JP2005276888A - Structure and method for mounting chip component - Google Patents
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Abstract
Description
この発明は、チップ部品を基板上のランドにリフロー半田付けして実装するチップ部品実装構造及びチップ部品実装方法に関するものである。 The present invention relates to a chip component mounting structure and a chip component mounting method for mounting a chip component by reflow soldering on a land on a substrate.
チップ部品は、電極を両端部に有したサイコロ状の部品であり、リフロー半田付けによってプリント基板のランドに実装される。かかる実装時に、チップ部品は、位置ズレやチップ立ちを発生させることなく、充分な接続強度で半田付けされる必要があり、しかも、いわゆる半田ボールの発生を抑制して、ランド間のショートを防ぐ必要がある。そこで、これら必要性に応えるべく、ランドの構造に工夫を凝らした各種のチップ部品実装技術が提案されている。
図19は、第1従来例に係るチップ部品実装構造を説明するためにチップ部品とランドとを表示した平面図であり、図20は、第2従来例に係るチップ部品実装構造を説明するための平面図であり、図21は、第3従来例に係るチップ部品実装構造を説明するための平面図であり、図22は、第4従来例に係るチップ部品実装構造を説明するための平面図であり、図23は、第5従来例に係るチップ部品実装構造を説明するための平面図である。
The chip component is a dice-shaped component having electrodes at both ends, and is mounted on a land of a printed circuit board by reflow soldering. At the time of such mounting, the chip component needs to be soldered with sufficient connection strength without causing misalignment or chip standing, and the generation of a so-called solder ball is suppressed to prevent a short circuit between lands. There is a need. In order to meet these needs, various chip component mounting technologies have been proposed in which the land structure is devised.
FIG. 19 is a plan view showing chip components and lands for explaining the chip component mounting structure according to the first conventional example, and FIG. 20 is a diagram illustrating the chip component mounting structure according to the second conventional example. FIG. 21 is a plan view for explaining a chip component mounting structure according to a third conventional example, and FIG. 22 is a plan view for explaining a chip component mounting structure according to a fourth conventional example. FIG. 23 is a plan view for explaining a chip component mounting structure according to a fifth conventional example.
第1従来例に係るチップ部品実装構造は、特許文献1に開示された技術であり、図19に示すように、チップ部品100を一対のランド200,200に半田付けする構造である。具体的には、各ランド200を、チップ部品100の電極101に対応した矩形状の電極載置部201と、電極載置部201から外側に張り出した半円形状の外側張出部202とで構成している。これにより、リフロー半田付け後のチップ部品100のチップ立ちや位置ズレを防止せんとしている。
The chip component mounting structure according to the first conventional example is a technique disclosed in
ところで、近年、チップ部品に対する小型化及び実装の高密度化の要請が大きくなり、この要請に対応して、ランド間距離も短くして、ランド同士の狭隣接化を図る必要がある。
しかしながら、上記第1従来例に係るチップ部品実装構造では、各ランド200が半円形状の外側張出部202を有しているため、この要請に応えることができない。
すなわち、チップ部品100の長さLは規定されているので、電極載置部201間の距離は長さLに保持されなければならない。したがって、ランド間距離L1を短くするには、外側張出部202の張出量yを小さくしなければならない。にも拘わらず、外側張出部202は、電極載置部201の長さと同等の半径(幅を直径としている)を有した半円状に設定されており、ランド間距離L1を短くすることは不可能である。
したがって、この第1従来例では、チップ部品100の小型化及び高密度実装に対応した小型で短いランド200,200を実現することは困難である。
さらに、部品電極に対し内側へのランド張出部を有しておらず、半田ペーストをランド200全面に塗布して、リフロー半田付けするため、チップ部品100搭載時の搭載圧力によって、余分な半田がランド200,200の内側領域Aに押し出され、半田ボールが発生するおそれが非常に高い。
Incidentally, in recent years, there has been a growing demand for miniaturization and high-density mounting of chip components, and in response to this demand, it is necessary to shorten the distance between lands and narrow the lands.
However, in the chip component mounting structure according to the first conventional example, since each
That is, since the length L of the
Therefore, in the first conventional example, it is difficult to realize the small and
In addition, since the component electrode does not have an inward land projecting portion and solder paste is applied to the entire surface of the
そこで、第2及び第3従来例のように、ランド間距離の短縮化を図った技術や、第4及び第5従来例のように、半田ボールの発生防止を図った技術が開示されている。 Therefore, a technique for shortening the distance between lands as in the second and third conventional examples, and a technique for preventing the generation of solder balls as in the fourth and fifth conventional examples are disclosed. .
第2従来例に係るチップ部品実装構造は、特許文献2に開示された技術であり、図20に示すように、チップ部品100の電極101を載置する電極載置部201の形状を半円形状に形成すると共に、外側張出部202を半円よりも小さな略三日月形状に形成してある。これにより、外側張出部202の張出量yを小さくして、ランド間距離L1を短くしている。
また、第3従来例に係るチップ部品実装構造は、特許文献3に開示された技術であり、この技術もランド間距離L1の短縮化を図ることができる技術である。すなわち、図21に示すように、チップ部品100の電極101を載置する電極載置部201の形状を矩形状に形成すると共に、外側張出部202をこの電極載置部201から所定量だけ突出させている。これにより、外側張出部202の張出量yを小さく設定して、ランド間距離L1を短くすることができるようにしている。
The chip component mounting structure according to the second conventional example is a technique disclosed in
Further, the chip component mounting structure according to the third conventional example is a technique disclosed in
一方、第4従来例に係るチップ部品実装構造は、特許文献4に開示された技術であり、図22に示すように、ランド200全体が円形状に形成されており、この円形のランド200内に電極載置部201と半円形状の外側張出部202とを確保すると共に、内側領域A側に内側張出部203を確保している。これにより、内側張出部203が、チップ部品100の搭載時に電極101によって押し出された余分な半田ペーストを受けて、内側領域A側での半田ボールの発生を防止している。
また、第5従来例に係るチップ部品実装構造は、特許文献5に開示された技術であり、この技術も半田ボールの発生防止を図ることができる技術である。すなわち、図23に示すように、チップ部品100の電極101を載置する電極載置部201の形状を矩形状に形成すると共に、半円形状の外側張出部202をこの電極載置部201から突出させている。そして、電極載置部201の内側に矩形状の内側張出部203を確保して、押し出された余分な半田ペーストを受けるようにしている。
On the other hand, the chip component mounting structure according to the fourth conventional example is a technique disclosed in
The chip component mounting structure according to the fifth conventional example is a technique disclosed in
しかし、上記した従来の技術では、次のような問題がある。
まず、第2従来例では、図20に示したように、外側張出部202の張出量yを小さくして、ランド間距離L1を短くすることができるので、チップ部品100の小型化と高密度化とに対応し得る。しかしながら、電極載置部201の形状を電極101の面積よりも小さな半円形状に形成しているので、ランド200全体の面積が小さく、十分な量の半田ペーストを塗布することができない。この結果、リフロー半田付け後のチップ部品100に対して十分な接続強度を得ることができない。十分な接続強度を得るには、小さな面積のランド200全面に多量の半田ペーストを塗布する必要があり、かかる状態で、部品を搭載しリフロー半田付けを行うと、多量の余分な半田が内側領域Aに流出して、多数の半田ボールが発生してしまう。
これに対して、第3従来例では、図21に示したように、電極載置部201の面積がチップ部品100の電極101に対応しているので、半田ペーストを外側張出部202を含むランド200全面に塗布することで、上記第2従来例よりも大きな接続強度を得ることができる。しかしながら、かかる全面塗布状態で、リフロー半田付けを行うと、電極101に押し出された半田ペーストが内側領域Aに流出して、半田ボールが多量に発生することとなる。これに対して、特許文献3では、電極載置部201に凹部201aを形成して、半田ボールの発生を抑制する技術も開示されている。しかしながら、この技術では、外側張出部202の面積を凹部201a分だけ犠牲にしなければならないので、半田ペースト塗布面積が小さくなり、チップ部品100への接続強度が小さくなる。これに対応すべく、外側張出部202の面積を大きくして接続強度の強化を図ると、その分ランド間距離L1が大きくなり、小型化が図れないという問題が生じる。
However, the conventional techniques described above have the following problems.
First, in the second conventional example, as shown in FIG. 20, the overhang amount y of the
On the other hand, in the third conventional example, as shown in FIG. 21, since the area of the
一方、上記第4の従来例では、図22に示したように、ランド200全体が円形状に形成され、上記第2及び第3従来例と異なり、電極載置部201の内側に内側張出部203が確保されているので、半田ペーストを電極載置部201と外側張出部202とに塗布することで、リフロー半田付け後に十分な接続強度を得ることができると共に、電極101で押し出された余分な半田ペーストを内側張出部203で受けて、内側領域A側での半田ボールの発生を防止することができる。しかしながら、外側張出部202が大きく張り出した半円形状をなしているため、ランド間距離L1を短くすることができず、チップ部品100の小型化及び高密度化に対応した小型で短いランドを実現することは不可能である。
また、第5従来例においても、第4従来例と同様に、矩形状の内側張出部203で半田ボールの発生防止を図ることができるが、半円形状の外側張出部202をこの電極載置部201から突出させているので、ランド間距離L1を短くすることができない。
On the other hand, in the fourth conventional example, as shown in FIG. 22, the
Also, in the fifth conventional example, similarly to the fourth conventional example, it is possible to prevent the generation of solder balls by the rectangular
この発明は、上述した課題を解決するためになされたもので、チップ部品に対する十分な接続強度を確保しつつ、チップ部品の小型化及び高密度化に対応した小型の短いランドを実現することができると共に、半田ボールの発生を抑制することができ、しかも、チップ部品の位置ズレやチップ立ちのないチップ部品実装構造及びチップ部品実装方法を提供することを目的とする。 The present invention has been made to solve the above-described problems, and it is possible to realize a small short land corresponding to miniaturization and high density of chip components while ensuring sufficient connection strength to the chip components. Another object of the present invention is to provide a chip component mounting structure and a chip component mounting method that can suppress the generation of solder balls, and that are free from misalignment of chip components and chips.
上記課題を解決するために、請求項1記載の発明は、チップ部品の素体の両端部に設けられた一対の外部電極を、所定距離をおいて対向する一対のランドにそれぞれリフロー半田付けしてなるチップ部品実装構造であって、各ランドは、外部電極の下面と略同形の略矩形状をなし且つリフロー半田付け時にチップ部品の一方の外部電極が半田ペーストを介して載置された電極載置部と、電極載置部の長さ方向外側に、当該電極載置部の幅の1/4倍以下の張出量で張り出され、その外形がランドの長さ方向を向く中心線に対して線対称をなし且つその先端両角部が鈍角で屈曲し又は湾曲し、リフロー半田付け時に半田ペーストが塗布された外側張出部と、電極載置部の長さ方向内側に、当該電極載置部の幅の1/5倍以下の張出量で張り出され、電極載置部から押し出された半田ペーストを受ける内側張出部とを具備する構成とした。
かかる構成により、電極載置部が、チップ部品の外部電極の下面と略同形の略矩形状をなしているので、外部電極は、リフロー半田付け時に電極載置部の幅方向へずれることなく、電極載置部に正確に接続される。また、外側張出部が、電極載置部の幅の1/4倍以下の張出量で張り出されているので、その張出量は、上述した第1,第4及び第5従来例の外側張出部202の張出量に比べて半分以下である。したがって、一対のランドの全長が従来のランドに比べて極めて短い。
また、外側張出部の外形がランドの長さ方向を向く中心線に対して線対称をなし且つその先端両角部が鈍角で屈曲し又は湾曲しているので、外部電極は、部品搭載時にランドの長さ方向へずれても、リフロー半田付け時に外側張出部の曲率中心側に引き戻される。この結果、外部電極は長さ方向への位置ズレをほとんど起こすことなく電極載置部に接続されている。
さらに、内側張出部が電極載置部の長さ方向内側に所定量だけ張り出され、電極載置部から押し出された半田ペーストを受けるので、上述した第1ないし第3従来例のように、半田ボールが一対のランドの内側領域Aに発生することはほとんどない。
また、リフロー半田付け時に、半田ペーストが外部電極の下面と略同形の略矩形状をなした電極載置部と外側張出部とに塗布されるので、リフロー半田付け後のチップ部品に対する接続強度は、上述した第1,第3ないし第5の従来例が有する接続強度とほぼ同等となる。
In order to solve the above-mentioned problems, the invention according to claim 1 reflow-solders a pair of external electrodes provided at both ends of a chip component element body to a pair of lands facing each other at a predetermined distance. Each of the lands has a substantially rectangular shape substantially the same shape as the lower surface of the external electrode, and one of the external electrodes of the chip component is placed via a solder paste during reflow soldering. A center line extending outwardly in the length direction of the mounting portion and the electrode mounting portion with an amount of protrusion not more than 1/4 times the width of the electrode mounting portion, the outer shape of which is directed to the length direction of the land The two ends of the tip are bent or bent at an obtuse angle, and the outer overhanging portion to which solder paste is applied during reflow soldering and the electrode mounting portion on the inner side in the length direction Overhang with an overhang of 1/5 or less of the width of the mounting section Was constructed comprising an inner projecting portion for receiving the extruded from the electrode mounting portion of solder paste.
With this configuration, since the electrode mounting portion has a substantially rectangular shape substantially the same as the lower surface of the external electrode of the chip component, the external electrode does not shift in the width direction of the electrode mounting portion during reflow soldering, It is accurately connected to the electrode mounting portion. Further, since the outer overhanging portion is overhanging with an overhanging amount that is 1/4 times or less of the width of the electrode mounting portion, the overhanging amount is the above-described first, fourth, and fifth conventional examples. It is less than half of the overhanging amount of the
Further, since the outer shape of the outer projecting portion is axisymmetric with respect to the center line facing the length direction of the land and both corners of the tip are bent or bent at an obtuse angle, the external electrode is not connected to the land when mounting the component. Even if they deviate in the length direction, they are pulled back toward the center of curvature of the outer overhanging portion during reflow soldering. As a result, the external electrode is connected to the electrode mounting portion with little displacement in the length direction.
Further, since the inner overhanging portion projects a predetermined amount on the inner side in the length direction of the electrode mounting portion and receives the solder paste pushed out from the electrode mounting portion, as in the first to third conventional examples described above. The solder balls hardly occur in the inner area A of the pair of lands.
Also, during reflow soldering, the solder paste is applied to the electrode mounting part and the outer overhanging part, which are approximately the same shape as the lower surface of the external electrode, so the connection strength to the chip component after reflow soldering Is substantially equal to the connection strength of the first, third to fifth conventional examples.
請求項2の発明は、請求項1に記載のチップ部品実装構造において、外側張出部の外形を、電極載置部の幅を弦とする円弧形状に設定した構成とする。
かかる構成により、外部電極が電極載置部に対して長さ方向にずれても、円弧の曲率中心側に均一な力で引き戻されるので、外部電極が位置ズレを起こすことなく電極載置部に一致した状態で接続されている。
According to a second aspect of the present invention, in the chip component mounting structure according to the first aspect of the present invention, the outer shape of the outer projecting portion is set to an arc shape having a width of the electrode mounting portion as a chord.
With this configuration, even when the external electrode is displaced in the length direction with respect to the electrode mounting portion, the external electrode is pulled back to the center of curvature of the arc with a uniform force, so that the external electrode does not shift in position to the electrode mounting portion. Connected in a consistent state.
請求項3の発明は、請求項1に記載のチップ部品実装構造において、外側張出部の外形を、電極載置部の幅の両端を通り、当該外側張出部の先端の略中心を頂点とする偶関数曲線の形状に設定した構成とする。 According to a third aspect of the present invention, in the chip component mounting structure according to the first aspect, the outer shape of the outer overhanging portion passes through both ends of the width of the electrode mounting portion, and the apex is approximately the center of the tip of the outer overhanging portion. The configuration is set to an even function curve shape.
請求項4の発明は、請求項3に記載のチップ部品実装構造において、偶関数は、原点が外側張出部の先端の略中心、yが電極載置部の長さ方向の値で、かつ、その最大値が外側張出部の張出量(電極載置部の両隅を通過する)であり、xが電極載置部の幅方向の値で且つ−1≦x≦1に正規化されたものであり、n=4,6,8,10で、aが定数である場合における、y=a・xn である構成とした。
かかる構成により、偶関数の次数nを4,6,8,10のいずれかから選択することで、外側張出部の張出量を変えずに外側張出部の面積を変化させることができる。この結果、外側張出部に塗布される半田ペースト量を調整することができ、ランドの小型化を保持した状態で接続強度の調整を行うことができる。
According to a fourth aspect of the present invention, in the chip component mounting structure according to the third aspect, the even function is such that the origin is the approximate center of the tip of the outer overhanging portion, y is the value in the length direction of the electrode mounting portion, and The maximum value is the amount of overhang of the outer overhang (passes through both corners of the electrode mount), and x is the value in the width direction of the electrode mount and is normalized to −1 ≦ x ≦ 1 In the case where n = 4, 6, 8, 10 and a is a constant, y = a · x n .
With this configuration, by selecting the order n of the even function from any of 4, 6, 8, and 10, the area of the outer overhanging portion can be changed without changing the overhanging amount of the outer overhanging portion. . As a result, the amount of solder paste applied to the outer overhanging portion can be adjusted, and the connection strength can be adjusted while maintaining the miniaturization of the land.
請求項5の発明は、請求項1ないし請求項4のいずれかに記載のチップ部品実装構造において、内側張出部の外形を、電極載置部の幅と同幅の略矩形状に設定した構成とする。
かかる構成により、電極載置部から押し出された多量の半田ペーストを逃すことなく、確実に受け取ることができ、半田ボール発生防止の機能をさらに高めることができる。
According to a fifth aspect of the present invention, in the chip component mounting structure according to any one of the first to fourth aspects, the outer shape of the inner overhanging portion is set to a substantially rectangular shape having the same width as the electrode mounting portion. The configuration.
With such a configuration, a large amount of solder paste pushed out from the electrode mounting portion can be reliably received without missing, and the function of preventing the generation of solder balls can be further enhanced.
請求項6の発明は、請求項1ないし請求項5のいずれかに記載のチップ部品実装構造において、外側張出部,内側張出部及び電極載置部を、外側張出部の面積≦内側張出部の面積<電極載置部の面積を満足するように形成した。
かかる構成により、外側張出部の面積が最も小さいので、一対のランドの長さを短くすることができ、また、内側張出部の面積が外側張出部の面積以上であるので、電極載置部から押し出された半田ペーストを逃すことなく受けることができ、さらに、電極載置部の面積が最も大きいので、外側張出部の面積と相まって、十分な半田ペースト量を確保することができる。
According to a sixth aspect of the present invention, in the chip component mounting structure according to any one of the first to fifth aspects, the outer overhanging portion, the inner overhanging portion, and the electrode mounting portion are arranged such that the area of the outer overhanging portion ≦ the inner side It was formed so as to satisfy the area of the overhanging portion <the area of the electrode mounting portion.
With such a configuration, since the area of the outer overhanging portion is the smallest, the length of the pair of lands can be shortened, and the area of the inner overhanging portion is equal to or larger than the area of the outer overhanging portion. The solder paste pushed out from the placement portion can be received without missing, and furthermore, since the area of the electrode placement portion is the largest, it is possible to secure a sufficient amount of solder paste in combination with the area of the outer overhanging portion. .
また、請求項7の発明は、請求項1ないし請求項6のいずれかに記載のチップ部品実装構造において、内側張出部の張出量を、電極載置部の幅の1/5倍以下に設定した構成とする。
The invention according to
請求項8の発明は、請求項1ないし請求項7のいずれかに記載のチップ部品実装構造において、ランドと当該ランドを囲むソルダーレジスト開口部との間にできる、当該ランドの全ての周側面部を露出させる所定幅のクリアランスを有し、外部電極とランドとを接続した半田は、このクリアランスに入り込んでランドの周側面部に固着している構成とした。
かかる構成により、半田が、クリアランスに入り込んでランドの周側面部に固着した状態で外部電極とランドとに接続するので、半田のチップ部品に対する接続強度がさらに高くなっている。
The invention according to
With such a configuration, since the solder enters the clearance and is fixed to the peripheral side surface portion of the land and is connected to the external electrode and the land, the connection strength of the solder to the chip component is further increased.
請求項9の発明は、請求項1ないし請求項7のいずれかに記載のチップ部品実装構造において、ランドは、その上面周縁部をソルダーレジストで覆われたいわゆるオーバーレジスト状態で基板に固着されている構成とした。
かかる構成により、ランドがオーバーレジスト状態で基板に固着されており、被覆幅分ランドメタルが大きくできるので、基板固着面積が増大することも踏まえて、ランドの基板に対する剥離強度が高くなっている。
According to a ninth aspect of the present invention, in the chip component mounting structure according to any one of the first to seventh aspects, the land is fixed to the substrate in a so-called over-resist state in which a peripheral edge portion of the land is covered with a solder resist. It was set as the composition.
With this configuration, the land is fixed to the substrate in an over-resist state, and the land metal can be increased by the coating width, so that the peel strength of the land with respect to the substrate is increased in consideration of an increase in the substrate fixing area.
請求項10の発明は、請求項1ないし請求項7のいずれかに記載のチップ部品実装構造において、ランドの周縁が内側張出部の先端縁部分と残りの周縁部分とに区分され、これら先端縁部分と残りの周縁部分のうちいずれか一方がオーバーレジスト状態にされると共に、他方とソルダーレジスト開口部との間に、その側面部を露出させる所定幅のクリアランスが設けられ、このクリアランスに入り込んだ半田が当該露出した側面部に固着している構成とした。 According to a tenth aspect of the present invention, in the chip component mounting structure according to any one of the first to seventh aspects, the peripheral edge of the land is divided into a leading edge portion of the inner overhanging portion and a remaining peripheral edge portion. One of the edge portion and the remaining peripheral edge portion is brought into an over resist state, and a clearance of a predetermined width is provided between the other portion and the solder resist opening to expose the side surface portion, and enters this clearance. The solder was fixed to the exposed side surface.
請求項11の発明は、請求項1ないし請求項7のいずれかに記載のランドを基板上に複数対形成する第1工程と、半田ペーストをランドの電極載置部上面全面と外側張出部上面全面に塗布する第2工程と、チップ部品の素体の両端部にそれぞれ設けられた一対の外部電極を対向する一対のランド上にそれぞれ配置する第3工程と、半田ペーストを加熱後冷却して、チップ部品の外部電極をランドに半田付けする第4工程とを備える構成とした。
かかる構成により、第1工程によって、ランドが基板上に複数対形成される。このとき、外側張出部が、電極載置部の幅の1/4倍以下の張出量で張り出されるので、その張出量は、上述した第1,第4及び第5の従来例の外側張出部202の張出量に比べて半分以下である。このため、全長が従来のランドに比べて非常に短い一対のランドを形成することができる。そして、第2工程によって、半田ペーストがランドの電極載置部上面全面と外側張出部上面全面に塗布される。この際、ランドの電極載置部が、チップ部品の外部電極の下面と略同形の略矩形状をなしているので、半田ペーストをこの電極載置部と外側張出部とに塗布することで、十分な半田ペースト量を確保することができ、この結果、リフロー半田付け後に、十分な接続強度を得ることができる。そして、第3工程によって、チップ部品の外部電極をランド上にそれぞれ配置された後、第4工程によって、半田ペーストが加熱後冷却され、チップ部品の外部電極がランドに半田付けされる。ところで、チップ部品のランドへの搭載時に、電極載置部の幅方向に位置ズレを起こしていたとしても、電極載置部が、チップ部品の外部電極の下面と略同形の略矩形状をなしているので、半田ペースト溶融時のセルフアライメント力により、外部電極が電極載置部幅の中心部位に戻され、冷却時には、外部電極が電極載置部上に正確に接続される。また、チップ部品のランドへの搭載時に、チップ部品が電極載置部の長さ方向に位置ズレを起こしていたとしても、外側張出部の外形がランドの長さ方向を向く中心線に対して線対称をなし且つその先端両角部が鈍角で屈曲し又は湾曲しているので、半田ペーストの溶融時に、外部電極は、外側張出部の曲率中心側に引き戻される。この結果、外部電極は長さ方向への位置ズレを起こすことなく、冷却時に電極載置部上に正確に接続される。また、半田ペースト溶融時に、電極載置部から押し出された溶融半田は、内側張出部で受けられるので、溶融半田が基板上に流れて半田ボールが発生するという事態を防止することができる。
An eleventh aspect of the invention is a first step of forming a plurality of lands according to any one of the first to seventh aspects on a substrate, and solder paste is applied to the entire upper surface of the electrode mounting portion of the land and the outer overhanging portion. A second step of coating the entire upper surface, a third step of disposing a pair of external electrodes respectively provided on both ends of the chip component element body on a pair of opposing lands, and cooling the solder paste after heating. And a fourth step of soldering the external electrode of the chip component to the land.
With this configuration, a plurality of lands are formed on the substrate in the first step. At this time, the outer overhanging portion is overhanging with an overhanging amount not more than 1/4 times the width of the electrode mounting portion, and the overhanging amount is the above-described first, fourth and fifth conventional examples. It is less than half of the overhanging amount of the outer overhanging
請求項12の発明は、請求項11に記載のチップ部品実装方法において、第1工程は、基板上にランドと当該ランドを囲むソルダーレジストを形成すると共に、これらランドとソルダーレジスト開口部との間に、当該ランドの全ての周側面部を露出させる所定幅のクリアランスを設ける構成とした。 According to a twelfth aspect of the present invention, in the chip component mounting method according to the eleventh aspect, in the first step, the land and a solder resist surrounding the land are formed on the substrate, and between the land and the solder resist opening. In addition, a clearance having a predetermined width is provided to expose all peripheral side surface portions of the land.
請求項13の発明は、請求項11に記載のチップ部品実装方法において、第1工程は、基板上にランドを形成した後、当該ランドの上面周縁部をソルダーレジストで覆って、いわゆるオーバーレジスト状態にする構成とした。 According to a thirteenth aspect of the present invention, in the chip component mounting method according to the eleventh aspect, in the first step, after forming the lands on the substrate, the peripheral edge of the upper surface of the lands is covered with a solder resist to form a so-called over resist state. The configuration is as follows.
請求項14の発明は、請求項11に記載のチップ部品実装方法において、第1工程は、基板上に形成したランドの周縁を内側張出部の先端縁部分と残りの周縁部分とに区分し、これら先端縁部分と残りの周縁部分のうちいずれか一方をオーバーレジスト状態にすると共に、他方とソルダーレジスト開口部との間に、その側面部を露出させる所定幅のクリアランスを設ける構成とした。 According to a fourteenth aspect of the present invention, in the chip component mounting method according to the eleventh aspect, in the first step, the peripheral edge of the land formed on the substrate is divided into a tip edge portion of the inner overhang portion and a remaining peripheral edge portion. In addition, either one of the tip edge portion and the remaining peripheral edge portion is set to an over resist state, and a clearance having a predetermined width is provided between the other edge portion and the solder resist opening to expose the side surface portion.
以上説明したように、この発明のチップ部品実装構造によれば、ランドの電極載置部が、チップ部品の外部電極の下面と略同形の略矩形状をなし、外側張出部の外形がランドの長さ方向を向く中心線に対して線対称をなし且つその先端両角部が鈍角で屈曲し又は湾曲しているので、外部電極がランドの幅方向及び長さ方向へ位置ズレすることなく、正確に電極載置部上に接続される。また、ランドの外側張出部が、電極載置部の幅の1/4倍以下の張出量で張り出されているので、一対のランドの全長が、上述した第1,第4及び第5従来例に比べて極めて短い。したがって、ランド同士の狭隣接化を図ることができ、チップ部品の高密度実装が可能となり、この結果、極小チップ部品の高密度化が要求される高周波モジュールの小型化が可能となる。しかも、半田ペーストが外部電極の下面と略同形の略矩形状をなした電極載置部と外側張出部とに塗布されているので、チップ部品に対する十分な接続強度を確保することができる。また、ランドの内側張出部が電極載置部の長さ方向内側に所定量だけ張り出され、電極載置部から押し出された半田ペーストを受けるので、半田ボールが、一対のランドの間に存在しない信頼性の高いチップ部品実装構造を提供することができる。 As described above, according to the chip component mounting structure of the present invention, the electrode mounting portion of the land has a substantially rectangular shape substantially the same shape as the lower surface of the external electrode of the chip component, and the outer shape of the outer overhang portion is the land. Since it is axisymmetric with respect to the center line facing the length direction and both corners of the tip are bent or bent at an obtuse angle, the external electrode is not displaced in the width direction and the length direction of the land. It is accurately connected on the electrode mounting portion. Further, since the outer projecting portion of the land is projected with a projecting amount not more than 1/4 times the width of the electrode mounting portion, the total length of the pair of lands is the above-described first, fourth, and second. 5 Very short compared to the conventional example. Therefore, the lands can be narrowly adjacent to each other, and high-density mounting of chip parts is possible. As a result, it is possible to reduce the size of a high-frequency module that requires high-density extremely small chip parts. In addition, since the solder paste is applied to the electrode mounting portion and the outer overhanging portion that have a substantially rectangular shape that is substantially the same shape as the lower surface of the external electrode, sufficient connection strength to the chip component can be ensured. Further, since the inner projecting portion of the land is projected by a predetermined amount on the inner side in the length direction of the electrode mounting portion and receives the solder paste pushed out from the electrode mounting portion, the solder ball is interposed between the pair of lands. A chip component mounting structure that does not exist and has high reliability can be provided.
また、請求項2の発明によれば、外部電極が電極載置部に対して長さ方向にずれても、円弧の曲率中心側に均一な力で引き戻されるので、外部電極の長さ方向への位置ズレを確実に防止することができる。
According to the invention of
また、請求項3及び請求項4の発明によれば、ランドの外側張出部の張出量を変えずに外側張出部の面積を変化させることができるので、外側張出部に塗布される半田ペースト量を調整することができ、この結果、ランドの小型化を保持した状態で接続強度の調整を行うことができる。
Further, according to the invention of
また、請求項8の発明によれば、半田が、ランドの周側面部にも固着して、チップ部品に対する接続強度がさらに高められているので、接続強度に対する信頼性の高いチップ部品実装構造を提供することができる。
Further, according to the invention of
また、請求項9の発明によれば、ランドがオーバーレジスト状態で基板に固着しているので、ランドの基板に対する剥離強度がより高いチップ部品実装構造を提供することができる。 According to the ninth aspect of the present invention, since the land is fixed to the substrate in an over-resist state, it is possible to provide a chip component mounting structure with higher peel strength of the land from the substrate.
この発明のチップ部品実装方法によれば、第1工程において、全長が従来のランドに比べて非常に短い一対のランドを形成することができる。また、第2工程において、半田ペーストがランドの電極載置部上面全面と外側張出部上面全面に塗布され、ランドへ塗布するに十分な半田ペースト量を確保することができ、この結果、リフロー半田付け後に、十分な接続強度を得ることができる。また、第4工程において、半田ペーストの溶融時に、外部電極が電極載置部に一致するように戻されるので、冷却時には、外部電極を電極載置部上に正確に接続することができる。また、内側張出部が電極載置部から押し出された溶融半田を受けて、半田ボールの発生を防止する。したがって、この発明の方法を実行することにより、チップ部品が位置ズレなくランドに接続され、チップ部品への接続強度が確保された状態で、チップ部品が高密度に実装され、しかも、半田ボールの発生がほとんどないチップ部品実装構造を実現することができる。 According to the chip component mounting method of the present invention, in the first step, it is possible to form a pair of lands whose overall length is much shorter than that of a conventional land. Further, in the second step, the solder paste is applied to the entire upper surface of the electrode mounting portion and the entire upper surface of the outer overhanging portion of the land, so that a sufficient amount of solder paste can be secured for application to the land. Sufficient connection strength can be obtained after soldering. Further, in the fourth step, when the solder paste is melted, the external electrode is returned so as to coincide with the electrode mounting portion, so that the external electrode can be accurately connected to the electrode mounting portion during cooling. Further, the inner overhang portion receives the molten solder pushed out from the electrode placement portion, and prevents the generation of solder balls. Therefore, by executing the method of the present invention, the chip components are connected to the lands without misalignment, and the chip components are mounted with high density in a state where the connection strength to the chip components is ensured. It is possible to realize a chip component mounting structure that hardly generates.
以下、この発明の最良の形態について図面を参照して説明する。 The best mode of the present invention will be described below with reference to the drawings.
図1は、この発明の第1実施例に係るチップ部品実装構造の断面図であり、図2は、チップ部品とランドを一部破断して示す斜視図であり、図3は、ランドを示す平面図である。なお、実際は、引き出し線(リード線)が各ランドから引き出されるが、これらの図においては、この引き出し線を省略した。
図1に示すように、この実施例のチップ部品実装構造は、チップ部品1を、プリント基板200上に形成した一対のランド2,2に半田300によって固着した構造となっている。
1 is a cross-sectional view of a chip component mounting structure according to a first embodiment of the present invention, FIG. 2 is a perspective view showing a chip component and a land partially broken, and FIG. 3 shows a land. It is a top view. Actually, the lead wires (lead wires) are drawn from the lands, but these lead wires are omitted in these drawings.
As shown in FIG. 1, the chip component mounting structure of this embodiment has a structure in which the
チップ部品1は、図2にも示すように、素体10とこの素体10の両端部にそれぞれ設けられた外部電極11,11とを有するもので、この実施例に適用するチップ部品1は長さL,幅Wのサイズが1.0mm,0.5mmの極小のチップ部品である。具体的には、このチップ部品1の外部電極11の幅W及び長さL11が0.5mm及び0.25mmに設定されている。
As shown in FIG. 2, the
一方、各ランド2は、図3に示すように、電極載置部3と外側張出部4と内側張出部5とで構成されており、かかる一対のランド2,2が、内側張出部5を向き合わせた状態で、対向している。
On the other hand, as shown in FIG. 3, each
電極載置部3は、チップ部品1の外部電極11を後述する半田ペースト300′を介して載置させる部分であり、外部電極11の下面と略同形の略矩形状をなす。すなわち、電極載置部3の幅W及び長さL3は、0.5mm及び0.25mmに設定され、一対のランド2,2の電極載置部3,3間の距離Lが1.0mmに設定されて、チップ部品1の搭載を可能にしている。
The
外側張出部4は、電極載置部3と同様に半田ペースト300′を塗布して、チップ部品1への接続強度を確保する部分であるが、この実施例における外側張出部4の張出量y4は、上述した第1,第4及び第5従来例の外側張出部202の張出量yに比べて極めて小さく設定されている。
具体的には、外側張出部4は、電極載置部3の長さ方向外側に張り出され、電極載置部3の幅Wを弦とする円弧形状をなす。すなわち、外側張出部4の外形は、ランド2の長さ方向を向く中心線Mに対して線対称をなし且つその先端両角部が湾曲している。そして、その張出量y4が電極載置部3の幅Wの1/4倍以下に設定されている。この実施例では、張出量y4を0.125mmに設定してある。
このように、外側張出部4の張出量y4が、電極載置部3の幅Wの1/4倍即ち0.125mmに設定されているので、一対のランド2,2の距離L1の全長は1.25mmである。これに対して、上述した第1,第4及び第5従来例の外側張出部202の張出量yは、0.25mmであるので、ランド200,200の全長L1は1.5mmとなる。したがって、この実施例のランド2,2間の距離L1は、従来例で示したランドの全長の約83%に抑え込まれており、非常に短い。
The outer overhanging
Specifically, the outer projecting
Thus, since the overhanging amount y4 of the outer overhanging
内側張出部5は、半田ボールの発生を防止する部分であり、その外形は、電極載置部3の幅と同幅の略矩形状をなし、その張出量y5は、電極載置部3の幅Wの1/5倍以下に設定される。この実施例では、内側張出部5の幅W及び張出量y5を、0.5mm及び0.100mmに設定し、ランド2,2間に0.30mmの内側領域A(図3に示す破線と両内側張出部5,5との間の領域)を確保している。
これにより、内側張出部5が電極載置部3から押し出された半田ペースト300′を受け、図1に示すように、固化した半田300が外部電極11の縁に固着して、チップ部品1に対する接続強度を高める。
The
As a result, the inner overhanging
また、上記した外側張出部4,内側張出部5及び電極載置部3は、「外側張出部4の面積≦内側張出部5の面積<電極載置部3の面積」の関係を満足するように設定されている。
すなわち、外側張出部4の面積を最も小さく設定することで、ランド2,2間の距離L1を短くしている。そして、内側張出部5の面積を外側張出部4の面積以上に設定することで、電極載置部3から押し出された半田ペースト300′を逃すことなく受け、半田ボールの発生を防止すると共に、電極載置部3上の半田300を外部電極11に固着させて接続強度を高めている。さらに、電極載置部3の面積を最も大きく設定することで、外側張出部4の面積と相まって、十分な半田ペースト300′の量を確保することにより、チップ部品1に対する十分な接続強度を得ている。
Further, the outer overhanging
That is, the distance L1 between the
次に、このチップ部品実装構造を実現するためのチップ部品実装方法について説明する。
図4は、チップ部品実装方法を示す工程図である。
まず、第1工程を実行する。
すなわち、図4(a)及び図3に示すように、電極載置部3と外側張出部4と内側張出部5とで構成されるランド2,2を、プリント基板200上に複数対形成する。
このとき、各ランド2の外側張出部4の張出量y4を、電極載置部3の幅Wの1/4倍即ち0.125mmに設定し、ランド2,2の全長距離L1を、従来例のランドの全長の約83%に抑え込むので、複数対のランド2,2をプリント基板200上に狭隣接状態で形成することができる。
Next, a chip component mounting method for realizing this chip component mounting structure will be described.
FIG. 4 is a process diagram showing a chip component mounting method.
First, the first step is performed.
That is, as shown in FIG. 4A and FIG. 3, a plurality of pairs of
At this time, the protruding amount y4 of the outer protruding
続いて、第2工程を実行する。
すなわち、半田ペースト300′をランド2の電極載置部3上面全面と外側張出部4上面全面に塗布する。具体的には、図4(b)に示すように、各ランド2の電極載置部3及び外側張出部4の形状と同形状の開孔401を有したメタルマスク400をプリント基板200上に配置し、半田ペースト300′を、印刷スキージ410を用いてランド2上に塗布していく。これにより、半田ペースト300′がランド2の電極載置部3上面全面と外側張出部4上面全面に塗布される。この結果、半田ペースト300′がチップ部品1の外部電極11の下面と略同形の電極載置部3と外側張出部4とに塗布されるので、十分な量の半田ペースト300′をランド2上に確保することができる。
Subsequently, the second step is performed.
That is, the
しかる後、チップ部品を配置する工程を実行する。
すなわち、図4(c)に示すように、チップ部品1の外部電極11,11を、ランド2,2上の半田ペースト300′上に配置する。
Thereafter, a step of arranging the chip parts is executed.
That is, as shown in FIG. 4C, the
かかる状態で、第4工程を実行する。
すなわち、リフロー半田付けを行い、ランド2上の半田ペースト300′を加熱する。これにより、溶融した半田が外部電極11を包むように付着するので、かかる状態で、半田を冷却することで、図4(d)に示すように、チップ部品1の外部電極11がランド2に半田付けされ、チップ部品1のプリント基板200への表面実装が完了する。
In this state, the fourth step is executed.
That is, reflow soldering is performed and the solder paste 300 'on the
ところで、第3工程において、チップ部品1がランド2の電極載置部3の幅方向に僅かに位置ズレを起こした状態でランド2に搭載される場合がある。しかし、この実施例では、電極載置部3を、チップ部品1の外部電極11の下面と略同形の略矩形状に設定しているので、第4工程実行時に、外部電極11を電極載置部3に一致する方向に矯正する。
Incidentally, in the third step, the
図5は、チップ部品1の幅方向への位置ズレを矯正する作用を説明するための断面図である。
図5(a)に示すように、電極載置部3が外部電極11の下面と同形でなく、外部電極11の幅よりも大きい場合には、第4工程における加熱時に、外部電極11が溶融半田300の上に浮いた状態となる。このため、第3工程において、外部電極11の中心線M11が電極載置部3の中心線Mから幅方向にずれた状態で載置されると、外部電極11が電極載置部3の中心線Mに戻らずに、位置ズレした状態で、溶融半田300上に単に浮いた状態となる。この結果、冷却後、チップ部品1がランド2の幅方向に位置ズレした状態で実装されてしまう。
FIG. 5 is a cross-sectional view for explaining the action of correcting the positional deviation of the
As shown in FIG. 5A, when the
しかしながら、この実施例では、電極載置部3の幅を外部電極11の幅と略等しく設定してあるので、外部電極11が電極載置部3の幅方向に位置ズレしていると、図5(b)に示すように、外部電極11の一方側縁11aが電極載置部3から僅かにはみ出し、他方側縁11bが電極載置部3内に僅かに入り込んだ状態になる。かかる状態で加熱すると、濡れ性の高い電極載置部3と外部電極11とに密着した溶融半田300が、その表面張力によって、図5(b)に示す不安定な状態から、安定した状態に戻ろうとする。この結果、図5(c)に示すように、外部電極11が電極載置部3側に引っ張り込まれ、この外部電極11が、半田冷却時に、その中心線M11を電極載置部3の中心線Mに一致させた状態で接続されることとなる。
However, in this embodiment, since the width of the
また、第3工程において、チップ部品1がランド2の長さ方向に僅かに位置ズレした状態で、ランド2に載置される場合がある。しかし、この実施例では、外側張出部4を電極載置部3の幅を弦とする円弧状に設定しているので、第4工程実行時に、外部電極11を電極載置部3に一致する方向に矯正する。
In the third step, the
図6は、チップ部品1の長さ方向への位置ズレを矯正する作用を説明するための平面図である。
例えば、図6の二点鎖線で示すように、チップ部品1がランド2,2の長さ方向左側に位置ズレしていると、図6の左側の外部電極11の両角部11c,11cが左側のランド2の外側張出部4から僅かにはみ出し、右側縁11dが右側のランド2の外側張出部4内に僅かに入り込んだ状態になる。かかる状態で加熱すると、濡れ性の高い電極載置部3,3と外部電極11,11とに密着した溶融半田300が、その表面張力によって、図6に示す不安定な状態から、安定した状態に戻ろうとする。このとき、左側の外側張出部4が曲率中心P1を中心とした円弧状に形成され、しかも、外側張出部4がランド2の中心線Mに対して線対称な形状であるので、溶融半田300は曲率中心P1に向かって移動しようとする。また、右側の外側張出部4は曲率中心P2を中心とした円弧状に形成され、ランド2の中心線Mに対して線対称な形状であるので、溶融半田300は、曲率中心P2から外側張出部4の径方向に向かって移動しようとする。この結果、チップ部品1の両外部電極11,11がランド2の中心線Mに沿って動かされ、外部電極11,11が電極載置部3,3に一致した時点で、安定する。これにより、半田300の冷却後、外部電極11,11が電極載置部3,3に一致した状態で接続されることとなる。
FIG. 6 is a plan view for explaining the action of correcting the positional deviation of the
For example, as shown by a two-dot chain line in FIG. 6, when the
また、第4工程において、外部電極11によって押し出された溶融半田ペースト300がプリント基板200上に流出して、半田ボールが発生するおそれがあるが、この実施例では、内側張出部5が電極載置部3の内側に設けられているので、この内側張出部5が半田ボールの発生を防止する機能を発揮する。
Further, in the fourth step, the
図7は、内側張出部5の半田ボール発生防止機能を説明するための部分断面図である。
図7に示すように、第4工程で、半田ペースト300′が加熱されて溶融すると、外部電極11によって、溶融半田300がランド2の外側張出部4と内側張出部5とに押し出される。
外側張出部4上に押し出された溶融半田300は、濡れ性が高い外部電極11の端面11eにへばり付いた状態で、外側張出部4に塗布されていた半田300と共に、矢印Aに示すように、フィレット状に上昇していく。したがって、外側張出部4上に押し出された溶融半田300が、外側張出部4からプリント基板200上に流出することはほとんどない。
これに対して、内側張出部5上に押し出された溶融半田300は、内側張出部5以外にへばり付く箇所がほとんどないので、矢印Bに示すように、ランド2の内側領域Aに向かう。しかし、この実施例では、電極載置部3から内側領域A側に張り出した矩形状の内側張出部5が設けられているので、内側領域A側に向かう半田300は、濡れ性の高い内側張出部5の表面で受け止められ、内側領域Aのプリント基板200上に流出することはほとんどない。この結果、半田ボールの発生はほとんど生じない。
FIG. 7 is a partial cross-sectional view for explaining the solder ball generation preventing function of the
As shown in FIG. 7, when the
The melted
On the other hand, since the
さらに、半田ペースト300′が、第2工程においてランド2の電極載置部3と外側張出部4とに塗布されているので、第4工程において、外部電極11によって押し出された溶融半田300と外側張出部4上に塗布されていた溶融半田300とが、外部電極11の端面11eにフィレット状に付着する。この結果、冷却時に、多量の半田300が外部電極11の端面11eにフィレット状に固着し、外部電極11をランド2に強固に接続する。しかも、内側張出部5側に押し出された半田300が、外部電極11の内側端面11fに固着し、接続強度をさらに高めている。
Furthermore, since the solder paste 300 'is applied to the
次に、この発明の第2実施例について説明する。
この実施例では、ランド2の外側張出部の形状が、上記第1実施例の外側張出部4の形状と異なる。
すなわち、この実施例で用いる外側張出部4′の外形を、電極載置部3の幅の両端を通り、当該外側張出部4の先端の略中心を頂点とする偶関数曲線の形状に設定した。
具体的には、偶関数として、「y=a・xn 」なる関数を採用した。但し、原点を外側張出部4′の先端の略中心とし、yを電極載置部3の長さ方向の値で、かつ、その最大値が外側張出部の張出量(電極載置部の両隅を通過する)とし、xを電極載置部3の幅方向の値で且つ−1≦x≦1に正規化されたものとし、aを定数とする。そして、次数nを「4,6,8,10」から選択する。
Next explained is the second embodiment of the invention.
In this embodiment, the shape of the outer projecting portion of the
In other words, the outer shape of the outer overhanging
Specifically, a function “y = a · x n ” was adopted as an even function. However, the origin is the approximate center of the tip of the outer overhanging
図8は、かかる偶関数を具体的に示す線図である。
図8において、曲線S4,S6,S8,S10が、次数n=4,6,8,10の各場合の外側張出部4′の形状を示している。なお、この図では、偶関数「y=a・xn 」において、a=(y4/W)、y=y/W、x=x/(W/2)、 W=0.5mm、y4=0.125mmとして表示した。
図8に示すように、次数nが大きくなるほど、外側張出部4′の面積は大きくなる。すなわち、この偶関数を用いれば、次数nを4,6,8,10のいずれかから選択することで、外側張出部4の張出量(y/w=0.25、即ち、y=0.25W)を変えずに、外側張出部4′の面積を変化させることができる。したがって、張出量を変えずに、外側張出部4′に塗布する半田ペースト300′量を予め調整することができ、ランド2の小型化を保持した状態で接続強度の微調整が可能となる。
FIG. 8 is a diagram specifically showing such an even function.
In FIG. 8, curves S4, S6, S8, and S10 indicate the shape of the outer overhanging
As shown in FIG. 8, the area of the outer overhanging
なお、図8に示す曲線S2は、次数n=2の場合の外側張出部4′の形状であり、破線で示す曲線S0は、第1実施例で採用した円弧状の外側張出部4の形状を示す。両者を比較すれば明らかなように、曲線S2の面積は、曲線S0の面積よりも小さく、半田ペースト300′量を十分確保することができない。したがって、この実施例では、曲線S2の外側張出部4′を採用しないこととした。
また、次数nを10よりも大きくしていくと、外側張出部4′の面積も大きくなり、極めて多量の半田ペースト300′を塗布することができるようになる。接続強度を確保するために、次数nを大きくすることは任意である。しかし、次数nをあまり大きくすると、外側張出部4′の両角部が直角に近くなり、チップ部品1の長さ方向への位置ズレに対する矯正能力が劣化する。かかる点を配慮して、次数nを決定することが好ましい。
その他の構成、作用および効果は、上記第1実施例と同様であるので、その記載は省略する。
The curve S2 shown in FIG. 8 is the shape of the outer overhanging portion 4 'when the order n = 2, and the curve S0 indicated by a broken line is the arc-shaped outer overhanging
Further, when the order n is made larger than 10, the area of the outer overhanging
Since other configurations, operations, and effects are the same as those in the first embodiment, description thereof is omitted.
次に、この発明の第3実施例について説明する。
図9は、この発明の第3実施例に係るチップ部品実装構造の断面図であり、図10は、チップ部品とランドを一部破断して示す斜視図であり、図11は、ランドとソルダーレジストとクリアランスとを示す平面図である。なお、これらの図においても、各ランドからの引き出し線を省略した。
この実施例は、ランド2と当該ランド2を囲むソルダーレジスト6の開口部との間に、ランド2の全ての周側面部を露出させる所定幅のクリアランス7を形成した点が、上記第1及び第2実施例と異なる。
Next explained is the third embodiment of the invention.
9 is a cross-sectional view of a chip component mounting structure according to a third embodiment of the present invention, FIG. 10 is a perspective view showing a chip part and a land partially broken, and FIG. 11 is a land and solder. It is a top view which shows a resist and clearance. In these figures, the lead lines from each land are omitted.
In this embodiment, a
すなわち、第1工程において、ランド2,2をプリント基板200上に複数対形成した後、ソルダーレジスト6をこれらのランド2を囲むプリント基板200上に形成する。そして、エッチングなどによりソルダーレジスト開口部を設け、当該ランド2の全ての周側面部2aを露出させて、0.05mm幅のクリアランス7を、これらランド2とソルダーレジスト6の開口部との間に形成する。
That is, in the first step, after a plurality of
かかる構成により、第4工程実行時に、溶融半田300が、ランド2の周側面部2aを伝わってクリアランス7に入り込み、冷却時にこの周側面部2aに固着するので、半田300のチップ部品1に対する接続強度を上記第1及び第2実施例の接続強度よりもさらに高めることができる。
その他の構成、作用および効果は、上記第1及び第2実施例と同様であるので、その記載は省略する。
With this configuration, when the fourth process is performed, the
Other configurations, operations, and effects are the same as those in the first and second embodiments, and thus description thereof is omitted.
次に、この発明の第4実施例について説明する。
図12は、この発明の第4実施例に係るチップ部品実装構造の断面図であり、図13は、チップ部品とランドを一部破断して示す斜視図である。
この実施例では、ランド2が、その上面周縁部2bをソルダーレジスト6で覆われたいわゆるオーバーレジスト状態でプリント基板200に固着されている点が、第1ないし第3実施例と異なる。
Next explained is the fourth embodiment of the invention.
FIG. 12 is a cross-sectional view of a chip component mounting structure according to a fourth embodiment of the present invention, and FIG. 13 is a perspective view showing a chip component and a land partially broken.
This embodiment is different from the first to third embodiments in that the
すなわち、第1工程において、ランド2,2をプリント基板200上に複数対形成した後、ソルダーレジスト6をプリント基板200全面に形成することで、これらのランド2を覆う。しかる後、上面周縁部2b以外のランド2大半部を覆うソルダーレジスト6の部分をエッチングなどで除去することにより、ランド2をオーバーレジスト状態にする。しかる後、第2〜第4工程を実行することで、チップ部品1をランド2上に実装する。
That is, in the first step, after a plurality of
かかる構成により、ランド2をプリント基板200から剥離させる力が外部から加わった場合においても、オーバーレジスト状態のソルダーレジスト6が剥離力に抗するので、ランド2が単にプリント基板200に固着されている状態に比べて、ランド2のプリント基板200に対する剥離強度が高くなる。
また、ソルダーレジスト6の厚さを例えば10μm程度に設定しておくことにより、ランド2の上面周縁部2bに土手状に被着したソルダーレジスト6が、ランド2上の溶融半田300をせき止めるので、半田接合高さを高くすることができると共に、半田ボールの発生を激減させることができる。
さらに、ランド2がオーバレジスト状態になっているので、上記第3実施例のクリアランス構造に比べて、ランド2のプリント基板200に固着される面積をソルダーレジスト6に被覆された上面周縁部2b分だけ大きくすることができる。
その他の構成、作用および効果は、上記第1及び第2実施例と同様であるので、その記載は省略する。
With such a configuration, even when a force for peeling the
Further, by setting the thickness of the solder resist 6 to, for example, about 10 μm, the solder resist 6 deposited in a bank shape on the upper surface
Further, since the
Other configurations, operations, and effects are the same as those in the first and second embodiments, and thus description thereof is omitted.
ここで、上記第3実施例及び第4実施例について発明者等が行った半田ボール低減確認実験と接続強度実験とについて述べる。
図14は、第3実施例及び第4実施例について行った半田ボール低減確認実験の結果を示す表図であり、図15は、第3実施例について行った接続強度実験の結果を示す表図である。
Here, the solder ball reduction confirmation experiment and the connection strength experiment conducted by the inventors etc. in the third and fourth embodiments will be described.
FIG. 14 is a table showing the results of the solder ball reduction confirmation experiment conducted for the third and fourth examples, and FIG. 15 is a table showing the result of the connection strength experiment conducted for the third example. It is.
まず、半田ペースト300′として共晶半田を用い、第3及び第4実施例の実装構造のものと第1従来例の実装構造のものをそれぞれ数千個程度作成した。この場合において、第1従来例の実装構造に用いるチップ部品100も、第3及び第4実施例の実装構造に用いたチップ部品1と同様に、長さ及び幅のサイズが1.0mm及び0.5mmのものを用いた。そして、各例において半田ボールが発生した部品の個数を調べた。すると、図14(a)に示すように、第1従来例の実装構造のものでは、半田ボールが発生した部品の割合即ち半田ボール発生率が10.7%であったのに対し、第3実施例の実装構造のものでは、僅か2.7%であることが確認された。さらに、第4実施例の実装構造のものにいたっては半田ボール発生率が0.0%であることが確認された。
また、半田ペースト300′としてLF(Lead Free)半田を用いて、同様の実験を行ったところ、図14(b)に示すように、第1従来例の実装構造のものでは、半田ボール発生率が42.0%であったのに対し、第3及び第4実施例の実装構造のものでは0.0%であることが確認された。
以上のように、ランド2に内側張出部5を設けたことによって、半田ボールを抑止する効果が向上することが判明した。特にランド2をオーバレジスト状態にした場合には、半田ボールの発生が皆無であるという優れた効果を発揮することが判明した。
First, eutectic solder was used as the solder paste 300 ', and about several thousand each of the mounting structures of the third and fourth examples and the mounting structure of the first conventional example were prepared. In this case, the
A similar experiment was performed using LF (Lead Free) solder as the solder paste 300 '. As shown in FIG. 14 (b), the solder ball generation rate in the first conventional mounting structure is shown. It was confirmed that it was 0.0% in the mounting structures of the third and fourth examples, whereas the value was 42.0%.
As described above, it has been found that the effect of suppressing solder balls is improved by providing the
次に、半田ペースト300′として共晶半田を用いると共に、第3実施例及び第1従来例のチップ部品としてチップ抵抗器とチップコンデンサとを用い、各例及び各部品に外力を加えた。そして、各例における各部品がランド2から剥がれたときの外力の大きさを測定することにより、各構造の接続強度を調べた。すると、図15(a)に示すように、第3実施例の接続強度は、第1従来例の接続強度とほぼ同じであることが判明した。
また、半田ペースト300′としてLF半田を用いて同様の実験を行ったところ、15(b)に示すように、かかる実験においても、第3実施例の接続強度が、第1従来例の接続強度とほぼ同じであることが判明した。
以上のように、この実施例のチップ部品実装構造に適用されたランド2よれば、半田ペーストの塗布面積が第1従来例に係るランドの半田ペースト塗布面積に比べて極めて小さいにも拘わらず、第1従来例と同様の接続強度を保持することが判明した。
Next, eutectic solder was used as the solder paste 300 ', and chip resistors and chip capacitors were used as the chip components of the third embodiment and the first conventional example, and external force was applied to each example and each component. And the connection strength of each structure was investigated by measuring the magnitude | size of the external force when each component in each example peeled from the
Further, when a similar experiment was performed using LF solder as the solder paste 300 ', as shown in FIG. 15B, in this experiment, the connection strength of the third example was the same as that of the first conventional example. It turned out to be almost the same.
As described above, according to the
次に、第5実施例について説明する。
図16は、この発明の第5実施例に係るチップ部品実装構造の要部を示す平面図である。
図16に示すように、この実施例では、ランド2の周縁を内側張出部5の先端縁部分5aと残りの周縁部分2c,2d,2eとに区分し、周縁部分2c,2d,2eをオーバーレジスト状態にすると共に、内側張出部5の先端縁部分5aとソルダーレジスト6との間に、クリアランス7を設けた。
かかる構成により、第3実施例と同様に、クリアランス7に入り込んだ半田ペースト300によって、ランド2のチップ部品1への接続強度を高めると共に、第4実施例と同様に、周縁部分2c,2d,2eに対するオーバーレジスト状態によって、ランド2のプリント基板200への剥離強度を高める。
その他の構成、作用および効果は、上記第3及び第4実施例と同様であるので、その記載は省略する。
Next, a fifth embodiment will be described.
FIG. 16 is a plan view showing a main part of a chip component mounting structure according to the fifth embodiment of the present invention.
As shown in FIG. 16, in this embodiment, the peripheral edge of the
With this configuration, as in the third embodiment, the
Other configurations, operations, and effects are the same as those in the third and fourth embodiments, and thus description thereof is omitted.
次に、第5実施例について説明する。
図17は、この発明の第6実施例に係るチップ部品実装構造の要部を示す平面図である。
図17に示すように、この実施例では、周縁部分2c,2d,2eとソルダーレジスト6の開口部との間に、クリアランス7を設けると共に、内側張出部5の先端縁部分5aをオーバーレジスト状態にした。
その他の構成、作用および効果は、上記第5実施例と同様であるので、その記載は省略する。
Next, a fifth embodiment will be described.
FIG. 17 is a plan view showing the main part of the chip component mounting structure according to the sixth embodiment of the present invention.
As shown in FIG. 17, in this embodiment, a
Other configurations, operations, and effects are the same as those in the fifth embodiment, and thus description thereof is omitted.
なお、この発明は、上記実施例に限定されるものではなく、発明の要旨の範囲内において種々の変形や変更が可能である。
例えば、上記第2実施例では、偶関数として、「y=a・xn 」なる関数を採用したが、これに限るものではなく、余弦関数等の偶関数も含むことは勿論である。
また、上記実施例では、外側張出部4の形状として、円弧と偶関数の形状を例示したが、外側張出部は、電極載置部の幅の1/4倍以下の張出量で張り出され、その外形がランドの長さ方向を向く中心線に対して線対称をなし且つその先端両角部が鈍角で屈曲し又は湾曲していれば、どの様な形状でも良い。したがって、図18に示すように、台形の外側張出部4も適用することができる。
さらに、上記実施例では、チップ部品1として長さ×幅のサイズが1.0mm×0.5mmのチップ部品を例示したが、長さ×幅のサイズが0.6mm×0.3mmや0.4mm×0.2mmのチップ部品など、長さ×幅のサイズが1.0mm×0.5mm未満のチップ部品にも適用することができることは勿論である。
In addition, this invention is not limited to the said Example, A various deformation | transformation and change are possible within the range of the summary of invention.
For example, in the second embodiment, a function “y = a · x n ” is adopted as an even function, but the present invention is not limited to this, and it is a matter of course that an even function such as a cosine function is included.
Moreover, in the said Example, although the shape of the circular arc and the even function was illustrated as a shape of the outer side overhang |
Further, in the above-described embodiment, the
1…チップ部品、 2…ランド、 2a…周側面部、 3…電極載置部、 4,4′…外側張出部、 5…内側張出部、 6…ソルダーレジスト、 7…クリアランス、 10…素体、 11…外部電極、 200…プリント基板、 300…半田、 300′…半田ペース、 400…メタルマスク、 A…内側領域、 L1…ランド間距離、 M…中心線、 W…幅、 y4,y5…張出量。
DESCRIPTION OF
Claims (14)
上記各ランドは、
上記外部電極の下面と略同形の略矩形状をなし且つリフロー半田付け時に上記チップ部品の一方の外部電極が半田ペーストを介して載置された電極載置部と、
上記電極載置部の長さ方向外側に、当該電極載置部の幅の1/4倍以下の張出量で張り出され、その外形がランドの長さ方向を向く中心線に対して線対称をなし且つその先端両角部が鈍角で屈曲し又は湾曲し、リフロー半田付け時に半田ペーストが塗布された外側張出部と、
上記電極載置部の長さ方向内側に、当該電極載置部の幅の1/5倍以下の張出量で張り出され、上記電極載置部から押し出された半田ペーストを受ける内側張出部と
を具備することを特徴とするチップ部品実装構造。 A chip component mounting structure formed by reflow soldering a pair of external electrodes provided at both ends of an element body of a chip component to a pair of lands facing each other at a predetermined distance,
Each land above
An electrode mounting portion having a substantially rectangular shape substantially the same shape as the lower surface of the external electrode, and one external electrode of the chip component being mounted via a solder paste during reflow soldering;
The electrode mounting portion is projected to the outside in the length direction with a projecting amount equal to or less than 1/4 times the width of the electrode mounting portion, and the outer shape is a line with respect to the center line facing the land length direction. An outer projecting portion which is symmetrical and has both corners bent or bent at an obtuse angle and to which solder paste is applied during reflow soldering;
An inner overhang is received on the inner side in the length direction of the electrode mounting portion with an overhanging amount not more than 1/5 times the width of the electrode mounting portion and receives the solder paste extruded from the electrode mounting portion. And a chip component mounting structure.
ことを特徴とする請求項1に記載のチップ部品実装構造。 The outer shape of the outer overhang portion was set to an arc shape with the width of the electrode placement portion as a string,
The chip component mounting structure according to claim 1, wherein:
ことを特徴とする請求項1に記載のチップ部品実装構造。 The outer shape of the outer overhang portion was set to the shape of an even function curve that passes through both ends of the width of the electrode mounting portion and has the approximate center of the tip of the outer overhang portion as a vertex.
The chip component mounting structure according to claim 1, wherein:
原点が上記外側張出部の先端の略中心、yが上記電極載置部の長さ方向の値で、かつ、その最大値が外側張出部の張出量(電極載置部の両隅を通過する)であり、xが上記電極載置部の幅方向の値で且つ−1≦x≦1に正規化されたものであり、n=4,6,8,10で、aが定数である場合における、
y=a・xn である、
ことを特徴とする請求項3に記載のチップ部品実装構造。 The above even function is
The origin is the approximate center of the tip of the outer overhang portion, y is the value in the length direction of the electrode placement portion, and the maximum value is the overhang amount of the outer overhang portion (both corners of the electrode placement portion) X is a value in the width direction of the electrode mounting portion and normalized to −1 ≦ x ≦ 1, n = 4, 6, 8, 10 and a is a constant. In the case of
y = a · x n ,
The chip component mounting structure according to claim 3, wherein:
ことを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記載のチップ部品実装構造。 The outer shape of the inner overhang portion was set to a substantially rectangular shape having the same width as the electrode mounting portion,
The chip component mounting structure according to claim 1, wherein the chip component mounting structure is provided.
外側張出部の面積≦内側張出部の面積<電極載置部の面積
を満足するように形成した、
ことを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれかに記載のチップ部品実装構造。 The outer overhanging portion, the inner overhanging portion and the electrode mounting portion are
Formed so as to satisfy the area of the outer overhanging area ≦ the area of the inner overhanging area <the area of the electrode mounting portion.
The chip component mounting structure according to claim 1, wherein the chip component mounting structure is provided.
ことを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれかに記載のチップ部品実装構造。 The overhang amount of the inner overhang portion was set to 1/5 times or less the width of the electrode placement portion,
The chip component mounting structure according to claim 1, wherein the chip component mounting structure is provided.
上記外部電極とランドとを接続した半田は、このクリアランスに入り込んでランドの周側面部に固着している、
ことを特徴とする請求項1ないし請求項7のいずれかに記載のチップ部品実装構造。 Between the land and the solder resist surrounding the land, there is a clearance of a predetermined width that exposes all peripheral side surface portions of the land,
The solder connecting the external electrode and the land enters the clearance and is fixed to the peripheral side surface portion of the land.
The chip component mounting structure according to claim 1, wherein the chip component mounting structure is provided.
ことを特徴とする請求項1ないし請求項7のいずれかに記載のチップ部品実装構造。 The land is fixed to the substrate in a so-called over resist state in which the peripheral edge of the upper surface is covered with a solder resist.
The chip component mounting structure according to claim 1, wherein the chip component mounting structure is provided.
ことを特徴とする請求項1ないし請求項7のいずれかに記載のチップ部品実装構造。 The peripheral edge of the land is divided into a leading edge portion and a remaining peripheral edge portion of the inner overhanging portion, and one of the leading edge portion and the remaining peripheral edge portion is over-resisted, and the other and the solder A clearance of a predetermined width that exposes the side surface portion is provided between the resist opening and the solder that has entered the clearance is fixed to the exposed side surface portion.
The chip component mounting structure according to claim 1, wherein the chip component mounting structure is provided.
半田ペーストを上記ランドの電極載置部上面全面と外側張出部上面全面に塗布する第2工程と、
チップ部品の素体の両端部にそれぞれ設けられた一対の外部電極を対向する一対の上記ランド上にそれぞれ配置する第3工程と、
上記半田ペーストを加熱後冷却して、上記チップ部品の外部電極をランドに半田付けする第4工程と
を備えることを特徴とする請求項1ないし請求項7のいずれかに記載のチップ部品実装方法。 A first step of forming a plurality of lands according to any one of claims 1 to 7 on a substrate;
A second step of applying a solder paste to the entire upper surface of the electrode placement portion and the entire upper surface of the outer overhang portion of the land;
A third step of disposing a pair of external electrodes respectively provided on both ends of the element body of the chip component on the pair of lands facing each other;
A chip component mounting method according to any one of claims 1 to 7, further comprising: a fourth step of soldering an external electrode of the chip component to a land by cooling the solder paste after heating. .
ことを特徴とする請求項11に記載のチップ部品実装方法。 In the first step, the land and a solder resist surrounding the land are formed on the substrate, and a clearance having a predetermined width is provided between the land and the solder resist to expose all peripheral side surface portions of the land. ,
The chip component mounting method according to claim 11, wherein:
ことを特徴とする請求項11に記載のチップ部品実装方法。 In the first step, after forming the land on the substrate, the periphery of the upper surface of the land is covered with a solder resist to form a so-called over resist state.
The chip component mounting method according to claim 11, wherein:
ことを特徴とする請求項11に記載のチップ部品実装方法。 The first step divides the peripheral edge of the land formed on the substrate into a front edge portion and a remaining peripheral portion of the inner overhanging portion, and either one of the front edge portion or the remaining peripheral portion is selected. While providing an over resist state, a clearance of a predetermined width that exposes the side surface portion is provided between the other and the solder resist.
The chip component mounting method according to claim 11, wherein:
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