JP2005293753A - 記録再生方法および記録再生装置並びに磁気記録媒体 - Google Patents
記録再生方法および記録再生装置並びに磁気記録媒体 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2005293753A JP2005293753A JP2004109209A JP2004109209A JP2005293753A JP 2005293753 A JP2005293753 A JP 2005293753A JP 2004109209 A JP2004109209 A JP 2004109209A JP 2004109209 A JP2004109209 A JP 2004109209A JP 2005293753 A JP2005293753 A JP 2005293753A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- recording
- magnetic
- reproducing
- recording medium
- reproducing apparatus
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Magnetic Record Carriers (AREA)
- Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
Abstract
【解決手段】 六方晶系フェライトを磁性層に含む磁気記録媒体20に記録された情報信号をPR(1,a,b,c,d)ML信号処理方式を用いて記録再生する記録再生装置10は、イコライザ15、最尤復号器16、デコーダ17などを実装している。そして、PR(1,a,b,c,d)の係数a,b,c,dがそれぞれ、0.1≦a<2.0,−0.9≦b<0.0,−2.0<c≦−0.3,−1.0<d≦−0.1の条件を満たすようになっている。
【選択図】 図1
Description
まず、磁気記録媒体について説明する。
磁気記録媒体は、支持体の一方または両方の面に、非磁性層および磁性層が積層されている。支持体は、テープ状、フレキシブルディスク状のものがある。支持体としては、例えば、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレン、ポロピレン、ポリカーボネート、ポリエチレンナフタレート、ポリアミド、ポリアミドイミド、ポリイミド、ポリサルホン、ポリエーテルサルホンなどの各種の合成樹脂からなるフィルムが形成されたものを用いることができる。また、支持体としては、例えば、アルミ、ステンレスなどの金属からなるフィルム、板などが形成されたものを用いることができる。
また、磁気記録媒体は、非磁性層、磁性層、バック層以外の層を有していてもよい。例えば、軟磁性粉末を含む軟磁性層、第2の磁性層、クッション層、オーバーコート層、接着層、保護層を有していてもよい。これらの層は、その機能を有効に発揮することができるように適切な位置に設けることができる。磁性層の厚さは、10〜300nmが好ましく、さらに好ましくは10〜200nmである。特に好ましくは、10〜100nmである。また、非磁性層は、0.5〜3μmにすることができる。非磁性層の厚さは、磁性層よりも厚くするようにすることが望ましい。
磁性層には、六方晶系フェライトが形成される。六方晶系フェライトとしては、例えば、バリウムフェライト、ストロンチウムフェライト、鉛フェライト、カルシウムフェライトおよびこれらの各種の置換体、例えば、Co置換体などが挙げられる。具体的には、マグネトプランバイト型のバリウムフェライトおよびストロンチウムフェライト、スピネルで粒子表面を被覆したマグネトプランバイト型フェライト、さらに一部スピネル相を含有した複合マグネトプランバイト型のバリウムフェライトおよびストロンチウムフェライトなどが挙げられ、その他所定の原子以外にAl、Si、S、Sc、Ti、V、Cr、Cu、Y、Mo、Rh、Pd、Ag、Sn、Sb、Te、Ba、Ta、W、Re、Au、Hg、Pb、Bi、La、Ce、Pr、Nd、P、Co、Mn、Zn、Ni、Sr、B、Ge、Nbなどの原子を含んでいてもよい。一般にはCO−Zn、CO−Ti、CO−Ti−Zr、Co−Ti−Zn、Nb−Zn−Co、Sn−Zn−Co、Sn−Co−Ti、Nb−Znなどの元素を添加した物を使用することができる。また、W型六方晶系フェライトを用いることも可能である。さらに、原料・製法に由来する特有の不純物を含有しているものでもよい。これらの六方晶系フェライトは、六角板状の粉末の形態で用いられる。
次に、PR(1,a,b,c,d)ML技術について説明する。PR(1,a,b,c,d)MLは、高密度記録時に生じる既知の符号間干渉を利用して最も確からしい信号系列を復号することを基礎とする。この信号系列をPR(1,a,b,c,d)で表す。
図1は、本発明に係る磁気記録媒体および記録再生装置を示す説明図である。
図1において、記録再生装置10は、PR(1,a,b,c,d)ML信号処理により、磁気記録媒体20に情報を記録したり、その磁気記録媒体20に記録された情報信号を再生したりする。ここでは、例えば、バリウムフェライトを磁性層に形成した磁気記録媒体20を準備している。
プリコーダ11は、データ記録の前に置くことにより、復調時に生じるデータの誤り伝播を妨げるようになる。
図2に示す孤立反転再生波形は、正方向にピークを有し、そのピークの左右が非対称となっている。そして、この孤立反転再生波形は、ピーク値の半値幅PW50のうちの右側の幅PW1が左側の幅PW2よりも大きくなっている。これは、バリウムフェライトの垂直磁化成分の影響を受けたからである。
まず、シミュレーション(1)について説明する。このシミュレーション(1)では、磁気記録媒体20に記録される最短ビットの長さ(以下「ビット長」という。)をTとした場合の規格化線密度K、すなわちK=[(PW50)/(ビット長T)}を変化させる。そして、規格化線密度Kごとに、ビットエラーレートが最も低くなる係数a,b,c,dを求めるとともに、そのときのビットエラーレートを求めている。なお、ビットエラーレートは、元のビット数に対するビットエラー数の比率を表す。
そして、前記した規格化線密度Kごとに求めたビットエラーレートが、それらの各規格化線密度Kにおける通常のEEPRML方式を採用した場合のビットエラーレート、すなわちPR(1,2,0,−2,−1)を採用した場合のビットエラーレートよりも改善されていれば、シミュレーション(1)の目的を達成したとして、その条件を満たす係数a,b,c,dを最適値として規定する。
また、PR(1,a,b,c,d)を採用した場合のビットエラーレートが10のマイナス4乗(1E−04)以下であれば、そのときの係数a,b,c,dもより好適な最適値として規定する。
シミュレーション(1)の結果を表1に示す。
また、規格化線密度Kが2.3のときのビットエラーレートは、PR(1,2,0,−2,−1)を採用した場合のビットエラーレートよりも低いと判定されている(表1中、「PR(1,1,−1,−1)との比較判定」欄の丸印参照)。
次に、シミュレーション(2)について説明する。このシミュレーション(2)では、表1に示したPR(1,0.8,−0.7,−0.8,−0.3),規格化線密度K=3.1で、図2に示した孤立反転再生波形の非対称性を示す比率γ(%)、すなわちγ=[[(PW1)−(PW2)]/(PW50)×100]を変化させ(図2参照)、そのときのビットエラーレートを測定している。そして、比率γを変化させた場合の複数のビットエラーレートのうちの最も低い値を示したビットエラーレートと、各比率γの場合のビットエラーレートとの桁数の差(以下「BER相対値」という。)をそれぞれ求めている。なお、BERは、ビットエラーレートの略である。
そして、前記した比率γごとに求めたBER相対値が1.0桁以内を示していれば、シミュレーション(2)の目的を達成したとして、その条件を満たす比率γを最適値として規定する。
シミュレーション(2)の結果を表2に示す。
バリウムフェライト磁性粉 100部
ポリウレタン樹脂 14部
質量平均分子量:10000
スルホン酸官能基:0.5meq/g
研磨剤 8部
カーボンブラック(粒子サイズ:0.015μm) 0.5部
♯55(旭カーボン社製)
ステアリン酸 0.5部
ブチルステアレート 2部
メチルエチルケトン 180部
シクロヘキサノン 100部
非磁性粉体:α酸化鉄 100部
平均一次粒子径:0.09μm、BET法による非表面積:50m2/g
PH:7 DBP吸油量:27〜38ml/100g、
表面処理層:Al2O3が粒子全体に対して8質量%存在
カーボンブラック 25部
コンダクテックスSC−U(コロンビアンカーボン社製)
塩化ビニル共重合体:MR104(日本ゼオン社製) 13部
ポリウレタン樹脂:UR8200(東洋紡社製) 5部
フェニルホスホン酸 3.5部
プチルステアレート 1部
スエアリン酸 2部
メチルエチルケトン 205部
シクロヘキサノン 135部
前記の塗料のそれぞれについて、各成分をニーダで混練した。1.0mmΦのジルコニアビーズを分散部の容積に対し80%充填する量を入れた横型サンドミルにポンプで通液し、2000rpmで120分間、(実質的に分散部に滞留した時間)分散させた。得られた分散液にポリイソシアネートを非磁性層の塗布液には2.5部、さらにメチルエチルケトン3部を加え、1μmの平均孔径を有するフィルターを用いて濾過し、非磁性層形成用および磁性層形成用の塗布液をそれぞれ調製した。
得られた非磁性層塗布液を、4μmポリエチレンナフタレートベース上に乾燥後の厚さが1.5μmになるように塗布乾燥させた後、磁性層の厚さが30〜210nmになるように逐次重層塗布をおこない、磁性層がまだ湿潤状態にあるうちに600mTの磁力を持つコバルト磁石と600mTの磁力を持つソレノイドにより面内配向させ、その後600mTのコバルト磁石で、垂直方向に磁界を印加して、斜めに配向し、乾燥が終了するまでそれを保持した。次いで7段のカレンダで温度90℃、線圧300kg/cm(294kN/m)にて処理を行った。その後、厚み0.5μmのバック層(カーボンブラック 平均粒子サイズ:17nm 100部、炭酸カルシウム 平均粒子サイズ:40nm 80部、αアルミナ 平均粒子サイズ:200nm 5部をニトロセルロース樹脂、ポリウレタン樹脂、ポリイソシアネートに分散)を塗布した。3.8mmの幅にスリットし、スリット品の送り出し、巻き取り装置を持った装置に不織布とカミソリブレードが磁性面に押し当たるように取り付け、テープクリーニング装置で磁性層の表面のクリーニングを行い、磁気テープ媒体を得た。
11 プリコーダ
15 イコライザ
16 最尤復号器
17 デコーダ
20 磁気記録媒体
Claims (10)
- 六方晶系フェライトを含む磁性層を有する磁気記録媒体に記録された情報信号をPR(1,a,b,c,d)ML信号処理方式を用いて記録再生する方法であって、
PR(1,a,b,c,d)の係数a,b,c,dがそれぞれ、
0.1≦a<2.0,−0.9≦b<0.0,
−2.0<c≦−0.3,−1.0<d≦−0.1
の条件を満たすようになっていることを特徴とする記録再生方法。 - 請求項1記載の記録再生方法において、さらに、
PR(1,a,b,c,d)の係数a,b,c,dがそれぞれ、
0.1≦a≦1.0,−0.9≦b≦−0.5,
−1.0≦c≦−0.3,−0.5≦d≦−0.1
の条件を満たすようになっていることを特徴とする記録再生方法。 - 請求項1または請求項2に記載の記録再生方法において、
規格化線密度Kが
K≦4.7
の条件を満たすようになっていることを特徴とする記録再生方法。 - 請求項1または請求項2に記載の記録再生方法において、さらに、
前記磁気記録媒体から再生される孤立反転再生波形の非対称性を示す比率γ(%)が、
9.8≦γ≦50
の条件を満たすようになっていることを特徴とする記録再生方法。 - 前記六方晶系フェライトが、バリウムフェライトであることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の記録再生方法。
- 六方晶系フェライトを含む磁性層を有する磁気記録媒体に記録された情報信号をPR(1,a,b,c,d)ML信号処理方式を用いて記録再生する装置であって、
PR(1,a,b,c,d)の係数a,b,c,dがそれぞれ、
0.1≦a<2.0,−0.9≦b≦0.0,
−2.0<c≦−0.3,−1.0<d≦−0.1
の条件を満たすようになっていることを特徴とする記録再生装置。 - 請求項6記載の記録再生装置において、さらに、
PR(1,a,b,c,d)の係数a,b,c,dがそれぞれ、
0.1≦a≦1.0,−0.9≦b≦−0.5,
−1.0≦c≦−0.3,−0.5≦d≦−0.1
の条件を満たすようになっていることを特徴とする記録再生装置。 - 請求項6または請求項7に記載の記録再生装置において、さらに、
前記磁気記録媒体から再生される孤立反転再生波形の非対称性を示す比率γ(%)が、
9.8≦γ≦50
の条件を満たすようになっていることを特徴とする記録再生装置。 - 前記六方晶系フェライトが、バリウムフェライトであることを特徴とする請求項6乃至請求項8のいずれか1項に記載の記録再生装置。
- 請求項6乃至請求項9のいずれか1項に記載の記録再生装置に用いられる磁気記録媒体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2004109209A JP2005293753A (ja) | 2004-04-01 | 2004-04-01 | 記録再生方法および記録再生装置並びに磁気記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2004109209A JP2005293753A (ja) | 2004-04-01 | 2004-04-01 | 記録再生方法および記録再生装置並びに磁気記録媒体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2005293753A true JP2005293753A (ja) | 2005-10-20 |
Family
ID=35326514
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2004109209A Pending JP2005293753A (ja) | 2004-04-01 | 2004-04-01 | 記録再生方法および記録再生装置並びに磁気記録媒体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2005293753A (ja) |
-
2004
- 2004-04-01 JP JP2004109209A patent/JP2005293753A/ja active Pending
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US7038873B2 (en) | Magnetic recording medium having a specific relation of coercive force HC and residual magnetization MR in perpendicular direction to substrate surface | |
| JP2011034665A (ja) | ハードディスクドライブ磁気媒体用の部分酸化キャップ層 | |
| Mallinson | Tutorial review of magnetic recording | |
| CN101040326B (zh) | 垂直磁记录介质、其制造方法与磁记录和再现设备 | |
| JP2006073137A (ja) | 磁気記録媒体、磁気記憶装置、およびその製造方法 | |
| KR20090044999A (ko) | 자기 기록 매체, 그 제조 방법 및 자기 기억 장치 | |
| US7532425B2 (en) | Reproducing method, reproducing apparatus, recording and reproducing apparatus, and magnetic recording medium | |
| JP2751535B2 (ja) | 磁気転写方法 | |
| US7236319B2 (en) | Reproducing method, reproducing apparatus, recording and reproducing apparatus, and magnetic recording medium | |
| JP4383336B2 (ja) | 磁気テープ | |
| JP2005293750A (ja) | 記録再生方法および記録再生装置ならびに磁気記録媒体 | |
| JP2005293753A (ja) | 記録再生方法および記録再生装置並びに磁気記録媒体 | |
| JP2005293754A (ja) | 記録再生方法および記録再生装置並びに磁気記録媒体 | |
| JP2005293752A (ja) | 記録再生方法および記録再生装置並びに磁気記録媒体 | |
| JP2010020854A (ja) | 磁気記録媒体および情報記憶装置 | |
| JP2006018949A (ja) | 磁気記録媒体及びその製造方法、並びに磁気信号再生手段及び磁気信号再生方法 | |
| WO2004075178A1 (ja) | 垂直磁気記録媒体 | |
| JP4564933B2 (ja) | 垂直磁気記録媒体とその磁気特性評価法、及び磁気記録再生装置 | |
| JP2005025820A (ja) | 磁気記録媒体 | |
| Palmer et al. | Demonstration of High-Density Removable Disk System Using Barium-Ferrite Particulate and CoPtCr-SiO $ _2 $ Thin Film Flexible Media | |
| Oikawa et al. | Flat surface percolated perpendicular media with metal pinning sites | |
| JP2020009517A (ja) | 磁気テープ装置 | |
| US6756113B2 (en) | Magnetic recording medium and manufacturing method thereof | |
| JP3030279B2 (ja) | 磁気記録媒体及び磁気記録再生装置 | |
| KR20080101688A (ko) | 수직 자기 기록 매체, 그 제조 방법 및 자기 기록 장치 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A711 | Notification of change in applicant |
Effective date: 20061212 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 |
|
| RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Effective date: 20061212 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 |
|
| A621 | Written request for application examination |
Effective date: 20070209 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20090223 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090310 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20090630 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |
