JP2005288043A - 医療画像診断装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 所望の過去の記録画像と診断リアルタイム画像を効率的に同一画面に表示させる医療画像診断装置を提供する。
【解決手段】 過去に撮影した診断画像を記録する記録手段10と、診断画像を表示させる表示手段8とを備え、リアルタイムに撮影している診断画像と前記記録画像とを同一画面に表示させる医療画像診断装置において、記録画像及び診断画像の大きさを任意に可変する指令を出す入力手段14と、入力手段14に入力された指令に基づいて、記録画像及び診断画像の画面分割数、表示位置及び表示面積を設定する画像処理手段6を備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、診断静止・動画像を記録する医療診断装置に関する。
従来、静止・動画像記録手段を有する超音波診断装置をはじめとする医療診断装置では、様々な処理手段により得られた診断リアルタイム画像などの情報を記録する記録手段が具備されていることが殆どであり、そこには過去の診断情報などが記録されている。(例えば、特許文献1)
そのため、診断装置のモニタには現在診断中の医用画像情報を含む診断情報と、過去の記録手段から読み出された記録画像を含む医療情報とを同時にモニタに表示することが可能である。
特開2000−175912号公報
しかし、従来技術による記録画像の表示方法は、同一画面にて診断リアルタイム画像、記録画像を2分割もしくは、4分割し同時表示できる機能はあるものの、それぞれの画面表示サイズを変更したりする機能、もしくは、診断リアルタイム画像との比較に最適な記録情報を、自動表示する手段は搭載されていない。
また、従来技術による記録情報表示手段では、同時に表示している診断情報の比較に最適な情報を表示する手段に乏しい。そのため、操作者は膨大な数があると思われる記録情報から、モニタ表示の都度、所望の情報を本人の判断により検索、表示する手間がかかる。例えば診断リアルタイム画像と、同一患者の同一部位の過去の記録画像を同時に表示したい場合、記録画像が多くあれば、使用者はその中から、最適と思われる比較対象画像を目視により判断する必要がある。また、超音波画像のように、探触子の向き、ビーム走査の方向により、記録画像の向きが変わる場合、すなわち診断リアルタイム画像と逆の記録画像表示の場合は、診断中の探触子の向きを逆にし、再び適当と判断する画像表示を行う必要があり面倒を要する。
そこで、本発明の目的は、所望の過去の記録画像と診断リアルタイム画像を効率的に同一画面に表示させることにある。
前記課題を解決するために、本発明は以下の様に構成される。過去に撮影した画像を記録する記録手段と、前記画像を表示させる表示手段とを備え、リアルタイムに撮影している診断画像と前記記録手段に記録されている記録画像とを同一画面に表示させる医療画像診断装置において、前記記録画像及び前記診断画像の大きさを任意に可変する指令を出す入力手段と、前記入力手段に入力された指令に基づいて、前記記録画像及び前記診断画像の画面分割数、表示位置及び表示面積の画像処理を行う画像処理手段を備える。
過去に撮影した画像を記録する記録手段と、前記画像を表示させる表示手段とを備え、リアルタイムに撮影している診断画像と前記記録手段に記録されている記録画像とを同一画面に表示させる医療画像診断装置において、前記記録画像を複数表示させる仮想画面生成手段と、前記複数の記録画像の内、前記診断画像と共に表示画面に表示させる前記記録画像を選択する表示画面選択手段とを備え、前記選択された前記記録画像を表示させる。
過去に撮影した画像を記録する記録手段と、前記画像を表示させる表示手段とを備え、リアルタイムに撮影している診断画像と前記記録手段に記録されている記録画像とを同一画面に表示させる医療画像診断装置において、前記記録画像の特徴部からテンプレート画像を形成する記録画像パターン形成部と、前記診断画像の特徴部からテンプレート画像を形成する診断画像パターン形成部と、それぞれの前記テンプレート画像における所定の符合率を設定する符合率設定部と、前記所定の符合率を満たす記録画像を選択する選択手段とを備え、前記選択された前記記録画像を表示させる。
前記記録画像は、撮影部位を特定するボディマークと共に記録手段に記録し、前記記録画像と前記ボディマークとを同一画面に表示させる。
以上、本発明によれば、操作者が、同一モニタ上にて過去診断時における記録画像を見ながら、診断を行うことが可能となる。また、仮想画像による表示を行うことで、他アプリケーションの起動なしに画面切り替えのみで、任意の情報表示が可能となる。さらに記録画像表示の際に、パターンマッチングの手段を取り入れることで、診断リアルタイム画像との比較に最適な記録画像表示を可能とし、さらに、スクリーニングにおいて、記録画像表示に規則性を持たせることで、スクリーニングの作業手順を指示、毎回同様の画像取得を可能とし、パターンマッチングにより、毎回同様の記録画像の保存を可能とする。
本発明により、作業の効率化を測ることが可能となり、記録画像保存にも一定の規則を持たせることが可能なため、操作者に依存しない画像保存が可能となり、後の形態比較が容易となる。
以下、この発明の好適な実施例を図により説明する。
本願発明の第1の実施形態を図1に示す。CT装置、MR装置、超音波診断装置等の医療診断装置はセンサ2を用いて被検体に信号を送受信し、その被検体から得られた信号を信号処理して画像表示させている。例えば、超音波診断装置では、探触子がセンサ2に前記当する。この探触子は、被検体内に超音波パルス又は超音波連続波等の超音波信号 を送信すると共に前記被検体内から反射された信号を受信するもので、その中には超音波の発生源であると共に反射エコーを受信する振動子が内蔵されている。また、信号処理回路4は、探触子に対して駆動パルスを送出して超音波を発生させると共に受信した反射エコーの信号を処理するもので、その中には送波パルサ、送波遅延回路、受波増幅器、受波遅延回路及び加算器等から成る整相回路が内蔵されている。画面表示処理回路6では、前述のセンサ2より得られた信号をDSC(Digital Scan Converter)(図示しない。)にて画像信号へと変換してモニタ8に表示させる。
まず、診断で得られた記録画像を記録手段10に保存しておく。入力手段14では、記録手段10に記録されている記録画像やセンサ2から随時得られる診断リアルタイム画像を選択したり、表示形式を変える指令を出す。この入力手段14はマウス、キーボード、トラックボール等の一般の入力装置である。制御手段12では、入力手段14の指令に基づいて、診断リアルタイム画像と記録画像との位置・面積情報から、診断リアルタイム画像、記録画像それぞれのモニタ8の表示形式を定める。具体的には、制御手段12の指令により、記録手段10に記録されている記録画像から操作者が選んだ任意の記録画像が画面表示処理回路6へ送られる。画面表示処理回路6の内部にある画面表示の分割数を設定する画像分割数設定部5と、診断リアルタイム画像と記録画像との位置・面積情報から表示形式を設定する画面表示位置・面積設定部7とにより一画像に表示させる表示形式を定める。モニタ8は画像表示処理回路6の表示形式(位置、大きさ、配列等)に基づいて画像を表示させる。
図2(a)は診断リアルタイム画像と、記録画像の同一画面同時表示の具体例を示すものである。画像表示処理回路6の表示形式(位置、大きさ、配列等)に基づいて、診断中に得られる診断リアルタイム画像20をモニタ2の右部に、記録画像18をモニタ8の左部に表示する。この例では、モニタ8の右部の方が左部より画像が大きく表示される。通常では、過去の記録画像18よりも診断リアルタイム画像20の方が大きく表示されるようになっている。場合によって過去の記録画像18を大きく見たい時、図2(b)に示されるように、入力手段14を用いて画像表示処理回路6の表示形式を操作し、記録画像18がモニタ8の右部に表示されるよう画像表示させてもよい。
また、記録画像を取得する時にボディマーク24の位置を操作者が把握し、入力手段14でボディマーク24の位置を被検体の測定部に合わせて記録手段10に記録させる。そして、ボディマーク24を記録画像18と共に読み出すことにより、被検体のどの部位を撮影したのかを把握できるようにボディマーク24を付帯し表示させることができる。図2(c)に示されるように、記録画像18を表示させる際には、記録画像18とボディマーク24を同一画面上に表示させ、診断リアルタイム像20を得る際には、記録画像18に表示されているボディマークの位置と同じ部位にセンサ2を合わせて測定を行うことにより、記録画像18と同じ部位の診断リアルタイム画像20を表示させることができる。そのため、検査者が記録画像18と同じ部位の診断リアルタイム画像20を観察することにより、同一病変部の時間変位を容易に把握することができる。さらに、診断リアルタイム画像20とボディマーク24を記録手段10へ記録画像18として記録した情報を、次回の診断時にそのまま用いてもよい。その際、診断リアルタイム画像20が記録画像18と同一部位を測定しているのであれば、入力手段14でボディマーク24を新たに入力する必要はなく、記録画像18に記録されたボディマーク24と同じマークを記録手段10に自動的に記録する。
このボディマーク機能を用いて、一定期間同じ部位を観察することにより、病変部の変化の観察を行う。記録画像18に記録されたボディマーク24と同じマークを記録手段10に自動的に記録し、観察している。ここで、同じボディマーク24で記録されている記録画像18を撮影日時の情報を添付した上で、記録手段10に記録する。そして、記録手段10に記録されている記録画像18が撮影日時順に並ぶよう、画像表示回路9で表示形式を変換し、その表示形式をモニタ8に表示させる。よって、同じ部位を観察した記録画像を並べてモニタ8に表示させる(図示しない。)ことにより、病変部の変化を把握しやすくなる。
また、ボディマーク24に加えて、被検体の氏名、性別、生年月日、撮影箇所、診断経過、治療経過情報等を含む電子カルテ情報を記録画像18と共に記録手段10に保存させておくこともできる。記録画像18をモニタ8に表示させる際、電子カルテ情報を読み出し同一画面に表示させる。この電子カルテ情報は、例えば表形式に表示され、撮影日時を入力手段14で選択すれば、その選択された撮影日時の記録画像18を読み出し、表示させることもできる。
このように電子カルテ情報を記録画像18に付加して表示させることにより、被検体の診断箇所のみならず、その検査履歴も把握することができ、より検査の効率及び質を向上させることができる。
上述した記録画像18、ボディマーク24、電子カルテ情報は、ネットワークを介して他の診断装置との共有も可能である。境界線22は診断リアルタイム画像20と記録画像18の境界を示しているが、表示させなくてもよい。また、記録画像18の表示有無は、装置操作者の判断に委ねられ、場合によっては記録画像を表示させなくてもよい。記録画像18を表示しないことで、診断リアルタイム画像20一画面に大きく表示することができる。
次に本願発明の第2の実施形態を図3に示す。第1の実施形態と異なる点は、記録手段10に記録された記録画像18を複数枚表示させ、所望の記録画像18を選択させるための仮想画像を画像表示させることである。第1の実施形態の構成に加えて、記憶手段10と制御手段12の出力側に仮想画像を生成する仮想画像生成手段30と、制御手段12の出力側に表示画面を選択する表示画面選択手段32が設けられている。
この仮想画像とは、図4に示されるように、実際にモニタ8に表示される画面(表示画面)が何枚か用意されている空間であり、例えば、仮想画像サイズが30文字25行に設定されているとした場合、仮想画像34上の一部(16文字2行分)だけをモニタ8に表示している、いわばカーソル38のような部分を指す。操作者が実際に見える部分は、このカーソル38を通した仮想画像の一部であり、操作者は、この仮想画像上をこのカーソル38を動かすことで、必要な部分を見ることが可能となる。本画面と仮想画面を切り換える際、入力手段14で仮想画面1にカーソルを合わせれば、仮想画面1に基づいた画面がモニタ8に表示される。
次に手順を説明する。仮想画像生成手段30でモニタ8に表示される面積のN倍をもつ空間が形成させる(N:整数)。入力手段で仮想画像数を入力し、その仮想画像数に基づいて、制御手段12を介して仮想画像生成手段30で仮想表示形式(画像数、面積等)を設定する。表示画面選択手段32で、仮想画像生成手段30によって設定された仮想画像の内、表示させたい記録画像18を選択する。そして、この仮想画像生成手段30と表示画面選択手段32を用いて、センサ2を介して得られる診断リアルタイム画像20と、診断リアルタイム画像20と同一画面に表示される記録画像18の表示形式を決定する。そして、決定された表示形式に基づいて仮想画像がモニタ8に表示される。
具体的に図5に示すように、仮想画像生成手段30及び表示選択画面選択手段32を用いて、診断リアルタイム画像20と記録画像18の同一表示画像を本画面に表示させたり、仮想画面1及び仮想画面2に、複数の記録画像18が表示させたりする。また、図9に示されるように診断リアルタイム画像と複数の仮想画面を1画面に表示させてもよい。仮想画像生成手段30は、仮想画面1及び仮想画面2には、操作者が画像として認識できる範囲、例えば50mm×70mmの仮想画像34を複数枚表示させる。そして、表示されている仮想画像の内、本画面に表示させたい記録画像18を入力手段14で選択する。選択された記録画像37は、表示画面選択手段32を介して、モニタ8に記録画像として表示される。さらに、別の仮想画像34を表示させたい場合、入力手段14で本表示画面と仮想画面1と仮想画面2との画面の切換えを行い、仮想画像34を選択する。選択された記録画像37は、表示画面選択手段32を介して、モニタ8に記録画像として表示される。この複数の仮想画像は、記録された時系列順に並ばせ、仮想画像に過去に記録された時刻を表示させておいてもよい。さらに、記録画像18を診断リアルタイム画像20と入れ替えて大きく表示させてもよい。
また、上述では記録手段10に記録する記録画像18を静止画像として説明していたが、動画像を記録させておき、モニタ8に表示させてもよく、仮想画面生成手段30を用いて、仮想画面に動画像の初期静止画像、或いは動画像を表示させる。そして、本画面に表示させたい動画像を入力手段14で選択する。選択された動画像は、表示画面選択手段32を介して、記録画像としてモニタ8に表示される。
また、心臓等を撮影する場合、被検体の心電に同期させて動画像と診断リアルタイム画像を表示することが必要になる。そこで、被検体からの心電波形を時系列パルスに変換して取得する生体信号取得部を備えておく(図示しない。)。生体信号取得部は被検体から取得された心電パルスを記録手段10へ出力し、記録手段10は、被検体の動画像と共に心電パルスを記録させる。そして、仮想画面で選択された動画像は、画面表示処理回路6を通じて心電パルスと共にモニタ8に出力される。画像表示処理回路は、この動画像をモニタ8に表示させる際、心電波形の例えばR波のような特徴波形を基準とし、診断リアルタイム画像20も診断リアルタイム画像20を取得する時に得られる特徴波形を基準に動画像に同期してモニタ8表示させる。このように動画像の記録画像18と診断リアルタイム画像20を表示させることにより、動画像同士で比較を行うことができる。特に治療部位観察したい場合、時系列的に動画像で記録された記録画像18を並べて表示させることにより、診断リアルタイム画像20と比較し、治療経過を確かめることもできる。もちろん、記録画像18同士で比較することもでき、それらで治療経過を確かめてもよい。なお、上記では心電波形に特化して説明したが、生体信号取得部で取得する信号は心電波形に限らず、脈波、呼吸等であってもよい。
また、図6に示されるように、一表示画面内に複数の仮想画像34を記録画像18として同時に表示させることもできる。この実施形態では、表示画面選択手段32を用いて、複数の仮想画像34から選択し、選択された仮想画像34は、モニタ8に記録画像37として表示される。
なお、表示画面選択手段32で選択された記録画像37の枚数に応じて表示される記録画像18の拡大率を画像表示処理回路6で設定し、モニタ8に表示させてもよい。例えば、1枚選択すれば、記録画像18に1枚表示され、2枚選択すれば、記録画像18に左右に2枚表示され、3枚選択すれば、上段に2枚、下段に1枚表示される。
また、記録画像18として表示されている複数の仮想画像の内、拡大して表示させたい場合、複数の記録画像18の内、所望の記録画像18を入力手段14で選択する。選択された記録画像37は、表示画面選択手段32を介して拡大して表示される。
図7に示されるように、診断リアルタイム画像20と同一画面に表示される記録画像18は、他の仮想画像にて表示されている複数の記録画像の中から操作者が入力手段14を介して、任意に選択することが可能である。ハード構成は図6の場合と同様であるので、説明は省略する。記録手段10に記録される記録画像18は上部から撮影順に記録されており、記録画像18は入力手段14と仮想画面生成手段30を介して上下にスクロールされる。よって、前回撮影した記録画像18を見たい場合、下部に保存されている記録画像18を入力手段14で選択する。スクロールして選択された記録画像18は画像表示処理回路6を介してモニタ8に表示される。以上、図6,7は記録画像18の表示例を示したが、上述したように記録画像18に心電と同期させた動画像を表示させてもよい。
さらに、図8に示すように記録画像18と診断リアルタイム画像20の表示面積比を、診断リアルタイム画像20と記録画像18の仕切り線22を入力手段14で動かすことで相対的に変更する。画像の拡大、縮小に関してのみ例えば特開2001-75552号公報に記載されているような従来の技術を用いる。仕切り線22を左右に動かすことにより、制御手段12は記録画像18と診断リアルタイム画像20に適用される例えば拡大フィルタ、縮小フィルタを制御する(図示しない。)。表示される記録画像18及び診断リアルタイム画像20の大きさは、両画像をモニタ8の範囲内に収まるようになっている。具体的には、仕切り線22を右方向に移動させて、記録画像18を拡大フィルタに掛けて拡大すれば、拡大した分、診断リアルタイム画像20を縮小フィルタに掛けて縮小を行う。仕切り線22を左方向に移動させた時は逆の動作を行う。
次に第3の実施形態として、方向合わせの例を図10に示す。第1の実施形態及び第2の実施形態と異なる点は、診断リアルタイム画像20と、記録画像18の方向合わせを行うことである。一般に超音波診断装置で得られた画像には、ビームの走査方向を示す記号61が付与されている。超音波ビームの打ち出し向きには、図11に示すような記号61を付与されていることが多い。探触子にも、同様にビームの走査方向が分かる印が付与されている。ビーム走査方向確認手段50で記号61が記録画像18と診断リアルタイム画像20とで一致しているかどうかを確認する。
操作者はこの印を確認し、診断リアルタイム画像20を取得するため、探触子の向きと、診断リアルタイム画像20の向きは一致するようになっているが、記号61が記録画像18と診断リアルタイム画像20と異なる場合、つまり探触子の向きが異なり、記録画像18と診断リアルタイム画像20が反転して表示される場合、ビーム走査方向確認手段50から記録画像方向反転部52に指令し、記録画像方向反転部52は記録画像18を左右反転する。反転された記録画像18は画面分割数、位置、面積を設定され、モニタ8に表示させる。
何らかの要因によりビーム走査方向が逆の画を取ってしまった場合、通常、裏から見た画像が保存されてしまうため、同一部位でも裏表の画像は、診断に容易でない。本実施形態はこれを防ぐためのものである。
次に第4の実施形態として、病変部をパターンマッチングして認識させる例を図12に示す。パターンマッチングの詳細は、特開平5-89244等に開示されている。
診断リアルタイム画像取得部70では、上記のセンサ2と信号処理部4を介して診断リアルタイム画像を取得し、診断リアルタイム画像パターン形成部72では、診断リアルタイム画像中のパターンを認識させる。画像記録部74すなわち記録手段10では、過去に取得した記録画像が複数記録されており、記録画像パターン形成部76では、記録画像パターンを認識させる。ここで言うパターンとは、例えば画像中の病変部の特徴画像である。記録画像18中にある病変部をテンプレート画像として記録手段に保存し、その病変部のパターンを認識させている。
パターンパッチング部78では、パターンマッチング条件設定部84において、符合の条件設定を行う。この符合条件は、符合率など同様の部位描出と断定できるパラメータであれば何でも良い。ここでは記録画像及び診断リアルタイム画像による部位を断定するテンプレート画像の一致する度合を符合率とする。符合条件は、例えば、テンプレート画像同士の符合率が80パーセント以上であると条件を設定したり、記録画像中で最も符合率が高いものと条件を設定したりする。画像記録部74に記録されている記録画像と診断リアルタイム画像とでパターンマッチングを行うことになるため、時間的に病変部が変化している箇所のテンプレート画像同士でパターンマッチングすることになる。そのため、テンプレート画像が変化しているに伴い、過去に記録した時間等を換算して符合率を設定する必要がある。そこで、符合率設定部は、経過時間間隔が長くなるにつれて、符合率(一致度)を下げる。例えば、1年経っていたら、符合率は80パーセントとしたり、2年経っていたら、符合率は60パーセントとしたりし、(係数/経過年数)×100=符合率として計算する。
パターンマッチング部78では、診断リアルタイム画像パターン形成部72と記録画像パターン形成部76で形成されたテンプレート画像のパターンマッチングを行い、記録画像とテンプレート画像との一致符合率を演算し、符合率の最大値を検索する。符合率が最大値となる診断リアルタイム画像20と記録画像18を最大符合率画像表示部82すなわちモニタに表示させる。このように、記録画像18と診断リアルタイム画像20を表示させることにより、診断リアルタイム画像に一致した記録画像を自動的に表示させることができる。そのため、検査者は病変部の変化が直ぐに把握することができ、診断効率が向上する。
記録画像と診断リアルタイム画像とで病変部があまりにも変わり過ぎて、パターンマッチング部78でお互いのテンプレート画像でパターンマッチングが取れない場合は、病変部の背景の特徴画像例えば、臓器の形や動脈の位置情報を用いてパターンマッチングを行う。
図13に示されるように、記録画像と、診断リアルタイム画像とパターンマッチングを行い、診断リアルタイム画像と、記録画像がある符合率を満たす一致をみたら、診断リアルタイム画像を画像記録部74に自動保存する。このように、パターンマッチングにて、符合条件を満たした場合、診断リアルタイム画像は保存され、記録画像は事前設定に則り、次のスクリーニング記録画像へと表示が切り替わり、その記録画像と同一部位の診断を引き続き行う。このようルーチンワークにおいて、走査手順は使用各施設にて一定であり、取得診断リアルタイム画像も決められていることが多い。よって、記録保存する診断リアルタイム画像も決まっている。ルーチンワーク手順には、使用施設により違いがあるため、最初に本機能を使用する際に、ルーチンの雛型を各施設ごとに準備する。ルーチンの雛形とは、施設毎のルーチン手順に則った順に画像を記録したものである。ルーチン検査に入ると、前期雛型に則り、記録画像が自動的に順に表示される。本機能により、操作者は過去の診断リアルタイム画像と比較した診断を行い、過去ルーチンと同一手順にて診断を行うことが可能となり、診断効率の向上を図ることができる。
図14は、診断リアルタイム画像と、これと比較するための記録画像読み出しの詳細を説明するものである。ある部位診断の際、後の診断、観察容易のため、大きさ、向きなどが多少異なる画像を画像記録部74に複数記録していることがある。そこで、パターンマッチング部78で診断リアルタイム画像の特徴部62と複数の記録画像の特徴部64で次々にパターンマッチングを行う。診断リアルタイム画像と同時表示する記録画像には、パターンマッチングにより、前記複数の記録画像から診断リアルタイム画像と最もパターンの近い画像をモニタに自動表示する。本機能により、診断部位の記録画像における、過去の状態との形態比較が容易となり、診断効率の向上につなげることができる。
また、前述のパターンマッチング機能を用いた画像読み出し、保存を可能とすることで操作者によらず、一定範囲において、同様の臨床画像取得ができる。
また、超音波装置始め、方向依存性がある装置にて取得された画像には、前述のような方向指示記号が付与されている。パターンマッチング部78で、この記号位置をパターンマッチング等の位置把握手段により確認し、記録画像の向きを判断する。センサ2より得られる診断リアルタイム画像、記録画像ともに、診断リアルタイム画像に表示される記号を、ビーム走査方向確認手段15により確認される。診断リアルタイム画像と記録画像のビーム走査方向が一致した場合、双方ともそのままの位置関係にてモニタに画像を表示する。もし、走査方向が異なっていた場合、記録画像の方向を反転させることで、双方の位置関係を合わせ、モニタに表示する。
第1の実施形態の全体構成ブロックを示す図。 第1の実施形態の表示形式を示す図。 第2の実施形態の全体構成ブロックを示す図。 第2の実施形態の表示構成を示す図。 第2の実施形態の表示形式を示す図。 第2の実施形態の表示形式を示す図。 第2の実施形態の表示形式を示す図。 第2の実施形態の表示形式を示す図。 第2の実施形態の表示形式を示す図。 第3の実施形態の全体構成ブロックを示す図。 第3の実施形態の表示形式を示す図。 第4の実施形態の全体構成ブロックを示す図。 第4の実施形態の全体構成ブロックを示す図。 第4の実施形態の表示形式を示す図で。
符号の説明
2 センサ、4 信号処理回路、6 画像表示処理回路、8 モニタ、10 記録手段、12 制御手段、14 入力手段、18 記録画像、20 診断リアルタイム画像、30 仮想画面生成手段、32 表示画面選択手段、78 パターンマッチング部

Claims (4)

  1. 過去に撮影した画像を記録する記録手段と、前記画像を表示させる表示手段とを備え、リアルタイムに撮影している診断画像と前記記録手段に記録されている記録画像とを同一画面に表示させる医療画像診断装置において、前記記録画像及び前記診断画像の大きさを任意に可変する指令を出す入力手段と、前記入力手段に入力された指令に基づいて、前記記録画像及び前記診断画像の画面分割数、表示位置及び表示面積の画像処理を行う画像処理手段を備えることを特徴とする医療画像診断装置。
  2. 過去に撮影した画像を記録する記録手段と、前記画像を表示させる表示手段とを備え、リアルタイムに撮影している診断画像と前記記録手段に記録されている記録画像とを同一画面に表示させる医療画像診断装置において、前記記録画像を複数表示させる仮想画面生成手段と、前記複数の記録画像の内、前記診断画像と共に表示画面に表示させる前記記録画像を選択する表示画面選択手段とを備え、前記選択された前記記録画像を表示させることを特徴とする医療画像診断装置。
  3. 過去に撮影した画像を記録する記録手段と、前記画像を表示させる表示手段とを備え、リアルタイムに撮影している診断画像と前記記録手段に記録されている記録画像とを同一画面に表示させる医療画像診断装置において、前記記録画像の特徴部からテンプレート画像を形成する記録画像パターン形成部と、前記診断画像の特徴部からテンプレート画像を形成する診断画像パターン形成部と、それぞれの前記テンプレート画像における所定の符合率を設定する符合率設定部と、前記所定の符合率を満たす記録画像を選択する選択手段とを備え、前記選択された前記記録画像を表示させることを特徴とする医療画像診断装置。
  4. 前記記録画像は、撮影部位を特定するボディマークと共に記録手段に記録し、前記記録画像と前記ボディマークとを同一画面に表示させることを特徴とする請求項1乃至請求項3記載の医療画像診断装置。
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