される(STEP2)。そして中継素子選択(STEP3)、通信経路設定(STEP4)、受信ローテーション設定(STEP5)が行われ、選択された受信素子Sによって画像信号8を時系列に分割受信、分割処理を行う。
別の方法として、(STEP1)で測定したアンテナの受信強度の内、一定強度以上の物が複数ある場合には、その中の任意のアンテナを選択してもよい(STEP2’:図示しない)。
図10は、本発明の画像信号8を処理する受信素子Sと中継素子Tの動作を表すタイミングチャートである。図10のタイミングチャートは、図11に示された一連の制御が終了後の受信素子Sと中継素子Tの動作に対応している。1サイクルの画像信号は、画像信号8を処理する受信素子S1、S2、S3、S4、S5により時系列に分割され処理されている。また受信素子Sの一つのローテーションは、受信素子S1から始まりS5で終了する。その分割処理された処理後データ9は、中継素子T1が受信し順次T2、T3へと伝送をしている。ここで時分割された画像信号は、映像の1フレーム分の画像信号、映像のNフレーム分の画像信号(Nは整数)、映像の1ライン分の画像信号、映像のNライン分の画像信号(Nは整数)等の、任意に選択でき管理しやすい単位が望ましい。
受信素子Sの処理課程は、処理部5が画像信号8を受信する画像信号受信21と、処理部5が受信した画像信号8を処理する受信データ処理22と、通信部6が処理部5で処理された画像信号8を処理後データ9として送信するデータ送信23と、時間調整をする待機24を有する。ここでの受信データ処理22には、画像信号の処理、例えばCCD信号の映像信号への変換や、画像データの圧縮等の処理がある。受信素子Sの処理課程は、画像信号受信21から始まり、受信データ処理22、データ送信23が始まるまでの待機24、データ送信23、へと連続的に続き、次の画像信号受信21が始まるまで待機24で1つの受信素子の処理が終了する。また1サイクルは、受信素子S1の画像信号受信から始まり、最後の受信素子であるS5の画像信号受信で終了する。
図10と図12を用いて、図11の一連の処理の後に行われる、受信素子Sが同期信号を受信することにより、画像信号受信を開始することを説明する。図10において、下向きの破線矢印は画像信号に含まれる同期信号の同期部分の受信素子Sへの入力を意味し、上向きの実線矢印は中継素子T1から受信素子Sへの処理後データ9の送信許可の信号を意味し、下向きの実線矢印は受信素子Sから中継素子T1への処理後データ9の送信を意味する。図12(a)は、受信素子Sが同期信号を受信することにより画像信号受信を開始する場合の受信素子Sのフローチャートを示す。図12(b)は、受信素子Sが同期信号を受信することにより画像信号受信を開始する場合の中継素子Tのフローチャートを示す。
ここで図12(a)のフローにそって受信素子S1を例にとり説明を行う。2D−DST回路の図11に示される一連の処理が終了すると、受信素子S1は画像信号8に付随している同期信号の同期部分の順番t1,t2,...tnのカウントを始める(STEP11)。この時受信素子S1が受信素子S1に割り当てられている同期部分t1、t6、t11(図10の信号a参照)の信号の受信をすると(STEP12)、受信素子S1は画像信号受信21を開始する(STEP13)。受信素子S1は画像信号受信21が終了後に受信データ処理22を始め、終了後に待機24にはいる。この状態で中継素子T1からの処理後データ9の送信許可の信号を待つ(STEP14)。この受信素子S1への送信許可の信号は、本実施例では受信素子S1の一つ前の受信素子S5の処理後データ9を中継素子T1が受信し中継素子T2に送信終了したのちに、中継素子T1から受信素子S1へ送信される(STEP15)(STEP22、図12(b)参照)。中継素子T1からの処理後データ9の送信許可の信号(図10の信号b参照)を受け取ったのち、受信素子S1はデータ送信23(図10の信号c参照)を中継素子T1に行う(STEP16)。なおローテーション一巡目に関しては、中継素子T1からの処理後データ9の送信許可の信号を待たずに処理後データ9の送信を行う。
次に図12(b)のフローの説明をS1、S2、T1を例にとり簡単に行う。まず中継素子T1は受信素子S1に処理後データ9の送信許可の信号を送信する(STEP21)。次に送信許可の信号を受信した受信素子S1は中継素子T1に処理後データ9を送信する(STEP22)。次に中継素子T1は中継素子T2に受信素子S1の処理後データ9を送信する(STEP23)。その後中継素子T1は受信素子S2に処理後データ9の送信許可の信号を送信する(STEP24)。中継素子T1では、この一連の処理が連続的に繰り返して行われている(STEP24〜STEP32)。
次に、画像信号受信の許可に関する別の例について、図13と図14を参照して説明する。図13、14に示す例では、中継素子Tにより画像信号受信の開始の許可が出される。図13は、中継素子Tにより画像信号受信の開始の許可が出される場合の、画像信号8を処理する受信素子Sと中継素子Tの動作を表すタイミングチャートである。図13において、上向きの破線矢印は中継素子T1から受信素子Sに送信する画像信号受信の許可信号を意味する。その他の矢印は、図10における矢印と同じ意味を持つ。図14(a)は、中継素子Tにより画像信号受信の開始の許可が出される場合の受信素子Sのフローチャートを示す。図14(b)は、中継素子Tにより画像信号受信の開始の許可が出される場合の中継素子Tのフローチャートを示す。
ここで図14(a)のフローにそって受信素子S1を例にとり説明を行う。2D−DST回路の図11に示される一連の処理が終了すると、受信素子(S1〜S5)はローテーション一巡目(同期信号ではt1〜t5に相当)は、同期信号を受信することにより画像信号受信21を開始する。受信素子S1は画像信号受信21、受信データ処理22を終了の後、一回目の処理後データ9(図13の信号f参照)の送信を中継素子T1に送信し待機状態となり、中継素子T1からの画像信号受信の開始許可信号を待つ(STEP41)。一方中継素子T1は、受信素子S1からの処理後データ9(図13の信号f参照)の受信を終えた後、中継素子T2に受信素子S1の処理後データ9を送信し(図13の信号g参照)、その送信が終了したのち受信素子S1に画像信号受信の開始許可信号(図13の信号e参照)を送信する。画像信号受信の開始許可信号(図13の信号e参照)を受信した受信素子S1は、同期信号の検出を行い(STEP42)、同期部分の入力(tn)があり次第、画像信号受信を開始する(STEP43)。この後の処理は、前述した同期信号により画像信号受信の開始が指示される場合と同様である。また類似形として受信素子S1の画像信号受信終了の信号を中継素子T1が受け取り、直ちに受信素子S2に画像信号受信の開始指示の信号を送信する形態もある。
次に図14(b)のフローの説明をS1、S2、T1を例にとり簡単に行う。まず中継素子T1は受信素子S1に画像信号受信の開始許可信号を送信する(STEP51)。次に中継素子T1は受信素子S2に処理後データ9の送信許可信号を送信する(STEP52)。次に送信許可信号を受信した受信素子S2は中継素子T1に処理後データ9を送信する(STEP53)。次に中継素子T1は中継素子T2に受信素子S2の処理後データ9を送信する(STEP54)。その後中継素子T1は受信素子S2に画像信号受信の開始許可信号を送信する(STEP55)。中継素子T1では、この一連の処理が連続的に繰り返して行われている(STEP55〜STEP62)。
次に、画像信号受信の許可に関する更に別の例について、図15と図16を参照して説明する。図15、16に示す例では、受信素子Sにより画像信号受信の開始の許可が出される。図15は、受信素子Sにより画像信号受信の開始の許可が出される場合の、画像信号8を処理する受信素子Sと中継素子Tの動作を表すタイミングチャートである。図15において、下向きの破線矢印は受信素子Snから受信素子Sn+1に送信される画像信号受信の終了を知らせる信号である。その他の矢印は下向きの破線矢印を除いて、図10における矢印と同じ意味を持つ。図16(a)は、受信素子Sにより画像信号受信の開始の許可が出される場合の受信素子Sのフローチャートを示す。図16(b)は、受信素子Sにより画像信号受信の開始の許可が出される場合の中継素子Tのフローチャートを示す。
ここで図16(a)のフローにそって受信素子S1、S2を例にとり説明を行う。2D−DST回路300の図11に示される一連の処理が終了すると、受信素子S1の一回目の画像信号受信21はすぐに始められる(STEP71)。画像信号受信21が終わると同時に次の受信素子S2に、画像信号受信21終了の信号(図15の信号h参照)を送信する(STEP72)。画像信号受信21終了の信号を受信した受信素子S2は、その信号を画像信号受信の開始の信号とし認識して画像信号受信21を始める(STEP73)。この後の処理は、前述した同期信号により画像信号受信の開始が指示される場合と同様である。このとき受信素子S1からS2への信号送信、言い換えればSnからSn+1への信号送信は、直接通信可能な経路で伝送されることが好ましい。なお図16(b)のフローは、図12(b)と全く同じであるので説明を省略する。
以上説明した本発明の実施形態については、様々な変形例を考えることができる。例えば、2D−DST回路300において2D−DST素子100は、その全てが画像を受信する機能(すなわち、画像信号受信部30としての機能)を有していても良い。この場合、図11に示したアルゴリズムにより選択された受信素子以外の素子の一部が中継素子として機能することになる。
本実施形態では、映像を撮像する部分はカプセル内視鏡の撮像部を想定し、撮像部からの映像を受信する柔軟な素材により構成された2D−DST回路は、人間が身につける着衣状(ジャケット状、腹巻状、リストバンド状の物等も含む)の物を想定している。またカプセル内視鏡は人間の体内を移動し、その撮像部は順次画像をアンテナに送信する。そのカプセル内視鏡は人間の体内のある場所に静止し画像信号を送信し、その画像信号は人間が装着している2D−DST回路を備えたジャケットに接続されたアンテナで受信されるものとする。またカプセル内視鏡の信号は、光、超音波を使用しても良い。
は、2D−DST回路の外観構成を示す図である。 は、内視鏡の画像信号を受信する2D−DST回路300の概略図である。 図3(a)は、図1及び図2に示される画像信号を受信する部分の2D−DST回路300の概略断面図であり、図3(b)は、画像信号受信部30の制御に着目した概略図であり、図3(c)は、図3(a)の2D−DST回路300を上方向から見た概略図である。 図4(a)は、画像信号を受信する部分の一つのアンテナに複数の受信素子Sが接続された2D−DST回路400の概略断面図であり、図4(b)は、画像信号受信部40の制御に着目した概略図であり、図4(c)は、図4(a)の2D−DST回路400を上方向から見た概略図である。 は、図11の受信素子選択(STEP2)の方法を説明する図である。 は、図11の受信素子選択(STEP2)の方法を説明する図である。 は、図11の受信素子選択(STEP2)の方法を説明する図である。 は、複数の受信素子により画像信号を受信する2D−DST回路300の概観構成を示す図である。 は、図3に対応した、一つのアンテナに複数の信号処理2D−DST素子が接続された2D−DST回路400の概略図である。 は、本発明の画像信号8を処理する受信素子Sと中継素子Tの動作を表すタイミングチャートである。 は、本発明による2D−DST回路300の受信設定から受信開始までのフローチャートである。 図12(a)は、受信素子Sが同期信号を受信することにより画像信号受信を開始する場合の受信素子Sのフローチャートを示し、図12(b)は、受信素子Sが同期信号を受信することにより画像信号受信を開始する場合の中継素子Tのフローチャートを示す。 は、中継素子Tにより画像信号受信の開始の許可がだされる場合の、画像信号8を処理する受信素子Sと中継素子Tの動作を表すタイミングチャートである。 図14(a)は、中継素子Tにより画像信号受信の開始の許可がだされる場合の受信素子Sのフローチャートを示し、図14(b)は、中継素子Tにより画像信号受信の開始の許可がだされる場合の中継素子Tのフローチャートを示す。 は、受信素子Sにより画像信号受信の開始の許可がだされる場合の、画像信号8を処理する受信素子Sと中継素子Tの動作を表すタイミングチャートである。 図16(a)は、受信素子Sにより画像信号受信の開始の許可がだされる場合の受信素子Sのフローチャートを示し、図16(b)は、受信素子Sにより画像信号受信の開始の許可がだされる場合の中継素子Tのフローチャートを示す。
符号の説明
1 撮像部
2 アンテナ
4 メモリ部
5 処理部
6 通信部
7 制御部
8 画像信号
9 処理後データ
10 カプセル内視鏡
11 導電層
12 I/O部
13 導電層
30 画像信号受信部
300 2D−DST回路
1000 内視鏡システム

Claims (21)

  1. 撮像した被写体の画像信号を無線により送信する撮像手段から前記画像信号を受信する信号受信手段と、
    2次元拡散信号伝送基板上に2次元的に配置された複数の2次元拡散信号伝送素子と、
    を備える画像信号処理装置であって、
    前記複数の2次元拡散信号伝送素子の内の少なくとも一部は、前記信号受信手段に接続され、且つ、前記信号受信手段を介して受信した前記画像信号に関する画像処理を行う為の処理部を有する受信素子として構成され、
    前記複数の受信素子のうち、前記画像信号に関する処理を行うべき複数の受信素子が、前記信号受信手段により受信される画像信号の強度に基づいて選択され、
    前記選択された複数の受信素子は、前記画像信号に関する処理を分散処理し、
    前記分散処理されたデータが前記2次元拡散信号伝送基板上の複数の2次元拡散信号伝送素子による所定の伝送経路を経て伝送されること、
    を特徴とする画像信号処理装置。
  2. 前記信号受信手段は複数存在し、
    一つの前記信号受信手段は、一つの前記受信素子に接続されている、
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像信号処理装置。
  3. 前記受信素子は、前記画像信号処理装置内でマトリックス状に配列され、前記画像信号に関する処理を行うべき複数の受信素子としては、受信した画像信号の強度が最も強い受信素子と、前記受信した画像信号の強度が最も強い受信素子の周辺にある1個以上の受信素子とが選択される、
    ことを特徴とする請求項1または2のいずれかに記載の画像信号処理装置。
  4. 前記画像信号に関する処理を行うべき複数の受信素子としては、受信した画像信号の強度が最も強い受信素子と、前記受信した画像信号の強度が最も強い受信素子と直接通信可能な距離内にある1個以上の受信素子とが選択される、
    ことを特徴とする請求項1または2のいずれかに記載の画像信号処理装置。
  5. 前記画像信号に関する処理を行うべき複数の受信素子としては、所定の受信強度以上の範囲から2個以上の受信素子が選択される、
    ことを特徴とする請求項1または2のいずれかに記載の画像信号処理装置。
  6. 前記画像信号に関する処理を行うべき複数の受信素子としては、受信素子を所定の数に分割したブロックの中で、受信強度の平均値が最も高いブロックの受信素子が選択される、
    ことを特徴とする請求項1または2のいずれかに記載の画像信号処理装置。
  7. 前記画像信号に関する処理を行うべき複数の受信素子としては、受信素子を所定の数に分割したブロックの中で、受信強度の最小値が所定の強度以上であるブロックの内、最も受信強度のバラツキの小さいブロックの受信素子が選択される、
    ことを特徴とする請求項1または2のいずれかに記載の画像信号処理装置。
  8. 前記信号受信手段は1個以上存在し、
    一つの信号受信手段は、2個以上の前記受信素子に接続されている、
    ことを特徴とする請求項1記載の画像信号処理装置。
  9. 前記画像信号に関する処理を行うべき複数の受信素子としては、前記信号受信手段の中で受信した画像信号の強度が最も強い信号受信手段に接続された受信素子が選択される、
    ことを特徴とする請求項8記載の画像信号処理装置。
  10. 前記画像信号に関する処理を行うべき複数の受信素子としては、前記信号受信手段の中で、受信強度が所定の強度以上である信号受信手段の中から任意に選択された信号受信手段に接続された受信素子である、
    ことを特徴とする請求項8記載の画像信号処理装置。
  11. 前記複数の2次元拡散信号伝送素子の内の少なくとも一部は、データ通信を行なう為の通信部を更に有し、
    前記画像信号に関する分散された処理は、前記処理部が前記画像信号を受信する画像信号受信と、前記処理部が受信した前記画像信号を処理する受信データ処理と、前記通信部が前記処理部で処理された処理後データを送信するデータ送信を有する、
    ことを特徴とする請求項1から10のいずれかに記載の画像信号処理装置。
  12. 前記画像信号に関する分散された処理は、前記画像信号受信から始まり, 前記信号データ処理、前記データ送信、へと続く、
    ことを特徴とする請求項11に記載の画像信号処理装置。
  13. 前記画像信号に関する分散された処理は、時間調整をする待機を有する、
    ことを特徴とする請求項11または12に記載の画像信号処理装置。
  14. 前記画像信号受信は、前記画像信号に関する処理を行うべき受信素子が前記画像信号に含まれる同期信号を受信することによりはじまる、
    ことを特徴とする請求項11から13のいずれかに記載の画像信号処理装置。
  15. 前記画像信号処理装置は、前記同期信号の同期部分に番号を付番する制御部を備え、前記画像信号を処理する受信素子は前記同期部分の番号を基準として、前記画像信号受信を開始する、
    ことを特徴とする請求項14に記載の画像信号処理装置。
  16. 前記画像信号処理装置は、前記画像信号に関する処理を行うべき受信素子に前記画像信号受信の開始を許可する信号を送信する中継素子を備え、
    前記画像信号に関する処理を行うべき受信素子は、前記画像信号受信の開始を許可する信号を受信した直後の前記同期部分を開始の指示とみなし、前記画像信号受信を開始する、
    ことを特徴とする請求項14に記載の画像信号処理装置。
  17. 前記画像信号受信の開始を許可する信号は、第一の中継素子が第二の中継素子に前記画像信号を処理する受信素子の前記処理後データを送信した後に、直前に第一の中継素子が送信した前記処理後データを生成した前記受信素子に、第一の中継素子から送信される、
    ことを特徴とする請求項16に記載の画像信号処理装置。
  18. 前記画像信号に関する処理を行うべき第一の受信素子が画像信号の受信の終了を知らせる終了信号を、前記画像信号に関する処理を行うべき第ニの受信素子に送信し、前記画像信号に関する処理を行うべき第ニの受信素子は前記終了信号を開始の指示とみなし、前記画像信号に関する処理を行うべき第ニの受信素子の前記画像信号受信が開始される、
    ことを特徴とする請求項11から13のいずれかに記載の画像信号処理装置。
  19. 前記画像信号に関する処理を行うべき第一の受信素子が画像信号の受信の終了を知らせる終了信号を、前記画像信号に関する処理を行うべき第ニの受信素子に送信する通信経路は、最短の経路である、
    ことを特徴とする請求項18に記載の画像信号処理装置。
  20. 前記最短の経路は、直接通信が可能な経路である、
    ことを特徴とする請求項19に記載の画像信号処理装置。
  21. 前記撮像手段は、カプセル内視鏡に備えられる、
    ことを特徴とする請求項1から20のいずれかに記載の画像信号処理装置。
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JP2008053894A (ja) * 2006-08-23 2008-03-06 Pentax Corp パケット通信方法および通信システム

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