JP2005293668A - 市販またはリージョン情報書換用のディスクによってリージョン設定可能なdvd再生装置あるいはdvd録画再生装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 コンピューターや特殊なインターフェイスやソフトウェアを用いることなく、通常の市販のDVDディスクに記憶されているリージョン情報でDVD再生装置等のリージョン情報更新することができるDVD再生装置等を提供する。
【解決手段】 リージョン情報を更新した回数とリージョン情報を記憶した記憶部7と、リモコン又は本体のボタンの特定の操作によりリージョン情報を書き換えるための処理を開始するリージョン書換モード実行手段4と、記憶部7のリージョン情報更新回数を参照し、リージョン情報更新回数が所定の回数以下の場合に新たなリージョン情報の更新許可信号を出力する変更回数処理手段5と、変更回数処理手段5からリージョン情報更新許可信号を受信した場合に、リージョン情報を読み込むリージョン情報読込手段2と、該リージョン情報によって記憶部7のリージョン情報を更新しリージョン情報更新回数を一回増加させるリージョン情報更新手段6とを備えた。
【選択図】 図1
【解決手段】 リージョン情報を更新した回数とリージョン情報を記憶した記憶部7と、リモコン又は本体のボタンの特定の操作によりリージョン情報を書き換えるための処理を開始するリージョン書換モード実行手段4と、記憶部7のリージョン情報更新回数を参照し、リージョン情報更新回数が所定の回数以下の場合に新たなリージョン情報の更新許可信号を出力する変更回数処理手段5と、変更回数処理手段5からリージョン情報更新許可信号を受信した場合に、リージョン情報を読み込むリージョン情報読込手段2と、該リージョン情報によって記憶部7のリージョン情報を更新しリージョン情報更新回数を一回増加させるリージョン情報更新手段6とを備えた。
【選択図】 図1
Description
本発明は、DVD再生装置およびDVD録画再生装置のリージョン情報の設定・更新の技術に関し、特に、リージョンの指定を行なっている市販のディスクを用いてDVD再生装置およびDVD録画再生装置のリージョン情報を更新することができるDVD再生装置あるいはDVD録画再生装置に関する。
DVDの再生装置あるいはDVD録画再生装置(以下「DVDの再生装置等」という)は、工場から出荷される段階で、再生することができるDVDディスクのリージョン情報を設定されている。
リージョンコードとは、DVDの再生装置等の再生可能地域を限定するコードである。リージョン情報はリージョンコードを示すデータをいうものとする。
リージョンコードはDVD−Video規格の最終統一段階で追加されたものであって、アメリカ映画業界が、海外での封切り前にDVDでその映画が海外流出してしまい、興行収入に悪影響を及ぼすことを防止するために設けたものである。
リージョンコードは、ディスクとDVDの再生装置等の双方に保持されており、再生前にDVD再生装置等とディスクのリージョンコードが照合され、両者のコードが一致しないと再生できないようになっている。
たとえば、ヨーロッパで再生するように製造されたDVDディスクは、東南アジアで購入したDVD再生装置およびDVD再生装置等によっては再生することができないようになっている。
図4に、リージョンコード表を示す。図4に示すように、リージョンコードは放送の方式NTSC(National Television System),PAL(Phase Alternation by Line) により二種類存在しそれぞれの方式において六つのリージョンが存在する。
上記リージョン情報は一定の回数更新することができる。
これは、たとえば東南アジアで製造された装置を北米に搬入して使用するのに北米で販売されたDVDディスクを再生できるように、初期設定することができるようにするためである。
従来のリージョン情報の更新は特定のソフトウェアとコンピューターによって行われていた。
図5は従来のリージョン情報の更新方法を示したものである。
図5に示すように、符号15で示したDVD再生装置等は、リージョン情報を記憶した記憶部(E2PROM(Electrical Erasable Programable ROM))16を有し、当該E2PROM(Electrical Erasable Programable ROM)16に記憶されたリージョン情報を更新する場合には、E2PROMが取り付けられたメインボードにピンを立て、そのピンにケーブル17を接続し、インターフェイス18を介してコンピューター19に接続するようにしていた。
そして、コンピューター19で特別なリージョン情報書換用のソフトウェアを起動し、DVD再生装置等15の記憶部16に記憶されたリージョン情報を更新するようにしていた。
特開2001−84693号公報
しかし、従来のDVD再生装置等は、リージョン情報の書き換えのために上述したような特別なインターフェイスとソフトウェアとコンピューターを必要とし、かつ、書き換えのためにはDVD再生装置等のメインボードにケーブルを接続する必要があった。
このような作業は、DVD再生装置を製造する工程上及び、出荷後のアフターサービス上、労力と時間がかかるものであった。正当なリージョン情報の更新であれば、より簡単にリージョン情報の更新を行なえるようにするようにしたいという要望があった。
そこで、本発明が解決しようとする課題は、上記コンピューターや特殊なインターフェイスやソフトウェアを用いることなく、通常の市販のDVDディスクに記憶されているリージョン情報でDVD再生装置等のリージョン情報更新及びリージョン設定ができるDVD再生装置等を提供することにある。
なお、「リージョン情報の更新」とは、設定してあったリージョン情報を変更することをいい、「リージョン設定」とは、製造工程ではDVD再生装置等のLOARDET(DECK)側は全仕向地で使用できるようにリージョン情報を書き込んでいない状態で製造される製品に対して最終的な製造ラインで出荷先に合わせてリージョン情報を書き込むことをいう。
本発明による市販のディスクによってリージョン設定可能なDVD再生装置あるいはDVD録画再生装置は、
リージョン情報を更新した回数とリージョン情報を記憶した記憶部と、
リモコン又は本体のボタンの特定の操作によりリージョン情報を書き換えるための処理を開始するリージョン書換モード実行手段と、
リージョン情報を書き換える前に、前記記憶部のリージョン情報更新回数を参照し、前記リージョン情報更新回数が所定の回数に達していない場合に新たなリージョン情報の更新を許可する信号を出力する変更回数処理手段と、
前記変更回数処理手段からリージョン情報更新許可信号を受信した場合に、市販のディスクからリージョン情報読み込むリージョン情報読込手段と、
前記リージョン情報読込手段が読み込んだリージョン情報によって前記記憶部のリージョン情報を更新し、リージョン情報更新回数を一回増加させるリージョン情報更新手段と、を有することを特徴とするものである。
リージョン情報を更新した回数とリージョン情報を記憶した記憶部と、
リモコン又は本体のボタンの特定の操作によりリージョン情報を書き換えるための処理を開始するリージョン書換モード実行手段と、
リージョン情報を書き換える前に、前記記憶部のリージョン情報更新回数を参照し、前記リージョン情報更新回数が所定の回数に達していない場合に新たなリージョン情報の更新を許可する信号を出力する変更回数処理手段と、
前記変更回数処理手段からリージョン情報更新許可信号を受信した場合に、市販のディスクからリージョン情報読み込むリージョン情報読込手段と、
前記リージョン情報読込手段が読み込んだリージョン情報によって前記記憶部のリージョン情報を更新し、リージョン情報更新回数を一回増加させるリージョン情報更新手段と、を有することを特徴とするものである。
また、本発明による市販のディスクによってリージョン設定可能なDVD再生装置あるいはDVD録画再生装置は、
リージョン情報を更新した回数とリージョン情報を記憶した記憶部と、
市販のディスクからリージョン情報読み込むリージョン情報読込手段と、
前記リージョン情報読込手段が読み込んだリージョン情報と前記記憶部に記憶されているリージョン情報とを比較し、両者が一致する場合は一致信号を出力し、両者が一致しない場合は不一致信号出力する比較判定手段と、
前記比較判定手段から前記不一致信号を受信したときにリージョン情報を書き換えるための処理を開始するリージョン書換モード実行手段と、
リージョン情報を書き換える前に、前記記憶部のリージョン情報更新回数を参照し、前記リージョン情報更新回数が所定の回数に達していない場合に新たなリージョン情報の更新を許可する信号を出力する変更回数処理手段と、
前記変更回数処理手段からリージョン情報更新許可信号を受信した場合に、
前記リージョン情報読込手段が読み込んだリージョン情報によって前記記憶部のリージョン情報を更新し、リージョン情報更新回数を一回増加させるリージョン情報更新手段と、を有することを特徴とするものである。
リージョン情報を更新した回数とリージョン情報を記憶した記憶部と、
市販のディスクからリージョン情報読み込むリージョン情報読込手段と、
前記リージョン情報読込手段が読み込んだリージョン情報と前記記憶部に記憶されているリージョン情報とを比較し、両者が一致する場合は一致信号を出力し、両者が一致しない場合は不一致信号出力する比較判定手段と、
前記比較判定手段から前記不一致信号を受信したときにリージョン情報を書き換えるための処理を開始するリージョン書換モード実行手段と、
リージョン情報を書き換える前に、前記記憶部のリージョン情報更新回数を参照し、前記リージョン情報更新回数が所定の回数に達していない場合に新たなリージョン情報の更新を許可する信号を出力する変更回数処理手段と、
前記変更回数処理手段からリージョン情報更新許可信号を受信した場合に、
前記リージョン情報読込手段が読み込んだリージョン情報によって前記記憶部のリージョン情報を更新し、リージョン情報更新回数を一回増加させるリージョン情報更新手段と、を有することを特徴とするものである。
本発明のDVD再生装置およびDVD録画再生装置によれば、市販のDVDディスクによってDVD再生装置等のリージョン情報を書き換えることができる。
これにより、製造工程上でオペレータが検査、あるいはアフターサービス時にサービスマンが検査または修理を実行するためにDVDディスクを再生しようとしてリージョン情報の相違によって再生できないときは、リージョン情報を更新しようと思えば、特別に定められたリモコン又は本体のボタンの操作を行い、書き換えようとするリージョン情報が記録された市販のDVDディスクをDVD再生装置等に入れることにより、DVD再生装置等が自動的にリージョン情報の更新の可否(更新回数)を判定し、リージョン情報の更新が可能な場合には、前記DVDディスクに記録されたリージョン情報をDVD再生装置等の記憶部に上書き登録することができる。
このように、製造工程上でオペレータまたはアフターサービス時にサービスマンによる特別なボタン操作をする必要が無く、製造工程の負担が軽減される。ソフトウェアやインターフェイスを要することなく、再生したいと思うDVDディスクをDVD再生装置等に入れることによってそのDVDディスクを再生できるようにDVD再生装置等のリージョン情報を書き換えることができる。
ただし、リージョン情報の更新回数はカウントされており、この点で無制限にリージョン情報の更新を防止することができ、DVDビデオ規格の趣旨に反することはない。
本発明による他のDVD再生装置等は、DVDディスクを再生するときに、通常の再生処理のようにDVDディスクのリージョン情報を読み込み、そのリージョン情報とDVD再生装置等のリージョン情報とが一致しない場合に、自動的にDVD再生装置等のリージョン情報の更新の可否を判定し、更新可能な場合には再生しようとするDVDディスクのリージョン情報に合わせてDVD再生装置等のリージョン情報を更新することができる。
本発明によれば、DVDディスクの再生からDVD再生装置等のリージョン情報更新までユーザーによる特別なボタン操作をする必要がない。
図1は本発明によるDVD再生装置等の1実施形態の構成を示している。
本実施形態のDVD再生装置1は、リージョン情報読込手段2と、比較判定手段3と、リージョン書換モード実行手段4と、変更回数処理手段5と、リージョン情報更新手段6と、記憶部7と、再生制御手段8と、映像処理手段9と、報知手段10と、OSD処理部11と、表示手段12と、リモコン13と有している。
本実施形態のDVD再生装置1は、リージョン情報読込手段2と、比較判定手段3と、リージョン書換モード実行手段4と、変更回数処理手段5と、リージョン情報更新手段6と、記憶部7と、再生制御手段8と、映像処理手段9と、報知手段10と、OSD処理部11と、表示手段12と、リモコン13と有している。
リージョン情報読込手段2は、DVDディスク14からリージョン情報を読み込む手段である。このリージョン情報読込手段2は、通常のDVD再生装置に備えられたものと同様のものである。
比較判定手段3は、DVDディスク14に記録されたリージョン情報と、DVD再生装置の記憶部7に記録されたリージョン情報とを比較し、両者が一致する場合は一致信号を出力し、両者が一致しない場合は不一致信号出力する手段である。
この比較判定手段3も通常のDVD再生装置に備えられたものであるが、本発明は比較判定手段3がリージョン情報不一致の信号を出力した時、リージョン書換モード実行手段4を起動する制御を行う場合がある点で通常のリージョン情報の比較判定手段と異なる。
変更回数処理手段5は、リージョン情報を書き換える前に、記憶部7のリージョン情報の更新回数を参照し、リージョン情報更新回数が所定の回数に達していない場合は新たなリージョン情報の更新を許可する信号を出力し、リージョン情報更新回数がすでに所定の回数に達している場合は新たなリージョン情報の更新を禁止する信号を出力する手段である。
リージョン情報更新手段6は、記憶部7に記憶されたリージョン情報を更新し書き換える手段である。
再生制御手段8と映像処理手段9は映像の再生と処理を行なう手段であって、通常のDVD再生装置に備えられた再生手段と映像処理手段と同様のものである。
報知手段10は比較判定手段3によりDVDディスク14とDVD再生装置1のリージョン情報が一致しない信号を受信したときに、リージョン情報が不一致であることを表示手段12に表示させる手段である。
OSD処理部11は、メッセージの表示位置やサイズなど、設定項目の選択や調整の状態を画面上で確認しながら調整できる機能の画像処理手段である。
表示手段12は画像を表示する手段である。
本発明において表示手段12はDVD再生装置1と一体に形成されていてもよく、DVD再生装置1と分離して形成されていてもよい。
以上が本実施形態のDVD再生装置1の構成である。
本発明において表示手段12はDVD再生装置1と一体に形成されていてもよく、DVD再生装置1と分離して形成されていてもよい。
以上が本実施形態のDVD再生装置1の構成である。
図2は、DVDディスクのリージョン情報の記録場所を示したものである。
図2に示すように、DVDディスク14のデータ記録エリア31の内側にリードインエリア30があり、データ記録エリア31の外側にリードアウトエリア32がある。
図2に示すように、DVDディスク14のデータ記録エリア31の内側にリードインエリア30があり、データ記録エリア31の外側にリードアウトエリア32がある。
リードインエリア30の一部にTOC(Table of Content)があり、TOCの内部にリージョン情報が記録されている。
DVD再生装置1は、図1に示す読取り手段(ピック)によってDVDディスク14にアクセスし、必ず初めにリードインエリア30からリージョン情報を読み込むようになっている。
図3は本発明によるDVD再生装置等のリージョン情報の更新の流れを示している。
図3に示すように、本発明によるDVD再生装置等のリージョン情報の更新は、リージョン書換モードの起動によって開始される。
図3に示すように、本発明によるDVD再生装置等のリージョン情報の更新は、リージョン書換モードの起動によって開始される。
リージョン書換モードの起動は2種類の方法によって可能である。
一つは比較判定手段3によるリージョン情報の不一致の信号によって開始される(ステップ100)。
すなわち、リージョン情報読込手段2がDVDディスク14のリージョン情報を読み込み、比較判定手段3が記憶部7に記憶されたリージョン情報と比較し、両者が不一致の場合にリージョン情報不一致の信号を出力し、その信号の入力によってリージョン書換モードが開始される。リージョン書換モードの開始はリージョン書換モード実行手段4の起動によって開始される。
もう一つのリージョン書換モードの起動は、製造工程上でオペレータまたはアフターサービス時にサービスマンが意図的にリモコン13やDVD再生装置1の本体のボタンを操作することによって開始される(ステップ110)。
この場合には、特別なボタン操作、例えばリモコン13や本体の複数のボタンを同時に押すなど特別な操作がされたことによってリージョン書換モードが開始される。
ステップ110に続いて最初にトレイにリージョン情報書換に使用するDVDディスク14が入れられているか否かを判定する(ステップ120)。
トレイにDVDディスク14が入れられていなければステップ120の処理が繰り返される。なお、トレイにDVDディスク14が入れられていない場合はメッセージを適宜表示させるのが好ましい。
トレイにDVDディスク14が入れられていることが検出されると、次にリージョン情報読込手段2によりそのDVDディスク14のリードインエリア内のTOCのリージョンデータを読み込む(ステップ130)。
なお、ステップ100によってリージョン書換モードが開始された場合にはすでにリージョン情報は読み込むれている状態なのでステップ120,ステップ130による処理は必要がない。
以上のリージョン書換モードの開始のいずれの場合でも、次に変更回数処理手段5により、リージョン情報変更回数が規定値以内か否か判定される(ステップ140)。
上記リージョン情報変更回数は記憶部7に記憶されており、変更回数処理手段5は記憶部7にアクセスしてリージョン情報変更回数の情報を取得してステップ140の判定を行う。
リージョン情報変更回数が規定値以内ならば、リージョン情報更新手段6を起動する(ステップ150)。一方、リージョン情報変更回数がすでに所定の回数に達しているときは、報知手段10によりリージョン情報の書き換えができないことをOSD処理部11を介して表示手段12に表示させる(ステップ190)。ステップ190の表示をした場合はその後続いてリージョン書換モードを終了する(ステップ180)。
ステップ140においてリージョン情報変更回数が規定値以内と判定されたなら、リージョン情報更新手段6を起動する(ステップ150)。起動されたリージョン情報更新手段6は記憶部7に記憶されたリージョン情報を書き換える、すなわち、リージョン情報読込手段2が読み込んだリージョン情報を記憶部7のE2PROM(Electrical Erasable Programable ROM)に格納する(ステップ160)。
なお、リージョン情報更新手段6は、記憶部7に記憶されたリージョン情報を書き換えると変更回数が1回増すようにリージョン情報変更回数を更新する。
記憶部7のリージョン情報が正常に書き換えられると、記憶部7のリージョン情報が正常に書き換えられたことを報知手段10がOSD処理部11を介して表示手段12に表示させ(ステップ170)、リージョン書換モードを終了する(ステップ180)。
以上の処理により、製造工程上でオペレータまたはアフターサービス時にサービスマンがリージョン設定またはリージョン情報の更新をしようと思えば、特別に定められたリモコン又は本体のボタンの操作を行い、書き換えようとするリージョン情報が記録された市販のDVDディスクをDVD再生装置等に入れることにより、自動的にリージョン情報更新の可否(更新回数)が判定され、前記DVDディスクに記録されたリージョン情報がDVD再生装置等の記憶部に上書きされる(ステップ110〜180)。
一方、製造工程上でオペレータまたはアフターサービス時にサービスマンが検査またはリージョン設定の目的でリージョン情報を有するDVDディスクを再生しようとしてリージョン情報が相違して再生できないときは、自動的に当該DVDディスクに記録されたリージョン情報がDVD再生装置等の記憶部に上書きされる(ステップ100〜180)。なお、この場合、リージョン情報が相違して再生できないと判定されたときに、ユーザーにリージョン情報を書き換えるか否か確認し、ユーザーが書き換えのための操作を行ったときにはじめてリージョン情報を書き換えるのが好ましい。
いずれにしても、本発明によれば、DVD再生装置等のメインボードにケーブルを接続し、特殊なインターフェースを介してコンピューターに接続し、専用のソフトウェアを起動させる必要がない。
なお、上記例では、リージョン情報を書き換えるための媒体として市販のDVDディスクを用いているが、またはリージョン情報書換用のディスクを用いる場合も本発明の範囲内である。また、DVDディスクに限られず、CDを用いる場合も本発明の範囲内である。
1 DVD再生装置
2 リージョン情報読込手段
3 比較判定手段
4 リージョン書換モード実行手段
5 変更回数処理手段
6 リージョン情報更新手段
7 記憶部
8 再生手段
9 映像処理手段
10 報知手段
11 OSD処理部
12 表示手段
13 リモコン
14 DVDディスク
2 リージョン情報読込手段
3 比較判定手段
4 リージョン書換モード実行手段
5 変更回数処理手段
6 リージョン情報更新手段
7 記憶部
8 再生手段
9 映像処理手段
10 報知手段
11 OSD処理部
12 表示手段
13 リモコン
14 DVDディスク
Claims (2)
- リージョン情報を更新した回数とリージョン情報を記憶した記憶部と、
リモコン又は本体のボタンの特定の操作によりリージョン情報を書き換えるための処理を開始するリージョン書換モード実行手段と、
リージョン情報を書き換える前に、前記記憶部のリージョン情報更新回数を参照し、前記リージョン情報更新回数が所定の回数に達していない場合に新たなリージョン情報の更新を許可する信号を出力する変更回数処理手段と、
前記変更回数処理手段からリージョン情報更新許可信号を受信した場合に、市販またはリージョン情報書換用のディスクからリージョン情報読み込むリージョン情報読込手段と、
前記リージョン情報読込手段が読み込んだリージョン情報によって前記記憶部のリージョン情報を更新し、リージョン情報更新回数を一回増加させるリージョン情報更新手段と、を有することを特徴とする市販またはリージョン情報書換用のディスクによってリージョン設定可能なDVD再生装置あるいはDVD録画再生装置。 - リージョン情報を更新した回数とリージョン情報を記憶した記憶部と、
市販またはリージョン情報書換用のディスクからリージョン情報を読み込むリージョン情報読込手段と、
前記リージョン情報読込手段が読み込んだリージョン情報と前記記憶部に記憶されているリージョン情報とを比較し、両者が一致する場合は一致信号を出力し、両者が一致しない場合は不一致信号を出力する比較判定手段と、
前記比較判定手段から前記不一致信号を受信したときにリージョン情報を書き換えるための処理を開始するリージョン書換モード実行手段と、
リージョン情報を書き換える前に、前記記憶部のリージョン情報更新回数を参照し、前記リージョン情報更新回数が所定の回数に達していない場合に新たなリージョン情報の更新を許可する信号を出力する変更回数処理手段と、
前記変更回数処理手段からリージョン情報更新許可信号を受信した場合に、
前記リージョン情報読込手段が読み込んだリージョン情報によって前記記憶部のリージョン情報を更新し、リージョン情報更新回数を一回増加させるリージョン情報更新手段と、を有することを特徴とする市販またはリージョン情報書換用のディスクによってリージョン設定可能なDVD再生装置あるいはDVD録画再生装置。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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