JP2005275674A - コンピュータシステム、そのバックアップ/リストア方法、ホストコンピュータ、プログラム - Google Patents

コンピュータシステム、そのバックアップ/リストア方法、ホストコンピュータ、プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】データの正当性を検証しつつ、高速な入出力を実現することのできるコンピュータシステム、そのバックアップ/リストア方法、ホストコンピュータ、プログラムを提供する。
【解決手段】バックアップ/リストア手段11のデータ長決定手段111により、一度に転送するデータ長を入出力性能の高くなる値に決定し、ディスクアドレスaとファイル情報50との対応を予めファイル情報検索テーブル52に登録し、ファイル情報検索テーブル52を用いて検証手段13により複数ブロックを一括して検証する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、コンピュータシステム、そのバックアップ/リストア方法、ホストコンピュータ、プログラムに関し、特に、バックアップ/リストア処理性能を向上させることのできるコンピュータシステム、そのバックアップ/リストア方法、ホストコンピュータ、プログラムに関する。
従来、データの正当性を検証しながらバックアップ/リストアを行う技術として、データベースのレコード格納状態を評価するために必要な定義情報を記憶する記憶手段と、定義情報を用いて、一時的記憶手段に記憶したデータベースのページ毎にデータベースレコードの格納状態を評価する第1の評価手段と、第1の評価手段により得られた全てのページに対する評価結果からデータベース全体の格納状態を評価する第2の評価手段と、第2の評価手段によりデータベース全体の格納状態を評価後、一時的格納手段に記憶したデータベースを永久的記憶手段に退避させる手段とを設け、データベースの退避時に退避されたデータベースの格納論理の正当性の確認を同時に行うものがある(例えば、特許文献1参照。)。
また、ホストコンピュータは、データの適合性を検証する仕組みを備えるアプリケーションプログラムが使用する記憶手段の記憶領域の範囲を特定する領域管理データを記憶制御装置に送信し、記憶制御装置は、入出力要求を受信時に領域指定データにより特定される記憶領域に入出力されるデータを対象としてアプリケーションプログラムが行う検証をすることにより、データの整合性を確実に確保するものもある(例えば、特許文献2参照。)。
特開平05ー012090号公報 特開2003ー288270号公報
磁気ディスク装置などの外部記憶装置への入出力は、一度の処理に要する時間が大きいため、小さいデータ単位で入出力を繰り返すと、同一量のデータを一括して入出力を行う場合と比べて、長い処理時間を要することになる。
上記特許文献1、2記載の技術は、共に、ブロックを単位とする論理ボリュームに対してデータの入出力処理を行い、データの整合性の確認を行っており、ブロック長が短く、サイズの小さなファイルが多数ある場合、入出力性能が低下するという課題がある。
本発明の目的は、上記課題を解決すべく、一度に転送するデータ長を入出力性能の高くなる値に決定し、ディスクアドレスとファイル情報との対応を予めファイル情報検索テーブルに登録し、ファイル情報検索テーブルを用いて検証手段により複数ブロックを一括して検証することにより、データの正当性を検証しつつ、高速な入出力を実現することのできるコンピュータシステム、そのバックアップ/リストア方法、ホストコンピュータ、プログラムを提供することにある。
本発明のコンピュータシステムは、プロセッサと主記憶装置とを有するホストコンピュータと、第一記憶装置と、第二記憶装置とを有するコンピュータシステムにおいて、プロセッサは、第一記憶装置と第二記憶装置との間でのデータの複写を制御するバックアップ/リストア手段と、バックアップ/リストア手段からの入出力要求により第一記憶装置または第二記憶装置とバッファとの間でデータを転送する入出力手段と、第一記憶装置または第二記憶装置内に割り当てたファイル情報をファイル管理テーブルから取得するファイル情報取得手段とファイル情報を基にファイル情報検索テーブルを作成する検索テーブル作成手段とを有するテーブル変換手段と、ファイル情報検索テーブルからファイル情報を取得しバッファ上でデータの正当性を検証する検証手段とを有し、バックアップ/リストア手段は、一度に転送するデータ長を入出力性能を基に決定するデータ長決定手段を有することを特徴とする。
データ長決定手段は、第一記憶装置または第二記憶装置のリード/ライト処理性能を基に決定する手段を有することを特徴とする。
主記憶装置は、ファイル管理テーブルと、ファイル情報検索テーブルと、バッファとを有することを特徴とする。
検証手段は、ファイル編成の種別に対応するブロック検証手段を有することを特徴とする。
検証手段は、1ブロックごとにデータの正当性を検証する手段を有することを特徴とする。
ファイル情報は、ファイルの先頭ディスクアドレス情報と、1ブロック長情報と、ファイル編成の種類情報とを有することを特徴とする。
ファイル情報検索テーブルは、ディスクアドレス情報をキーとしてアロケートしたファイルの情報を検索するためのインデックス情報を有することを特徴とする。
第一記憶装置は、磁気ディスク装置を有することを特徴とする。
第二記憶装置は、磁気ディスク装置、光ディスク装置、磁気テープ装置の何れかを有することを特徴とする。
本発明のコンピュータシステムのバックアップ/リストア方法は、プロセッサと主記憶装置とを有するホストコンピュータと、第一記憶装置と、第二記憶装置とを有し、第一記憶装置と第二記憶装置との間でのデータの複写をプロセッサのバックアップ/リストア手段により制御するコンピュータシステムのバックアップ/リストア方法において、プロセッサは、入出力性能を基にデータ長決定手段により一度に転送するデータ長を決定するステップと、テーブル変換手段により第一記憶装置または第二記憶装置内に割り当てたファイル情報をファイル管理テーブルから取得し取得したファイル情報を基にファイル情報検索テーブルを作成するステップと、バックアップ/リストア手段からの入出力要求により第一記憶装置または第二記憶装置とバッファとの間でデータを入出力手段により転送するステップと、検証手段によりファイル情報検索テーブルからファイル情報を取得しバッファ上でデータの正当性を検証するステップと、正当性を検証したデータをバッファから第二記憶装置または第一記憶装置へ転送するステップとを有することを特徴とする。
データ長決定手段は、第一記憶装置または第二記憶装置のリード/ライト処理性能を基に決定するステップを有することを特徴とする。
本発明のホストコンピュータは、プロセッサと主記憶装置とを有するホストコンピュータにおいて、プロセッサは、第一記憶装置と第二記憶装置との間でのデータの複写を制御するバックアップ/リストア手段と、バックアップ/リストア手段からの入出力要求により第一記憶装置または第二記憶装置とバッファとの間でデータを転送する入出力手段と、第一記憶装置または第二記憶装置内に割り当てたファイル情報をファイル管理テーブルから取得するファイル情報取得手段とファイル情報を基にファイル情報検索テーブルを作成する検索テーブル作成手段とを有するテーブル変換手段と、ファイル情報検索テーブルからファイル情報を取得しバッファ上でデータの正当性を検証する検証手段とを有し、バックアップ/リストア手段は、一度に転送するデータ長を入出力性能を基に決定するデータ長決定手段を有することを特徴とする。
データ長決定手段は、第一記憶装置または第二記憶装置のリード/ライト処理性能を基に決定する手段を有することを特徴とする。
本発明のプログラムは、コンピュータを第一記憶装置と第二記憶装置との間でのデータの複写を制御するバックアップ/リストア手段、バックアップ/リストア手段からの入出力要求により第一記憶装置または第二記憶装置とバッファとの間でデータを転送する入出力手段、第一記憶装置または第二記憶装置内に割り当てたファイル情報をファイル管理テーブルから取得するファイル情報取得手段とファイル情報を基にファイル情報検索テーブルを作成する検索テーブル作成手段とを有するテーブル変換手段、ファイル情報検索テーブルからファイル情報を取得しバッファ上でデータの正当性を検証する検証手段、一度に転送するデータ長を入出力性能を基に決定するデータ長決定手段として機能させることを特徴とする。
本発明のコンピュータシステム、そのバックアップ/リストア方法、ホストコンピュータ、プログラムによれば、バックアップ/リストア処理において、データの正当性を検証しつつ、高速な入出力処理を行うことができるという効果がある。
その理由は、ディスクアドレスとファイル情報との対応をあらかじめファイル情報検索テーブルに登録し、検証手段によりこのファイル情報検索テーブルを用いて複数ブロックを一括して検証するため、入出力手段は、ブロック長を考慮することなく性能的に最も有利なデータ長で入出力を行うことができるためである。
次に、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明のコンピュータシステム100を示す構成ブロック図である。図2〜図6は、図1中の各構成要素の詳細な構成ブロック図である。
図1〜図6を参照すると、コンピュータシステム100は、プロセッサ4と主記憶装置5とを有するホストコンピュータ1と、磁気ディスク装置2と、磁気テープ装置3とで構成する。なお、磁気ディスク装置2は、ディスクアレイ装置で構成し、磁気テープ装置3は、磁気ディスク装置、光ディスク装置の何れかで構成しても良い(図示省略)。
プロセッサ4は、磁気ディスク装置2と磁気テープ装置3との間でのデータの複写を制御するバックアップ/リストア手段11と、バックアップ/リストア手段11からの入出力要求により磁気ディスク装置2とバッファ51との間、磁気テープ装置3とバッファ51との間でデータを転送する入出力手段12と、テーブル変換手段14と、検証手段13とで構成する。
テーブル変換手段14は、磁気ディスク装置2内に存在するファイルのファイル情報50をファイル管理テーブル53から取得するファイル情報取得手段141と、ファイル情報50を基にファイル情報検索テーブル52を作成する検索テーブル作成手段142とで構成する。
検証手段13は、ファイル情報検索テーブル52からファイル情報50を取得し、バッファ51上に展開されたデータについて、ブロックごとに正当性を検証するよう構成する。なお、ブロックの形式がファイル編成ごとに異なるとき、例えば、後述の図7に示す如く、ファイルF1とファイルF2とでブロックの形式(1ブロック長)が異なるとき、検証手段13は、ファイルF1に対応する第一ブロック種検証手段131と、ファイルF2に対応する第二ブロック種検証手段132とを設け(図3参照)、検証対象のブロック形式に応じて検証手段13を使い分け、正当性を検証するよう構成する。
バックアップ/リストア手段11は、一度に転送するデータ長を入出力性能が高くなる値に決定するデータ長決定手段111を設けて構成する。ここに、一度に転送するデータ長は、磁気ディスク装置2または磁気テープ装置3のリード/ライト処理性能を基に決定する。例えば、磁気ディスク装置2の1トラック分のデータを一度に転送するデータ長とすることで、磁気ディスク装置2は、シーク動作、位置決め動作を行うことなく、リード/ライト動作を行うことのできる最大データ容量をホストコンピュータ1に転送できることになる。
主記憶装置5は、ファイル管理テーブル53と、ファイル情報検索テーブル52と、バッファ51とで構成する。
図4を参照すると、ファイル管理テーブル53は、ボリューム情報531と、ファイル情報50と、ファイル名をキーとしてファイル情報50を検索するためのインデックス情報533とで構成する。
図5を参照すると、ファイル情報検索テーブル52は、ファイルを記録しているディスクアドレスaをキーとして、ディスクアドレスaにアロケートしたファイルの情報を検索するためのインデックス情報521と、ファイル情報50とで構成する。
図6を参照すると、ファイル情報50は、ファイルの先頭ディスクアドレス情報501と、1ブロック長情報502と、ファイル編成の種類情報503とで構成する。
ここで、図7、図8を参照して、バックアップ/リストアの対象とする磁気ディスク装置2のディスク21上のデータ構造を簡単に説明する。
図7は、ディスク21上のデータ構造を説明するための図である。ディスク21には、複数のファイルF1、ファイルF2、および空き領域25が存在し、ファイルF1は、複数のブロックB11〜B1nからなり、ファイルF2は、複数のブロックB21〜B2nからなる。各ブロックの長さは、ファイルF1、ファイルF2内では、一定である(B11〜B1nの各ブロック長は、全て等しく、B21〜B2nの各ブロック長は、全て等しい)。
ブロック形式の一例を示す図8を参照すると、ブロックは、ヘッダ22と、データ格納領域23とからなり、ヘッダ22は、チェックサム221とブロック番号222とを含み、データの整合性検証に必要な情報を含む。
次に、上述のように構成したコンピュータシステム100の動作について、図面を参照して説明する。
図9は、コンピュータシステム100のバックアップ動作を説明するためのフローチャートである。
図9を参照すると、入出力処理において一度に転送するデータの長さLを決定する(S1)。一度に転送するデータ長Lは、磁気ディスク装置2または磁気テープ装置3のリード/ライト処理性能を基に決定する。例えば、磁気ディスク装置2の1トラック分のデータを一度に転送するデータ長Lとすると、磁気ディスク装置2は、シーク動作、位置決め動作を行うことなく、リード/ライト動作を行うことのできる最大データ容量をホストコンピュータ1に転送できることになる。
オペレータは、入出力の性能が高くなるようにデータ長Lを選定するか、或いは、バックアップ/リストア手段11は、固定値としてデータ長Lを持つことにより、データ長決定手段111によりデータ長Lを決定する。
テーブル変換手段14は、ディスク21上の全てのファイルについて、ファイル管理テーブル53からファイルの先頭ディスクアドレス情報501、OS(オペレーティングシステム)上で処理する1ブロック長情報502、およびファイル編成の種類情報503を取得し、ファイル情報検索テーブル52に登録する(S2)。
バックアップ/リストア手段11は、データ読み込み位置を示すディスクアドレスaに初期値0を設定する(S3)。
バックアップ/リストア手段11は、ディスクアドレスaのデータの読み込みを入出力手段12に指示すると、入出力手段12は、ディスクアドレスaから読み込んだデータが既にバッファ151上に存在するか否かを判定する(S4)。
目的のデータがバッファ51上に存在しない場合は、入出力手段12は、ディスクアドレスa、データ長Lのデータをディスク21からバッファ151に読み込む(S5)。
上記(S4)において目的のデータがバッファ51上に存在する場合、および、(S5)の後、検証手段13は、ディスクアドレスaからディスクアドレス(a+L)の間に含まれるデータの正当性を検証するにあたり、追加のデータ読み込みが必要であるか否かを判定する(S6)。
例えば、図7を参照して、D1は、バッファ151に読み込み済みで、これからD1の正当性を検証する場合、ブロックB23の一部を構成するデータdが検証に必要となる。
追加のデータ読み込みが必要と判定したとき、入出力手段12は、正当性の検証に必要なデータdを含む長さLのデータをディスク21からバッファ51へ読み込む(S7)。
データの読み込みは、長さLごとに行うため、データdの長さがLよりも大きければ、読み込み処理を複数回に分けて実施する。
上記(S6)において追加のデータ読み込みが不要と判定したとき、および、上記(S7)の後、検証手段13は、下記条件式(1)を満たす全てのブロックについて、バッファ51上でデータの正当性を検証し、不正なブロックが検出された場合には処理を中断し、データが不正であることをオペレータ(使用者)に通知する(S8)。
a≦Ak,i<(a+L) (1)
但し、Ak,iは、ファイルFkのi番目のブロックの先頭ディスクアドレスである。
上記(S8)において、全てのブロックが正常と判定した場合、入出力手段12は、ディスクアドレスa、長さLのデータをバッファ51から磁気テープ装置3へ転送し、磁気テープ装置3は、転送データを書き込む(S9)。
バックアップ/リストア手段11は、ディスクアドレスaにデータ長Lを加える(S10)。
ディスクの終端まで処理したか否かを判定し(S11)、ディスクアドレスaがディスク21の終端アドレスよりも小さい場合は、残りのデータを処理するために(S4)へ戻り、ディスクアドレスaがディスクの終端アドレスに達した場合、入出力手段12は、ファイル情報検索テーブル52を磁気テープ装置3に書き込み(S12)、バックアップ処理を終了する。
次に、コンピュータシステム100のリストア時の動作について、図面を参照して説明する。
図10は、コンピュータシステム100のリストア動作を説明するためのフローチャートである。
図10を参照すると、入出力処理において一度に転送するデータの長さLを決定する(S21)。
入出力手段12は、ファイル情報検索テーブル52を磁気テープ装置3から主記憶装置5に読み込む(S22)。
バックアップ/リストア手段11は、データ書き込み位置を示すディスクアドレスaに初期値0を設定する(S23)。
入出力手段12は、ディスクアドレスaへ書き込むデータが既にバッファ51上に存在するか否かを判定する(S24)。
目的のデータがバッファ51上に存在しない場合、入出力手段12は、ディスクアドレスa、長さLのデータを磁気テープ装置3からバッファ151に読み込む(S25)。
目的のデータがバッファ51上に存在する場合、および、上記(S25)の後、検証手段13は、アドレスaからアドレス(a+L)の間に含まれるデータの正当性を検証するにあたり、追加のデータ読み込みが必要であるか否かを判定する(S26)。
追加のデータ読み込みが必要と判定した場合、入出力手段12は、正当性の検証に必要なデータdを含む長さLのデータをディスク21からバッファ51へ読み込む(S27)。
データの読み込みは、長さLごとに行うため、データdの長さがLよりも大きければ、読み込み処理を複数回に分けて実施する。
追加のデータ読み込みが不要と判定した場合、および、上記(S27)の後、検証手段13は、下記条件式(2)を満たす全てのブロックについて、バッファ51上でデータの正当性を検証する。不正なブロックが検出された場合には処理を中断し、データが不正であることを利用者に通知する(S28)。
条件:a≦Ak,i<(a+L) (2)
但し、Ak,i:ファイルFkのi番目のブロックの先頭ディスクアドレスである。
上記(S28)において、検証手段13は、全てのブロックが正常と判定した場合、入出力手段12は、ディスクアドレスaに対応する長さLのデータをバッファ51からディスク21へ書き込む(S29)。
バックアップ/リストア手段11は、ディスクアドレスaにデータ長Lを加える(S30)。
ディスクの終端まで処理したか否かを判定し(S31)、ディスクアドレスaがディスク21の終端アドレスよりも小さい場合は、残りのデータを処理するために上記(S24)へ戻り、ディスクアドレスaがディスク21の終端アドレスに達した場合は、リストア処理を終了する(S32)。
以上説明したように、コンピュータシステム100は、ファイルの論理構造を考慮することなく、データ長決定手段111により入出力の性能が高くなるようなデータ長Lを決定し、ディスクアドレスaとファイル情報50との対応をあらかじめファイル情報検索テーブル52に登録し、検証手段13によりファイル情報検索テーブル52を用いて複数ブロックを一括して検証する。従って、バックアップ/リストア処理において、データの正当性を検証しつつ、高速な入出力処理を行うことができる。
本発明のコンピュータシステムを示す構成ブロック図である。 テーブル変換手段の構成ブロック図である。 検証手段の構成ブロック図である。 ファイル管理テーブルの構成ブロック図である。 ファイル情報検索テーブルの構成ブロック図である。 ファイル情報の構成ブロック図である。 ディスク上のデータ構造を説明するための図である。 ブロック形式の一例を示す図である。 コンピュータシステムのバックアップ動作を説明するためのフローチャートである。 コンピュータシステムのリストア動作を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
1 ホストコンピュータ
11 バックアップ/リストア手段
111 データ長決定手段
12 入出力手段
13 検証手段
131 第一ブロック種検証手段
132 第二ブロック種検証手段
14 テーブル変換手段
141 ファイル情報取得手段
142 検索テーブル作成手段
2 磁気ディスク装置
21 ディスク
22 ヘッダ
23 データ格納領域
25 空き領域
221 チェックサム
222 ブロック番号
3 磁気テープ装置
4 プロセッサ
5 主記憶装置
50 ファイル情報
501 ファイルの先頭ディスクアドレス情報
502 1ブロック長情報
503 ファイル編成の種類情報
51 バッファ
52 ファイル情報検索テーブル
521 インデックス情報
53 ファイル管理テーブル
531 ボリューム情報
533 インデックス情報
a ディスクアドレス
F1、F2 ファイル
B11〜B1n ブロック
B21〜B2n ブロック
L データ長

Claims (14)

  1. プロセッサと主記憶装置とを有するホストコンピュータと、第一記憶装置と、第二記憶装置とを有するコンピュータシステムにおいて、前記プロセッサは、前記第一記憶装置と前記第二記憶装置との間でのデータの複写を制御するバックアップ/リストア手段と、前記バックアップ/リストア手段からの入出力要求により前記第一記憶装置または前記第二記憶装置とバッファとの間でデータを転送する入出力手段と、前記第一記憶装置または前記第二記憶装置内に割り当てたファイル情報をファイル管理テーブルから取得するファイル情報取得手段と前記ファイル情報を基にファイル情報検索テーブルを作成する検索テーブル作成手段とを有するテーブル変換手段と、前記ファイル情報検索テーブルから前記ファイル情報を取得し前記バッファ上でデータの正当性を検証する検証手段とを有し、前記バックアップ/リストア手段は、一度に転送するデータ長を入出力性能を基に決定するデータ長決定手段を有することを特徴とするコンピュータシステム。
  2. 前記データ長決定手段は、前記第一記憶装置または前記第二記憶装置のリード/ライト処理性能を基に決定する手段を有することを特徴とする請求項1記載のコンピュータシステム。
  3. 前記主記憶装置は、前記ファイル管理テーブルと、前記ファイル情報検索テーブルと、前記バッファとを有することを特徴とする請求項1記載のコンピュータシステム。
  4. 前記検証手段は、ファイル編成の種別に対応するブロック検証手段を有することを特徴とする請求項1記載のコンピュータシステム。
  5. 前記検証手段は、1ブロックごとにデータの正当性を検証する手段を有することを特徴とする請求項1または4記載のコンピュータシステム。
  6. 前記ファイル情報は、ファイルの先頭ディスクアドレス情報と、1ブロック長情報と、ファイル編成の種類情報とを有することを特徴とする請求項1記載のコンピュータシステム。
  7. 前記ファイル情報検索テーブルは、ディスクアドレス情報をキーとしてアロケートしたファイルの情報を検索するためのインデックス情報を有することを特徴とする請求項1または3記載のコンピュータシステム。
  8. 前記第一記憶装置は、磁気ディスク装置を有することを特徴とする請求項1記載のコンピュータシステム。
  9. 前記第二記憶装置は、磁気ディスク装置、光ディスク装置、磁気テープ装置の何れかを有することを特徴とする請求項1記載のコンピュータシステム。
  10. プロセッサと主記憶装置とを有するホストコンピュータと、第一記憶装置と、第二記憶装置とを有し、前記第一記憶装置と前記第二記憶装置との間でのデータの複写を前記プロセッサのバックアップ/リストア手段により制御するコンピュータシステムのバックアップ/リストア方法において、前記プロセッサは、入出力性能を基にデータ長決定手段により一度に転送するデータ長を決定するステップと、テーブル変換手段により前記第一記憶装置または前記第二記憶装置内に割り当てたファイル情報をファイル管理テーブルから取得し取得した前記ファイル情報を基にファイル情報検索テーブルを作成するステップと、前記バックアップ/リストア手段からの入出力要求により前記第一記憶装置または前記第二記憶装置とバッファとの間でデータを入出力手段により転送するステップと、検証手段により前記ファイル情報検索テーブルから前記ファイル情報を取得し前記バッファ上でデータの正当性を検証するステップと、正当性を検証したデータを前記バッファから前記第二記憶装置または前記第一記憶装置へ転送するステップとを有することを特徴とするコンピュータシステムのバックアップ/リストア方法。
  11. 前記データ長決定手段は、前記第一記憶装置または前記第二記憶装置のリード/ライト処理性能を基に決定するステップを有することを特徴とする請求項10記載のコンピュータシステムのバックアップ/リストア方法。
  12. プロセッサと主記憶装置とを有するホストコンピュータにおいて、前記プロセッサは、第一記憶装置と第二記憶装置との間でのデータの複写を制御するバックアップ/リストア手段と、前記バックアップ/リストア手段からの入出力要求により前記第一記憶装置または前記第二記憶装置とバッファとの間でデータを転送する入出力手段と、前記第一記憶装置または前記第二記憶装置内に割り当てたファイル情報をファイル管理テーブルから取得するファイル情報取得手段と前記ファイル情報を基にファイル情報検索テーブルを作成する検索テーブル作成手段とを有するテーブル変換手段と、前記ファイル情報検索テーブルから前記ファイル情報を取得し前記バッファ上でデータの正当性を検証する検証手段とを有し、前記バックアップ/リストア手段は、一度に転送するデータ長を入出力性能を基に決定するデータ長決定手段を有することを特徴とするホストコンピュータ。
  13. 前記データ長決定手段は、前記第一記憶装置または前記第二記憶装置のリード/ライト処理性能を基に決定する手段を有することを特徴とする請求項12記載のホストコンピュータ。
  14. コンピュータを第一記憶装置と第二記憶装置との間でのデータの複写を制御するバックアップ/リストア手段、前記バックアップ/リストア手段からの入出力要求により前記第一記憶装置または前記第二記憶装置とバッファとの間でデータを転送する入出力手段、前記第一記憶装置または前記第二記憶装置内に割り当てたファイル情報をファイル管理テーブルから取得するファイル情報取得手段と前記ファイル情報を基にファイル情報検索テーブルを作成する検索テーブル作成手段とを有するテーブル変換手段、前記ファイル情報検索テーブルから前記ファイル情報を取得し前記バッファ上でデータの正当性を検証する検証手段、一度に転送するデータ長を入出力性能を基に決定するデータ長決定手段として機能させるためのプログラム。
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