JP2005278893A - 結束バンド、携行品ホルダー及びキャリア - Google Patents

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Abstract

【目的】 固定方法の自由度を高めることを目的とする。また、固定力を向上させることを目的とする。また、簡易に結束、固定することを目的とする。
【構成】 帯状に形成され、第1の係合部と第2の係合部とが係合する面ファスナーの前記第1の係合部の係合面が両面略全面に形成された帯部111と、前記面ファスナーの前記第2の係合部を用いて、前記帯部111の両端部に形成された第1と第2の小片部112とを備えたことを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、結束バンド、携行品ホルダー又はキャリアに関する。特に、オートバイ、自転車、自動車等の荷台、又は、オートバイの後部座席或いは燃料タンク上に荷物を積載し、それを固定する結束バンドに関する。又は、日用品、アウトドア用品、出荷物等、あらゆる物を結束し、固定する結束バンドに関する。また、前記結束バンドを利用した携行品ホルダー又はキャリアに関する。
従来、積荷や日用品を固定、結束するバンド類には、カンやアジャスターを用いてバンドの長さを調整し、結束していた。或いは、面ファスナー(マジックテープ(登録商標)、ベルクロ、起毛素材布、または、これらに類するもの)を用いてバンドを固定していた。その他、端部に荷掛けフックや輪状の部位が取り付けられたゴム製のバンドロープを用いて積荷を固定していた。
図25は、面ファスナーの構成の一例を示す図である。
図25に示すように、面ファスナーは、フック部とループ部を有し、フック部がループ部に引っかかることで、互いに係合し、接着するのが一般的な構成となっている。
面ファスナーを用いてバンドを固定する場合、面ファスナーの互いに係合する小片がバンドの所定の位置に取り付けられ、その位置で合うように小片同士を係合させるものがあった。また、クラレ社製フリーベルト(登録商標)のように、ベルトの一部に平ゴムを用いて多少の伸び縮みを可能にしたものがあった。また、ベルト自体を板状ゴムにし、ベルトの両端部に表裏を違えて、互いに係合するマジックテープ(登録商標)の小片を取り付けたものが文献に開示されている(例えば、特許文献1参照)。
また、バンドの一面の全面を面ファスナーのループ型部材とし、バンドの一端にカンが取り付けられ、バンドの他端に面ファスナーのフック型部材がループ側と同一面に取り付けられ、カンにベルトを通して折り返し、バンドの他端のフック型部材をループ型部材に係合させるものがあった。また、片面起毛生地片のバンドの一方の端部において片面起毛生地片の背面に雄型マジックテープ(登録商標)を取り付けたものが文献に開示されている(例えば、特許文献2参照)。また、ブイオーシーダイレクト社製ファジーロックのように、バンドの一方の面の全面を伸縮性ある面ファスナーとし、バンドの一端に面ファスナーと係合する小片が面ファスナーと同一面に取り付けられたものがあった。
その他、バンドの一方の面の全面を面ファスナーのループ側とし、バンドの他方の面の全面を面ファスナーのフック側とした両面結束バンドがあった。また、バンドの一方の面の全面に面ファスナーのループ型部材とフック型部材とを混在させたものがあった。
実用新案登録第3077303号公報 実開平6−68420号公報
しかしながら、カンやアジャスターを用いてバンドの長さを調整し、結束するバンドの場合、バンド自体に伸縮性が無く、また、バンドの長さに限りがあるため、バンドの長さが短ければ結束できない。結果として、固定・結束できるものの大きさに限りがあった。一方、長さに余裕があるものを用いれば、バンドの余り部分がバタついてしまい、その収束等に手間を要してしまう。
端部に荷掛けフックや輪状の部位が取り付けられたゴム製のバンドロープの場合、荷掛けフックや輪状の部位を引っ掛ける場所を選ぶ必要があり、固定方法の自由度に難があった。
面ファスナーの互いに係合する小片がバンドの所定の位置に取り付けられ、その位置で合うように小片同士を係合させるものの場合、面ファスナーの互いに係合する小片がバンドの所定の位置にしか付いておらず、係合する小片同士の位置がずれるとバンドを固定できなかった。
ベルトの一部に平ゴムを用いて多少の伸び縮みを可能にしたものの場合、係合する小片同士の位置がずれるとバンドを固定できないことに加え、伸び縮み量が僅かであり、伸縮性に欠けてしまう。ベルト自体を板状ゴムにし、ベルトの両端部に表裏を違えて、互いに係合するマジックテープ(登録商標)の小片を取り付けたものの場合、伸縮性は富むが、係合する小片同士の位置がずれるとバンドを固定できないことに加え、バンドを折り返した場合には、係合面が反対となり固定できなかった。
バンドの一面の全面を面ファスナーのループ型部材とし、バンドの端部に面ファスナーのフック型部材がループ側と同一面に取り付けられ、バンドの他端のフック型部材をループ型部材に係合させるものの場合、ループ型部材とフック型部材とが同一面あるため、途中でカンなどを用いて折り返さなければバンドを固定できなかった。バンドの一面の全面を伸縮性ある面ファスナーとし、バンドの一端に面ファスナーと係合する小片が同一面に取り付けられたものの場合、伸縮性は富むが、途中でカンなどを用いて折り返さなければバンドを固定できないことは同様であった。また、接着部がバンドの表(おもて)面の一方の端に限られており固定力に不安があった。
片面起毛生地片のバンドの一方の端部において片面起毛生地片の背面に雄型マジックテープ(登録商標)を取り付けたものの場合、バンドを折り返した場合には、係合面が反対となり固定できなかった。バンドの一方の面の全面を面ファスナーのループ側とし、バンドの他方の面の全面を面ファスナーのフック側とした両面結束バンドの場合も、同様に、バンドを折り返した場合には、係合面が反対となり固定できなかった。
バンドの一方の面の全面に面ファスナーのループ型部材とフック型部材とを混在させたものの場合、バンドを折り返した場合には、係合面が反対となり固定できないことに加え、ループ型部材とフック型部材とを混在させたため、互いに合わさった面積の半分は、実際には係合していないことになり係合力が半減してしまう。すなわち、固定力に難があった。
本発明は、固定方法の自由度を高めることを目的とする。また、固定力を向上させることを目的とする。また、簡易に結束、固定することを目的とする。
本発明の結束バンドは、
帯状に形成され、第1の係合部と第2の係合部とが係合する面ファスナーの前記第1の係合部の係合面が両面略全面に形成された帯部と、
前記面ファスナーの前記第2の係合部を用いて、前記帯部の両端部に形成された第1と第2の小片部と
を備えたことを特徴とする。
係合面が両面に形成されたことにより、バンドを折り返す場合、バンドを折り返さない場合、バンドをねじる場合等の様々な使用形態でも、端部に形成された小片部を帯部に固定することができる。また、係合面が両面略全面に形成されたことにより、係合するもの同士の位置がずれるといったことがない。また、小片部が、前記帯部の両端部に形成されたことにより、両端部の第1と第2の小片部がそれぞれ帯部に固定されるようにすることができる。
また、前記第1の小片部は、前記第2の係合部の係合面が、前記帯部の一方の端部に形成された前記第2の小片部における前記第2の係合部の係合面と反対の面に位置するように、前記帯部の他方の端部に形成されたことを特徴とする。
両端部の第1と第2の小片部が、互いに表裏の関係になるように形成されることにより、特に、バンドを折り返さないで使用する場合に、第1と第2の小片部が両方ともに帯部に固定される。
さらに、前記第1と第2の小片部の少なくとも一方は、前記第2の係合部の係合面が、前記帯部の両面に形成されたことを特徴とする。
小片部が両面に形成されることにより、バンドを折り返す場合でも、バンドを折り返さない場合、バンドをねじる場合等の様々な使用形態でも、小片部の向きを考えることなく帯部に固定することができる。
本発明の携行品ホルダーは、
携行品を保持する携行品ホルダーにおいて、
前記結束バンドに保持され、前記結束バンドに係合する第1の係合部と第2の係合部とのいずれかを有することを特徴とする。
従来、携行品ホルダーは、バンドや腰ベルト等を中通しすることで、バンドや腰ベルト等に保持されていた。そのため、携行品ホルダーは、バンドや腰ベルトの長手方向に移動することが可能であり、所定の位置で固定したくてもユーザが動いたり携行品ホルダーが衝撃を受けたりすることによりずれてしまう。そこで、携行品ホルダーが、前記結束バンドに保持され、前記結束バンドに係合する第1の係合部と第2の係合部とのいずれかを有することにより、前記結束バンドに係合し、位置が固定される。
本発明のキャリアは、
被載置物を載置するキャリアにおいて、
前記結束バンドで固定位置に固定され、前記結束バンドに係合する第1の係合部と第2の係合部とのいずれかを有することを特徴とする。
従来、キャリアは、例えば、オートバイや自動車等にネジ等の取付金具を用いて固定されていた。また、キャリア側にも取付け位置が決められていた。したがって、取付け位置に制限があった。また、取り付ける場合に、工具を用いるなど手間がかかった。そこで、キャリアが、前記結束バンドで固定位置に固定されることにより、キャリアを取付ける位置の自由度を向上させることができる。また、結束バンドで固定位置に締め付けるだけでは、動いたり衝撃を受けたりすることによりずれてしまうが、前記結束バンドに係合する第1の係合部と第2の係合部とのいずれかを有することにより、前記結束バンドに係合し、位置が固定される。
本発明によれば、バンドを折り返す場合、バンドを折り返さない場合、バンドをねじる場合等の様々な使用形態でも、端部に形成された小片部を帯部に固定することができるので、オートバイ、自転車、自動車等の荷台、又は、オートバイの後部座席或いは燃料タンク上に荷物を積載し、それを固定する場合、又は、日用品、アウトドア用品、出荷物等、あらゆる物を結束し、固定する場合に、より自由度の高い結束・固定を可能とすることができる。
さらに、本発明によれば、係合するもの同士の位置がずれるといったことがないため、固定位置の自由度を向上させることができる。また、両端部の第1と第2の小片部がそれぞれ帯部に固定されるようにすることができるので、バンドの長さが余った場合でも、余った部分をバタつかせないようにすることができる。さらに、両端部で係合し固定されるので、係合強度(或いは接着強度ともいう)を向上させることができる。係合強度(或いは接着強度ともいう)を向上させることができるので、荷崩れ等を防止することができる。
また、本発明によれば、携行品ホルダーが、前記結束バンドに保持され、前記結束バンドに係合し、位置が固定されることにより、携行品ホルダーのずれを防止することができる。同様に、キャリアが、前記結束バンドで固定位置に固定され、前記結束バンドに係合し、位置が固定されることにより、固定位置からのずれを防止することができる。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1における結束バンドの構成を示す図である。
図1(a)は、結束バンド110の断面構成を示している。図1(b)は、結束バンド110の上面図を示している。結束バンド110は、帯部111と小片部112とを備えている。
帯部111は、帯状に形成され、面ファスナーの第1の係合部の係合面(接着面ともいう)が両面全面に形成されている。例えば、面ファスナーがフック部(雄型面ファスナーともいう)とループ部(雌型面ファスナーともいう)とで構成されている場合、第1の係合部として、フック部とループ部とのいずれかが、係合面が互いに外側を向くように重ね合わされ縫い合わされている。第1の係合部となる素材を2つ重ね合わせ縫い合わせることで、引っ張り強度を向上させることができる。表裏双方に第1の係合部を設ける手段としては、係合面が片面に形成された既成の伸縮素材の面ファスナーの第1の係合部を2つ用意し、この第1の係合部の係合面の裏(接着しない面)を互いに重ねて縫い合せる。或いは、面ファスナーの第1の係合部の係合面を表に2つ折りとして縫い合せてもよい。縫い合せには、伸縮性のある糸等を用いるのが望ましい。或いは、面ファスナーの第1の係合部自体を伸ばした状態で強度のある糸で縫い合せてもよい。両面に第1の係合部を設けた伸縮素材の面ファスナーや起毛素材、これに類するものが製品化された場合には、これらを用いてもよい。
また、ここでは、フック部の素材と比べ柔らかい素材となるループ部で構成するのが望ましい。柔らかい素材とすることで、曲げたり、ねじったりする際の自由度を高めることができる。また、柔らかい素材とすることで、固定するもの、或いは引っ掛けるもの等の接触するものを傷つけることを防止することができる。さらに、後述するように、人の腰等に巻く場合に、痛い感触を与えたり、ゴツゴツした感触を与えたりといった不快感を与えないようにすることができる。また、面ファスナーのフック部は、ループ部の形状に限らず、起毛素材にも係合し、接着するため、第1の係合部として、起毛素材を用いても構わない。係合面が両面に形成されたことにより、バンドを折り返す場合、バンドを折り返さない場合、バンドをねじる場合等の様々な使用形態でも、端部に形成された小片部を帯部に固定することができる。また、係合面が両面全面に形成されたことにより、係合するもの同士の位置がずれるといったことがない。ここで、帯部111に用いる第1の係合部の素材は、伸縮性のある素材を用いることが望ましい。伸縮性のある素材を用いることで、固定物をしっかりと固定することができる。また、伸縮性のある素材を用いることで、締め付け力を均等にすることができる。また、伸縮性のある素材を用いることで、固定・結束時にバンド本体の長さが短めであっても、帯部111の伸縮性により、伸縮性の無いバンドでは固定・結束が不可能であった大きさの物にも対応することができる。
第1と第2の小片部112は、第1の係合部と係合する前記面ファスナーの前記第2の係合部を用いて、前記帯部111の両端部に形成される。第1の係合部として、ループ部や起毛素材を用いた場合、第2の係合部としてフック部を用いる。但し、これに限るものではなく、第1の係合部として用いた素材に係合し、接着するものであれば構わない。第1と第2の小片部112は、両方ともに2つの係合面を有し、2つの係合面が互いに外側を向くように重ね合わされ帯部111に縫い合わされている。手段としては、第2の係合部の係合面を表に2つ折りして縫い合わす。或いは、帯部111の第1の係合部の係合面に単独に第2の係合部を縫い合わしてもよい。また、縫い合せの他、超音波加工による溶着等でも構わない。第2の係合部の素材は、伸縮素材、或いは非伸縮素材のどちらでも構わない。小片部112が両面に形成されることにより、結束バンド110を折り返す場合、折り返さない場合、ねじる場合等の様々な使用形態でも、小片部112の向きを考えることなく帯部111に固定することができる。また、帯部111において両面に第1の係合部が形成されていることから、第1と第2の小片部112の両方ともを係合し固定することができる。第1と第2の小片部112の両方ともを係合し固定することができるので、従来品に比べ、より強力な結束力を確保することができる。
図2は、帯部の構成の一例を示す図である。
図2に示すように、第1の係合部となる素材を2つ重ね合わせ縫い合わせる際に、間に平ゴムを入れて縫い合わせるように構成するとより望ましい。平ゴムを入れることで、さらに、引っ張り強度を向上させることができる。さらに、帯部111の厚さを厚くすることになり、せん断強度も向上させることができる。また、平ゴムを入れることで、弾性力(伸ばされた後の回復力)が強くなり、固定・結束力を高めることができる。
図3は、実施の形態1における結束バンドの他の例を示す図である。
図3(a)は、結束バンド120の断面構成を示している。図3(b)は、結束バンド120の上面図を示している。結束バンド120は、帯部121と小片部122とを備えている。
図1では、小片部112の一部分を帯部111に縫い合わされているが、図3に示すように、小片部122の全体を帯部121に縫い合わせてもよい。図面では、便宜上、「×」印で縫い合わせ範囲を示している。その他は、図1の構成と同様であるため、説明を省略する。
図4は、実施の形態1における結束バンドの他の例を示す図である。
図4(a)は、結束バンド110の断面構成を示している。図4(b)は、結束バンド110の上面図を示している。図4では、図1の結束バンド110の小片部112において、第2の係合部の係合面が両端部において一面側にのみ形成された例を示している。また、第1と第2の小片部112で、互いに表裏の関係になるように、反対面に係合面が形成されている。例えば、折り返さないで、結束する場合、小片部112が両面に形成されていなくても互いに表裏の関係になるように、反対面に係合面が形成されていれば結束し、固定することができる。また、第1と第2の小片部112で、帯部111と係合し、接着することで、係合力を向上させることができる。
図5は、図4の結束バンドの使用例を示す図である。
例えば、図5に示すように、ユーザの腰にコルセットとして、結束バンド110を使用する場合、折り返さないで腰に巻くため、第1と第2の小片部112が、互いに表裏の関係になるように、反対面に係合面が形成されている結束バンド110を用いるとよい。互いに表裏の関係になるように、反対面に係合面が形成されているため、第1と第2の小片部112の両方で、帯部111に係合し、接着することができる。図5では、固定位置1と固定位置2とで、第1と第2の小片部112が帯部111に係合し、接着する様子を示している。帯部の両端部が固定されることで、両位置で均等に締め付け力を得ることができる。また、帯部の両端部のいずれか1箇所固定とすると、その固定位置周辺の帯部だけが伸びてしまうが、両位置で固定することで、かかる問題を克服することができる。ここでは、図4の結束バンドに限らず、上述した結束バンドを用いることができるのは、言うまでも無いが、さらに、図4の結束バンドのように、互いに表裏の関係になるように、反対面に小片部112の係合面が形成されることで、小片部112の係合面がユーザに接触することを防止することができる。通常、面ファスナーのフック部素材は、ループ部素材や起毛素材よりも硬いため、係合面がユーザに接触するとユーザに不快感を与えてしまうおそれがあるが、図4の結束バンドでは、腰に当たる側に小片部112の係合面が来ないように巻くことができるため、これを解消することができる。
図6は、実施の形態1における結束バンドの他の例を示す図である。
図6(a)は、結束バンド110の断面構成を示している。図6(b)は、結束バンド110の上面図を示している。図6では、図1の結束バンド110の小片部112において、第2の係合部の係合面が両端部の一方の端部で一面側にのみ形成された例を示している。
図7は、実施の形態1における結束バンドの他の例を示す図である。
図7(a)は、結束バンド120の断面構成を示している。図7(b)は、結束バンド120の上面図を示している。結束バンド120は、帯部121と小片部122とを備えている。
図4では、小片部112の一部分を帯部111に縫い合わされているが、図7に示すように、小片部122の全体を帯部121に縫い合わせてもよい。図面では、便宜上、「×」印で縫い合わせ範囲を示している。その他は、図4の構成と同様であるため、説明を省略する。
図8は、実施の形態1における結束バンドの他の例を示す図である。
図8(a)は、結束バンド120の断面構成を示している。図8(b)は、結束バンド120の上面図を示している。結束バンド120は、帯部121と小片部122とを備えている。
図6では、小片部112の一部分を帯部111に縫い合わされているが、図8に示すように、小片部122の全体を帯部121に縫い合わせてもよい。図面では、便宜上、「×」印で縫い合わせ範囲を示している。その他は、図6の構成と同様であるため、説明を省略する。
図9は、実施の形態1における結束バンドの使用例を示す図である。
図9では、結束バンドを折り返さずに使用する例を示している。上述した結束バンドは、いずれも第1と第2の小片部112が、互いに表裏の関係になるように、反対面に係合面が形成され、帯部では、両面全面が係合面であるため、結束バンドを折り返さずに使用する場合に、自由な位置で、両端部の小片部112を帯部111に係合し、接着させることができる。
図10は、実施の形態1における結束バンドの使用例を示す図である。
図10では、結束バンドを折り返さずにキャリアのバー等を囲むように固定物を固定する例を示している。上述した通り、結束バンドは、いずれも第1と第2の小片部112が、互いに表裏の関係になるように、反対面に係合面が形成され、帯部では、両面全面が係合面であるため、結束バンドを折り返さずに使用する場合に、自由な位置で、両端部の小片部112を帯部111に係合し、接着させることができる。
図11は、オートバイの荷台に結束バンドを使用した場合の例を示す図である。
図11に示すように、荷物を荷台の上に乗せ、結束バンドを荷物と荷台とをまとめて巻き付けるように結束することができる。すなわち、実施の形態1における結束バンドは、第1と第2の小片部112が、互いに表裏の関係になるように、反対面に係合面が形成され、帯部では、両面全面が係合面であるため、図11に示すように簡単な方法で結束を可能とすることができる。
図12は、オートバイの荷台に結束バンドを使用した場合の他の例を示す図である。
図12では、オートバイの荷台に設けられた荷掛けフックに三角カンやDカン等を取り付け、カンを通して結束バンドを折り返して荷台の上に乗せられた荷物を荷台に結束する方法を示している。図1,3,6,8に示した実施の形態1における結束バンドは、前記第1と第2の小片部の少なくとも一方において、前記第2の係合部の係合面が、前記帯部の両面に形成されたことにより、結束バンドを折り返した場合でもかかる場合にように簡単な方法で結束を可能とすることができる。以上のように、荷掛けフック等に掛着する場合は、ベルト本体に三角カンやDカン等を架設してもよい。
図13は、結束バンドが長すぎた場合の処理方法について説明するための図である。
図13に示すように、結束バンドが長すぎた場合に、例えば、余った帯部を半分に折って丸めることにより、余った側の端部に形成された小片部で、丸めた余り部と結束に用いた帯部の部分とを係合させることができる。このように、余った帯部をまとめることで、バタつかせないようにすることができる。言い換えれば、固定・結束時にバンド本体の長さが余っても、必ず表裏いずれかの片面は第2の係合部により接着固定ができ、また、表裏両面に第2の係合部を設けた場合には、バンド余り部は接着固定していない側の第2の係合により、第1の係合を有するバンド本体のいずれの場所にも接着・収束することができ、バタつきを防止することができる。
図14は、オートバイの荷台に結束バンドを使用した場合で、結束バンドが長すぎた場合の処理した様子を示す図である。
図14に示すように、図13で説明した方法により、余った帯部をまとめるようにして用いることができる。
図15は、実施の形態1における結束バンドの他の使用例を示す図である。
図15では、カン114とアジャスター113とを用いて結束バンド110を使用する例を示している。
図15(a)(b)では、カン114とアジャスター113とに結束バンド110を通した状態を示している。そして、例えば、カン114をオートバイの荷台に設けられた荷掛けフックに引っ掛けることで、荷物を固定することができる。
図15(c)では、オートバイの後部シートに、カン114とアジャスター113とを用いて結束バンド110を取り付ける様子を示している。
図15(d)では、図15(c)において、結束バンド110を取り付ける場合の、カン114の用い方の一例を示している。2つあるカン114のうち、1つのカンを通して使用する場合を示している。
図15(e)では、図15(d)に示したカン114の用い方に対し、より高い固定力を得ることができるカン114の用い方を示している。2つあるカン114を通したのち、折り返し、最初に通したカンを再度通すことで、より高い固定力を得ることができる。
図15(f)では、帯部111の一方の端部にカン114とアジャスター113と取り付けられ、2つあるカン114のうち、1つのカン114に帯部111の他方の端部を通して折り返し、他方の端部に形成された小片部112を帯部111に係合させる例を示している。
図15(g)では、帯部111の中央部でカン114とアジャスター113とを取り付け、帯部111の両端部を、キャリアを通して折り返し、それぞれ両端部に設けられた小片部112を帯部111に係合させる例を示している。
以上のように、面ファスナーによる係合・接着と併せてアジャスター113やカン114を用いてバンド本体を締着してもよい。面ファスナーによる係合・接着と併せてアジャスター113やカン114を用いてバンド本体を締着することにより、より結束・固定の安全性を保つことができる。
図16は、図15(f)に示したカン114の用い方に対し、より高い固定力を得ることができるカン114の用い方を示す図である。
図15(f)では、2つあるカン114のうち、1つのカンを通して使用する場合を示しているが、図16では、2つあるカン114を通したのち、折り返し、最初に通したカンを再度通すことで、より高い固定力を得ることができる。
以上のように、本実施の形態における結束バンドは、伸縮性面ファスナーを表裏両面に使用した、両面接着可能な伸縮性結束バンドである。そして、以下に説明するように多用途結束バンドである。
実施の形態2.
実施の形態2では、実施の形態1における結束バンドを利用した携帯ホルダーについて説明する。荷物の固定だけではなく、併せて上記伸縮性多用途結束バンドを介し、簡単かつ確実に便利なバッグ・小物入れ等の携帯ホルダー(備品の一例である)を装着可能とする例及び方法について説明する。
図17は、実施の形態2における結束バンドを利用した携帯ホルダーの一例を示す図である。
図17では、例えば、タバコやライターなどを携帯するための携帯ホルダーの例を示している。図17(a)では、正面図、図17(b)では、正面側の斜視図、図17(c)では、裏面側の斜視図を示している。ホルダー部210を固定ベルト211で結束バンド110に保持されるように固定している。固定方法は、ホルダー部210と固定ベルト211との間に結束バンド110を挟んだ上で、ホルダー部210に設けられた面ファスナーの一方の係合部と固定ベルト211に設けられた面ファスナーの他方の係合部とを係合させることで固定する。ここで、後述するように、ホルダー部210は、ホルダー部210と結束バンド110とが接する位置に前記結束バンド110に係合する第1の係合部と第2の係合部とのいずれかを有することを特徴とする、或いは、固定ベルト211は、固定ベルト211と結束バンド110とが接する位置に前記結束バンド110に係合する第1の係合部と第2の係合部とのいずれかを有することを特徴とする。又は、ホルダー部210は、ホルダー部210と結束バンド110とが接する位置に前記結束バンド110に係合する第1の係合部と第2の係合部とのいずれかを有し、及び、固定ベルト211は、固定ベルト211と結束バンド110とが接する位置に前記結束バンド110に係合する第1の係合部と第2の係合部とのいずれかを有することを特徴とする。かかるように、ホルダー部210と結束バンド110、或いは/及び、固定ベルト211と結束バンド110とが、係合し、接着することで、携帯ホルダーがずれることを防止することができる。
図18は、実施の形態2における結束バンドを利用した携帯ホルダーの他の例を示す図である。
図18では、例えば、携帯ホルダーの一例として、ポシェットやウエストバッグの場合を示している。図18(a)では、正面側の斜視図、図18(b)では、裏面側の斜視図を示している。本体部220を固定ベルト221で結束バンド110に保持されるように固定している。固定方法は、本体部220と固定ベルト221との間に結束バンド110を挟んだ上で、本体部220に設けられた面ファスナーの一方の係合部と固定ベルト221に設けられた面ファスナーの他方の係合部とを係合させることで固定する。ここで、後述するように、本体部220は、本体部220と結束バンド110とが接する位置に前記結束バンド110に係合する第1の係合部と第2の係合部とのいずれかを有することを特徴とする、或いは、固定ベルト221は、固定ベルト221と結束バンド110とが接する位置に前記結束バンド110に係合する第1の係合部と第2の係合部とのいずれかを有することを特徴とする。又は、本体部220は、本体部220と結束バンド110とが接する位置に前記結束バンド110に係合する第1の係合部と第2の係合部とのいずれかを有し、及び、固定ベルト221は、固定ベルト221と結束バンド110とが接する位置に前記結束バンド110に係合する第1の係合部と第2の係合部とのいずれかを有することを特徴とする。かかるように、本体部220と結束バンド110、或いは/及び、固定ベルト221と結束バンド110とが、係合し、接着することで、携帯ホルダーの一例としてのポシェットやウエストバッグがずれることを防止することができる。
図19は、実施の形態2における結束バンドを利用した携帯ホルダーの他の例を示す図である。
図19では、例えば、携帯ホルダーの一例として、ドリンクホルダーの場合を示している。図19(a)では、正面側の斜視図、図19(b)では、裏面側の斜視図、図19(c)では、横に寝かせた状態での側面図を示している。本体部230を固定ベルト231で結束バンド110に保持されるように固定している。固定方法は、本体部230と固定ベルト231との間に結束バンド110を挟んだ上で、本体部230に設けられた面ファスナーの一方の係合部と固定ベルト231に設けられた面ファスナーの他方の係合部とを係合させることで固定する。ここで、後述するように、本体部230は、本体部230と結束バンド110とが接する位置に前記結束バンド110に係合する第1の係合部と第2の係合部とのいずれかを有することを特徴とする、或いは、固定ベルト231は、固定ベルト231と結束バンド110とが接する位置に前記結束バンド110に係合する第1の係合部と第2の係合部とのいずれかを有することを特徴とする。又は、本体部230は、本体部230と結束バンド110とが接する位置に前記結束バンド110に係合する第1の係合部と第2の係合部とのいずれかを有し、及び、固定ベルト231は、固定ベルト231と結束バンド110とが接する位置に前記結束バンド110に係合する第1の係合部と第2の係合部とのいずれかを有することを特徴とする。かかるように、本体部230と結束バンド110、或いは/及び、固定ベルト231と結束バンド110とが、係合し、接着することで、携帯ホルダーの一例としてのドリンクホルダーがずれることを防止することができる。
図20は、実施の形態2における結束バンドを利用した携帯ホルダーの他の例を示す図である。
図20では、例えば、携帯ホルダーの一例として、結束バンドの長手方向にドリンクを保持するドリンクホルダーの場合を示している。図20(a)では、正面側の斜視図、図20(b)では、裏面側の斜視図を示している。図19の説明において、本体部230が本体部240、固定ベルト231が固定ベルト241に代わった以外は、同様であるので説明を省略する。
図21は、携帯ホルダーと結束バンドとの固定方法を説明するための図である。
図17〜図20における携帯ホルダーは、図21(a)或いは、図21(b)或いは、図21(c)の方法で結束バンドと固定される。図21(a)では、携帯ホルダーの本体側に結束バンド110に係合する第1の係合部と第2の係合部とのいずれかを有する場合を示している。かかる場合、携帯ホルダーの本体と結束バンド110とが固定されることになる。図21(b)では、携帯ホルダーの固定バンド側に結束バンド110に係合する第1の係合部と第2の係合部とのいずれかを有する場合を示している。かかる場合、携帯ホルダーの固定バンドと結束バンド110とが固定されることになる。図21(c)では、携帯ホルダーの本体側と固定バンド側との両方に結束バンド110に係合する第1の係合部と第2の係合部とのいずれかを有する場合を示している。かかる場合、携帯ホルダーの本体側と固定バンド側との両方と結束バンド110とが固定されることになる。
図22は、実施の形態2における結束バンドを利用した携帯ホルダーのさらに他の例を示す図である。
図22では、例えば、携帯ホルダーの一例として、オートバイ、自転車等の荷台、又は、オートバイの後部座席或いは燃料タンク上に取り付けるバッグの場合を示している。図22(a)では、取り付ける前の正面側の斜視図、図22(b)では、バッグの裏面側の斜視図、図22(c)では、バッグを取り付けた状態での斜視図を示している。まず、結束バンド110を固定位置に取り付ける。ここでは、一例として、オートバイの後部座席に2つの結束バンド110を取り付けている。そして、バッグ本体部250を固定ぶた251で結束バンド110に保持されるように固定している。固定方法は、バッグ本体部250と固定ぶた251との間に2つの結束バンド110を挟んだ上で、バッグ本体部250の後面に設けられた面ファスナーの一方の係合部Bと固定ぶた251に設けられた面ファスナーの他方の係合部Aとを係合させることで固定する。かかる際、バッグ本体部250は、バッグ本体部250の裏面と結束バンド110とが接する位置に前記結束バンド110に係合する第1の係合部と第2の係合部とのいずれかの係合部Cを有する。このように、バッグをバッグの固定ぶた251で結束バンド110を覆うように取付け、かつバッグ本体部250と結束バンド110とを面ファスナーで固定することを特徴とする。かかるように、バッグ本体部250と結束バンド110とが、係合し、接着することで、携帯ホルダーの一例としてのバッグがずれることを防止することができる。
以上のように、本実施の形態2では、簡単かつ確実に携帯ホルダーを結束バンド110に保持できるとともに、携帯ホルダーがずれないように固定することができる。
実施の形態3.
実施の形態3では、実施の形態1における結束バンドを利用した簡易キャリアについて説明する。荷物の固定だけではなく、併せて上記伸縮性多用途結束バンドを介し、簡単かる確実に便利な簡易キャリア(備品の一例である)を装着可能とする例及び方法について説明する。
図23は、実施の形態3における結束バンドを利用した簡易キャリアの一例を示す図である。
図23では、例えば、被載置物を載置する簡易キャリアの一例として、オートバイの後部座席上に取り付ける簡易キャリアの場合を示している。図23(a)では、取り付ける前の簡易キャリアの斜視図、図23(b)では、簡易キャリアの正面図、図23(c)では、簡易キャリアの底面図、図23(d)では、簡易キャリアを取り付けた状態での斜視図を示している。キャリア本体310は、前記結束バンド110で固定位置、ここでは、オートバイの後部座席上に固定される。ここで、キャリア本体310には、前記結束バンド110に係合する第1の係合部と第2の係合部とのいずれかの係合部を有する固定バンド311が取り付けられている。そして、固定バンド311の係合部と前記結束バンド110とを係合し、接着する。
図24は、実施の形態3における結束バンドを利用した簡易キャリアの他の一例を示す図である。
図24では、例えば、被載置物を載置する簡易キャリアの一例として、自動車のトランク上に取り付ける簡易キャリアの場合を示している。キャリア本体320は、前記結束バンド110で固定位置、ここでは、自動車のトランク上に固定される。ここで、キャリア本体310には、自動車のトランクに吸い付く吸盤322と前記結束バンド110に係合する第1の係合部と第2の係合部とのいずれかの係合部321とが取り付けられている。そして、自動車のトランク上にキャリア本体310を吸盤322で吸着させることで仮止めし、その後、結束バンド110で、自動車のトランク上に設置した簡易キャリアと自動車のトランクとを覆うようにして結束する。さらに、係合部321と前記結束バンド110とを係合し、接着する。
従来、キャリアは、例えば、オートバイや自動車等にネジ等の取付金具を用いて固定されていた。また、キャリア側にも取付け位置が決められていた。したがって、取付け位置に制限があった。また、取り付ける場合に、工具を用いるなど手間がかかった。そこで、本実施の形態3における簡易キャリアが、前記結束バンド110で固定位置に固定されることにより、キャリアを取付ける位置の自由度を向上させることができる。また、結束バンド110で固定位置に締め付けるだけでは、動いたり衝撃を受けたりすることによりずれてしまう場合も考えられるが、簡易キャリアが前記結束バンド110に係合する第1の係合部と第2の係合部とのいずれかの係合部を有することにより、前記結束バンドに係合し、位置が固定され、ずれを防止することができる。
以上のように、上記実施の形態2,3では、実施の形態1の両面接着可能な伸縮性多用途結束バンドを利用した、携帯ホルダーや簡易キャリア等の備品等を取り付けた例、及び取り付け方法について説明した。
以上のように、上記実施の形態では、例えば、オートバイの後部座席や燃料タンク上、或いはオートバイ、自転車、自家用乗用自動車等の荷台等に荷物を積載し、それを固定する場合、又は日用品、アウトドア用品、出荷物等、あらゆる物を結束・固定する場合において、その方法の自由度を高める両面接着可能な伸縮性多用途結束バンドを説明した。
また、両面接着可能な伸縮性多用途結束バンドは、伸縮性面ファスナー(マジックテープ(登録商標)、ベルクロ、起毛素材布、又はこれに類するもの)をバンド表裏両面に使用し、かかる伸縮性面ファスナーをバンド表裏両面に使用するため、これを介し簡単かつ確実にバッグ・小物入れ・キャリア等の備品を装着可能とすることができる。
以上のように、上記実施の形態によれば、荷物・用品等あらゆる物を結束・固定する場合において、より自由度の高い結束・固定を可能とし、併せてベルト本体の表裏両面の接着面を利用し、簡単かつ確実に便利なバッグ・小物入れ・キャリア等の備品を装着することが可能となることからカーライフや日常生活、アウトドアレジャー等で利便性を増すことができる。
以上の説明において、帯部は両面全面が形合面としたが、文字通り全面である必要はなく、略全面であれば構わない。
実施の形態1における結束バンドの構成を示す図である。 帯部の構成の一例を示す図である。 実施の形態1における結束バンドの他の例を示す図である。 実施の形態1における結束バンドの他の例を示す図である 図4の結束バンドの使用例を示す図である。 実施の形態1における結束バンドの他の例を示す図である。 実施の形態1における結束バンドの他の例を示す図である 実施の形態1における結束バンドの他の例を示す図である。 実施の形態1における結束バンドの使用例を示す図である。 実施の形態1における結束バンドの使用例を示す図である。 オートバイの荷台に結束バンドを使用した場合の例を示す図である。 オートバイの荷台に結束バンドを使用した場合の他の例を示す図である。 結束バンドが長すぎた場合の処理方法について説明するための図である。 オートバイの荷台に結束バンドを使用した場合で、結束バンドが長すぎた場合の処理した様子を示す図である。 実施の形態1における結束バンドの他の使用例を示す図である。 図15(f)に示したカン114の用い方に対し、より高い固定力を得ることができるカン114の用い方を示す図である。 実施の形態2における結束バンドを利用した携帯ホルダーの一例を示す図である。 実施の形態2における結束バンドを利用した携帯ホルダーの他の例を示す図である。 実施の形態2における結束バンドを利用した携帯ホルダーの他の例を示す図である。 実施の形態2における結束バンドを利用した携帯ホルダーの他の例を示す図である。 携帯ホルダーと結束バンドとの固定方法を説明するための図である。 実施の形態2における結束バンドを利用した携帯ホルダーのさらに他の例を示す図である。 実施の形態3における結束バンドを利用した簡易キャリアの一例を示す図である。 実施の形態3における結束バンドを利用した簡易キャリアの他の一例を示す図である。 面ファスナーの構成の一例を示す図である。
符号の説明
110 結束バンド、111 帯部、112 小片部、113 アジャスター、114 カン114、120 結束バンド、121 帯部、122 小片部、210 ホルダー部、211 固定ベルト、220,230,240 本体部、221,231,241 固定ベルト、250 バッグ本体部、251 固定ぶた、310 キャリア本体、311 固定バンド、320 キャリア本体、321 係合部、322吸盤。

Claims (5)

  1. 帯状に形成され、第1の係合部と第2の係合部とが係合する面ファスナーの前記第1の係合部の係合面が両面略全面に形成された帯部と、
    前記面ファスナーの前記第2の係合部を用いて、前記帯部の両端部に形成された第1と第2の小片部と
    を備えたことを特徴とする結束バンド。
  2. 前記第1の小片部は、前記第2の係合部の係合面が、前記帯部の一方の端部に形成された前記第2の小片部における前記第2の係合部の係合面と反対の面に位置するように、前記帯部の他方の端部に形成されたことを特徴とする請求項1記載の結束バンド。
  3. 前記第1と第2の小片部の少なくとも一方は、前記第2の係合部の係合面が、前記帯部の両面に形成されたことを特徴とする請求項1記載の結束バンド。
  4. 携行品を保持する携行品ホルダーにおいて、
    請求項1記載の結束バンドに保持され、前記結束バンドに係合する第1の係合部と第2の係合部とのいずれかを有することを特徴とする携行品ホルダー。
  5. 被載置物を載置するキャリアにおいて、
    請求項1記載の結束バンドで固定位置に固定され、前記結束バンドに係合する第1の係合部と第2の係合部とのいずれかを有することを特徴とするキャリア。
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