JP2005290595A - 染色材を生地に定着させるための蒸し加工方法並びに染色材を生地に定着させるための蒸し加工装置 - Google Patents

染色材を生地に定着させるための蒸し加工方法並びに染色材を生地に定着させるための蒸し加工装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 生地を掛け下げる掛け下げ部に、蒸気が生地の表裏間を通気し得るようにすることで、蒸し加工後の生地に色むらや折り目が発生することを防止することができるこれまでにない画期的な染色材を生地に定着させるための蒸し加工方法並びに染色材を生地に定着させるための蒸し加工装置を提供すること。
【解決手段】 捺染加工により捺染した染色材を生地1に定着させるための蒸し加工方法であって、前記捺染加工した生地1を掛け下げる掛け下げ部3の少なくとも生地1が当接する部分に、この生地1に接触させる蒸気が通気可能な通気表面部5を設け、この掛け下げ部3の通気表面部5に当接するように前記生地1を掛け下げ、この生地1に蒸気を接触させることで、前記生地1が前記通気表面部5に当接する部分における染色材の定着むらの発生若しくは折り目の発生を抑制する染色材を生地に定着させるための蒸し加工方法。
【選択図】 図1



Description

本発明は、染色材を生地に定着させるための蒸し加工方法並びに染色材を生地に定着させるための蒸し加工装置に関するものである。
例えば生地に所定の模様を施す場合には、生地に色糊等の染色材を模様状に印刷し(捺染工程)、この捺染工程後に、生地に前記染色材を定着させるための蒸し加工を行うことで、所定の模様を有した生地を形成する。
前記蒸し加工は、蒸し器の中に捺染加工した生地を収納し、この蒸し器内を蒸気で満たし若しくは生地に向けて蒸気を吹きかけることで行っており、通常は、多量の生地(長い生地)を効率良く蒸し加工できるように、蒸し器内に生地を掛け下げるための掛け紐体を複数本並設し、この掛け紐体に所定長さを有する生地を湾曲させつつ順次掛け下げた状態で行っている。
ところで、前述の生地を掛け下げるための掛け紐体は、高温高湿状態に耐え得るように、例えばポリエステル製のチューブにピアノ線を通して成るものを使用している。
このポリエステル製のチューブにピアノ線を通して成る掛け紐体は、耐熱性,耐蝕性に秀れることから、長期間に亙って生地の蒸し加工に使用することができる。
しかしながら、この掛け紐体に捺染加工を施した生地を掛け下げて蒸し加工を行うと、ポリエステル製チューブは当然ながら通気性を有しないため、この当接部分においては蒸気が通過できない状態となる。
即ち、生地の掛け紐体と当接しない部分においては、蒸気が生地を通過しそのまま蒸気が外部へ放出されることで、この蒸気の熱により生地に染色材を良好に定着させることができることとなるが、通気性を有しないポリエステル製チューブと生地との当接部においては、生地に接触する蒸気が前記生地を通過してポリエステル製チューブの表面に達した際、この蒸気が外部にスムーズに放出されずにこのポリエステル製チューブの表面に溜まってしまうという問題点がある。
つまり、生地と掛け紐体との当接部において水分が過剰に溜まった状態となり、この溜まった水分によって生地に紐状の色むらが生じてしまう。
また、ポリエステル製チューブは前述のように通気性を有しないため、生地との当接部がその他の部位に比べて高温になり易く、そのため、この生地の当接部に折り目がついてしまうという問題点がある。
従って、従来は、捺染加工によって生地に所望の模様を捺染することができても、染色材を定着させるための蒸し加工において生地に色むらや折り目が発生し易く、よって、商品価値の低下につながるなどの懸念を有していた。
そこで、本発明は、上記問題点に鑑みて鋭意検討,研究を繰り返すことでこれを解決したもので、生地を掛け下げる掛け下げ部に、蒸気が生地の表裏間を通気し得るようにすることで、蒸し加工後の生地に色むらや折り目が発生することを防止することができるこれまでにない画期的な染色材を生地に定着させるための蒸し加工方法並びに染色材を生地に定着させるための蒸し加工装置を提供することを目的としている。
添付図面を参照して本発明の要旨を説明する。
捺染加工により捺染した染色材を生地1に定着させるための蒸し加工方法であって、前記捺染加工した生地1を掛け下げる掛け下げ部3の少なくとも生地1が当接する部分に、この生地1に接触させる蒸気が通気可能な通気表面部5を設け、この掛け下げ部3の通気表面部5に当接するように前記生地1を掛け下げ、この生地1に蒸気を接触させることで、前記生地1が前記通気表面部5に当接する部分における染色材の定着むらの発生若しくは折り目の発生を抑制することを特徴とする染色材を生地に定着させるための蒸し加工方法に係るものである。
また、前記掛け下げ部3に生地1を掛け下げる際に当接する部分に通気性を有する通気材6を付設し若しくはこの通気材6で前記掛け下げ部3を構成したことを特徴とする請求項1記載の染色材を生地に定着させるための蒸し加工方法に係るものである。
また、前記生地1を掛け下げる掛け下げ基材3Aの外周面に前記通気材6を被覆して前記掛け下げ部3を構成したことを特徴とする請求項1,2のいずれか1項に記載の染色材を生地に定着させるための蒸し加工方法に係るものである。
また、前記通気材6として、耐水性を有する紙材6を採用することを特徴とする請求項2,3のいずれか1項に記載の染色材を生地に定着させるための蒸し加工方法に係るものである。
また、捺染加工により染色材を捺染した生地1を掛け下げる掛け下げ部3と、前記生地1に接触させる蒸気を発生する蒸気発生部とから成る蒸し加工装置であって、前記掛け下げ部3の前記生地1が当接する部分に、この生地1に接触させる蒸気が通気可能な通気表面部5を設けたことを特徴とする染色材を生地に定着させるための蒸し加工装置に係るものである。
また、前記掛け下げ部3の前記生地1が当接する部分に通気性を有する通気材6を付設し若しくはこの通気材6で前記掛け下げ部3を構成したことを特徴とする請求項5記載の染色材を生地に定着させるための蒸し加工装置に係るものである。
また、前記掛け下げ部3を、少なくとも前記生地1を掛け下げる掛け下げ基材3Aと、この掛け下げ基材3Aの外周面に被覆される通気性を有する通気材6とから構成したことを特徴とする請求項5,6のいずれか1項に記載の染色材を生地に定着させるための蒸し加工装置に係るものである。
また、前記通気材6として、耐水性を有する紙材6を採用したことを特徴とする請求項6,7のいずれか1項に記載の染色材を生地に定着させるための蒸し加工装置に係るものである。
本発明は上述のようにするから、捺染加工後の生地を掛け下げる掛け下げ部の少なくとも生地が当接する部位に設けた通気表面部を介し、前記蒸気が生地を通過することができ且つ生地と掛け下げ部との間に水分が過剰に溜まってしまう事態が生じないため、染色材の定着が阻害されることがなく、よって、蒸し加工後の生地に色むらが発生することを防止することができる。
また、生地は蒸気が通気可能な通気表面部と当接していることで、生地と通気表面部との当接部の温度が他の部分に比べて非常に高い温度となってしまうことがなく、これにより、前記当接部に折り目が発生してしまうことを防止することができる画期的な染色材を生地に定着させるための蒸し加工方法となる。
また、請求項2記載の発明においては、簡易な構成にして掛け下げ部に前記通気表面部を設けることができ、前記当接する部分に通気材を付設する場合には、既存の掛け下げ部に通気材を付設することで本発明の作用効果を発揮することができ、また、通気材で掛け下げ部を構成する場合には、例えば通気性を有しない部材に通気材を付設する場合に比して、より一層蒸気の通過を良好として本発明の作用効果を一層確実に発揮することができる画期的な染色材を生地に定着させるための蒸し加工方法となる。
また、請求項3記載の発明においては、掛け下げ基材によって確固に生地を掛け下げ支承することができ且つ前記通気材によって生地に接触させる蒸気が通気可能となって本発明の作用効果を発揮することができる画期的な染色材を生地に定着させるための蒸し加工方法となる。
また、請求項4記載の発明においては、この紙材を形成する繊維質の隙間によって適度な通気性を確保できることとなり、また、紙材は軽量であることから、掛け下げ部に特別な施工を要せずに通気材を付設できることとなり、よって、例えば既存の掛け下げ部に対しても容易に紙材を付設してより簡易に前記通気表面部を設けることができる画期的な染色材を生地に定着させるための蒸し加工方法となる。
また、請求項5〜8記載の発明においては、蒸気発生部で発生させた蒸気を生地に接触させた際、この蒸気は掛け下げ部の前記生地が当接する部分に設けた通気表面部を介して生地の表裏間を行き来させることができ、これにより、染色材を生地に定着させるための蒸し加工を色むらや折り目の発生なく行うことが可能となる画期的な染色材を生地に定着させるための蒸し加工装置となる。
好適と考える本発明の実施形態(発明をどのように実施するか)を、図面に基づいて本発明の作用を示して簡単に説明する。
捺染加工により捺染した生地1を掛け下げ部3に掛け下げて前記生地1に蒸気を接触させると、この蒸気は例えば生地1の表面から裏面に通過して、次いで前記掛け下げ部3の少なくとも生地1と当接する部分に設けた通気表面部5を通過することとなる。
また、通気表面部5を通過した蒸気は、生地1の裏面から表面に通過して外部へ放出されることとなる。
即ち、生地1に接触させる蒸気は、例えば生地1の表面から裏面に通過して通気表面部5との当接部で溜まったりするのではなく、そのまま通気表面部5内を通過して蒸気の状態で再び生地1を通過して外部へ放出させることができることとなる。
また、生地1に接触させる蒸気が、通気表面部5を介して再び外部へ放出できることから、例えば生地1と通気表面部5との当接部のみが非常に高い温度状態となることを抑制することができ、これにより、生地1に折り目がついてしまうことを防止することができる。
従って、本発明は、生地1と通気表面部5の当接部に水分が過剰に溜まることにより染色材の定着を妨げ、これにより、前記生地1に色むらを発生したり、生地1と通気表面部5の当接部の温度が他の部分よりも高温状態となり、これにより、前記生地1に折り目がついたりすることを防止して商品価値の高い生地を形成することができる画期的な染色材を生地に定着させるための蒸し加工方法並びに染色材を生地に定着させるための蒸し加工装置となる。
また、例えば、前記掛け下げ部3に生地1を掛け下げる際に当接する部分に通気性を有する通気材6を付設し若しくはこの通気材6で前記掛け下げ部3を構成すれば、簡易な構成にして掛け下げ部3に前記通気表面部5を設けることができ、前記当接する部分に通気材6を付設する場合には、既存の掛け下げ部に通気材6を付設することで本発明の作用効果を発揮することができ、また、通気材6で掛け下げ部3を構成する場合には、例えば通気性を有しない部材に通気材6を付設する場合に比して、より一層蒸気の通過を良好として本発明の作用効果を一層確実に発揮できることとなるなど、一層実用的となる。
また、例えば、前記生地1を掛け下げる掛け下げ基材3Aの外周面に前記通気材6を被覆すれば、掛け下げ基材3Aによって確固に生地を掛け下げ支承することができ且つ前記通気材6によって生地1に接触させる蒸気が通気可能となって本発明の作用効果を発揮できることとなるなど、一層実用的となる。
また、例えば、前記通気材6として、耐水性を有する紙材6を採用すれば、この紙材6を形成する繊維質の隙間によって適度な通気性を確保できることとなり、また、紙材6は軽量であることから、掛け下げ部3に特別な施工を要せずに通気材6を付設できることとなり、よって、例えば既存の掛け下げ部に対しても容易に紙材6を付設してより簡易に前記通気表面部5を設けられることとなるなど、一層実用的となる。
本発明の具体的な実施例について図面に基づいて説明する。
本実施例は、捺染加工により捺染した染色材を生地1に定着させるための蒸し加工方法に関するもので、前記捺染加工した生地1を掛け下げる掛け下げ部3の少なくとも生地1が当接する部分に、この生地1に接触させる蒸気が通気可能な通気表面部5を設け、前記生地1に蒸気を接触させることで、前記生地1が前記通気表面部5に当接する部分における染色材の定着むらの発生若しくは折り目の発生を抑制する染色材を生地に定着させるための蒸し加工方法に係るものである。
先ず、本実施例の蒸し加工方法の実施に使用する蒸し加工装置について述べる。
本実施例の蒸し加工装置は、捺染加工により染色材を捺染した生地1を掛け下げる掛け下げ部3と、前記生地1に接触させる蒸気を発生する蒸気発生部とから成り、前記掛け下げ部3の前記生地1が当接する部分に、この生地1に接触させる蒸気が通気可能な通気表面部5を設けた構成としている。
具体的には、前記掛け下げ部3の前記生地1が当接する部分に蒸気を略均一に通気可能な通気表面部5を設けた構成としている。
即ち、掛け下げ部3に生地を掛け下げる際に当接する部分に通気性を有する通気材6を付設し若しくはこの通気材6で前記掛け下げ部3を構成している。
本実施例では、前記掛け下げ部3を、少なくとも前記生地1を掛け下げる掛け下げ基材3Aと、この掛け下げ基材3Aの外周面に被覆される通気性を有する通気材6とから構成している。
掛け下げ基材3Aとしては、耐熱性,耐蝕性を有する素材で形成される筒状体,棒状体若しくは線状体を採用している。
具体的には、ポリエステル製チューブ3aにピアノ線3bを通したものを採用している。
尚、本実施例では、ポリエステル製チューブ3aにピアノ線3bを通したものを掛け下げ部3として採用したが、耐熱性,耐蝕性を有するものであれば、適宜採用しても良い。
即ち、前記ポリエステル製チューブ3aの外周面に前記通気材6を被覆した構成としている。
この通気材6はポリエステル製チューブ3aの外周面にして生地1が当接することとなる部分のみに被覆状態で設けても良いし(図2参照)、ポリエステル製チューブ3aの外周面全周に被覆状態で設けても良い(図3参照)。
通気材6としては、耐水性に秀れる紙材6を採用している。
即ち、この紙材6を形成する繊維質同士の隙間によって適度な通気性が確保される。
尚、本実施例では、通気材6として紙材6を採用したが、蒸気を通過し得るものであれば適宜採用しても良く、例えば、綿布を採用しても良い。即ち、ポリエステル製チューブにピアノ線を通した基材に綿布を巻くことで、生地にかかる熱伝導率を低くすることができる。
尚、本実施例の蒸気発生部としては、既存の蒸気発生装置を採用している。
次いで、本実施例の作用について述べる。
捺染加工により捺染した生地1を掛け下げ部3に掛け下げて前記生地1に蒸気を接触させると、この蒸気は生地1の表面から裏面に向けて通過し、そのまま紙材6内に浸透する。
そして、この紙材6内に浸透した蒸気は、生地1の裏面から表面に向けて通過し、そのまま生地1の外部へ放出される。
即ち、生地1の表裏間で蒸気が良好に行き来できることによって、生地1と掛け下げ部3との当接部においても、前記当接部以外の部位と同様に、蒸気を良好に通気できることとなる。
従って、例えば、従来のように、通気性を有しない掛け下げ部と生地との当接部に水分が過剰に溜まり、この溜まった水分によって染色材の定着が阻害されたり、また、前記当接部がその他の部位に比べて非常に高温となったりすることを防止できるため、色むらや折り目のない商品価値の高い生地を形成することができる。
以上のように、本実施例は、これまで多少の色むらや折り目の発生は仕方ないとされていた、捺染加工後の蒸し加工において、簡易な構成でコストをほとんどかけずに、前記色むらや折り目の発生を防止することができ、既存の染色材を生地に定着させるための蒸し加工装置に対しても、簡易に本実施例の作用効果を付与することができる画期的な染色材を生地に定着させるための蒸し加工方法及び染色材を生地に定着させるための蒸し加工装置となる。
尚、本実施例における蒸し加工は、生地の種類に応じておよそ100℃〜130℃の温度範囲で行うことが好ましい。
また、本発明は、本実施例に限られるものではなく、各構成要件の具体的構成は適宜設計し得るものである。
本実施例の説明斜視図である。 本実施例の要部の拡大説明断面図である。 本実施例の要部の拡大説明断面図である。
符号の説明
1 生地
3 掛け下げ部
3A 掛け下げ基材
5 通気表面部
6 通気材

Claims (8)

  1. 捺染加工により捺染した染色材を生地に定着させるための蒸し加工方法であって、前記捺染加工した生地を掛け下げる掛け下げ部の少なくとも生地が当接する部分に、この生地に接触させる蒸気が通気可能な通気表面部を設け、この掛け下げ部の通気表面部に当接するように前記生地を掛け下げ、この生地に蒸気を接触させることで、前記生地が前記通気表面部に当接する部分における染色材の定着むらの発生若しくは折り目の発生を抑制することを特徴とする染色材を生地に定着させるための蒸し加工方法。
  2. 前記掛け下げ部に生地を掛け下げる際に当接する部分に通気性を有する通気材を付設し若しくはこの通気材で前記掛け下げ部を構成したことを特徴とする請求項1記載の染色材を生地に定着させるための蒸し加工方法。
  3. 前記生地を掛け下げる掛け下げ基材の外周面に前記通気材を被覆して前記掛け下げ部を構成したことを特徴とする請求項1,2のいずれか1項に記載の染色材を生地に定着させるための蒸し加工方法。
  4. 前記通気材として、耐水性を有する紙材を採用することを特徴とする請求項2,3のいずれか1項に記載の染色材を生地に定着させるための蒸し加工方法。
  5. 捺染加工により染色材を捺染した生地を掛け下げる掛け下げ部と、前記生地に接触させる蒸気を発生する蒸気発生部とから成る蒸し加工装置であって、前記掛け下げ部の前記生地が当接する部分に、この生地に接触させる蒸気が通気可能な通気表面部を設けたことを特徴とする染色材を生地に定着させるための蒸し加工装置。
  6. 前記掛け下げ部の前記生地が当接する部分に通気性を有する通気材を付設し若しくはこの通気材で前記掛け下げ部を構成したことを特徴とする請求項5記載の染色材を生地に定着させるための蒸し加工装置。
  7. 前記掛け下げ部を、少なくとも前記生地を掛け下げる掛け下げ基材と、この掛け下げ基材の外周面に被覆される通気性を有する通気材とから構成したことを特徴とする請求項5,6のいずれか1項に記載の染色材を生地に定着させるための蒸し加工装置。
  8. 前記通気材として、耐水性を有する紙材を採用したことを特徴とする請求項6,7のいずれか1項に記載の染色材を生地に定着させるための蒸し加工装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN106143545A (zh) * 2015-03-30 2016-11-23 安徽池州市鑫丰印染有限公司 一种带固定装置的拖车
CN108801759A (zh) * 2018-08-23 2018-11-13 嘉兴市方圆公正检验行 蒸汽处理试验箱

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