JP2005278091A - 印鑑照合システム、通帳および通帳発行方法 - Google Patents

印鑑照合システム、通帳および通帳発行方法 Download PDF

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Abstract

【課題】不正使用を防止し得る通帳と、通帳を用いて不正使用を防止し得ると共に、費用の低減が図れ、かつ作業効率が向上し得る印鑑照合システムとを提供する。
【解決手段】帳票の帳票画像データから印影部分を印影画像データとして出力する帳票画像切り出し手段51と、切り出された印影画像データに基づいて電子透かしデータを生成する電子透かしデータ作成手段52と、電子透かしデータに基づいて通帳へ地紋としてセキュアプリント印刷を行うセキュアプリント印刷手段42と、地紋から電子透かしデータを抽出する電子透かし抽出手段53と、抽出された電子透かしデータに基づいて変換を行い、印影部分を通帳印影画像データとして出力する通帳印影画像データ取得手段54と、通帳印影画像データと、取引用帳票の帳票画像データから切り出した取引帳票印影画像データと、を取り込み比較して印鑑照合を行う印鑑照合手段57とを有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、通帳に対応付けられた印鑑を照合する印鑑照合システムと、そのシステムに使用される通帳および通帳発行方法に関するものである。
通常、金融機関で新規口座を作る時に、顧客が新規口座申込書に届出印鑑を押印する。その後、この金融機関と取引する際には、該届出印鑑の印影を用いて各種の帳票へ押印された印影との照合が行われる。従来、該届出印鑑の印影は、スキャナなどで電子データに変換された後にサーバへ集められて登録印影データベースに格納される。登録印影は、必要とするときに、サーバからダウンロードされ営業店窓口において印鑑照合などに使用されていた。また、図14の(a)に示すように通帳の印鑑欄にも該届出印鑑(副印鑑)が、捺印されている。これは、顧客が通帳を利用する際に通帳と印鑑の対応を明白にして顧客の利便性を高めることを意図していた。
通帳が盗難に遭い、通帳上に記録されている届出印鑑の印影から印鑑が偽造され、この偽造印鑑を悪用することにより不正に預金が引き出されるトラブルが増加している。この偽造印鑑の不正使用を防止するため、通帳上に届出印鑑の印影を表示しない通帳が各種提案されている。
特許文献1には、図14の(b)に示すように通帳には届出印の印影を表示せずに、その印影のイメージ画像を所定のロジックに従ってコード画像へ変換して、そのコード画像を届出印の印影に係わる情報として表示した通帳とそのコード画像を用いた印影照合方法が提案されている。ここで採用されているコード変換データは、秘匿データとしての2次元コードであり、「PDF417」を利用した具体例の記述がある。
特許文献2には、顧客が帳票へ押印した届出印の印影を画像読取装置で読取り、印影の読取データを画像処理装置で印影と1対1に対応するコード変換を行った後、前記印影の読取りデータを印章データベースに記録するとともに、コード変換データを通帳へ印刷装置で印字する通帳発行システムが提案されている。該通帳発行システムでは、発行された通帳のコードをコード読取装置で読取り、印章データベースの該コードに対応する届出印の印影と顧客が取引の目的で帳票へ押印した印鑑の印影と一致しているか否かを判定する印影照合を行っている。ここで採用されているコード変換データは、秘匿データとしてのバーコードや2次元コードである。
特開平10−100563号公報 特開平10−208048号公報
しかしながら、特許文献1および特許文献2には、届出印の印影をそのまま通帳に表示しない工夫はあるものの、秘匿データの在処を第3者が容易に知り得ることができ、これが問題となっていた。すなわち悪意を持った第3者が、視認可能な秘匿データを解読し、偽造印鑑を作成して不正取引を行ったり、秘匿データが示された部分の貼り替えを行って不正取引を行う恐れがあり、これが危惧されていた。
一方、取引の認証を行うためにサーバに保持されている登録印影を、一々ダウンロードする必要がある為、営業店窓口における1回の印鑑照合に時間を要し、業務効率が悪いことが問題になっており、更に登録印影をサーバで管理することから、そのシステムの運用管理費用も問題になっていた。
かかる問題に鑑みて、本発明の目的は、不正使用を防止し得る通帳と、該通帳を用いて、不正使用を防止し得ると共に、費用の低減が図れ、かつ作業効率が向上し得る印鑑照合システムと通帳発行方法を提供することにある。
本発明の印鑑照合システム、通帳および通帳発行方法は、以上の欠点や不具合点を解決するために、次の構成を採用する。
(構成1)
本発明の印鑑照合システムは、押印された帳票の帳票画像データから印影部分を切り出し、印影画像データとして出力する帳票画像切り出し手段と、通帳作成用帳票から切り出された印影画像データに基づいて電子透かしデータを生成する電子透かしデータ作成手段と、電子透かしデータに基づいて通帳へ地紋としてセキュアプリント印刷を行うセキュアプリント印刷手段と、通帳の地紋より電子透かしデータを抽出する電子透かし抽出手段と、
電子透かし抽出手段で抽出された電子透かしデータに基づいて変換を行い、通帳における印影部分の画像データを通帳印影画像データとして出力する通帳印影画像データ取得手段と、通帳印影画像データと、帳票画像切り出し手段により取引用帳票の帳票画像データから切り出した取引帳票印影画像データとを取り込み、比較して印鑑照合を行う印鑑照合手段とを有することを特徴とする。
(構成2)
本発明の印鑑照合システムは、押印された通帳作成用帳票の帳票画像データから印影部分を切り出し、該印影部分を規定に従って2分割し、一方を第1印影画像データ、他方を第2印影画像データとして出力する通帳作成帳票画像切り出し手段と、第1印影画像データに基づいて電子透かしデータを生成する電子透かしデータ作成手段と、電子透かしデータに基づいて通帳へ地紋としてセキュアプリント印刷を行うと共に、第2印影画像データに基づいてドット印刷を行うセキュアプリント印刷手段と、押印された取引用帳票の帳票画像データから印影部分を切り出し、取引帳票印影画像データとして出力する取引帳票画像切り出し手段と、通帳の地紋より電子透かしデータを抽出する電子透かし抽出手段と、電子透かし抽出手段で抽出された電子透かしデータに基づいて変換を行い、通帳における印影部分の画像データを通帳印影画像データとして出力する通帳印影画像データ取得手段と、通帳におけるドット印刷された部分の画像データをドット印刷画像データとして取得すると、該ドット印刷画像データで示される画像と、通帳印影画像データで示される画像とを合成して一つの印影を示す画像を生成し、該画像を示す通帳合成印影画像データを出力する印影作成手段と、通帳合成印影画像データと取引帳票印影画像データとを比較して印鑑照合を行う印鑑照合手段とを有することを特徴とする。
(構成3)
本発明の通帳は、登録印に対応付けられた通帳であって、登録印の印影の画像データに基づいて電子透かしデータが生成され、該電子透かしデータに基づいて、地紋としてセキュアプリント印刷が施され、登録印の印影が視認不可能に記録されることを特徴とする。
(構成4)
本発明の通帳は、登録印に対応付けられた通帳であって、登録印の印影が分割され、分割された一方の印影が通帳にそのまま記録され、他方の印影の画像データに基づいて電子透かしデータが生成され、該電子透かしデータに基づいて、地紋としてセキュアプリント印刷が施され、一方の印影が視認可能に、他方の印影が視認不可能に記録されることを特徴とする。
(構成5)
本発明の通帳発行方法は、登録印に対応付けられた通帳であって、登録印の印影の少なくとも一部分の画像データに基づいて電子透かしデータが生成され、該電子透かしデータに基づいて、地紋としてセキュアプリント印刷が施され、登録印の印影が視認不可能に記録された開設済みの通帳を保持する顧客が、新規の口座を開設するとき、顧客の本人認証を行い、当該顧客が認証されると、通帳の地紋より電子透かしデータを抽出し、抽出した該電子透かしデータに基づいて新規の通帳にセキュアプリント印刷を施すことを特徴とする。
本発明の印鑑照合システムは、営業店窓口で顧客が提出した通帳に予め埋め込んである電子透かしデータより登録印の通帳印影画像データを取得して、顧客が押印し提出した取引用帳票の帳票印影画像データと比較して印鑑照合を行う。従って、サーバから登録印影データをダウンロードする必要がないことから、登録印影データのダウンロードに要する通信時間が零となり印鑑照合の時間を短縮できるので、営業店窓口での業務が敏速かつ円滑に推進される。登録印影データを保持する登録印影データベースを省くことができるので、印鑑照合システムの運用管理費用を大幅に低減できる。また、本発明の通帳は、登録印の印影をそのまま記録せず、印影の画像データを電子透かしデータに変換して、通帳にセキュアプリント印刷し地紋の中に印影の画像データを埋め込んであるので、印影画像に関係する部分が何処に印刷されているのかが視認出来ない。従って、盗難に逢っても偽造印鑑の作成が不可能であり、登録印の印影の不正使用を防止することができる。
以下、本発明の実施形態について図を用いて詳細に説明する。以下の説明では、各実施の形態に用いる図面について同一の構成要素は同一の符号を付し、かつ重複する説明は可能な限り省略する。
以下、本発明の実施例1の印鑑照合システムについて、図1〜図6および図13を用いて詳細に説明する。該印鑑照合システムは、通帳にセキュアプリント印刷した副印鑑を用いて取引用帳票に押印された印影を照合する。図1に示されるように、帳票1を走査するスキャナ3と、通帳2へ記帳する通伝プリンタ4と、照合機能を有するパソコンなどから成る印鑑照合装置(以下 PCと記述する)5と、LAN回線6を介してPC5に接続されるサーバ7および登録印影データベース8から構成される。
PC5は、印鑑照合処理の後、LAN回線6を介して印鑑照合の結果である一致または不一致を示すデータなどをサーバ7へ送信する。必要な場合には、PC5はサーバ7に接続される登録印影データベース8から登録印影の画像データなどを受信する。登録印影データベース8には、登録印影の画像データとそれに付帯する個人情報をサーバ7から受信して格納される。しかし、登録印影データベース8は、本発明の印鑑照合システムには、必ずしも必要な構成要素でなく省略することも可能である。
通伝プリンタ4は、通帳2を走査し画像データを取得する機能を有するスキャナ部41と通帳プリンタ部(セキュアプリント印刷手段)42から構成される。スキャナ部41は、取引時に顧客より提出された通帳2を走査し取得した画像データをPC5へ送信する。通帳プリンタ部42は、PC5から受信した印刷データに基づいて通帳2へ印刷する。
PC5は、図1に示されるように、画像切り出し部(帳票画像切り出し手段)51と、電子透かしデータ作成部(電子透かしデータ作成手段)52と、電子透かしデータ抽出部(電子透かし抽出手段)53と、通帳印影画像データ取得部(通帳印影画像データ取得手段)54と,記憶部55と、印鑑照合部(印鑑照合手段)57と、LAN送受信部58および制御部59などから構成される。
記憶部55は、複数の画像メモリなどで構成される。即ち、画像メモリ551と、画像メモリ552と、画像メモリ553と、画像メモリ554と、電子透かしデータメモリ556と、印鑑照合結果格納メモリ557とで構成される。
ここで、前記した各部と、前記記憶部55内の各メモリとの関係について図2を用いて説明する。画像切り出し部51は、例えば顧客が通帳を新規に作成する場合、顧客は登録印を押印した通帳作成用帳票1aを金融機関へ提出するが、スキャナ3で帳票1aを走査して帳票画像データを取得し、該取得された帳票画像データのうち印影部分の画像データを切り取り、該印影画像データを画像データメモリ551へ送信する。画像データメモリ551は、受信した印影画像データを格納する。
電子透かしデータ作成部52は、画像データメモリ551に格納されている印影画像データを電子透かしデータに変換し、該電子透かしデータを電子透かしデータメモリ556に格納する機能を有する。
電子透かしデータ抽出部53は、画像データメモリ552に格納されている画像データから電子透かしデータを抽出する。
通帳印影画像データ取得部54は,抽出された電子透かしデータから印影部分の画像データへ変換する。得られた印影部分の画像データを画像データメモリ553に格納する。
印鑑照合部57は、画像データメモリ553と画像データメモリ554に格納されている印影部分の画像データを照合し、その照合結果を示す一致や不一致した旨のデータを印鑑照合結果格納メモリ557へ格納する。
LAN送受信部58は、LAN回線6を介してサーバ7へ照合結果の一致や不一致を示すデータおよび顧客情報などを送受信する。
制御部59は、PC5の各部を総括し制御する。
第1の実施例の動作について説明する。
実施例1の帳票画像の入手から通帳にセキュアプリント印刷を行うまでの埋め込み処理の流れを図3に示し、セキュアプリントの原理説明を図5に示し、これらの図を参照しながら説明する。
画像入力処理(A)
顧客が通帳を新規に作成する場合、顧客は登録印を押印した通帳作成用帳票1aを金融機関へ提出する。スキャナ3で通帳作成用帳票1aを走査し取得する。取得された帳票画像データは、スキャナ3から画像切り出し部51へ出力される。画像切り出し部51は入力された帳票画像501から印影部分の画像502を切り取り、切り取られた印影部分の画像502をバイナリデータ503へ変換する。該バイナリデータ503は、画像データメモリ551へ送信されて格納される。
電子透かしデータ作成処理(B)
電子透かしデータ作成部52は、画像データメモリ551に格納されている印影画像のバイナリデータ503を、電子透かしデータ504へ変換する。
印影画像のバイナリデータ503から電子透かしデータ504への変換例を説明する。バイナリデータ503の「1」と「0」に予め用意した透かし信号を割り当てる。透かし信号は、ドットの配列によって任意の波長と方向をもつ波を表現したものである。幅と高さがSw、Shの矩形を信号の単位として「信号ユニット」と称する。ここでは、図13に示されるSw=Sh=12ドットの3種類の「信号ユニット」の例で説明する。即ち、図13(a)に示されるユニットAは、ドット間の距離が水平軸に対してarctan(3)の方向に密であり、波の伝搬方向はarctan(−1/3)である。該ユニットAは、バイナリデータ503の「0」に割り当てられる。
図13(b)に示されるユニットBは、ドット間の距離が水平軸に対してarctan(−3)の方向に密であり、波の伝搬方向はarctan(1/3)である。該ユニットBは、バイナリデータ503の「1」に割り当てられる。図13(c)に示されるユニットEは、ドット間の距離が水平軸に対してarctan(−1)の方向に密であり、波の伝搬方向はarctan(1)である。該ユニットEで印影画像データを埋め込まない領域に割り当てられる。さらに、電子透かしデータ504には、埋め込んだ信号ユニットの数や大きさ(幅と高さ)などの電子透かし情報505が含まれる。
作成された電子透かしデータ504は、バイナリデータ507であり、電子透かしデータメモリ556に格納する。
セキュアプリント印刷処理(C)
通帳プリンタ部42が、電子透かしデータメモリ556に格納されている電子透かしデータ504に基づいて通帳の該当ページ508へ微細ドットによるセキュアプリント印刷を行う。セキュアプリント印刷を行う通帳プリンタ部42の解像度として、600dpi(dot per inch)以上が要求される。
次に、帳票画像を入手から印鑑照合処理までの読み出し処理について図4を用いて説明する。図4は、実施例1の通帳画像の入手から印鑑照合処理までの読み出し処理の流れを示す図である。また、図6は、実施例1の原理説明図2である。図6を参照しながら図4の処理の流れに沿って説明する。
画像入力処理(D)
顧客は、例えば通帳2を用いて出金するとき、通帳2と登録印を押印した取引用帳票1bを金融機関へ提出する。
印影画像を地紋としてセキュアプリント印刷された通帳2の該当ページ508を通伝プリンタ4のスキャナ部41で走査して画像データを取得する。取得された画像データは、PC5の画像データメモリ552へ送信され格納される。この時使用されるスキャナの解像度は、400dpi以上のものが必要となる。
電子透かしデータ抽出処理(E)
電子透かしデータ抽出部53は、画像データメモリ552に格納されている画像データから電子透かしデータ602を抽出する。そして、通帳印影画像データ取得部54は、抽出された電子透かしデータの電子透かし情報505に基づいて、印影部分の画像データを生成する。変換し得られた印影部分の画像データはバイナリデータ607である。復元された副印鑑の印影画像データ607は通帳印影画像データとして画像データメモリ553に格納される。
画像入力処理2(F)
スキャナ3で顧客が提出した取引用帳票1bを走査し帳票画像データを取得する。取得した帳票画像データを画像切り出し部51へ送信する。画像切り出し部51は、受信した帳票画像データの印影部分の画像データを切り出して、取引帳票印影画像データとして画像データメモリ554へ格納する。
印鑑照合処理(G)
印鑑照合部57が、画像データメモリ553と画像データメモリ554に格納されている印影部分の画像データを比較することで印鑑照合処理を行い、照合結果として一致や不一致の旨のデータを印鑑照合結果格納メモリ557に格納する。
以上の処理を実行することにより、顧客により作成された登録印の押印された帳票から副印鑑がセキュアプリント印刷された通帳を発行する。これにより、その通帳にセキュアプリント印刷された副印鑑を用いて取引時に顧客が登録印を押印し提出した帳票の印影に対して印鑑照合を行うことができる。
本発明の実施例1の印鑑照合システムによれば、顧客は取引時に通帳と取引用帳票を金融機関へ提出する。該通帳には予め登録印影の電子透かしデータに基づいてセキュアプリント印刷が施されている。取引時に該通帳のセキュアプリント印刷部分の画像から登録印影画像データを抽出し、取引用帳票に押印された印鑑の印影画像データとを印鑑照合を行うことにより、登録印影データベースから登録印影をダウンロードする必要がなくなり、高価な登録印影データベースが不要となるうえに登録印影のダウンロードに要する時間が零となるので、窓口での業務が円滑かつ敏速に推進できる。
また、副印鑑をセキュアプリントで通帳に印刷しているため、通帳を盗まれても印鑑を偽造されることが無い、他人が解読することは不可能となり、改ざんされることも無い。また、通帳の背景部など何処にでも印刷(埋め込み)することが可能であるため、副印鑑が何処にセキュアプリント印刷(埋め込み)されているか第3者による解読が困難であり、副印鑑が印刷されていること自体も第3者が知りうることが困難である。
本発明の実施例2の印鑑照合システムについて、図7〜図12を用いて詳細に説明する。該印鑑照合システムは、図7に示されるように、帳票1を走査するスキャナ3と、通帳2へ記帳する通伝プリンタ4と、照合機能を有するパソコンなどから成るPC5´と、LAN回線6を介してPC5´に接続されるサーバ7および登録印影データベース8から構成される。
実施例2の記憶部55´は、複数の画像メモリなどで構成される。即ち、画像メモリ551と、画像メモリ552と、画像メモリ553と、画像メモリ554と、画像データメモリ555と、電子透かしデータメモリ556と、印鑑照合結果格納メモリ557とで構成される。
ここで、前記した各部と、前記記憶部55´内の各メモリとの関係について図8を用いて説明する。PC5´は、図8に示されるように、通帳作成帳票画像切り出し部(通帳作成帳票画像切り出し手段)50と、帳票画像データのうち印影部分の画像データを切り取る画像切り出し部51と、電子透かしデータ作成部52と、電子透かしデータ抽出部53と、通帳印影画像データ取得部54と、記憶部55´と、印影作成部(印影作成手段)56と、印鑑照合部57と、LAN送受信部58および制御部59などから構成される。
PC5´の主要部のブロック構成は、実施例1の主要部のブロック構成とほぼ同じである。実施例2は、副印鑑の印影を分割してその1つをそのまま従来と同じに表示して残りの部分をセキュアプリント印刷した通帳の使用に対応するので、通帳作成用帳票から取得した帳票画像データから印影部分を切り出し規定に従って分割する通帳作成画像切り出し部50と、印影画像データ内の左半分と右半分を結合し1つの印影を作成し副印鑑の印影画像データを復元する印影作成部56と、復元された副印鑑の印影データを格納する画像データメモリ555とが実施例1の構成に追加されている。
顧客が通帳を新規に作成するとき、登録印を押印した通帳作成用帳票1aを金融機関へ提出する。該帳票1aをスキャナ3で走査して帳票画像を取得する。通帳作成帳票画像切り出し部50は、該帳票画像のうち印影部分の画像データを切り出し、該印影部分の画像を2分割する。該分割された印影画像の左半分の画像データを画像データメモリ551へ送信する。画像データメモリ551は、受信した印影画像の左半分の画像データを格納する。また、該分割された印影画像の右半分の画像データを画像データメモリ552へ送信する。画像データメモリ552は、印影画像の右半分の画像データを格納する。
電子透かしデータ作成部52は、画像データメモリ551に格納されている印影画像の右半分の画像データを電子透かしデータに変換し、電子透かしデータメモリ556に格納する機能を持つ。
通帳プリンタ部42は、電子透かしデータメモリ556に格納されている電子透かしデータに基づいてセキュアプリント印刷し、画像データメモリ552に格納されている分割された印影画像の右半分の画像データに基づいて通帳2に視認できるドット印刷を行う。
印影作成部56は、画像データメモリ551に格納されている右半分の印影部分の画像データと、画像データメモリ553に格納されている左半分の印影部分の画像データを結合し1つの印影を作成し副印鑑の画像データを復元し、該復元された副印鑑の画像データを画像データメモリ554に格納する。印鑑照合部57は、画像データメモリ555と画像データメモリ554に格納されている2つの画像データを比較して印鑑照合し、印鑑照合結果として一致または不一致の旨を印鑑照合結果格納メモリ557に格納する。制御部59は、PC5´の各部を総括し制御する。
本発明の実施例2の動作について、図7〜図12を用いて説明する。
図9は、実施例2の帳票画像の入手から通帳にセキュアプリント印刷を行うまでの埋め込み処理の流れを示す図である。また、図11は、実施例2の原理説明図1である。図11を参照しながら第2の実施例の動作について図9の処理の流れに沿って説明する。
画像入力処理(A)
顧客が通帳を新規に作成するとき、登録印を押印した通帳作成用帳票1aを金融機関へ提出する。該帳票1aをスキャナ3で走査して帳票画像データを取得する。取得された帳票画像データは、スキャナ3から通帳作成帳票画像切り出し部50へ送信される。通帳作成帳票画像切り出し部50では、受信した帳票画像データから印影部分102を切り出し2分割する。印影部分の左半分103の画像データと右半分104の画像データは図11の105に示されるようなバイナリデータである。該左半分103の画像データを第1印影画像データとして画像データメモリ551へ格納する。該右半分104の画像データを第2印影画像データとして画像データメモリ552へ格納する。
電子透かしデータ作成処理(B)
電子透かしデータ作成部52が、画像データメモリ551に格納されている印影部分の左半分103の画像データを電子透かしデータへ変換を行い、得られた電子透かしデータ106を電子透かしデータメモリ556に格納する。
セキュアプリント印刷処理(C)
通帳プリンタ部42が、電子透かしデータメモリ556に格納されている電子透かしデータに基づいて通帳2へ地紋としてのセキュアプリント印刷し、画像データメモリ552に格納されている印影部分の右半分104の画像データに基づいてドット印刷により通帳2へ印刷する。
図10を用いて、通帳画像を入手から印鑑照合処理までの読み出し処理について説明する。図12は、実施例2の原理説明図2である。図12を参照しながら第2の実施例の動作について図10の処理の流れに沿って説明する。
画像入力処理(D)
顧客は、例えば通帳を用いて出金するとき、通帳2と登録印を押印した取引用帳票1bを金融機関へ提出する。
通伝プリンタ4は、スキャナ部41を用いて提出された通帳2の副印鑑がセキュアプリント印刷される該当ページを走査する。通伝プリンタ4は、通帳画像データ113を取得し、取得した通帳画像データ113をPC5の画像切り出し部51へ送信する。
画像切り出し部51は、受信した通帳画像データから副印鑑部分の画像データを切り出し、該切り出された印影部分の右半分112の画像データ(ドット印刷画像データ)として画像データメモリ551へ格納する。また、画像切り出し部51は、前記した通帳画像データ113において、通帳の地紋を示す画像データを画像データメモリ552へ格納する。つまり、画像データメモリ552で保持する画像データは、後述する電子透かしデータ抽出手段により、電子透かしデータを生成可能なデータであり、電子透かし情報114と、印影部分の画像(副印鑑の左半分)の電子透かしデータとを含んでいる。
電子透かしデータ抽出処理(E)
電子透かしデータ抽出部53は、画像データメモリ552に格納されている通帳画像データに示される地紋から、電子透かしデータを抽出する。抽出された電子透かしデータから、通帳印影画像データ取得部54により、電子透かし情報114を参照して印影部分の左半分117の印影画像データ118として、該印影画像データ118を生成する。印影部分の左半分117の画像データ118は、バイナリデータである。画像データ118は、通帳印影画像データとして画像データメモリ553に格納する。
印影作成処理(F)
画像データメモリ551に格納されているドット印刷画像データと、画像データメモリ553に格納されている通帳印影画像データとに基づいて、一つの印影を示す画像データを生成する。すなわち、副印鑑の印影画像データを復元する。作成された副印鑑の印影画像データは、画像データメモリ554に格納される。
画像入力処理2(G)
前記顧客より提出された取引用帳票1bをスキャナ3で走査して帳票画像データを取得し、該帳票画像データをPC5´の画像切り出し部51へ送信する。画像切り出し部51は、受信した該帳票画像データのうち印影部分の画像データを切り取り、該印影画像データを取引帳票印影画像データとして、画像データメモリ555へ格納する。
印鑑照合処理(H)
印鑑照合部57が、画像データメモリ554格納されている副印鑑の印影画像データと、画像データメモリ555に格納されている取引帳票印影画像データとを比較することで印鑑照合処理を行い、その照合結果として一致または不一致の旨を印鑑照合結果格納メモリ557に格納する。
本発明の実施例2によれば、通帳へ副印鑑の印影の半分を押印して、残りの半分をセキュアプリント印刷するので、通帳所有者が登録印鑑を間違えることを防止することができる。また、セキュアプリント印刷された残りの印影は、通帳の背景部に地紋として全面に埋め込むことができるため、印影画像データがどこに印刷されているのか第3者に視認されず、かつ第3者が容易に解読することを防止することができる。
実施例3では、実施例1の印鑑照合システムにおいて、すでに口座開設済みで本発明の通帳を所持する顧客が、更に新規の口座を開設する場合の運用例について説明する。
顧客が新規の口座を作成するとき、登録印を押印した通帳作成用帳票と開設済みの通帳を金融機関へ提出する。開設済みの口座名義人と新規口座開設者の本人確認をする。本人確認は、暗証番号や生体識別情報であるアイリスデータなどを使用して行う。
本人確認が一致した場合、顧客の開設済みの通帳2において、セキュアプリント印刷が施された該当ページを、通伝プリンタ4のスキャナ部41で走査して地紋を示す通帳画像データを取得する。スキャナ部41は、取得した通帳画像データをPC5の画像切り出し部51を経由して電子透かしデータ抽出部53へ送信する。電子透かしデータ抽出部53は、受信した通帳画像データから電子透かしデータを抽出する。該抽出された電子透かしデータに基づいて通帳プリンタ部42が新しく作成する通帳の該当ページへセキュアプリント印刷を行う。その後、開設済みの通帳と新規開設の通帳の両方を顧客へ渡す。
ところで、前記した本人確認において、不一致の場合は、直ちに新規通帳の開設処理を終了する。
実施例3の運用例によれば、顧客が新規に口座を開設すべく、新規な通帳を作成する際、登録印影データベースから登録印影データをダウンロードすることなく、営業店窓口にて開設済みの通帳から登録印影を示す電子透かしデータを取得し、取得した電子透かしデータに基づいて作成対象の通帳にセキュアプリントを即座に施すことができ、簡単かつ迅速に新規開設の通帳を発行できる。従って、本発明によれば、従来の印鑑照合システムでは登録印影データをダウンロードする為、営業店窓口での1回の印鑑照合に要する処理時間が増大するという非効率な業務の問題を解決できる。
また、登録印影データベースは、全ての顧客の登録印影の収容件数を勘案すると、その規模は大がかりなものとなり、高価なシステムとなるが、本発明の印鑑照合システムでは必ずしも登録印影データベースを必要としないので、設備投資を低減することができる。
以上のように、実施例1ではセキュアプリント印刷する部分を印影全体として説明し、実施例2ではセキュアプリント印刷する部分を印影の半分として説明した。本発明に係るセキュアプリント印刷する部分の印影全体に占める面積の割合は、1または1/2に限定されるものでなく、1/2乃至2/2の範囲内にあれば良く、通帳保有者が登録印鑑を間違えない程度にその割合を設定し通帳が発行され、印鑑照合システムが運用されることは勿論である。
本発明の印鑑照合システム(実施例1)の構成を示す図である。 印鑑照合システム(実施例1)の主要部の相互接続を示すブロック図である。 実施例1の印鑑照合システムにおいて帳票画像の入手から通帳にセキュアプリント印刷を行うまでの埋め込み処理の流れを示す図である。 実施例1の印鑑照合システムにおいて帳票画像の入手から印鑑照合処理までの読み出し処理の流れを示す図である。 実施例1の動作原理説明図1である。 実施例1の動作原理説明図2である。 本発明の印鑑照合システム(実施例2)の構成を示す図である。 印鑑照合システム(実施例2)の主要部の相互接続を示すブロック図である。 実施例2において帳票画像の入手から通帳にセキュアプリント印刷を行うまでの埋め込み処理の流れを示す図である。 実施例2において通帳画像の入手から印鑑照合処理までの読み出し処理の流れを示す図である。 実施例2の動作原理説明図1である。 実施例2の動作原理説明図2である。 印影画像データから電子透かしデータへの変換に用いる信号ユニット例を示す図である。 従来例の通帳に副印鑑が記録されている2例を示す図である。
符号の説明
1,1a、1b 帳票
2 通帳
3 スキャナ
4 通伝プリンタ
41 スキャナ部
42 通帳プリンタ部
5,5´ 印鑑照合装置(PC)
50 通帳作成帳票画像切り出し部
51 画像切り出し部
52 電子透かしデータ作成部
53 電子透かしデータ抽出部
54 通帳印影画像データ取得部
55、55´ 記憶部
551、552、553 画像データメモリ
554,555 画像データメモリ
556 電子透かしデータメモリ
557 印鑑照合結果格納メモリ
56 印影作成部
57 印鑑照合部
58 LAN送受信部
59 制御部
6 ネットワーク(LAN)
7 サーバ
8 登録印影データベース

Claims (5)

  1. 押印された帳票の帳票画像データから印影部分を切り出し、印影画像データとして出力する帳票画像切り出し手段と、
    通帳作成用帳票から切り出された印影画像データに基づいて電子透かしデータを生成する電子透かしデータ作成手段と、
    前記電子透かしデータに基づいて通帳へ地紋としてセキュアプリント印刷を行うセキュアプリント印刷手段と、
    前記通帳の地紋より電子透かしデータを抽出する電子透かし抽出手段と、
    前記電子透かし抽出手段で抽出された電子透かしデータに基づいて変換を行い、前記通帳における印影部分の画像データを通帳印影画像データとして出力する通帳印影画像データ取得手段と、
    前記通帳印影画像データと、前記帳票画像切り出し手段により取引用帳票の帳票画像データから切り出した取引帳票印影画像データとを取り込み、比較して印鑑照合を行う印鑑照合手段とを有することを特徴とする印鑑照合システム。
  2. 押印された通帳作成用帳票の帳票画像データから印影部分を切り出し、該印影部分を規定に従って2分割し、一方を第1印影画像データ、他方を第2印影画像データとして出力する通帳作成帳票画像切り出し手段と、
    前記第1印影画像データに基づいて電子透かしデータを生成する電子透かしデータ作成手段と、
    前記電子透かしデータに基づいて通帳へ地紋としてセキュアプリント印刷を行うと共に、前記第2印影画像データに基づいてドット印刷を行うセキュアプリント印刷手段と、
    押印された取引用帳票の帳票画像データから印影部分を切り出し、取引帳票印影画像データとして出力する取引帳票画像切り出し手段と、
    前記通帳の地紋より電子透かしデータを抽出する電子透かし抽出手段と、
    前記電子透かし抽出手段で抽出された電子透かしデータに基づいて変換を行い、前記通帳における印影部分の画像データを通帳印影画像データとして出力する通帳印影画像データ取得手段と、
    前記通帳における前記ドット印刷された部分の画像データをドット印刷画像データとして取得すると、該ドット印刷画像データで示される画像と、前記通帳印影画像データで示される画像とを合成して一つの印影を示す画像を生成し、該画像を示す通帳合成印影画像データを出力する印影作成手段と、
    前記通帳合成印影画像データと前記取引帳票印影画像データとを比較して印鑑照合を行う印鑑照合手段とを有することを特徴とする印鑑照合システム。
  3. 登録印に対応付けられた通帳であって、
    前記登録印の印影の画像データに基づいて電子透かしデータが生成され、該電子透かしデータに基づいて、地紋としてセキュアプリント印刷が施され、前記登録印の印影が視認不可能に記録されることを特徴とする通帳。
  4. 登録印に対応付けられた通帳であって、
    前記登録印の印影が分割され、分割された一方の印影が通帳にそのまま記録され、他方の印影の画像データに基づいて電子透かしデータが生成され、該電子透かしデータに基づいて、地紋としてセキュアプリント印刷が施され、前記一方の印影が視認可能に、前記他方の印影が視認不可能に記録されることを特徴とする通帳。
  5. 登録印に対応付けられた通帳であって、前記登録印の印影の少なくとも一部分の画像データに基づいて電子透かしデータが生成され、該電子透かしデータに基づいて、地紋としてセキュアプリント印刷が施され、前記登録印の印影が視認不可能に記録された開設済みの通帳を保持する顧客が、新規の口座を開設するとき、前記顧客の本人認証を行い、当該顧客が認証されると、前記通帳の地紋より電子透かしデータを抽出し、抽出した該電子透かしデータに基づいて新規の通帳にセキュアプリント印刷を施すことを特徴とする通帳発行方法。
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