JP2005284660A - 歯周疾患検査システム、歯周疾患検査プログラム及びそれを格納した記憶媒体 - Google Patents

歯周疾患検査システム、歯周疾患検査プログラム及びそれを格納した記憶媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】 歯科診療所を介さない歯周疾患診断により、容易に検診を受診することができ、検査により疾患を明確化することで歯周疾患の早期発見、早期治療、更に生活習慣改善指導による歯周疾患予防が可能な歯周疾患診断システムを提供することを課題とする。
【解決手段】 本歯周疾患検査システムは、検査対象の歯周疾患検査受付を行い、検査対象識別情報及び歯周疾患検査受付内容を作成する受付手段と、歯周疾患検査受付内容に応じた歯周疾患検査器具を選択する検査準備手段と、歯周疾患検査器具を用いて検査対象を検査することで得られ、且つ検査対象識別情報と一致する検査データを受け付ける検査データ受付手段と、検査データを解析して検査結果を作成する検査結果作成手段と、検査結果に基づいて生活習慣改善指導内容を作成する生活習慣改善指導内容作成手段と、検査結果及び生活習慣改善指導内容を出力する結果出力手段と、を備えることを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、歯科診療所を介さず、ネットワークあるいは郵送を利用することによって歯周疾患検査及び生活習慣の改善指導により歯周疾患の罹患や進行を防ぐための歯周疾患検査システム、歯周疾患検査プログラム及びそれを格納した記憶媒体に関する。
また、本歯周疾患検査システム、歯周疾患検査プログラム及びそれを格納した記憶媒体は、検診対象者が直接利用することができる。また、検診対象者の代理依頼人を介して利用することができる。更に、家畜及びペット等の動物の歯周疾患検査のために利用することができる。
歯肉炎及び歯周炎等の歯周疾患は、歯の周りの歯周組織が徐々に壊されていく慢性の病気であり、遺伝的要因の他、現代社会で増加している噛む必要性が少ない軟食やショ糖を多く含む食事等の食習慣、喫煙、口腔の不潔及びストレス等による免疫力の低下等、様々な生活習慣により引き起こされる生活習慣病の一つといえる。このため、歯周疾患の予防には、生活習慣を改善することが好ましく、歯科等の専門機関による生活習慣の改善に関する指導を行うことが有効である。
また、歯周疾患は、痛みがないために気づくことなく進行し、誰もがなり得るものである。更に、現在60歳以上の80%が歯周病であるという知見もある。今後、高齢化社会に伴い患者数が増加し、歯周疾患が進行することによる心臓病、肺炎、脳卒中及び動脈硬化等の病気の発症により、医療費の増大が予測される。
歯周疾患は、生活習慣を改善する他、自ら口腔のケアすることにより、発症がある程度防げるものである。更に、発症しても早期に発見して治療するのが好ましいが、この段階では患者自身が気づきにくいため、専門機関での定期的な診察が望ましい。
しかし、歯周疾患等の検査を目的とした定期的な診察のために来院する患者は少なく、虫歯の治療のために来院したときに歯周疾患を指摘される場合が少なくない。また、来院のための時間が確保できない多忙な人、来院のための移動が困難である高齢者、及び医療費が嵩むために受診をためらう人等は定期的な診察が難しい。このため、歯周疾患が進行して自覚症状が出てから専門機関に来院するため完治が難しい。また、悪化すると、歯の喪失だけでなく身体の様々な部位の疾患の発症に関わる要因になりやすい。
このように、歯周疾患は生活習慣病の一つとされながら、専門機関による生活習慣の改善に関する指導が受けていないために生活改善に対する患者の意識が低く、定期的な検査を行わないために発症の早期発見が難しいのが現状である。このため、診察結果を患者に提供して患者に意識させるシステムが提案されている(例えば、特許文献1を参照。)。
特開2002−83044号公報
しかし、上記診察結果を患者に提供するシステムは、専門機関で診察することが前提であり、上記説明した通り自覚症状のない患者に対しては、来診する人が少ないために、生活習慣の改善に関する指導や発症の早期発見等の効果を十分に得ることができない。
本発明は、このような従来の様々な問題点を解決するものであり、自覚症状がない人や多忙な人等、専門機関に来院しない場合であっても容易に歯周疾患に関する検査を受けて歯周疾患の早期発見をもたらすことができ、生活習慣の改善に関する指導情報の提供をすることで歯周疾患の予防をもたらすことができる歯周疾患検査システム、歯周疾患検査プログラム及びそれを格納した記憶媒体を提供することを課題とする。
本発明は、以下の通りである。
1.検査対象の歯周疾患検査受付を行い、受け付けた内容に基づいて検査対象識別情報及び歯周疾患検査受付内容を作成する受付手段と、該歯周疾患検査受付内容に応じた歯周疾患検査器具を選択する検査準備手段と、該歯周疾患検査器具を用いて該検査対象を検査することで得られ、且つ該検査対象識別情報と一致する検査データを受け付ける検査データ受付手段と、該検査データを解析して検査結果を作成する検査結果作成手段と、該検査結果に基づいて生活習慣改善指導内容を作成する生活習慣改善指導内容作成手段と、該検査結果及び該生活習慣改善指導内容を出力する結果出力手段と、を備えることを特徴とする歯周疾患検査システム。
2.更に、複数のクライアントコンピュータが接続される通信回線に接続する通信回線接続手段を備え、上記受付手段及び上記結果出力手段は、該通信回線接続手段を介して該クライアントコンピュータに接続し、該受付手段は、該クライアントコンピュータから送信され、結果送付先情報を含む歯周疾患検査受付データを受信して歯周疾患検査受付を行い、該結果出力手段は、上記結果送付先情報によって表される結果送付先に上記検査結果及び上記生活習慣改善指導内容を出力する上記1.記載の歯周疾患検査システム。
3.上記受付手段、上記検査準備手段、上記検査データ受付手段、上記検査結果作成手段、上記生活習慣改善指導内容作成手段、上記結果出力手段及び上記通信回線接続手段を備えるサーバコンピュータを具備し、上記クライアントコンピュータは、該クライアントコンピュータ上で実行される端末プログラムを用いて上記通信回線を介して該通信回線接続手段に接続し、該受付手段及び該結果出力手段を用いる上記1.又は上記2.記載の歯周疾患検査システム。
4.上記受付手段は、上記検査対象の生活習慣情報を求めるための生活習慣アンケートの受付を行い、上記歯周疾患検査受付内容は、該生活習慣アンケートの回答情報が含まれ、上記検査結果作成手段は、上記検査データ及び該回答情報から検査結果を作成し、上記生活習慣改善指導内容作成手段は、上記検査結果及び該回答情報から生活習慣改善指導内容検査結果を作成する上記1.乃至上記3.のいずれかに記載の歯周疾患検査システム。
5.上記生活習慣改善指導内容作成手段は、上記生活習慣改善指導内容を上記検査結果によって得られた検査結果値と、上記回答情報を採点して得られた回答採点値とから一意に選択されるデータベースを具備し、該データベースに該検査結果値及び該回答採点値を指定して該生活習慣改善指導内容を選択出力する上記4.に記載の歯周疾患検査システム。
6.上記検査準備手段は、上記選択した歯周疾患検査器具を用いるための歯周疾患検査説明書を、該歯周疾患検査器具と共に検査作業者に送付する上記1.乃至上記5.のいずれかに記載の歯周疾患検査システム。
7.上記歯周疾患検査器具は、歯肉口滲出液、歯垢及び/又は唾液の採取器具である上記1.乃至上記6.のいずれかに記載の歯周疾患検査システム。
8.検査対象の歯周疾患検査受付を行い、受け付けた内容に基づいて上記検査対象識別情報及び上記歯周疾患検査受付内容を作成する受付手順と、該歯周疾患検査受付内容に応じた歯周疾患検査器具を選択する検査準備手順と、該歯周疾患検査器具を用いて該検査対象を検査することで得られた検査データを受け付ける検査データ受付手順と、該検査データを解析して検査結果を作成する検査結果作成手順と、該検査結果に基づいて生活習慣改善指導内容を作成する生活習慣改善指導内容作成手順と、該検査結果及び該生活習慣改善指導内容を出力する結果出力手順と、を備えることを特徴とする歯周疾患検査プログラム。
9.上記受付手順は及び上記結果出力手順は、通信回線を介して複数のクライアントコンピュータ上で実行される端末プログラムに接続され、該受付手順は、該クライアントコンピュータから送信され、結果送付先情報を含む歯周疾患検査受付データを受信して歯周疾患検査受付を行い、該結果出力手順は、上記結果送付先情報によって表される結果送付先に上記検査結果及び上記生活習慣改善指導内容を出力する上記8.記載の歯周疾患検査プログラム。
10.上記受付手順は、上記検査対象の生活習慣情報を求めるための生活習慣アンケートの受付を行い、上記歯周疾患検査受付内容は、該生活習慣アンケートの回答情報が含まれ、上記検査結果作成手順は、上記検査データ及び該回答情報から上記検査結果を作成し、上記生活習慣改善指導内容作成手順は、上記検査結果によって得られる検査結果値及び該回答情報を採点して得られる回答採点値によって選択される生活習慣改善指導内容のデータベースを具備し、該データベースに該検査結果値及び該回答採点値を指定して該生活習慣改善指導内容を選択出力する上記8.又は上記9.記載の歯周疾患検査プログラム。
11.上記8.乃至上記10.のいずれかに記載の歯周疾患検査プログラムを格納したことを特徴とする記憶媒体。
本発明の歯周疾患検査システム、歯周疾患検査プログラム及びそれを格納した記憶媒体によれば、検査対象者等が専門機関に来院することなく、自宅、職場及び施設等で採取した検体を用いて歯周疾患検査を行うことができるため、多忙等の理由で専門機関に行くことが困難な検診対象者であっても、こまめに定期的な歯周疾患の検診を行うことができる。このため、歯周疾患の早期発見をし易くなり歯周疾患の完治が容易となる。
更に、歯周疾患検査と同時に、歯磨きのブラッシングの指導等を含めた生活習慣を改善するための指導内容を提供することで、検診対象者の歯周疾患や他の生活習慣病になりやすい生活習慣を見直して改善することによって、歯周疾患等の予防につなげることができる。
また、検査データに含まれる検査対象識別情報が、受付手段で受け付けた検査対象識別情報と一致する検査データを受け付けるようにすることができるため、検査対象を誤ることがない。
通信回線を経由して接続されたクライアントコンピュータを経由して本歯周疾患検査システム、歯周疾患検査プログラム及びそれを格納した記憶媒体を利用する場合は、歯周疾患検査の受付や結果の取得をオンラインで行うことができるため、早朝や夜間等の時間帯を問わず、歯周疾患検査の受付や結果送信を迅速に行うことができ、通常の診察時間に来院することが難しい検査対象者でもこまめに定期的な歯周疾患の検診を行うことができる。
受付手段で歯周疾患検査受付を行うときに、同時に生活習慣アンケートを行う場合は、歯周疾患等の予防のために提供する生活習慣改善指導内容をより的確で充実したものとすることができる。
生活習慣改善指導内容作成手段が、検査結果値及び回答採点値によって生活習慣改善指導内容を選択することができるデータベースを備える場合は、歯周疾患の状態を表す検査結果値と、生活習慣を把握することができる回答採点値とを組み合わせて、具体的な生活習慣改善指導を行うことができる。
検査準備手段が、歯周疾患検査説明書を歯周疾患検査器具と共に検査作業者に送付する場合は、歯周疾患検査器具の扱いに不慣れな検査作業者の作業をより容易とさせ、より正確な検査結果を得やすくすることができる。
歯周疾患検査器具が歯肉口滲出液、歯垢及び/又は唾液の採取器具であり、歯垢及び/又は唾液を用いて検査する場合は、歯周疾患の検査に不慣れな検査作業者であっても、歯周ポケットの深さ測定や炎症の目視等の、経験や客観的な判断が必要な検査より簡易で確実性のある検査が行うことができる。また、検査結果を数値化することが容易であり、疾患を明確化することができる。
上記「検査対象」は任意に選択することができ、人の他、家畜及びペット等の動物を例示することができる。また、上記「検査作業者」は、検査対象と同一人であってもよいし、異なる人であっても良い。
「歯周疾患検査器具を用いた検査」は、任意の手段を選択することができ、例えば(1)採取した歯垢(プラーク)及び/又は唾液中の歯周疾患に関係のある細菌を調べる方法、(2)採取した歯垢(プラーク)及び/又は唾液中の歯周疾患による炎症によって現れる炎症性酵素を検出する方法、(3)歯の骨密度を測定する方法等を挙げることができる。また、プロービング時の出血の程度や歯の揺動度を調べる方法等も用いることができる。
上記(1)歯周疾患に関係のある細菌を調べる方法として例えば、モノクローナル抗体法バクテロイデス・ジンジバリス(Bacteroides gingivalis)に対するモノクローナル抗体を用いて、歯周病の病巣におけるバクテロイデス・ジンジバリスの動態を調べる方法、アクチノバチルス・アクチノミセテムコミタンス(Actinobacillus actinomycetemcomitans)に特異的なモノクローナル抗体を用いた方法、DNAプローブ法ヒト口腔病変関連の微生物又はヒト細胞をDNA又はRNAプローブを用いて検出する方法、並びに、細菌産生酵素検出法特定の基質を用いて細菌が産生するアミノペプチダーゼ様酵素活性を特異的に測定する方法等を挙げることができる。
上記(2)炎症性酵素を検出する方法として例えば、歯肉溝液中の中性蛋白分解酵素を検出する方法、パーオキシダーゼ酵素活性を測定して検出する方法、口腔内に存在する白血球エステラーゼ量を測定する方法等を挙げることができる。
上記「検査データ」は、歯周疾患の検査に必要な情報の他、検査対象に関連づけられた検査対象識別情報を含める。このような検査対象識別情報を含めることで、受付手段で受け付けて作成した検査対象識別情報及び歯周疾患検査受付内容と比較することができ、検査対象を誤ることがない。
上記「生活習慣アンケート」の内容は特に問わず、任意に選択することができる。例えば、図4に例示するように、喫煙、飲酒及びダイエット等の日常生活の経験と、食事の回数、食事の時間、野菜の摂取量、間食の程度及び飲み物等の食事内容と、運動習慣と、口腔の状態とを挙げることができる。また、数日分の食事内容(食事した時刻、食品の種類等)と、デジタルカメラ等の撮影手段で撮影した歯及び歯肉の写真画像、並びに該数日分の食事内容の写真画像と、これらに関するコメントとを同時に添付しても良い。
上記「生活習慣改善指導内容」は、少なくとも検査データから得られた検査結果を基に作成され、検査対象の生活習慣を、歯周疾患を予防できるように改善するよう指導するためのものである。この生活習慣改善指導内容は、ブラッシング(歯磨き)、摂取する栄養、酒や煙草等の嗜好品等の生活習慣に関する項目について提供される。更に、生活習慣改善指導内容は、生活習慣アンケートの回答情報を用いて作成することができる。
生活習慣改善指導内容の作成は、任意の手段を選択することができる。この例として、測定結果として得られた検査結果値を陰性、陽性レベルI、陽性レベルII及び陽性レベルIIIの4種にランク分けしたもの検査結果値と、生活習慣アンケートの回答毎に点数を設定して(例えば図11〜13を参照)、その合計点である回答採点値と、から生活習慣改善指導内容を選択することができるデータベース(例えば図15を参照)を用いて生活習慣改善指導内容である文章を選択出力することができる。
更に、生活習慣アンケートの回答毎にコメントとその採用条件を用意し(例えば図14を参照)、該回答の点が該採用条件に満たす場合は該当コメントを出力することができる。
更に、食習慣統計(例えば、野菜、肉及び魚の摂取比率)及び栄養統計(例えば、ビタミン及びミネラルの摂取量)と歯周疾患の程度(例えば、特定酵素の検出量)との関係をデータベースに蓄積し、測定結果及び生活習慣改善指導内容の作成に用いることができる。
上記「通信回線」の形態は特に問わず、インターネット、電話回線(携帯電話、PHS等も含む)及び専用回線等を例示することができる。また、通信回線は常時接続する必要がなく、受付手段及び結果出力手段を用いるとき等、必要に応じて接続することができる。
以下、歯周疾患検査システム、歯周疾患検査プログラム及びそれを格納した記憶媒体による歯周病疾患診断を、図1〜15を用いて詳細に説明する。
本歯周疾患検査システムは検査対象者に対する歯周疾患検査を行うためのシステムであり、図1に示すように、サーバコンピュータ1及びクライアントコンピュータ2と、これらを接続する通信回線3を備える。本歯周疾患検査システムは、インターネット等の通信回線3を介して検査対象者側のクライアントコンピュータと接続することができる。また、クライアントコンピュータ2は図1では1台のみ接続されているがこれに限らず、通信回線を介して、又はサーバコンピュータに直結して任意の台数を接続することができる。
(1)サーバコンピュータ1
サーバコンピュータ1は、市販されるサーバコンピュータ、パーソナルコンピュータ又はワークステーション等によって構成されており、本歯周疾患検査システムを運用するための歯周疾患検査プログラムが格納されたハードディスク等の記憶媒体を、内部に具備している。また、記憶媒体中のプログラム等を読み取って実行するための演算手段を備える(図示せず)。
また、サーバコンピュータは図1に示すように、受付手段11、検査準備手段12、検査データ受付手段13、検査結果作成手段14、生活習慣改善指導内容作成手段15、結果出力手段16、通信回線接続手段17及び課金手段18を備える。
受付手段11は、検査対象者の歯周疾患検査受付を行い、受け付けた内容に基づいて検査対象識別情報及び歯周疾患検査受付内容を作成する。検査対象識別情報は、検査対象者を識別する情報であり、他の検査対象者と区別することができる一意の数値等を用いる。また、歯周疾患検査受付内容は図3に示すように、検査対象者の名前、検査作業者の名前、住所、電話番号、本システムによる定期検診の希望、体重、性別等、歯周疾患検査器具の送付先を具備する。更に、図4に示すように生活習慣アンケートを受け付ける。
尚、検査対象者及び検査作業者は同一人でも良いし、異なる人でも良い。
検査準備手段12は、歯周疾患検査受付内容に応じた歯周疾患検査器具を選択し、歯周疾患検査受付内容に含まれる歯周疾患検査器具の送付先に送付する手続きを行う手段である。また、歯周疾患検査説明書、及び検査データ受付手段に用いる検査対象識別情報等をクライアントコンピュータに送信したり、印刷物を歯周疾患検査器具に添付する。
検査データ受付手段13は、クライアントコンピュータ2から送信された、検査した結果及び検査対象識別情報を受け付ける手段である。また、送信された検査対象識別情報を元に、対応する歯周疾患検査受付内容を図示しないデータベースから検索し、検索された歯周疾患検査受付内容と検査データを関連づけて検査結果作成手段14及び生活習慣改善指導内容作成手段15に渡す。
検査結果作成手段14は、検査データ受付手段13から歯周疾患検査受付内容及び検査データを受け取り、検査データを解析して図9、10に示すような検査結果を作成する手段である。
生活習慣改善指導内容作成手段15は、検査データ受付手段13から歯周疾患検査受付内容及び検査データを受け取り、また、検査結果作成手段14から検査結果を受け取り、図6〜10に示すような生活習慣改善指導内容を作成する手段である。歯周疾患は、生活習慣による部分が大きいため、生活習慣改善指導内容を作成し、その内容で生活習慣改善指導を行うことは、歯周疾患の予防に対して特に有用である。
また、生活習慣改善指導内容作成手段15は、図11〜14に示すような採点テーブルを用いて、生活習慣アンケートの結果の採点を行って回答採点値を算出し、検査結果から得られる検査結果値と算出した回答採点値を図15に示す内容を備えるデータベースに指定し、図6〜9の「総合コメント」として使用する生活習慣改善指導内容を選択出力する。例えば、図6に示すように、検査結果である測定値が2.5IU/Lであり、アンケート結果の回答採点値が92点である場合は、図15に示すように、「今の調子でブラッシングに心がけましょう。生活習慣も良好です。」という生活習慣改善指導内容を選択出力する。
更に、各回答の採点から、図6〜9の「生活習慣アドバイス」として使用する生活習慣改善指導内容を図14に示す一覧から選択出力する。例えば、「野菜は食べますか」の質問に、「あれば食べる」を回答した場合、図11に例示するように回答点が1点であるため、採用条件が3未満であるコメント「バランスの取れた食生活により、抵抗力の強い体をつくり、歯周病を予防しましょう。」が出力される。
結果出力手段16は、検査結果作成手段14及び生活習慣改善指導内容作成手段15から、それぞれ検査結果及び生活習慣改善指導内容を受け取り、クライアントコンピュータ2に送信する手段である。
通信回線接続手段17は、サーバコンピュータ1及びクライアントコンピュータ2間の通信の接続手段を提供する。
課金手段18は、検査結果作成手段14から得られる情報に基づいて課金データベースから課金情報の検索を行い、課金金額の決定を行う手段である。更に、金額を検査結果出力手段に通知する。尚、課金データベースは、本歯周疾患検査システムの使用料金に基づいた課金を行うための課金情報を蓄積するデータベースである。この課金情報は、検査内容に応じて異なる料金を選択するための情報である。
(2)クライアントコンピュータ2
クライアントコンピュータ2は、タッチパネル、キースイッチ、キーボード及びディスプレイ等を組み合わせた入出力手段、及びサーバコンピュータ1に接続するための通信手段を備える。
尚、クライアントコンピュータ2はWebブラウザ等のソフトウェアを備えるパーソナルコンピュータ、携帯情報端末(PDAともいう)、携帯電話、セットトップ形端末、テレビ受像機等の上記構成と同等の機能を備える機器であっても良い。
(3)通信回線3
通信回線3は、有線、電波又は赤外線等を用いて両者を直結することで構成される回線の他、インターネット等の通信回線網による回線を例示できる。尚、通信回線3を介することがなく、サーバコンピュータ1及びクライアントコンピュータ2を直結した構成や、サーバコンピュータ1内にクライアントコンピュータ2の各構成を備えた構成としてもよい。
2.歯周疾患検査システム、歯周疾患検査プログラム及びそれを格納した記憶媒体の使用例
以下、本歯周疾患検査システム、歯周疾患検査プログラム及びそれを格納した記憶媒体の使用例を、図2を用いて具体的に説明する。
1.受付処理
検診対象者は、クライアントコンピュータ2を通信回線3を介して本歯周疾患検査システムのサーバコンピュータ1に接続し、受付手段11を用いて歯周疾患検査の申し込みをおこなう。受付は、図3に示すように、依頼者の個人、施設情報(名前および住所、性別、年齢等)、会員登録番号等の項目を入力することによって行う。同時に、例えば図4に示す、生活習慣アンケートの回答を行う。受付手段11は、これらの入力結果から検査対象識別情報及び歯周疾患検査受付内容を作成する。また、図5に示す受付結果をクライアントコンピュータ2に送信する。
2.歯周病検査用キットの送付
検査準備手段12は、検体を格納する容器及び検体を採取する歯周疾患検査器具(ペーパーポイント等)、歯周疾患検査説明書及び見積書等を備えた検査キットを郵送するための手続きを行う。
3.検体の返送
検査キットを受け取った利用者は、歯肉口滲出液、唾液等の検体を口腔内より採取し、容器に入れて採取日を記載し、歯周疾患検査システムへ返送する。また、クライアントコンピュータ2を通信回線3を介して本歯周疾患検査システムのサーバコンピュータ1に接続し、検査データ受付手段13を介して採取に関するコメント等の検査データを入力する。
4.検体の受け取り及び検査
利用者から返送された検体を受け取り、検査処理を行う。また、検査によって得られた結果を検査データとして検査データ受付手段13を用いて入力する。更に、検査処理は、生活習慣アンケートの内容を勘案して検査方法を選択することができる。この検査方法は、例えばAST、γ−GTP、ALT及びALP等の歯周疾患マーカの蛋白量定量、酵素活性及び遺伝子発現等の測定によって行うことができ、本実施例ではγ−GTPの酵素活性を測定した。また、例えば、食事内容によって、同定する菌の種類を選択し、より検出精度を上げることができる。
5.結果出力処理
検査データ受付手段13によって受け付けられた検査データを検査結果作成手段14によって解析し、また、検査結果及び生活習慣アンケート回答結果を用いて生活習慣改善指導内容作成手段15により図6〜10に示す生活習慣改善指導内容を作成する。更に、検査結果の作成は、生活習慣アンケートの内容を勘案して作成することができる。
尚、検査結果は、血液検査(例えば血糖値、ヘモグロビンA1c、中性脂肪、抗酸化度等)、尿検査(デオキシピリジノリン等)、血圧及び骨量測定等のデータを組み合わせ、多変量解析によって結果を求めることができる。
作成される生活習慣改善指導内容は、生活習慣病に大きく関与している食生活の見直しに重点を置き、食事時間、食べ方と食事量、食事傾向、間食等の食習慣、摂取エネルギーからの栄養状態、食品の過不足等に関する栄養指導を行う総合コメント及び生活習慣アドバイスである。また、検査対象者の検査結果が陽性判定であれば、歯科診療所での治療を推進し、アンケート結果より歯磨き指導、糖尿病あるいは骨粗鬆症リスク等の指導等を加える。
更に、生活習慣改善指導内容は、図15に示すように検査結果から得られる検査結果値と、図11〜13に示すような生活習慣アンケートの得点テーブルを元に回答を点数化した回答採点値とを用い、図15に示すデータベースによって選択される「総合コメント」と、図14に示すように回答に関連づけられた「生活習慣アドバイス」から構成される。
また、初回検診の場合、図6〜8に示すような検査結果及び、図8に示すような生活習慣改善指導書を作成する。更に、定期検診の受診者の場合、図9、10に示すように、過去の検査結果を含めてグラフ化した内容を作成する。また、図10に示すように、検査結果及び体重等の推移に関連したコメントを作成する。このコメントは、例えば体重の増減と理想体重に近いかどうかの2つの条件から予め用意したコメントを選択することで用意される。
尚、検査対象者の年齢と歯周疾患の程度の相関性の統計情報を用いて、生活習慣を類推し(例えば、高年齢であっても歯周疾患がなければ生活習慣病の恐れが少ない)、その結果をコメントとして提供することができる。また、作成された生活習慣改善指導内容に、上記以外の条件で作成されたコメントを追加することができる。更に、作成されたコメントの間引きを行うこともできる。例えば、図14に示すコメントを用いる「生活習慣アドバイス」は、採点が低い場合は大量のコメントが作成されるが、重要度の低いコメントを優先して削除して、コメント数を一定の範囲内にすることができる。
6.結果の送付
検査対象者に作成した検査結果及び生活習慣改善指導内容を結果出力手段16によって送信する。
尚、検査後のモニタリングあるいは定期検診を行う場合、予め検査キットをモニタリングの回数分あるいは多めに依頼者に送付しておき、決められた月毎に検体を送付してもらい、1.、3.、4.、5.、6.の順序で検診を行う。これは、生活習慣改善指導が上手く行われているかの確認にもなる。
本歯周疾患検査システムは、歯科診療所を介さず歯周疾患検査を行うことができるため、多忙で診療所に行く時間が避けないヒトでも自宅で歯周疾患検査あるいは定期検診検査をおこなうことができる。
また、検査結果及び生活習慣アンケートを用いて毎日の生活から歯周疾患にかかりやすい要素の削除、食生活を改善することで歯周疾患になりにくい体づくりをし、歯周疾患予防をするための生活習慣改善内容を提供することができる。このため、歯周疾患の予防、早期発見、早期治療により医療費の大幅な削減が可能となる。
この検査によって、歯周疾患治療後のモニタリングも可能であり、治療経過が患者側にもわかりやすいため、生活習慣の見直しが容易になる。また、多忙で専門機関に行けない人や、症状がないが歯周疾患の検査を簡便に受診したい人にとって、本歯周疾患検査システムを利用した検診あるいは定期検診により疾患の早期発見、早期治療が可能となり、医療費の削減につながることができる。
この検査を医療機関の人間ドックや健康保険組合の健康診断等に組み込むことにより、歯周病由来の心臓病、肺炎、脳卒中、動脈硬化等の早期発見をおこなうことができる。
すなわち、歯肉炎と歯周炎との区別が簡易な方法で明確にでき、歯周疾患の病気進行段階及び治療モニタリングが可能な検査を行い、疾患を明確化することで早期治療及び治療後のモニタリングを可能にする。検体は、自宅での採取、歯科医以外による検体の採取が可能であり、郵送等による歯周病疾患の診断や健康診断等による検査も容易にすることができる。また、判定には歯科医師による客観的な基準ではなく、検査により明確に歯周炎の発症を判定することができるため早期診断、早期治療に役立てることができる。自宅で検査を行う被検者にとっては時間を拘束されないため、容易に歯周病検診を受診でき、早期診断、早期治療に役立てることができる。
尚、治療後のモニタリングを行う場合は、依頼者に予め数回分の検査キットを送付しておき、例えば初期診断の1ヵ月後に再度検体を送付してもらい、診断結果からの生活習慣改善指導により歯周疾患の状態が良好に向かっているかを確認する。定期検診の場合、同様にして例えば3ヵ月毎に定期的に検査を行い歯周疾患の診断を行うことができる。このように、歯科診療所を介さない歯周病疾患の定期検診によって、時間及び医療費の削減が可能とすることができる。
また、検体を歯肉口滲出液、唾液、歯垢及び唾液等の申込者一人で採取できるものとすれば、より検査が簡便にすることができる。
更に、歯周疾患検査方法によれば、受診者の手間を省き、多忙なヒトでも歯科診療所に行く時間の短縮ができるため、歯周疾患検査の受診が可能とすることができる。
また、糖尿病は、歯周疾患のリスクファクターであるが、逆に歯周疾患が糖尿病の血糖コントロールへの影響があるとも考えられている。更に、低体重児出産をした母親は、正常児出産をした母親に比して歯周組織の状態が悪いという報告もあり、歯周疾患が低体重児出産のリスクファクターである可能性がある。このため、歯周疾患の予防及び早期発見を本歯周疾患検査システムによって行うことによって、これらリスクファクターを解消することができる。
尚、本発明においては、前記実施例に示すものに限られず、目的、用途に応じて本発明の範囲内で種々変更した態様とすることができる。例えば、本実施例では、受付手段で生活習慣アンケートの全ての項目を受け付けているが、これに限らず、検査データ受付手段による検査データの受付時に生活習慣アンケートの一部又は全ての項目を受け付けるようにすることができる。例えば、食事内容と、その食事内容の写真画像と、これらに関するコメントを検査データの受付時に受け付けることができる。このように検査データ受付手段で受け付ける場合は、検体を採取した日の食事内容を受け付けることもでき、検査結果及び生活習慣改善指導内容の作成に役立てることができる。
歯周疾患検査システムの構成を説明するためのブロック図である。 歯周疾患検査システムの流れを説明するためのフローチャート図である。 受付手段による検体の受付を行うための画面説明図である。 被検者に答えてもらう生活習慣アンケートを説明するための画面説明図である。 受付手段による検体の受け取り処理を説明する画面説明図である。 結果出力手段による検体の検査結果の出力処理を説明する出力結果の模式図である。 生活習慣改善指導内容例を示す出力結果の模式図である。 生活習慣改善指導内容例を示す出力結果の模式図である。 定期検診受診者検査結果を示す出力結果の模式図である。 生活習慣改善指導内容例を示す出力結果の模式図である。 生活習慣改善指導内容を作成するための得点テーブルである。 生活習慣改善指導内容を作成するための得点テーブルである。 生活習慣改善指導内容を作成するための得点テーブルである。 生活習慣改善指導内容を作成するための生活習慣アンケートの集計結果と、各項目を選択して決定されたコメントを列挙した模式図である。 検査結果値と回答採点値から生活習慣改善指導内容を選択するためのデータベースの内容を例示する模式図である。
符号の説明
1;サーバコンピュータ、11;受付手段、12;検査準備手段、13;検査データ受付手段、14;検査結果作成手段、15;生活習慣改善指導内容作成手段、16;結果出力手段、17;通信回線接続手段、18;課金手段、2;クライアントコンピュータ、3;通信回線。

Claims (11)

  1. 検査対象の歯周疾患検査受付を行い、受け付けた内容に基づいて検査対象識別情報及び歯周疾患検査受付内容を作成する受付手段と、
    該歯周疾患検査受付内容に応じた歯周疾患検査器具を選択する検査準備手段と、
    該歯周疾患検査器具を用いて該検査対象を検査することで得られ、且つ該検査対象識別情報と一致する検査データを受け付ける検査データ受付手段と、
    該検査データを解析して検査結果を作成する検査結果手段と、
    該検査結果に基づいて生活習慣改善指導内容を作成する生活習慣改善指導内容作成手段と、
    該検査結果及び該生活習慣改善指導内容を出力する結果出力手段と、を備えることを特徴とする歯周疾患検査システム。
  2. 更に、複数のクライアントコンピュータが接続される通信回線に接続する通信回線接続手段を備え、
    上記受付手段及び上記結果出力手段は、該通信回線接続手段を介して該クライアントコンピュータに接続し、
    該受付手段は、該クライアントコンピュータから送信され、結果送付先情報を含む歯周疾患検査受付データを受信して歯周疾患検査受付を行い、
    該結果出力手段は、上記結果送付先情報によって表される結果送付先に上記検査結果及び上記生活習慣改善指導内容を出力する請求項1記載の歯周疾患検査システム。
  3. 上記受付手段、上記検査準備手段、上記検査データ受付手段、上記検査結果作成手段、上記生活習慣改善指導内容作成手段、上記結果出力手段及び上記通信回線接続手段を備えるサーバコンピュータを具備し、上記クライアントコンピュータは、該クライアントコンピュータ上で実行される端末プログラムを用いて上記通信回線を介して該通信回線接続手段に接続し、該受付手段及び該結果出力手段を用いる請求項1又は2記載の歯周疾患検査システム。
  4. 上記受付手段は、上記検査対象の生活習慣情報を求めるための生活習慣アンケートの受付を行い、
    上記歯周疾患検査受付内容は、該生活習慣アンケートの回答情報が含まれ、
    上記検査結果作成手段は、上記検査データ及び該回答情報から検査結果を作成し、
    上記生活習慣改善指導内容作成手段は、上記検査結果及び該回答情報から生活習慣改善指導内容検査結果を作成する請求項1乃至3のいずれか一項に記載の歯周疾患検査システム。
  5. 上記生活習慣改善指導内容作成手段は、上記生活習慣改善指導内容を上記検査結果によって得られた検査結果値と、上記回答情報を採点して得られた回答採点値とから一意に選択されるデータベースを具備し、該データベースに該検査結果値及び該回答採点値を指定して該生活習慣改善指導内容を選択出力する請求項4に記載の歯周疾患検査システム。
  6. 上記検査準備手段は、上記選択した歯周疾患検査器具を用いるための歯周疾患検査説明書を、該歯周疾患検査器具と共に検査作業者に送付する請求項1乃至5のいずれか一項に記載の歯周疾患検査システム。
  7. 上記歯周疾患検査器具は、歯肉口滲出液、歯垢及び/又は唾液の採取器具である請求項1乃至6のいずれか一項に記載の歯周疾患検査システム。
  8. 検査対象の歯周疾患検査受付を行い、受け付けた内容に基づいて上記検査対象識別情報及び上記歯周疾患検査受付内容を作成する受付手順と、
    該歯周疾患検査受付内容に応じた歯周疾患検査器具を選択する検査準備手順と、
    該歯周疾患検査器具を用いて該検査対象を検査することで得られた検査データを受け付ける検査データ受付手順と、
    該検査データを解析して検査結果を作成する検査結果作成手順と、
    該検査結果に基づいて生活習慣改善指導内容を作成する生活習慣改善指導内容作成手順と、
    該検査結果及び該生活習慣改善指導内容を出力する結果出力手順と、を備えることを特徴とする歯周疾患検査プログラム。
  9. 上記受付手順は及び上記結果出力手順は、通信回線を介して複数のクライアントコンピュータ上で実行される端末プログラムに接続され、
    該受付手順は、該クライアントコンピュータから送信され、結果送付先情報を含む歯周疾患検査受付データを受信して歯周疾患検査受付を行い、
    該結果出力手順は、上記結果送付先情報によって表される結果送付先に上記検査結果及び上記生活習慣改善指導内容を出力する請求項8記載の歯周疾患検査プログラム。
  10. 上記受付手順は、上記検査対象の生活習慣情報を求めるための生活習慣アンケートの受付を行い、
    上記歯周疾患検査受付内容は、該生活習慣アンケートの回答情報が含まれ、
    上記検査結果作成手順は、上記検査データ及び該回答情報から上記検査結果を作成し、
    上記生活習慣改善指導内容作成手順は、上記検査結果によって得られる検査結果値及び該回答情報を採点して得られる回答採点値によって選択される生活習慣改善指導内容のデータベースを具備し、該データベースに該検査結果値及び該回答採点値を指定して該生活習慣改善指導内容を選択出力する請求項8又は9記載の歯周疾患検査プログラム。
  11. 請求項8乃至10のいずれか一項に記載の歯周疾患検査プログラムを格納したことを特徴とする記憶媒体。
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