JP2005277566A - 無線アドホックネットワーク構築方法及び端末及び経路把握方法 - Google Patents
無線アドホックネットワーク構築方法及び端末及び経路把握方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2005277566A JP2005277566A JP2004085151A JP2004085151A JP2005277566A JP 2005277566 A JP2005277566 A JP 2005277566A JP 2004085151 A JP2004085151 A JP 2004085151A JP 2004085151 A JP2004085151 A JP 2004085151A JP 2005277566 A JP2005277566 A JP 2005277566A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- terminal
- hoc network
- response
- information
- wireless
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
- Radio Relay Systems (AREA)
- Small-Scale Networks (AREA)
Abstract
【解決手段】 ポーリング信号送信(ステップST3)に応じて、他の端末が既に保有している隣接端末のIDや経路の端末情報を送り返してきたとき(ステップST5)、ポーリング信号を送信した端末が保持する隣接端末のIDや経路の端末情報をポーリング信号応答確認信号に含めて送信する(ステップST6)とともに、他の端末からの上記応答信号に含まれる他の端末の隣接端末情報が既に保有されている端末情報にあるかを調べ(ステップST7)その結果により記録(ステップST8)または更新する(ステップST11)。
【選択図】 図2
Description
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、効率のよい中継経路を計算し、多段中継可能な無線アドホックネットワーク構築方法を得るものである。
この発明の実施の形態1を図で説明する。図1は、端末1に設けられたアドホックネットワーク部10の構成を示す。アドホックネットワークを利用できる端末1は、図1に示すように、アドホックネットワークを構築するために必要な信号送受信部11、パケット送信時に保持している他端末情報から、最適な経路(ルーティング)を計算し、また、受信時にはIPパケットから受信・中継等を判断する処理部12、得られた他の端末の端末情報を保持する記憶部13で構成されるアドホックネットワーク部10を備えている。信号送受信部11は、隣接端末を発見するためのポーリングの信号送信と、他の隣接端末のポーリング信号を受信した場合に応答信号の送信と、通信確立後の無線信号の送受信・中継送信を行う。記憶部13は、自端末が送ったポーリング信号に対する他端末の応答に含まれる情報を記録する。処理部12は、自端末がIPパケットを送信する際、記憶部13に保持しているルーティング情報から、中継数が最小になるよう最適な経路(ルーティング)を計算する。また、処理部12は他端末から信号を受信した際、受信したパケットのIPアドレスから自端末宛かを判断し、受信パケットが中継の場合は、最適経路の計算等の処理を行う。また、処理部12は、自端末のMACアドレス、IPアドレス等の端末IDから、ポーリング信号受信から応答信号送信するまでの遅延時間を決定する。
まず、図2をもとにシーケンスを説明する。端末1は、定期的に相手端末を探すため、通常モードから設置モードに切り替え、設置モードを開始する(ステップST01、ステップST02)。設置モードでは、定期的に周りの端末にポーリング信号を送信する。通常時は、無線通信を行う通常モードとして、他の端末からのポーリング信号受信やデータ通信を行う。設置モードとなった端末1は、ポーリングの信号送信を行う(ステップST03)。ポーリング送信を行った後は、通常モードに戻り(ステップST04)、他の端末からのポーリングに対する応答を待つ(ステップST05)。設置モードになった端末からのポーリングの信号を受け取った他の端末は、端末ID(MACアドレス、IPアドレス)等から決めた待ち時間の後、応答の信号を送信する。その際、応答メッセージに、自端末の端末IDと記憶部13に記憶している隣接端末のIPアドレス等の情報も入れて送信する。他の端末からの応答を受け取った端末1は、まず、他端末からのポーリング応答を受信した旨の応答を返す。その応答に自端末の記録部13に保持している他の端末情報を入れて送信する(ステップST06)。送信後、他の端末から受信したポーリング応答のメッセージに含まれている他の端末情報と他の端末の近隣端末情報が記録部13に記録されているか調べる(ステップST07)。記憶部13に記録されていない端末情報は受信時刻とともに記憶部13に記録する(ステップST08)。また、すでに記録されている端末情報があればタイムスタンプを読み取り(ステップST09)、現在時刻(受信時刻)に対し予め決められた閾値以上の時間差があるかを比較し(ステップST10)、閾値以上の時間差がある場合は、記憶部13の旧情報を削除し、受信した端末情報を記録する(ステップST11)。
このようにして、隣接端末の存在を確認し、隣接端末のルーティング情報として、応答信号に含まれていたIPアドレス、経路順を全て記憶部13に記録する。
端末1は、通常モードのとき(ステップST31)、まず宛先IPアドレス、自端末のIPアドレスを記入したIPパケットを作成する(ステップST32)。処理部12は、宛先のIPアドレスを読み取り(ステップST33)、記憶部13に記録されているIPアドレスと比較する(ステップST34)。同じアドレスが記憶部13にあるかどうか調べ(ステップST35)、宛先IPアドレスが記憶部13に全くない場合は、パケット廃棄を行う(ステップST36)。同じアドレスがある場合には、複数の経路で登録されているかを調べる(ステップST37)。記憶部13に1つしか記録されていない場合は、中継順番を読み、一番目(隣接端末)のIPアドレスをIPパケットに追加して、送信する(ステップST38)。また、複数ある場合は、処理部13において、中継数が最も少ない経路を計算する(ステップST39)。得られた経路の一番目(隣接端末)のIPアドレスをパケットに追加して、送信する(ステップST38)。
通常モード時に(ステップST41)、パケットを受信した端末1は(ステップST42)、処理部13において、宛先IPアドレスを読み込み(ステップST43)、記憶部13に記憶されているアドレスと比較し(ステップST44)、まず、自分宛かを判断する(ステップST45)。自端末宛の場合はそのまま受信する(ステップST46)。
受信パケットが自端末でない場合は、記憶部13に記録されているIPアドレスと比較する(ステップST47)。同じIPアドレスがない場合は、パケット廃棄を行う(ステップST48)。
同じアドレスが記憶されている場合には、複数経路で登録されているかを調べる(ステップST49)。1つしかない場合は、中継順番を読み、一番目(隣接端末)のIPアドレスをIPパケットに追加して、送信する(ステップST51)。また、複数ある場合は、処理部12において、中継数が最も少ない経路を計算する(ステップST50)。得られた経路の一番目(隣接端末)のIPアドレスをパケットに追加して、送信する(ステップST51)。
端末A、C、D、FはB⇒A、B⇒C、B⇒D、B⇒Fのような情報をEに送る。応答に対し端末Eは、B⇒Eを返す。この情報を記録する。以下、各端末がこの設置モードを繰り返し、記憶部に情報を記憶する。ネットワークがほぼ構築されれば、この情報は変わらなくなり、追加記録はなくなり、端末の加入時に記憶していくだけとなる。移動により、同じ端末IC(MACアドレス)が、別の経路から現れた場合は、タイムスタンプ等で閾値を決め、その値を鍵として削除を行う。
経路情報は、端末数、ネットワークトポロジーにより莫大に多くのデータ量となるため、中継数で閾値を儲けるや同じ経路情報(A⇒B⇒E⇒F、A⇒B⇒C⇒FのA⇒B部分)が生じた場合は、削除、圧縮保存等をして、データ量の縮小を行う。
また、指向性アンテナを用いて、受信感度等で最適端末を選ぶ場合は、ある程度ルーティングテーブルは絞られるため、データ量は小さくなる。
この送信パケットを受信した端末B、Cは、パケットのヘッダに自分のIPアドレスは含まれていないので、パケットを廃棄する。端末Eは、自分のIPアドレスであるため、宛先ヘッダIを見て同様に記憶部と比較する。端末Eから端末Iへは、E⇒F⇒I、E⇒I、E⇒H⇒I等の経路があるが、処理部12で 同様に中継数の最小の経路を選択するとE⇒Iなので、自端末のアドレスを追加して、A⇒E⇒Iで送信する。
端末Iは、自分宛のアドレスを確認して、受信する。中継する端末は、自端末の情報のみを追加し、過去の中継端末の情報は削除する。TCP通信等で、ACKがなければ、中継した端末が再送する。この動作も閾値を決め、ACKが帰って来ない場合は、経路を2番目に少ない中継数の端末に変えて送信する。
また、ポーリング信号への応答時、自端末のアドレス情報で応答タイミングを遅延させて送信するので、他の端末の応答との衝突を回避できる。
また、記憶している端末情報のうち経路について重複する部分については、圧縮して記憶するようにしているので、データ量の膨大化を防げる。
さらに、相互に隣接端末のアドレス、経路等の端末情報を送受信し全ての端末の情報を記憶するので、最適な中継経路が算出でき、また、効率のよい多段中継が可能となる。
Claims (6)
- 無線アドホックネットワークを構築するために送信したポーリングに対する他の端末からの応答を受信したとき、確認応答に自端末が他の端末とすでに通信を確立し記憶している端末情報を送信する手順と、前記他端末からの応答に含まれる端末情報を受信した端末は記憶している端末情報と比較し更新する手順を備えた無線アドホックネットワーク構築方法。
- 前記ポーリング応答に際し、自端末のアドレス情報に基づいて生成された時間だけ遅延させて応答することを特徴とする請求項1記載の無線アドホックネットワーク構築方法。
- パケットの送信と受信を行う信号送受信部と、過去の通信確立した端末情報を記憶した記憶部と、前記信号送受信部を介してポーリング、ポーリングへの応答、通信のパケットを組み立て送受信制御を行うと共に、前記記憶部の端末情報を送受信しながら端末情報を更新する処理部とを備えた無線アドホックネットワーク端末。
- 前記処理部は、自端末のアドレス情報をもとに応答パケットの送信タイミングを遅延させて送信することを特徴とする請求項3記載の無線アドホックネットワーク端末。
- 前記記憶部は、記憶している他端末との経路のうち重複する経路について圧縮して記憶していることを特徴とする請求項3記載の無線アドホックネットワーク端末。
- 自端末に保有する他端末の端末情報をもとに、中継数を比較し最適な中継経路を選択する無線アドホックネットワーク経路把握方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004085151A JP2005277566A (ja) | 2004-03-23 | 2004-03-23 | 無線アドホックネットワーク構築方法及び端末及び経路把握方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004085151A JP2005277566A (ja) | 2004-03-23 | 2004-03-23 | 無線アドホックネットワーク構築方法及び端末及び経路把握方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005277566A true JP2005277566A (ja) | 2005-10-06 |
Family
ID=35176792
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004085151A Pending JP2005277566A (ja) | 2004-03-23 | 2004-03-23 | 無線アドホックネットワーク構築方法及び端末及び経路把握方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005277566A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011228889A (ja) * | 2010-04-19 | 2011-11-10 | Gen Co Ltd | マルチホップ通信システム |
JP2012004792A (ja) * | 2010-06-16 | 2012-01-05 | Chugoku Electric Power Co Inc:The | 移動無線システム |
JP2012010057A (ja) * | 2010-06-24 | 2012-01-12 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 通信装置およびその動作方法 |
WO2013088498A1 (ja) * | 2011-12-12 | 2013-06-20 | 富士通株式会社 | 送信制御方法、ノードおよび送信制御プログラム |
US9768917B2 (en) | 2012-10-31 | 2017-09-19 | Fujitsu Limited | Communication control method, network system, and communication device |
-
2004
- 2004-03-23 JP JP2004085151A patent/JP2005277566A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011228889A (ja) * | 2010-04-19 | 2011-11-10 | Gen Co Ltd | マルチホップ通信システム |
JP2012004792A (ja) * | 2010-06-16 | 2012-01-05 | Chugoku Electric Power Co Inc:The | 移動無線システム |
JP2012010057A (ja) * | 2010-06-24 | 2012-01-12 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 通信装置およびその動作方法 |
WO2013088498A1 (ja) * | 2011-12-12 | 2013-06-20 | 富士通株式会社 | 送信制御方法、ノードおよび送信制御プログラム |
JPWO2013088498A1 (ja) * | 2011-12-12 | 2015-04-27 | 富士通株式会社 | 送信制御方法、ノードおよび送信制御プログラム |
US9730140B2 (en) | 2011-12-12 | 2017-08-08 | Fujitsu Limited | Transmission control method, node, and non-transitory computer-readable recording medium |
US9768917B2 (en) | 2012-10-31 | 2017-09-19 | Fujitsu Limited | Communication control method, network system, and communication device |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN1926820B (zh) | 在无线多跳网络中使用ndp检测邻节点的方法、通信装置和系统 | |
KR100898681B1 (ko) | 무선 네트워크의 상이한 유형들의 노드들 사이에서데이터를 라우팅하기 위한 시스템 및 방법 | |
CN100413271C (zh) | 分组传送系统、无线基站以及分组传送路径最佳化方法 | |
EP1966961B1 (en) | Method and system for improving a wireless communication route | |
US7894408B2 (en) | System and method for distributing proxying error information in wireless networks | |
JP5542028B2 (ja) | ノード局および冗長経路制御方法 | |
JP4445477B2 (ja) | 映像監視システム | |
US20050083885A1 (en) | Movement detection method and a mobile terminal | |
KR100655909B1 (ko) | IPv6 프로토콜의 지원을 통해 라우팅 확장이 가능한애드 혹 네트워크 및 그 라우팅 확장방법 | |
JPH0837535A (ja) | 経路指定方法 | |
JPWO2010044187A1 (ja) | 通信端末及び通信方法 | |
JP2005033557A (ja) | マルチホップ無線通信システムおよびその経路選択方法 | |
CN101540714A (zh) | 网络路径建立与数据发送的方法及网络节点 | |
US20080107033A1 (en) | Radio communication network capable of radio communication with reduced overhead | |
CN104580025A (zh) | 用于开放流网络中建立带内连接的方法和交换机 | |
JP4846812B2 (ja) | 無線通信システム | |
CN110809305B (zh) | 一种多节点低开销的无线路由方法 | |
JP2005277566A (ja) | 無線アドホックネットワーク構築方法及び端末及び経路把握方法 | |
WO2007066866A1 (en) | Routing optimization method | |
JP2008312059A (ja) | アドホックネットワーク構成方法及びノード装置 | |
JP3742571B2 (ja) | 無線ネットワークにおける経路維持方法、経路維持システムおよび無線ノード装置 | |
JP4476844B2 (ja) | 移動ネットワークの通信方法、移動通信制御装置 | |
JP4406377B2 (ja) | アドホックネットワークにおけるルーティング方法 | |
JP4702002B2 (ja) | アドホックネットワークにおけるパケット転送方法、携帯端末及びプログラム | |
JP5085354B2 (ja) | マルチホップ無線ネットワーク及びその無線通信端末 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060112 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20071016 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20080207 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080219 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20080715 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20080812 |