JP2005278062A - マルチメディア通信制御装置及びマルチメディア通信システム - Google Patents

マルチメディア通信制御装置及びマルチメディア通信システム Download PDF

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Abstract

【課題】2地点間通信制御手段を利用して、多地点間マルチメディア通信を実現するマルチメディア通信制御装置及びマルチメディア通信システムを提供する。
【解決手段】本発明のマルチメディア通信制御装置は、2地点間通信制御手段を有する複数の通信端末間で、多地点間のマルチメディア通信を実行するマルチメディア通信制御装置であって、複数の通信端末のうち代表する通信端末から受信した当該多地点間のマルチメディア通信に係る所定情報を登録する多地点間通信登録手段と、多地点間通信登録手段に登録された所定情報の多地点間のマルチメディア通信に参加する複数の通信端末に対して所定の多地点間通信を制御する多地点間通信制御手段と、多地点間通信制御手段が制御する各通信端末から受信した各マルチメディアデータを他の各通信端末に配信するために、各通信端末からの各マルチメディアデータを合成するメディアデータ合成手段とを備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、マルチメディア通信制御装置及びマルチメディア通信システムに関し、例えば、2者間接続方式の会議制御機能を有する端末間で、擬似的に多地点間のテレビ会議を実現させるシステム及び制御装置に適用し得る。
近年、マルチメディア通信の基盤技術の発展に伴い、遠隔協調作業を実現するテレビ会議システムが一般に広まっている。特に、国際電気通信連合(ITU)による標準化作業が進んだ結果、相互接続可能なシステム開発が進み、インターネット電話や多地点間会議システムに関する技術が続々と開発され、これらが製品化されている。
その中で、特に、1996年に制定されたH.323規格は、一般にサービス品質が保証できないネットワーク(例えばLAN)での多地点間通信が可能なテレビ会議の規格である。
このデスクトップ会議に関する動向に注目すると、企業における業務拠点の分散化とネットワークインフラの整備により、ますます、電子メディアを利用した会議、共同作業、遠隔支援のニーズが高まっている。
従来、会議システム制御手段(会議ツールソフト)は、ポイント・ツー・ポイントの2者間(2地点間)による会議システムを実現するポイント・ツー・ポイントの会議制御手段と、多地点間での会議システムを実現する多地点間の会議制御手段とに大別することができる。
図2及び図3は、従来のH.323規格に基づくポイント・ツー・ポイントの会議制御機能を有する2個の通信端末1と2との間による会議システム10Aの構成及び動作シーケンス図を示す。
図3において、従来のポイント・ツー・ポイント会議システム10Aは、通信端末1と2との間で、呼の設定、マスタスレーブの決定、端末性能の相互交換、チャネル開設、メディアデータ(オーディオデータ及びビデオデータ)の通信という手順で会議開設を行なっている。
なお、パーソナルコンピュータ(PC)に搭載される会議制御手段は、ポイント・ツー・ポイントで必要となる制御メッセージのみを実行することで、図2に示すような1対1の2者間会議システムを実現している。
一方、図4〜図6は、従来のH.323規格に基づく多地点間の会議制御機能を有する3個の通信端末1〜3の間による会議システム10Bの構成及び動作シーケンス図を示す。
図5及び図6に示すように、従来の多地点間会議システム10Bは、通信端末2が多地点間通信制御機能(MC:マルチポイントコントロール)を備え、通信端末1と2との間で、呼の設定、マスタスレーブの決定、端末性能の交換のほかに、MCを有する通信端末2が、第三者端末の招待(Invite)や既存会議への参加(Join)等による多地点間会議への移行方式(多地点間通信制御)、集中型制御方式や分散型制御方式などで多少の手順の違いはあるが多地点間会議を実現するためのメッセージの端末間交換処理などが行なわれ、これらにより会議開設を行なっている。
この多地点間会議システム10Bを実現するためには、多地点間会議を制御する多地点通信制御機能(MC)を備えることが必要である。
この多地点間通信制御機能(MC)とは、ミキシングしたメディアデータ(オーディオデータ及びビデオデータ)を各通信端末に適切に配信するメディア機能の調停機能、議長となる通信端末の議長制御機能、会議に参加する通信端末のマルチキャストアドレスのサポート機能、また集中型制御の場合は、メディアプロセッサ(MP)との連携機能などを行なうものである。
NetMeeting(製品概要資料),[online],更新日2002年1月28日,Microsoft社,[2003年11月26日検索],インターネット,<URL:http//www.microsoft.com/windows/netmeeting/>
ところで、近年の会議システム制御手段の実際利用状況は、多地点間の会議制御手段よりも、ポイント・ツー・ポイントの会議制御手段の普及のほうが圧倒的に利用されている。
これは、多地点間で行なう会議システムに対する需要がそれほど多くないことや、また多地点間の会議システムのサービスを提供するために必要なサーバシステムが高価であることなどの理由が挙げられる。
そのため、上述したように共同作業や遠隔支援に対するニーズが高まっている状況下において、ポイント・ツー・ポイントの会議制御手段をそのまま利用し、多地点間の会議システムを実現することが望まれており、さらに多くの用途への展開が可能であると期待されている。
しかしながら、従来のポイント・ツー・ポイントの会議制御手段は、標準化された規格を準拠した構成を備えるため、基本的に多地点間会議を実現することができないという問題がある。
具体的には、多地点間会議を行なうためには、多地点間の通信端末間での制御メッセージの交換が必要となるが、この制御メッセージを制御する多地点通信制御手段を持ち合わせていない。
また、既存する会議に新たに参加する第三者端末を参加端末として指定する方法がない。
これは、標準化規格の準拠からすると、極めて当然である。しかし、現実的に多地点会議システムが普及していない現状を考えると、擬似的な方法であれ、ポイント・ツー・ポイントの会議制御機能のみで多地点会議が実現できれば、例えばインターネット等のインフラを利用した広範なマルチメディアアプリケーションの普及を促進できると考えられる。
そのため、ポイント・ツー・ポイントの接続方式による会議制御機能を利用しつつ、多地点間会議システムを実現することができるマルチメディア通信システム及びマルチメディア通信制御装置が求められている。
かかる課題を解決するために、第1の本発明のマルチメディア通信制御装置は、ネットワークを介して1対1の接続方式により音声データと画像データとを合成したマルチメディア通信を制御する2地点間通信制御手段を有する複数の通信端末間で、多地点間のマルチメディア通信を実行するマルチメディア通信制御装置であって、(1)複数の通信端末のうち代表する通信端末から受信した当該多地点間のマルチメディア通信に係る所定情報を登録する多地点間通信登録手段と、(2)多地点間通信登録手段に登録された所定情報に含まれている、多地点間のマルチメディア通信に参加する複数の通信端末に対して所定の多地点間通信を制御する多地点間通信制御手段と、(3)多地点間通信制御手段が制御する各通信端末から受信した各マルチメディアデータを他の各通信端末に配信するために、各通信端末からの各マルチメディアデータを合成するメディアデータ合成手段とを備えることを特徴とする。
また、第2の本発明のマルチメディア通信システムは、ネットワークを介して1対1の接続方式により音声データと画像データとを合成したマルチメディア通信を制御する2地点間通信制御手段を有する複数の通信端末間で、多地点間のマルチメディア通信を実行するマルチメディア通信システムであって、第1の本発明のマルチメディア通信制御装置を備えることを特徴とする。
本発明のマルチメディア通信制御装置及びマルチメディア通信システムによれば、ネットワークを介して1対1の接続方式により音声データと画像データとを合成したマルチメディア通信を制御する2地点間通信制御手段を有する複数の通信端末間で、多地点間のマルチメディア通信を実行するマルチメディア通信制御装置であって、複数の通信端末のうち代表する通信端末から受信した当該多地点間のマルチメディア通信に係る所定情報を登録する多地点間通信登録手段と、多地点間通信登録手段に登録された所定情報に含まれている、多地点間のマルチメディア通信に参加する複数の通信端末に対して所定の多地点間通信を制御する多地点間通信制御手段と、多地点間通信制御手段が制御する各通信端末から受信した各マルチメディアデータを他の各通信端末に配信するために、各通信端末からの各マルチメディアデータを合成するメディアデータ合成手段とを備えることにより、1対1の接続方式による2地点間通信制御機能を利用しつつ、多地点間会議システムを実現することができる。
以下では、本発明に係るマルチメディア通信システム及びマルチメディア通信制御装置を実施するための最良の形態について図面を参照して説明する。
以下で説明する各実施形態は、シグナルプロトコルとしてITUに標準化されたH.323を適用した場合の会議システムについて説明する。適用するプロトコルは、これに限らず、H.320やH.324を適用してもよい。
(A)第1の実施形態
以下では、本発明のマルチメディア通信システム及びマルチメディア通信制御装置の第1の実施形態について図面を参照して説明する。
本実施形態では、ポイント・ツー・ポイントの会議制御手段(会議ツールソフト)を搭載した3個の通信端末間で、擬似的な多地点間会議を実現する場合の会議システムの適用について説明する。
(A−1)第1の実施形態の構成
図1は、第1の実施形態に係る会議システムの全体構成を示す構成図である。
図1に示すように、第1の実施形態に係る会議システム100Aは、ネットワーク7に接続可能な、通信端末1〜3、多地点通信制御装置4、ゲートキーパ5、会議登録装置6、を少なくとも備える。なお、ルータ9a〜9cは、通信端末1〜3がネットワーク7を介して通信可能にするための一般的なルータ装置である。
ネットワーク7は、H.323に適用可能なネットワーク(例えば、LAN)に適用した場合について説明するが、シグナリングプロトコル(例えば、H.320やH.324)に適用した網であればこれに限定されず広く適用できる。
通信端末1〜3は、それぞれ2者間会議システムを実現するポイント・ツー・ポイント会議制御機能を備える通信端末(例えば一般的なパーソナルコンピュータ)である。
このポイント・ツー・ポイント会議制御機能は、会議の相手端末との間で、所定の手順に従って、呼の設定処理、マスタスレーブの決定処理、端末性能の交換処理、チャネル開設処理を行なう機能を有するものである。
ここで、ポイント・ツー・ポイント会議制御機能は、コンピュータにより実現されるプログラムである。またこのプログラムは、通信端末1〜3の記憶装置に読み取り可能に格納されていたり、このプログラムを記憶した記録媒体からコンピュータにより読み取られたり、または、記憶媒体又はネットワークを通じてプログラムをダウンロードし、記憶装置にインストールされたりするものである。
通信端末1は、擬似多地点間会議の議長端末であり、擬似多地点間会議に係る所定の会議管理情報を、会議登録装置6に登録するものである。また、通信端末1は、会議登録装置6に会議管理情報を登録すると、その会議を一意に決定付ける会議チケット及び多地点通信制御装置4のアドレスを受け取り、その会議チケット及び多地点通信制御装置4のアドレスを会議参加端末である通信端末2及び3に与えるものである。
ここで、会議チケットは、ポイント・ツー・ポイント会議制御機能を有する通信端末1〜3が、多地点通信制御装置4と開設する複数の異なる2者間会議を、擬似多地点間会議を構成する会議とみなすための一意の識別子である。
従って、通信端末1〜3は、多地点通信制御装置4と会議開設要求及びチャネル開設の際に、要求メッセージ(会議開設のセットアップメッセージ及びチャネル開設要求メッセージ)に取得する会議チケットを付加し、多地点通信制御装置4に要求することで、擬似多地点間会議を実現させることができる。
また、通信端末1が参加端末2及び3に会議チケット及び多地点通信制御装置4のアドレスを通知する方法は、種々の方法を適用できるが、例えば、取得した会議チケット及び多地点通信制御装置4のアドレスを電子メールなどにより通知したり、また会議管理情報の登録後、参加端末2及び3にその旨を通知し、通知を受けた参加端末2及び3が、会議登録装置6にアクセスすることで会議チケット及び多地点通信制御装置4のアドレスを取得したりしてもよい。
多地点通信制御装置4は、多地点通信制御機能(MC)4aと、メディア(オーディオデータ及びビデオデータ)をミキシングするメディア制御機能(MP)4bを備える通信装置(例えば、サーバ装置や一般的なパーソナルコンピュータ等)である。
この多地点通信制御機能(MC)4a及びメディア制御機能(MP)4bは、コンピュータにより実現されるプログラムである。またこのプログラムは、多地点通信制御装置4の記憶装置に読み取り可能に格納されていたり、このプログラムを記憶した記録媒体からコンピュータにより読み取られたり、または、記憶媒体又はネットワークを通じてプログラムをダウンロードし、記憶装置にインストールされたりするものである。
また、多地点通信制御装置4は、通信端末1〜3から会議開設に係るセットアップメッセージを受信すると、セットアップメッセージの送信先である通信端末1〜3との会議を開設するものである。本実施形態において、多地点通信制御装置4は、それぞれの通信端末1〜3と3個の会議を開設する。
さらに、多地点通信制御装置4は、受信したセットアップメッセージに含まれる会議チケットが付加されていることを判断し、その会議チケットを記録するものである。そして、多地点通信制御装置4は、記録した会議チケットと一致する会議を、擬似多地点間会議を構成する会議であることを判定するものである。多地点通信制御装置4は、各通信端末1〜3とのチャネル開設要求を受信すると、開設した3個の会議を多地点間会議と同様に扱えるように、メディア制御機能(MP)を機能させて、メディアデータのミキシングを行ない、メディアデータを各通信端末1〜3に配信し、多地点間会議を行なうものである。
会議登録装置6は、議長端末1から擬似多地点間会議の登録を受け付け、一意な会議チケットを提供するサーバである。ここで、擬似多地点間会議の登録は、擬似多地点間会議の所定情報(会議管理情報)の入力を議長端末1に要求し、議長端末1から所定情報の入力がされると、その擬似多地点間会議に係る会議チケットを発行し、登録される。このとき、会議登録装置6は、多地点通信制御装置4のアドレスを議長端末1に与える。
なお、図1では、説明便宜上、多地点通信制御装置4と会議登録装置6とを異なる構成として示すが、多地点通信制御装置4と会議登録装置6とが連携可能であれば、1個のサーバ装置としてもよい。
会議登録装置6の内部機能は、図1に示すように、制御部6a、会議登録部6b、会議チケット発行部6c、会議チケット通知部6bを備える。
制御部6aは、会議登録装置6の機能を制御するものである。
会議登録部6bは、議長端末1から受信した擬似多地点間会議に係る所定の会議管理情報を、後述する会議チケット発行部6cにより発行された会議チケットと対応付けて格納するものである。なお、会議登録部6bに登録されている会議管理情報は、議長端末1からの要求に応じて、設定変更又は削除できるようにしてもよい。
ここで、図7は、会議登録部6bが管理する会議管理情報の項目例を示す。勿論、会議管理情報の項目例はこれに限定されず、このほかに、会議終了時刻などを含むようにしてもよい。
図7に示すように、会議登録部6bが管理する管理項目例は、会議名称、会議の概要、参加者情報、開始時刻、会議チケットなどである。
会議名称は、代表者(議長)が自由に決定することができる会議の名称であり、概要は、その会議の概ねの内容である。また、参加者情報は、擬似多地点間会議に参加を許容する参加者(参加端末2及び3)に関する情報であり、例えば、参加端末2及び3のアドレス情報や、参加者の氏名、所属などが該当する。開始時刻は、擬似多地点間会議の開始予定時刻である。
会議チケット発行部6cは、議長端末1から所定の会議管理情報が入力されると、その会議に一意な識別子である会議チケットを発行するものである。この発行された会議チケットは、会議登録部6bに与えられて所定の会議管理情報と共に管理される。
会議チケット通知部6dは、会議チケット発行部6cが発行した会議チケットを議長端末1に通知するものである。
ゲートキーパ5は、ネットワーク7に接続可能な通信端末1〜3のアドレス情報やポート番号を管理するものである。また、ゲートキーパ5は、所定の手順により、ネットワーク7に接続可能な通信装置間の通信許可やチャネル開設許可を行なうものである。
通信許可は、ネットワーク7の端末から、通信許可要求であるアドミッション要求(ARQ)を受け、これに対してARQの送信元にアドミッション応答(ACF)を返信する。
またチャネル開設許可は、ネットワーク7の端末から通信性能に応じたチャネル開設の許可要求である帯域幅要求(BRQ)を受け、これに対してBRQの送信元に帯域幅要求応答(BCF)を返信するものである。
(A−2)第1の実施形態の動作
次に、本実施形態に係る会議システム100Aの動作について説明する。図8は、本実施形態の会議システム100Aの動作シーケンス図である。
まず、議長端末である通信端末1から、擬似多地点間会議に係る会議チケットの割り当て要求が会議登録装置6に与えられる(S1)。
このとき、会議登録装置6は、代表ユーザの操作により通信端末1から、会議登録装置6の管理項目に応じた、会議の名称、会議の概要、参加者メンバー、会議解説の開始時間などの会議管理情報を受信する。
会議登録装置6において所定の登録手続きが行なわれ、会議管理情報が登録されると、当該登録された会議に対して会議チケットが発行され(割り当てられ)、その会議チケットが通信端末1に与えられる(S2)。
会議登録装置6から会議チケットが通信端末1に与えられると、その会議チケットは、例えば電子メール機能により、通信端末1から参加端末である通信端末2及び3に与えられる。なお、本実施形態では、会議チケットを取得した議長端末1が、電子メール機能で会議チケットを参加端末2及び3に与えることとして説明するが、参加端末に会議チケットを与えることができれば、その通知方法は限定されない。
通信端末1〜3に会議チケットが与えられると、通信端末1〜3は、ゲートキーパ5に対して通信許可に係る所定の手続き(ARQ/ACF)を行なう(S3)。
通信端末1〜3のそれぞれがゲートキーパ5から通信許可が与えられると、通信端末1から所定の手順(例えば、Q.931)による会議開設のセットアップメッセージが多地点通信制御装置4に与えられる(S4)。
このとき、従来のポイント・ツー・ポイントの2者間会議を行なう場合、通信端末は、セットアップメッセージを2者間会議の相手端末に対して送信するが、本実施形態では、通信端末1〜3は、相手端末として多地点通信制御装置4のアドレスを指定し、会議チケットを付加したセットアップメッセージを送信する。会議チケットは、例えば、エンドポイント(endpoint)のターミナル情報として添付される。
会議開設のセットアップメッセージが通信端末1から多地点通信制御装置4に与えられると、多地点通信制御装置4において、通信端末1に対してアラートを返信され、通信端末1との間で呼の設定がなされる。このとき、多地点通信制御装置4において、セットアップメッセージに含まれている会議チケットが記録される(S5)。
また、多地点通信制御装置4は、ゲートキーパ5に対して通信許可に係る所定の手続き(ARQ/ACF)を行ない、会議開設に必要な通信端末1との間の通信許可を取得する(S6)。
また通信端末2及び3についても同様に、通信端末2及び3から会議チケットが付加されたセットアップメッセージが多地点通信制御装置4に与えられると、通信端末2及び3に対してアラートが返信され、通信端末2及び3との間で呼の設定がなされる。また、多地点通信制御装置4において、セットアップメッセージに含まれている会議チケットが記録される。
多地点通信制御装置4が通信端末1との間の通信許可を取得すると、多地点通信制御装置4から、通信端末1に対して呼設定がなされる(S7)。
多地点通信制御装置4と通信端末1との間で呼の設定が行なわれると、多地点通信制御装置4と通信端末1と間で、所定の手順により(例えば、H.245)、相互端末の性能情報が交換され、所定の手順によりマスタスレーブの決定がなされる(S8及びS9)。
多地点通信制御装置4と通信端末1との間のマスタスレーブが決定すると、多地点通信制御装置4から通信端末1に対して、多地点通信制御の位置を示すMCロケーション情報が与えられる(S10)。
また同様に、多地点通信制御装置4と通信端末2及び3との間でも、呼の設定がなされ、マスタスレーブの決定及び端末性能の交換が行なわれ、MCロケーション情報が通信端末2及び3に与えられる(S7〜S10)。
MCロケーション情報が通信端末1に与えられると、通信端末1と多地点通信制御装置4との間の通信帯域に応じた帯域幅要求(BRQ)がゲートキーパ5に与えられる。また、ゲートキーパ5からBRQに対する返信メッセージ(BCF)が通信端末1に与えられ、多地点通信制御装置4と通信端末1との間のチャネル開設の許可がゲートキーパ5から通信端末1になされる(S11)。
通信端末1がゲートキーパ5からチャネル開設の許可を取得すると、多地点通信制御装置4との間のチャネル開設要求メッセージが、通信端末1から多地点通信制御装置4に与えられる(S12)。
通信端末1からチャネル開設要求メッセージが多地点通信制御装置4に与えられると、多地点通信制御装置4は、ゲートキーパ5から通信端末1とのチャネル開設許可を取得し(S13)、通信端末1に対して返信メッセージを返信する(S14)。
また、多地点通信制御装置4は、通信端末1との間のチャネル開設許可をゲートキーパ5から取得し(S15)、通信端末1に対してチャネル開設要求メッセージを通信端末1に与える(S16)。通信端末1は、多地点通信制御装置4とのチャネル開設許可をゲートキーパ4から取得し(S17)、チャネル開設要求に対する返信メッセージを返信する(S18)。
このチャネル開設の際に、多地点通信制御装置4において、会議チケットの一致性の判断に基づいて、通信端末1との会議が、擬似多地点間会議を構成する会議であると判断され、MP4bによるメディアデータのミキシングが開始される。
また同様に、通信端末2及び3から、チャネル開設要求メッセージを受信すると(S11〜S14)、多地点通信制御装置4において、会議チケットの一致性に基づいて、通信端末2及び3との会議が、登録された擬似多地点間会議であると判断され、MP4bによるメディアデータのミキシングが開始される。
これにより、多地点通信端末4と通信端末1〜3との間でなされる3個の異なる会議について、擬似的な多地点間会議とみなすことができ、ミキシングされたメディアデータが、通信端末1〜3の間で配信される。
なお、会議の終了時は、通常のポイント・ツー・ポイントによる2者間会議と同様に、チャネルのクローズ、セッションの終了を要求することができる。
(A−3)第1の実施形態の効果
以上、第1の実施形態によれば、通信端末1〜3が搭載するポイント・ツー・ポイントの会議制御機能をそのまま利用しつつ、各通信端末1〜3間で多地点間会議と同等の会議を実現することができる。
また、第1の実施形態によれば、会議登録装置6を備え、擬似多地点間会議を構成する会議に共通する識別子(会議チケット)を発行することで、異なる複数の会議であっても、擬似多地点間会議を構成する会議であることを一意に特定させることができる。また、擬似多地点間会議に参加する参加端末を指定することができる。
また、第1の実施形態によれば、多地点通信制御装置4が多地点通信制御機能(MC)4aを備えることで、各通信端末1〜3との間で会議開設及びチャネル開設を行なうことができると共に、多地点の通信端末1〜3に対して多地点通信を制御することができる。また、通信端末1〜3からの会議開設要求又はチャネル開設要求時に、一意な会議チケットが一致するか否かを判定し、会議チケットが一致する場合に、これら開設した通信端末1〜3間の異なる会議を擬似多地点間会議であると判断することができる。
さらに、第1の実施形態によれば、多地点通信制御装置4がメディアデータ制御機能4bを備えることにより、擬似多地点間会議を開設した通信端末1〜3間で送受信されるメディアデータの合成をすることができる。
(B)第2の実施形態
次に、本発明のマルチメディア通信システム及びマルチメディア通信制御装置の第2の実施形態について図面を参照して説明する。
(B−1)第2の実施形態の構成
図9は、第2の実施形態の会議システムの全体構成を示す構成図である。
図9に示すように、第2の実施形態に係る会議システム100Bは、ネットワーク7に接続可能な、通信端末1〜3、多地点通信制御装置14、ゲートキーパ5、会議登録装置16、を少なくとも備える。なお、ルータ9a〜9cは、通信端末1〜3がネットワーク7を介して通信可能にするための一般的なルータ装置である。
図9において、図1に示す第1の実施形態の会議システム100Aと同一・対応する構成については、対応する符号を付して示す。また、これら図1に対応する構成の詳細な機能説明は省略する。
多地点通信制御装置14は、会議登録部16から受け取った会議制御メッセージを受け取り、その受け取った会議制御メッセージに応じて、会議登録装置16に登録されている会議を開設実行するものである。
このように、多地点通信制御装置14が、会議制御メッセージに基づいて会議開設等を実行することにより、多地点通信制御装置14が、会議開設動作を主導して行なうことができる。
図9に示すように、多地点通信制御装置14は、多地点通信制御機能(MC)14a、メディア制御機能(MP)14b、会議実行機能14cを少なくとも備える。
会議実行機能14cは、会議登録装置16からの会議制御メッセージに応じて会議開設を実行するものである。図9では、会議開設実行に係る動作を明確にすべく、会議実行機能14cを図示するが、MC14a自身が会議開設動作を実行するようにしてもよい。
会議登録装置16は、議長端末から擬似多地点間会議の登録を受け付けて管理すると共に、登録された会議管理情報に基づいて擬似多地点間会議の開設・実行等の指示を、会議制御メッセージとして多地点通信制御装置14(MC14a)に通知するものである。会議登録装置16は、例えば、Webサーバなどを適用することができる。
なお、図9では、説明便宜上、多地点通信制御装置14と会議登録装置16とを異なる構成として示すが、多地点通信制御装置14と会議登録装置16とが連携可能であれば、1個のサーバ装置としてもよい。
このように、会議登録装置16が、登録されている会議管理情報に基づいて会議の開設指示や実行指示をMC14aに通知することで、本来の多地点制御機能と同等の機能を提供することができる。また、多地点通信制御装置14のMC14a主導で擬似多地点間会議を開設動作することができる。
会議登録装置16は、図9に示すように、制御部16a、会議登録部16b、会議管理部16c、通知部16dを少なくとも備える。
制御部16aは、第2の実施形態の会議登録装置16の機能を制御するものである。また、会議登録部16bは、第1の実施形態で説明した構成に対応するので詳細な説明は省略する。
会議管理部16cは、会議登録部16bに登録されている擬似多地点間会議に係る会議管理情報の管理を実行するものであり、所定の会議制御メッセージを、通知部16dを介して多地点通信制御装置14に与えるものである。会議管理部16cは、登録されている会議管理情報について、制御部16aにより読み出されて機能させる機能プラグラム(例えば、サーブレット、CGI等)により構成される。
通知部16dは、会議管理部16cからの所定の会議制御メッセージを多地点通信制御装置14(MC14a)に通知するものである。
図10は、会議管理部16cの管理機能を示す機能ブロック図である。図10に示すように、会議管理部16cは、会議開設機能161a、会議検索機能161b、会議削除機能161c、会議退出機能161d、会議新規参加機能161e、会議新規招待機能161f、メディア制御機能161gなどの機能を有する。
会議開設機能161aは、会議登録部16bに会議が新規登録された場合や、既に登録されている会議設定の変更があった場合に、多地点通信制御装置14に会議制御メッセージを通知させる機能を有する。また、会議開設機能161aは、会議登録部16bの会議管理情報に含まれている開始時刻を管理し、その開始時刻になった場合に、会議開設を指示する会議制御メッセージを通知する機能である。
これにより、多地点通信制御装置14は、どの会議が擬似多地点間会議であるかを知ることができ、また会議開始時刻に通信端末1〜3に対して会議を開設することができる。
会議検索機能161bは、会議登録部16bに登録されている会議管理情報の内容を検索して、会議登録装置16側の管理者などにより指定された条件(例えば、会議名、参加者情報、開始時刻など)に一致する疑似多地点間会議に関する情報を取り出し通知する機能である。これにより、指定条件に合致する擬似多地点間会議に関する情報を提供することができる。
会議削除機能161cは、会議登録部16bに登録されている会議管理情報のうち、指定された会議管理情報を削除する機能である。これにより、既に開始された擬似多地点間会議に対して直ちに会議を終了するための会議制御メッセージを送出したり、まだ開始されていない会議について、その設定を削除したりすることができる。
会議退出機能161dは、例えば、会議の終了時間の設定又は利用時間の設定がなされている場合に、その終了時間に会議から退出することを指示する退出メッセージの配信を、多地点通信制御装置14に要求する機能である。
会議新規参加機能161eは、既存の会議へ参加するメッセージの発信を、多地点通信制御装置14に要求する機能である。
会議新規招待機能161fは、既存の会議へ第三者を参加させるメッセージの発信を、多地点通信制御装置14に要求する機能である。
メディア制御機能161gは、メディアのミキシング、スイッチング、ミュートなど各種の制御メッセージの送出を、多地点通信制御装置14に要求する機能である。
また、図11は、会議管理部16cの上述した各機能により通知部16dから多地点通信制御装置14に通知する会議制御メッセージのデータ構成を示す。図11に示すように、会議制御メッセージは、ヘッダ部にメッセージ内容がされて送信される。
(B−2)第2の実施形態の動作
次に、第2の実施形態に係る会議システム100Bの動作について、図12の動作シーケンスを参照して説明する。なお、図12では、会議管理部16cの会議開設機能161aによる動作について説明する。
議長端末である通信端末1は、第1の実施形態と同様に、予め会議登録装置16に擬似多地点間会議に関する登録を行なう(S20)。
通信端末1により擬似多地点間会議に関する登録が会議登録装置16により登録されると、会議登録装置16において、会議が登録された旨を示す会議制御メッセージが多地点通信制御装置14に与えられる(S21)。
これにより、多地点通信制御装置14は、どの会議が擬似多地点間会議であるかを知ることができる。
また、会議登録装置16において、登録された会議の開始時刻が監視されており、登録されている開始時刻になると、会議開設に係る会議制御メッセージ(セッション開設要求)が多地点通信制御装置14に与えられる(S21)。
会議登録装置16からの会議制御メッセージ(セッション開設要求)が多地点通信制御装置16に与えられると、多地点通信制御装置14により、所定の方法(例えば、Q.931)で、ゲートキーパ5の通信許可を取得して、通信端末1〜3に対して会議開設のセットアップメッセージが送信される(S22及びS23)。
ここで、会議開設に係る会議制御メッセージには、登録されている通信端末1〜3のアドレス情報が含まれており、多地点通信制御装置14は、そのアドレス情報に基づいて通信端末1〜3に対してセットアップメッセージを送信する。
多地点通信制御装置14からセットアップメッセージが通信端末1に与えられると、通信端末1からアラートが多地点通信制御装置14に返信され、通信端末1は、ゲートキーパ5の通信許可を取得し、通信端末1と多地点制御装置14との間で呼の設定がなされる(S24〜S26)。
このとき、多地点通信制御装置14において、通信端末1との会議が開設されると、会議開設に係る会議制御メッセージに基づいて、この通信端末1との会議が擬似多地点間会議であることが記録される。
また、通信端末2及び3についても同様に、多地点通信制御装置14と通信端末2及び3との会議が開設されると、これら通信端末2及び3との会議が擬似多地点間会議であることが記録される。
多地点通信制御装置4と通信端末1〜3との間で会議が開設すると、多地点通信制御装置4と通信端末1と間で、所定の手順により(例えば、H.245)、相互端末の性能情報が交換され、所定の手順によりマスタスレーブの決定がなされる(S27及びS28)。
その後、多地点通信制御装置4から通信端末1〜3に対して、多地点通信制御の位置を示すMCロケーション情報が与えられる(S29)。
多地点通信制御装置14は、多地点通信制御装置14と通信端末1との間の通信帯域に応じたチャネル開設がゲートキーパ5から許可されると(S30)、通信端末1に対してチャネル開設要求メッセージが与えられる(S31)。
多地点通信制御装置14からチャネル開設要求メッセージが通信端末1に与えられると、通信端末は、所定の手順によりゲートキーパ5からチャネル開設許可を取得し(S32)、多地点通信制御装置14に対して返信メッセージを返信し、チャネルを開設する(S33)。
また、通信端末1は、通信端末1との間のチャネル開設許可をゲートキーパ5から取得し(S34)、チャネル開設要求メッセージを多地点通信制御装置14に与える(S35)。
通信端末1からチャネル開設要求メッセージが多地点通信制御装置14に与えられると、多地点通信制御装置14は、この通信端末1との会議が擬似多地点間会議であるから、MP14bによるメディアデータのミキシングが開始される(S36及びS37)。
また同様に、通信端末2及び3についても通信端末1と同様にして、多地点通信制御装置14に対して所定の手順により(例えば、H.245)チャネル開設し、通信端末2及び3との会議が、登録された擬似多地点間会議であると判断され、MP14bによるメディアデータのミキシングが開始される。
これにより、多地点通信端末4と通信端末1〜3との間でなされる3個の異なる会議について、擬似的な多地点間会議とみなすことができ、ミキシングしたメディアデータが通信端末1〜3に配信される。
なお、会議の終了時は、通常の方法で、チャネルのクローズ、セッションの終了を要求することができる。
以上では、会議管理部16cの会議開設機能161aによる会議制御メッセージが多地点通信制御装置14に与えられる場合についての動作を説明したが、会議管理部16cの他の機能161b〜161gによる会議制御メッセージについても、同様にして、適時多地点通信制御装置14に通知される。
(B−3)第2の実施形態の効果
以上、第2の実施形態によれば、通信端末1〜3が搭載するポイント・ツー・ポイントの会議制御機能を利用しつつ、多地点間会議と同等の会議を実現することができる。
また、第2の実施形態によれば、会議登録装置16を備えることにより、登録された会議管理情報を管理することができるので、登録された会議管理情報のうち、指定された会議や、擬似多地点間会議についての会議開設やチャネル開設などの会議制御指示を多地点通信制御装置14にすることができる。
また、第2の実施形態によれば、多地点通信制御装置14が、会議登録装置16からの会議制御指示(会議制御メッセージ)に応じて、会議開設やチャネル開設などの会議制御を主導的に行なうことができる。
さらに、第2の実施形態によれば、多地点通信制御装置14が、多地点通信制御機能14a及びメディアデータ制御機能14bを備えることにより、登録された擬似多地点間会議に参加する通信端末1〜3の多地点通信に必要な通信制御を行なうことができ、また、通信端末1〜3間で送受信されるメディアデータの合成を行うことができる。
(C)他の実施形態
上述した第1及び第2の実施形態では、H.323規格を適用した場合の会議システムについて説明したが、H.320規格やH324規格などを適用したネットワークにおける会議システムにも適用し得る。また、シグナルプロトコルが異なる複数のネットワーク間で行う会議システムについても適用し得る。
第1の実施形態に係る会議システムの構成図である。 従来のポイント・ツー・ポイントによる会議システムの構成図である。 従来のポイント・ツー・ポイントの会議システムのシーケンス図である。 従来の多地点間会議システムの構成図である。 従来の多地点間会議システムのシーケンス図である。 従来の多地点間会議システムのシーケンス図である。 第1の実施形態に係る会議登録装置が管理する項目例を示す説明図である。 第1の実施形態に係る会議システムのシーケンス図である。 第2の実施形態に係る会議システムの構成図である。 第2の実施形態に係る会議管理部の機能を示す機能ブロック図である。 第2の実施形態に係る会議管理部が通知するメッセージの構成を示す説明図である。 第2の実施形態に係る会議システムのシーケンス図である。
符号の説明
100A及び100B…会議システム、1〜3…通信端末、
4及び14…多地点通信制御装置、4a及び14a…多地点通信制御機能、
4b及び14b…メディアデータ制御機能、6及び16…会議登録装置、
7…ネットワーク。

Claims (7)

  1. ネットワークを介して1対1の接続方式によりマルチメディア通信を制御する2地点間通信制御手段を有する複数の通信端末間で、多地点間のマルチメディア通信を実行するマルチメディア通信制御装置であって、
    複数の上記通信端末のうち代表する通信端末から受信した当該多地点間のマルチメディア通信に係る所定情報を登録する多地点間通信登録手段と、
    上記多地点間通信登録手段に登録された上記所定情報に含まれている、上記多地点間のマルチメディア通信に参加する複数の上記通信端末に対して所定の多地点間通信を制御する多地点間通信制御手段と、
    上記多地点間通信制御手段が制御する上記各通信端末から受信した各マルチメディアデータを他の上記各通信端末に配信するために、上記各通信端末からの各マルチメディアデータを合成するメディアデータ合成手段と
    を備えることを特徴とするマルチメディア通信制御装置。
  2. 上記多地点間通信登録手段が、上記所定情報の登録時に、上記多地点間のマルチメディア通信を一意に識別させるための識別情報を発行する識別情報発行手段を有し、
    上記多地点間通信制御手段が、上記識別情報を取得した上記各通信端末から上記識別情報を含む通信接続要求を受け、上記各通信端末との間で1対1の接続をすると共に、上記識別情報が一致する上記識別情報を送信してきた複数の上記通信端末に対して多地点間通信を制御する
    ことを特徴とする請求項1に記載のマルチメディア通信制御装置。
  3. 上記多地点間通信登録手段が、登録されている上記所定情報の内容を管理し、指定された所定条件を満たしている場合、上記多地点間のマルチメディア通信に参加する上記各通信端末との接続を、上記多地点間通信制御手段に指示することを特徴とする請求項1に記載のマルチメディア通信制御装置。
  4. 上記多地点間通信登録手段が、上記多地点間のマルチメディア通信開始後、上記所定情報が有する未参加の上記通信端末に対して参加要求をすることを、上記多地点間通信制御手段に指示することを特徴とする請求項1又は3に記載のマルチメディア通信制御装置。
  5. 上記多地点間通信登録手段が、上記多地点間のマルチメディア通信開始後、そのマルチメディア通信に新たに参加要求してきた上記通信端末との接続を、上記多地点間通信制御手段に指示することを特徴とする請求項1、3又は4のいずれかに記載のマルチメディア通信制御装置。
  6. 上記多地点間通信制御手段が、上記接続制御管理部からの接続制御指示に基づいて、上記多地点間のマルチメディア通信に参加する上記各通信端末に通信接続要求を与え、上記各通信端末との間で1対1の接続をすると共に、上記各通信端末に対して多地点間通信を制御することを特徴とする請求項1、3〜5のいずれかに記載のマルチメディア通信制御装置。
  7. ネットワークを介して1対1の接続方式により音声データと画像データとを合成したマルチメディア通信を制御する2地点間通信制御手段を有する複数の通信端末間で、多地点間のマルチメディア通信を制御するマルチメディア通信システムであって、請求項1〜6のいずれかに記載のマルチメディア通信制御装置を備えることを特徴とするマルチメディア通信システム。
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