JP2005275666A - 赤外線通信方法、赤外線通信装置、赤外線通信プログラム - Google Patents

赤外線通信方法、赤外線通信装置、赤外線通信プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 IrDA規格の赤外線通信を使用したオブジェクト交換において、受信側のOBEX層における最大パケット長が送信側のサービスデータ単位で割り切れずに余りが生じることによるデータ転送効率の低下の虞を低減させる。
【解決手段】 2次局は、ネゴシエーションパラメータから取得した1次局のニックネームをキーにSDUデータテーブルからSDU値を検索し、そのニックネームのSDU値がSDUテーブルにあった場合には(ステップS23でYes)、そのSDU値から1次局に通信する最大パケット長を算出する(ステップS24)。そのニックネームのSDU値がなかった場合には(ステップS23でNo)、1次局に通信する最大パケット長を既定値に設定し(ステップS25)、SDUサイズ統計情報により求めたSDU値をそのニックネームに対応付けて追加してSDUテーブルを更新する(ステップS31)。
【選択図】図7

Description

本発明は、IrDA規格の赤外線通信を使用したオブジェクト交換による赤外線通信に関する。
近年、携帯電話、ノート型のパーソナルコンピュータ、PDA(Personal・Digital・Assistant:個人用携帯情報端末)、等のいわゆるモバイル電子機器において、実装の容易さ、実装コストの安さなどの点からIrDA規格の赤外線通信を通信インタフェースとして備えたものが増えつつある。また、これらのモバイル機器からIrDA規格の赤外線通信インタフェースを介してデータを受信し、受信したデータの印刷を実行するプリンタ等の電子機器も公知である(例えば特許文献1を参照)。
特開平11−95948号公報
上述したモバイル機器は、一般的にメモリ、MPU等の資源が乏しく、赤外線通信で消費できる資源に制約が生じる。例えば、携帯電話における実装では、赤外線を使用したオブジェクト交換(OBEX)における最大パケット長(Maximum Packet Length)は4096バイト程度、OBEX層より下位のプロトコル層におけるサービスデータ単位(SDU:Service Data Unit)は512バイト程度である。この最大パケット長は、IrDA規格の赤外線通信を使用したオブジェクト交換(OBEX)による赤外線通信において、接続相手の発見して接続する装置発見シーケンスにて最も効率の良い通信を取り決めるためにお互いの持てる能力を通知しあうための通信パラメータの1つである。接続後にデータの送受信を行う際には、送信側は受信側の最大パケット長に応じてオブジェクトを分割して送信する。送信側は、OBEX層において、転送するオブジェクトが受信側のOBEX層における最大パケット長より大きい場合には、受信側の最大パケット長ずつ複数にオブジェクトを分割して転送する。また、OBEX層より下位のプロトコル層において、受信側のOBEX層における最大パケット長が、送信側のサービスデータ単位より大きい場合には、送信側のサービスデータ単位で分割して上位のプロトコル層を介してOBEX層へ転送する。送信側のサービスデータ単位に分割されたデータフレームを送信する度に受信側からレスポンスが送信され、送信側は、そのレスポンスを受信してから次のデータフレームを送信する。この手順を繰り返してオブジェクトが送信側のサービスデータ単位に分割されたデータフレームずつ受信側へ転送される。
その際、受信側のOBEX層における最大パケット長が送信側のサービスデータ単位で割り切れずに余りが生じるパケット長に設定されていると、その送信側のサービスデータ単位未満のデータが最終フレームとなる。つまり、1つのオブジェクトを転送している間は、受信側のOBEX層における最大パケット長毎に送信側のサービスデータ単位未満のデータ送信が発生することになり、データ転送効率が低下してしまうという課題があった。そして、この課題は、上述したモバイル機器のように、一般的にメモリ容量が少なくMPUの処理能力も低いために赤外線通信における最大パケット長が小さい電子機器において、特に大きなデータ転送効率の低下が生じる虞があった。
本発明は、このような状況に鑑み成されたものであり、その課題は、IrDA規格の赤外線通信を使用したオブジェクト交換において、受信側のOBEX層における最大パケット長が送信側のサービスデータ単位で割り切れずに余りが生じることによるデータ転送効率の低下の虞を低減させることにある。
上記課題を達成するため、本発明の第1の態様は、IrDA規格の赤外線通信を使用したオブジェクト交換による赤外線通信方法であって、接続する相手を発見して接続を確立する際に、本来の最大パケット長以下で、かつ接続相手のサービスデータ単位の倍数となるデータサイズを最大パケット長として前記接続相手へ通知する、ことを特徴とした赤外線通信方法である。
このように、接続する相手を発見して接続を確立する際には、従来のように本来の最大パケット長をそのまま接続相手に通知するのではなく、本来の最大パケット長以下で、かつ接続相手のサービスデータ単位の倍数となるデータサイズを最大パケット長として接続相手へ通知する。つまり、接続する相手を発見して接続を確立する際に、接続相手のサービスデータ単位に合わせて接続相手のサービスデータ単位で割り切れるパケット長を最大パケット長として接続相手に通知することによって、受信側のOBEX層における最大パケット長が送信側のサービスデータ単位で割り切れずに余りが生じることによるデータ転送効率の低下の虞を低減させることができるという作用効果が得られる。
本発明の第2の態様は、IrDA規格の赤外線通信を使用したオブジェクト交換による赤外線通信装置であって、接続する相手を発見して接続を確立する際に、本来の最大パケット長以下で、かつ接続相手のサービスデータ単位の倍数となるデータサイズを最大パケット長として前記接続相手へ通知する、ことを特徴とした赤外線通信装置である。
本発明の第2の態様に示した発明によれば、IrDA規格の赤外線通信を使用したオブジェクト交換による赤外線通信装置において、前述した第1の態様に記載の発明と同様の作用効果を得ることができる。
本発明の第3の態様は、前述した第2の態様において、接続相手のサービスデータ単位の倍数となるデータサイズで、かつ本来の最大パケット長に最も近いデータサイズを最大パケット長として前記接続相手へ通知する、ことを特徴とした赤外線通信装置である。
このように、接続相手のサービスデータ単位の倍数となるデータサイズで、かつ本来の最大パケット長に最も近いデータサイズを最大パケット長として接続相手へ通知することによって、受信側のOBEX層における最大パケット長が送信側のサービスデータ単位で割り切れずに余りが生じることを防止しつつ、可能な限り大きいパケットサイズでデータ転送ができるので、よりデータ転送効率の低下の虞を低減させることができる。
本発明の第4の態様は、前述した第2の態様又は第3の態様において、各電子機器固有のニックネームに対応付けて各電子機器の赤外線通信におけるサービスデータ単位の値をあらかじめ記憶したデータテーブルを備え、接続相手を発見して接続を確立する際に取得した前記接続相手のニックネームをキーに前記データテーブルの中から前記接続相手のサービスデータ単位を検索して取得する、ことを特徴とした赤外線通信装置である。
赤外線通信装置を備えた各電子機器のサービスデータ単位は、前述した装置発見シーケンスにおいて相手側から取得することはできないが、赤外線通信装置を備えた各電子機器にあらかじめ規定されている各電子機器固有のニックネームは、IrDA規格の赤外線通信プロトコルのIrLMP層にて規定されており、装置発見シーケンスにおいて取得することができる。そこで、ニックネームに対応付けて各電子機器の赤外線通信におけるサービスデータ単位の値をあらかじめ記憶したデータテーブルを設ける。そして、装置発見シーケンスによって接続相手を発見して接続を確立する際には、接続相手のニックネームを取得し、取得したニックネームをキーにデータテーブルの中から接続相手のサービスデータ単位を検索して取得する。それによって、本来の最大パケット長以下で、かつ接続相手のサービスデータ単位の倍数となるデータサイズを最大パケット長として接続相手へ通知することができる。
本発明の第5の態様は、前述した第4の態様において、前記データテーブルの中に接続相手のサービスデータ単位がない場合には、既定データサイズを最大パケット長として前記接続相手へ通知する、ことを特徴とした赤外線通信装置である。このように、データテーブルの中に接続相手のサービスデータ単位がない場合には、既定データサイズを最大パケット長として接続相手へ通知することによって、そのような場合でも赤外線通信接続を確立させることができる。
本発明の第6の態様は、前述した第5の態様において、前記既定データサイズは、本来の最大パケット長に設定されている、ことを特徴とした赤外線通信装置である。このように、データテーブルの中に接続相手のサービスデータ単位がない場合は、本来の最大パケット長を最大パケット長として通知することによって、受信側のOBEX層における最大パケット長が送信側のサービスデータ単位で割り切れずに生じる余りの頻度を最小限にすることができる。
本発明の第7の態様は、前述した第5の態様又は第6の態様において、前記データテーブルの中に接続相手のサービスデータ単位がない場合には、前記接続相手から送信されるデータのデータサイズから前記接続相手のサービスデータ単位を推定し、前記接続相手のニックネームに対応付けて前記データテーブルに追加する、ことを特徴とした赤外線通信装置である。
このように、データテーブルの中に接続相手のサービスデータ単位がない場合には、既定データサイズを最大パケット長として接続相手へ通知して赤外線通信接続を確立させるとともに、赤外線通信接続を確立した後のデータ送受信において接続相手から送信されるデータのデータサイズから接続相手のサービスデータ単位を推定する。そして、推定したサービスデータ単位を接続相手のニックネームに対応付けてデータテーブルに追加する。それによって、次に同じ接続相手と接続する際には、その接続相手のサービスデータ単位をデータテーブルからその接続相手のニックネームをキーに検索することができるようになる。したがって、次回以降に同じ接続相手と接続する際には、接続相手のサービスデータ単位に合わせて接続相手のサービスデータ単位で割り切れるパケット長を最大パケット長として接続相手に通知することができ、それによって、受信側のOBEX層における最大パケット長が送信側のサービスデータ単位で割り切れずに余りが生じることによるデータ転送効率の低下の虞を低減させることができる。
本発明の第8の態様は、前述した第2の態様〜第7の態様のいずれかに記載の赤外線通信装置を備えた電子機器である。
本発明の第8の態様に示した電子機器によれば、電子機器において、前述した第2の態様〜第7の態様のいずれかに記載の発明による作用効果を得ることができる。
本発明の第9の態様は、IrDA規格の赤外線通信を使用したオブジェクト交換による通信をコンピュータに実行させる赤外線通信プログラムであって、接続する相手を発見して接続を確立する際に、本来の最大パケット長以下で、かつ接続相手のサービスデータ単位の倍数となるデータサイズを最大パケット長として前記接続相手へ通知する手順を有している、ことを特徴とした赤外線通信プログラムである。
本発明の第9の態様に示した赤外線通信プログラムによれば、前述した第1の態様に記載の発明と同様の作用効果を得ることができるとともに、この赤外線通信プログラムを実行することができる任意の赤外線通信装置を備えた電子機器に、前述した第1の態様に記載の発明と同様の作用効果をもたらすことができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
まず、本発明に係る「記録装置」の一例としてのインクジェット式記録装置の概略構成について説明する。
図1は、本発明に係るインクジェット式記録装置の概略の平面図であり、図2はその側面図である。
インクジェット式記録装置50には、記録紙Pにインクを噴射して記録を行う記録ヘッド62を記録紙Pに対して主走査方向Xに走査させる「主走査駆動手段」として、キャリッジガイド軸51に軸支され、主走査方向Xに移動するキャリッジ61が設けられている。キャリッジ61には、記録ヘッド62と、記録ヘッド62から噴射する各色のインクが充填されたインクカートリッジ611とが搭載されている。記録ヘッド62と対向して、記録ヘッド62のヘッド面と記録紙Pとのギャップを規定するプラテン52が設けられている。また、インクジェット式記録装置50には、記録ヘッド62を記録紙Pに対して副走査方向Yに走査させる「副走査駆動手段」として、記録紙Pを副走査方向Yに搬送する搬送駆動ローラ53と搬送従動ローラ54が設けられている。
搬送駆動ローラ53は、ステッピング・モータ等の回転駆動力により回転制御され、搬送駆動ローラ53の回転により、記録紙Pは副走査方向Yに搬送される。搬送従動ローラ54は、複数設けられており、それぞれ個々に搬送駆動ローラ53に付勢され、記録紙Pが搬送駆動ローラ53の回転により搬送される際に、記録紙Pに接しながら記録紙Pの搬送に従動して回転する。搬送駆動ローラ53の表面には、高摩擦抵抗を有する皮膜が施されている。搬送従動ローラ54によって、搬送駆動ローラ53の表面に押しつけられた記録紙Pは、その表面の摩擦抵抗によって搬送駆動ローラ53の表面に密着し、搬送駆動ローラ53の回転によって副走査方向に搬送される。キャリッジ61とプラテン52の間に記録紙Pを副走査方向Yに所定の搬送量で搬送する動作と、記録ヘッド62を主走査方向Xに一往復させる間に記録ヘッド62から記録紙Pにインクを噴射する動作とを交互に繰り返すことによって記録紙Pに記録が行われる。
搬送駆動ローラ53の副走査方向Yの上流側には、給紙トレイ57が配設されている。給紙トレイ57は、例えば普通紙やフォト紙等の記録紙Pを給紙可能な構成となっており、記録紙Pを自動給紙する給紙手段としてのASF(オート・シート・フィーダー)が設けられている。ASFは、給紙トレイ57に設けられた2つの給紙ローラ57b及び図示してない分離パッドを有する自動給紙機構である。この2つの給紙ローラ57bの1つは、給紙トレイ57の一方側に配置され、もう1つの給紙ローラ57bは、記録紙ガイド57aに取り付けられており、記録紙ガイド57aは、記録紙Pの幅に合わせて幅方向に摺動可能に給紙トレイ57に設けられている。そして、給紙ローラ57bの回転駆動力と、分離パッドの摩擦抵抗により、給紙トレイ57に置かれた複数の記録紙Pを給紙する際に、複数の記録紙Pが一度に給紙されることなく1枚ずつ正確に自動給紙される。
また、給紙ローラ57bと搬送駆動ローラ53との間には、公知の技術による紙検出器63が配設されている。紙検出器63は、立位姿勢への自己復帰習性が付与され、かつ記録紙搬送方向にのみ回動し得るよう記録紙Pの搬送経路内に突出する状態で枢支されたレバーを有し、このレバーの先端が記録紙Pに押されることでレバーが回動し、それによって記録紙Pが検出される構成を成す検出器である。紙検出器63は、給紙ローラ57bより給紙された記録紙Pの始端位置、及び終端位置を検出し、その検出位置に合わせて記録領域が決定され、記録が実行される。
一方、記録実行後の記録紙Pを排紙する手段として、排紙駆動ローラ55と排紙従動ローラ56とが設けられている。排紙駆動ローラ55は、ステッピング・モータ等の回転駆動力により回転制御され、排紙駆動ローラ55の回転により、記録実行後の記録紙Pは副走査方向Yに排紙される。排紙従動ローラ56は、周囲に複数の歯を有し、各歯の先端が記録紙Pの記録面に点接触するように鋭角的に尖っている歯付きローラになっている。複数の排紙従動ローラ56は、それぞれ個々に排紙駆動ローラ55に付勢され、記録紙Pが排紙駆動ローラ55の回転により排紙される際に記録紙Pに接して記録紙Pの排紙に従動して回転する。
そして、給紙ローラ57bや搬送駆動ローラ53、及び排紙駆動ローラ55を回転駆動する図示していない搬送駆動用モータ、並びにキャリッジ61を主走査方向に駆動する図示していないキャリッジ駆動用モータは、「記録制御手段」としての記録制御部100により駆動制御される。記録ヘッド62も同様に、記録制御部100により駆動制御されて記録紙Pの表面にインクを噴射する。また、インクジェット式記録装置50には、IrDA規格の赤外線送受信を行うためのIrDAモジュール25が配設されており、IrDAモジュール25の出力信号が記録制御部100へ入力されている。
図3は、本発明に係るインクジェット記録装置50の概略のブロック図である。
記録制御部100は、システムバスSBを備えており、システムバスSBには、ROM21、「記憶媒体」としてのRAM22、USBコントローラ23、IrDAコントローラ24、MPU(マイクロプロセッサ)26、I/O27、並びにヘッドドライバ28がデータ転送可能に接続されている。MPU26では各種処理の演算処理が行われる。ROM21には、MPU26の演算処理に必要なソフトウェア・プログラム及びデータがあらかじめ記憶されている。RAM22は、ソフトウェア・プログラムの一時的な記憶領域、MPU26の作業領域等として使用される。
各種モータ制御部31は、インクジェット式記録装置50の各種モータを駆動制御する駆動制御回路である。各種センサー32は、インクジェット記録装置50の各種状態情報を検出してI/O27に出力する。I/O27は、MPU26における演算処理結果に基づいて、各種モータ制御部31に対して出力制御を行い、かつ各種センサー32からの入力情報等を入力する。IrDAコントローラ24は、IrDAモジュール25を介してIrDA規格に基づく赤外線通信機能を備えた携帯電話等の赤外線通信機器300との赤外線通信インタフェースを実現する。
USBコントローラ23は、デュアルロールUSBインタフェース機能を備えている。例えば、USBホストコントローラを搭載した「ホスト装置」としての情報処理装置200として、パーソナルコンピュータ等のUSBホスト装置が接続された場合には、インクジェット式記録装置50をUSBデバイスとして機能させる。記録実行時に画像データは、情報処理装置200においてRGBデータからYMCデータに色変換された後、2値化処理が行われて2値化されたYMCデータに変換されて記録データが生成される。生成された記録データは、インクジェット式記録装置50を制御するための制御データとともに記録制御データとして情報処理装置200からインクジェット式記録装置50へ送信される。情報処理装置200から送信された記録制御データは、USBコントローラ23が受信した後、RAM22へ格納される。RAM22へ格納された記録制御データは、MPU26にて実行されるプログラム処理によって、コマンド解析、及びデータ圧縮された記録データを展開する処理等が実行されて、制御データと記録データとに分離される。制御データは、MPU26へ転送され、展開された記録データは、「ヘッド駆動手段」としてのヘッドドライバ28へ転送される。
一方、USBコントローラ23は、USBバスインタフェースを搭載したデジタルカメラ等のUSBデバイスとしての情報処理装置200が接続された場合には、インクジェット式記録装置50をUSBホスト装置として機能させる。また、メモリカードインタフェース24は、メモリカードスロット25に挿入されたメモリカードに格納されている画像データの読み出しを実行する。USBコントローラ23を介してデジタルカメラ等のUSBデバイスから読み出された画像データ、或いはメモリカードインタフェース24を介してメモリカードから読み出された画像データは、MPU26にて実行されるプログラム処理によってRGBデータからYMCデータに色変換された後、2値化処理が行われて2値化されたYMCデータに変換されて記録データが生成される。生成された記録データは、情報処理装置200から記録データを受信した場合と同様にヘッドドライバ28へ転送される。ヘッドドライバ28は、その記録データに基づいて記録ヘッド62を駆動し、記録ヘッド62のヘッド面から各色のインクが記録紙Pの記録面に噴射されて記録紙Pへの記録が実行される。
つづいて、IrDA規格の赤外線通信プロトコル層の概略について説明する。
図4は、IrDA規格の赤外線通信プロトコル層を示したものである。
IrPHY層(物理層)は、通信プロトコルにおいての具体的な媒体(ハードウェア)を規定するプロトコル層であり、OSI参照モデルの第1層(物理層)に相当する部分である。IrDA規格の場合は、赤外線送受信モジュールの信号強度、指向性、到達距離、エラーレート、パルス変調方式を規定する。
IrLAP層(リンクアクセス層)は、物理層をどのようなルールによって操作するか、通信における基本的な「接続」「切断」「データ転送」についてどのような方式にするか、及び通信においてのエラー復旧をどのような手順により実現するかを規定するプロトコル層であり、OSI参照モデルの第2層(データリンク層)に相当する部分である。IrLAP層では、装置同士が接続する前に「装置発見手順」という動作を行い、周囲に存在するIrDA装置を検索する。発見手順により検索された装置から選択的に必要とする装置と接続(データリンク)する。そして、接続しようとする相手の通信能力(通信速度、データサイズ等)の差を接続する時点でお互いの持てる能力を通知しあうことで、最も効率の良い通信を取り決める。
IrLMP層(マルチプレクサと接続情報データベース)は、1本のデータリンクを複数の経路に分割して複数のデータリンクを可能にする層である。
TinyTP層(トランスポート層)は、IrLMP層で分割した通信経路を効率良く使用するために、上位のアプリケーションと下位のマルチプレクサとの間のデータのフロー制御やデータ長の違いを吸収するサービスを行う。OSI参照モデルの第4層(トランスポート層)に相当する部分である。「サービス」は、相互に接している各階層間の通信のことである。
IrOBEX層(赤外線を使用したオブジェクト交換)は、通信により交換されるデータをオブジェクトとして抽象化して交換する。OSI参照モデルの第7層(アプリケーション層)に相当する部分である。
プロトコル制御情報PCIは、サービスプロバイダ(N層)を実現するために必要となる付加的な情報であり、N層内で消費される。「サービスプロバイダ」は、下層でサービスを提供する側のことである。サービスデータ単位SDUは、上位のサービスユーザ(N+1層)がサービスプロバイダ(N層)に通知する情報ユニット(情報の単位)であり、通信の両端にあるサービスユーザ同士が交換する情報の単位である。「サービスユーザ」は、下層で提供するサービスを受ける上位層のことである。SDUの情報は、上位層で使用され、上位のサービスユーザ(N+1層)間で見ると、加工しないそのままの形でサービスプロバイダ(N層)を通過する。
プロトコルデータ単位PDUは、両側にあるサービスプロバイダ(N層)同士が交換するPCIとSDUを含む複合体である。PDUは、そのまま下位層に送られる。情報フォーマットの関係を階層的に整理すると、下位のサービスプロバイダが受け取る「サービスデータ単位(SDU)」は、上位の「プロトコルデータ単位(PDU)」であるということになる。
PDU(N)=SDU(N−1) …(1)
PCIは、ほとんどのプロトコルの実装でSDUの前に付加され、
PDU=PCI+SDU …(2)
という構成になっている。
図5は、IrDA規格の赤外線通信におけるフレームの構成を示したものである。図5(A)はフレーム構成、図5(B)は監視フレームの制御フィールドの構成、図5(C)は情報フレームの制御フィールドの構成を示したものである。
フレームの先頭に付加されるフレーム開始部分BOF(Begin of Frame)は、フレームの開始を示す開始フラグである(8ビット)。アドレスフィールド(8ビット)には、1次局がフレームを送信する場合には、そのフレームの宛先となる2次局を示すアドレスが指定され、2次局がフレームを送信する場合には、フレームを生成した2次局を示すアドレスが指定される。
制御フィールド(8ビット)は、フレーム全体の機能を指定するフィールドであり、フレームの機能としては、情報(I)フレーム、監視(S)フレーム、非番号制(U)フレームの3つの形式に大別される。情報フレームは、M個の情報フィールド(8ビット)を有し、情報メッセージの転送に用いられるフレームである。監視フレームは、データリンクの監視に使われ、情報フィールドを有していないフレームである。非番号制フレームは、通信におけるモードの設定、異常状態の報告などを行うのに用いられるフレームである。
フレーム検査シーケンスフィールド(FCS)は、フレーム転送中に生成する可能性のあるエラーに対して受信フレームを検査するために使用されるフィールド(2×8ビット)である。フレームの最後に付加されるフレーム終了部EOF(End of Frame)は、フレームの終了を示す終了フラグである(8ビット)。
監視フレームは、情報を転送するフレームではなく、情報の転送を支援するものであり、受信フレームの確認、レディ(RR)、及びビジー(RNR)条件の転送、手続エラー(REJ、SREJ)の報告などに使用される。監視フレームの制御フィールド(図5(B))のNrビットは、受信情報フレームが受理(エラーなしで正しく受信)されたことを確認するために使用する。P/Fビット(ポール/ファイナルビット)は、Nr(受信カウント)の順序番号の確認や送信権の交換の機会を与えるビットである。
情報フレームは、情報を転送するためのフレームである。情報フレームには情報フィールドがあり、「サービスデータ単位(SDU)」を搬送する。情報フレームの制御フィールド(図5(C))のNr(受信カウント)ビットは、受信情報フレームが受理(エラーなしで正しく受信)されたことを確認するために使用する。Ns(送信カウント)ビットは、転送された情報シーケンス内の情報フレーム数を表す。P/Fビット(ポール/ファイナルビット)は、Nr(受信カウント)やNs(送信カウント)などの順序番号の確認や送信権の交換の機会を与えるビットである。
図6は、IrDA規格の赤外線通信におけるデータ送受信を模式的に示したものである。
以下、1次局を赤外線通信機器300、2次局をインクジェット式記録装置50として説明していく。IrDA規格の赤外線通信を使用したオブジェクト交換(OBEX)による赤外線通信において、接続後にデータの送受信を行う際には、送信側は受信側の最大パケット長(PDU(4))に応じてオブジェクトを分割して送信する。1次局側(OBEXクライアント)は、OBEX層において、転送するオブジェクトが2次局側(OBEXサーバ)のOBEX層における最大パケット長より大きい場合には、2次局側の最大パケット長ずつ複数にオブジェクトを分割して転送する。
また、OBEX層より下位のプロトコル層(TinyTP層、IrLMP層、IrLAP層)において、2次局側のOBEX層における最大パケット長(PDU(4))が、1次局側のサービスデータ単位(SDU(3))より大きい場合には、1次局側のサービスデータ単位(SDU(3))で分割して2次局側のOBEX層へ転送する。1次局側のサービスデータ単位に分割されたデータフレームを送信する度に2次局側のOBEX層より下位のプロトコル層(TinyTP層、IrLMP層、IrLAP層)からレスポンスが送信され、1次局側のOBEX層より下位のプロトコル層(TinyTP層、IrLMP層、IrLAP層)は、そのレスポンスを受信してから次のデータフレームを送信する。2次局側のOBEX層からは、1パケット分のデータフレームを受信し終えるとレスポンスが1次局側のOBEX層へ送信され、1次局側のOBEX層は、そのレスポンスを受けて、次のパケットの送信を開始する。この手順を繰り返して複数のパケットに分割されたオブジェクトが1次局側のサービスデータ単位に分割されたデータフレームずつ2次局側へ転送される。
図7は、IrDA規格の赤外線通信におけるデータ送受信手順を示したフローチャートである。
まず、IrLAP層における装置発見・接続プロシージャ(ステップS1)によって1次局(赤外線通信機器300)と2次局(インクジェット式記録装置50)との接続が確立される。つづいて、OBEX層における接続プロシージャ(ステップS2)において、1次局は、接続の際に最も効率の良い通信を取り決めるためにお互いの持てる能力を通知しあうための通信パラメータ(ネゴシエーションパラメータ)から2次局のニックネームを取得し(ステップS11)、接続リクエストを2次局へ送信する。一方、2次局は、ネゴシエーションパラメータから1次局のニックネームを取得し(ステップS21)、そのニックネームをキーに各電子機器のネックネームに対応したサービスデータ単位(SDU)の値をあらかじめ記憶したSDUデータテーブルから検索する(ステップS22)。SDUデータテーブルを検索した結果、1次局(赤外線通信機器300)のニックネームのSDU値(サービスデータ単位の値)があったか否かを判定する(ステップS23)。
当該赤外線通信機器300のニックネームのSDU値がSDUテーブルにあった場合には(ステップS23でYes)、そのSDU値から1次局に通信する最大パケット長を算出する(ステップS24)。具体的には、本来の2次局(インクジェット式記録装置50)の最大パケット長以下で、かつSDUテーブルから検索した1次局(赤外線通信機器300)のサービスデータ単位の倍数となるデータサイズを最大パケット長として1次局(赤外線通信機器300)へ通知する。つまり、接続する相手を発見して接続を確立する際に、接続相手のサービスデータ単位に合わせて接続相手のサービスデータ単位で割り切れるパケット長を最大パケット長として接続相手に通知することによって、2次局側のOBEX層における最大パケット長が1次局側のサービスデータ単位で割り切れずに余りが生じることによるデータ転送効率の低下の虞を低減させることができる。また、1次局(赤外線通信機器300)のサービスデータ単位の倍数となるデータサイズで、かつ本来の2次局の最大パケット長に最も近いデータサイズを最大パケット長として接続相手へ通知することによって、可能な限り大きいパケットサイズでデータ転送ができるので、よりデータ転送効率の低下の虞を低減させることができる。
一方、当該赤外線通信機器300のニックネームのSDU値がSDUテーブルになかった場合には(ステップS23でNo)、1次局に通信する最大パケット長を既定値に設定する(ステップS25)。SDUテーブルの中に当該赤外線通信機器300のサービスデータ単位がない場合には、既定値を最大パケット長として1次局へ通知することによって、赤外線通信接続を確立させることができる。また、この既定値を本来の2次局(インクジェット式記録装置50)の最大パケット長とすることによって、2次局側のOBEX層における最大パケット長が1次局側のサービスデータ単位で割り切れずに生じる余りの頻度を最小限にすることができる。そして、2次局は、1次局に通信する最大パケット長を算出又は設定した後、サービスデータ単位でのデータ送受信中に1次局のサービスデータ単位の統計情報を収集する手順を開始し(ステップS26)、接続リクエストに対する接続レスポンスを1次局へ送信する(ステップS27)。
OBEX層におけるPUTリクエストプロシージャ(ステップS3)によって、2次局の最大パケット長でn個のOBEXバケットに分割されたオブジェクトが1次局のサービスデータ単位ずつ、1次局から2次局へ送信される。1つのOBEXバケット(1)の送信(ステップS13)に対して2次局からレスポンス(1)が送信され(ステップS28)、n個目のOBEXバケット(n)の送信(ステップS14)に対して2次局からレスポンス(n)が送信されて(ステップS29)、全OBEXパケットの送信が完了すると、OBEX層における切断プロシージャ(ステップS4)によって、1次局から2次局へ切断リクエストが送信され(ステップS15)、切断リクエストを受信した2次局から1次局へ切断レスポンスが送信されて赤外線通信接続が切断される(ステップS30)。2次局は、当該赤外線通信機器300のニックネームがSDUテーブルになかった場合には、1次局へ切断レスポンスが送信した後、SDUサイズ統計情報により求めたSDU値を当該赤外線通信機器300のニックネームに対応付けて追加してSDUテーブルを更新する(ステップS31)。具体的には、例えば、最も多く使用されたデータフレームサイズがサービスデータ単位であると推定されるので、そのデータフレームサイズを当該赤外線通信機器300のサービスデータ単位としてSDUテーブルに追加する。
このようにして、IrDA規格の赤外線通信を使用したオブジェクト交換において、受信側のOBEX層における最大パケット長が送信側のサービスデータ単位で割り切れずに余りが生じることによるデータ転送効率の低下の虞を低減させることができる。
尚、本発明は上記実施例に限定されることなく、特許請求の範囲に記載した発明の範囲内で、種々の変形が可能であり、それらも本発明の範囲内に含まれるものであることは言うまでもない。
本発明に係るインクジェット式記録装置の平面図である。 本発明に係るインクジェット式記録装置の側面図である。 本発明に係るインクジェット式記録装置のブロック図である。 IrDA規格の赤外線通信プロトコル層を示したものである。 IrDA規格の赤外線通信におけるフレームの構成を示したものである。 赤外線通信におけるデータ送受信を模式的に示したものである。 赤外線通信におけるデータ送受信手順を示したフローチャートである。
符号の説明
21 ROM、22 RAM、23 USBコントローラ、24 IrDAコントローラ、25 IrDAモジュール、26 MPU、27 I/O、28 ヘッドドライバ、50 インクジェット式記録装置、51 キャリッジガイド軸、52 プラテン、53 搬送駆動ローラ、54 搬送従動ローラ、55 排紙駆動ローラ、56 排紙従動ローラ、57 給紙トレイ、57b 給紙ローラ、61 キャリッジ、62 記録ヘッド、63 紙検出器、100 記録制御部、200 情報処理装置、300 赤外線通信機器、P 記録紙、SB システムバス、X 主走査方向、Y 副走査方向

Claims (9)

  1. IrDA規格の赤外線通信を使用したオブジェクト交換による赤外線通信方法であって、接続する相手を発見して接続を確立する際に、本来の最大パケット長以下で、かつ接続相手のサービスデータ単位の倍数となるデータサイズを最大パケット長として前記接続相手へ通知する、ことを特徴とした赤外線通信方法。
  2. IrDA規格の赤外線通信を使用したオブジェクト交換による赤外線通信装置であって、接続する相手を発見して接続を確立する際に、本来の最大パケット長以下で、かつ接続相手のサービスデータ単位の倍数となるデータサイズを最大パケット長として前記接続相手へ通知する、ことを特徴とした赤外線通信装置。
  3. 請求項2において、接続相手のサービスデータ単位の倍数となるデータサイズで、かつ本来の最大パケット長に最も近いデータサイズを最大パケット長として前記接続相手へ通知する、ことを特徴とした赤外線通信装置。
  4. 請求項2又は3において、各電子機器固有のニックネームに対応付けて各電子機器の赤外線通信におけるサービスデータ単位の値をあらかじめ記憶したデータテーブルを備え、接続相手を発見して接続を確立する際に取得した前記接続相手のニックネームをキーに前記データテーブルの中から前記接続相手のサービスデータ単位を検索して取得する、ことを特徴とした赤外線通信装置。
  5. 請求項4において、前記データテーブルの中に接続相手のサービスデータ単位がない場合には、既定データサイズを最大パケット長として前記接続相手へ通知する、ことを特徴とした赤外線通信装置。
  6. 請求項5において、前記既定データサイズは、本来の最大パケット長に設定されている、ことを特徴とした赤外線通信装置。
  7. 請求項5又は6において、前記データテーブルの中に接続相手のサービスデータ単位がない場合には、前記接続相手から送信されるデータのデータサイズから前記接続相手のサービスデータ単位を推定し、前記接続相手のニックネームに対応付けて前記データテーブルに追加する、ことを特徴とした赤外線通信装置。
  8. 請求項2〜7のいずれか1項に記載の赤外線通信装置を備えた電子機器。
  9. IrDA規格の赤外線通信を使用したオブジェクト交換による通信をコンピュータに実行させる赤外線通信プログラムであって、接続する相手を発見して接続を確立する際に、本来の最大パケット長以下で、かつ接続相手のサービスデータ単位の倍数となるデータサイズを最大パケット長として前記接続相手へ通知する手順を有している、ことを特徴とした赤外線通信プログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101679306B1 (ko) * 2015-11-27 2016-12-06 주식회사 라온솔루션 휴대용 단말기 및 무선 중계기로 구현되는 리모컨 시스템

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