JP2005290090A - 透明ハードコートフィルム - Google Patents

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Takayuki Shigematsu
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Abstract


【課題】 透明基材フィルムの少なくとも片面に均一な厚さの透明ハードコート層を有し、干渉縞が目立ちにくく、視認性にすぐれた透明ハードコートフィルムを提供する。

【解決手段】 透明基材フィルムの少なくとも片面に樹脂成分を含む塗工液を塗工し、乾燥したのち、硬化処理して、透明ハードコート層を形成するにあたり、上記の塗工液は、樹脂成分の希釈溶媒として25℃での蒸気圧が10mmHg(13.3hPa)以下の溶媒を用い、かつレベリング剤が樹脂成分100重量部あたり0.01〜0.5重量部添加されていることを特徴とする透明ハードコートフィルムの製造方法。

【選択図】 図1

Description

本発明は、透明基材フィルムの少なくとも片面に透明ハードコート層を有する透明ハードコートフィルム、詳しくは均一な厚さの透明ハードコート層を有する、干渉縞が目立ちにくく、視認性にすぐれた透明ハードコートフィルムに関し、たとえば、タッチパネル、パソコン、テレビ、液晶表示装置などの表示装置の表層として用いられる、またそれらの表層に貼り合わせる部材として用いられる上記フィルムに関する。
タッチパネル、パソコン、テレビ、液晶表示装置などの表示装置における光学的性質の改善や、表面保護、汚れ防止、耐久性、ペン入力タイプタッチパネルのペンによる摺動性改善などにハードコートフィルムが使用されている。

このような目的で使用されるハードコートフィルムにおいて、ハードコート層には、透明性、耐擦傷性、視認性が求められ、また、ペン入力タイプのタッチパネルに使用されるハードコートフィルムの場合は、ペン摺動性やペン入力時の表面の滑り性が書き味に関連することから、とくに必要な特性として求められる。
しかしながら、ハードコート層により耐擦傷性、耐久性などの特性は向上するものの、ハードコート層と透明基材フィルムとの屈折率差および微妙な厚さのばらつきによって、干渉縞が発生し、視認性を低下させるという問題がある。

また、近年になり、ハードコートフィルムを備えた表示装置の使用環境であるオフィスの蛍光灯として、物がはっきり見えるということを特徴とした、特定波長の発光強度の強い三波長蛍光灯が増加してきている。このような三波長蛍光灯の下では、干渉縞がさらに顕著に現れることがわかってきている。
干渉縞の発生による視認性低下の問題に関連して、特許文献1〜4が提案されている。しかし、特許文献1は、三波長蛍光灯を用いて干渉縞を発生させ、その濃色部と淡色部の割合を規定したもので、具体的な解決策に関する言及はない。
特許文献2は、ハードコート層の減衰係数を500〜760nmの範囲において少なくとも1つの波長に対して0.001以上とし、その減衰係数を向上する手段として300nm以下の微粒子をハードコート層中に添加することを提案している。

しかし、ハードコート層中に光の波長以下の粒径の微粒子を添加すると、その塗工液中で微粒子が凝集したり、レーリー散乱により青色を示す領域の短波長成分がより強く微粒子により散乱されるため、透過光が黄色っぽく着色することが懸念される。
特許文献3は、浸漬法にてハードコート層の形成処理を施す場合に、初期乾燥時に塗工室内においてコーティング液層上方の風量を制御することを提案している。しかし、連続して塗工、乾燥を行う工程には、製造上、対応できない。

特許文献4は、ハードコート層に色素を添加して、ある一定の透過色相に保つことで、干渉縞を目立ち難くする方法を提案している。しかし、色素を用いて着色することは透過率の低下を招き、表示装置としての用途にはあまり好ましくない。
特開2002−241527号公報 特開2003−055607号公報 特開2003−245509号公報 特開2003−334891号公報
このように、透明基材フィルムと透明ハードコート層との屈折率差および微妙な厚さのばらつきにより干渉縞が生じて視認性が低下するという問題に対して、上記の特許文献1〜4の方法は十分な解決策となりえなかった。
また、上記の特許文献1〜4の方法以外に、透明基材フィルムの屈折率と透明ハードコート層の屈折率を全く同じにすることにより、干渉縞を比較的目立たなくすることはできる。しかし、この場合、透明性、耐擦傷性、ペン摺動性、ペン入力時の表面の滑り性などの他の特性を同時に満足させることが難しい。

さらに、透明ハードコート層に、その表面に凹凸形状ができるぐらいの粒径の粒子を添加することにより、干渉縞を解消することができる。しかし、このように透明ハードコート層に凹凸形状を形成すると、透明ハードコートフィルムを介して観察される画像の解像度が大きく低下するという別の問題を生じやすい。
本発明は、このような事情に照らして、透明基材フィルムの少なくとも片面に均一な厚さの透明ハードコート層を有し、干渉縞が目立ちにくく、視認性にすぐれた透明ハードコートフィルムを提供することを目的としている。
本発明者らは、上記の目的に対して、鋭意検討した結果、透明ハードコート層用の塗工液の希釈溶媒として蒸気圧の低いものを使用し、さらにこの塗工液中に一定量のレベリング剤を添加すると、前記したような透明ハードコート層中に微粒子や色素を添加したり、表面を凹凸形状にするなどの処理を施すことなく、厚さむらによって生じる干渉縞を目立たなくできることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は、透明基材フィルムの少なくとも片面(つまり片面または両面)に樹脂成分を含む塗工液を塗工し、乾燥したのち、硬化処理して、透明ハードコート層を形成するにあたり、上記の塗工液は、樹脂成分の希釈溶媒として25℃での蒸気圧が10mmHg(13.3hPa)以下の溶媒を用い、かつレベリング剤が樹脂成分100重量部あたり0.01〜0.5重量部添加されていることを特徴とする透明ハードコートフィルムの製造方法に係るものである。
とくに、本発明は、樹脂成分の希釈溶媒である25℃での蒸気圧が10mmHg(13.3hPa)以下の溶媒がエチルセロソルブおよび/またはシクロヘキサノンである上記製造方法、レベリング剤がシリコーン系レベリング剤である上記製造方法、レベリング剤の添加量が樹脂成分100重量部あたり0.02〜0.12重量部である上記製造方法、塗工液の固形分濃度が25〜40重量%である上記製造方法、乾燥工程において80℃未満の温度で30秒以上の予備乾燥を行う上記製造方法を提供できるものである。
また、本発明は、上記の各製造方法で製造された透明ハードコートフィルムを提供できるものである。さらに、本発明は、上記透明ハードコートフィルムを第一の保護層とし、偏光子を介して第二の保護層を積層したことを特徴とする偏光フィルムを提供できるものである。また、本発明は、上記透明ハードコートフィルム、粘着剤層、透明導電層付き透明樹脂フィルムが、透明導電層が粘着剤層の反対面側となるように、上記の順に積層されていることを特徴とするタッチパネル用上部電極板を提供できるものである。
このように、本発明は、透明基材フィルムに樹脂成分を含む塗工液を塗工し、乾燥したのち、硬化処理して、透明ハードコート層を形成するにあたり、上記塗工液として、樹脂成分を蒸気圧の低い溶媒で希釈し、かつ一定量のレベリング剤を添加した塗工液を用いたことにより、均一な厚さの透明ハードコート層を有し、干渉縞が目立ちにくく、視認性にすぐれた、各種表示装置の表面保護層、偏光板の保護層やタッチパネルの上部透明電極などに有効に利用できる透明ハードコートフィルムを提供できる。
以下に、本発明の製造方法を、図面を参考にして、説明する。
図1および図2は、本発明の製造方法により製造された透明ハードコートフィルムのふたつの例を示したものである。

図1に示す透明ハードコートフィルム3Aは、透明基材フィルム1の片面に透明ハードコート層2が設けられている。また、図2に示す透明ハードコートフィルム3Bは、透明基材フィルム1の両面に透明ハードコート層2,2が設けられている。なお、これらの透明ハードコートフィルム3A,3Bにおいて、上記の透明ハードコート層2以外に、任意の機能性薄膜層を、積層させることもできる。
透明基材フィルム1には、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、ポリカーボネート、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン、ポリアリレート、環状オレフイン、トリアセチルセルロース、ポリアクリル、ポリ塩化ビニルなどの透明なプラスチックフィルムが用いられる。

これらのプラスチックフィルムの中でも、機械的強度や寸法安定性にすぐれる点で延伸加工とくに二軸延伸加工されたポリエチレンテレフタレートフィルムが、またフィルム面内の位相差が非常に少ないという点でトリアセチルセルロースが、好ましい。また、表面にコロナ放電処理を施したり、易接着層を設けることにより、透明ハードコート層2との接着性を向上させたものも好適に用いられる。このような透明基材フィルム1の厚さは、適用される材料により適宜選択されることになるが、一般には25〜500μmであり、好ましくは40〜200μmである。
透明ハードコート層2は、シロキサン系樹脂などの熱硬化型樹脂、エステル系、アクリル系、ウレタン系、アミド系、シリコーン系、エポキシ系などのモノマーやオリゴマーを光重合開始剤により硬化処理するタイプの紫外線硬化型樹脂、アクリル・ウレタン系やアクリル・エポキシ系などの前記モノマーやオリゴマーの複合型紫外線硬化型樹脂など、適宜の樹脂組成物を熱や紫外線照射で硬化させた硬化皮膜が挙げられる。

表面硬度などに代表されるハードコート性や耐擦傷性および透明性などの特性を備えるものであれば、とくに限定されるものではない。耐熱性に劣るような透明基材フィルム1の表面に、すぐれたハードコート性を付与するためには、電離放射線硬化性樹脂から形成された硬化被膜であるのがとくに好ましい。透明ハードコート層2の厚さとしては、通常1〜50μmであり、好ましくは2〜30μmである。
本発明においては、このような透明ハードコート層2を形成するため、透明基材フィルム1の片面または両面に、上記の樹脂成分を含む塗工液を塗工し、乾燥したのち、硬化処理する。その際、上記塗工液として、上記樹脂成分の希釈溶媒として25℃での蒸気圧が10mmHg(13.3hPa)以下の溶媒を用い、かつレベリング剤を樹脂成分に対して特定量添加した塗工液を使用することを大きな特徴とする。
希釈溶媒として使用する蒸気圧が25℃で10mmHg(13.3hPa)以下の溶媒としては、イソホロン、酢酸ペンチル、酢酸イソペンチル、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、プロピレングリコールモノメチルエーテル、シクロヘキサノン、エチルセロソルブなどが挙げられる。これらの中でも、エチルセロソルブおよび/またはシクロヘキサノンが、沸点および産業上の利便性などの点により、好ましい。

このような蒸気圧の低い希釈溶媒を使用すると、塗工後、乾燥工程での希釈溶媒の急激な揮発が抑えられ、透明ハードコート層の厚さむらの低減に好結果が得られて、干渉縞の発生を軽減できるという効果が奏される。
レベリング剤としては、フッ素系またはシリコーン系のレベリング剤が用いられるが、シリコーン系のレベリング剤がとくに好ましく用いられる。このシリコーン系のレベリング剤としては、ポリジメチルシロキサン、ポリエーテル変性ポリジメチルシロキサン、ポリメチルアルキルシロキサンなどが挙げられる。

このようなレベリング剤を、樹脂成分100重量部あたり、0.01〜0.5重量部、とくに好ましくは0.02〜0.12重量部の割合で、塗工液に添加すると、レベリング剤が塗膜表面にブリードして、表面張力を均一化し、厚さむらの低減と干渉縞の軽減にさらに好結果を与える。レベリング剤の添加量が過少となっても過多となっても、このような効果は得られにくい。
また、樹脂成分が電離放射線硬化型樹脂の場合、これにフッ素系やシリコーン系のレベリング剤を添加すると、予備乾燥や本乾燥時にこれらのレベリング剤が空気界面にブリードし、紫外線を照射して硬化させる際に、酸素による硬化阻害が防がれ、透明ハードコート層の最表面においても十分な硬度を有することができる。また、シリコーン系のレベリング剤のブリードにより滑り性が付与され、耐擦傷性が向上する。
塗工液の固形分濃度は、塗工方式により適宜調整することができるが、塗工液の粘度、希釈のために用いる蒸気圧が10mmHg(13.3hPa)以下の溶媒量を考慮すると、20〜50重量%が好ましい。さらに好ましくは25〜40重量%である。このような固形分濃度に調節することにより、塗膜の厚さむらの低減とさらに適度な表面性が得られ、干渉縞の軽減により好結果が得られるものである。
このような塗工液を透明基材フィルム1の片面または両面に塗工したのち、乾燥する。この乾燥工程においては、予備乾燥を行ったのち、本乾燥を行うのが望ましい。塗工後、直ぐに本乾燥を行うと、希釈溶媒の急激な揮発により、塗布層内部にて対流が発生して、結果的に塗膜に微妙な厚さのばらつきを生じさせ、干渉縞が現れる。予備乾燥を行うと、このような干渉縞を効果的に軽減できることがわかった。

予備乾燥の条件としては、80℃未満の温度で30秒以上とすればよく、具体的には、室温で5分や40℃で1分などの条件を設定することができる。生産性などを考慮して、35〜45℃で1分以内で予備乾燥を行うのが望ましい。その後の本乾燥は、80℃以上の温度で適宜の時間を選択することができる。
本発明の透明ハードコートフィルムは、偏光板の保護層、各種表示装置の表面保護層、タッチパネル用上部電極板などに幅広く利用できる。

たとえば、偏光板の保護層として利用する場合、従来公知の偏光子の少なくとも片方の保護層として用いることができる。つまり、本発明の透明ハードコートフィルムを第一の保護層とし、偏光子を介して第二の保護層を積層した偏光フィルム(偏光板)とすることができる。また、保護層の上にさらに粘着剤層を積層して、液晶セルに貼付することで、視認性の良好なハードコート機能付きLCDが得られる。

さらに、他の表示装置用として、各種の光学フィルムに本発明の透明ハードコートフィルムを粘着剤層を介して貼り合わせ、これを透明ハードコート層が外側となるように表示装置の表示画面上に貼り合わせるなどして、用いられる。
また、タッチパネル用上部電極板では、本発明の透明ハードコートフィルム、粘着剤層、透明導電層付き透明樹脂フィルムを、透明導電層が粘着剤層の反対面側となるように、上記の順に積層して、透明導電性積層フィルムとする。つまり、本発明の透明ハードコートフィルムと透明導電層付き透明樹脂フィルムとを、透明ハードコート層と透明導電層を外側にして、粘着剤層を介して貼り合わせ、透明導電性積層フィルムとする。

この透明導電性積層フィルムを上部電極板(透明電極板)として、タッチパネルを作製する。すなわち、上部電極板(可動電極)と下部電極板(固定電極)とを対向配置したタッチパネルにおいて、上部電極板として、上記構成の透明導電性積層フィルムを用いることにより、タッチパネルが得られる。タッチパネルの他の構成要素については、従来公知のタッチパネルと同様のものを使用することができる。
以下に、本発明の実施例を記載して、より具体的に説明する。ただし、本発明は、以下の実施例にのみ限定されるものではない。なお、以下において、「部」および「%」は、特記しない限り、重量基準である。
透明基材フィルムとして、厚さが125μmのポリエチレンテレフタレートフィルム(東洋紡社製の「A4300」)を使用した。また、透明ハードコート層用の塗工液として、下記のように調製した塗工液Aを使用した。

<塗工液Aの調製>
紫外線硬化型樹脂(旭電化社製の「KRX571−76NL」)100部に、シリコーン系レベリング剤0.5部を混合し、この混合物を、25℃での蒸気圧が5.3mmHg(7.0hPa)のエチルセロソルブにて希釈し、固形分濃度が40%となるように調整した。これを高速撹拌機で3分間撹拌して、塗工液Aを調製した。
つぎに、透明基材フィルムの片面に、♯16のワイヤーバーにて乾燥後の膜厚が7μmとなるように、塗工液Aを塗工し、予備乾燥として25℃にて5分乾燥後、本乾燥として80℃で3分乾燥した。その後、高圧水銀灯にて積算光量が300mJ/cm2 以上となるように紫外線を照射して、硬化処理を行い、透明ハードコート層を形成した。これにより透明ハードコートフィルムを作製した。
塗工液Aに代えて、下記のように調製した塗工液Bを使用した以外は、実施例1と同様にして、透明ハードコートフィルムを作製した。

<塗工液Bの調製>
紫外線硬化型樹脂(旭電化社製の「KRX571−76NL」)100部に、シリコーン系レベリング剤0.5部を混合し、この混合物を、20℃での蒸気圧が3.95mmHg(5.3hPa)、26.4℃での蒸気圧が5mmHg(6.7hPa)のシクロヘキサノンにて希釈し、固形分濃度が40%となるように調整した。これを高速撹拌機で3分間撹拌して、塗工液Bを調製した。
比較例1
塗工液Aの希釈用溶媒を、エチルセロソルブから、25℃での蒸気圧が92mmHg(122.4hPa)の酢酸エチルに変更した以外は、実施例1と同様にして、透明ハードコートフィルムを作製した。
比較例2
塗工液Aの希釈用溶媒を、エチルセロソルブから、18.38℃の蒸気圧が20mmHg(26.6hPa)、26℃での蒸気圧が30mmHg(39.9hPa)のトルエンに変更した以外は、実施例1と同様にして、透明ハードコートフィルムを作製した。
比較例3
塗工液Aの希釈用溶媒を、エチルセロソルブから、22℃での蒸気圧が16.5mmHg(22.0hPa)、50.2℃での蒸気圧が69.5mmHg(92.4hPa)のメチルイソブチルケトンに変更した以外は、実施例1と同様にして、透明ハードコートフィルムを作製した。
比較例4
塗工液Aの希釈用溶媒を、エチルセロソルブから、25℃での蒸気圧が13mmHg(17.3hPa)の酢酸ブチルに変更した以外は、実施例1と同様にして、透明ハードコートフィルムを作製した。
予備乾燥条件を、25℃で12秒乾燥し、さらに40℃で1分乾燥するように変更した以外は、実施例1と同様にして、透明ハードコートフィルムを作製した。
予備乾燥条件を、25℃で12秒乾燥し、さらに40℃で1分乾燥するように変更した以外は、実施例2と同様にして、透明ハードコートフィルムを作製した。

比較例5
塗工液Aの希釈用溶媒を、エチルセロソルブから、酢酸エチルに変更した以外は、実施例3と同様にして、透明ハードコートフィルムを作製した。
比較例6
塗工液Aの希釈用溶媒を、エチルセロソルブから、トルエンに変更した以外は、実施例3と同様にして、透明ハードコートフィルムを作製した。
比較例7
塗工液Aの希釈用溶媒を、エチルセロソルブから、メチルイソブチルケトンに変更した以外は、実施例3と同様にして、透明ハードコートフィルムを作製した。
比較例8
塗工液Aの希釈用溶媒を、エチルセロソルブから、酢酸ブチルに変更した以外は、実施例3と同様にして、透明ハードコートフィルムを作製した。
レベリング剤の添加量を0.02部に変更し、かつエチルセロソルブによる希釈で塗工液の固定分濃度が30%となるように変更した以外は、実施例1と同様にして、透明ハードコートフィルムを作製した。
レベリング剤の添加量を0.04部に変更し、かつエチルセロソルブによる希釈で塗工液の固定分濃度が30%となるように変更した以外は、実施例1と同様にして、透明ハードコートフィルムを作製した。
レベリング剤の添加量を0.06部に変更し、かつエチルセロソルブによる希釈で塗工液の固定分濃度が30%となるように変更した以外は、実施例1と同様にして、透明ハードコートフィルムを作製した。
レベリング剤の添加量を0.12部に変更し、かつエチルセロソルブによる希釈で塗工液の固定分濃度が30%となるように変更した以外は、実施例1と同様にして、透明ハードコートフィルムを作製した。
レベリング剤の添加量を0.25部に変更し、かつエチルセロソルブによる希釈で塗工液の固定分濃度が30%となるように変更した以外は、実施例1と同様にして、透明ハードコートフィルムを作製した。
エチルセロソルブによる希釈で塗工液の固定分濃度が30%となるように変更した以外は、実施例1と同様にして、透明ハードコートフィルムを作製した。
レベリング剤の添加量を0.03部に変更し、かつエチルセロソルブによる希釈で塗工液の固定分濃度が30%となるように変更し、また予備乾燥条件を、25℃で12秒乾燥し、さらに40℃で1分乾燥するように変更した以外は、実施例1と同様にして、透明ハードコートフィルムを作製した。
比較例9
レベリング剤を全く添加せず、かつエチルセロソルブによる希釈で塗工液の固定分濃度が30%となるように変更した以外は、実施例1と同様にして、透明ハードコートフィルムを作製した。
上記の実施例1〜11および比較例1〜9の各透明ハードコートフィルムの作製において、透明ハードコート層用の塗工液に用いた希釈溶媒の種類、塗工液の固形分濃度およびレベリング剤の添加量を、表1にまとめて示した。また、塗工後の乾燥条件(予備乾燥条件および本乾燥条件)を、表2にまとめて示した。









表1
┌──────┬───────────┬─────┬─────────┐
│ │ 希釈溶媒 │固形分濃度│ レベリング剤の │
│ │ │ (%) │ 添加量 (部) │
├──────┼───────────┼─────┼─────────┤
│ 実施例1 │ エチルセロソルブ │ 40 │ 0.5 │
│ │ │ │ │
│ 実施例2 │ シクロヘキサノン │ 40 │ 0.5 │
├──────┼───────────┼─────┼─────────┤
│ 比較例1 │ 酢酸エチル │ 40 │ 0.5 │
│ │ │ │ │
│ 比較例2 │ トルエン │ 40 │ 0.5 │
│ │ │ │ │
│ 比較例3 │メチルイソブチルケトン│ 40 │ 0.5 │
│ │ │ │ │
│ 比較例4 │ 酢酸ブチル │ 40 │ 0.5 │
├──────┼───────────┼─────┼─────────┤
│ 実施例3 │ エチルセロソルブ │ 40 │ 0.5 │
│ │ │ │ │
│ 実施例4 │ シクロヘキサノン │ 40 │ 0.5 │
├──────┼───────────┼─────┼─────────┤
│ 比較例5 │ 酢酸エチル │ 40 │ 0.5 │
│ │ │ │ │
│ 比較例6 │ トルエン │ 40 │ 0.5 │
│ │ │ │ │
│ 比較例7 │メチルイソブチルケトン│ 40 │ 0.5 │
│ │ │ │ │
│ 比較例8 │ 酢酸ブチル │ 40 │ 0.5 │
├──────┼───────────┼─────┼─────────┤
│ 実施例5 │ エチルセロソルブ │ 30 │ 0.02 │
│ │ │ │ │
│ 実施例6 │ エチルセロソルブ │ 30 │ 0.04 │
│ │ │ │ │
│ 実施例7 │ エチルセロソルブ │ 30 │ 0.06 │
│ │ │ │ │
│ 実施例8 │ エチルセロソルブ │ 30 │ 0.12 │
│ │ │ │ │
│ 実施例9 │ エチルセロソルブ │ 30 │ 0.25 │
│ │ │ │ │
│ 実施例10 │ エチルセロソルブ │ 30 │ 0.5 │
│ │ │ │ │
│ 実施例11 │ エチルセロソルブ │ 30 │ 0.03 │
├──────┼───────────┼─────┼─────────┤
│ 比較例9 │ エチルセロソルブ │ 30 │ 0 │
└──────┴───────────┴─────┴─────────┘



表2
┌──────┬──────────────────────────┐
│ │ 乾 燥 条 件 │
│ ├─────────────────┬────────┤
│ │ 予 備 乾 燥 │ 本乾燥 │
├──────┼─────────────────┼────────┤
│ 実施例1 │ 25℃×5分 │ 80℃×3分 │
│ │ │ │
│ 実施例2 │ 25℃×5分 │ 80℃×3分 │
├──────┼─────────────────┼────────┤
│ 比較例1 │ 25℃×5分 │ 80℃×3分 │
│ │ │ │
│ 比較例2 │ 25℃×5分 │ 80℃×3分 │
│ │ │ │
│ 比較例3 │ 25℃×5分 │ 80℃×3分 │
│ │ │ │
│ 比較例4 │ 25℃×5分 │ 80℃×3分 │
├──────┼─────────────────┼────────┤
│ 実施例3 │ 25℃×12秒/40℃×1分 │ 80℃×3分 │
│ │ │ │
│ 実施例4 │ 25℃×12秒/40℃×1分 │ 80℃×3分 │
├──────┼─────────────────┼────────┤
│ 比較例5 │ 25℃×12秒/40℃×1分 │ 80℃×3分 │
│ │ │ │
│ 比較例6 │ 25℃×12秒/40℃×1分 │ 80℃×3分 │
│ │ │ │
│ 比較例7 │ 25℃×12秒/40℃×1分 │ 80℃×3分 │
│ │ │ │
│ 比較例8 │ 25℃×12秒/40℃×1分 │ 80℃×3分 │
├──────┼─────────────────┼────────┤
│ 実施例5 │ 25℃×5分 │ 80℃×3分 │
│ │ │ │
│ 実施例6 │ 25℃×5分 │ 80℃×3分 │
│ │ │ │
│ 実施例7 │ 25℃×5分 │ 80℃×3分 │
│ │ │ │
│ 実施例8 │ 25℃×5分 │ 80℃×3分 │
│ │ │ │
│ 実施例9 │ 25℃×5分 │ 80℃×3分 │
│ │ │ │
│ 実施例10 │ 25℃×5分 │ 80℃×3分 │
│ │ │ │
│ 実施例11 │ 25℃×12秒/40℃×1分 │ 80℃×3分 │
├──────┼─────────────────┼────────┤
│ 比較例9 │ 25℃×5分 │ 80℃×3分 │
└──────┴─────────────────┴────────┘


つぎに、上記の実施例1〜11および比較例1〜9の各透明ハードコートフィルムについて、下記の方法により、干渉縞、耐擦傷性および鉛筆硬度の評価を行った。これらの結果は、表3に示されるとおりであった。
<干渉縞の評価>
三波長の蛍光灯を用い、透明ハードコートフィルムの透明ハードコート層が形成されていない面に三菱レイヨン製の黒色アクリル板(厚さ2.0mm)を粘着剤にて貼り合わせて裏面の反射をなくし、以下の基準にて、目視にて評価した。

1:数mmの間隔で干渉縞が確認できる
2:数cmの間隔で干渉縞が確認できる
3:やや干渉縞あり(2と4の中間レベル)
4:干渉色の変化が薄く確認できる
5:干渉縞はほとんど目立たない
<耐擦傷性の評価>
透明ハードコートフィルムを幅25mm、長さ100mm以上の大きさに切断し、この試料を透明ハードコート層が表側となるようにガラス板に貼り付けた。直径25mmの円柱の平滑な断面にスチールウール#0000を均一に取り付け、これを荷重400gで上記試料の表面を毎秒約100mmの速度で10往復した。この試験により、試料表面に幅10μm以上の傷が発生するかどうかを目視にて調べ、以下の基準にて、評価した。

○・・・傷が全くない
△・・・細かな傷はあるが、視認性への影響は小さい
×・・・明らかな傷があり、視認性を損なう
<鉛筆硬度の評価>
透明ハードコートフィルムの透明ハードコート層に対して、JIS K−5400記載の鉛筆硬度試験を行い、評価した。
















表3
┌──────┬────────┬──────┬──────┐
│ │ 干渉縞 │ 耐擦傷性 │ 鉛筆硬度 │
├──────┼────────┼──────┼──────┤
│ 実施例1 │ 3 │ ○ │ 3H │
│ │ │ │ │
│ 実施例2 │ 3 │ ○ │ 3H │
├──────┼────────┼──────┼──────┤
│ 比較例1 │ 1 │ ○ │ 3H │
│ │ │ │ │
│ 比較例2 │ 1 │ ○ │ 3H │
│ │ │ │ │
│ 比較例3 │ 1 │ ○ │ 3H │
│ │ │ │ │
│ 比較例4 │ 1 │ ○ │ 3H │
├──────┼────────┼──────┼──────┤
│ 実施例3 │ 3 │ ○ │ 3H │
│ │ │ │ │
│ 実施例4 │ 3 │ ○ │ 3H │
├──────┼────────┼──────┼──────┤
│ 比較例5 │ 2 │ ○ │ 3H │
│ │ │ │ │
│ 比較例6 │ 2 │ ○ │ 3H │
│ │ │ │ │
│ 比較例7 │ 2 │ ○ │ 3H │
│ │ │ │ │
│ 比較例8 │ 2 │ ○ │ 3H │
├──────┼────────┼──────┼──────┤
│ 実施例5 │ 3 │ ○ │ 3H │
│ │ │ │ │
│ 実施例6 │ 5 │ ○ │ 3H │
│ │ │ │ │
│ 実施例7 │ 4 │ ○ │ 3H │
│ │ │ │ │
│ 実施例8 │ 4 │ ○ │ 3H │
│ │ │ │ │
│ 実施例9 │ 3 │ ○ │ 3H │
│ │ │ │ │
│ 実施例10 │ 3 │ ○ │ 3H │
│ │ │ │ │
│ 実施例11 │ 5 │ ○ │ 3H │
├──────┼────────┼──────┼──────┤
│ 比較例9 │ 1 │ ○ │ 3H │
└──────┴────────┴──────┴──────┘
上記の実施例1〜11と比較例1〜9との対比より、透明ハードコート層用の塗工液に蒸気圧の低い希釈溶媒を用い、かつレベリング剤を特定量添加することにより、干渉縞の目立たない透明ハードコートフィルムを製造でき、予備乾燥条件や塗工液の固形分濃度を調整することで、さらに干渉縞を目立たなくすることができる。

すなわち、本発明の製造方法によれば、透明ハードコート層用の塗工液に従来のように超微粒子や色素などを含有させることなく、三波長蛍光灯下においても、干渉縞が目立たない透明ハードコートフィルムを製造することができる。
本発明により製造される透明ハードコートフィルムは、ハードコート性を維持したまま干渉縞による視認性の低下がなく、透明性、耐擦傷性および視認性にすぐれたハードコートフィルムとして、各種の光学素子や画像表示装置などに幅広く使用でき、とくに液晶ディスプレイやペン入力タイプのタッチパネルヘの使用に適している。
本発明の透明ハードコートフィルムの一例を示す断面図である。 本発明の透明ハードコートフィルムの他の例を示す断面図である。
符号の説明
1 透明基材フィルム
2 透明ハードコート層
3A,3B 透明ハードコートフィルム

Claims (9)

  1. 透明基材フィルムの少なくとも片面に樹脂成分を含む塗工液を塗工し、乾燥したのち、硬化処理して、透明ハードコート層を形成するにあたり、上記の塗工液は、樹脂成分の希釈溶媒として25℃での蒸気圧が10mmHg(13.3hPa)以下の溶媒を用い、かつレベリング剤が樹脂成分100重量部あたり0.01〜0.5重量部添加されていることを特徴とする透明ハードコートフィルムの製造方法。
  2. 樹脂成分の希釈溶媒としての25℃での蒸気圧が10mmHg(13.3hPa)以下の溶媒は、エチルセロソルブおよび/またはシクロヘキサノンである請求項1に記載の透明ハードコートフィルムの製造方法。
  3. レベリング剤は、シリコーン系レベリング剤である請求項1または2に記載の透明ハードコートフィルムの製造方法。
  4. レベリング剤の添加量は、樹脂成分100重量部あたり0.02〜0.12重量部である請求項1〜3のいずれかに記載の透明ハードコートフィルムの製造方法。
  5. 塗工液は、固形分濃度が25〜40重量%である請求項1〜4のいずれかに記載の透明ハードコートフィルムの製造方法。
  6. 乾燥工程において、80℃未満の温度で30秒以上の予備乾燥を行う請求項1〜5のいずれかに記載の透明ハードコートフィルムの製造方法。
  7. 請求項1〜6のいずれかに記載の方法で製造された透明ハードコートフィルム。
  8. 請求項7に記載の透明ハードコートフィルムを第一の保護層とし、偏光子を介して第二の保護層を積層したことを特徴とする偏光フィルム。
  9. 請求項7に記載の透明ハードコートフィルム、粘着剤層、透明導電層付き透明樹脂フィルムが、透明導電層が粘着剤層の反対面側となるように、上記の順に積層されていることを特徴とするタッチパネル用上部電極板。
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