JP2005280806A - ロールシート収容製品 - Google Patents

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朗 平沢
Tamotsu Dobashi
保 土橋
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Abstract

【課題】横置き又は縦置き等の任意の設置形態で使用可能としたロールシート収容製品を提供する。
【解決手段】防水加工を施した紙箱2内に、巻芯無しの状態で中空ロール状に巻き取られたロールシート3を収容する。前記紙箱2は、横置きした状態の上面及び縦置きした状態の上面に夫々、引出し口形成部を有する紙箱構造とし、かつ前記ロールシート3は、中心の中空部3Aにおいて、巻際紙端部3aが中空部内で壁面に仮着されておらず自由な状態となっているものとする。
【選択図】図1

Description

本発明は、紙箱内にロール状に巻き取られたキッチンペーパー等のロールシートを収容したロールシート収容製品に関する。
従来より、台所や調理場などにおいて、キッチンペーパーなどの衛生用紙が多く使用されている。このキッチンペーパーの多くは、ロール状に巻かれた状態で提供されており、ユーザーが使用する場合には、別途購入した固定式ホルダーを壁に固定し、これにロールシートを取付け所要量だけ巻き出しながら使用するか、例えば下記特許文献1〜3に示されるように、紙箱内に収容した状態で提供されたものを購入し、所要量づつ紙箱から巻き出して使用するようにしている。
実開平6−59224号公報 特開平10−86937号公報 特開平10−95424号公報
しかしながら、前記固定式ホルダーに取り付けて使用する場合には、持ち運びができないため、使用場所が限定されてしまい不便であるなどの問題があり、紙箱内に収容されたロールシート収容製品の場合には、自由に持ち運びができるため使用場所の限定はないが、下記のような問題があった。
(1)紙箱に収容された製品の場合には、横長の立方体形状を成しており、置き場の少ないキッチンスペースの中で、多くのスペースを占有してしまうため、置き場に困ることがある。
(2)ロールシートが紙製の巻芯に巻かれているため、巻芯コストが余計に掛かるとともに、使用後に前記巻芯が残るため廃棄しなければならない。
(3)キッチンペーパーは主に台所や調理場で使用されるものであるため、紙箱が水に濡れる可能性が多く自由に置き場所を選ぶことができない。また、紙箱に浸透した水がキッチンペーパーに吸収されると使用に耐えないものとなる。
そこで本発明の主たる課題は、場所を取らず、或いは横置き又は縦置き等の任意の設置形態で使用可能とすること、巻芯を残さず使用可能とすること、水に濡れても使用に耐え、置き場所を選ばず使い勝手の良い任意の場所に設置できる仕様とすること等の課題を解決したロールシート収容製品を提供することにある。
前記課題を解決するために請求項1に係る本発明として、紙箱内に巻芯無しの状態で中空ロール状に巻き取られたロールシートを収容するとともに、前記紙箱は縦置きした状態の上面、或いは横置きした状態の上面及び縦置きした状態の上面に夫々、引出し口形成部を有する構造としたことを特徴とするロールシート収容製品が提供される。
上記請求項1記載の本発明においては、紙箱内に巻芯無しの状態で中空ロール状に巻き取られたロールシートを収容し、かつ紙箱を縦置きした状態の上面、或いは横置きした状態の上面及び縦置きした状態の上面に夫々、引出し口形成部を有する紙箱構造とした。従って、紙箱を縦置きした状態の上面に引出し口形成部を有するため、紙箱をキッチン等に縦置きの状態で設置し、上面の引出し口から指を挿入してロールシートの中空部側から順次ロールシートを引き出して使用することが可能となる。特に、横置きした状態の上面及び縦置きした状態の上面に夫々、引出し口形成部を有するタイプの場合には、ユーザーが自由に横置きか縦置きかを選定し、任意の設置形態で使用することができる。また、ロールシートは巻芯無しタイプとしたため、巻芯を残さず使用することができる。
請求項2に係る本発明として、前記ロールシートは、中心の中空部において、巻際紙端部が中空部内の壁面に仮着されておらず自由な状態となっている請求項1記載のロールシート収容製品が提供される。
上記請求項2記載の本発明においては、巻際紙端部を仮着せずにフリーな状態としてある。従って、使用開始時に、紙箱上面の引出し口から指を挿入し、前記巻際紙端部を摘んで容易に引き出すことができるようになる。
請求項3に係る本発明として、前記ロールシートの中空部径は25mmφ以上50mmφ以下としてある請求項1〜2いずれかに記載のロールシート収容製品が提供される。
前記ロールシートの中空部径は指を挿入し易いように、25mmφ以上の径とするのが望ましく、かつ巻き長が短く成り過ぎないように50mmφ以下とするのが望ましい。
請求項4に係る本発明として、前記ロールシートは単層ペーパーである請求項1〜3いずれかに記載のロールシート収容製品が提供される。
請求項5に係る本発明として、前記紙箱には防水加工を施してある請求項1〜4いずれかに記載のロールシート収容製品が提供される。
上記請求項5記載の本発明においては、防水加工を施した紙箱内に前記ロールシートを収容したため、水に濡れる可能性の高い場所であっても設置することができ、置き場所を選ばず自由に設置することが可能となる。
以上詳説のとおり本発明によれば、スペースを取らないように縦置き状態での設置が可能になる。また、横置きした状態の上面及び縦置きした状態の上面に夫々、引出し口形成部を有する紙箱構造とした場合には、ユーザーが自由に横置きか縦置きかを選定することができるようになる。また、巻芯を残さず最後まで使用可能となる。
さらに、紙箱に防水処理が成されているため、水に濡れても使用に耐えることができ、置き場所を選ばず使い勝手の良い任意の場所に設置できるようになるなどの効果が得られるようになる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳述する。
図1は本発明に係るロールシート収納製品1の斜視図であり、図2は紙箱2の斜視図、図3ロールシート3の端面図である。
前記ロールシート収納製品1は、紙箱2内に巻芯無しの状態で中空ロール状に巻き取られたロールシート3を収容したものである。
1枚の紙から紙箱2を組立てる方法として、従来より公知の種々の方法を採用することができるが、本紙箱2においては、詳細には図2に示されるように、横置きした状態の上面と、縦置きした状態の上面とに夫々、引出し口形成部を有する紙箱構造とすることにより、横置き又は縦置き等の任意の設置形態で使用することができるようになっている。
図示例では、前記横置き状態で上面に形成される引出し口形成部としては、天面板2Aの一側端から正面板2Bにかけて延長される突出片2aに水平方向に沿って平行に2条のミシン目2b、2bを形成するとともに、該ミシン目2b、2bよりも先端側部分を正面板に接着剤等により固定した構造とし、前記縦置き状態で上面に形成される引出し口形成部としては、端面板2Cに円形状にミシン目2cを形成した構造としている。なお、前記紙箱2は、例えば端面板2Cの少なくとも一方が開閉自在とされ、ロールシート3の詰め替えが可能となっていることが望ましい。
前記紙箱2には、水に濡れても使用に耐えるように、防水加工を施すことが望ましい。前記紙箱2の防水加工としては、例えば紙層に、被膜形成能を有する高分子化合物、例えばポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデンなどの重合体、或いはエチレン及び/又はポリプロピレンとポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデンなどとを共重合したコポリマーなどのポリオレフィン系ポリマーを塗工或いはラミネートする方法などを挙げることができる。また、前記被膜形成能を有する高分子化合物の代わりに、アルミニウムなどの金属薄膜を使用して防水性を付与することもできる。
一方、ロールシート3は、図1に示されるように、巻芯無しの状態で中心部に中空孔を有する中空ロール形状に巻き取られたペーパーであり、図3に示されるように、中空部3Aにおいては、巻際紙端部3aが中空部内壁面に仮着されておらず自由な状態となっている。ここで、前記中空部3Aの径は、指の挿入し易さを考慮して、25mmφ以上50mmφ以下、好ましくは35mmφ以上45mmφ以下とするのが望ましい。
シート3を無芯ロール状に形成する方法としては、無芯トイレットペーパーで採用されている方法をそのまま採用することができる。具体的には、図4に示されるように、外径が拡縮自在とされる金属製巻軸10を2本の平行なロール11,11の中間上部に配設するとともに、前記巻軸10の上に加圧ロール12(ライディングロール)を設け、更に巻軸10に向けてスプレーノズル13を設けた巻取り設備において、シート3を巻軸10に供給するとともに、ロール11,11を夫々所定方向に回転させることにより、巻軸10の外周にロールシート3が加圧ロール12で加圧されながら固く巻き付けられる。
この際、巻き付け開始時に、図5に示されるように、紙質や坪量に応じて、シート3の巻際紙端3aから約0.03〜3.4mの位置(L)からシート3にスプレーノズル13から接着剤水溶液を噴霧するようにする。噴霧された接着剤水溶液は、巻き付け状態で内側と外側に浸透拡散されてロールシート同士が仮着され巻芯部を形成するが、巻際紙端部3aまでは接着剤水溶液は浸透拡散されず、前記巻際紙端部3aは中空部内壁面に仮着されず自由な状態となる。なお、ロールシート3の外周紙端部においては、紙端部を糊付けする際、摘み部の長さを30mm以上確保した状態で糊付けするのが望ましい。
前記シート3が所定長だけ巻き付けられたならば、巻軸10の外径を収縮させて抜き取るようにする。ところで、前記接着剤水溶液としては、例えばポリビニルアルコール(PVA)混入の低濃度水溶液、カルボキシメチルセルロース(CMC)混入の低濃度水溶液、ローション混入の低濃度水溶液、シリコン混入の低濃度水溶液などの他、単に水を用いてもよい。なお、前記シート3は、巻き長を長くできる点、縦置き状態での取り出しやすさの点から、2枚重ねではなく、単層の1枚シートとするのが望ましい。
前述したロールシート収容製品1の場合には、仮に図1に示されるように、横置き状態で使用する場合には、前記2条のミシン目2b、2bで挟まれた帯状紙片2dをミシン目2b、2bに沿ってちぎり取ることにより天面板2Aが開閉可能となり、収納されたロールシート3から紙を所要長だけ巻き出して使用する。
また、図6に示されるように、縦置き状態で使用する場合には、円形状ミシン目2cの一部から突出するように形成された摘み部2eを切り倒し、形成された開孔部に指を挿入して円形ミシン目2cに沿ってちぎり取り円形状の引出し口を形成した後、ロールシート3の中空部3A内に指を挿入し、巻際紙端部3aを摘んで引き出すようにする。
〔他の形態例〕
(1)上記形態例では、紙箱2において、横置きした状態の上面と、縦置きした状態の上面とに夫々、引出し口形成部を有する構造としたが、縦置きに限定した商品の場合には縦置きした状態の上面にのみ引出し口形成部を有する紙箱構造とすればよい。
(2)紙箱2の断面形状は、矩形状の他、五角形、六角形などの多角形状とすることでもよい。
(3)紙箱2の引出し口部には、切断用の鋸歯状のペーパー切断部を設けるようにしてもよい。
本発明に係るロールシート収納製品1の斜視図である。 紙箱2の斜視図である。 ロールシート3の端面図である。 無芯ロールの形成方法を説明するための図である。 ロールシート3の巻際紙端部への接着剤水溶液の塗布要領を示す要部平面図である。 縦置き状態でのペーパー引出し要領を示す斜視図である。
符号の説明
1…ロールシート収容製品、2…紙箱、3…ロールシート(シート)、3a…巻際紙端部、2b・2c…ミシン目

Claims (5)

  1. 紙箱内に巻芯無しの状態で中空ロール状に巻き取られたロールシートを収容するとともに、前記紙箱は縦置きした状態の上面、或いは横置きした状態の上面及び縦置きした状態の上面に夫々、引出し口形成部を有する構造としたことを特徴とするロールシート収容製品。
  2. 前記ロールシートは、中心の中空部において、巻際紙端部が中空部内の壁面に仮着されておらず自由な状態となっている請求項1記載のロールシート収容製品。
  3. 前記ロールシートの中空部径は25mmφ以上50mmφ以下としてある請求項1〜2いずれかに記載のロールシート収容製品。
  4. 前記ロールシートは単層ペーパーである請求項1〜3いずれかに記載のロールシート収容製品。
  5. 前記紙箱には防水加工を施してある請求項1〜4いずれかに記載のロールシート収容製品。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007176592A (ja) * 2005-12-28 2007-07-12 Daio Paper Corp ロールシート用収納体及び収納体一体型ロールシート
DE202012000730U1 (de) * 2012-01-25 2013-04-26 Sprick Gmbh Bielefelder Papier- Und Wellpappenwerke & Co. Verpackungsmaterialaufnahme für eine Verpackungsmaterialbahn

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