JP2005279211A - 梅干しの種取り器 - Google Patents

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Abstract

【課題】梅干しの種を取り除く時、その種に着いてる果肉が以外に多く、きれいに取ろうとすれば時間がかかり手指も果肉まみれになってしまうため、主婦などにとっても面倒な作業の一つでもあった。
【解決手段】切目(8)と可撓弁(6)を有する台座(3)を下部に配設して、同台座(3)の上に梅干しを置き、上部に配設した種押し筒(16)で梅干しを押圧し、内部の種(x)を切目(8)に押し入れ、強く密着する可撓弁(6)の中を種(x)が通過する間に果肉(z)を分離する。
【選択図】図1

Description

本発明は、梅干しの種と果肉を分ける時に用いる調理器具で、梅干しの種取り器に関するものである。
従来より、梅干しから種を取り出す手段として一般家庭においては、主に手指と包丁の刃先や箸等を使っていた。しかし、種に着いてる果肉を剥がし取るのが難しく、種と果肉を上手く分離する適した器具の出現もなく今日に至り、図7で示すように梅干しの種抜方法などが考えられている(例えば、特開2001−299310号)。
特開2001−299310号。
梅干しから種を取り出す際、種に着いている果肉も採取したいもの、しかし、きれいに取るには時間がかかり手指も果肉塗れになるため、結局は諦めてしまい果肉が無駄にされていた。健康食品として広く消費されているにも関わらず、便利な器具もなく主婦をはじめ多くの消費者がもどかしい思いをしていた。背景技術で述べた梅干しの種抜方法が特開2001−299310号で公開されているものの、この種抜の方法では図7、図8で見られるように舌片イは互いに連係が無く、また、無造作な梅干しの置き方では種Tが横臥状になりやすく、3枚の舌片イ間を種Tが通過しようとする時、種Tの周囲三箇所に略三角形の大きな隙間ができることになり、さらに、急速な種Tの押し出しで舌片イが種Tに着いてる果肉Kを充分に取りきれず、しかも、突き棒ロを速めたり遅めたりする操作は紛らわしくもあり、梅干しの種抜方法としても有効な手段とは言い難い。本発明は、操作が簡単で種の周りに着いている果肉もきれいに採取でき、使用する側の満足が得られるような器具を提供することにある。
梅干しの種を収容する容器を設け、同容器の上方開口部に蓋を兼ねた基台を設け、同基台の上面中央部に円形枠を形成するとともに枠内に収容口を設けて、同円形枠に上部に切目と可撓弁を有する略円筒形のゴム製台座を嵌装し、さらに、基台の縁部に上部先端に軸支管を形成して成るフレームを載設するとともに、上端部に筒頭を設け同筒頭と軸支管の間にコイルバネを介在し、且つ下端部に種押し筒を嵌入して成る摺動杆を上記軸支管に摺動且つ回動自在に取り付け、これらの部品・部材の構成とゴムの特性を利用して梅干しの種と果肉を瞬時に分離させる手段を設けるものである。
本発明の特徴は、特開2001−299310号における梅干しの種抜方法図7において、舌片イを配置した弾性版と細棒を突出させた突き棒ロでの梅干しの種抜方法は、非実用的との観点から、柔軟性と密着力を活用したゴム製の台座と、梅干しの種を縱立状態で押圧できる種押し筒を使用したことにあり、その特長とするところはゴム製の台座に設けた切目と可撓弁、さらに種押し筒に設けた欠切部である。
主要となる台座の可撓弁、その中央部は種の押圧を受け凹みながら機能するので、台座全体の撓み防止と可撓弁の反発力補助のため、可撓弁に僅かな膨らみを設け外周部を突縁状としている。さらに、ゴム製の台座は使用を重ねることで切目の両端部に裂け目が入ることもあり、その防止策として両端部を肉厚(図2参照)に補強し耐久性を持たせ、多少の裂け目程度では機能的影響は少ないが台座の交換品は準備されるものとしている。又、梅干しも大中小と様々あり、それに伴い種の縁から縁までの横幅の広さにも差があるため台座は標準用と小粒用を揃えるのが望ましく、標準用の台座としては切目の長さを24mm程にすれば全ての梅干しに対処でき、又、小粒用の台座を設ける場合は切目の長さを17mm程にすれば、果肉の少ない小さな梅干しの果肉でも効率よく採取できる。
イ.簡単な操作で瞬時に果肉と種がきれいに分離されるため、それまでのもどかしさが 払拭される優越感と、小気味よい使用感を楽しむことができる。
ロ.一度に大量の梅肉の作り置きが出来るため、忙しい時や急いでいる時に慌てないで 済み料理作りも円滑にできる。
ハ.手指は果肉塗れにならず、果肉も無駄なく採取できるため使うことが楽しくなる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1、図2で示すように、上部に開口部を設けた容器1は果肉と分離して落ちてくる種を収容し、且つ基台2を支持するものでもある。大きさ・形状は任意となるが、容器1から全体の大きさが把握できるように一例を上げて以下を説明すると、寸法は横90mm・縦60・高さ50mm程度の合成樹脂材を用いた座りのよい容器1としており、なお、容器1を透明、又は半透明にしてもよい。
上記した容器1の蓋を兼ねる基台2には、図2で示すように下面周部が容器1開口部に硬めに整合するよう形成され、表面中央部には台座3の脱着ができるとともに、台座3の位置を固定しうる円形枠4が形成され、同円形枠4内は梅干しの種が容器1に落ち入る収容口5として設けられている。基台2には多少の押圧がかかるため剛性を有する合成樹脂材が用いられ、その表面の所定位置には印a(図1参照)が付けられている。
上記した円形枠4に嵌装する台座3には、弾力と柔軟性を有するゴム材が用いられ、図2で示すように下部を開口部とし、可撓弁6に僅かな膨らみを設け外周部を突縁させた略円筒形の一体成型としている。大きさは高さ30mm・外径40mm程度とするのが適当であり、内径は上記した円形枠4にやや硬めに整合し、同可撓弁6の中心部には直径4mm程の逆円錐形の円錐溝7が設けられ、さらに、同円錐溝7を二分して直線の切目8が貫通して設けられ、その延長線上に切目8の方向を示す印b(図1参照)が付けられている。なお、円錐溝7は梅干しを台座3の中心に位置させ、突起部wが収まり易いように設けられており、可撓弁6の肉厚は2.8mm前後が最も良く機能する。又、台座3を円形枠4に嵌装する場合は印bを印aに合わせるものとしている。
合成樹脂材を用いたアーム9には、図1、図2、図4で示すように全体が撓まないよう両側部を内側に曲成させ、上方に向かって幅を狭め曲折した上部先端に軸支管10が形成され、その上端部にバネスペース11が欠成されている。同アーム9は軸支管10の軸線が円錐溝7に一致するよう基台2縁部に沿って載設されているが、アーム9と基台2は一体形成することも可能であり、又、軸支管10が押圧を受けた場合、軸支管10の軸線が円錐溝7に対して大きく振れなければ、アーム9の形状や取付け位置は限定されるものではない。なお、軸支管10の長さ及び内外径は、他の部品のサイズや取付け位置によって決めることになる。
上記した軸支管10に上下摺動且つ回動自在に挿設される摺動軸12には、図2で示すように上端部にキャップ形状の筒頭13が固着され、その筒頭13と軸支管10の間に円筒形のコイルバネ14が介在され、さらに、摺動軸12下端部の凹状嵌合部15には種押し筒16が回動不能、着脱自在として硬めに嵌入されている。なお、摺動軸12には中空円筒が用いられているが丸棒体を用いてもよく、材質は金属もしくは合成樹脂材どちらを使用しても問題はなく、外径は種押し筒16との係合による。又、筒頭13の上部には種の縁yの方向を示す印c(図1参照)が付けられている。
種押し筒16は、梅干しの種に直に接触し押圧し果肉にも触れるため、錆びにくい金属か剛性を有する合成樹脂材を用い、形状・寸法は長さ15mm外径11mm内径8.5mm程とする筒状部材に、図5で示すように上部内側に凸状嵌合部17を対向させて形成し、下部は先端面を二分するよう幅4mm深さ3mm程の逆U字状の欠切部18を設けて、内周の4箇所に角部19を形成させている。欠切部18は種xと嵌合(図3参照)することで必然的に縁yの方向を印cの方向に合致させ、又、角部19は4箇の角で種xを咬持状態に固定することができる。なお、種押し筒16を清掃できるように凹状嵌合部15に着脱自在としているが、容易に抜け落ちないように硬めの嵌合となっている。
上記した種押し筒16の移動範囲及び位置設定は、図2、図3で示すように梅干しを台座3上に運ぶとき、種押し筒16が妨げとならない上部位置として、台座3表面から種押し筒16先端までおよそ30mmの間隔が必要として設定されている。又、下部位置は、種押し筒16が種xを可撓弁6から押し出し、なおも可撓弁6に挟まれない位置が台座3表面から5mm〜8mm下の所にあるとした場合、7mmの位置を種押し筒16の下げ止まりの位置とするため、この場合の種押し筒16の上下移動範囲は30mm+7mmとなり、従って、摺動軸12の長さもこれに準ずることになる。なお、小さい梅干しの種は切目8から押し出せないこともあり、その場合は筒頭13をどちらかに80°〜90°程回動させることで、種押し筒16の先端面が縁yに当たり種を押し出すことができる。
本発明は以上のような構成で、これを使用する場合右利きの人は種取り器を左横向きにして、両手の親指と人差指で梅干しの外皮を押して内部の種xの両突起部wを搜し、その突起部wを上下向きにして左手の親指と人差指で梅干しの側部を挟み、下方の突起部wを円錐溝7付近の可撓弁6に当接させ、円錐溝7に擦り寄せ嵌め込む。次に、上方の突起部wを真上に向け種を縱立状態とし、右手で筒頭13を押し下げ種押し筒16を種xに当接させ、筒頭13を軽く押し回して欠切部18を種xに嵌合(嵌合は筒頭13が下がる感覚と同時に種xが動くので分かる)させ、そのまま筒頭13を1〜2回小刻みに回動させてから印cを印bに合わせ、筒頭13をやや強めに押し切って終了となる。
上記での、使用時における台座3及び梅干しの形態は、種押し筒16に押圧された種x下部の突起部wが可撓弁6を凹ませながら切目8に進入すると、可撓弁6の辺が種xを囲む状態(図6参照)で果肉zを掻き取り始め、さらに種xが可撓弁6に潜り込むと、可撓弁6の表面が種xの周囲に強く密着(図3参照)して果肉zをこすり取り、種xの過半が可撓弁6を通過すると種押し筒16は下げ止まり、同時に凹んだ可撓弁6の反発力が作用を始め、前半とは逆の行程で果肉zが分離されて台座3上に残り、種xは容器1へと押し出される。(但し、果肉zが分離される時間は0.2秒〜0.3秒程である)
なお、印cを印bに合わせるのは、切目8の方向と縁yの方向(図6参照)を並行にして効率よく果肉zを採取する為で、切目8に対して縁yの方向を交差させたり、種T(図7参照)のように横臥状にして押圧した場合は、切目8両端部の隙間が大きくなり果肉zを採取する能力が半減する。又、突起部wとともに縁yの方向が分かれば、予め切目8の方向に印c及び縁yの方向を合わせ、筒頭13の押し下げと同時に1〜2回の小刻な回動で、瞬時の嵌合と角部19の咬持状態がより良くなり、種xを傾けることなく切目8に押し込むことができる。以上のように当発明の梅干しの種取り器は、慣れることで1分間に5〜6個の梅干しの種xと果肉zの分離を可能としている。
本発明の斜視図 本発明のA−A断面図 本発明の主要な部分の使用状態を示す正面断面図 本発明の正面図 本発明の部分拡大断面図 本発明の主要な部分の使用時の形態を示す平面図 従来の梅干しの種抜方法に係る要部断面図 図7の要部平面図
符号の説明
1 容器
2 基台
3 台座
4 円形枠
5 収容口
6 可撓弁
8 切目
9 アーム
10 軸支管
12 摺動軸
13 筒頭
14 コイルバネ
16 種押し筒
18 欠切部

Claims (1)

  1. 容器(1)と同容器(1)の上方開口部に蓋を兼ねた基台(2)を設け、同基台(2)の表面中央部に円形枠(4)と収容口(5)を形成し、同円形枠(4)に切目(8)と可撓弁(6)を有する略円筒形のゴム製台座(3)を嵌装し、且つ基台(2)縁部に上部先端に軸支管(10)を形成して成るアーム(9)を載設するとともに、上端部に筒頭(13)を設け同筒頭(13)と軸支管(10)との間にコイルバネ(14)を介在させ、且つ下端部に欠切部(18)を設けた種押し筒(16)を嵌入して成る摺動軸(12)を上記軸支管(10)に摺動且つ回動自在に取り付けたことを特徴とする梅干しの種取り器。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100956021B1 (ko) 2008-04-16 2010-05-06 정동욱 매실과육 분리장치
JP2015165819A (ja) * 2009-06-26 2015-09-24 押尾産業株式会社 果実の処理装置
CN105286026A (zh) * 2015-11-23 2016-02-03 无锡享受人生有机果蔬专业合作社 鸡头米剥皮装置
CN105795484A (zh) * 2016-04-05 2016-07-27 上海仝富机电设备有限公司 芡实剥壳机
JP2017200460A (ja) * 2016-05-07 2017-11-09 株式会社ジェー.ピー.イー. 種押出部材、及び種抜き装置
KR200488322Y1 (ko) * 2018-09-05 2019-04-11 박용우 매실씨 분리기

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