JP2005280866A - フォークリフト車用フォーク - Google Patents
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Abstract
【課題】コンテナ内の荷役作業を迅速に行うことを可能にする安価で簡便なフォークリフト車用フォークを提供する
【解決手段】フォークリフト車の本体1に取付けられているフォーク2’の先端に前面上部に斜面3’aを設けた係合部3’を一体に設け、前記係合部3’に取付孔4,4とネジ孔5を設ける。
【選択図】 図3
【解決手段】フォークリフト車の本体1に取付けられているフォーク2’の先端に前面上部に斜面3’aを設けた係合部3’を一体に設け、前記係合部3’に取付孔4,4とネジ孔5を設ける。
【選択図】 図3
Description
本発明はコンテナ内の貨物や、台上の荷物等の取り出し、又は収納作業をするフォークリフト車用フォークに関するものである。
一般にトラックのコンテナに積まれた貨物は、フォークリフト車で荷役作業が簡便に行い得るように、フォークリフト車のフォークを挿入する穴が設けられた木製又は樹脂製のパレットに載せられる。
しかし、フォークリフト車のフォークは非特許文献1の写真に示されるように1m前後の長さしかないため、フォークがパレットを安全に持ち上げるのに充分な長さまでパレットの穴に挿入できない距離にパレットに載せられた貨物がコンテナの奥に積まれている場合は、貨物をコンテナの出入口まで人力で移動、又はパレットの外周にロープを掛けて、フォークリフト車で引張り、フォークがパレットを安全に持ち上げるのに充分な長さまでパレットの穴に挿入できる距離まで牽引している。ところが、この作業は人手がかかったり、コンテナ内が狭く貨物同士の間隔が狭い時や壁際にある時はロープをパレットの外周に掛け難く、移動作業が困難な場合がある。また、貨物をコンテナの奥に入れる時は出入口から人力で奥まで運ばなければならなかった。
一方、荷役作業が簡便なように側面が開閉するコンテナがあるが、コンテナが車道上にある場合に路肩側の貨物を荷役作業する場合は問題はないが、車道側の貨物を荷役作業する場合はフォークリフト車を車道側まで回り込ませなくてはならず、一般車輌の交通の妨げや安全面において問題があった。
「日刊工業新聞」,日刊工業新聞社,2004年3月24日,p22−23
「日刊工業新聞」,日刊工業新聞社,2004年3月24日,p22−23
そこで本発明は、コンテナ内の荷役作業を迅速に行うことを可能にする安価で簡便なフォークリフト車用フォークを提供しようとするものである。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたもので、先端にパレット又は貨物との係合部を一体に形成又は係合部材を着脱自在に設けたフォークリフト車用フォークである。
本発明によれば、フォークリフト車のフォークの先端に設けた係合部又は係合部材を、奥行きのあるコンテナの奥にあるパレットに係合部を引っ掛けて引出し、逆に出入口のパレットを係合部又は係合部材により押しこむことができる。又、係合部材を着脱自在にしたものは、係合部材を取外すことで通常のフォークリフト車のフォークとしてなんら支障なく利用することができる。
そして、本発明にかかるフォークにより牽引すれば、ロープで牽引する場合のように、パレットが回転して貨物がパレット上からずれたりパレットのフォークを挿入する穴の位置がずれたりすることがなく、押込む時も同様の効果が得られる。
図1は本発明にかかる実施例1を示す側面図で、1はフォークリフト車の本体、2はフォークリフト車のフォーク、3はフォーク2の先端に一体に設けられた係合部である。
図2の(a)は、図1に示すX部分の詳細を示す拡大平面図、(b)は拡大側面図である。
本実施例によれば、パレットに上記係合部3を係合させることでパッレットを簡単に引き出すことができるため、フォーク2を充分パレットの穴に挿入し得る位置迄引き出せば、従来のようにパレットを運搬することができる。又係合部3によりフォーク2の先端が広くなっているためフォーク2の係合部3によりパレットを押し進めることができる。
図3は、本発明の実施例2を示すもので、(a)は要部の拡大平面図、(b)図は(a)図の側面図である。図中、2’はフォーク、3’はフォーク2’の先端に一体に設けられた係合部で、パレットへのフォークの挿入を容易にするため、前面上部に側面3’aが形成されており、また2つの取付孔4,4とネジ孔5が設けられている。
図4は、図3に示した実施例2の係合部3’にアダプタ6取付けた実施例3を示すもので、(a)図は拡大平面図、(b)図は(a)図のA−A線断面図である。アダプタ6には挿通孔7と前記取付孔4,4と嵌合する係合柱8,8が設けられていて、貨物を押込む場合にこのアダプタ6を装着する。
図5(a),(b)は図3に示す実施例2のネジ孔5にアイボルト9を螺合した場合と、ピン10を取付けた場合の実施例4の拡大側面図である。
上記実施例2によれば、係合部3’をパレットに係合させて引き出すことができ、また、パレットを押込む場合は図4に示す実施例3のようにアダプタ6をフォーク2’に取付けることでパレットを押込むことができる。またパレットをロープにより引き出す際には実施例4の図5(a)に示すようにアイボルト9をネジ孔5に螺合し取付けることで、パレットに掛けたロープをアイボルト9に取付けて牽引することができる。またパレットに係合する部分が狭く係合部3’を係合させることができない場合は、図5(b)に示すように係合用のピン10をネジ孔5に取付け、ピン10をパレットに係合させることでパレットを引き出すことが可能になる。
尚、ネジ孔5に取付けられる器具は、上記実施例に限られないことは勿論である。
図6は本発明の実施例5を示すもので、(a)は拡大平面図、(b)は(a)のB−B線断面図である。図中、2”はフォーク、3”はフォーク2”に着脱自在に取付けられた係合部材でフォーク2”に設けられた取付孔11,11に下面に設けたボルト12,12を挿入してナット13でフォーク2”に固定される。4’,4’は取付孔、5’はネジ孔である。
実施例5は基本的構造は上記図3に示した実施例2と同様であるが、係合部材3”を取外すことで、従来のフォークリフト車のフォークと同様に取扱うことができ、必要に応じて係合部材3”を取付けるものである。
尚、本発明にかかる係合部又は係合部材の形状は上記実施例に示す形状に限られないことは勿論である。
2’ フォーク
3’ 係合部
4,4 取付孔
5 ネジ孔
3’ 係合部
4,4 取付孔
5 ネジ孔
Claims (1)
- 先端にパレット又は貨物との係合部を一体に形成又は係合部材を着脱自在に設けたことを特徴とするフォークリフト車用フォーク。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004094013A JP2005280866A (ja) | 2004-03-29 | 2004-03-29 | フォークリフト車用フォーク |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004094013A JP2005280866A (ja) | 2004-03-29 | 2004-03-29 | フォークリフト車用フォーク |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005280866A true JP2005280866A (ja) | 2005-10-13 |
Family
ID=35179670
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004094013A Pending JP2005280866A (ja) | 2004-03-29 | 2004-03-29 | フォークリフト車用フォーク |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005280866A (ja) |
Citations (7)
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-
2004
- 2004-03-29 JP JP2004094013A patent/JP2005280866A/ja active Pending
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