JP2005284398A - 家電管理サーバ - Google Patents

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Abstract

【課題】 管理端末が家電管理サーバを介して家電と通信を行い、家電の情報を取得したり家電を制御したりすることができるようにすること。
【解決手段】 発明は、家電または家電以外の通信装置から送られてきた家電のアドレスおよび家電の制御コマンドを含む第1のメッセージを受信し、第1のメッセージに含まれる家電のアドレスを管理端末から通信可能な通信機器のアドレスに変更するとともに、家電アドレスに対応した識別子を家電の制御コマンドにパラメータとして追記した第2のメッセージを生成し、管理端末に第2のメッセージを送信するようにした。
【選択図】 図5

Description

本発明は、家電の制御管理を行なう家電管理サーバに関する。
ネットワーク通信機能を具備する家電を制御したり管理したりするために、家電管理サーバを利用した集中管理が一般に知られている。家電管理サーバは、家電に関する情報(家電のアドレス、家電名、制御コマンドなど)を一元管理し、家電を制御する管理端末に対して、家電の一覧の提供、家電との通信の仲介などを行なう。この方法には以下の3つのメリットがある。
1つ目は、管理端末自身が各家電のアドレスや制御内容を保持管理する必要がなくなる。これにより、管理端末のハードウェア、ソフトウェアを簡素化することができる。また、家電管理サーバのソフトウェアのみの変更で家電管理の内容を変更することができる。
2つ目は、管理端末と家電が直接通信できないネットワーク環境、例えば、管理端末のアドレスがIPv4アドレスで家電のアドレスがIPv6アドレスの場合においても、家電管理サーバがアドレス変換を行なうことにより、管理端末は家電を制御したり管理したりすることができる。
3つ目は、管理端末が常に家電管理サーバを介して通信を行なうため、各家電は家電管理サーバ以外からの通信制限を容易に行なうことができ、セキュリティをより高めることができる。
家電を制御したり管理したりするための通信プロトコルの一つとして、HTTP(Hyper Text Transfer Protocol)通信が用いられている。また、管理端末から家電(または家電管理サーバ)へのメッセージの記述形式の一つとして、URL(Uniform Resource Locator)が用いられている。URLには、一般に通信方法(通信プロトコル)、通信先、制御管理内容(コマンド)が含まれる。
例えば、家電管理サーバが各家電の制御管理内容と対応付けられたポート番号をURLで記述して管理端末に公開し、管理端末が指定されたポート番号を用いて家電管理サーバと通信を行なうことにより、家電の制御管理を実現している方法がある(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−141954号公報
しかしながら、HTTP通信が可能な端末のなかには、一部の携帯電話のように、特定のポート番号以外で通信することができない端末(以下、特定ポート通信端末)や、特定のポート番号以外で通信を行なうことを禁止しているネットワークが存在する。このため、従来の方法のように、ポート番号を用いて端末と家電管理サーバとが通信する方法では、家電を制御することが可能な端末および通信環境が制限されてしまうという課題がある。
また、管理端末から家電管理サーバへの(制御管理)メッセージに対する家電からの応答メッセージに、他の家電のURLが含まれることが考えられる。
例えば、管理端末からエアコンにエアコンの設定に関する制御管理メッセージを送信した結果、管理端末が、エアコンから窓の開閉状態の確認を促す応答メッセージを受ける場合が考えられる。この場合、エアコンから送られてくる応答メッセージには、管理端末が窓にアクセスできるように窓へのURLが応答メッセージに含まれることが考えられる。
この場合に、管理端末が応答メッセージに含まれている他の家電(窓)に対するURLを用いて他の家電に直接通信するということが考えられる。この場合、管理端末が家電管理サーバを通さず他の家電と通信することになる。つまり、家電は家電管理サーバを通さない管理端末と通信することになり、セキュリティ上問題がある。
また、HTTP通信が可能な端末のなかには、URLで指定されたアドレスに関わらず、特定の通信装置を中継して通信するように設定(プロキシ設定)することができない端末(以下、直接通信端末)が存在する。
このような直接通信端末は、応答メッセージに含まれているURLにアクセスする場合、URLで指定された家電に直接通信を試みるが、家電が家電管理サーバ以外からの通信を拒否するように設定している場合には家電と通信することができない。
また、家電がDNS(Domain Name Service)に登録されていない場合、URLには家電のIPアドレスを記述しなければならないことになる。ここで、直接通信端末側ネットワークのアドレス体系とURLに記述されるアドレス体系が異なる場合、例えば、URLはIPv6アドレスで記述されており、直接通信端末がIPv4アドレスで通信を行なっている場合、直接通信端末はこのURLにアクセスすることができない。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、管理端末が家電管理サーバを介して家電と通信を行い、家電の情報を取得したり家電を制御したりすることができるようにすることを目的とする。
本発明は、家電または家電以外の通信装置から送られてきた家電のアドレスおよび家電の制御コマンドを含む第1のメッセージを受信し、第1のメッセージに含まれる家電のアドレスを管理端末から通信可能な通信機器のアドレスに変更するとともに、家電アドレスに対応した識別子を家電の制御コマンドにパラメータとして追記した第2のメッセージを生成し、管理端末に第2のメッセージを送信するようにした。
本発明によれば、管理端末が家電と直接通信できないネットワーク通信環境下も含めて、家電管理サーバが家電から受信した第1のメッセージに含まれる家電のアドレスを、管理端末から通信可能な通信機器のアドレス(とくに家電管理サーバのアドレス)に変更してから管理端末に転送するため、管理端末は特定の通信ポートを用いた通信やプロキシ設定を行なうことなく、特定の通信機器を介して家電の情報を取得したり家電を制御したりすることができる。
本発明の第1の態様にかかる家電管理サーバは、家電と、前記家電を制御する管理端末と、通信を行う家電管理サーバであって、前記家電のアドレスと、前記家電の識別子とを対応させたテーブルと、前記家電または前記家電以外の通信装置から送られてきた前記家電のアドレスおよび前記家電の制御コマンドを含む第1のメッセージを受信するメッセージ受信部と、前記第1のメッセージに含まれる前記家電のアドレスを前記管理端末から通信可能な通信機器のアドレスに変更するとともに、前記家電のアドレスに対応する識別子を前記家電の制御コマンドにパラメータとして追記した第2のメッセージを生成するメッセージ変換部と、前記管理端末に前記第2のメッセージを送信するメッセージ送信部と、を具備した構成を採る。
これにより、管理端末が家電と直接通信できないネットワーク通信環境下も含めて、家電または家電以外の通信装置から受信した第1のメッセージに含まれる家電のアドレスを、管理端末から通信可能な通信機器のアドレスに変更してから管理端末に転送することができる。この結果、管理端末は特定の通信ポートを用いた通信やプロキシ設定を行なうことなく、特定の通信機器を介して家電の情報を取得したり家電を制御したりすることができる。
また、家電のアドレスの代わりに識別子を知らせるため、家電管理サーバと管理端末との間の通信路上で第三者が家電のアドレスを知ることが不可能となり、セキュリティを向上させることができる。
本発明の第2の態様は、第1の態様にかかる家電管理サーバにおいて、前記メッセ−ジ変換部は、前記識別子の代わりに前記家電のアドレスを追記する。
このように第2のメッセージに家電のアドレスを含められるので、家電管理サーバは家電のアドレスを保持管理する必要が無くなる。また、家電管理サーバは、管理端末から受信した家電に対する制御コマンドに含まれるアドレスを用いて家電に速やかに制御コマンドを転送することができる。
本発明の第3の態様は、第1の態様または第2の態様にかかる家電管理サーバにおいて、前記メッセージ変換部は、前記通信機器のアドレスを自身のアドレスとする。
これにより、家電管理サーバで通信機器として自身のアドレスを追記すればよくなるので、アドレス変換処理が簡素化される。また、複数の通信機器を備える必要がなくなるので、家電管理サーバを含めた家電管理システムを最小構成で構築することができ、システムの管理が容易となる。
本発明の第4の態様は、第1の態様または第2の態様にかかる家電管理サーバにおいて、前記メッセージ変換部は、前記通信機器のアドレスを前記管理端末に応じて変更する。
これにより、管理端末が特定の通信機器に集中的にメッセージを送信するのを防ぐことができるので、通信機器での処理負荷が分散され、家電制御の応答性を向上させることができる。
本発明の第5の態様は、第1の態様から第4の態様のいずれかにかかる家電管理サーバにおいて、前記テーブルに格納された前記家電のアドレスのリストと前記家電のアドレスに対応する家電名を前記管理端末に送信する。
これにより、管理端末に対して通信可能な家電のリストを通知することが可能になる。また、管理端末は家電のアドレスを用いて家電管理サーバから家電の制御コマンドを取得するメッセージを生成できる。
本発明の第6の態様は、第1の態様から第4の態様のいずれかにかかる家電管理サーバにおいて、前記テーブルに格納された前記識別子のリストと前記識別子に対応する家電名を前記管理端末に送信する。
これにより、管理端末に対して通信可能な家電のリストを通知することが可能になる。また、管理端末は識別子を用いて家電管理サーバから家電の制御コマンドを取得するメッセージを生成できる。
本発明の第7の態様は、第1の態様から第6の態様のいずれかにかかる家電管理サーバにおいて、前記メッセージ受信部は、前記管理端末から送られてきた、前記家電の識別子および前記家電の制御コマンドを含む第1の要求メッセージを受信し、前記メッセージ変換部は、前記第1の要求メッセージから前記識別子を取り除いた第2の要求メッセージを生成し、前記メッセージ送信部は、前記第1の要求メッセージに含まれる前記識別子に対応する家電のアドレスに前記第2の要求メッセージを送信する。
これにより、第1の要求メッセージに含まれる識別子から家電を判断することが可能となる。また、家電にとって不要な識別子を送信しないようにできるため、家電への送信データ量を減らすことができるとともに、家電は不要なデータ処理を行なわなくてすむ。
本発明の第8の態様は、第1の態様から第6の態様のいずれかにかかる家電管理サーバにおいて、前記メッセージ受信部は、前記管理端末から送られてきた、前記家電のアドレスおよび前記家電の制御コマンドを含む第1の要求メッセージを受信し、前記メッセージ変換部は、前記第1の要求メッセージから前記家電のアドレスを取り除いた第2の要求メッセージを生成し、前記メッセージ送信部は、前記家電のアドレスに前記第2の要求メッセージを送信する。
これにより、家電管理サーバは、第1の要求メッセージに含まれる家電のアドレスを用いて速やかに家電に転送することができる。また、家電にとって不要なアドレスを送信しないようにできるため、家電への送信データ量を減らすことができるとともに、家電は不要なデータ処理を行なわなくてすむ。
本発明の第9の態様は、家電と、前記家電を制御する管理端末と、通信を行う通信方法であって、前記家電のアドレスと、前記家電の識別子とを対応させて格納するステップと、前記家電または前記家電以外の通信装置から送られてきた前記家電のアドレスおよび前記家電の制御コマンドを含む第1のメッセージを受信するステップと、前記第1のメッセージに含まれる前記家電のアドレスを前記管理端末から通信可能な通信機器のアドレスに変更するとともに、前記家電のアドレスの識別子を前記家電の制御コマンドにパラメータとして追記した第2のメッセージを生成するステップと、前記管理端末に前記第2のメッセージを送信するステップと、を具備したことを特徴とする通信方法である。
本発明の第10の態様は、コンピュータに、家電と、前記家電を制御する管理端末と、通信を行わせるプログラムであって、コンピュータに、前記家電のアドレスと、前記家電の識別子とを対応させて格納するステップと、前記家電または前記家電以外の通信装置から送られてきた前記家電のアドレスおよび前記家電の制御コマンドを含む第1のメッセージを受信するステップと、前記第1のメッセージに含まれる前記家電のアドレスを前記管理端末から通信可能な通信機器のアドレスに変更するとともに、前記家電のアドレスの識別子を前記家電の制御コマンドにパラメータとして追記した第2のメッセージを生成するステップと、前記管理端末に前記第2のメッセージを送信するステップと、を行わせることを特徴とするプログラムである。
本発明の第11の態様は、第10の態様のプログラムを格納した記憶媒体である。
以下、本発明の一実施の形態について、添付図面を参照しながら説明する。まず、本発明の家電管理システムの構成について図1を用いて説明する。図1は、本発明における家電管理システムの全体構成の概略図である。
図1において、家電管理システム10は、管理端末30、家電40a〜40c、家電管理サーバ20がネットワーク100で接続されている。なお、管理端末30、家電40a〜40c、家電管理サーバ20の数は図1に制限されるものではない。
管理端末30は、家電40a〜40cを制御管理するための通信機器である。具体的には、携帯電話、パソコン、PDA、カーナビなどの通信機器である。
家電管理サーバ20は、ネットワーク100に接続されている家電40a〜40cの一覧を管理端末30に提示し、管理端末30と家電40a〜40cとの間の通信を中継する通信機器である。
家電40a〜40cは、電子レンジ、冷蔵庫、エアコン、洗濯機など家庭で一般に使用されている家電に通信機能が備わったものであり、家電管理サーバ20と通信を行なうことができる。
以上のように、家電管理システム10は構成されている。
次に、家電管理サーバ20の構成について、図2を用いて説明する。図2は、家電管理サーバ20の構成の概略図である。
図2に示すように、家電管理サーバ20は、ネットワーク通信部201、メッセージ変換部202、管理端末・家電管理サーバ対応テーブル203、家電アドレス・識別子対応テーブル204から構成される。
ネットワーク通信部201は、管理端末30または家電40a〜40cからのメッセージを受信し、受信したメッセージをメッセージ変換部202に通知したり、メッセージ変換部202から受けたメッセージを管理端末30または家電40a〜40cに送信したりする。
家電アドレス・識別子対応テーブル204は、図3に示すように、家電名301、家電アドレス302、家電を識別する識別子303の対応表である。
例えば、図3の例では、エアコンのアドレス302、識別子303は、それぞれ3ffe:501:420::3、appliance3である。
家電アドレス・識別子対応テーブル204は、管理端末30に家電40a〜40cのリストを提供したり、家電40a〜40cからの応答メッセージに含まれる家電40a〜40cのアドレスを識別子に変更したり、管理端末30からの制御メッセージに含まれる識別子から家電40a〜40cのアドレスを特定するために使用される。
また、家電名301および家電アドレス302は、家電管理サーバ20の管理者または家電40a〜40cの所有者が手動で家電アドレス・識別子対応テーブル204に登録してもよいし、家電40a〜40cと家電管理サーバ20との間で通信プロトコルを規定してオンラインで登録してもよい。
識別子303は、他の識別子と重複しないようにすれば何でもよく、例えば通し番号でもよい。
管理端末・家電管理サーバ対応テーブル203は、図4に示すように、管理端末30の識別子401と家電管理サーバ20の識別子402の対応表である。
管理端末30の識別方法としては、管理端末30のアドレス、ホスト名、ネットワークアドレス、さらに家電管理サーバ20にアクセスする際のログイン名を用いることが可能である。また、家電管理サーバの識別方法としては、家電管理サーバのアドレスやホスト名を用いることが可能である。
図4の例では、管理端末30を識別するために、管理端末30のIPv4アドレス(192.168.3.3)、IPv6アドレス(3ffe:501:420:1::1)、ログイン名(Guest)が混在している。また、家電管理サーバ20のアドレス402は、IPv4アドレス(133.185.23.33)、IPv6アドレス(3ffe:501:420::33)、ホスト名(server3)が混在している。
管理端末・家電管理サーバ対応テーブル203を用いることにより、管理端末30ごとに通信する家電管理サーバ20を異ならせるようにする。つまり、管理端末・家電管理サーバ対応テーブル203は、管理端末30からの制御メッセージを複数の家電管理サーバ20に分散させるために使用される。
メッセージ変換部202は、ネットワーク通信部201から受け取ったメッセージが管理端末30からの制御メッセージの場合、家電アドレス・識別子対応テーブル204を用いて、制御メッセージに含まれる識別子に対応する家電アドレス302を検索する。そして、メッセージ変換部202は、検索した家電アドレス302を送信先アドレスとして、制御メッセージに含まれる制御コマンドを送信する制御メッセージを新たに生成し、ネットワーク通信部201に通知する。
受け取った制御メッセージに識別子ではなく家電のアドレスが含まれている場合は、家電アドレス・識別子対応テーブル204を用いることなく、この家電のアドレスが新たな制御メッセージの送信先となる。
また、メッセージ変換部202は、ネットワーク通信部201から受け取ったメッセージが家電からの応答メッセージの場合、管理端末・家電管理サーバ対応テーブル203を用いて、応答メッセージに含まれる制御メッセージの送信先を管理端末のアドレス401から管理端末のアドレス401に対応する家電管理サーバのアドレス402に変更する。
さらに、メッセージ変換部202は、応答メッセージに含まれる制御メッセージの送信先、またはこの送信先に対応する識別子303(家電アドレス・識別子対応テーブル204を用いる)を制御メッセージのパラメータとして追加する。
以上のように、家電管理サーバ20は構成されている。
次に、本実施の形態にかかる家電管理システム10の動作について、図5を用いて説明する。図5は、本発明における家電管理システム10の通信シーケンス図である。
図5のシーケンス図では、家電40a〜40cとして、エアコン501と窓センサ502を用いて説明する。また、図6のフローチャート図では、管理端末30が家電リストを取得してから、エアコン501のメニュー(コマンドリスト)から窓センサ502を用いて窓の状態を調べるまでの家電管理サーバ20内部の処理を説明する。
まず、管理端末30は、ネットワーク100を介して通信できる家電40a〜40c(この場合はエアコン501、窓センサ502)に関するリスト(家電リスト)を取得するために、家電管理サーバ20に対して家電リスト要求メッセージを送る(ST501)。
これに対して、家電管理サーバ20は、家電アドレス・識別子対応テーブル204から家電名301と家電アドレス302または識別子303を抽出し、家電リストを生成し、家電リスト要求応答メッセージに含めて管理端末30に送る(ST502)。
そして、管理端末30は、家電管理サーバ20から送られてきた家電リスト要求応答メッセージに含まれる家電リスト(または家電制御管理コマンドリスト)を受け取り、家電リストをユーザに提示する(ST503)。
なお、不特定多数のユーザが家電のリストを取得することを防ぐため、家電管理サーバ20は、管理端末30を使用しているユーザの認証を行なってから家電リストを送信したほうが望ましい。
以下に、家電管理サーバ20が管理端末30に送る家電リスト(この場合は、電子レンジ、冷蔵庫、エアコン、窓センサのリスト)の例を示す。
<HTML>
<BODY>
<CENTER>家電一覧</CENTER>
<A href=”/3ffe:501:420::1/”>電子レンジ</A><br>
<A href=”/3ffe:501:420::2/”>冷蔵庫</A><br>
<A href=”/3ffe:501:420::3/”>エアコン </A><br>
<A href=”/3ffe:501:420::4/”>窓センサ</A><br>
</BODY>
</HTML>
以上のように、家電リストには、ネットワーク100に接続された通信可能な家電の家電名(この例では、電子レンジ、冷蔵庫、エアコン、窓センサ)と、家電名に対応するURL(A href=”/3ffe:501:420::1/、A href=”/3ffe:501:420::2/、A href=”/3ffe:501:420::3、A href=”/3ffe:501:420::4)が記述されている。
このような家電リストを家電管理サーバ20から管理端末30に送ることにより、管理端末30に対して通信可能な家電のリストを通知することが可能になる。また、管理端末30は、後述する処理により、家電リストに含まれる家電アドレスを用いて対応する家電の制御コマンドを取得するメニュー要求メッセージを生成できる。
なお、第三者が家電のアドレスを不正に入手することを防ぐため、以下のように家電のアドレスに対応する識別子(appliance1、appliance2、appliance3、appliance4)を記述するようにしても良い。なお、識別子(appliance1、appliance2、appliance3、appliance4)は、家電アドレス・識別子対応テーブル204に蓄積されているものである。
<HTML>
<BODY>
<CENTER>家電一覧</CENTER>
<A href=”/appliance1/”>電子レンジ</A><br>
<A href=”/appliance2/”>冷蔵庫</A><br>
<A href=”/appliance3/”>エアコン</A><br>
<A href=”/appliance4/”>窓センサ</A><br>
</BODY>
</HTML>
さらに、以下のように、家電リストに含まれる、各URLに含まれる家電のアドレスまたは識別子をCGI(Common Gateway Interface)パラメータとして記述してもよい。
<HTML>
<BODY>
<CENTER>家電一覧</CENTER>
<A href=”/proxy.cgi?url=appliance1/”>電子レンジ</A><br>
<A href=”/proxy.cgi?url=appliance2/”>冷蔵庫</A><br>
<A href=”/proxy.cgi?url=appliance3/”>エアコン</A><br>
<A href=”/proxy.cgi?url=appliance4/”>窓センサ</A><br>
</BODY>
</HTML>
このような家電リストを家電管理サーバ20から管理端末30に送ることにより、管理端末30に対して通信可能な家電のリストを通知することが可能になる。また、管理端末30は、後述する処理により、家電リストに含まれる識別子を用いて対応する家電の制御コマンドを取得するメニュー要求メッセージを生成できる。
この場合、家電管理サーバ20は、家電アドレス・識別子対応テーブル204に家電名301、家電アドレス302、識別子303の対応を蓄積し、管理しておく必要がある。
なお、第三者が家電アドレス302を知ることができないようにするため識別子303を用いることが望ましいが、識別子303ではなく家電アドレス302をURLに記述する場合は、家電アドレス・識別子対応テーブル204から識別子303の項目を削除しても構わない。
また、家電管理サーバ20が家電リストを管理端末30に提供できるようにするための方法として、家電管理サーバ20の管理者が手動で家電名301と家電アドレス302の対応テーブルである家電アドレス・識別子対応テーブル204を家電管理サーバ20に登録する方法や、家電管理サーバ20と家電40a〜40cとの間で通信プロトコルを規定し、家電40a〜40cが自動的に家電管理サーバ20に登録する方法や、家電40a〜40cの所有者が手動で家電管理サーバ20に登録する方法が考えられる。
次に、管理端末30は、ユーザが選択した家電40a〜40c(この場合はエアコン501)の制御に関するメニューファイルを要求するメニュー要求メッセージを家電管理サーバ20に送信する(ST504)。
例えば、ユーザがエアコン501を選択した場合、管理端末30は、”GET/3ffe:501:420::3/”または”GET/appliance3/”をメニュー要求メッセージとして家電管理サーバ20に送信する。
これに対して、家電管理サーバ20は、メニュー要求メッセージを受信し、メニュー要求メッセージ内に含まれる送信先(例では3ffe:501:420::3またはappliance3)およびファイル名(例では、明示していない)を抽出する。次に、家電管理サーバ20は、抽出したメニューファイルを要求する制御メッセージを生成し、ネットワーク通信部201を介して、抽出した送信先のアドレス(例では3ffe:501:420::3)に向けて、メニュー要求メッセージに含めて送信する(ST505)。
この例では、家電管理サーバ20が送る、制御メッセージの内容は”GET/”となる。
なお、管理端末30から送られてきたメニュー要求メッセージに送信先が識別子(appliance3)で記述されている場合には、家電管理サーバ20は、家電アドレス・識別子対応テーブル204を用いて、送信先のアドレス(例では3ffe:501:420::3)を抽出する。
このように、家電管理サーバ20は、管理端末30から送られてきたメニュー要求メッセージから、送信先である家電40a〜40cのアドレスとメニューファイルを抽出し、抽出したアドレスに対して、メニューファイル(制御コマンド)を要求する。
また、家電管理サーバ20を介して通信を行なう形態であるため、管理端末30が家電管理サーバ20に対してIPv4で要求し、家電管理サーバ20がIPv6の家電40a〜40cのアドレスを用いて通信を行なうことができ、管理端末30が管理端末30と異なるアドレス体系を持つ家電40a〜40cと通信することができる。
これに対して、エアコン501は、家電管理サーバ20から送られてきたメニュー要求メッセージを受信し、自身の持つメニューファイルをメニュー要求応答メッセージに含めて、家電管理サーバ20に送信する(ST506)。
次に、家電管理サーバ20は、メニュー要求応答メッセージを受信し、管理端末・家電管理サーバ対応テーブル203に従って、メニュー要求応答メッセージ内に含まれる各制御メッセージの送信先アドレス(家電のアドレス)を管理端末30に対応する家電管理サーバのアドレス402に変更する。つまり、家電管理サーバ20は、メニュー要求メッセージ内の送信先のアドレスを管理端末30が通信可能な通信機器のアドレスに変更する。
さらに、家電管理サーバ20は、家電アドレス・識別子対応テーブル204に従って、元の送信先アドレス(家電アドレス302)に対応する識別子303を制御メッセージのパラメータとして追記した新たなメニュー要求応答メッセージを生成し、管理端末30に送信する(ST507)。
例えば、管理端末30のアドレスが133.185.23.33の場合にエアコン501から、エアコン501に対する3つの制御コマンドと窓センサ502に対する1つの制御コマンドを含む以下の応答メッセージを受信した場合、
<HTML>
<BODY>
<CENTER>エアコン</CENTER>
<A href=”/1.cgi”>切/入</A><BR>
<A href=”/2.cgi”>空調設定</A><BR>
<A href=”/3.cgi”>温度情報</A><BR>
<hr><br>
<A href=”http://3ffe:501:420::4/1.cgi”>ドア状態</A><BR>
</BODY>
</HTML>
家電管理サーバ20は、管理端末・家電管理サーバ対応テーブル203、家電アドレス・識別子対応テーブル204に従い、以下のメッセージを生成して管理端末30に送信する。
<HTML>
<BODY>
<CENTER>エアコン</CENTER>
<A href=”//133.185.23.33/appliance3/1.cgi”>切/入</A><BR>
<A href=”//133.185.23.33/appliance3/2.cgi”>空調設定</A><BR>
<A href=”//133.185.23.33/appliance3/3.cgi”>温度情報</A><BR>
<hr><br>
<A href=”//133.185.23.33/appliance4/1.cgi”>ドア状態</A><BR>
</BODY>
</HTML>
これにより、管理端末30が家電40a〜40c(エアコン501、窓センサ502)と直接通信できないネットワーク通信環境下も含めて、エアコン501から受信したメニュー要求応答メッセージに含まれる窓センサ502のアドレスを、管理端末30から通信可能な通信機器のアドレスに変更してから管理端末30に転送することができる。この結果、管理端末30は特定の通信ポートを用いた通信やプロキシ設定を行なうことなく、特定の通信機器を介して窓センサ502の情報を取得したり窓センサ502を制御したりすることができる。
また、窓センサ502のアドレスの代わりに識別子を知らせるため、家電管理サーバ20と管理端末30との間の通信路上で第三者が窓センサ502のアドレスを知ることが不可能となり、セキュリティを向上させることができる。
また、家電管理サーバ20は、受信したメニュー要求応答メッセージに通信可能な通信機器のアドレスをエアコン501の制御メッセ−ジ(コマンド)に追記してから管理端末30に転送することができる。この結果、管理端末30は特定の通信ポートを用いた通信やプロキシ設定を行なうことなく、特定の通信機器に対して制御コマンドを送信し、特定の通信機器を介してエアコン501を制御することができる。
また、エアコン501の送信先を識別子により知らせるため、家電管理サーバ20と管理端末30との間の通信路上で第三者がエアコン501の送信先(アドレス)を知ることが不可能となり、セキュリティを向上させることができる。
なお、識別子303を用いない形態であっても良い。この場合は、識別子303の代わりに元の送信先アドレス(家電アドレス302)を制御メッセージのパラメータとして追記する。
これにより、メニュー要求メッセージに送信先の家電のアドレスを含められるので、家電管理サーバ20が送信先の家電のアドレスを保持管理する必要が無くなる。また、管理端末30は、受信したメニュー要求応答メッセージに含まれるアドレスを用いて送信先の家電に速やかに制御メッセージ(制御コマンド)を転送することができる。
また、家電管理サーバ20は、メニュー要求応答メッセージに追記する通信可能な通信端末(特に家電管理サーバ20)として、自身のアドレスを追記しても良いし、管理端末30が複数ある場合には管理端末30ごとに異なる通信端末のアドレスを追記しても良い。
家電管理サーバ20が、通信可能な通信端末として自身のアドレスをメニュー要求応答メッセージに追記した場合には、家電管理サーバ20で通信機器として自身のアドレスを追記すればよくなるので、アドレス変換処理が簡素化される。また、複数の通信機器を備える必要がなくなるので、家電管理サーバ20を含めた家電管理システム10を最小構成で構築することができ、システムの管理が容易となる。
また、家電管理サーバ20が、通信可能な通信端末として管理端末30ごとに異なるアドレスをメニュー要求応答メッセージに追記した場合には、管理端末30が特定の通信機器に集中的にメッセージを送信するのを防ぐことができるので、通信機器での処理負荷が分散され、家電制御の応答性を向上させることができる。
次に、ユーザがドア状態を調べようとする処理をし、管理端末30はアドレスが133.185.23.33である家電管理サーバ20に対して制御メッセージ(”GET/appliance4/1.cgi”)を窓状態情報要求メッセージに含めて送信する(ST508)。具体的には、窓状態情報要求メッセージには、窓センサ502の識別子と、窓サンサ502の制御メッセージ(制御コマンド)が含まれる。
次に、家電管理サーバ20は、窓状態情報要求メッセージを受信し、窓状態情報要求メッセージから窓センサ502の識別子(appliance4)を取り除いた窓状態情報要求メッセージ(”GET/1.cgi”)を、窓センサ502(3ffe:501:420::4)に対して送信する(ST509)。
このように家電管理サーバ20は、窓状態情報要求メッセージを受信することにより、窓状態情報要求メッセージに含まれる識別子から窓サンサ502を判断することが可能となる。また、家電管理サーバ20は、窓状態情報要求メッセージから窓センサ502にとって不要な識別子を送信しないようにするため、窓センサ502への送信データ量を減らすことができるとともに、窓センサ502は不要なデータ処理を行なわなくてすむ。
次に、窓センサ502は、窓状態情報要求メッセージを受信し、窓状態情報要求メッセージに対する応答メッセージである窓状態情報要求応答メッセージを家電管理サーバ20に送る(ST510)。
次に、家電管理サーバ20は、窓状態情報要求応答メッセージを受信し、窓状態情報要求応答メッセージ内に含まれる制御メッセージの送信先アドレス(家電のアドレス)を管理端末30に対応する家電管理サーバのアドレスに変更する。さらに、家電管理サーバ20は、家電アドレス・識別子対応テーブル204に従って、元の送信先アドレス(家電アドレス302)に対応する識別子303を制御メッセージのパラメータとして追記した新たな窓状態情報要求応答メッセージを生成し、管理端末30に送信する(ST511)。
以上のように、家電管理サーバ20がIPv4に対応した管理端末30から送られてきたメッセージに含まれるIPv6の送信先アドレスもしくは識別子を用いてエアコン501および窓センサ502と通信をすることにより、IPv4に対応した管理端末30が家電管理サーバ20を介してIPv6に対応したエアコン501および窓センサ502と通信を行なうことが可能となる。
また、家電管理サーバ20がIPv6に対応したエアコン501および窓センサ502から送られてきたメッセージに、IPv4に対応した管理端末30が通信可能な家電管理サーバ20のアドレスと、エアコン501および窓センサ502の識別子を付与して管理端末30に送信することにより、管理端末30は通信可能な家電管理サーバ20のアドレスと、エアコン501および窓センサ502の識別子を利用して、通信可能な家電管理サーバ20を介してIPv6に対応したエアコン501および窓センサ502と通信を行なうことができる。
次に、家電管理サーバ20が、管理端末30から家電40a〜40cを制御管理するメッセージ(図5のメニュー要求メッセージもしくは窓状態情報要求メッセージ)を受信したときの処理について、図6を用いて説明する。図6は、家電管理サーバ20が、管理端末30から家電40a〜40cを制御管理するメッセージを受信したときの処理フローチャートである。なお、以下、家電40a〜40cとして、エアコン501および窓センサ502を用いて説明する。
まず、管理端末30が、ユーザが選択した家電40a〜40c(この場合はエアコン501)に関する制御情報であるメニューファイルを要求するメニュー要求メッセージを家電管理サーバ20に送信する。
具体的には、ユーザがエアコン501を選択したので、管理端末30は、”GET/3ffe:501:420:3/”または”GET/appliance3/”をメニュー要求メッセージとして家電管理サーバ20に送信する。
これに対して、家電管理サーバ20は、ネットワーク通信部201で、メニュー要求メッセージを受信し、メッセージ変換部202でメニュー要求メッセージ内に含まれる送信先(例では3ffe:501:420::3またはappliance3)およびファイル名(例では明示されていない)を抽出する(ST601)。
送信先が識別子(例ではappliance3)になっている場合(ST602)、メッセージ変換部202は、家電アドレス・識別子対応テーブル204を用いて、識別子303に対応する家電アドレス302を検索する(ST603)。
次に、メッセージ変換部202は、家電アドレス302が見つからない場合は(ST604)、エラーメッセージを生成し(ST605)、ネットワーク通信部201を介して管理端末30にエラーメッセージを送信する(ST606)。
そして、送信先がアドレス(例では3ffe:501:420::3)になっている、または識別子に対応するアドレスが見つかった場合、メッセージ変換部202は、抽出したファイルを要求する制御メッセージを生成し(ST607)、ネットワーク通信部201を介してこのアドレス(例では3ffe:501:420::3)に向けて、制御メッセージ送信する(ST608)。
本実施例の場合、送信先のアドレスは3ffe:501:420::3、制御メッセージの内容は”GET/”となる。
次に、家電管理サーバ20は、ある一定時間内に制御メッセージの送信先から応答メッセージを受信しない場合(ST609、ST610)、メッセージ変換部202でエラーメッセージを生成し、ネットワーク通信部201を介して管理端末30に送信する(ST605)。
一方、家電管理サーバ20は、応答メッセージを受信した場合(ST609)、メッセージ変換部202において、管理端末・家電管理サーバ対応テーブル203に従って、応答メッセージ内に含まれる制御メッセージの送信先アドレス(家電のアドレス)を管理端末に対応する家電管理サーバのアドレスに変更する。さらに、メッセージ変換部202は、家電アドレス・識別子対応テーブル204に従って、元の送信先アドレス(家電アドレス302)に対応する識別子303を制御メッセージのパラメータとして追記した新たな応答メッセージを生成し(ST611)、管理端末30に送信する(ST606)。
なお、識別子303を用いない場合は、識別子303の代わりに元の送信先アドレス(家電アドレス302)を制御メッセージのパラメータとして追記する。
家電管理サーバ20が、URLで記述された家電からの応答メッセージに対する変換規則について、図7に示す。
変換の対象となるのは、AタグとIMGタグである。
なお、図7中、COMMANDは家電に対する制御管理コマンド名である。
FILENAMEは、画像ファイル名である。
APPLIANCE_ADDRは、制御管理対象となる家電のアドレスまたは識別子である。
SERVER_ADDRは、管理端末30からのメッセージを受信対応する家電管理サーバ20のアドレスである。ただし、同一の家電管理サーバ20が管理端末30からのメッセージを受信対応する場合、”//SERVER_ADDR”は省略可能である。
CURRENT_DIRは、家電管理サーバ20が家電に直前に送信したメッセージに含まれるCOMMANDまたはFILENAMEの先頭から最後の”/”の直前までの文字列(ディレクトリ)である。例えば、GET/index.htmlを送信していた場合は””(なし)であり、GET/dir/index.htmlを送信していた場合は”/dir”である。
また、パラメータが”/”から始まっていない場合、すなわちコマンド(または画像ファイル)が相対パス指定で記述されている場合、コマンド(または画像ファイル)の前に、直前に送信したコマンド(または画像ファイル名)の先頭から最後の”/”までの文字列(ディレクトリ)をつける。
例えば、アドレスが133.185.23.33である管理端末30が”GET/appliance4/DIR/index.html”を送信した結果、家電(窓センサ)が家電管理サーバに以下のような応答メッセージを返した場合、
<HTML>
<BODY>
<CENTER>窓センサ</CENTER>
<A href=”1.cgi”>コマンド1</A><BR>
</BODY>
</HTML>
家電管理サーバ20は、管理端末・家電管理サーバ対応テーブル203、家電アドレス・識別子対応テーブル204に従い、コマンド1に対するURLに家電管理サーバのアドレスおよび家電の識別子を追記するとともに、直前の要求メッセージで指定されたディレクトリ(”/DIR”)を追記した以下のメッセージを生成して管理端末30に送信する。
<HTML>
<BODY>
<CENTER>窓センサ</CENTER>
<A href=”//133.185.23.33/appliance4/DIR/1.cgi”>コマンド1</A><BR>
</BODY>
</HTML>
ユーザがコマンド1を実行しとした場合、管理端末30はアドレスが133.185.23.33である家電管理サーバ20に対して制御メッセージ(”GET/appliance4/DIR/1.cgi”)を送信することになる。
この制御メッセージを受信した家電管理サーバ20は、上述した処理を行い、窓センサ502(3ffe:501:420::4)に制御メッセージ(”GET/DIR/1.cgi”)を送信し、窓センサ502からの応答メッセージを同様に処理して管理端末30に送信する。
以上により、IPv4に対応した管理端末30が、IPv6に対応した家電40a〜40cと通信を行なうことが可能となる。
以上説明したように、本実施の形態によれば、家電管理サーバ20を介して管理端末30と家電40a〜40cと通信するので、特定のポート番号以外使用しないようにできる。このため、管理端末30の種類および通信環境が制限されることがない。
また、本実施の形態によれば、家電40a〜40cから管理端末30に対してURLを用いた応答メッセージがあった場合に、家電管理サーバ20は管理端末30に対して家電のアドレスを送らず、管理端末30が通信可能な通信端末のアドレスと、家電のアドレスに対する識別子を追記して送り、これに対して管理端末30が通信端末に対して識別子と制御コマンドを送信するようにできる。これにより、管理端末30がURLを用いて直接家電40a〜40cと通信することがなくなるので、セキュリティも確保される。また、家電40a〜40cが直接管理端末30と通信できない設定になっていても、家電40a〜40cは家電管理サーバ20を介して管理端末30と通信を行なえる。
なお、家電管理サーバ20の行なう処理をプログラムにし、記憶媒体に格納し、汎用のコンピュータがこのプログラムを実行する形態であっても良い。
本発明にかかる家電管理サーバは、既存の通信端末および通信ネットワーク環境に影響を与えることなく、家電のアドレス体系と通信端末のアドレス体系が異なっている場合や、家電がDNSに登録されていない場合においても通信端末が家電を制御したり管理したりすることが可能となり、家電の制御・管理システムの構築に有用である。また、この技術は、WWWプロキシサーバにも適用可能である。
本発明における家電管理システムの構成図 本発明における家電管理サーバの構成図 本発明における家電管理サーバが管理する家電と識別子の対応テーブルの例を示す図 本発明における家電管理サーバが管理する管理端末と家電管理サーバ名の対応テーブルの例を示す図 本発明における家電管理システムの通信シーケンス例を示す図 本発明における家電管理サーバ内部の処理フロー図 本発明における家電管理サーバでの変換規則の例を示す図
符号の説明
10 家電管理システム
20 家電管理サーバ
30 管理端末
40a〜40c 家電
100 ネットワーク
201 ネットワーク通信部
202 メッセージ変換部
203 管理端末・家電管理サーバ対応テーブル
204 家電アドレス・識別子対応テーブル

Claims (11)

  1. 家電と、前記家電を制御する管理端末と、通信を行う家電管理サーバであって、
    前記家電のアドレスと、前記家電の識別子とを対応させたテーブルと、前記家電または前記家電以外の通信装置から送られてきた前記家電のアドレスおよび前記家電の制御コマンドを含む第1のメッセージを受信するメッセージ受信部と、前記第1のメッセージに含まれる前記家電のアドレスを前記管理端末から通信可能な通信機器のアドレスに変更するとともに、前記家電のアドレスに対応する識別子を前記家電の制御コマンドにパラメータとして追記した第2のメッセージを生成するメッセージ変換部と、前記管理端末に前記第2のメッセージを送信するメッセージ送信部と、を具備したことを特徴とする家電管理サーバ。
  2. 前記メッセ−ジ変換部は、前記識別子の代わりに前記家電のアドレスを追記することを特徴とする請求項1に記載の家電管理サーバ。
  3. 前記メッセージ変換部は、前記通信機器のアドレスを自身のアドレスとすることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の家電管理サーバ。
  4. 前記メッセージ変換部は、前記通信機器のアドレスを前記管理端末に応じて変更することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の家電管理サーバ。
  5. 前記テーブルに格納された前記家電のアドレスのリストと前記家電のアドレスに対応する家電名を前記管理端末に送信することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の家電管理サーバ。
  6. 前記テーブルに格納された前記識別子のリストと前記識別子に対応する家電名を前記管理端末に送信することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の家電管理サーバ。
  7. 前記メッセージ受信部は、前記管理端末から送られてきた、前記家電の識別子および前記家電の制御コマンドを含む第1の要求メッセージを受信し、
    前記メッセージ変換部は、前記第1の要求メッセージから前記識別子を取り除いた第2の要求メッセージを生成し、
    前記メッセージ送信部は、前記第1の要求メッセージに含まれる前記識別子に対応する家電のアドレスに前記第2の要求メッセージを送信することを特徴とする請求項1から請求項6のいずれかに記載の家電管理サーバ。
  8. 前記メッセージ受信部は、前記管理端末から送られてきた、前記家電のアドレスおよび前記家電の制御コマンドを含む第1の要求メッセージを受信し、
    前記メッセージ変換部は、前記第1の要求メッセージから前記家電のアドレスを取り除いた第2の要求メッセージを生成し、
    前記メッセージ送信部は、前記家電のアドレスに前記第2の要求メッセージを送信することを特徴とする請求項1から請求項6のいずれかに記載の家電管理サーバ。
  9. 家電と、前記家電を制御する管理端末と、通信を行う通信方法であって、
    前記家電のアドレスと、前記家電の識別子とを対応させて格納するステップと、前記家電または前記家電以外の通信装置から送られてきた前記家電のアドレスおよび前記家電の制御コマンドを含む第1のメッセージを受信するステップと、前記第1のメッセージに含まれる前記家電のアドレスを前記管理端末から通信可能な通信機器のアドレスに変更するとともに、前記家電のアドレスの識別子を前記家電の制御コマンドにパラメータとして追記した第2のメッセージを生成するステップと、前記管理端末に前記第2のメッセージを送信するステップと、を具備したことを特徴とする通信方法。
  10. コンピュータに、家電と、前記家電を制御する管理端末と、通信を行わせるプログラムであって、
    コンピュータに、前記家電のアドレスと、前記家電の識別子とを対応させて格納するステップと、前記家電または前記家電以外の通信装置から送られてきた前記家電のアドレスおよび前記家電の制御コマンドを含む第1のメッセージを受信するステップと、前記第1のメッセージに含まれる前記家電のアドレスを前記管理端末から通信可能な通信機器のアドレスに変更するとともに、前記家電のアドレスの識別子を前記家電の制御コマンドにパラメータとして追記した第2のメッセージを生成するステップと、前記管理端末に前記第2のメッセージを送信するステップと、を行わせることを特徴とするプログラム。
  11. 請求項10記載のプログラムを格納した記憶媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014123872A (ja) * 2012-12-21 2014-07-03 Mitsubishi Electric Corp 表示装置および表示方法
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