JP2005285689A - 片口金蛍光ランプ - Google Patents

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Keigo Iwase
恵悟 岩瀬
Hironori Nishio
浩典 西尾
Terutaka Muramatsu
輝隆 村松
Ryosuke Matsui
良介 松井
Takeshi Yoshikawa
剛 吉川
Takashi Osawa
隆司 大澤
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Abstract

【課題】補強部材として用いられるシリコンを最冷点候補の近くに設けることにより、最冷点候補の温度を均一化してランプ特性を安定化させることを目的とする。
【解決手段】この発明に係る片口金蛍光ランプは、少なくとも1回以上屈曲させた放電路を有し、管内水銀蒸気圧をアマルガムで制御せずに最冷点により規制し、屈曲部の角部分が最冷点になり、屈曲させた放電管同士の間に熱伝導性を有する補強部材を設けた片口金蛍光ランプにおいて、屈曲部の内側の股部より最冷点側に、補強部材を設けたことを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

この発明は、最冷点候補の温度を均一化してランプ特性を安定化させた片口金蛍光ランプに関するものである。
図5は従来のU管を用いた低圧放電灯の放電管部(口金が取付られていない)を示す図である。図に示すように、この例では、発光管1は3本のU管を組合せて放電路を形成している。3本のU管を用いて放電路を形成する場合、U管同士を2箇所で接合する必要がある。接合箇所は、必然的に電極側に形成されることになる。U管は通常ガラス製であるから、この接合部は強度的に弱いので、放電管部の反電極側に力がかかった場合割れやすい。その為放電管部の反電極側にはU管同士の間にシリコン10を補強部材として設けている。図では、3本のU管があるから、3箇所にシリコン10を着け補強している。シリコン10の放電管部の長手方向の位置は、U字形状の股部(屈曲部の内側)を跨ぐように着けている。
図6は1回折り曲げられた低圧放電灯の温度分布を示す図で、周囲温度約25℃で測定したものである。図から、ランプ作動中の水銀蒸気圧を決定する冷たい個所は管屈曲部5及び6内に存在し、その温度はほぼ40℃である。温度は電極のある密閉端部の方向に70℃まで高まる。横方向管区分4の中央部は、冷たい個所とは異なり5℃高い45℃である。このように、外側の管屈曲部5、6における冷たい個所によりランプ作動中に最適な水銀蒸気圧が達成される(例えば、特許文献1参照)。
特公平2−53906号公報
従来のU管を用いた低圧放電灯は、外側の管屈曲部5、6における冷たい個所(最冷点)によりランプ作動中に最適な水銀蒸気圧が達成されるが、図5に示す3本のU管を用いて放電路を形成したものでは、最冷点候補となる外側の管屈曲部5、6が6箇所ある。例えば、風等の影響でこれらの最冷点候補の温度にばらつきが生じて、ランプ特性が安定しないという問題点があった。
また、補強部材としてのシリコン10は、U字形状の股部(屈曲部の内側)を跨ぐように着けているので、6箇所ある最冷点候補からは若干離れている。シリコン10は熱伝導性があり、U管同士の間に設けられるので、そこではU管同士の温度差を少なくするような作用をする。しかし、最冷点候補の温度を均一化するには、シリコン10の位置が6箇所ある最冷点候補からは離れすぎている。
この発明は、上記のような問題点を解決するためになされたもので、補強部材として用いられるシリコンを最冷点候補の近くに設けることにより、最冷点候補の温度を均一化してランプ特性を安定化させることを目的とする。
この発明に係る片口金蛍光ランプは、少なくとも1回以上屈曲させた放電路を有し、管内水銀蒸気圧をアマルガムで制御せずに最冷点により規制し、屈曲部の角部分が最冷点になり、屈曲させた放電管同士の間に熱伝導性を有する補強部材を設けた片口金蛍光ランプにおいて、屈曲部の内側の股部より最冷点側に、補強部材を設けたことを特徴とする。
この発明に係る片口金蛍光ランプは、上記のように構成することにより、最冷点候補の温度を均一化してランプ特性を安定化させることができる。
実施の形態1.
図1〜4は実施の形態1を示す図で、図1は片口金蛍光ランプの構成を示す図、図2は片口金蛍光ランプの温度測定を行った最冷点候補の位置を示す図、図3は最冷点候補の温度の測定結果であり、従来のものと比較して示した図、図4は片口金蛍光ランプの変形例を示す図である。
図1は片口金蛍光ランプ(形名FHT57EX−N)の構成を示し、発光管1は3個のU管を用い、それぞれのU管は2つの縦方向管区分2、3及び横方向管区分4を備える。縦方向管区分2、3と横方向管区分4との間の管移行部は、管屈曲部5、6であり、ここに最冷点が形成される。
U管の管外径は12mmである。但し、U管の管外径は12mmに限定されるものではない。本実施の形態はそれ以外の管径のものにも適用可能である。
そして、横方向管区分の内側の股部より先端側(最冷点側)のU管同士の間に、補強部材であるシリコン10が設けられている。本実施の形態は、ここに特徴がある。シリコン10は熱伝導性があり、U管同士の間に設けることによりそれらの温度を均一化するように作用する。そして、シリコン10がU管の股部より最冷点側にあるので、6箇所ある最冷点候補の温度を均一化するように作用することが予想される。
そこで、実際に点灯中の最冷点候補の温度を測定し、従来のものと本実施の形態のものとの比較を行った。
図2は温度測定に用いた片口金蛍光ランプ(形名FHT57EX−N)を示し、管屈曲部である6箇所の最冷点候補a〜fに熱電対を付けて点灯中の安定後の温度を測定した。
従来のものも同じように測定したが、異なるのはシリコン10の位置が従来のものはU管の股部を跨ぐように着けらているのに対し、本実施の形態のものは図2に示すようにU管の反電極側の先端部分に着けられている点である。
図3に6箇所の最冷点候補の点灯中の安定後の温度を測定した結果を示す。
図3のように、従来のものでは最冷点候補の温度は16.9〜24.1℃(ΔT2=7.2℃)の範囲にあるのに対し、実施例では最冷点候補の温度は19.7〜22.5℃(ΔT1=2.8℃)の範囲にある。このように、実施例の最冷点候補の温度のばらつきが、従来のものに比べ大幅に減少しているのが解る。
以上のように、熱伝導性を有する補強部材であるシリコン10を横方向管区分の内側の股部より先端側(最冷点側)のU管同士の間に設けることにより、シリコン10が発光管1の補強になると共に、従来のシリコン10をU管の股部を跨ぐように着けられたものにくらべ、最冷点候補の温度のばらつきを大幅に減少させることがで、ランプ特性を安定化することができる。
シリコン10は横方向管区分の内側の股部より先端側(最冷点側)のU管同士の間に設ければよいが、6箇所ある最冷点候補間を架橋するように設けるのが最適な位置である。
上記の説明では、図1の片口金蛍光ランプ(形名FHT57EX−N)を例に挙げて説明したが、図4に示すような接合により形成されたH形状の屈曲部を有するものにも適用できる。この場合も、シリコン10をH形状の屈曲部の内側の股部より先端側(最冷点側)のU管同士の間に設けることにより、最冷点候補の温度のばらつきを大幅に減少させることがで、ランプ特性を安定化することができる。
実施の形態1を示す図で、片口金蛍光ランプの構成を示す図である。 実施の形態1を示す図で、片口金蛍光ランプの温度測定を行った最冷点候補の位置を示す図である。 実施の形態1を示す図で、最冷点候補の温度の測定結果であり、従来のものと比較して示した図である。 実施の形態1を示す図で、片口金蛍光ランプの変形例を示す図である。 従来のU管を用いた低圧放電灯の放電管部(口金が取付られていない)を示す図である。 従来の1回折り曲げられた低圧放電灯の温度分布を示す図である。
符号の説明
1 発光管、2,3 縦方向管区分、4 横方向管区分、5,6 管屈曲部、10 シリコン。

Claims (1)

  1. 少なくとも1回以上屈曲させた放電路を有し、管内水銀蒸気圧をアマルガムで制御せずに最冷点により規制し、前記屈曲部の角部分が最冷点になり、屈曲させた放電管同士の間に熱伝導性を有する補強部材を設けた片口金蛍光ランプにおいて、
    前記屈曲部の内側の股部より最冷点側に、前記補強部材を設けたことを特徴とする片口金蛍光ランプ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010507204A (ja) * 2006-10-17 2010-03-04 オスラム ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 低圧放電ランプ

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