JP2005288312A - 油煙除去装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 電動送風機とこの電動送風機に具備される二重構造の通風路を利用することによって、油煙に含まれる油分を効率よく且つ確実に油分を除去するコンパクトな油煙除去装置の提供。
【解決手段】 電動機と、前記電動機の回転軸に連結された遠心羽根車と、前記遠心羽根車を覆うケーシングを有する電動送風機とからなり、前記ケーシングは油煙を内部に取り入れるための吸気口と、取り入れられた油煙を外部へと排出する排出通路とを有し、前記排出通路は、前記ケーシングと連通連結するとともに複数の孔部が側壁に設けられる内側通路と、該内側通路を覆う外側通路からなることを特徴とする。
【選択図】 図2

Description

本発明は、油煙から油分を除去して油煙を浄化する油煙除去装置に関し、より詳しくは、電動送風機とこの電動送風機に具備される二重構造の通風路を利用することによって、油煙に含まれる油分を効率よく且つ確実に油分を除去するコンパクトな油煙除去装置に関する発明である。
従来、食品製造工場や精密機械工場等で発生する油煙は、油煙を水等で冷却して個体物質とし、細かい目のフィルタを通過させて、油分をフィルタに吸着させることによって、油分が除去され、屋外等に排出されていた。
しかしながら、この方法では、油粒子が一定の粒径を有さず、粒径の小さい油粒子がフィルタを通過してしまい油分を吸収できず、油分が含まれた油煙を排気してしまう問題を有していた。
このような問題点を解決するために、室内空気の油煙の油分を捕捉して、捕捉した油煙の油分を容易に除去することができる油煙除去装置が創出されている(例えば、特許文献1及び特許文献2参照。)。
上記した特許文献1及び特許文献2記載の発明は、油煙がサイクロン内を通過することによって、油煙の油分を水と混合させて水粒子を大きくして、油煙に含まれる油分を採取する方法が行われている。
しかしながら、これらの発明では、サイクロン内を通過した油煙が再度第2サイクロン内を通過することによって、初めて確実な油煙の除去を行うことができるので、確実に油煙除去を行うためには第2サイクロンを設けなければならず、設備に多額の費用を費やす必要があるとともに大型の装置にならざるを得ないので十分な装置の設置場所を確保する必要があった。
このような問題点から、油煙の油分を確実に除去することができるとともに、大掛かりな設備を必要としないコンパクトな油煙除去装置が求められていた。
特開2001−198490号公報 特開平11−5009号公報
本発明は、このような実情に鑑みてなされたもので、電動送風機とこの電動送風機に具備される二重構造の通風路を利用することによって、効率よく且つ確実に油分を除去することのできるコンパクトな油煙除去装置に関する。
請求項1記載の発明は、電動機と、前記電動機の回転軸に連結された遠心羽根車と、前記遠心羽根車を覆うケーシングを有する電動送風機とからなり、前記ケーシングは油煙を内部に取り入れるための吸気口と、取り入れられた油煙を外部へと排出する排出通路とを有し、前記排出通路は、前記ケーシングと連通連結するとともに複数の孔部が側壁に設けられる内側通路と、該内側通路を覆う外側通路からなることを特徴とする油煙除去装置を提供する。
請求項2記載の発明は、前記ケーシングが前記回転軸と同軸に設けられる円柱状の形状を有し、前記排出通路が前記ケーシングの円周から接線方向に延設されていることを特徴とする請求項1記載の油煙除去装置を提供する。
請求項3記載の発明は、前記排出通路は、鉛直方向に立設されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の油煙除去装置を提供する。
請求項4記載の発明は、前記内側通路の内壁に複数の突出部を有することを特徴とする請求項1乃至3いずれかに記載の油煙除去装置を提供する。
請求項5記載の発明は、前記ケーシングの内側には、該ケーシングの中心方向に向かって突出する邪魔板が設けられていることを特徴とする請求項1乃至4いずれかに記載の油煙除去装置を提供する。
請求項6記載の発明は、前記ケーシングと前記排出通路の接続部近傍に、該排出通路の流路方向に対して略直角となる邪魔板が設けられていることを特徴とする請求項1乃至5いずれかに記載の油煙除去装置を提供する。
請求項7記載の発明は、水槽と、該水槽に油煙を吸引する吸引路と、該水槽から該油煙を排出する排出路と、該水槽の水を泡状にするバブリング手段とからなるバブリング槽が設けられ、前記排出路が前記吸気口と接続されていることを特徴とする請求項1乃至6いずれかに記載の油煙除去装置を提供する。
請求項8記載の発明は、前記水槽の水には、界面活性剤が含まれていることを特徴とする請求項7に記載の油煙除去装置を提供する。
これらの発明を提供することで上記課題を悉く解決する。
請求項1記載の発明によって、電動送風機によって吸気された油煙をケーシングの内側周壁に油分を含んだ水滴として収集することができるとともに、2つの異なる流速を生じる内側通路と外側通路を通過することになり、外側通路側において確実に油分を含んだ水蒸気(水滴)を収集し、効率よく且つ確実に油分を除去するコンパクトな油煙除去装置を提供することができる。
請求項2及び3に記載の発明によって、ケーシング内部及び排出通路内部において確実に且つ効率良く油煙に含まれる油分を除去することができる油煙除去装置を提供することができる。
請求項4に記載の発明によって、内側通路内を通過する空気を確実に内側通路の側壁に衝突させることができるとともにこの内側通路内で対流を生じさせることができ、外側通路側で油煙から油分を確実に除去することができる。
請求項5及び6に記載の発明によって、ケーシング内において空気の流れを妨害して、油分を含む空気及び水滴を効率よく且つ確実に収集することができる。
請求項7及び8に記載の発明によって、本発明のケーシング及び排出通路において、油煙から油分を効率よく除去することができることを可能にする。
本発明を実施するための最良の形態について説明する。
図1は、本発明にかかる油煙除去装置の概略平面図であり、図2は、本発明にかかる油煙除去装置の正面図である。
本発明にかかる油煙除去装置(1)は、図1で示す如く、バブリング槽(2)と電動送風機(3)とから構成されている。
バブリング槽(2)は、水槽(21)と、吸引路(22)と、排出路(23)と、バブリング手段(24)を有している。
吸引路(22)は、油煙をバブリング槽(2)内に取り込むための通風路である。この吸引路(22)の一端には、ダンパ(25)が設けられ吸引する油煙の流量を調整することができる。
尚、図1で示す如く、この吸引路(22)のダンパ(25)が設けられる部分には、浮上蓋(26)が設けられており、ダンパ(25)の清掃をすることができる。
水槽(21)は、油煙と混合させる水を貯えており、この水を泡状にするバブリング手段(24)が設けられている。
このバブリング手段(24)は、図1において水面付近に設けられているが、水槽(21)内に垂直方向に重なるように複数設けることもできる。
このようにバブリング手段(24)を垂直方向に複数重なるように配置することによって、水を泡状にして噴出することを効率良く行うことができる。
この水槽(21)に具備される水は、界面活性剤を含んでいることが好ましい。このように界面活性剤を含むことで、効率良く水を油煙と混合することができるからである。この使用される界面活性剤は、特に限定されるものではないが、無気泡性洗剤が使用される。
この水槽(21)には、油煙とバブリング手段(24)による泡状の水を効率良く混合するために、仕切り壁(26)が設けられることが好ましい。仕切り壁(26)は、バブリング手段(24)の下流側端部に油煙の流路に対して流れを妨げるように直角に配置されている(図2参照)。この仕切り壁(26)の上端部は、油煙の流路の上流側に方向に向かって突出する突出部(26a)を有している。この突出部(26a)の形状は、特に限定されるものではないが、図2において、上流側に湾曲する湾曲形状を有している。このように突出部(26a)が上流側に湾曲することによって、仕切り壁(26)の手前側(上流側)において確実に対流を発生させることができるからである。また、この突出部(26a)が湾曲形状を有することによって、仕切り壁(26)に衝突し付着する水滴を効率良く捕捉して収集することができる。
このように仕切り壁(26)を設けることによって、吸引路(22)から吸引される油煙の流路において対流を発生させることができるからである。
尚、図2では、バブリング手段(24)が2箇所に設けられるとともに、この仕切り壁(26)が2枚設けられている。
このバブリング手段(24)の上方には、複数の孔部を表面に有する水滴収集板(27)が、バブリング手段(24)を覆うように且つ空気(油煙)の流れ方向下流側に低くなるように沿傾斜するように設けられている。こんぼ水滴収集板(27)は、空気の流路を塞ぐように設けられているので、水分を含む油煙がこの水滴収集板(27)の孔部を通過する際に、この水滴収集板(27)と衝突して大きな水滴になり付着する。このように油分を有する水滴がこの水滴収集板(27)によって捕捉することができる。
尚、この水滴収集板は、空気(油煙)の流れを妨げるように配置することが好ましく、図2では、上記する水滴収集板(27)の下方に水面と略平行に配置される第2水滴収集板(28)が各バブリング手段(24)上方に2枚設けられている。
バブリング槽(2)の下流側には、排出路(23)が設けられている。この排出路(23)から排出される空気は、水分を大量に含んだ油煙である。
この排出路(23)は、後述する電動送風機(3)の吸気口(31)と接続されている。
電動送風機(3)は、吸気口(31)と、電動機(32)と、遠心羽根車(33)と、ケーシング(34)と、排出通路(4)を有している。図3は、図2における油煙除去装置の右側面図であり、図4は電動送風機を示す図であり、(a)は内部を示す概略図であり、(b)は各構成を示す構成図である。
この電動送風機(3)は、後述するケーシング(34)内部に設けられる遠心羽根車(33)の回転によって空気(油煙)の吸引を行う。
ケーシング(34)は、図4(b)で示す如く、後述する遠心羽根車(33)を覆うように円柱形状を有している。このようにケーシング(34)が円柱形状を有することによって、遠心羽根車(33)から外側方向へ送られる油分を含む空気(油煙)がこのケーシング(34)の内側周壁に衝突することになる。このようにケーシング(34)の内側周壁に衝突する空気は、大量の水分を含んだ油煙であるので、内側周壁と衝突して水滴となりこの内側周壁に付着することになる。
ケーシング(34)の円板表面は、一方の表面側に上記した排出路(23)と接続するとともにこの電動送風機(3)内に油煙を取り込む吸気口(31)が設けられている。この吸気口(31)は、円板の略中央部に且つ円板の中心と吸気口(31)の中心が重なるように円形に設けられている。尚、図4(b)において、この吸気口(31)には、金網が設けられている。
また、ケーシング(34)の他方の表面側には、電動機(32)が設けられている。この電動機(32)は、遠心羽根車(33)を回動させる動力源であり、遠心羽根車(33)と電動機(32)の回転軸に連結されている。
遠心羽根車(33)の形状は、遠心羽根車(33)中心から外側に向かう方向へと空気の流路を形成することができる形状であれば特に限定されるものではなく、図4で示されるような半径方向に沿うとともに、遠心羽根車(33)の回転方向に向かって湾曲するように羽根(33a)を複数枚有する形状が好ましい。
尚、この遠心羽根車(33)の中心軸は、電動機(32)の回転軸と円板状のケーシング(34)の中心と同軸となるように配置される。
ケーシング(34)の円周に沿う内側側壁には、ケーシング(34)の中心方向に向かって突出する邪魔板(35)が設けられている。この邪魔板(35)は、ケーシング(34)の円板の周方向に沿って流れようとする空気の流れを妨害する。このように邪魔板(35)が空気の流れを妨害することによって、空気の流れが一定方向でなく、複雑な対流を生じるようになる。
ケーシング(34)内において複雑な対流を有する空気の流れが生じることによって、ケーシング(34)の内壁に空気が衝突することになり、油分を含む空気が水滴として周壁に付着して収集することができるようになる。
また、この邪魔板(35)を設けることによって、空気中を浮遊する水蒸気(水滴)をこの邪魔板(35)に衝突させて付着させ、確実に捕捉することができる。
この邪魔板(35)は、空気の流路(流れ)に対して直角になる直角部(35a)と、直角部(35a)の先端から流路の上流側に向かって屈曲する屈曲部(35b)を有している、図4(a)で示される邪魔板(35)は、直角部(35a)に対して直角になるように屈曲部(35b)が設けられている。
この邪魔板(35)が設けられる場所は、上記する如く、流路に対して直角となる場所に設けられていれば特に限定されるものではないが、ケーシング(34)の下端部と、ケーシング(34)と後述する排出通路(4)の接続部近傍に設けられることが好ましい。
邪魔板(35)がケーシング(34)の下端部に設けられることによって、ケーシング(34)の円周に沿って落下する水滴を効率良く収集することができる。また、邪魔板(35)がケーシング(34)と排出通路(4)の接続部近傍に設けられることによって、排出通路(4)内へ流入しようとする油分を含む空気を邪魔板(35)に衝突させ、水滴として収集することができるからである。
この邪魔板(35)が設けられる場所の半径方向外側には、油分を含む水滴を収集するドレイン(36)が設けられている。このドレイン(36)は、水滴を排出することのできる構造を有していれば、特に限定されず、水滴を一時的に貯水する貯水槽でもよいし、貯水タンクを別に設けてこのタンクまで水滴を運搬する排出管としても構わない。
排出通路(4)は、図3で示す如く、ケーシング(34)の円周から接線方向に且つ鉛直方向に立設される。
この排出通路(4)は、内側通路(41)と内側通路(41)を覆う外側通路(42)を有する二重構造とされている。
内側通路(41)は、円筒形状を有しており、ケーシング(34)と連通連結されるとともに複数の孔部(図示せず)が側壁に設けられる。
この孔部の設けられ方は、特に限定されないが、内側通路(41)の側壁の面積に対して2〜5割程度の面積を有して設けられるとともに、側壁に均一に配置される。
外側通路(42)は、内側通路(41)の形状と同じく円筒形状を有しており、内側通路(41)と同軸に且つこの内側通路(41)を覆うように配置されている。
孔部の面積が側壁の面積の2割未満であると、外側通路(42)へ流れる空気を十分供給することができず、孔部の面積が側壁の面積の5割を超えると、二重構造とする効果が期待できない。
内側通路(41)の内壁には、内側通路(41)の中心軸に向かって突出する複数の突出部(43)が設けられている。この突出部(43)は、空気の流れ方向に対して所定の角度を有して配置されている。この突出部(43)を設けることによって、内側通路(41)内を通過する空気に対流を生じさせることができるとともに、外側通路(42)へと空気を孔部(43)を介して送ることができる(図5参照)。
この所定角度は、特に限定されるものではないが、内側通路(41)内を通過する空気の上方へ移動する移動を阻止しないように、排出通路(4)の上方向に向かって傾斜するように設けられることが好ましい。
このように内側通路(41)と外側通路(42)と突出部(43)と複数の孔部が設けられることによって、内側通路(41)を通過する空気と外側通路(42)を通過する空気と2つの流路を形成することができるとともに、外側通路(42)を通過する空気は、油分を多く含んだ空気(水蒸気)が通過することになる。
また、外側通路(42)を通過する空気の流速は、内側通路(41)を通過する空気の流速よりも遅くなる。また、上記した如く、外側通路(42)を通過する空気は、油分を含む重い空気であるので、重力と上方へと搬送される搬送力とのバランスが崩れて重力(自重)の方が勝り外側通路(42)の下端へと落下することになる。尚、このとき、油分を含む水滴として外側通路(42)に現れる。
このようにして、油分を含む重い空気は、内側通路(41)から孔部を介して外側通路(42)へ押しやられて外側通路(42)へ移動し、外側通路(42)側において下方へと落下する。
尚、外側通路(42)の下端には、油分を含む水滴を効率良く収集することができるように、一端部に傾斜を形成し最下部で水滴を収集するドレイン(44)が設けられている。
以上が本発明にかかる油煙除去装置(1)の構成の説明である。
次に本発明にかかる油煙除去装置(1)の動作の説明を図面を参照しつつ行う。
図6は本発明にかかるバブリング槽を通過する際の油煙の流れを示す模式図であり、図7は本発明にかかる電動送風機及び排出通路を通過する際の油煙の流れを示す模式図である。
油煙はダンパ(25)を介して吸引路(22)へと導かれ、水槽(21)へ搬送される。水槽(21)では、バブリング手段(24)によって、界面活性剤を含む水が泡状にされて放出されている。
油煙は、この水槽(21)上方を通過し、泡状の水と混合されるように仕切り壁(26)に衝突する。仕切り壁(26)に衝突することによって、水と混合され水分を大量に含む油煙となる。さらにこの時、油煙は水滴収集板(27)の孔部を通過するので、油分を有する水滴を大きくすることができるとともに捕捉することができる。
水分を大量に含んだ油煙は、排出路(23)から吸気口(31)へと搬送され、電動送風機(3)のケーシング(34)内へ取り込まれる。
ケーシング(34)内では、遠心羽根車(33)が回転し(図7の場合時計回り方向)ている。
油煙は、遠心羽根車(33)の回転によってケーシング(34)の内側周壁に油煙が衝突することになり、油分を含む水滴を収集することができるようになり、また、この邪魔板(35)により、空気中を浮遊する水滴を確実に捕捉することができる。
油分を含む水滴は、邪魔板(35)やケーシング(34)の内壁に発生し、各ドレイン(36)に収集されることになる。
この電動送風機(3)を通過した空気は排出通路(4)へ送られる。この排出通路(4)を通過することによって、初めは内側通路(41)内を通過するが、突出部(43)によって油分を含む空気は孔部を介して外側通路(42)へ運ばれる。油分を含む空気は重く且つ外側通路(42)内の上方へ搬送する搬送力が内側通路(41)内に比して小さいため、内側通路(41)内では上方へ搬送される空気であっても、外側通路(42)内においては重力が搬送力に勝り外側通路(42)内では上方へ搬送されず、下方へと落下し水滴となったり、外側通路(42)に付着したりする。
このようにして油分を含む水滴は、下端部のドレイン(44)で収集されることとなる。
上記する如く、本発明にかかる油煙除去装置(1)は、水滴収集板(27)を有するバブリング槽(2)、電動送風機(3)及び排出通路(4)を設けることによって、3段階の油煙除去プロセスを経ることになり、排出通路(4)の上方へ移動される空気は、油分の全く含まれない、極めて綺麗な空気を排出することになる。
本発明にかかる油煙除去装置の概略平面図である。 本発明にかかる油煙除去装置の正面図である。 図2における油煙除去装置の右側面図である。 電動送風機を示す図であり、(a)は内部を示す概略図であり、(b)は各構成を示す構成図である。 排出通路の構成を示す概略透視図である。 本発明にかかるバブリング槽を通過する際の油煙の流れを示す模式図である。 本発明にかかる電動送風機及び排出通路を通過する際の油煙の流れを示す模式図である。
符号の説明
1・・・・油煙除去装置
2・・・・バブリング槽
21・・・水槽
22・・・吸引路
23・・・排出路
24・・・バブリング手段
3・・・・電動送風機
31・・・吸気口
32・・・電動機
33・・・遠心羽根車
34・・・ケーシング
35・・・邪魔板
4・・・・排出通路
41・・・内側通路
42・・・外側通路
43・・・突出部

Claims (8)

  1. 電動機と、前記電動機の回転軸に連結された遠心羽根車と、前記遠心羽根車を覆うケーシングを有する電動送風機とからなり、
    前記ケーシングは油煙を内部に取り入れるための吸気口と、
    取り入れられた油煙を外部へと排出する排出通路とを有し、
    前記排出通路は、前記ケーシングと連通連結するとともに複数の孔部が側壁に設けられる内側通路と、該内側通路を覆う外側通路からなることを特徴とする油煙除去装置。
  2. 前記ケーシングが前記回転軸と同軸に設けられる円柱状の形状を有し、前記排出通路が前記ケーシングの円周から接線方向に延設されていることを特徴とする請求項1記載の油煙除去装置。
  3. 前記排出通路は、鉛直方向に立設されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の油煙除去装置。
  4. 前記内側通路の内壁に複数の突出部を有することを特徴とする請求項1乃至3いずれかに記載の油煙除去装置。
  5. 前記ケーシングの内側には、該ケーシングの中心方向に向かって突出する邪魔板が設けられていることを特徴とする請求項1乃至4いずれかに記載の油煙除去装置。
  6. 前記ケーシングと前記排出通路の接続部近傍に、該排出通路の流路方向に対して略直角となる邪魔板が設けられていることを特徴とする請求項1乃至5いずれかに記載の油煙除去装置。
  7. 水槽と、該水槽に油煙を吸引する吸引路と、該水槽から該油煙を排出する排出路と、該水槽の水を泡状にするバブリング手段とからなるバブリング槽が設けられ、前記排出路が前記吸気口と接続されていることを特徴とする請求項1乃至6いずれかに記載の油煙除去装置。
  8. 前記水槽の水には、界面活性剤が含まれていることを特徴とする請求項7に記載の油煙除去装置。
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