JP2005283185A - 定量吐出器 - Google Patents

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Abstract

【課題】圧力補正のためのサンプリングが不要で、簡易な演算や機構によって効率的な圧力補正ができる定量吐出器を提供する。
【解決手段】CPU51にI/Oポート52を介してキーボード53と不揮発性メモリ54、さらにD/A変換器55を介して電空レギュレータ56、ドライバ回路57を介してソレノイドバルブ58を接続する。ソレノイドバルブ58は、電空レギュレータ56とチューブ6を接続する空気通路59の途中に設ける。以上のような構成で、キーボード53からの吐出信号を検知すると、CPU51は圧力補正テーブルPTを参照して残量レベルLnに応じて設定吐出圧力Pを補正し、D/A変換器55を介して電空レギュレータ56に補正圧力Pnに対応する圧力信号を送って空気圧を変化させる一方、目標の吐出量Wnを吐出するために必要な吐出時間Xtnを決定し、ドライバ回路57を介してソレノイドバルブ58に制御信号を送って吐出時間Xtnに対応する時間だけ空気通路59を開放する。
【選択図】図2

Description

本発明は、空圧式ディスペンサの吐出圧力を制御して吐出作業の進行に伴う容器内の材料の減少による吐出量変化を防止する圧力補正機能を有する定量吐出器に関する。
定量吐出器は、吐出圧力Pと吐出時間Tを設定して液状材料aを定量吐出するが、吐出作業の進行に伴って容器内の材料aが減少することや、時間の経過とともに材料aの粘度が変化することなどにより、吐出精度が低下する。
特に、図9に示すように、容器内の材料aが減少して残量レベルがL1からL2に低下すると(L1>L2)、当初設定した吐出圧力Pの空気で容器内を満たすまでの時間がt1からt2に長くなり(t1<t2)、容器内の圧力上昇速度がP/t1からP/t2に低下する。
このため、いわゆる水頭差による吐出量変化が起き、当初100%の残量レベルで設定した吐出圧力Pと吐出時間Tに対する吐出量Wが減少する。(当初設定した吐出時間Tが長い場合や材料aの粘度が低い場合は吐出量Wが増加するケースもある)
この吐出量Wの減少をなくすには、残量レベルLnに反比例する補正圧力Pnを与えて容器内の圧力上昇速度を速くする必要がある。(吐出量Wが増加する場合は圧力上昇速度を遅くする)
そのためには、現在の残量レベルLnを検知し、そのレベルに対して必要な補正圧力Pnを何らかの方法で求める必要がある。
残量レベルLnは、圧力波形の立ち上がり面積が残量レベルLnに対してほぼ直線的に変化するので、圧力波形の立ち上がり面積を測定し、それを圧力波形の立ち上がり面積と残量レベルLnの近似直線式に当てはめることにより求めることができる。
補正圧力Pnは、同様に残量レベルLnに対してほぼ直線的に変化するので、上記の方法で残量レベルLnを検知し、それを補正圧力Pnと残量レベルLnの近似直線式に当てはめて求めることができる。
従来の定量吐出器は、残量レベルLnを検知するため、圧力センサによる圧力データの取得を1msec毎に50回程度行って圧力波形の立ち上がり面積を測定していた。
そのため、圧力補正の演算や圧力検知の機構が複雑になり、吐出動作中に吐出圧力Pを変更するなどの付加的な機能を付与することが困難であった。
また、従来の定量吐出器は、吐出作業を開始する前にサンプリングのための予備実験を行い、トップレベル(100%)とボトムレベル(10%)の2点において材料aを吐出し、その吐出量Wを計測して目標との差に応じて吐出圧力Pを調整する作業を繰り返して2点における補正圧力Pnを求め、この2点を結んで上記近似直線式を設定していた。
そのため、設定に時間が掛かり、装置を立ち上げるまでに長時間を要していた。
また、容器サイズ、ニードル径といった塗布条件を変更したり、吐出量Wを変更する度に新たな近似直線式を設定する必要があったので、作業が煩雑で現場での取扱いが面倒であった。
解決しようとする問題点は、従来の圧力補正機能を有する定量吐出器は、補正データのサンプリングが必要で立ち上げに長時間を要し、圧力補正の演算や機構も複雑であった点であり、本発明は、圧力補正のためのサンプリングが不要で、簡易な演算や機構によって効率的な圧力補正ができる定量吐出器を提供することを目的になされたものである。
本発明は、容器内の材料の残量と吐出圧力の補正量の関係を示すテーブルをあらかじめメモリに記憶し、このメモリに記憶したテーブルを参照して材料を吐出する毎に計算した残量に対する補正量を求めて吐出圧力を補正することを最も主要な特徴とする。
本発明の定量吐出器は、圧力センサを使わずに容器内の材料の残量を計算により求めているので、従来複雑であった圧力補正の演算や圧力検知の機構が簡素化される。
また、あらかじめメモリに記憶したテーブルを参照して吐出圧力の補正量を求めるので、従来のサンプリングのための予備実験が不要になる。その結果、立ち上げ時間が短くなり、現場での取扱いも容易になる。
以下、本発明の実施の形態について説明する。
図1に、本発明を実施した定量吐出器の構成図を示す。
定量吐出器は、筒状の容器1の先端に吐出口2を設けてニードル3を取付け、容器1の接続部4とコントローラ5をチューブ6で接続する構成である。
定量吐出器は以上のような構成で、液状の材料aを容器1に入れ、コントローラ5から接続部4と液面の間の空間bに空気圧を与えて材料aを吐出口2側に押出し、ニードル3の先端から材料aを定量吐出する。
図2に、コントローラ5のブロック図を示す。
コントローラ5は、CPU51にI/Oポート52を介してキーボード53と不揮発性メモリ54、さらにD/A変換器55を介して電空レギュレータ56、ドライバ回路57を介してソレノイドバルブ58を接続する構成である。
ソレノイドバルブ58は、電空レギュレータ56とチューブ6を接続する空気通路59の途中に設ける。
以下、本発明の第1実施例について説明する。
第1実施例は、容器内の材料の残量に応じて吐出圧力を補正する加圧式定量吐出器に関し、不揮発性メモリ54には、容器サイズ、チューブ長さなどの塗布条件によって選択可能な圧力補正テーブルPTがあらかじめ記憶されている。
また、吐出処理を実施する前にオペレータがキーボード53から入力した設定吐出圧力P(kPa)、設定吐出時間T(sec)、設定吐出時間(T)当たり吐出量St(g)、材料総質量S(g)、アラーム認識レベルLa(%)などのデータが吐出データ設定値として記憶されている。
圧力補正テーブルPTは、図3に示すように、横軸に材料aの残量レベルLn(%)、縦軸に圧力増分率αn(%)をとった圧力補正曲線をテーブル化したもので、複数の容器サイズSnと複数のチューブ長さCnを組合せて設定した塗布条件Sn×Cn毎にそれぞれ異なるテーブルが用意され、これを参照して塗布条件Sn×Cn毎、残量レベルLn毎の圧力増分率αnを求めることができるようになっている。
圧力増分率αn=(Pn/P)×100は、塗布条件Sn×Cn毎に例えば3〜5回の吐出実験を行って残量レベルLn毎の補正圧力Pnの平均を求め、これと設定吐出圧力Pの比に100を掛けて求める。
残量レベルLn毎の補正圧力Pnは、100%から0%までの5%きざみで20回の吐出実験を行って求める。
1回の吐出実験は、最初に設定吐出圧力Pで材料aを吐出し、そのときの吐出量Wnを測定して例えば目標の±5%以内に入るように設定吐出圧力Pを調整し、この吐出量Wnの測定と設定吐出圧力Pの調整を数十回繰り返して求めた調整後の吐出圧力を補正圧力Pnとする。
このテーブルを使用するに当たり、オペレータは容器サイズとチューブ長さを指定して必要な圧力補正テーブルPTを事前に不揮発性メモリ54より選択する。
第1実施例のコントローラ5は以上のような構成で、キーボード53からの吐出信号を検知すると、CPU51は圧力補正テーブルPTを参照して残量レベルLnに応じて設定吐出圧力Pを補正し、D/A変換器55を介して電空レギュレータ56に補正圧力Pnに対応する圧力信号を送って空気圧を変化させる一方、目標の吐出量Wnを吐出するために必要な吐出時間Xtnを決定し、ドライバ回路57を介してソレノイドバルブ58に制御信号を送って吐出時間Xtnに対応する時間だけ空気通路59を開放する。
以上の操作により吐出処理が実施され、吐出時の実績データがログとして取得される。
これにより、従来できなかった吐出不良などの事故が発生した場合の経過確認ができるようになり、事故原因の究明が容易になる。また、ログを利用してよりユーザの使用条件に適合した圧力補正テーブルPTを作成することができるようになる。
また、吐出作業の進行に伴って残量レベルLnが当初設定したアラーム認識レベルLaを超えたときは、その旨のアラームがコントローラ5の表示部に表示される。
コントローラ5がパソコンやシーケンサなどの外部装置に接続されている場合は、同時に外部装置に対してアラーム信号が出力される。これにより、アラームが外部装置の警報ランプなどを介して報知される。
また、アラーム時に吐出動作を停止するか継続するかの選択が可能で、吐出動作を継続する場合は、ワークの切りのいいところでオペレータが手動で吐出動作を停止させることができる。
図4に、第1実施例のコントローラ5の処理フローを示す。
まず、ステップ101において吐出圧力=Pn(初回は吐出圧力=設定吐出圧力P)、吐出時間=Xtn(目標の吐出量Wnを吐出するために必要な吐出時間)を設定して材料aを吐出する。
次のステップ102において吐出圧力=Pn、吐出時間=Xtnを吐出実績データとしてログに出力する。
次に、ステップ103において吐出速度=St/Tを求め、これに吐出時間=Xtnを掛けて今回の吐出量Wn=(St/T)×Xtnを算出する。
次に、ステップ104において前回の残量Sn-1から今回の吐出量Wnを減じて今回の残量Sn=Sn-1−Wnを算出する。
次に、ステップ105において今回の残量Snを材料総質量Sで割り、それに100を掛けて今回の残量レベルLn=(Sn/S)×100を算出する。
次のステップ106において今回の残量レベルLnとアラーム認識レベルLaを比較し、Ln≦Laであれば次のステップ107においてその旨をアラームとして出力し、そうでなければステップ109に進む。
次に、ステップ108においてアラーム時の吐出動作が停止かどうかを判定し、停止であれば処理を終了し、そうでなければ次のステップ109において圧力補正テーブルPTを参照して今回の残量レベルLnに対する圧力増分率αnを求め、補正後の吐出圧力Pn=αn×Pを算出する。
次のステップ110において算出した吐出圧力=Pn(補正後の吐出圧力)、吐出時間=Xtnを指定して材料aを吐出し、ステップ102に戻る。
以下、本発明の第2実施例について説明する。
第2実施例は、容器内の材料の残量に応じてバキューム圧力を補正する低粘度材料用の負圧式定量吐出器に関し、不揮発性メモリ54にはあらかじめユーザが設定した材料aの残量レベルがトップレベル(100%)のバキューム圧力VPtopとボトムレベル(10%)のバキューム圧力VPbotが記憶されている。これより、図5に示すように、任意の残量レベルLn(%)でのバキューム圧力VPn(kPa)はバキューム圧力VPtopとバキューム圧力VPbotの2点を結んだ近似直線式より求める。
また、吐出処理を実施する前にオペレータがキーボード53から入力した設定吐出時間T(sec)、設定吐出時間(T)当たり吐出量St(g)、材料総質量S(g)、アラーム認識レベルLa(%)などのデータが吐出データ設定値として記憶されている。
第2実施例のコントローラ5は以上のような構成で、キーボード53からの吐出信号を検知すると、CPU51はバキューム圧力VPtop、VPbotの2点を結んだ近似直線式より残量レベルLnに対応するバキューム圧力VPnを求め、D/A変換器55を介して電空レギュレータ56にバキューム圧力VPnに対応する圧力信号を送って空気圧を変化させる一方、目標の吐出量Wnを吐出するために必要な吐出時間Xtnを決定し、ドライバ回路57を介してソレノイドバルブ58に制御信号を送って吐出時間Xtnに対応する時間だけ空気通路59を開放する。
バキューム圧力VPnは、電空レギュレータ56を使わずに空気通路59の入口に設けたニードルバルブにて調整した一定の負圧をソレノイドバルブ58の開閉により制御してもよい。
第2実施例の定量吐出器は、バキューム圧力VPtop、VPbotの2点を結んだ近似直線式より残量レベルLnに対応するバキューム圧力VPnを求めてバキューム圧力を制御するので、低粘度用の負圧式定量吐出器においても圧力補正のためのサンプリングが不要になり、圧力センサなどの複雑な機構を必要としないで簡単な演算で効率的な圧力補正ができるようになる。
図6に、第2実施例のコントローラ5の処理フローを示す。
まず、ステップ201においてバキューム圧力VPtop、吐出時間=Xtnにて材料aを吐出する。
次に、ステップ202において吐出速度=St/Tを求め、これに吐出時間=Xtnを掛けて今回の吐出量Wn=(St/T)×Xtnを算出する。
次に、ステップ203において前回の残量Sn-1から今回の吐出量Wnを減じて今回の残量Sn=Sn-1−Wnを算出する。
次に、ステップ204において今回の残量Snを材料総質量Sで割り、それに100を掛けて今回の残量レベルLn=(Sn/S)×100を算出する。
次のステップ205において今回の残量レベルLnとアラーム認識レベルLaを比較し、Ln≦Laであれば次のステップ206においてその旨をアラームとして出力し、そうでなければステップ208に進む。
次に、ステップ207においてアラーム時の吐出動作が停止かどうかを判定し、停止であれば処理を終了し、そうでなければ次のステップ208において今回の残量レベルLnに対するバキューム圧力VPn=(VPtop−VPbot)×Ln/(吐出スタート時の残量=100)を算出する。
次のステップ209において算出したバキューム圧力VPn、吐出時間=Xtnを指定して材料aを吐出し、ステップ202に戻る。
以下、本発明の第3実施例について説明する。
第3実施例は、一定時間経過毎に吐出圧力を変更する加圧式定量吐出器に関し、不揮発性メモリ54には、図7に示すように、各チャネルメモリにあらかじめユーザが測定しておいた段階的に変化する吐出圧力Pn(kPa)が記憶されている。
各チャネルメモリにはこの他、設定吐出時間T(sec)、設定吐出時間(T)当たり吐出量St(g)、材料総質量S(g)などのデータが吐出データ設定値として記憶されている。また、不揮発性メモリ54には吐出処理を実施する前にオペレータがキーボード53から入力したチャネル移行時間(分)、開始チャネル指定、終了チャネル指定などのデータが記憶されている。
第3実施例のコントローラ5は以上のような構成で、キーボード53からの吐出信号を検知すると、CPU51はユーザが指定した時間が経過する毎にチャネルアップして吐出圧力Pを変更し、D/A変換器55を介して電空レギュレータ56に変更後の吐出圧力Pnに対応する圧力信号を送って空気圧を変化させる一方、目標の吐出量Wnを吐出するために必要な吐出時間Xtnを決定し、ドライバ回路57を介してソレノイドバルブ58に制御信号を送って吐出時間Xtnに対応する時間だけ空気通路59を開放する。
第3実施例の定量吐出器は、各チャネルメモリにあらかじめ段階的に変化する吐出圧力Pの適正値を記憶し、ユーザが指定した時間が経過する毎にチャネルアップして吐出圧力Pを変更するので、同様に圧力補正のためのサンプリングが不要になり、圧力センサなどの複雑な機構を必要としないで簡単な演算で効率的な圧力補正ができるようになる。
図8に、第3実施例のコントローラ5の処理フローを示す。
まず、ステップ301においてユーザの指定した開始チャネルにアドレスを設定する。
次のステップ302においてアドレス設定したチャネルの吐出圧力Pnを読み出す。
次のステップ303において読み出した吐出圧力=Pn、吐出時間=Xtnを指定して材料aを吐出する。
次のステップ304においてユーザの指定したチャネル移行時間が既に経過したかどうか判定し、経過していなければステップ303に戻って同一の吐出圧力=Pnで吐出処理を繰り返す。
既に経過していれば次のステップ305において次のチャネルにアドレスを移行する。
次のステップ306において次のアドレスが終了チャネルをオーバしたかどうか判定し、オーバしていれば処理を終了し、オーバしていなければステップ302に戻って吐出処理を繰り返す。
本発明を実施した定量吐出器の構成図である。 コントローラ5のブロック図である。 圧力補正曲線の例を示すグラフである。 第1実施例のコントローラ5の処理フローである。 バキューム圧力補正直線の例を示すグラフである。 第2実施例のコントローラ5の処理フローである。 チャネルメモリの例を示す図である。 第3実施例のコントローラ5の処理フローである。 水頭差による吐出量変化の説明図である。
符号の説明
1 容器
2 吐出口
3 ニードル
4 接続部
5 コントローラ
51 CPU
52 I/Oポート
53 キーボード
54 不揮発性メモリ
55 D/A変換器
56 電空レギュレータ
57 ドライバ回路
58 ソレノイドバルブ
59 空気通路
6 チューブ

Claims (7)

  1. 空圧式ディスペンサの吐出圧力を制御して吐出作業の進行に伴う容器内の材料の減少による吐出量変化を防止するに当たり、
    前記容器内の材料の残量と吐出圧力の補正量の関係を示すテーブルをあらかじめメモリに記憶し、
    前記材料を吐出する毎に容器内の残量を計算する計算手段と、
    前記メモリに記憶したテーブルを参照して前記計算手段が計算した残量に対する補正量を求めて吐出圧力を補正する補正手段と、
    補正後の吐出圧力と所定の吐出時間を設定して前記容器内の材料を吐出する吐出手段と、を備えることを特徴とする定量吐出器。
  2. 前記吐出手段が容器内の材料を吐出するときは、そのときの吐出圧力および吐出時間をログに記録することを特徴とする請求項1記載の定量吐出器。
  3. 前記計算手段が計算した容器内の残量が所定量より少ないときは、その旨のアラームを報知することを特徴とする請求項1記載の定量吐出器。
  4. 前記テーブルは容器のサイズ毎に異なるものがメモリに記憶され、それを参照するときは容器のサイズを指定して選択するものであることを特徴とする請求項1記載の定量吐出器。
  5. 前記テーブルはディスペンサと容器を連結するチューブの長さ毎に異なるものがメモリに記憶され、それを参照するときはチューブの長さを指定して選択するものであることを特徴とする請求項1記載の定量吐出器。
  6. 空圧式ディスペンサのバキューム圧力を制御して吐出作業の進行に伴う容器内の材料の減少による吐出量変化を防止するに当たり、
    前記容器内の材料の残量とバキューム圧力の関係を示す近似直線式をあらかじめメモリに記憶し、
    前記材料を吐出する毎に容器内の残量を計算する計算手段と、
    前記メモリに記憶した近似直線式より前記計算手段が計算した残量に対するバキューム圧力を算出する算出手段と、
    算出したバキューム圧力と所定の吐出時間を設定して前記容器内の材料を吐出する吐出手段と、
    を備えることを特徴とする定量吐出器。
  7. 空圧式ディスペンサの吐出圧力を制御して吐出作業の進行に伴う容器内の材料の減少による吐出量変化を防止するに当たり、
    段階的に変化する吐出圧力をあらかじめメモリに記憶し、
    ユーザが指定した時間が経過する毎に前記メモリに記憶した吐出圧力を順番に読み出す読出手段と、
    読み出した吐出圧力と所定の吐出時間を設定して前記容器内の材料を吐出する吐出手段と、
    を備えることを特徴とする定量吐出器。
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