JP2005285147A - 通信システム、基地局及び情報提供方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 信号機の通行規制の状態を容易に把握することのできる通信システム及び情報提供方法を提供する。
【解決手段】 道路の通行を規制する信号機7が行う通行規制を制御する制御手段と、信号機7に取付けられ、制御手段が行う通行規制の状態に関する情報を送信する規制情報送信手段と、規制情報送信手段から送信された通行規制の状態に関する情報を受信する規制情報受信手段を有する端末装置2とを備える。
【選択図】 図1
【解決手段】 道路の通行を規制する信号機7が行う通行規制を制御する制御手段と、信号機7に取付けられ、制御手段が行う通行規制の状態に関する情報を送信する規制情報送信手段と、規制情報送信手段から送信された通行規制の状態に関する情報を受信する規制情報受信手段を有する端末装置2とを備える。
【選択図】 図1
Description
本発明は、端末装置へ情報を提供する通信システム、基地局及び情報提供方法に関する。
従来、端末装置の使用者が道路を通行する際に利用するシステムとして、端末装置の現在位置を確認するシステムや、端末装置の現在位置に応じた飲食店、遊戯施設、道案内情報等の地域情報を提供するシステムがある。これらのシステムにおいて、端末装置の位置は、GPS(Global Positioning System)を用いる方法や、いわゆるセルラー方式の携帯電話サービスのサービス提供領域に設けられた基地局毎に割り当てられたセルIDを用いる方法等によって検出されている。
GPSを用いる方法では、端末装置にGPS受信機を設け、複数のGPS衛星から発信されるGPS信号を受信して位置を検出する。又、セルIDを用いる方法では、セルラー方式の携帯電話サービスで必要となる基地局のセルIDを用いて、端末装置が受信可能な基地局のセルIDから位置を検出する。
又、端末装置の使用者が道路を通行する際には、道路の通行を規制する信号機に従う必要がある。当該信号機が行う通行規制の状態は、信号灯の点灯の色や信号機に設けられたスピーカーからの音声によって前記使用者へ伝えられている。
しかしながら、信号機の通行規制の状態を、信号灯の点灯の色や信号機に設けられたスピーカーからの音声によって伝える方法では、視覚や聴覚に障害がある、どの音声がどの方向が横断可能であることを示すのか分かりにくい等の理由により、正確に把握することが困難な場合があった。
そこで、本発明は以上の点に鑑みてなされたもので、信号機の通行規制の状態を容易に把握することのできる通信システム及び情報提供方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る通信システムは、道路の通行を規制する信号機が行う通行規制を、制御する制御手段と、前記信号機に取付けられ、前記制御手段が行う通行規制の状態に関する情報を送信する規制情報送信手段と、該規制情報送信手段から送信された通行規制の状態に関する情報を受信する規制情報受信手段を有する端末装置とを備えることを特徴とする。
この発明によれば、前記規制情報送信手段から、端末装置の規制情報受信手段へ通行規制の状態に関する情報が提供されるため、道路を通行する端末装置の使用者は、自己の手元にある端末装置で、前記通行規制の状態に関する情報を知ることができ、前記信号機の通行規制の状態を容易に把握できる。
更に、前記制御手段は、前記通行規制のパターンを変更可能であり、前記端末装置は、前記制御手段に対してパターンの変更を要求する変更要求手段を備えるようにしてもよい。これによれば、前記変更要求手段からの要求を受けて、前記制御手段が、前記通行規制のパターンを変更する。そのため、端末装置の使用者は、通行規制のパターンの変更を自己の手元にある端末装置の変更要求手段から容易に要求でき、当該要求を受けて、前記制御手段が前記通行規制のパターンの変更を行うため、容易にパターンを変更することができる。
又、本発明に係る基地局は、道路の通行を規制する信号機が行う通行規制を制御する制御手段を有する信号機と、前記制御手段が行う通行規制の状態に関する情報を送信する規制情報送信手段とを備えるようにしてもよい。この発明によれば、前記規制情報送信手段が、道路を通行する端末装置の使用者の手元にある端末装置へ、信号機が行う通行規制の状態に関する情報を知らせることができる。
本発明によれば、信号機の通行規制の状態を容易に把握することのできる通信システム及び情報提供方法を提供することができる。
(通信システムの全体構成)
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。図1は本実施形態に係る通信システムの概略構成を示すブロック図である。図1に示すように、本実施形態に係る通信システムは、基地局1と、端末装置2と、地域情報提供サーバ3と、警察サーバ4と、通信網5と、通信網6とから構成される。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。図1は本実施形態に係る通信システムの概略構成を示すブロック図である。図1に示すように、本実施形態に係る通信システムは、基地局1と、端末装置2と、地域情報提供サーバ3と、警察サーバ4と、通信網5と、通信網6とから構成される。
基地局1は、図1に示すように信号機7と情報提供装置8とから構成される。信号機7は、道路9に沿って配置される構造物であり、道路9の通行を規制するものである。構造物は、道路9に沿って配置されるものである必要があり、例えば、信号機、交番、ポスト、ガードレール、道路標識、街灯、横断歩道橋等を用いることができる。このように、基地局1を、道路に沿って配置される構造物を利用して構築するため、容易に設置することができる。図2は、本実施形態に係る信号機7の機能を示すブロック図である。図2に示すように、信号機7は、制御手段10と、記憶手段11と、出力手段12とから構成される。
制御手段10は、信号機7が行う通行規制を制御するものである。本実施形態では、通行規制のパターンを変更することが可能なものを用いた。記憶手段11は、制御手段10が行う通常の通行規制のパターンを記憶するものである。ここで、通行規制のパターンは、横断可能段階、横断可能から横断不可能への移行段階、横断不可能段階、横断不可能から横断可能への移行段階等の各段階の組み合わせとその順番や、各段階の時間等によって定められている。又、一般的に、信号機7が行う通行規制は、信号灯の点灯の色によって、道路9を通行する者へ伝えられる。そのため、通行規制のパターンを、横断可能段階を意味する青色、横断不可能段階を意味する赤色、横断可能から横断不可能への移行段階を意味する黄色の点灯時間、点滅時間、点灯の順番等によって定めてもよい。
制御手段10は、通常は、記憶手段11に記憶された通行規制のパターンを読み取り、それに従って通行規制を制御する。そして、端末装置2から制御手段10に対して、通行規制のパターンの変更が要求された場合には、制御手段10は、当該要求に従って通行規制のパターンを変更し、通行規制を行う。尚、端末装置2からの通行規制のパターンの変更要求や、通行規制の状態に関する情報(以下「通行規制情報」という)の提供の要求は、情報提供装置8を介して、信号機7の制御手段10へ伝えられ、制御手段10からの通行規制情報は、情報提供装置8を介して、端末装置2へ伝えられる。
出力手段12は、制御手段10による通行規制の指示を出力するものであり、例えば、ランプやLED等を発光源とする信号灯や、スピーカー等が用いられ、信号灯の点灯の色や、スピーカーからの音声により、制御手段10が行う通行規制の指示が出力される。
図3は、本実施形態に係る情報提供装置8の機能を示すブロック図である。情報提供装置8は、信号機7に取り付けられ、信号機7の位置情報を端末装置2へ送信したり、信号機7、地域情報提供サーバ3や警察サーバ4から端末装置2へ提供される情報を、端末装置2へ送信するものである。情報提供装置8は、図3に示すように記憶手段13と、通信手段14と、通信手段15とから構成される。
記憶手段13は、道路に沿って配置される構造物の位置情報を提供する位置情報提供手段である。本実施形態では、記憶手段13は、構造物に取り付けられる情報提供装置8に設けられ、前記構造物の位置情報のみを記憶し、当該位置情報を通信手段14へ提供する。即ち、記憶手段13は、例えば、X町Y丁目の交差点にある信号機7に取り付けられ、当該信号機7の位置はX町Y丁目の交差点であることを記憶し、当該位置情報を通信手段14へ提供する。
通信手段14は、構造物に取り付けられ、微弱電波を介して構造物の位置情報を送信する位置情報送信手段であり、かつ、制御手段10が行う通行規制情報を送信する規制情報送信手段である。位置情報送信手段は、構造物に取り付け可能で、微弱電波を介して構造物の位置情報を送信するものであればよい。ここで、微弱電波とは、電波の出力が数mW程度のものをいい、その伝送距離は、10cm〜10m程度である。このように、電波の出力が数mWで、伝送距離が10m以下の微弱電波を用いると、位置検出精度が高められる。
規制情報送信手段は、信号機7に取り付け可能で、制御手段10が行う通行規制の状態に関する情報を送信可能なものであればよく、微弱電波を用いるものには限られない。
又、通信手段14は、警察情報等の秘密保持の必要な情報をやり取りする場合には、特定の相手との間で接続を許可する接続認証と、情報を第三者に盗聴されないようにするための暗号化の処理が可能なものであることが好ましい。
本実施形態では、通信手段14として、ブルートゥース送受信機14を用いた。ここで、ブルートゥースとは、2.4GHz帯のISM(Industrial Scientific Medical)帯に、帯域幅が1MHzのチャネルを79個設定し、1秒間に1600回チャネルを切り換える微弱電波による周波数ホッピングを介して、特定のシーケンスで接続の設定、通信を行うインターフェースを備える無線データ通信技術である。ブルートゥース送受信機14は、電波の出力が1mW程度であり、伝送距離が10m程度であるため、端末装置2の位置検出精度を高めることができ、かつ、接続認証と暗号化の処理が可能であるため好ましい。
尚、本実施形態では、通信手段14は、端末装置2から送信された制御手段10に対する通行規制情報の提供要求や、通行規制のパターンの変更要求を受信し、制御手段10へ供給したり、制御手段10から端末装置2へ提供される通行規制情報を、制御手段10から取得し、端末装置2へ送信したり、端末装置2から送信された自装置の位置や警察情報を受信し、通信手段15へ供給したり、地域情報提供サーバ3や警察サーバ4から端末装置2へ提供される情報を、通信手段15を介して取得し、端末装置2へ送信する役割も担っている。通信手段15は、通信網5や通信網6で接続された地域情報提供サーバ3や警察サーバ4と通信を行うものである。
図4は、端末装置2の機能を示すブロック図である。端末装置2は、道路9を通行する者が使用するものであり、例えば、携帯電話、PDA(携帯情報端末)等を用いることができる。図4に示すように、端末装置2は、位置検出手段16と、入力手段17と、記憶手段18と、出力手段19とから構成される。
位置検出手段16は、微弱電波を介して、通信手段14から送信された位置情報を取得し、自装置の位置を検出するものである。本実施形態では、位置検出手段16は、通信手段20と、演算手段21とから構成される。通信手段20は、微弱電波を介して、通信手段14から送信された位置情報を受信するものである。本実施形態では、ブルートゥース送受信機20を用いた。
演算手段21は、通信手段20が受信した位置情報を基に、自装置の位置を演算するものである。例えば、構造物の位置情報を取得し、当該位置を中心とした半径Xmの範囲内に端末装置2があるとして位置を演算し、検出することができる。ここで、Xmは、通信に用いられている微弱電波の伝送距離に相当する。このように信号機7に取り付けられた通信手段14から、微弱電波を介して信号機7の位置情報を取得する場合、端末装置2は、信号機7から微弱電波が届くような狭い伝送範囲内に存在することになる。よって、信号機7の位置情報を基に、上記方法により自装置の位置を演算すれば、正確な位置を検出できる。又、この方法によれば、演算手段21は、複雑な計算をすることなく、簡単に端末装置2の位置を求めることができる。
又、端末装置2の通信手段20が、通信手段20からの微弱電波の伝送範囲内にある複数の基地局1の通信手段14と接続をし、演算手段21が、複数の通信手段14からの電波強度と、構造物の位置情報を取得して、端末装置2の位置を演算し、検出することができる。具体的には、演算手段21が、各通信手段14からの電波強度より、通信手段14が取り付けられた構造物から端末装置2までの距離を推定し、推定した距離と前記位置情報から、端末装置2の位置を演算し、検出する。これによれば、端末装置2のより正確な位置を検出できる。
尚、本実施形態では、通信手段20は、制御手段10に対する通行規制情報の提供要求や、通行規制のパターンの変更要求、自装置の位置、警察情報等を通信手段14へ送信したり、通信手段14が送信する地域情報提供サーバ3や警察サーバ4からの情報や、通行規制情報を受信する役割も担っている。又、通信手段20は、警察情報等の秘密保持の必要な情報をやり取りする場合には、接続認証と暗号化の処理が可能なものであることが好ましい。
入力手段17は、端末装置2の使用者が指示等を入力するものであり、例えば、手で操作を行うキー等の他、音声入力を行うマイクロホン等を用いることができる。記憶手段18は、通信手段14から送信された構造物の位置情報や、位置検出手段16が検出した自装置の位置、通行規制情報の提供要求の指示内容や、通行規制のパターンの変更要求の指示内容等のデータを記憶するものである。入力手段17や記憶手段18は、通信手段20と共に、制御手段10に対して、通行規制情報の提供を要求する規制情報要求手段と、通行規制のパターンの変更を要求する変更要求手段を実現する。
例えば、道路9を通行する端末装置2の使用者が、視覚や聴覚に障害がある、或いは、視覚等は正常なものの、どの音声がどの方向が横断可能であることを示すのか分かりにくい、騒音や日光の照射等が原因で、信号灯の点灯の色やスピーカーからの音声が分かりにくい等の理由により、信号機7の通行規制の状態を、正確に把握することが困難な場合がある。このような場合に、端末装置2から通行規制情報の提供要求が行われる。
又、例えば、道路9を通行する端末装置2の使用者が、障害者、負傷者、高齢者、妊婦、乳母車や車椅子の利用者である等の理由により、横断に時間がかかるため、自己の進行方向の横断可能な時間を延長したい場合がある。又、種々の理由により、早く横断したい場合に、自己の進行方向と交差する方向の信号機の横断可能な時間を短縮させたい場合がある。又、交差点の通行を全て横断不可能にしたい場合等もある。このような場合に、端末装置2から、横断可能時間の延長、短縮、通行不可能化等の通行規制のパターンの変更要求が行われる。
上記のような通行規制情報の提供要求や通行規制のパターンの変更要求は、入力手段17により、提供要求の指示や変更要求の指示を入力し、通信手段20により当該指示を送信することによって行われる。又、視覚や聴覚に障害があり、信号機7に対して、常に通行規制情報の提供要求を行いたい場合や、障害者や高齢者であるため、信号機7に対して、常に変更要求を行いたい場合には、予め記憶手段18に、提供要求の指示内容や変更要求の指示内容を記憶させておき、通信手段14と通信手段20の接続が確立すると、通信手段20が自動的に前記指示を記憶手段18から取得し、送信することによって行われるようにしてもよい。
又、上記のように、常に通行規制情報の提供要求や変更要求を行いたい場合には、端末装置2に登録番号や記号等を付与し、当該番号等に対応する提供要求の指示内容や変更要求の指示内容を予め定め、前記番号等を記憶手段18に記憶させておき、前記番号等と前記提供要求の指示内容や変更要求の指示内容の関係を、信号機7の記憶手段11に記憶させておくこともできる。この場合には、端末装置2が制御手段10に対して、前記提供要求や前記変更要求として、端末装置2の前記番号等を提供し、当該番号等を取得した制御手段10が、当該番号等を基に記憶手段11から当該番号等の端末装置2の使用者が要求する提供内容や変更内容を検索し、取得した提供内容や変更内容に従って、通行規制情報を提供したり、通行規制のパターンを制御してもよい。
出力手段19は、通信手段20が受信した地域情報、警察情報や通行規制情報、位置検出手段16が検出した自装置の位置を、出力するものであり、文字や画像を表示することにより情報を出力するディスプレイや、音声により情報を出力するスピーカー、振動により情報を出力するバイブレータ等を用いることができ、それらを全て備えるようにしてもよい。
地域情報提供サーバ3は、端末装置2の位置に応じた地域情報を提供するものである。図5は、地域情報提供サーバ3の概略構成を示すブロック図である。地域情報提供サーバ3は、地域情報データベース22と、地域情報提供手段23とから構成されている。地域情報データベース22は、地域情報が記憶されており、例えば、病院、博物館、遊園地、飲食店や各種店舗等の各種施設に関する情報、イベント情報、目的地までの距離や次の交差点名等の目印、進行する方向等を知らせる道案内情報、地図情報、接続路線や時刻表などの交通機関に関する情報、各地域で発生した渋滞、事故、事件に関する情報、クーポン等の広告配信、障害者、負傷者、高齢者、乳母車や車椅子の利用者等のためのエレベーターの設置場所や、階段、スロープの有無等に関する情報といった地域情報が記憶されている。
地域情報提供手段23は、位置検出手段16が検出した位置を取得し、当該位置に応じた地域情報を地域情報データベース22から検索して、端末装置2へ提供するものである。尚、通信手段15と地域情報提供サーバ3とを通信網5で接続し、通信手段14を介して、地域情報提供手段23が、端末装置2の通信手段20より送信された位置を取得したり、端末装置2の通信手段20が、地域情報提供手段23より送信された地域情報を取得する。又、障害者、高齢者、車椅子の利用者等が、エレベーターの設置場所、階段やスロープの有無等に関する地域情報の提供を、常に望む場合がある。そのため、端末装置2の通信手段20が、自動的に演算手段21から演算結果である位置を取得し、地域情報提供サーバ3へ送信するように設定してもよい。
又、地域情報提供手段23は、電子メールや電子メール及びその添付ファイル等として情報を送信する電子メールの発信用プロトコルであるSMTP(Simple Mail Transfer Protocol)や、HTML形式等で記述されたデータを送受信するための通信プロトコルであるHTTP(Hyper Text Transfer Protocol)や、データをファイルとして送信するためのプロトコルであるFTP(File Transfer Protocol)等に従って、情報を提供することができる。
警察サーバ4は、警察情報を管理するものである。図6は、警察サーバ4の概略構成を示すブロック図である。図6に示すように警察サーバ4は、警察情報データベース24と、警察情報受付手段25と、警察情報提供手段26とから構成されている。警察情報データベース24は、警察情報が記憶されており、例えば、交通事故や事件等に関する情報、迷子、高齢者や障害者等に関する情報、指名手配犯に関する情報、道案内情報、地図情報等が記憶されている。
警察情報受付手段25は、警察官の使用する端末装置2から送信された警察情報を受け付け、警察情報データベース24に記憶させるものである。例えば、交通事故が発生した場合に、端末装置2の入力手段17として音声入力可能なマイクロホン等を用い、事故状況の調査内容や事情徴収の内容を、警察官が事故現場で話して、記憶手段18へ音声情報として記憶させる。又、デジタルカメラやCCDカメラ付きの端末装置2等を用いて、現場の写真を撮影し、記憶手段18へ記憶させる。このようにして、調書等の警察情報が作成される。尚、この際、事故現場の位置は、位置検出手段16により端末装置2の位置を検出することにより調べ、調書を作成することができる。これによれば、端末装置2の正確な位置を含む警察情報を作成できる。又、地域情報提供サーバ3を利用して得た地域情報を用いて、調書を作成することができる。
このようにして作成された調書等の警察情報は、端末装置2の通信手段20が記憶手段18から取得し、情報提供装置8の通信手段14へ送信する。そして、端末装置2が送信した警察情報は、通信手段15と警察サーバ4とを通信網6で接続し、通信手段14を介して、警察情報受付手段25が、受け付けて、警察情報データベース24へ蓄積していく。
尚、警察情報受付手段25は、受け付けた警察情報が、音声情報である場合には、テキスト形式の情報に変換してから、警察情報データベース24に記憶させる機能を有することが好ましい。具体的には、東芝LaLaVoice等に代表される音声認識技術を用いることで、入力された音声情報をテキスト形式の情報に変換することができる。又、端末装置2として、音声入力された情報をテキスト形式に変換する機能を有するものを用い、テキスト形式に変換してから、通信手段14へ送信するようにしてもよい。
警察情報提供手段26は、警察官の使用する端末装置2へ、警察情報を提供するものである。例えば、位置検出手段16が検出した位置を取得し、当該位置に応じた警察情報、例えば、端末装置2を使用する警察官付近にいる迷子、障害者、高齢者に関する情報や、指名手配犯に関する情報を、警察情報データベース24から検索して、端末装置2へ提供する。これによれば、位置検出手段16が検出した端末装置2の正確な位置に応じた警察情報が提供され、実際の警察官の位置と適合した警察情報が提供される。尚、端末装置2の位置とは関係のない情報を提供してもよい。
又、警察官の使用する端末装置2から、警察情報の提供要求を受け付けて、当該要求に応じた警察情報を検索して、提供してもよい。例えば、警察官が記憶している指名手配犯に似た人物や怪しい人物を見かけた場合、当該人物の写真をデジタルカメラやCCDカメラ付きの端末装置2等で撮影し、端末装置2から、当該画像データと、当該人物に該当する指名手配犯に関する警察情報の提供の要求を、警察情報提供手段26へ送信する。当該要求を受けた警察情報提供手段26は、当該写真等を基に、警察情報データベース24を検索し、該当する情報を端末装置2へ提供するようにしてもよい。
尚、通信手段15と警察サーバ4とを通信網6で接続し、通信手段14を介して、警察情報提供手段26が、端末装置2の通信手段20より送信された位置や警察情報の提供要求を取得したり、端末装置2の通信手段20が、警察情報提供手段26より送信された警察情報を取得する。又、警察情報提供手段26は、SMTP、HTTP、FTP等に従って情報を提供する。
通信網5は、地域情報提供サーバ3と、通信網6は、警察サーバ4と、情報提供装置8の通信手段15とを接続するものであり、例えば、電話回線網、専用線網、デジタルデータ交換網、ISDN(Integrated Services Digital Network)、PSTN(Public Switched Telephone Network)等を用いることができる。
(通信システムを用いた位置検出方法)
次に、本実施形態に係る通信システムによる端末装置2の位置検出方法について説明する。図7は、本実施形態に係る位置検出方法の手順を示すフロー図である。まず、情報提供装置8の通信手段14と端末装置2の通信手段20との接続を確立するステップが行われる(S101)。具体的には以下の手順に従って行われる。通信手段14は、1秒間に1600回チャネルを切り換えながら、通信要求を送信する。一方、通信手段20は、常に同じホッピングパターンで、チャネルを切り替えながら通信手段14からの送信要求を待ち受けしている。そして、通信手段14と通信手段20のチャネルが一致し、同期がとれると、通信手段20は、通信手段14と同じホッピングパターンで動作を開始し、その後、接続認証を経てから、通信手段14と通信手段20の接続が確立する。
次に、本実施形態に係る通信システムによる端末装置2の位置検出方法について説明する。図7は、本実施形態に係る位置検出方法の手順を示すフロー図である。まず、情報提供装置8の通信手段14と端末装置2の通信手段20との接続を確立するステップが行われる(S101)。具体的には以下の手順に従って行われる。通信手段14は、1秒間に1600回チャネルを切り換えながら、通信要求を送信する。一方、通信手段20は、常に同じホッピングパターンで、チャネルを切り替えながら通信手段14からの送信要求を待ち受けしている。そして、通信手段14と通信手段20のチャネルが一致し、同期がとれると、通信手段20は、通信手段14と同じホッピングパターンで動作を開始し、その後、接続認証を経てから、通信手段14と通信手段20の接続が確立する。
具体的には、接続認証は以下の手順に従って行われる。通信手段14と通信手段20が各々、接続認証アルゴリズムに、128ビットの乱数、初期化キー、ブルートゥースアドレスを入力し、SRES(Signal Result)というパラメータを算出する。そして、認証応答側である通信手段14で、認証要求側である通信手段20から送信されたSRESと、自分が算出したSRESとを比較し、同一性を確認すると、接続を許可する。
次に、構造物の位置情報を通信手段14へ提供するステップが行われる(S102)。本実施形態では、記憶手段13から信号機7の位置情報が、通信手段14へ提供された。次に、通信手段14が、微弱電波を介して前記構造物の位置情報を端末装置2へ送信するステップが行われ(S103)、次いで、端末装置2の通信手段20が、微弱電波を介して前記構造物の位置情報を受信するステップが行われる(S104)。最後に、演算手段21が、通信手段20が受信した位置情報を基に、自装置の位置を演算するステップが行われる(S105)。
本実施形態では、信号機7の位置情報を取得し、当該位置を中心とした半径10mの範囲内に端末装置2があるとして位置を演算し、検出した。そして、検出した位置は、出力手段19により出力される。又、記憶手段18へ記憶させておくこともできる。尚、ステップ(S105)は、ステップ(S101)において、端末装置2の通信手段20と、通信手段20からの微弱電波の伝送範囲内にある複数の基地局1の通信手段14との接続を確立しておき、演算手段21が、複数の通信手段14からの電波強度と、構造物の位置情報を取得して、端末装置2の位置を演算することにより行ってもよい。
このような本実施形態に係る通信システム及び位置検出方法によれば、位置検出手段16は、端末装置2の使用者が通行する道路9に沿って配置される信号機7に取り付けられた通信手段14から、微弱電波を介して、信号機7の位置情報を取得する。よって、位置検出手段16は、信号機7から微弱電波が届くようなごく狭い伝送範囲内で、信号機7の位置情報を取得することとなり、当該位置情報を基に自装置の位置を検出するため、端末装置2の正確な位置を検出できる。
又、微弱電波を用いるため、端末装置2の消費電力を抑えることができる。
(通信システムを用いた地域情報提供方法)
次に、本実施形態に係る通信システムによる地域情報提供方法について説明する。図8は、本実施形態に係る地域情報提供方法の手順を示すフロー図である。
次に、本実施形態に係る通信システムによる地域情報提供方法について説明する。図8は、本実施形態に係る地域情報提供方法の手順を示すフロー図である。
ステップ(S201)、ステップ(S202)、ステップ(S203)、ステップ(S204)、ステップ(S205)は、図7に示した位置検出方法のステップ(S101)、ステップ(S102)、ステップ(S103)、ステップ(S104)、ステップ(S105)と同様であるため、ここでは説明を省略する。
ステップ(S205)に次いで、地域情報提供手段23が、位置検出手段16が検出した端末装置2の位置を取得し、当該位置に応じた地域情報を地域情報データベース22から検索するステップが行われる(S206)。最後に、ステップ(S206)により検索された端末装置2の位置に応じた地域情報を、端末装置2へ提供するステップが行われる(S207)。そして、端末装置2の通信手段20が当該情報を受信し、出力手段19が文字や画像として表示したり、音声を流すことによって、当該情報が出力される。又、記憶手段18に受信した情報を記憶させておくこともできる。
このような本実施形態に係る通信システム及び地域情報提供方法によれば、位置検出手段16が検出した端末装置2の正確な位置に応じた地域情報が提供されるため、実際の端末装置2の位置と適合した地域情報が提供される。
(通信システムを用いた通行規制情報提供方法)
次に、本実施形態に係る通信システムによる通行規制情報提供方法について説明する。図9は、本実施形態に係る通行規制情報提供方法の手順を示すフロー図である。ステップ(S301)は、図7に示した位置検出方法のステップ(S101)と同様であるため、ここでは説明を省略する。ステップ(S301)に次いで、端末装置2から、信号機7が行う通行規制の状態に関する情報の提供の要求を受け付けるステップが行われる(S302)。
次に、本実施形態に係る通信システムによる通行規制情報提供方法について説明する。図9は、本実施形態に係る通行規制情報提供方法の手順を示すフロー図である。ステップ(S301)は、図7に示した位置検出方法のステップ(S101)と同様であるため、ここでは説明を省略する。ステップ(S301)に次いで、端末装置2から、信号機7が行う通行規制の状態に関する情報の提供の要求を受け付けるステップが行われる(S302)。
次に、制御手段10が、ステップ(S302)により受け付けた情報の提供の要求に従って、通行規制情報を、端末装置2へ提供するステップが行われる(S303)。ステップ(S303)は、制御手段10が通行規制情報を、通信手段14へ供給し、通信手段14が端末装置2へ送信することによって行われる。提供される通行規制情報は、横断可能である、横断可能まであとX秒である、横断不可能である、横断可能時間はあとX秒である、横断可能から横断不可能への移行段階である、赤信号である、現在青信号の点灯中で、青信号の点灯時間は残り何秒間である等の情報である。
そして、端末装置2が、通信手段20により通行規制情報を受信し、出力手段19により出力する。出力は、通行規制情報の内容をそのままディスプレイに文字や画像として表示をしたり、スピーカーから音声として流すことによって行うことができる。又、横断可能な間、振動や一定の音声を出力し続ける方法や、青信号、黄色信号、赤信号毎を意味する音声を予め設定しておき、当該音声を通行規制情報に応じて出力することもできる。尚、端末装置2が携帯電話等の場合には、電話の着信音と異なる音で通行規制情報を出力するように、設定しておくことが好ましい。又、どのような出力手段19を用いるかは、使用者が必要に応じて選択できる。例えば、視覚障害者は、音声による出力手段を、聴覚障害者者は文字や画像による出力手段を、視覚、聴覚共に障害を持つ者は、振動による出力手段を用いることができる。
このような本実施形態に係る通信システム及び通行規制情報提供方法によれば、通信手段14から、端末装置2の通信手段20へ通行規制情報が提供されるため、道路9を通行する端末装置2の使用者は、自己の手元にある端末装置2で、信号機7が行う通行規制情報を知ることができ、信号機7の通行規制の状態を容易に把握できる。又、従来の信号機7に設けられたスピーカーからの音声によって、通行規制情報を伝える方法は、近隣住民へ騒音による被害を与えるという問題があったが、端末装置2の出力手段19によって、端末装置2の使用者のみに通行規制情報が伝えられるため、そのような問題も改善される。
(通信システムを用いた他の通行規制情報提供方法)
次に、本実施形態に係る通信システムによる他の通行規制情報提供方法について説明する。図10は、本実施形態に係る他の規制情報提供方法の手順を示すフロー図である。ステップ(S401)は、図7に示した位置検出方法のステップ(S101)と同様であるため、ここでは説明を省略する。ステップ(S401)に次いで、端末装置2から、制御手段10に対する通行規制のパターンの変更の要求を受け付けるステップが行われる(S402)。
次に、本実施形態に係る通信システムによる他の通行規制情報提供方法について説明する。図10は、本実施形態に係る他の規制情報提供方法の手順を示すフロー図である。ステップ(S401)は、図7に示した位置検出方法のステップ(S101)と同様であるため、ここでは説明を省略する。ステップ(S401)に次いで、端末装置2から、制御手段10に対する通行規制のパターンの変更の要求を受け付けるステップが行われる(S402)。
次に、制御手段10が、ステップ(S402)により受け付けた通行規制のパターンの変更の要求に従って、通行規制のパターンを変更し、通行規制を行うステップが行われる(S403)。次に、制御手段10が、パターンを変更して行っている通行規制の状態に関する情報を、端末装置2へ提供するステップが行われる(S404)。提供される通行規制情報は、横断可能時間をX秒間延長中である、X秒後に横断可能になるよう変更する等の情報である。そして、端末装置2が、通信手段20により通行規制情報を受信し、出力手段19により出力する。
このような本実施形態に係る通信システム及び通行規制情報提供方法によれば、端末装置2からの変更要求を受けて、制御手段10が、通行規制のパターンを変更する。そのため、通行規制のパターンの変更を、自己の手元にある端末装置2の入力手段17や記憶手段18、通信手段20を用いて、容易に要求でき、当該要求を受けて、制御手段10が通行規制のパターンの変更を行うため、容易にパターンを変更することができる。
(通信システムを用いた警察情報供給方法)
次に、本実施形態に係る通信システムによる警察情報供給方法について説明する。図11は、本実施形態に係る警察情報供給方法の手順を示すフロー図である。
次に、本実施形態に係る通信システムによる警察情報供給方法について説明する。図11は、本実施形態に係る警察情報供給方法の手順を示すフロー図である。
ステップ(S501)、ステップ(S502)、ステップ(S503)、ステップ(S504)、ステップ(S505)は、図7に示した位置検出方法のステップ(S101)、ステップ(S102)、ステップ(S103)、ステップ(S104)、ステップ(S105)と同様であるため、ここでは説明を省略する。
ステップ(S505)に次いで、警察情報データベース24に供給する警察情報を作成するステップが行われる(S506)。次に、作成した警察情報を、警察サーバ4に対して送信するステップが行われる(S507)。本実施形態では、ステップ(S506)により作成された調書等の警察情報は、盗聴防止のための暗号化処理が行われてから、端末装置2の通信手段20より、通信手段14へ送信される。暗号化処理は、具体的には、通信手段14が通信手段20へ128ビットの乱数を送信し、当該乱数、暗号キー、通信手段14のブルートゥースクロックとブルートゥースアドレスを、暗号化アルゴリズムに入力することによって行われる。
最後に、ステップ(S507)により送信された警察情報を、警察情報受付手段25により受け付けて、警察情報データベース24へ記憶させるステップが行われる(S508)。具体的には、端末装置2が送信した警察情報は、通信手段15と警察サーバ4とを通信網6で接続し、通信手段14を介して、警察情報受付手段25が、受け付けて、警察情報データベース24へ蓄積していく。尚、通信手段14は、暗号化された警察情報を受信した際に、元にもどす操作を行う。
又、ステップ(S508)は、警察情報受付手段24が受け付けた警察情報が音声情報である場合には、テキスト形式の情報に変換するステップを有してもよい。
このような本実施形態に係る通信システム及び警察情報供給方法によれば、端末装置2は、道路9に沿って配置される基地局1へ、端末装置2の正確な位置を含む調書等の警察情報を事故現場やその付近から送信することができ、警察情報受付手段25が、基地局1を介して前記情報を受け付けて、警察情報データベース24へ記憶させるため、ほぼリアルタイムで、警察情報を警察情報データベース24に蓄積していくことができる。
(通信システムを用いた警察情報提供方法)
次に、本実施形態に係る通信システムによる警察情報提供方法について説明する。図12は本実施形態に係る警察情報提供方法の手順を示すフロー図である。
次に、本実施形態に係る通信システムによる警察情報提供方法について説明する。図12は本実施形態に係る警察情報提供方法の手順を示すフロー図である。
ステップ(S601)は、図11に示した警察情報供給方法のステップ(S501)と同様であるため、ここでは説明を省略する。
ステップ(S601)に次いで、警察官の使用する端末装置2から、警察情報の提供の要求を受け付けるステップが行われる(S602)。次に、警察情報提供手段26が、ステップ(S602)により受け付けた警察情報の提供要求に応じた警察情報を、警察情報データベース24から検索するステップが行われ(S603)、最後に、ステップ(S603)により検索された警察情報を、端末装置2へ提供するステップが行われる(S604)。前記警察情報は、通信手段14を介して、警察情報提供手段26から、端末装置2の通信手段20へ送信される。尚、通信手段14から通信手段20へ警察情報を送信する際には、送信する警察情報に暗号化処理が行われる。そして、端末装置2の通信手段20により当該情報を受信し、暗号化された警察情報を元に戻して、出力手段19により、当該情報が出力される。又、記憶手段18に受信した情報を記憶させておくこともできる。
このような本実施形態に係る通信システム及び警察情報提供方法によれば、警察情報提供手段26が、警察情報データベース24から警察情報を検索し、道路9に沿って配置される基地局1を介して、端末装置2へ警察情報を提供することができるため、端末装置2の使用者は、警察情報を容易に入手できる。
(変更例)
尚、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、種々の変更が可能である。例えば、位置情報提供手段は、上記信号機7に取り付けられる情報提供装置8に設けられた記憶手段13に替えて、図13に示すように、位置情報データベース28と、位置情報検索手段29とから構成される位置情報提供サーバ27を設けてもよい。位置情報提供サーバ27は、通信手段15と、通信網で接続される。位置情報データベース28は、各信号機7ごとに番号を定め、各信号機の番号と位置情報の関係を記憶させたものである。位置情報検索手段29は、通信手段15を介して、信号機7の番号の提供を受け、当該番号を基に、位置情報データベース28から信号機7の位置情報を検索し、通信手段15を介して、信号機7の位置情報を通信手段14へ提供するものである。
尚、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、種々の変更が可能である。例えば、位置情報提供手段は、上記信号機7に取り付けられる情報提供装置8に設けられた記憶手段13に替えて、図13に示すように、位置情報データベース28と、位置情報検索手段29とから構成される位置情報提供サーバ27を設けてもよい。位置情報提供サーバ27は、通信手段15と、通信網で接続される。位置情報データベース28は、各信号機7ごとに番号を定め、各信号機の番号と位置情報の関係を記憶させたものである。位置情報検索手段29は、通信手段15を介して、信号機7の番号の提供を受け、当該番号を基に、位置情報データベース28から信号機7の位置情報を検索し、通信手段15を介して、信号機7の位置情報を通信手段14へ提供するものである。
例えば、区画整理等により、信号機7の位置情報が変更された場合に、記憶手段13のような位置情報提供手段の場合には、各信号機7に取り付けられた各記憶手段13全ての記憶内容を変更する必要があるが、位置情報提供サーバ27によれば、位置情報データベース28の記憶内容を一括して変更すればよく、位置情報提供手段が保持する位置情報を容易に変更することができる。
又、上記警察情報供給方法において、例えば、交差点で交通事故が発生した場合に、端末装置2の位置検出、事故状況の調査を行い、調書を作成するために、交差点内に警察官が進入する場合がある。その場合に、通信手段14と通信手段20の接続の確立後、まず通行規制のパターンの変更要求を行い、交差点の信号機7を全て横断不可能にするようにパターンの変更を行ってから、交差点に進入し、位置検出や事故状況の調査を行い、調書を作成することができる。そして、調書作成の終了後、再度、通行規制のパターンの変更要求を行い、交差点の信号機7を、全て通常の通行規制のパターンへ戻すパターンの変更を行うようにしてもよい。
1 基地局
2 端末装置
3 地域情報提供サーバ
4 警察サーバ
5、6 通信網
7 信号機
8 情報提供装置
9 道路
10 制御手段
11 記憶手段
12 出力手段
13 記憶手段
14 通信手段(ブルートゥース送受信機)
15 通信手段
16 位置検出手段
17 入力手段
18 記憶手段
19 出力手段
20 通信手段(ブルートゥース送受信機)
21 演算手段22 地域情報データベース
23 地域情報提供手段
24 警察情報データベース
25 警察情報受付手段
26 警察情報提供手段
27 位置情報提供サーバ
28 位置情報データベース
29 位置情報検索手段
2 端末装置
3 地域情報提供サーバ
4 警察サーバ
5、6 通信網
7 信号機
8 情報提供装置
9 道路
10 制御手段
11 記憶手段
12 出力手段
13 記憶手段
14 通信手段(ブルートゥース送受信機)
15 通信手段
16 位置検出手段
17 入力手段
18 記憶手段
19 出力手段
20 通信手段(ブルートゥース送受信機)
21 演算手段22 地域情報データベース
23 地域情報提供手段
24 警察情報データベース
25 警察情報受付手段
26 警察情報提供手段
27 位置情報提供サーバ
28 位置情報データベース
29 位置情報検索手段
Claims (4)
- 道路の通行を規制する信号機が行う通行規制を、制御する制御手段と、
前記信号機に取付けられ、前記制御手段が行う通行規制の状態に関する情報を送信する規制情報送信手段と、
該規制情報送信手段から送信された通行規制の状態に関する情報を受信する規制情報受信手段を有する端末装置と
を備えることを特徴とする通信システム。 - 前記制御手段は、前記通行規制のパターンを変更可能であり、
前記端末装置は、前記制御手段に対してパターンの変更を要求する変更要求手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の通信システム。 - 道路の通行を規制する信号機が行う通行規制を制御する制御手段を有する信号機と、
前記制御手段が行う通行規制の状態に関する情報を送信する規制情報送信手段と
を備えることを特徴とする基地局。 - 端末装置から、道路の通行を規制する信号機が行う通行規制の状態に関する情報の提供の要求を受け付けるステップと、
前記通行規制の状態に関する情報を前記端末装置へ提供するステップと
を有することを特徴とする情報提供方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005179631A JP2005285147A (ja) | 2005-06-20 | 2005-06-20 | 通信システム、基地局及び情報提供方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005179631A JP2005285147A (ja) | 2005-06-20 | 2005-06-20 | 通信システム、基地局及び情報提供方法 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2001093353A Division JP2002286495A (ja) | 2001-03-28 | 2001-03-28 | 通信システム、基地局及び情報提供方法 |
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JP2005285147A true JP2005285147A (ja) | 2005-10-13 |
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Family Applications (1)
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JP2005179631A Pending JP2005285147A (ja) | 2005-06-20 | 2005-06-20 | 通信システム、基地局及び情報提供方法 |
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JP (1) | JP2005285147A (ja) |
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2005
- 2005-06-20 JP JP2005179631A patent/JP2005285147A/ja active Pending
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