JP2005280324A - もどりコン処理装置 - Google Patents

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JP2005280324A
JP2005280324A JP2004129024A JP2004129024A JP2005280324A JP 2005280324 A JP2005280324 A JP 2005280324A JP 2004129024 A JP2004129024 A JP 2004129024A JP 2004129024 A JP2004129024 A JP 2004129024A JP 2005280324 A JP2005280324 A JP 2005280324A
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hopper
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Yoshihiro Abe
良博 阿部
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RAMUSA ABE KK
Ramusa Abe KK
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RAMUSA ABE KK
Ramusa Abe KK
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  • Preparation Of Clay, And Manufacture Of Mixtures Containing Clay Or Cement (AREA)

Abstract

【課題】生コンクリート工場において出荷されたものの現場で余剰となって持ち帰られた生コンクリート、俗称もどりコンを高速に処理することはできないか。また少ない押水で連続して大量に処理することはできないか。
【解決の手段】アジテータ車から排出されるもどりコンを大型のホッパーで一度に受け入れる。ホッパーの下部にはスクリューコンベヤを設けて粗骨材処理装置に定量のもどりコンを連続的に供給する。粗骨材処理装置への排水水路は洗車樋からのものから独立させて洗車樋の閉塞を防止する。
【選択図】図1

Description

技術の分野
本発明は、生コンクリート工場において出荷されたものの現場で余剰となって持ち帰られた生コンクリート、俗称もどりコンを少ない押水によって連続して大量に処理することを可能にする装置に関するものである。
現場打設において余剰となった生コンクリートは、投棄できないため戻りコンとして生コン工場へ持ち帰る。その量は、生コンクリートを運ぶアジテータ車で何車輌もあり5m車満車で持ち帰るときもある。
もどりコンが生コンクリート工場へ帰る時間は夕方に集中するため、その処理のために洗車場は混雑し、もどりコンが全て処理できない状態であった。
処理とは、もどりコンを砂利、砂、スラッジ水に分級して再利用できる状態にすることである。
もどりコンは、洗車樋に投入して分級、再利用できる状態にするのが最良であるが分級処理に時間がかかり他のアジテータ車の洗浄の妨げとなるため洗車場以外の場所で乾燥させクラッシャーなどで粉砕して路盤材などに利用される場合もあった。夕方の洗車場はアジテータ車の洗浄、バッチャーミキサーの洗浄、コンベヤーの洗浄によって発生する汚水を処理するために混雑し、戻りコンを処理する余力がない場合が一般的であった。
もどりコンを処理する場合、まず洗車場に設けられた洗車樋にもどりコンは投入されるが、もどりコンの成分の内、軽いセメント分や微砂分は押し流されても重い粗骨材は流れずに停滞し、樋をせき止めてしまうためこれを押し流すために大量の処理水を必要としていた。処理に用いられた水は汚水となるためこれを貯えるための大きな水槽や大型の分級設備や大型の脱水機が必要とされてきた。
洗車桶の先端に振動篩またはトロンメルなどの粗骨材処理装置を置き、洗車桶に投入されたもどりコンを押水によって押し流す方法の設備が現在では一般的である。
解決しようとする課題は、もどりコンが一度に5mでた場合でもこれを高速に処理することによってアジテータ車が洗車場に留まる時間を短縮すること。また1日あたり20m以上のもどりコンを処理できるようにすること。また、より少量の水でもどりコンを処理できるようにすることである。
洗車樋とは別に戻りコンを一度に5m以上受け入れることのできるホッパーを置き、もどりコンをこのホッパーに投入する。このホッパーより粗骨材処理装置へ処理できる定量のもどりコンを連続的に供給する。このもどりコンを定量排出できる機構を備えたホッパーをもどりコン処理装置と呼ぶ。もどりコン処理装置から粗骨材処理装置への排水水路は洗車桶から粗骨材処理装置への排水水路から独立している。このことによってもどりコンによって洗車樋の排水水路が閉塞することもなく、またもどりコンの処理に使われる水の量も大幅に節減される。
もどりコン処理装置は、上部にもどりコン受け入れ用のホッパーを配し、ホッパーの底部はU字型の断面形状をしており内部にスクリューコンベヤを備える。U字型断面形状のホッパー底部には幅寸法で60ミリから100ミリ、長さ寸法1000ミリ程度のスリット状の開口部があり、スクリューコンベヤが回転することによってこの開口部からもどりコンを定量下方の流水樋へ落とす。流水樋へ落とされたもどりコンは上流からの押水とともに粗骨材処理装置へと供給される。
生コンクリート工場において戻りコンをより高速に処理することが出来る。またもどりコンの処理に使われる水の量を半減させることができる。もどりコンを全て分級処理出来るようになり骨材として再利用できるようになる。
もどりコンを受け入れるホッパーの底部をU字型断面としてその内部にスクリューコンベヤを配置する。スクリューコンベヤが回転することによってホッパー底部の開口部より流水樋へともどりコンを定量落下させて上流からの押水とともに粗骨材処理装置へと供給する。
洗車樋から粗骨材処理装置への排水水路から、もどりコン処理装置から粗骨材処理装置への排水水路を独立させる。もどりコン処理装置の底部の樋は、上流からは押水が供給されてスクリューコンベヤの回転とともにもどりコンを下流の粗骨材処理装置へと供給する。
もどりコン処理装置は、上部に洗浄用のシャワー設備を備える。処理終了時にはホッパーと下部の樋、スクリューコンベヤを洗浄し、コンクリートの付着を防ぐ。
もどりコン処理装置のホッパーの底部はU字型の断面形状であり、その上部に上方に向かって拡がる形状の側板、長方形型のホッパーを備える。U字型の断面形状のホッパー底部にはスクリューコンベヤがありその両端を軸受けによって支持する。排出側の軸受けは吊り軸受けである。
もどりコン処理装置の底部の排出口は幅寸法60ミリから100ミリ、長さ寸法1000ミリ程度の細長い形状をしているためスクリューコンベヤによって押し出されたもどりコンが大きな塊となって粗骨材処理装置へ供給されることはない。またもどりコンを押水とともに粗骨材処理装置に供給することで混練されたコンクリートの分解と骨材の分級を容易にする。
もどりコン処理装置は、上部のホッパー部と下部の流水樋からなる構造で内部にスクリューコンベヤを持たない構造であってもその機能を発揮する。
上部のホッパーの底部はU字型の断面形状であり、その上部に上方に向かって拡がる形状の側板、長方形型のホッパーを備える。長方形型のホッパーの下部は下方に至るほど絞られ、その底部はU字型断面形状である。U字型断面形状の底部には幅寸法で60ミリから100ミリ、長さ寸法で1000ミリ程度の細長いスリット状の開口部を持つ。スリット状の開口部からから落下したもどりコンは下部の流水樋へ送られ、上流からの押水によって粗骨材処理装置へと送られる。
産業上の利用の可能性
生コン工場において、もどりコン処理装置を粗骨材処理装置の付近に配置する。現場から持ち帰られたもどりコンをもどりコン処理装置に投入し、粗骨材処理装置へと定量、連続的に供給する。処理に用いる押水は少量で済み、もどりコンは骨材に分級されて再利用される。
もどりコン処理装置の実施方法を示した説明図である。 もどりコン処理装置の実施方法を示した説明図の断面図である。
符号の説明
1. ホッパー
2. 流水桶
3. 洗車桶
4. 粗骨材処理装置
5. 開口部
6. スクリューコンベヤ
7. 軸受
8. 軸受
9. ギヤードモートル
10. スプロケット
11. ドライブチエン
12. スプロケット

Claims (3)

  1. もどりコン処理装置から粗骨材処理装置への排水水路は、洗車樋から粗骨材処理装置への排水水路から分離独立させて、もどりコン処理のために洗車樋を閉塞させてしまうことを防ぐ。またアジテータ車が一度に持ち帰るもどりコン量に見合った容量のホッパーを設けてもどりコンを一度に投入する。このことによってもどりコン処理のためにアジテータ車が長時間洗車場に停留することがなくなる。もどりコンを投入するホッパーの底部はU字型の断面形状でありその底部に細長い開口部を設けることでもどりコンが大きな塊状のまま処理装置に供給されることを防ぎ、定量を連続的に供給することを可能にする。
  2. ホッパーの底部のU字型断面形状のなかにスクリューコンベヤを有することでホッパー内部から下方へ自重によって落下していたもどりコンをさらに強制的に定量送りすることを可能にする。
  3. ホッパーの下部には流水樋があり、落下した戻りコンは上流からの押水によって粗骨材処理装置へと供給される。スラッジ水あるいは濾過水をポンプによって流水樋の上流へ供給して押水とする。押水はもどりコンを粗骨材処理装置に押し流す働きをするとともに混練されたコンクリートをほぐして分級処理を容易にする効果をもたらす。
JP2004129024A 2004-03-29 2004-03-29 もどりコン処理装置 Pending JP2005280324A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110436214A (zh) * 2019-08-02 2019-11-12 河源中盛环保科技有限公司 一种磁泥进料装置

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