JP2005284626A - 現品充当システムにおけるオーダロット単位の製造進捗評価装置及び方法 - Google Patents

現品充当システムにおけるオーダロット単位の製造進捗評価装置及び方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2005284626A
JP2005284626A JP2004096417A JP2004096417A JP2005284626A JP 2005284626 A JP2005284626 A JP 2005284626A JP 2004096417 A JP2004096417 A JP 2004096417A JP 2004096417 A JP2004096417 A JP 2004096417A JP 2005284626 A JP2005284626 A JP 2005284626A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
order
progress
lot
history
order lot
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2004096417A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4613504B2 (ja
Inventor
Junya Yamada
順也 山田
Tetsuya Nakajima
徹也 中嶋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Steel Corp
Original Assignee
JFE Steel Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by JFE Steel Corp filed Critical JFE Steel Corp
Priority to JP2004096417A priority Critical patent/JP4613504B2/ja
Publication of JP2005284626A publication Critical patent/JP2005284626A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4613504B2 publication Critical patent/JP4613504B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/02Total factory control, e.g. smart factories, flexible manufacturing systems [FMS] or integrated manufacturing systems [IMS]
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/30Computing systems specially adapted for manufacturing

Landscapes

  • General Factory Administration (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

【課題】 オーダロットに対する現品充当の影響を視覚的に表示して、進捗評価を正確に行う。
【解決手段】 複数のオーダロット間で現品を充当するようにした現品充当システムにおいて、前記オーダロット毎の進捗状況を表す進捗履歴を格納するオーダロット進捗履歴格納手段8と、オーダロット間における現品の充当状況を表す充当履歴を格納する充当履歴格納手段9と、進捗状況を評価したいオーダロットの識別情報を入力する識別情報入力手段5a,6aと、該識別情報入力手段で入力されたオーダロットの識別情報に基づいて前記オーダロット進捗状況履歴格納手段8に格納されているオーダロットの進捗履歴及び充当履歴格納手段9に格納されている充当履歴に基づいて、該当するオーダロットの日付と進捗工程とを表す進捗状況図を表示する進捗状況表示手段5b,6bとを備えている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、製鉄所等で複数のオーダロット間で現品を充当するようにした現品充当システムにおけるオーダロット単位の製造進捗評価を行うオーダロット単位の製造進捗評価装置及びその方法に関する。
従来の製造進捗評価方法としては、例えば生産システムで発生する事象の実績データと計画データとの各棒グラフを表示部により求めて、これら棒グラフを並べてかつその一部を重ね合わせてディスプレイに表示し、しかも各棒グラフの表示形態を異ならせて表示し、かつ実績データを管理指標に従って第1の比較部により評価し、この評価結果が管理指標の許容範囲内にあるか否かを第2の比較部により判定し、評価結果か管理指標の許容範囲外であれば、異常事態に関するドキュメントを現象原因探索部により作成し、ドキュメント送付部から生産システム監視の関連先に送信するようにした生産進捗状況の監視方法及びその装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平2003−295929号公報(第1頁、図1)
上記特許文献1に記載の従来例にあっては、製品の実績データを計画データとを異なる表示形態でディスプレイに表示することにより、両者の差を判断することにより、進捗状況を評価することができるものである。しかしながら、この従来例はあくまでも計画データと実績データとの差に基づく進捗評価であって、計画データに対して実績データが遅れている場合には異常事態が発生したものと判断して現象原因探索部で異常事態に関するドキュメントを生産システムの関連先に送信することにより、異常事態の原因究明を行うことができるものであるが、オーダロットに現品不良等の異常が生じたときに、類似のオーダロットから現品を補充することにより、オーダロットを確保するようにした現品充当システムを採用する場合には、オーダロットと現品との関係が日々変更されることになり、実績データと計画データとの比較では現品充当の影響を推測することができず、オーダロット単位の進捗状況の正確な評価を行うことができないという未解決の課題がある。
そこで、本発明は、上記従来例の未解決の課題に着目してなされたものであり、オーダロットに対する現品充当の影響を視覚的に表示して、進捗評価を正確に行うことができる現品充当システムにおける製造進捗評価装置及びその方法を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、請求項1に係る現品充当システムにおける製造進捗評価装置は、複数のオーダロット間で現品を充当するようにした現品充当システムにおいて、前記オーダロット単位の進捗状況を表す進捗履歴を格納するオーダロット進捗履歴格納手段と、オーダロット間における現品の充当状況を表す充当履歴を格納する充当履歴格納手段と、進捗状況を評価したいオーダロットの識別情報を入力する識別情報入力手段と、該識別情報入力手段で入力されたオーダロットの識別情報に基づいて前記オーダロット進捗状況履歴格納手段に格納されているオーダロットの進捗履歴及び充当履歴格納手段に格納されている充当履歴に基づいて、該当するオーダロットの日付と進捗工程とを表す進捗状況図を表示する進捗状況表示手段とを備えたことを特徴としている。
また、請求項2に係る現品充当システムにおける製造進捗評価方法は、複数のオーダロット間で現品を充当するようにした現品充当システムにおいて、前記オーダロット単位の進捗状況を表す進捗履歴を格納するオーダロット進捗履歴格納ステップと、オーダロット間における現品の充当状況を表す充当履歴を格納する充当履歴格納ステップと、進捗状況を評価したいオーダロットの識別情報を入力する識別情報入力ステップと、該識別情報入力ステップで入力されたオーダロットの識別情報に基づいて前記オーダロット進捗状況履歴格納ステップで格納されているオーダロットの進捗履歴及び充当履歴格納ステップで格納されている充当履歴に基づいて、該当するオーダロットの日付と進捗工程とを表す進捗状況図を表示する進捗状況表示ステップとを備えたことを特徴としている。
なおさらに、請求項5に係る現品充当システムにおける製造進捗評価方法は、請求項4に係る発明において、前記進捗状況表示ステップは、前記進捗状況図における日付と進捗工程の交点にオーダロットの重量を表示するようにしたことを特徴としている。
また、請求項6に係る現品充当システムにおける製造進捗評価方法は、請求項4又は5に係る発明において、前記現品充当システムは、鉄鋼製品の製造過程において、オーダロット間で現品を充当するように構成されていることを特徴としている。
請求項1又は2に係る発明によれば、オーダロットの進捗履歴及びオーダロットへの現品の充当履歴に基づいてオーダロット単位の進捗状況を日付と進捗工程とで表す進捗状況図を表示するので、オーダロットの進捗状況を、現品充当を考慮して視認することができ、進捗状況の評価を迅速且つ正確に行うことができるという効果が得られる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は本発明の一実施形態を示すシステム構成図であって、製鉄所の鉄鋼製品の現品の流れをオーダロット単位で管理するホストコンピュータ1を有し、このホストコンピュータ1に任意のネットワーク2を介してロット管理システムサーバ3が接続され、このロット管理システムサーバ3にローカルエリアネットワーク(LAN)4を介して各工場に配設されたクライアント端末5及び6が接続されている。
ホストコンピュータ1は、商社等の製品受注先からの販売オーダを受付けて販売オーダ情報を生成し、この販売オーダ情報に基づいて同時に製造可能な製造オーダ量候補を抽出して製造オーダ量を決定してオーダロットを形成し、これをオーダロットデータベースに格納すると共に、このオーダロットデータベースに格納された各オーダロット単位で製造計画を作成し、作成した製造計画をオーダ計画情報としてオーダ計画情報データベースに格納し、このオーダ計画情報データベースに格納したオーダ計画情報に基づいて各生産ラインに対して生産指令を出力する。また、ホストコンピュータ1は、各生産ラインでの生産実績情報をオーダロット単位で収集し、これをオーダロット実績情報データベースに格納すると共に、各生産ラインでの現品合否判定情報を収集し、現品に不良が発生して該当するオーダロットに現品不足が生じたときに、類似規格のオーダロットから現品充当を行う現品充当処理を実行する現品充当システムを備えている。さらに、ホストコンピュータ1は、例えば1日に一回オーダロット単位の進捗状況を表すステータス情報及びオーダロットに充当された現品の情報を、ネットワーク2を介してロット管理システムサーバ3に送信する。
ロット管理システムサーバ3は、履歴情報データベース7が構築されており、ホストコンピュータ1から送信されるオーダロットのステータス情報と、現品のステータス情報とが入力されると、オーダロットのステータス情報に年月日を付加して進捗履歴を作成し、これをオーダロット進捗状況履歴格納手段としてのオーダロットステータス履歴情報記憶部8へ格納すると共に、現品ステータス情報に年月日及び充当前オーダロットの識別情報を付加して充当履歴を作成し、これを充当履歴格納手段としての現品ステータス履歴情報記憶部9に格納し、識別情報入力手段としてのクライアント端末5,6から入力されたオーダロットの識別情報を指定した評価要求を受信したときに、オーダロット単位の評価処理を実行する。
このオーダロット単位の評価処理は、図2に示すように、先ず、ステップS1でクライアント端末5,6からオーダロットの識別情報を指定した評価要求を受信したか否か判定し、評価要求を受信していないときにはステップS2に移行して、ホストコンピュータ1からオーダロットのステータス情報及び現品ステータス情報を受信したか否かを判定し、これらを受信していないときには前記ステップS1に戻り、オーダロットのステータス情報及び現品ステータス情報を受信したときにはステップS3に移行して、オーダロットのステータス情報に受信した年月日を付加してオーダロットステータス履歴情報記憶部8へ格納すると共に、現品ステータス情報に受信した年月日及び充当前オーダロットの識別情報を付加して現品ステータス情報履歴記憶部9に格納してから前記ステップS1に戻る。
一方、前記ステップS1の判定結果がクライアント端末5,6から評価要求を受信したものであるときにはステップS4に移行して、オーダロットの識別情報に基づいて、オーダロットステータス履歴情報記憶部8及び現品ステータス情報履歴記憶部9を検索して、該当するオーダロット及びこれに充当された現品の履歴情報を抽出し、次いでステップS5に移行して、読み出したオーダロット及びこれに充当された現品の履歴情報(進捗履歴及び充当履歴)に基づいて例えば図3に示す横軸に進捗工程を縦軸に日付を取った進捗状況チャート(進捗状況図)11を作成し、次いでステップS6に移行して作成した進捗状況チャートを表示するための表示情報を形成し、次いでステップS7に移行して形成した表示情報を評価要求を行ったクライアント端末5,6に送信してから前記ステップS1に戻る。
各クライアント端末5,6では、図4に示す評価要求処理を実行する。この評価要求処理は、先ず、ステップS11で、キーボード5a,6aに設定されたオーダロットの評価を要求するファンクションキーを押下する評価要求操作が行われたか否かを判定し、評価ファンクションキーが押下されておらず評価要求操作が行われていないときには、ファンクションキーが押下されるまで待機し、ファンクションキーが押下されて評価要求操作が行われたときにはステップS12に移行して、オーダロットの識別情報の入力を要求する識別情報入力要求メッセージをディスプレイ5b,6bに表示してからステップS13に移行する。
このステップS13では、キーボード5a,6aからオーダロットの識別情報が入力されたか否かを判定し、オーダロットの識別情報が入力されていないときにはこれが入力されるまで待機し、オーダロットの識別情報が入力されたときにはステップS14に移行する。
このステップS14では、入力されたオーダロットの識別情報を付加した評価要求をロット管理システムサーバ3に送信し、次いでステップS15に移行して、ロット管理システムサーバ3から進捗状況チャートの表示情報を受信したか否かを判定し、進捗状況チャートの表示情報を受信していないときにはこれを受信するまで待機し、進捗状況チャートの表示情報を受信したときにはステップS16に移行して、受信した表示情報をディスプレイ5b,6bに供給して表示してからステップS17に移行し、進捗評価処理を終了する操作が行われたか否かを判定し、進捗評価処理を終了する操作が行われていないときにはこの操作が行われるまで待機し、進捗処理を終了する操作が行われたときには前記ステップS1に戻る。
そして、図2及び図4の処理が進捗状況表示手段に対応している。
次に、上記実施形態の動作を説明する。
今、ホストコンピュータに商社等から販売オーダ情報が入力されて、このホストコンピュータ1で、同時に製造可能な製造オーダ量候補を抽出してオーダロットを形成し、これにオーダロットの識別番号を付与してオーダロットデータベースに格納すると共に、このオーダロットデータベースに格納されたオーダロット単位で製造計画を作成し、作成した製造計画をオーダ計画情報としてオーダ計画情報データベースに格納する。そして、オーダ計画情報データベースに格納されたオーダ計画情報に基づいて各生産ラインに対して生産指令を出力する。一方、ホストコンピュータ1では、各生産ラインでの生産実績情報をオーダロット単位で収集し、これをオーダロット実績情報データベースに格納すると共に、各生産ラインの現品合否情報を収集し、現品に不良が発生して該当するオーダロットに現品不足が生じたときに、類似規格のオーダロットから現品充当を行う現品充当処理を実行する。
例えば、図5に示すように、あるオーダ量が40tonのAオーダロットが未計画、充当前、出鋼命令待ち、出鋼命令中、熱間圧延(HOT)前まで、1日毎に工程を進み、熱間圧延前で1日停滞した後に、酸洗(PK)前で、他の納期の早いBオーダロットに不良等による20ton分の格落ちが発生したことにより、Aオーダロットから20ton分を不良が発生したBオーダロットに充当し、その後、Aオーダロットの不足分20tonを再出鋼するような状況が発生し、Aオーダロットに納期遅れが発生したものとする。
このように、オーダロットの納期遅れが発生した場合に、その原因を調査する場合には、進捗状況の評価を行う必要があるが、本実施形態では、ホストコンピュータ1から1日1回オーダロット単位の進捗状況を表すステータス情報及びオーダロットに充当された現品のステータス情報がロット管理システムサーバ3に送信されるので、このロット管理サーバ3で、オーダロット単位のステータス情報に受信日の年月日を付加したオーダロット単位のステータス情報の履歴情報を形成し、これをオーダロットステータス履歴記憶部8に格納すると共に、オーダロットに充当された現品のステータス情報に受信日の年月日及び充当前のオーダロットの識別情報を付加して現品ステータス情報の履歴情報を形成し、これを現品ステータス履歴記憶部9に格納する。
このため、担当者が納期遅れを生じたAオーダロットの進捗評価を行いたいときには、その担当者の身近にあるクライアント端末5を操作して、図4の評価要求処理を実行する。
この評価要求処理では、クライアント端末5のキーボード5aに選定された所定のファンクションキーを押下することにより、評価要求操作を行うと、ステップS11からステップS12に移行して、オーダロットの識別情報の入力を要求する識別情報入力要求メッセージがディスプレイ5bに表示される。
これに応じて、担当者がキーボード5aを操作して、進捗評価を行いたいAオーダロットの識別情報を入力すると、ステップS13からステップS14に移行し、識別情報を付加した評価要求をロット管理システムサーバ3に送信する。
このため、ロット管理システムサーバ3では、クライアント端末5から送信された評価要求を受信すると、図2の評価家処理において、ステップS1からステップS4に移行し、評価要求に付加されたAオーダロットの識別情報に基づいてオーダロットステータス履歴記憶部8及び現品ステータス履歴記憶部9を検索して、該当するオーダロッドのステータス履歴及び現品ステータス履歴を読出し、次いで図3に示す横軸に進捗工程を取り、縦軸に日付を取ったオーダロット単位の進捗状況チャート(進捗状況図)を表示する表示情報を作成し(ステップS5)、作成した進捗状況チャートの表示情報をクライアント端末5に対して送信する。
このため、クライアント端末5では、図4の評価要求処理において、ロット管理システムサーバ3から送信される進捗状況チャートの表示情報を受信するとステップS15からステップS16に移行して、進捗状況チャートの表示情報をディスプレイ5bに出力することにより、ディスプレイ5bに図3に示すオーダロット単位の進捗状況チャート11を表示する。
このオーダロット単位の進捗状況チャート11では、図3に示すように、オーダ量が40tonのAオーダロットが4月10日に未計画状態にあり、翌4月11日に充当前工程となり、4月12日に出鋼命令待ち状態となり、4月13日に出鋼命令中となり、4月14日に熱間圧延(HOT)前工程となり、この状態が4月15日にも継続される。
その後、4月16日に酸洗(PK)前工程となり、この酸洗(PK)前工程で、4月17日にオーダ量40tonのうち20ton分の現品が、納期が近い他のオーダロット(Bオーダロット)で不良等が発生して現品不足が生じたことによる現品充当処理によって他のオーダロット(Bオーダロット)に充当される。このため、評価要求を行ったAオーダロットについては、オーダ量の半分の20ton分が4月17日から4月20日まで酸洗(PK)前工程を維持し、その後4月21日にタンデム圧延(TA)前工程となり、この状態を4月24日まで継続する。
一方、他のオーダロット(Bオーダロット)に充当した20ton分の現品は、4月17日にタンデム圧延(TA)前工程となり、4月18日に焼鈍前工程となり、この状態を4月19日にまで継続してから4月20日に表面処理前工程となり、次いで4月21日に精整理前工程となり、この状態を4月22日まで継続してから4月23日に成品となり、4月24日に製品として出荷されていることを把握することができる。
このため、ディスプレイ5bに表示されたオーダロット単位の進捗状況チャートから現在のオーダロット(Aオーダロット)での現品不足が4月16日の他のオーダロット(Bオーダロット)に対する現品充当が原因であることを直ちに把握することができ、オーダロット単位の進捗評価を迅速に且つ正確に行うことができる。
なお、図3のオーダーロット単位の進捗状況チャートで、他のオーダロットへの現品充当が発生していない場合には、例えば40tonのオーダ量で右下がりとなる略直線状にオーダ量が表示されることになる。
また、現品に複数オーダ組み合わせ基準の不整合による再出鋼が発生している場合には、図6に示すように、例えば出鋼量計算時にCオーダロットとDオーダロットの組み合わせによるスラブの作成が可能となり、CオーダロットとDオーダロットとを充当して熱間圧延工程までは整合がとれていたが、タンデム圧延時に日程計画上通板不可となり、すなわち、Cオーダロットについては再出鋼することとなり、DオーダロットについてはCオーダロット分のオーダ量を充当することになった場合には、クライアント端末5からCオーダロット及びDオーダロットの夫々について評価要求を行った場合には、Cオーダロットについては図7(a)に示す進捗状況チャートがディスプレイ5bに表示され、Dオーダロットについて図6(b)に示す進捗状況チャートがディスプレイ5bに表示される。
このため、Cオーダロットについては、図7(a)に示すように、4月10日に未計画状態にあり、4月11日に出鋼前工程となり、この状態を4月14日まで継続してから4月15日に熱間圧延(HOT)前工程となり、その後4月16日に酸洗(PK)前工程となり、この状態が4月24日まで継続し、その後4月25日に未計画状態に戻り、この状態が5月7日まで継続する状態となる。
一方、Dオーダロットについては図7(b)に示すように、4月10日から4月24日まではCオーダロットと同様の工程を経るが、4月25日にCオーダロットのオーダ量14ton分をオーバー充当した28ton分がタンデム圧延(TA)前工程となり、これを4月26日まで継続してから4月27日に焼鈍前工程となり、この状態を4月28日まで継続する状態となる。
したがって、図7(a)及び(b)のCオーダロット及びDオーダロッドの進捗状況チャートを参照することにより、Cオーダロットについては4月25日に再出鋼が行われていることを正確に把握することができ、Dオーダロッドについては4月25日にCオーダロッド分の充当が行われていることを正確に把握することができ、Cオーダロッドについての遅延状況の把握と、DオーダロッドについてのCオーダロット分の充当の発生を正確に把握することができる。
このように、上記実施形態によると、オーダロットに納期遅れが発生した場合に、該当するオーダロッドの識別情報をクライアント端末5で入力して、評価要求をロッド管理システムサーバ3に送信することにより、このロッド管理システムサーバ3でオーダロッドステータス履歴記憶部8及び現品ステータス履歴記憶部9に格納されているオーダロッドステータス履歴及び現品ステータス履歴に基づいて進捗状況チャートを表示する表示情報を形成し、この表示情報を評価要求を行ったクライアント端末5に送信することにより、このクライアント端末5のディスプレイ5Dオーダロッド単位の進捗状況チャートを表示することができ、この進捗状況チャートに基づいて納期遅れ要因が、他のオーダロットへの充当によるものか、オーダ充当の不整合によるものであるか、不良やサイズ違いによる再出鋼によるものであるかを正確に解析することができる。
そして、このオーダロット単位の進捗状況チャートがロット管理システムサーバ3でホストコンピュータ1から送信されるオーダロットステータス情報及び現品ステータス情報の履歴をオーダロットステータス履歴記憶部8及び現品ステータス履歴記憶部9に格納しておき、これら記憶部8及び9を進捗評価したいオーダロットの識別情報で検索することにより、容易にオーダロット単位の進捗状況チャートの表示情報を作成することができる。
なお、上記実施形態においては、ロッド管理システムサーバ3でオーダロット単位の進捗状況チャートの表示情報を作成し、これを評価要求を行ったクライアント端末5に送信して、そのディスプレイ5bに表示する場合について説明したが、これに限定されるものではなく、クライアント端末5に接続したプリンタ又はネットワーク4に接続したプリンタで進捗状況チャートの表示情報を印刷し、印刷した進捗状況チャートを視認することによって納期遅れ要因を解析するようにしてもよい。
また、上記実施形態においては、クライアント端末5,6から評価要求をロット管理システムサーバ3に送信する場合について説明したが、これに限定されるものではなく、ロット管理システムサード3のキーボードを使用して評価要求を行い、ロット管理システムサーバ3のディスプレイにオーダロット単位の進捗状況チャートを表示するようにしてもよい。
さらに、上記実施形態においては、クライアント端末5,6での評価要求処理で、キーボードに設定した所定のファンクションキーを押下したか否かによって評価要求操作を行ったか否かを判断するようにした場合について説明したが、これに限定されるものではなく、クライアント端末5,6のディスプレイ5b及び6bに処理メニューを表示し、この処理メニューに表示された評価要求処理を選択するボタン等にマウスやキーボードでカーソルを移動させることにより選択することより評価要求操作を行うようにしてもよい。
本発明の一実施形態を示すシステム構成図である。 ロット管理システムサーバで実行する進捗評価処理手順の一例を示すフローチャートである。 オーダロット単位の進捗状況チャートを示す説明図である。 クライアント端末で実行する評価要求処理手順の一例を示すフローチャートである。 現品充当処理の説明に供する工程説明図である。 オーダ不整合状況の発生状態の説明に供する工程説明図である。 オーダ不整合状況が発生した場合の各オーダロットの進捗状況チャートを示す説明図である。
符号の説明
1 ホストコンピュータ
2 ネットワーク
3 ロット管理システムサーバ
4 ネットワーク
5,6クライアント端末
5a,6a キーボード
5b,6b ディスプレイ
7 履歴データベース
8 オーダロットステータス履歴記憶部
9 現品ステータス履歴記憶部
11 進捗状況チャート

Claims (2)

  1. 複数のオーダロット間で現品を充当するようにした現品充当システムにおいて、
    前記オーダロット単位の進捗状況を表す進捗履歴を格納するオーダロット進捗履歴格納手段と、オーダロット間における現品の充当状況を表す充当履歴を格納する充当履歴格納手段と、進捗状況を評価したいオーダロットの識別情報を入力する識別情報入力手段と、該識別情報入力手段で入力されたオーダロットの識別情報に基づいて前記オーダロット進捗状況履歴格納手段に格納されているオーダロットの進捗履歴及び充当履歴格納手段に格納されている充当履歴に基づいて、該当するオーダロットの日付と進捗工程とを表す進捗状況図を表示する進捗状況表示手段とを備えたことを特徴とする現品充当システムにおけるオーダロット単位の製造進捗評価装置。
  2. 複数のオーダロット間で現品を充当するようにした現品充当システムにおいて、
    前記オーダロット単位の進捗状況を表す進捗履歴を格納するオーダロット進捗履歴格納ステップと、オーダロット間における現品の充当状況を表す充当履歴を格納する充当履歴格納ステップと、進捗状況を評価したいオーダロットの識別情報を入力する識別情報入力ステップと、該識別情報入力ステップで入力されたオーダロットの識別情報に基づいて前記オーダロット進捗状況履歴格納ステップで格納されているオーダロットの進捗履歴及び充当履歴格納ステップで格納されている充当履歴に基づいて、該当するオーダロットの日付と進捗工程とを表す進捗状況図を表示する進捗状況表示ステップとを備えたことを特徴とする現品充当システムにおけるオーダロット単位の製造進捗評価方法。
JP2004096417A 2004-03-29 2004-03-29 現品充当システムにおけるオーダロット単位の製造進捗評価装置及び方法 Expired - Lifetime JP4613504B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004096417A JP4613504B2 (ja) 2004-03-29 2004-03-29 現品充当システムにおけるオーダロット単位の製造進捗評価装置及び方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004096417A JP4613504B2 (ja) 2004-03-29 2004-03-29 現品充当システムにおけるオーダロット単位の製造進捗評価装置及び方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005284626A true JP2005284626A (ja) 2005-10-13
JP4613504B2 JP4613504B2 (ja) 2011-01-19

Family

ID=35182945

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004096417A Expired - Lifetime JP4613504B2 (ja) 2004-03-29 2004-03-29 現品充当システムにおけるオーダロット単位の製造進捗評価装置及び方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4613504B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009234718A (ja) * 2008-03-27 2009-10-15 Jfe Steel Corp 荷揃い量予測装置および運搬手段の手配方法
WO2013111329A1 (ja) * 2012-01-27 2013-08-01 株式会社日立製作所 作業管理システムおよび作業管理方法
CN116542456A (zh) * 2023-04-25 2023-08-04 秒优大数据科技(杭州)有限公司 一种智能派单方法、装置和设备

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02172659A (ja) * 1988-12-26 1990-07-04 Nec Corp ロット管理方式
JPH08315012A (ja) * 1995-05-19 1996-11-29 Hitachi Ltd 工程追跡方法およびその方法を用いた製造ライン装置
JPH08329150A (ja) * 1995-05-30 1996-12-13 Nec Corp 製造工程管理システム
JPH09212555A (ja) * 1996-02-05 1997-08-15 Canon Inc 予定・実績データ表示システム
JPH11168039A (ja) * 1997-12-05 1999-06-22 Toshiba Corp 半導体製造処理指示方法
JP2001144159A (ja) * 1999-11-15 2001-05-25 Matsushita Electronics Industry Corp ウエハ補充方法
JP2003316419A (ja) * 2002-04-24 2003-11-07 Nec Yamagata Ltd 製造ラインの進捗制御装置及び進捗制御方法
JP2003337610A (ja) * 2002-05-20 2003-11-28 Yamatake Corp ロットトレース機能を備えた生産管理装置
JP2004094858A (ja) * 2002-09-04 2004-03-25 Sony Corp ロット抽出プログラム

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02172659A (ja) * 1988-12-26 1990-07-04 Nec Corp ロット管理方式
JPH08315012A (ja) * 1995-05-19 1996-11-29 Hitachi Ltd 工程追跡方法およびその方法を用いた製造ライン装置
JPH08329150A (ja) * 1995-05-30 1996-12-13 Nec Corp 製造工程管理システム
JPH09212555A (ja) * 1996-02-05 1997-08-15 Canon Inc 予定・実績データ表示システム
JPH11168039A (ja) * 1997-12-05 1999-06-22 Toshiba Corp 半導体製造処理指示方法
JP2001144159A (ja) * 1999-11-15 2001-05-25 Matsushita Electronics Industry Corp ウエハ補充方法
JP2003316419A (ja) * 2002-04-24 2003-11-07 Nec Yamagata Ltd 製造ラインの進捗制御装置及び進捗制御方法
JP2003337610A (ja) * 2002-05-20 2003-11-28 Yamatake Corp ロットトレース機能を備えた生産管理装置
JP2004094858A (ja) * 2002-09-04 2004-03-25 Sony Corp ロット抽出プログラム

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009234718A (ja) * 2008-03-27 2009-10-15 Jfe Steel Corp 荷揃い量予測装置および運搬手段の手配方法
WO2013111329A1 (ja) * 2012-01-27 2013-08-01 株式会社日立製作所 作業管理システムおよび作業管理方法
JPWO2013111329A1 (ja) * 2012-01-27 2015-05-11 株式会社日立製作所 作業管理システムおよび作業管理方法
CN116542456A (zh) * 2023-04-25 2023-08-04 秒优大数据科技(杭州)有限公司 一种智能派单方法、装置和设备
CN116542456B (zh) * 2023-04-25 2023-12-01 秒优大数据科技(杭州)有限公司 一种智能派单方法、装置和设备

Also Published As

Publication number Publication date
JP4613504B2 (ja) 2011-01-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN111160820B (zh) 库存管理装置及库存管理方法、可读存储介质、电子设备
US20050273369A1 (en) Recall support system, recall support method, and programs therefor
JP2006341937A (ja) 分散型トレーサビリティ管理システム
CN108876306A (zh) 一种在线审批方法、装置及存储介质
JP2013156797A (ja) 供給能力推定システム、方法、及びプログラム
JP2008299762A (ja) 生産管理プログラム
WO2018016494A1 (ja) 在庫管理サーバ、在庫管理システム、在庫管理プログラムおよび在庫管理方法
Giri et al. Exact formulation of stochastic EMQ model for an unreliable production system
EP3438911A1 (en) Transaction assist system, method, and program
JP7148882B2 (ja) 情報処理装置
JP2005258546A (ja) 処理管理システム及び工程管理システム
JP7265393B2 (ja) 生産管理システムおよびコンピュータプログラム
KR100929844B1 (ko) 전사적 자원 관리 시스템 기반의 감사정보 시스템 및 이를 이용한 감사정보 운영 방법, 그 프로그램이 기록된 기록매체
US10289101B2 (en) Method and system for controlling body-shop processing
JP4613504B2 (ja) 現品充当システムにおけるオーダロット単位の製造進捗評価装置及び方法
JP2011096108A (ja) 生産計画変更意思決定支援装置及びプログラム
JP2004240673A (ja) 修理見積もりシステムと修理見積もりプログラム
Taleghani et al. Time variability analysis in multi-production value stream
JP7117272B2 (ja) 保守支援システムおよび方法
US11163918B2 (en) Assistance system, design assistance apparatus, and non-transitory computer readable medium storing design assistance program
JP6695298B2 (ja) 発注制御装置
JP2021056962A (ja) ワークフロー支援装置、ワークフロー支援システム及びプログラム
JP2001160101A (ja) 在庫管理処理方法、在庫管理システムおよび在庫管理端末装置
CN112396439A (zh) 商机数据处理方法、装置、计算机设备及存储介质
Chiu et al. Mathematical modelling for a fabrication–inventory problem with scrap, an acceptable stock-out level, stochastic failures and a multi-shipment policy

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070228

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090826

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100518

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100716

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100921

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20101004

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4613504

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131029

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term