JP2005292960A - プロジェクトリスク管理支援システム及びプロジェクトリスク管理支援方法並びにプロジェクトリスク管理支援プログラム - Google Patents

プロジェクトリスク管理支援システム及びプロジェクトリスク管理支援方法並びにプロジェクトリスク管理支援プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 プロジェクトを進行させるために通常実行しているプロジェクト進行管理を行っているだけで、当該プロジェクト進行管理に必要な情報に基づいてプロジェクトリスク管理を行うことができるプロジェクトリスク管理支援システムを提供する。
【解決手段】
プロジェクトを進行させるために通常実行しているプロジェクト進行管理を行う際のプロジェクト進行管理に必要な情報に基づいて、プロジェクト進行中のリスク値判定を行うプロジェクト進行中リスク値判定処理部を備えているプロジェクトリスク管理支援システム。
【選択図】 図8

Description

この発明は、ソフトウェア開発プロジェクト等のプロジェクトが進行している途中における進行の遅れ等の情報から、リスクの変動を検知して、リスクを管理し、これを制御するプロジェクトリスク管理支援システム及びプロジェクトリスク管理支援方法並びにプロジェクトリスク管理支援プログラムに関する。
ソフトウェア開発プロジェクト等のプロジェクトには不確定要素が多いため、進行の遅れ等々、最初の計画との間にずれが生じるのが一般的であり、このずれを制御するリスク管理手法がプロジェクトマネジメントの一部として定着しつつある。
このプロジェクトリスク管理を支援するシステム、方法等も種々提案されているところである。
例えば、特開2001−195483では、過去に実施された類似するプロジェクトのリスクアイテムをプロジェクト情報データベースに記憶させ、かつ各リスクアイテムを定量化し、グラフィック形式で出力することにより、プロジェクト管理者が、リスク管理対象プロジェクトに含まれるリスクアイテムを抜けなく把握すると共に、各リスクアイテムのリスク管理対象プロジェクトに対する影響度を定量的に把握し、プロジェクト実行時における不測事態発生を極力回避できるようにしたプロジェクトリスク管理支援装置、プロジェクトリスク管理支援方法が提案されている。
このように、従来のプロジェクトリスク管理は、現実には起きていないが、過去の経験から、当該プロジェクトに生起するおそれのあるリスクを想定し、これを管理しようとするのが一般的であった。
しかし、ソフトウェア開発プロジェクト等のプロジェクトに関わっている者は、現実のプロジェクトの進行管理に追われ、現実には起きていないが過去の経験から当該プロジェクトにおいて生起するおそれのあるリスクにまで対処することはなかなか困難である。
また、ソフトウェア開発プロジェクト等のプロジェクトにおいて、進行の遅れ等々によりリスクが現実に近づいた場合に、それを当該プロジェクトに関わっている者のみで対処することができるのか、あるいは、経営に関してより高いレベルの判断決定を下すことのできる経営の上級管理層によるミドルマネジメントやトップマネジメントを含めて当該リスクに対処すべきであるのか判断は難しく、更に、現実に起こっているリスクを定量化して、経営の上級管理層に対して明確に伝えることも困難であった。
特開2001−195483
この発明は、ソフトウェア開発プロジェクト等のプロジェクトを進行させるべく目前の課題解決に全力を傾注している当該プロジェクトの構成員が、進行の遅れ等々のプロジェクトリスク管理に特別な注意を払うことなく、当該プロジェクトを進行させるために通常実行しているプロジェクト進行管理を行っているだけで、当該プロジェクト進行管理に必要な情報に基づいてプロジェクトリスク管理を行うことができ、なおかつ、ソフトウェア開発プロジェクト等のプロジェクトにおいて、進行の遅れ等々によりリスクが現実に近づいた場合に、それを当該プロジェクトに関わっている者、経営に関してより高いレベルの判断決定を下すことのできる経営の上級管理層、等のいずれのレベルで対処すべきであるか容易に判定できるようにし、更に、プロジェクトが進行している途中における進行の遅れ等の情報から検知したリスクの変動を定量化して経営の上級管理層に対して明確に伝えることを容易にし、プロジェクトリスクに対して、当該プロジェクトの構成員のみならず、必要に応じて、上級管理層によるミドルマネジメントやトップマネジメントを含めて経営組織一体となって対処することを容易にするプロジェクトリスク管理支援システム及びプロジェクトリスク管理支援方法並びにプロジェクトリスク管理支援プログラムを提案することを目的としている。
前記課題を解決するため、この発明が提案するプロジェクトリスク管理支援システムは、以下に説明する各処理動作を行う初期リスク値算出処理部と、プロジェクト初期リスク値登録処理部と、プロジェクト進行中リスク値判定処理部と、プロジェクト進行中リスク値登録処理部と、警告情報出力処理部とを備えていることを特徴とするものである。
前述した初期リスク値算出処理部は、プロジェクトが開始される前に、あらかじめ定められているプロジェクトリスクに関する複数の項目について取得した当該プロジェクトのプロジェクトリスクに関する情報から当該プロジェクトの初期リスク値を導き出すコンピュータの処理動作である。
また、プロジェクト初期リスク値登録処理部は、前記初期リスク値算出処理部が導き出した当該プロジェクトの初期リスク値をプロジェクトリスク値としてリスク管理データベースに記憶させるコンピュータの処理動作である。
プロジェクト進行中リスク値判定処理部は、当該プロジェクト進行中に、あらかじめ定められているプロジェクトの進行管理に関する複数の項目について取得した当該プロジェクトの進行管理に関する情報から当該プロジェクトの進行中のリスク値を導き出し、前記リスク管理データベースに記憶されている最新のプロジェクトリスク値と比較、判定するコンピュータの処理動作である。
プロジェクト進行中リスク値登録処理部は、前記プロジェクト進行中リスク値判定処理部による判定結果があらかじめ定められている閾値を超えた場合に、前記導き出された当該プロジェクト進行中のリスク値を新たなプロジェクトリスク値として前記リスク管理データベースに記憶させるコンピュータの処理動作である。
更に、警告情報出力処理部は、前記プロジェクト進行中リスク値判定処理部による判定結果があらかじめ定められている閾値を超えた場合に、警告情報を出力するコンピュータの処理動作である。
前述した本発明のプロジェクトリスク管理支援システムにおいて、前記リスク管理データベースに記憶されている最新のプロジェクトリスク値を、あらかじめ定められているプロジェクト監視レベルに対応するリスク値の範囲と比較し、当該最新のプロジェクトリスク値に対して与えられるプロジェクト監視レベルを確定するプロジェクト監視レベル確定処理部を更に備えている構成にすることができる。
更に、これら本発明のプロジェクトリスク管理支援システムにおいて、前記リスク管理データベースに記憶されている最新のプロジェクトリスク値と、前記プロジェクト監視レベル確定処理部によって当該最新のプロジェクトリスク値に対して与えられたプロジェクト監視レベルとを画像情報として表示出力するリスク散布状況表示処理部を更に備えている構成にすることができる。
なお、前述した本発明のプロジェクトリスク管理支援システムにおいて、あらかじめ定められているプロジェクトリスクに関する複数の項目には、あらかじめ定められている経営リスクに関する複数の項目、あらかじめ定められている戦略リスクに関する複数の項目及び、あらかじめ定められているプロジェクトリスクに関する複数の項目が含まれるようにすることができる。
また、あらかじめ定められているプロジェクト管理に関する複数の項目には、ソフトウェア開発プロジェクト等のプロジェクトを進行させるために通常実行しているプロジェクト進行管理に必要な情報、例えば、あらかじめ定められている進捗状況・品質に関する複数の項目、あらかじめ定められている管理に関連する複数の項目、あらかじめ定められている要員モラールに関する複数の項目が含まれるようにすることができる。
次に、前記課題を解決するため、この発明が提案するプロジェクトリスク管理支援方法は、プロジェクトが開始される前に、あらかじめ定められているプロジェクトリスクに関する複数の項目について取得した当該プロジェクトのプロジェクトリスクに関する情報から当該プロジェクトの初期リスク値を導き出し、次に、当該導き出された当該プロジェクトの初期リスク値をプロジェクトリスク値としてリスク管理データベースに記憶させ、次いで、当該プロジェクト進行中に、あらかじめ定められているプロジェクトの進行管理に関する複数の項目について取得した当該プロジェクトの進行管理に関する情報から当該プロジェクトの進行中のリスク値を導き出して、前記リスク管理データベースに記憶されている最新のプロジェクトリスク値と比較、判定し、次に、当該比較、判定の結果があらかじめ定められている閾値を超えた場合に、前記導き出された当該プロジェクト進行中のリスク値を新たなプロジェクトリスク値として前記リスク管理データベースに記憶させると共に、警告情報を出力する工程からなることを特徴とするものである。
前記本発明のプロジェクトリスク管理支援方法において、リスク管理データベースに当該プロジェクトの初期リスク値をプロジェクトリスク値として記憶させた後、前記リスク管理データベースに記憶されている最新のプロジェクトリスク値を、あらかじめ定められているプロジェクト監視レベルに対応するリスク値の範囲と比較し、当該最新のプロジェクトリスク値に対して与えられるプロジェクト監視レベルを確定する工程が備えられているようにすることができる。
更に、リスク管理データベースに前記導き出された当該プロジェクト進行中のリスク値を新たなプロジェクトリスク値として記憶させた後、前記リスク管理データベースに記憶されている最新のプロジェクトリスク値を、あらかじめ定められているプロジェクト監視レベルに対応するリスク値の範囲と比較し、当該最新のプロジェクトリスク値に対して与えられるプロジェクト監視レベルを確定する工程を備えているようにすることもできる。
これらの本発明のプロジェクトリスク管理支援方法においては、更に、前記リスク管理データベースに記憶されている最新のプロジェクトリスク値を、あらかじめ定められているプロジェクト監視レベルに対応するリスク値の範囲と比較し、当該最新のプロジェクトリスク値に対して与えられるプロジェクト監視レベルを確定した後、前記リスク管理データベースに記憶されている最新のプロジェクトリスク値と、前記確定された当該最新のプロジェクトリスク値に対して与えられるプロジェクト監視レベルとを画像情報として表示出力する工程を備えているようにすることができる。
ここで、本発明の方法における、プロジェクトが開始される前に、あらかじめ定められているプロジェクトリスクに関する複数の項目について取得した当該プロジェクトのプロジェクトリスクに関する情報から当該プロジェクトの初期リスク値を導き出す工程は、前述した本発明のシステムにおける初期リスク値算出処理部によって行われるものである。
また、当該導き出された当該プロジェクトの初期リスク値をプロジェクトリスク値としてリスク管理データベースに記憶させる工程は、前述した本発明のシステムにおけるプロジェクト初期リスク値登録処理部によって行われるものである。
更に、プロジェクト進行中に、あらかじめ定められているプロジェクトの進行管理に関する複数の項目について取得した当該プロジェクトの進行管理に関する情報から当該プロジェクトの進行中のリスク値を導き出して、前記リスク管理データベースに記憶されている最新のプロジェクトリスク値と比較、判定する工程は、前述した本発明のシステムにおけるプロジェクト進行中リスク値判定処理部によって行われるものである。
そして、比較、判定の結果があらかじめ定められている閾値を超えた場合に、前記導き出された当該プロジェクト進行中のリスク値を新たなプロジェクトリスク値として前記リスク管理データベースに記憶させる工程は、警告情報を出力する工程は、それぞれ、前述した本発明のシステムにおけるプロジェクト進行中リスク値登録処理部、警告情報出力処理部によって、行われるものである。
また、リスク管理データベースに当該プロジェクトの初期リスク値をプロジェクトリスク値として記憶させた後、前記リスク管理データベースに記憶されている最新のプロジェクトリスク値を、あらかじめ定められているプロジェクト監視レベルに対応するリスク値の範囲と比較し、当該最新のプロジェクトリスク値に対して与えられるプロジェクト監視レベルを確定する工程、リスク管理データベースに前記導き出された当該プロジェクト進行中のリスク値を新たなプロジェクトリスク値として記憶させた後、前記リスク管理データベースに記憶されている最新のプロジェクトリスク値を、あらかじめ定められているプロジェクト監視レベルに対応するリスク値の範囲と比較し、当該最新のプロジェクトリスク値に対して与えられるプロジェクト監視レベルを確定する工程は、いずれも、前述したプロジェクト監視レベル確定処理部によって行われるものである。
そして、前記リスク管理データベースに記憶されている最新のプロジェクトリスク値を、あらかじめ定められているプロジェクト監視レベルに対応するリスク値の範囲と比較し、当該最新のプロジェクトリスク値に対して与えられるプロジェクト監視レベルを確定した後、前記リスク管理データベースに記憶されている最新のプロジェクトリスク値と、前記確定された当該最新のプロジェクトリスク値に対して与えられるプロジェクト監視レベルとを画像情報として表示出力する工程は、前述したリスク散布状況表示処理部によって行われるものである。
次に、前記課題を解決するため本発明が提案する、プロジェクトリスク管理支援プログラムは、コンピュータを、以下に説明する初期リスク値算出処理手段と、プロジェクト初期リスク値登録処理手段と、プロジェクト進行中リスク値判定処理手段と、プロジェクト進行中リスク値登録処理手段と、警告情報出力処理手段として機能させるためのプログラムである。
ここで、初期リスク値算出処理手段によるコンピュータの機能は、プロジェクトが開始される前に、あらかじめ定められているプロジェクトリスクに関する複数の項目について取得した当該プロジェクトのプロジェクトリスクに関する情報から当該プロジェクトの初期リスク値を導き出すものである。
また、プロジェクト初期リスク値登録処理手段によるコンピュータの機能は、前記初期リスク値算出処理手段が導き出した当該プロジェクトの初期リスク値をプロジェクトリスク値としてリスク管理データベースに記憶させるものである。
プロジェクト進行中リスク値判定処理手段によるコンピュータの機能は、当該プロジェクト進行中に、あらかじめ定められているプロジェクトの進行管理に関する複数の項目について取得した当該プロジェクトの進行管理に関する情報から当該プロジェクトの進行中のリスク値を導き出し、前記リスク管理データベースに記憶されている最新のプロジェクトリスク値と比較、判定するものである。
プロジェクト進行中リスク値登録処理手段によるコンピュータの機能は、前記プロジェクト進行中リスク値判定処理手段による判定結果があらかじめ定められている閾値を超えた場合に、前記導き出された当該プロジェクト進行中のリスク値を新たなプロジェクトリスク値として前記リスク管理データベースに記憶させるものである。
警告情報出力処理手段によるコンピュータの機能は、前記プロジェクト進行中リスク値判定処理手段による判定結果があらかじめ定められている閾値を超えた場合に、警告情報を出力するものである。
この本発明のコンピュータプログラムは、更に、コンピュータを、前記リスク管理データベースに記憶されている最新のプロジェクトリスク値を、あらかじめ定められているプロジェクト監視レベルに対応するリスク値の範囲と比較し、当該最新のプロジェクトリスク値に対して与えられるプロジェクト監視レベルを確定するプロジェクト監視レベル確定処理手段として機能させるものとすることができる。
更に、前述した本発明のコンピュータプログラムは、コンピュータを、更に、前記リスク管理データベースに記憶されている最新のプロジェクトリスク値と、当該最新のプロジェクトリスク値に対して与えられたプロジェクト監視レベルとを画像情報として表示出力するリスク散布状況表示処理手段として機能させるものとすることができる。
これら本発明のプロジェクトリスク管理支援プログラムは、前述した本発明のシステムをコンピュータによって実現させて前述した本発明の方法を実行させる際に使用されるものである。
この発明によれば、ソフトウェア開発プロジェクト等のプロジェクトを進行させるべく目前の課題解決に全力を傾注している当該プロジェクトの構成員が、進行の遅れ等々のプロジェクトリスク管理に特別な注意を払うことなく、当該プロジェクトを進行させるために通常実行しているプロジェクト進行管理を行っているだけで、当該プロジェクト進行管理に必要な情報に基づいてプロジェクトリスク管理を行うことができる。
また、この発明によれば、ソフトウェア開発プロジェクト等のプロジェクトにおいて、進行の遅れ等々によりリスクが現実に近づいた場合に、それを当該プロジェクトに関わっている者、経営に関してより高いレベルの判断決定を下すことのできる経営の上級管理層、等のいずれのレベルで対処すべきであるか容易に判定できるようになる。
そして、プロジェクトが進行している途中における進行の遅れ等の情報から検知したリスクの変動を定量化して経営の上級管理層に対して明確に伝えることを容易にし、プロジェクトリスクに対して、当該プロジェクトの構成員のみならず、必要に応じて、上級管理層によるミドルマネジメントやトップマネジメントを含めて経営組織一体となって対処することを容易にすることができる。
以下、添付図面を参照して本発明の好ましい実施形態を説明する。
本発明のプロジェクトリスク管理支援システムはコンピュータによって構成することができる。
図1は、このコンピュータによって構成されている本発明のプロジェクトリスク管理支援システム1の概略構成を表すものである。
システムバス2に、CPUなどによって構成される演算処理部3、キーボードやポインティングデバイス等の入力装置4、ディスプレイやプリンタ等の出力装置5、ROM6、RAM7、データベース(以下、本明細書、図面において「DB」と表示することがある)8を備えている。
演算処理部3は、初期リスク値算出処理部31、プロジェクト初期リスク値登録処理部32、プロジェクト進行中リスク値判定処理部33、プロジェクト進行中リスク値登録処理部34、警告情報出力処理部35、プロジェクト監視レベル確定処理部36、リスク散布状況表示処理部37として機能する。
ここで、初期リスク値算出処理部31は、プロジェクトが開始される前に、あらかじめ定められているプロジェクトリスクに関する複数の項目について取得した当該プロジェクトのプロジェクトリスクに関する情報から当該プロジェクトの初期リスク値を導き出すコンピュータの処理動作部である。
プロジェクト初期リスク値登録処理部32は、初期リスク値算出処理部31が導き出した当該プロジェクトの初期リスク値をプロジェクトリスク値としてリスク管理データベース81に記憶させるコンピュータの処理動作部である。
プロジェクト進行中リスク値判定処理部33は、当該プロジェクトの進行中に、あらかじめ定められているプロジェクトの進行管理に関する複数の項目について取得した当該プロジェクトの進行管理に関する情報から当該プロジェクトの進行中のリスク値を導き出し、リスク管理データベース81に記憶されている最新のプロジェクトリスク値と比較、判定するコンピュータの処理動作部である。
プロジェクト進行中リスク値登録処理部34は、プロジェクト進行中リスク値判定処理部33による判定結果があらかじめ定められている閾値を超えた場合に、前記導き出された当該プロジェクト進行中のリスク値を新たなプロジェクトリスク値としてリスク管理データベース81に記憶させるコンピュータの処理動作部である。
警告情報出力処理部35は、プロジェクト進行中リスク値判定処理部33による判定結果があらかじめ定められている閾値を超えた場合に、警告情報を出力するコンピュータの処理動作部である。
プロジェクト監視レベル確定処理部36は、リスク管理データベース81に記憶されている最新のプロジェクトリスク値を、あらかじめ定められているプロジェクト監視レベルに対応するリスク値の範囲と比較し、当該最新のプロジェクトリスク値に対して与えられるプロジェクト監視レベルを確定するコンピュータの処理動作部である。
リスク散布状況表示処理部37は、リスク管理データベース81に記憶されている最新のプロジェクトリスク値と、プロジェクト監視レベル確定処理部36によって当該最新のプロジェクトリスク値に対して与えられたプロジェクト監視レベルとを画像情報として表示出力するコンピュータの処理動作部である。
コンピュータに前述した初期リスク値算出処理部31、プロジェクト初期リスク値登録処理部32、プロジェクト進行中リスク値判定処理部33、プロジェクト進行中リスク値登録処理部34、警告情報出力処理部35、プロジェクト監視レベル確定処理部36、リスク散布状況表示処理部37の機能を行わせるための本発明のプロジェクトリスク管理支援プログラムは、CD−ROM等の記録媒体に記録され、磁気ディスク等に格納された後、メモリにロードされて実行される形態の他、前記プログラムが格納されているサーバコンピュータに、外部インターフェース9及びインターネット等のネットワークを介してアクセスして使用する形態にすることもできる。
図2(a)はDB8に備えられている経営リスクテーブル83の一例を、図2(b)はDB8に備えられている戦略リスクテーブル84の一例を、図2(c)はDB8に備えられているプロジェクトリスクテーブル85の一例をそれぞれ表すものである。いずれもプロジェクトを進行させるために通常実行するプロジェクト進行管理に必要な情報に関するものであり、図2図示の場合は、プロジェクトがソフトウェア開発プロジェクトである場合の一例である。経営リスクテーブル83、戦略リスクテーブル84、プロジェクトリスクテーブル85は、図示のように、それぞれ、あらかじめ定められている経営リスクに関する複数の項目、あらかじめ定められている戦略リスクに関する複数の項目、あらかじめ定められているプロジェクトリスクに関する複数の項目からなる。
図3(a)はDB8に備えられている進捗状況・品質テーブル86の一例を、図3(b)はDB8に備えられている管理テーブル87の一例を、図3(c)はDB8に備えられている要員モラールテーブル88の一例ををそれぞれ表すものである。いずれもプロジェクトを進行させるために通常実行するプロジェクト進行管理に必要な情報に関するものであり、図3図示の場合は、プロジェクトがソフトウェア開発プロジェクトである場合の一例である。進捗状況・品質テーブル86、管理テーブル87、要員モラールテーブル88は、図示のように、それぞれ、あらかじめ定められている進捗状況・品質に関する複数の項目、あらかじめ定められている管理に関連する複数の項目、あらかじめ定められている要員モラールに関する複数の項目からなる。
次に図4を用いて本発明のプロジェクトリスク管理支援方法を説明する。本発明のプロジェクトリスク管理支援方法においては、まず、プロジェクト開始前処理が行われる(ステップ401)。このプロジェクト開始前処理は、初期リスク値算出処理部31が行う処理動作によって、あらかじめ定められているプロジェクトリスクに関する複数の項目について取得した当該プロジェクトのプロジェクトリスクに関する情報から当該プロジェクトの初期リスク値を導き出し、ついで、プロジェクト初期リスク値登録処理部32が行う処理動作によって、当該導き出された当該プロジェクトの初期リスク値をプロジェクトリスク値としてリスク管理データベース81に記憶させる処理から構成されている。
プロジェクト開始前処理(ステップ401)が行われた後、プロジェクト開始(ステップ402)により、あらかじめ定めている期間、例えば一週間ごとに、所定期間ごとの処理(例えば、週次処理)(ステップ403)が行われる。週次処理のような所定期間ごとの処理(ステップ403)においては、プロジェクトモニタリング処理(ステップ404)が行われる。
このプロジェクトモニタリング処理(ステップ404)は、プロジェクト進行中リスク値判定処理部33が行う処理動作により、当該プロジェクト進行中に、あらかじめ定められているプロジェクトの進行管理に関する複数の項目について取得した当該プロジェクトの進行管理に関する情報から当該プロジェクトの進行中のリスク値を導き出して、リスク管理データベース81に記憶されている最新のプロジェクトリスク値と比較、判定し、次いで、プロジェクト進行中のリスク値登録処理部34が行う処理動作によって、前記比較、判定の結果があらかじめ定められている閾値を超えた場合に前記導き出された当該プロジェクト進行中のリスク値を新たなプロジェクトリスク値としてリスク管理データベース81に記憶させ、警告情報出力処理部35が行う処理動作により、前記比較、判定の結果があらかじめ定められている閾値を超えた場合に警告情報を出力する処理工程からなる。
そして、プロジェクトの終了が確認されて(ステップ405)、終了となる。
図5は、本発明のプロジェクトリスク管理支援方法におけるプロジェクト開始前を説明するフロー図であって、図4におけるステップ401の工程の一例を更に詳しく説明するものである。
まず、これから開始されるプロジェクト、例えば、ソフトウェア開発プロジェクトのプロジェクトリスクに関する情報が入力されて、リスク管理データベース81に記憶される。このプロジェクトリスクに関する情報は、プロジェクトリスクに関する複数の項目について取得されるものであり、例えば、プロジェクトリスクに関する複数の項目が、経営リスクテーブル83(図2(a))、戦略リスクテーブル84(図2(b))、プロジェクトリスクテーブル85(図2(c))から構成されている場合には、次のようにして、これから開始されるプロジェクト、例えば、ソフトウェア開発プロジェクトのプロジェクトリスクに関する情報が入力されて、リスク管理データベース81に記憶される。
ディスプレイ等の出力装置5に表示された経営リスクテーブル83(図2(a))に基づく情報を参照し、キーボードやポインティングディバイス等の入力装置4を使用してプロジェクトリスクに関する情報、ここでは受注条件の入力が行われる(ステップ501)。
次に、同じく、出力装置5に表示された戦略リスクテーブル84(図2(b))に基づく情報を参照し、入力装置4を使用してプロジェクトリスクに関する情報、ここでは戦略リスクの入力が行われ(ステップ502)、次いで、出力装置5に表示されたプロジェクトリスクテーブル85(図2(c))に基づく情報を参照し、入力装置4を使用してプロジェクトリスクに関する情報、ここではプロジェクトリスクの入力が行われる(ステップ503)。
次に、初期リスク値算出処理部31が、前記のようにしてあらかじめ定められているプロジェクトリスクに関する複数の項目について取得した当該プロジェクトのプロジェクトリスクに関する情報から当該プロジェクトの初期リスク値を導き出し、次いで、プロジェクト初期リスク値登録処理部32が、当該導き出された当該プロジェクトの初期リスク値をプロジェクトリスク値としてリスク管理データベース81に記憶させる(ステップ504)。
なお、ここで、プロジェクト監視レベル確定処理部36により、リスク管理データベース81に記憶されている最新のプロジェクトリスク値(前記の場合、初期リスク値)を、あらかじめ定められているプロジェクト監視レベルに対応するリスク値の範囲と比較し、当該最新のプロジェクトリスク値に対して与えられるプロジェクト監視レベルを確定した後、リスク散布状況表示処理部37によって、リスク管理データベース81に記憶されている最新のプロジェクトリスク値(前記の場合、初期リスク値)と、プロジェクト監視レベル確定処理部36によって当該最新のプロジェクトリスク値に対して与えられたプロジェクト監視レベルとを、ディスプレイからなる出力装置5に、画像情報として表示出力させることができる(ステップ505)。
前述したプロジェクト監視レベル確定処理部36による処理動作は、例えば、DB8に備えられているプロジェクトリスク値のレベルと、プロジェクト監視レベル、例えば、通常レベル(当該プロジェクトに関わっている者のみで監視可能なレベル)、トップレベル(経営に関して最も高いレベルの判断・決定を下すことのできる経営の上級管理層によるトップマネジメントで監視すべきレベル)、中間レベル(通常レベルとトップレベルとの中間になる監視レベル)との関係を示すプロジェクト監視レベルテーブルを参照して行われる。
図7(a)は、前記のステップ505の工程によってディスプレイに画像情報として表示出力されたリスク散布図の一例を表すものである。縦軸が損害の大きさを表す「経営戦略指標」、横軸がリスクの発生確率を表す「プロジェクト運営リスク」を表している。
図7(a)に示されているように、プロジェクトリスクを定量化して表示すると共に、プロジェクト監視レベルを一目瞭然で把握できるようになっている。
図6は、本発明のプロジェクトリスク管理支援方法におけるプロジェクト開始後を説明するフロー図であって、図4におけるステップ403の工程の一例を更に詳しく説明するものである。
まず、進行しているプロジェクト、例えば、ソフトウェア開発プロジェクトのプロジェクトの進行管理に関する情報が入力されて、リスク管理データベース81に記憶される(ステップ601)。このプロジェクトの進行管理に関する情報は、プロジェクトを進行させるために、通常実行しているプロジェクト進行管理の際に把握する情報であって、あらかじめ定められているプロジェクトの進行管理に関する複数の項目について取得されるものであり、例えば、プロジェクトの進行管理に関する複数の項目が、進捗状況・品質テーブル86(図3(a))、管理テーブル87(図3(b))、要員モラールテーブル88(図3(c))から構成されている場合には、次のようにして、進行中のプロジェクト、例えば、ソフトウェア開発プロジェクトのプロジェクトの進行管理に関する情報が入力されて、リスク管理データベース81に記憶される。
例えば、ディスプレイ等の出力装置5に表示された進捗状況・品質テーブル86(図3(a))、管理テーブル87(図3(b))、要員モラールテーブル88(図3(c))に基づく情報をそれぞれ参照し、キーボードやポインティングディバイス等の入力装置4を使用してプロジェクトデータの入力が行われる(ステップ601)。
次に、プロジェクト進行中リスク値判定処理部33が、前記のようにしてプロジェクト進行中に、あらかじめ定められているプロジェクトの進行管理に関する複数の項目について取得した当該プロジェクトの進行管理に関する情報から当該プロジェクトの進行中のリスク値を導き出すデータ分析を行い(ステップ602)、リスク管理データベース81に記憶されている最新のプロジェクトリスク値と比較、判定するアラート条件の判定を行う(ステップ603)。
ステップ603でのアラート条件の判定の結果、条件に合致している、すなわち、前記の比較、判定の結果があらかじめ定められている閾値を超えた場合、プロジェクト進行中リスク値登録処理部34の処理動作によって、前記導き出された当該プロジェクト進行中のリスク値を新たなプロジェクトリスク値としてリスク管理データベースに記憶させる(ステップ604)。
また、ステップ603でのアラート条件の判定の結果、条件に合致している、すなわち、前記の比較、判定の結果があらかじめ定められている閾値を超えた場合、警告情報出力処理部35の処理動作によって、アラート通知を行う(ステップ605)。
このリスク上昇を通知するアラート通知(ステップ605)は、ネットワーク接続されている本発明のシステム利用者に、例えば、e−メールなどによって行われる形態にすることができる。
また、アラート通知(ステップ605)を行う際に、あらかじめ定められている閾値との乖離の程度に応じて、警告情報を出力する対象を変更することができるように警告情報出力処理部35を構成することができる。
例えば、閾値との乖離の程度がプロジェクトリスク管理を通常レベル(当該プロジェクトに関わっている者のみで監視できるレベル)で行えばよい範囲に収まっている場合には、当該プロジェクトの構成員のみに警告情報をe−メールにて出力し、閾値との乖離の程度がプロジェクトリスク管理をトップレベル(経営に関して最も高いレベルの判断・決定を下すことのできる経営の上級管理層によるトップマネジメントが要求されるレベル)で行う必要のある範囲にまでになっているときには、当該プロジェクトの構成員のみでなく、上級管理層にまで警告情報をe−メールにて出力するようにできる。
ここでも、プロジェクト監視レベル確定処理部36により、リスク管理データベース81に記憶されている最新のプロジェクトリスク値を、あらかじめ定められているプロジェクト監視レベルに対応するリスク値の範囲と比較し、当該最新のプロジェクトリスク値に対して与えられるプロジェクト監視レベルを確定した後、リスク散布状況表示処理部37によって、リスク管理データベース81に記憶されている最新のプロジェクトリスク値と、プロジェクト監視レベル確定処理部36によって当該最新のプロジェクトリスク値に対して与えられたプロジェクト監視レベルとを、ディスプレイからなる出力装置5に、画像情報として表示出力させることができる(ステップ606)。
このプロジェクト監視レベル確定処理部36による処理動作も、例えば、DB8に備えられているプロジェクトリスク値のレベルと、プロジェクト監視レベル、例えば、通常レベル(当該プロジェクトに関わっている者のみで監視可能なレベル)、トップレベル(経営に関して最も高いレベルの判断・決定を下すことのできる経営の上級管理層によるトップマネジメントで監視すべきレベル)、中間レベル(通常レベルとトップレベルとの中間になる監視レベル)との関係を示すプロジェクト監視レベルテーブルを参照して行われる。
図7(b)は、前記のステップ606の工程によってディスプレイに画像情報として表示出力されたリスク散布図の一例を表すものである。縦軸が「経営戦略指標」、横軸が「リスク値」を表している。
図7(b)に示されているように、プロジェクトリスクを定量化して表示すると共に、プロジェクト監視レベルを一目瞭然で把握できるようになっている。
更に、図7(b)中に示したように、プロジェクトリスクが上昇し、リスクレベルがエスカレーションした場合に、これを速やかに把握すると共に、このリスクレベルがエスカレーションしたものに対応するプロジェクトの進行管理に関する情報から、プロジェクトリスク管理を行うべき対象を特定し、リスクレベルを低下させるための処置をより適切に、より迅速に行うことが可能になる。
尚、ステップ606の後に、採用されたリスク対応策を入力し(ステップ607)、リスク対策ナレッジDB82に記憶させる工程を採用することもできる。このようにするとプロジェクトの過程で発生したリスクとそれに対する対処との結果から、いかなるリスクに対して、いかなる対処を採用することがプロジェクトリスク管理において効果的であるか知識レベルで蓄えていくことが可能になる。
以上、添付図面を参照して本発明の好ましい実施形態を説明したが、本発明はかかる実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲の記載から把握される技術的範囲において種々の形態に変更可能である。
本発明のプロジェクトリスク管理支援システムの概略構成を表す図。 データベースに備えられているプロジェクトを進行させるために通常実行するプロジェクト進行管理に必要な情報に関するテーブルの一例を表すすものであって、(a)は経営リスクテーブルの一例、(b)は戦略リスクテーブルの一例を、(c)はプロジェクトリスクテーブルの一例。 データベースに備えられているプロジェクトを進行させるために通常実行するプロジェクト進行管理に必要な情報に関するテーブルの一例を表すすものであって、(a)は進捗状況・品質テーブルの一例、(b)は管理テーブルの一例、(c)は要員モラールテーブルの一例。 本発明のプロジェクトリスク管理支援方法を説明するフロー図。 本発明のプロジェクトリスク管理支援方法のプロジェクト開始前を説明するフロー図。 本発明のプロジェクトリスク管理支援方法のプロジェクト開始後を説明するフロー図。 リスク散布状況表示処理部によってリスク管理データベースに記憶されている最新のプロジェクトリスク値が画像情報として表示出力された場倍の一例を表すものであって、(a)はプロジェクト開始前における画像の一例、(b)はプロジェクト進行中における画像の一例。 本発明のプロジェクトリスク管理支援システム及び方法の概要を説明する構成図。
符号の説明
1 プロジェクトリスク管理支援システム
2 システムバス
3 演算処理部
4 入力装置
5 出力装置
6 ROM
7 RAM
8 データベース
31 初期リスク値算出処理部
32 プロジェクト初期リスク値登録処理部
33 プロジェクト進行中リスク値判定処理部
34 プロジェクト進行中リスク値登録処理部
35 警告情報出力処理部
36 プロジェクト監視レベル確定処理部
37 リスク散布状況表示処理部

Claims (10)

  1. プロジェクトが開始される前に、あらかじめ定められているプロジェクトリスクに関する複数の項目について取得した当該プロジェクトのプロジェクトリスクに関する情報から当該プロジェクトの初期リスク値を導き出す初期リスク値算出処理部と、
    前記初期リスク値算出処理部が導き出した当該プロジェクトの初期リスク値をプロジェクトリスク値としてリスク管理データベースに記憶させるプロジェクト初期リスク値登録処理部と、
    当該プロジェクト進行中に、あらかじめ定められているプロジェクトの進行管理に関する複数の項目について取得した当該プロジェクトの進行管理に関する情報から当該プロジェクトの進行中のリスク値を導き出し、前記リスク管理データベースに記憶されている最新のプロジェクトリスク値と比較、判定するプロジェクト進行中リスク値判定処理部と、
    前記プロジェクト進行中リスク値判定処理部による判定結果があらかじめ定められている閾値を超えた場合に、前記導き出された当該プロジェクト進行中のリスク値を新たなプロジェクトリスク値として前記リスク管理データベースに記憶させるプロジェクト進行中リスク値登録処理部と、
    前記プロジェクト進行中リスク値判定処理部による判定結果があらかじめ定められている閾値を超えた場合に、警告情報を出力する警告情報出力処理部と
    を備えていることを特徴とするプロジェクトリスク管理支援システム。
  2. 前記リスク管理データベースに記憶されている最新のプロジェクトリスク値を、あらかじめ定められているプロジェクト監視レベルに対応するリスク値の範囲と比較し、当該最新のプロジェクトリスク値に対して与えられるプロジェクト監視レベルを確定するプロジェクト監視レベル確定処理部を更に備えていることを特徴とする請求項1記載のプロジェクトリスク管理支援システム。
  3. 前記リスク管理データベースに記憶されている最新のプロジェクトリスク値と、前記プロジェクト監視レベル確定処理部によって当該最新のプロジェクトリスク値に対して与えられたプロジェクト監視レベルとを画像情報として表示出力するリスク散布状況表示処理部を更に備えていることを特徴とする請求項2記載のプロジェクトリスク管理支援システム。
  4. プロジェクトが開始される前に、あらかじめ定められているプロジェクトリスクに関する複数の項目について取得した当該プロジェクトのプロジェクトリスクに関する情報から当該プロジェクトの初期リスク値を導き出し、
    当該導き出された当該プロジェクトの初期リスク値をプロジェクトリスク値としてリスク管理データベースに記憶させ、
    当該プロジェクト進行中に、あらかじめ定められているプロジェクトの進行管理に関する複数の項目について取得した当該プロジェクトの進行管理に関する情報から当該プロジェクトの進行中のリスク値を導き出して、前記リスク管理データベースに記憶されている最新のプロジェクトリスク値と比較、判定し、
    当該比較、判定の結果があらかじめ定められている閾値を超えた場合に、前記導き出された当該プロジェクト進行中のリスク値を新たなプロジェクトリスク値として前記リスク管理データベースに記憶させると共に、警告情報を出力する
    ことを特徴とするプロジェクトリスク管理支援方法。
  5. リスク管理データベースに当該プロジェクトの初期リスク値をプロジェクトリスク値として記憶させた後、前記リスク管理データベースに記憶されている最新のプロジェクトリスク値を、あらかじめ定められているプロジェクト監視レベルに対応するリスク値の範囲と比較し、当該最新のプロジェクトリスク値に対して与えられるプロジェクト監視レベルを確定することを特徴とする請求項4記載のプロジェクトリスク管理支援方法。
  6. リスク管理データベースに前記導き出された当該プロジェクト進行中のリスク値を新たなプロジェクトリスク値として記憶させた後、前記リスク管理データベースに記憶されている最新のプロジェクトリスク値を、あらかじめ定められているプロジェクト監視レベルに対応するリスク値の範囲と比較し、当該最新のプロジェクトリスク値に対して与えられるプロジェクト監視レベルを確定することを特徴とする請求項4記載のプロジェクトリスク管理支援方法。
  7. 前記リスク管理データベースに記憶されている最新のプロジェクトリスク値を、あらかじめ定められているプロジェクト監視レベルに対応するリスク値の範囲と比較し、当該最新のプロジェクトリスク値に対して与えられるプロジェクト監視レベルを確定した後、前記リスク管理データベースに記憶されている最新のプロジェクトリスク値と、前記確定された当該最新のプロジェクトリスク値に対して与えられるプロジェクト監視レベルとを画像情報として表示出力することを特徴とする請求項5または6記載のプロジェクトリスク管理支援方法。
  8. コンピュータを、
    プロジェクトが開始される前に、あらかじめ定められているプロジェクトリスクに関する複数の項目について取得した当該プロジェクトのプロジェクトリスクに関する情報から当該プロジェクトの初期リスク値を導き出す初期リスク値算出処理手段と、
    前記初期リスク値算出処理手段が導き出した当該プロジェクトの初期リスク値をプロジェクトリスク値としてリスク管理データベースに記憶させるプロジェクト初期リスク値登録処理手段と、
    当該プロジェクト進行中に、あらかじめ定められているプロジェクトの進行管理に関する複数の項目について取得した当該プロジェクトの進行管理に関する情報から当該プロジェクトの進行中のリスク値を導き出し、前記リスク管理データベースに記憶されている最新のプロジェクトリスク値と比較、判定するプロジェクト進行中リスク値判定処理手段と、
    前記プロジェクト進行中リスク値判定処理手段による判定結果があらかじめ定められている閾値を超えた場合に、前記導き出された当該プロジェクト進行中のリスク値を新たなプロジェクトリスク値として前記リスク管理データベースに記憶させるプロジェクト進行中リスク値登録処理手段と、
    前記プロジェクト進行中リスク値判定処理手段による判定結果があらかじめ定められている閾値を超えた場合に、警告情報を出力する警告情報出力処理手段と
    して機能させるためのプロジェクトリスク管理支援プログラム。
  9. コンピュータを、更に、前記リスク管理データベースに記憶されている最新のプロジェクトリスク値を、あらかじめ定められているプロジェクト監視レベルに対応するリスク値の範囲と比較し、当該最新のプロジェクトリスク値に対して与えられるプロジェクト監視レベルを確定するプロジェクト監視レベル確定処理手段として機能させるための請求項8記載のプロジェクトリスク管理支援プログラム。
  10. コンピュータを、更に、前記リスク管理データベースに記憶されている最新のプロジェクトリスク値と、当該最新のプロジェクトリスク値に対して与えられたプロジェクト監視レベルとを画像情報として表示出力するリスク散布状況表示処理手段として機能させるための請求項9記載のプロジェクトリスク管理支援プログラム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008140032A (ja) * 2006-11-30 2008-06-19 Hitachi Ltd リスク解析方法、リスク解析システム及びリスク解析プログラム
JP2016048543A (ja) * 2014-07-30 2016-04-07 明豊ファシリティワークス株式会社 プロジェクト進捗状況管理システムおよびコンピュータプログラム

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