JP2005279195A - 遊技機 - Google Patents

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高明 市原
Koju Aimiya
幸樹 相宮
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尚之 奥村
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Abstract

【課題】 遊技性を向上させたパチンコ機を提供する。
【解決手段】 遊技盤2の前面にほぼ円形の遊技領域が形成されており、この遊技領域の中央位置に大型の液晶表示器16が配置されている。液晶表示器16の周囲を取り囲むようにしてセンター役物14が配置されており、このセンター役物14には、液晶表示器16の下方に球ステージ16aが形成されている。遊技領域内に発射される遊技球は、盤面に沿って流下する過程で球ステージ16aに受け止められ、そこで左右に揺れ動くため、球の動きによる視覚的な変化が与えられる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、遊技の進行に関連して画像を表示する機能を備えた遊技機に関する。
この種の遊技機として、パチンコ機のように遊技盤面のほぼ中央位置に表示装置を備え、その表示装置による表示態様を遊技の進行状況に応じて変化させる遊技機が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
この公知の遊技機では、例えば始動入賞口への入賞があると、これを契機として図柄の変動を表す画像が表示装置に表示される。表示装置において図柄が一定時間にわたって変動した後に停止し、このとき所定の図柄表示状態になると、特別遊技状態へと移行する特典(いわゆる大当り)が遊技者に付与されるものとなっている。
このため通常、遊技者の興味は最終的に図柄がどのような表示態様で停止するのかが中心となっているが、その前段階の演出として、図柄の変動過程で大当りの図柄表示態様にきわめて近い表示を先に遊技者に見せておき、大当りへの期待感を高める手法(いわゆるリーチ演出)が採用されている。このようなリーチ演出にはさらに、大当りへの期待度や信頼度の高低に応じて多数の異なる演出パターンが用意されていることがあり、遊技者はこれらリーチ演出に数多く接しているうち、大当りへの期待度を自己の経験に基づきある程度判断することが可能となっている。
より高度な演出手法として、例えば図柄の変動過程において、きわめて希少性がある図柄や映像(特別な背景やキャラクタ、アニメーション等を含む)を出現させることによって、遊技者に大当りへの信頼度がきわめて高い状態であることを示唆したり、確率変動を伴う大当りへの信頼度が高いことを認識させたりするものがある。こうした希少な図柄や映像を用いた演出により、遊技者の興趣をより一層高めることが期待される。
特開2001−252432号公報(第2−3頁、図1、図10)
ところで近年、上記の希少な画像や、大当りを確定する予告演出として表示される希少な画像(以下、「プレミアム画像」と呼称する。)は、パチンコ遊技やスロットマシン遊技を好む遊技者にとって特別な存在となりつつある。すなわち、大当り前の予告演出等として表示されるプレミアム画像は、それ自体がめったに出現しない希少な演出情報であることから、このようなプレミアム画像に遭遇(プレミアリーチ等を体験)したことは、遊技者の間で大きな話題となったり、ときには自慢の対象となったりする。
このような背景から、遊技者の間では、例えば携帯電話に付帯されたカメラ機能を用いてプレミアム画像を撮影し、その撮影画像を他の遊技者に見せることによってプレミアリーチ等を体験した証明として用いたり、体験談を語ったりすることがコミュニケーションの一環として見受けられる。
しかしながら、このようなプレミアム画像を撮影するといった新たな動向ないし流行が生じることで、遊技者および遊技場運営主体の双方にとって以下に示すような問題が発生しつつある。
(問題点1)
すなわち、遊技者にとってみれば、遊技中にプレミアム画像が出現することはきわめて稀であることから、その表示が出現したことに気付いてから携帯カメラ等の撮影機器でこれを撮影しようとしても、その準備をしている間にプレミアム画像の表示が終了してしまう場合がある。あるいは、そもそも遊技者がそのようなプレミアム画像の出現に気付かず、単なる通常演出の一環として、これを漫然と看過してしまう場合もある。これらの場合、せっかくプレミアム画像に遭遇していても、これを撮影する行為にまでに至らないため、遊技者には不満が残ったり、後悔が生じたりする。
あるいは、比較的準備のよい遊技者がプレミアム画像の撮影行為に及んだ場合であっても、遊技機本体の構造上の影響や表示性能の影響、また、遊技者の撮影技量の影響等によって撮影領域にズレが発生していたり、鮮明な画像で撮影することができなかったりといった失敗もあり得る。さらには、プレミアム画像を撮影することに気を取られるあまり、遊技者が遊技に集中することができないといった問題も生じ得る。
一方、遊技場の運営主体にとってみれば、撮影準備中や撮影期間中に遊技者が遊技を中断してしまうと、その期間は機械の稼働が低下するため、営業的に好ましくない事態を招く。
(問題点2)
さらに、遊技者および遊技場運営主体の双方にとってみれば、たとえ遊技中にプレミアム画像が表示された場合であっても、それによって遊技者には大当り等の特典が付与されるだけであり、もともと遊技機に組み込まれている仕様(スペック)を超えるような特典を遊技者が受けられるものではないし、遊技場運営主体としても、特定の遊技台でプレミアリーチが発生したからといって、取り立てて付加価値の高いサービスを提供することはできない。このため、遊技機の仕様中にプレミアム画像といった希少な演出機能が組み込まれていても、現状ではそのような演出が単に実施されるだけであって、結果として希少価値に対する効果がそれほど高くない。
そこで本発明は、希少なプレミアム画像に関して遊技者の撮影行為の利便性を高め、また遊技サービスの向上につながる技術の提供を課題としたものである。
(基本的解決手段)
本発明の遊技機は、その遊技機本体に配設されて画像を表示する表示装置と、遊技の進行状況に応じて表示装置により表示させるべき画像の表示パターンを選択し、この選択した表示パターンに基づいて表示装置による一連の表示内容を制御する表示制御手段と、表示装置による一連の表示過程にて、表示パターン中に特定の画像が含まれることを遊技者に報知する報知手段とを備えたものである。
このような構成により、遊技の進行中に希少な特定の画像が表示されることとなった場合、遊技者は報知手段からの報知によって特定の画像が表示パターン中に含まれることを認識することができる。このため、遊技者は撮影の意思がある場合に落ち着いて撮影を行うことができるし、特に撮影の意思がない場合であっても、特定の画像が表示されることを確実に認識することができる。
(解決手段1)
本発明の遊技機は、遊技機本体に配設され、その前面側に向けて画像を表示する表示装置と、遊技の進行状況に応じて表示装置により表示させるべき画像の表示パターンを選択し、この選択した表示パターンに基づいて表示装置による一連の表示内容を制御する表示制御手段と、表示装置による一連の表示過程で、その表示画像に対する撮影行為を容易化させる撮影補助手段とを備えたものである。
上記の構成によれば、遊技者が表示画像を撮影しようとした場合に、撮影補助手段によって撮影行為が容易化されるので、遊技者は良好な撮影結果を得ることができる。なお、ここで遊技者が行う「撮影行為」には、何らかの撮影機器・装置(デジタルカメラや光学カメラ、ビデオカメラ等)を用いて撮影する際の各種の行動が含まれ、実際に表示画像にレンズを向けてシャッターを切る行為だけでなく、撮影機器の準備・設置をする行為等も含まれる。
また、「撮影行為を容易化させる」ことには、例えば遊技者に対して撮影時期に関する情報を提供したり、表示装置の表示態様を撮影に適したものに変化させたり、撮影機器の設置に利便を提供したりするといった撮影補助となる各種の要素が含まれる。
(解決手段2)
したがって、上記の解決手段1において撮影補助手段は、表示装置による一連の表示過程において撮影行為に適したタイミングを遊技者に報知するものであってもよい。
なお、ここでの「撮影行為に適したタイミング」には、例えば一連の表示パターン中に含まれている特定の画像(プレミアム画像等)が出現するタイミングが含まれる。また「報知」の態様としては、例えば撮影行為に適したタイミングを前もって遊技者に知らせるもの(予告による報知)や、撮影行為に適したタイミングが到来したことを遊技者にアピールするもの(告知による報知)等がある。
いずれにしても、遊技者は撮影に適したタイミングを撮影補助手段の報知によって認識することができ、その撮影の準備や撮影の実行等の撮影行為を落ち着いて行うことができる。また遊技場運営主体にとっては、遊技者が撮影行為に気をとられて遊技を中断する期間が最小限に止まるため、不必要な撮影の準備・実行にともなう稼働の低下を防止することができる。
(解決手段3)
上記の解決手段2において、撮影補助手段は、表示装置による表示領域の一部を利用して撮影行為に適したタイミングを報知するための報知情報を出力することもできる。
この場合、遊技の進行中において遊技者がもともと目視している表示装置の画面中に報知情報が表示されるため、遊技者が報知情報を見逃してしまうような事態が回避されるので、撮影補助手段による撮影行為の容易化が確実に達成される。
(解決手段4)
あるいは上記の解決手段1から3において、撮影補助手段は、表示装置による一連の表示過程においてその画面内に一定の範囲を占める撮影領域を形成し、この撮影領域の範囲を画面上で指示した態様で前記表示装置により画像を表示させる範囲表示処理を実行することもできる。
ここで「撮影領域の範囲を画面上で指示した態様」とは、例えば表示装置の画面上に撮影範囲を指示するための枠線(フレーム)が表示された態様のほか、表示装置の画面上で一定の撮影範囲だけを切り取って表示し、その他の部分を消去した態様も含まれる。
通常、遊技機に設置されている表示装置であれば、その画面全体を使用して表示を行うことが自然な態様であるが、上記のように画面内に撮影領域を形成し、その範囲を画面上で指示した態様で画像が表示されていれば、その周囲との境界が明瞭に示された状態となるため、きわめて撮影に適した表示態様となる。したがって、遊技者は自己の撮影結果を良好に確保することができる。
(解決手段5)
また、上記の解決手段1から4において、撮影補助手段は、表示装置による一連の表示過程において、表示パターンに含まれる特定の画像が表示された状態で表示内容の変化を停止させるフリーズ処理を実行することもできる。
この場合、遊技者は、特定の画像が停止表示されている間に余裕をもってこれを撮影することができるので、遊技者の撮影技量に大きく影響されることがなく、撮影の失敗を確実に防止することができる。なお、この際、特定の画像を停止表示させても表示制御手段による制御は独立して継続することができる構成を採用していれば、その後の表示に支障をきたすことがない。
(解決手段6)
上記の解決手段1から5において、撮影補助手段は、表示装置による一連の表示過程で特定の画像が表示されている際に、表示装置による画面のコントラストを所定時間変化させるコントラスト変化処理を実行することもできる。
この場合、表示装置の画面のコントラストが所定時間だけ撮影に適したものに変化されるので、遊技者は、より鮮明な撮影画像を取得することができる。
(解決手段7)
また上記の解決手段5において、表示装置は、その画面内で遊技の進行を表すべく図柄を変動表示させるものであり、撮影補助手段は、表示内容の変化を停止させた状態で画面の一部に変動領域を形成し、この変動領域内では図柄の変動表示が行われるのを許容する態様であってもよい。
すなわち、遊技の進行に伴って図柄が変動表示されるタイプの遊技機においては、遊技の進行を表すために図柄の変動表示が円滑に行われる必要がある。このため、撮影行為を容易化させる目的で表示装置による表示内容の変化を停止させた場合であっても、その停止はあくまで演出・装飾要素としての画像が停止表示されるものであって、遊技の進行そのものを表す図柄(例えば特別図柄や普通図柄)が停止表示されるものではない。
(解決手段8)
上記の解決手段4から6において、撮影補助手段は、遊技者による操作入力に応じて上の各処理を実行することができる態様であってもよい。
この場合、例えば遊技機本体またはその近傍に装備された操作スイッチ、ボタン類を遊技者が適宜操作することで、この操作入力に応じて各種の処理(範囲表示処理、フリーズ処理、コントラスト変化処理)が実行されるので、遊技者の所望により撮影行為の容易化機能を有効に活用することができる。
(解決手段9)
上記の解決手段1から8において、撮影補助手段は、表示装置の前面側に配置され、表示装置に対する撮影装置の設置を補助するための補助具を含む態様であってもよい。
この場合、遊技者は、補助具を用いて特定の画像を撮影することにより、より一層容易に鮮明な画像を撮影することができる。
(解決手段10)
また本発明は別途独立の態様として、情報提供システムないし情報提供サービス方法としても実現される。
このため本発明の情報提供システムは、遊技機本体に配設された表示装置により画像を表示可能とし、遊技の進行状況に応じて選択した画像の表示パターンに基づき一連の表示内容を表示装置に表示させるとともに、表示装置による一連の表示過程にて、表示パターン中に特定の画像を含めた表示を実施する遊技機を用いた情報提供システムにおいて、特定の画像に対応する撮影画像データを受信する受信手段と、受信手段により受信した撮影画像データと特定の画像に対応して予め記憶された記憶画像データとを相互に比較する比較手段と、比較手段により比較した対象が相互に一致していると判断された場合にその結果を出力する出力手段とを備えたものである。
上記情報提供システムの運用は、例えば遊技場運営主体(ホール)や遊技機製造主体(メーカー)が提供する顧客サービスの一環としてとらえることができる。具体的には、遊技者が特定の画像の撮影に成功した場合には、その撮影結果としての撮影画像データを情報提供システムに送信することにより、ホールやメーカー等が用意したサービスの提供を受けることが可能となる。この場合、情報提供システムは、サービス提供の条件として撮影画像データの送信時に遊技者の個人情報(メールアドレス等)を合わせて要求することにより、顧客としての個人情報を容易に収集することが可能となる。
本発明の遊技機は、遊技の進行に合わせた表示による演出を効果的に行うことができる。
以下、本発明をパチンコ機に適用した一実施形態について、次に掲げる項目に沿って各対応図面を参照しながら説明する。
1.一実施形態の概要(図1)
2.センター役物
3.表示装置
4.制御構成(図2)
4−1.遊技処理
4−2.表示制御手段
4−3.演出表示
5.図柄変動処理(図3)
6.タイミング報知
6−1.撮影ポイント予告演出
6−2.撮影ポイント告知演出
6−3.フリーズ処理
6−4.コントラスト変化処理
6−5.範囲表示処理
7.補助具
8.情報提供システム(図4)
9.その他の実施形態についての言及
(1.一実施形態の概要)
図1は、遊技機の一実施形態となるパチンコ機1を示している。このパチンコ機1は、木製の外枠を外形のベースとして構成され、その内側に基枠や前面枠、ガラス枠等の枠体が装着されている。このうち、基枠には遊技盤2が着脱可能に嵌め込まれており、その前面にほぼ円形の遊技領域が形成されている。遊技盤2には、多数の誘導釘(図示されていない)が所定のゲージ配列で打設されているほか、風車や各種入賞口、装飾ランプ等が盤面構成要素として配設されている(いずれも参照符号なし)。
また、パチンコ機1の前面には遊技球を容れるための上皿4および下皿6が設けられているほか、その右下隅位置には上皿4に収容された遊技球を順次発射させるための発射ハンドル8が設けられている。また上皿4の左側位置には、遊技者が適宜プッシュ操作できる演出ボタン10が配置さている。その他、パチンコ機1の前面(ガラス枠)には多数の枠ランプが装飾的に配置されるほか、遊技の進行に伴い音響出力を行うためのスピーカ装置等が設置されている(いずれも参照符号なし)。
パチンコ機1の裏面側には、各種の基板ボックスをはじめとする電子機器類や裏セット等の機構部品等が配置されているが、ここでは図示とともにその説明を省略する。また、パチンコ機1は通常、遊技場の島設備に複数台が横方向に並べて設置されており、その台間サンド12としてカードユニット(CR機の場合)が設けられている。
(2.センター役物)
遊技領域のほぼ中央位置には、ひときわ目を引くセンター役物14が設けられており、このセンター役物14の形態・構成によりパチンコ機1のゲーム性が特徴付けられている。センター役物14は額縁形状に成形された装飾体からなり、その外面にはゲーム内容をコンセプトとしてデザインされた装飾が施されている。またセンター役物14は光透過性の樹脂成型品から構成されており、その内部に装飾LEDが各所に配置されている。それゆえパチンコ機1による遊技の進行に伴い、センター役物14では装飾LEDを用いた発光による演出が行われるものとなっている。
またセンター役物14は装飾体としての機能のほかに、遊技領域内に発射されてきた遊技球を左右に振り分け、その動きに変化を与える働きをする。また、センター役物14の下縁部には球ステージ14aが形成されており、また、その左右側縁部には図示しないワープ通路が形成されている。このワープ通路を通じて取り込まれた遊技球は球ステージ14a上に誘導され、そこで一時的に滞留しながら動きに変化が与えられる。
(3.表示装置)
上記のセンター役物14内に液晶表示器16が配置されており、この液晶表示器16はちょうど前面側の遊技者から視認しやすい位置にある。液晶表示器16は、例えば始動入賞口への入賞を契機として表示内容が変化し、このとき画面上にて特別図柄の変動を表す画像が表示される。特別図柄は一定時間にわたって変動した後に停止し、このとき所定の図柄表示態様(例えば同種の図柄が3つ揃った表示態様)になると大当りになり、パチンコ機1において特別な遊技状態に移行する。
特別遊技状態としての大当りに移行すると、液晶表示器16による表示内容が大当り中のラウンド表示に切り替わり、そこでラウンド演出(入賞個数のカウント表示や継続ラウンド回数等)が実行される。さらに大当り後の特典遊技(いわゆる「確変」「時短」等)に移行すると、それぞれ特典遊技中である旨の情報(「確変中」「時短中」)等が表示される場合もある。
その他にも、液晶表示器16にはゲート口の通過を契機として普通図柄の変動および停止が表示される。あるいは、パチンコ機1がしばらくの間、遊技者の待ち受け状態になると、液晶表示器16において機種名やメーカー名を用いたデモンストレーション表示を行うこともできる。
(4.制御構成)
図2は、パチンコ機1の制御構成を概略的に示している。パチンコ機1はメイン制御基板20およびサブ制御基板22を備え、これら基板20,22はいずれもCPUをはじめROM、RAM等の回路素子を有している。またメイン制御基板20とサブ制御基板22とが互いに配線を通じて接続されているほか、各基板にそれぞれ付随して電子機器類が接続されている。これら基板類はいずれもパチンコ機1の裏面側に配置されており、通常、遊技者からは視認されない。
このうちメイン制御基板20には入賞スイッチ24が接続されており、この入賞スイッチ24は、遊技中に始動入賞口への入賞があると、その検出信号をメイン制御基板20に出力する。
またサブ制御基板には、表示制御基板26を介して上記の液晶表示器16が接続されており、表示制御基板26は、サブ制御基板22から送信される表示コマンドに基づき、液晶表示器16に対する描画コマンドを出力することができる。さらに、サブ制御基板22にはアンプ基板28を介してスピーカ装置30が接続されているほか、図示しないランプ中継基板等を介して装飾ランプ/LED等が接続されている。一方、上記の演出ボタン10はサブ制御基板22に接続されており、そのプッシュ操作があった場合に操作信号をサブ制御基板22に出力する。
また図2には示されていないが、メイン制御基板20には払出制御基板が接続されており、この払出制御基板は図示しない賞球装置の作動を制御する。払出制御基板にはさらに発射制御基板が接続されており、この発射制御基板は図示しない発射モータの作動を制御している。パチンコ機1には、その他にも電源ユニット基板やインタフェース基板(CR機の場合)等が装備されているが、これらについてはいずれも公知のものを適用できるため、図示とともにその説明を省略する。
(4−1.遊技処理)
パチンコ機1における遊技は、遊技領域に向けて発射された遊技球が各種の入賞口・ゲート口等に入賞したり通過したりすることで具体的に進行する。例えば、上記のように遊技球が始動入賞口に入賞すると、その検出信号が入賞スイッチ24からメイン制御基板20に入力される。これを契機としてメイン制御基板20のCPU(以下、「メインCPU」と呼称する。)がプログラム上で乱数を取得し、このときの乱数値が所定の当り値に該当していると、液晶表示器16によるリーチ演出や図柄表示演出等を経て大当たりとなる。
(4−2.表示制御手段)
また、始動入賞口への入賞が検出されると、そのとき行われた抽選結果に基づいてメイン制御基板20からサブ制御基板22に変動パターン番号と最終停止図柄を表す変動パターンコマンドが送信される。このうち変動パターンコマンドには、リーチ演出をはじめとする各種の演出情報が含まれており、例えばリーチ演出を行った後にハズレの態様で図柄の組み合わせを表示したり、逆にリーチ演出を行った上で大当りの態様で図柄の組み合わせを表示したりする場合、これら一連の演出パターンが変動パターンコマンドによってサブ制御基板22に指示される。
サブ制御基板22のCPU(以下、「サブCPU」と呼称する。)は受け取った変動パターンコマンドに基づいて液晶表示器16の作動を制御するため、予め決められた演出パターンにしたがって表示コマンドを生成・出力する。
(4−3.演出表示)
本実施形態においては、遊技中にサブCPUが受け取った変動パターン番号や変動パターンコマンド(以下、これらをまとめて「変動パターン信号」と総称する。)に基づいて処理・判断を行い、大当りへの信頼度が高い場合等において各種の演出を行うことができる。
例えば、ある時点でサブ制御基板22が受け取った変動パターン信号を解釈した結果、その内容が大当りであったとすると、図柄変動中にリーチ演出を行うことで、その間に大当りへの期待感を高めることができる。このようなリーチ演出はさらに、通常図柄か確変図柄かによって内容を異ならせることができ、遊技者にとってより有利な状況であるほど、その演出内容に凝るといった味付けをすることもできる。
さらに、図柄の変動中に始動入賞口への入賞が重なって、いわゆる保留状態(変動開始待ち)になっている場合、現在保留されている変動パターン信号中(例えば保留4つ目)に大当りがあると判断すると、サブ制御基板22は図柄の変動表示を繰り返しながら大当りに近づいていく予告演出(ステップアップ予告)を行うこともできる。
以上のように、サブ制御基板22による演出には各種の態様があり、その具体的な演出内容には数多くの表示パターン(例えば数百通り)が用意されている。これら表示パターン中にはさらに、きわめて希少な確率でしか出現しないものとして、プレミアムリーチやプレミアム予告等による演出上の画像が含まれている場合がある。本実施形態では、こうした希少な画像(プレミアム画像)が含まれる表示パターンを用いて演出表示が実行される場合、これを遊技者に報知する処理を実行することができる。
(5.図柄変動処理)
図3は、サブ制御基板22による図柄変動処理のフローを示している。ここでは先ず、サブCPUはメイン制御基板20から変動パターン信号を受信したか否かを判断し(ステップS1)、変動パターン信号を受信していなければ(No)、引き続き信号の待ち受け状態となる。
変動パターン信号を受信すると、サブCPUは所定の図柄変動開始処理を実行する(ステップS2)。この図柄変動開始処理では、サブCPUは受信した変動パターン信号を解釈し、実際に液晶表示器16により表示させる図柄の変動内容、つまり表示パターンを決定する。このとき、例えば変動パターン信号により大当りが指示されていていた場合、サブCPUは、より信頼度の高い演出を行うためにプレミアム画像を含んだ表示パターンを採用することができる。
上記の図柄変動開始処理を実行すると、次にサブCPUは、現在の表示パターンがプレミアム画像を含んだ変動パターン(プレミアム変動)であるか否かを判断する(ステップS3)。このときプレミアム変動でないと判断すると(ステップS3=No)、サブCPUはそのまま通常の図柄変動処理(図柄の変動開始→所定時間経過後に停止表示)を続行し、メイン制御基板20から確定停止コマンドを受信するまで処理を継続する(ステップS9=No)。そして、改訂停止コマンドを受信すると、サブCPUは図柄変動終了処理を実行し(ステップS10)、そこでひとまず本ルーチンを終了する。
(6.タイミング報知)
これに対し、サブCPUがステップS3においてプレミアム変動であると判断した場合(Yes)、サブCPUは次にステップS4以降の処理に進む。これ以降の処理では、遊技者に対して撮影ポイントを予告する演出を行ったり(ステップS6)、撮影ポイントであることを告知する演出を行ったり(ステップS8)することができる(撮影補助手段)。
以上の処理を実行するにあたり、その前にサブCPUは撮影ポイント予告を行うべきか否かを判断する(ステップS4)。「撮影ポイント予告」は、例えば変動表示中においてプレミアム画像が出現するタイミングを前もって遊技者に報知するものであるが、特にこのような予告を行わないとサブCPUが判断した場合(ステップS4=No)は、ステップS5およびステップS6を迂回してステップS7に進む。
これとは逆に、「撮影ポイント予告」を行うべきであるとサブCPUが判断すると(ステップS4=Yes)、次のステップS5に進んでサブCPUは撮影ポイント予告タイミングが到来するまで待機し(ステップS5=No)、そして予告タイミングが到来すると(ステップS5=Yes)、サブCPUは撮影ポイント予告演出を実行する。
(6−1.撮影ポイント予告演出)
撮影ポイント予告演出においては、この先でプレミアム画像が出現することを前もって遊技者に報知することで、カメラ撮影の準備を促す意味合いのアイコン(例えば、カメラマークや「撮影準備」等の文字マーク)が報知情報として液晶表示器16の画面上に表示される。この際、報知情報は例えば、画面上において図柄の変動表示を阻害しない位置に表示される態様であってもよいし、あるいは図柄の変動表示に部分的に重なる位置に表示される態様であってもよい。
また上記の報知情報(アイコン等)は、画面上にフェードインしてきたり、あるいは点滅表示されたりする態様が好ましい。なお上記の文字情報は、例えば「撮影タイミングまで『5』,『4』,『3』,『2』,『1』」といったようにカウントダウン方式で順次変化するものであってもよい。
また、このときサブCPUは、上記のスピーカ装置30を利用して撮影ポイント予告演出を音声出力により報知することもできる。この場合、画像による報知を行わず、スピーカ装置30から出力される音声情報のみによって予告演出を行ってもよいし、画像による報知情報と合わせて予告演出を行うようにしてもよい。
撮影ポイント予告演出においてスピーカ装置30から出力される音声の種類としては、上記の「撮影タイミングまで『5』,『4』,『3』,『2』,『1』」といったカウントダウンを読み上げていくものや、より詳細なガイド音声として、例えば「おめでとうございます。間もなくプレミアム画像が表示されます。」といった説明的なものが考えられる。
また、画像情報による演出を行う場合には、実際の撮影タイミングの際にアイコン等の報知情報が表示されていない方が遊技者にとって取得画像に対する価値観が増すと考えられる。このため、例えば実際にプレミア画像が表示されるとアイコン等が画面上から消え、代わりに音声情報のみによる案内が行われる態様が好ましい。この場合、カウントダウンを読み上げる「ゼロ」等の音声や、あるいはカメラのシャッター音に相当する擬似音として「カシャ」といった効果音を出力するようにしてもよい。
このような撮影ポイント予告は、実際の撮影タイミングよりも15秒〜20秒手間から開始されるのが好ましい。また、アイコン等による報知情報の場合は、例えば20秒〜5秒手前までの間は5秒間隔でアイコン等を表示しておき、5秒〜1秒手前までは1秒間隔でアイコン等を表示するといった報知形態をとることも可能である。
(6−2.撮影ポイント告知演出)
以上の演出は、実際にプレミアム画像が表示される前段階でこれを遊技者に知らせるためのものであるが、さらにサブCPUは、実際にプレミアム画像が表示されている場合にこれを遊技者に対して告知(アピール)するための演出をも実行することができる(撮影補助手段)。
すなわち、サブCPUは撮影ポイント告知タイミング(プレミアム画像の表示タイミング)が到来したと判断すると(ステップS7=Yes)、ステップS8に進んで告知演出を実行する。この告知演出では、例えば「プレミアムリーチ中」「プレミアム画像表示中」等の情報が文字や音声によって出力される。これにより、遊技者は実際にプレミアム画像が表示されていることを容易に認識することができる。
また本実施形態では、遊技者に対するアピール度をより高めるために次の手法を追加することもできる。例えば、発射ハンドル8や遊技者の着席している椅子にバイブレータ等の振動体を内蔵しておき、上記の告知演出に合わせてバイブレータを振動させることができる。あるいは、パチンコ機1の枠ランプを特定の態様(発光パターン・発光・輝度等の要素を含む)で発光させることもできる。
上記の予告演出(ステップS6)や告知演出(ステップS8)等は、一連の図柄変動処理の時間内に実行され、通常は図柄の確定停止表示前に終了する。またこの後、サブCPUはメイン制御基板20から確定停止コマンドを受信すると(ステップS9=Yes)、図柄変動処理のルーチンを終了する。
以上が基本的なプレミアム画像の報知態様であるが、加えて本実施形態においては、撮影告知演出(ステップS8)に付随して以下の好ましい機能を働かせることができる。
(6−3.フリーズ処理)
例えば撮影告知演出の実行中において、パチンコ機1の前枠に付属の演出ボタン10を遊技者が操作すると、そのときの液晶表示器16の画面表示が一時停止された状態(いわゆるフリーズ)となる。この場合、例えばサブCPUは演出ボタン10の操作信号を受信すると、これを契機として液晶表示器16の出力画像データを取得(キャプチャ)し、この取得画像に液晶表示器16の表示内容を切り替える処理を実行する。
この場合、遊技者は自分が撮影したい所望のタイミングでプレミアム画像を一時停止させておき、じっくりと落ち着いて撮影することができ。これにより比較的上質な撮像結果を得ることができるので、撮影技術に未熟な遊技者であっても、一定品質の撮影画像を取得しやすいという利点がある。またこの場合、それまでにカメラ撮影の準備をしていなかった遊技者であっても、画像を一時停止させている間に素早くカメラ等を取り出して撮影することにより、貴重なシャッターチャンスを逃すことも回避される。
ただし、液晶表示器16の画面上では、始動口への入賞やゲート口の通過を契機として特別図柄や普通図柄の変動表示が行われているため、上記のようなプレミアム画像の一時停止表示中であっても、画面の一部に変動領域が形成されるものとなっている。具体的には、液晶表示器16の画面の下部に窓枠形状の領域が表示され、この領域内では特別図柄等の変動表示が別に実行される。
(6−4.コントラスト変化処理)
また好ましくは、上記の撮影告知演出に合わせて、液晶表示器16の表示コントラストが一定時間にわたって撮影に適した状態に変更される。すなわち通常、液晶表示器16のコントラストは遊技者が肉眼で視認するのに適したコントラストに調整されているが、プレミアム画像が表示されたときの一定時間内だけカメラ撮影に適したコントラストに変更することで、遊技者はより上質な撮影画像を取得することができる。なお、このようなコントラストの変化は、サブCPUによる制御に基づいて自動的に行われる態様であってもよいし、あるいは上記の演出ボタン10を遊技者が操作することにより、所望のタイミングで行われる態様であってもよい。
(6−5.範囲表示処理)
その他、上記の撮影告知演出に合わせて液晶表示器16の画面に一定の撮影領域が形成される態様であってもよい。すなわち、液晶表示器16の画面は、センター役物14にぴったり嵌め込まれた状態で設置されているため、いざプレミアム画像が表示されたときにこれを撮影しようとすると、その周囲のセンター役物14まで撮影フレーム内に取り込まれてしまうことがある。
そこで本実施形態では、液晶表示器16の画面内に撮影領域を形成することで、撮影フレームの目安をつけやすくしている。例えば図4中(a)に示されているように、液晶表示器16の画面上に縁取り(トリミング)が施された態様で範囲表示処理を行うことができ、この場合、液晶表示器16による画像の表示は図中にハッチングが施された撮影領域Aだけで行われる。ただしこの場合でも、例えば画面の左下の変動領域Bや右下の変動領域Cでは、普通図柄や特別図柄の変動表示が行われる。この場合、遊技者はトリミングされた範囲内を目安にしてカメラに収めることができる。
あるいは図4中(b)に示されているように、画面上に撮影範囲Aを指定する枠(撮影用フレーム)Fを指示表示させることで、撮影範囲Aに遊技者がカメラを合わせるときの目安を付けやすくすることもできる。この場合、液晶表示器16の画面全体で画像が表示されているが、その中にプレミアム画像として特別なキャラクタが出現すると、その位置に合わせて枠Fが表示される態様が好ましい。これにより、遊技者が画面上で特別なキャラクタの位置を容易に発見することができ、これを良好に撮影することが可能になる。
上記の範囲表示処理も同様に、サブCPUによる制御に基づいて自動的に行われる態様であってもよいし、あるいは上記の演出ボタン10を遊技者が操作することにより、所望のタイミングで行われる態様であってもよい。
(7.補助具)
また本実施形態では、パチンコ機1または遊技場設備のハード面から撮影を補助することもできる。例えば、パチンコ機1の前面を覆うガラス板に撮影補助シール等を貼付しておき、この撮影補助シールにプリントされた目印(例えばレンズ押し当て位置を表す枠等)を利用することで、最適なアングルで撮影ができる環境を整えることができる。
あるいは、上記の台間サンド12にカメラ等を固定できる治具等を付設し、遊技者が所望のタイミングで治具を使用しながら撮影できる環境を整えることもできる。また、このような治具に拡大鏡を付設することで、これを通して画面の拡大画像を撮影可能とすることもできる。
(8.情報提供システム)
次に図5は、本実施形態のパチンコ機1を用いた情報提供システムを概略的に示している。この情報提供システムは、例えば電気通信回線であるインターネット31を利用して、遊技者とホール(遊技場運営主体)、または遊技者とメーカー(遊技機生産主体)との間で相互に情報交換を行うためのインフラが提供される。
情報提供システムの体制下において、ホールまたはメーカーは、それぞれ自己が管理下に置くサーバ32等を保有しており、このサーバ32はインターネット31上に置かれるか、あるいはインターネット31に接続可能となっている。一方、遊技者は自己が使用する携帯情報端末(例えばパケット通信機能を有した携帯電話機34)や固定端末(例えばパソコン36)等を用いてインターネット31に接続し、サーバ32を指定(例えばメールアドレス、URL等によるアドレス特定)してプレミアム画像の撮影データを送信することができる。
あるいはホールにおいて、島設備上の台間サンド12と携帯電話機34とを通信ケーブルで接続し、例えば台間サンド12からホールコンピュータ(図示していない)を経由した通信回線を利用して上記のサーバ32に接続することも可能である。
遊技者がパチンコ機1で遊技をした際にカメラ付の携帯電話機34でプレミアム画像の撮影を行い、この撮影画像データを上記の各方法でサーバ32に送信すると、サーバ32にて撮影画像データを解析し、予め記憶されたプレミアム画像の元データと対比される。このときサーバ32にて画像データが相互に合致したと判断されれば、送信元の遊技者に対して何らかの特典が与えられる。例えば、サーバ32にプレミアム画像の高品質データが保持されており、送信画像データが合致した遊技者に対してパスワードを発行することで、高品質データをダウンロード可能とする特典を与えることもできる。これにより、高品質データをダウンロードした遊技者は、そのプレミアム画像を携帯電話機34の待ち受け画面に設定したり、パソコン36画面の背景として使用したりすることができる。
あるいは、ホールまたはメーカーは送信元の遊技者に対し、ポイント蓄積・還元等のサービスを提供することができる。そして、所定のポイントが溜まった場合、ホールまたはメーカーが何らかの特典(プレミアムグッズ賞品、ホールイベント情報の提供)等を与えるといった付加的サービスを行うことも可能である。
このような付加的サービスは、遊技者からみれば賞品等を貰えるという特典を受けることができ、またホールやメーカーにとっては、遊技者のメールアドレスといった個人情報を取得することができるうえ、ポイント蓄積・還元に伴う遊技者の再度の来店を期待することができるといったメリットを享受することができる。
(9.その他の実施形態についての言及)
以上は一実施形態についての説明であるが、本発明の実施の形態がこれに制約されることはない。以下に、その他の実施形態についていくつか例を挙げて言及する。
(1)一実施形態では演出ボタン10がパチンコ機1に設けられているが、これは島設備に設けられている態様であってもよい。
(2)図6は、撮影補助具(治具)の一例を示しており、この補助具38は、遊技を中止したり撮影画像にズレが生じたりすることがないように、例えば回動アーム式や伸縮アーム式等の充分な強度を有するものとして台間サンド12に設けることができる。
また補助具38は、図6中の矢印で示されるように多関節3自由度のアームからなり、その使用状態ではパチンコ機1の前面側にほぼ水平にせり出し、先端部分にカメラ等の撮影機器を挟持した状態でこれを確実にホールドすることができる。
一方、補助具38は、不使用状態で台間サンド12に沿って上方に跳ね上げておいたり、台間サンド12から取り外したりすることができるので、遊技に集中するときは邪魔にならない構造となっている。
その他、撮影補助治具としては、携帯カメラのレンズを液晶表示器16に対面させた状態で保持するホルダーや、液晶表示器16の表示状態を拡大させるレンズシートなどを想定することもできる。なお、このようなレンズシートは液晶表示器16の前面に対向するガラスに常時貼付されていてもよい。
(3)一実施形態では、プレミアム画像の一例としてリーチ演出に関するものを挙げているが、特にプレミアム画像として用いられるものがこれに限定されているものではない。
パチンコ機の正面図である。 パチンコ機の制御構成を概略的に示した図である。 図柄変動処理の制御手順を示したフローチャートである。 範囲表示処理による表示態様を説明するための図である。 情報提供システムの概念図である。 撮影補助具を示した斜視図である。
符号の説明
1 パチンコ機
2 遊技盤
10 演出ボタン
12 台間サンド
14 センター役物
16 液晶表示器
20 メイン制御基板
22 サブ制御基板
24 入賞スイッチ
30 スピーカ装置
31 インターネット
32 サーバ
34 カメラ付き携帯電話機
38 補助具
A 撮影範囲
B,C 変動領域
F 範囲指示枠(フレーム)

Claims (1)

  1. 遊技機本体に配設され、その前面側に向けて画像を表示する表示装置と、
    遊技の進行状況に応じて前記表示装置により表示させるべき画像の表示パターンを選択し、この選択した表示パターンに基づいて前記表示装置による一連の表示内容を制御する表示制御手段と、
    前記表示装置による一連の表示過程にて、前記表示パターン中に特定の画像が含まれることを遊技者に報知する報知手段とを具備したことを特徴とする遊技機。
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