JP2005275480A - 情報処理装置、ファイル管理方法及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、ファイル管理方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 ファイルの漏洩リスクを低減できる情報処理装置を提供すること。
【解決手段】 ファイルを記憶するファイル記憶部50と、ファイルをファイル記憶部50から読み出すファイル読出部54と、ファイル読出部54により読み出されるファイルの特徴値を生成する特徴値生成部56と、特徴値生成部56により生成される特徴値とファイル記憶部50から読み出されるファイルの内容とを関連づけてデータベース60に登録させるデータベース登録部58と、ファイルをファイル記憶部50から削除するファイル処理部52と、特徴値を入力する特徴値取得部44と、特徴値取得部44により取得される特徴値に関連づけられたファイルをデータベース60から読み出すデータベース読出部46と、を含むことを特徴とする。
【選択図】 図10

Description

本発明は情報処理装置、ファイル管理方法及びプログラムに関し、特にファイル管理の安全化に関する。
従来、各種情報処理装置ではファイル単位で複写や送受信等の処理が実行されており、ファイル名を指定して処理内容を指定することにより、ユーザは容易に各ファイルに対する処理を実行できるようになっている。
なお、非特許文献1には、LISP(LISt Processor)型のデータ構造において、ハッシュ値を使用してデータ管理を効率化することについての記述がある。
後藤英一著、"Monocopy andAssociate Algorithms in an Extended Lisp"、Technical Report、東京大学、1974年5月、74−3
従来の情報処理装置では、ユーザにとってファイル利用は極めて容易なものとなっているが、反面、ファイルの漏洩リスクが大である。すなわち、ユーザが自ら設定したファイル名を指定して処理内容を指定するだけで、ファイルを外部に送信したり、フレキシブルディスクやメモリカード等の可搬型記憶媒体に複写したりすることができる。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであって、その目的は、ファイルの漏洩リスクを低減できる情報処理装置、ファイル管理方法及びプログラムを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明に係る情報処理装置は、ファイルを記憶するファイル記憶手段と、前記ファイルを前記ファイル記憶手段から読み出すファイル読出手段と、前記ファイル読出手段により読み出される前記ファイルの特徴値を生成する特徴値生成手段と、前記特徴値生成手段により生成される前記特徴値と前記ファイル記憶手段から読み出される前記ファイルの内容とを関連づけてデータベースに登録させるデータベース登録手段と、前記ファイルを前記ファイル記憶手段から削除するファイル処理手段と、特徴値を取得する特徴値取得手段と、前記特徴値取得手段により取得される前記特徴値に関連づけられた前記ファイルの内容を前記データベースから読み出すデータベース読出手段と、を含むことを特徴とする。
また、本発明に係るファイル管理方法は、ファイル記憶手段からファイルを読み出すファイル読出ステップと、前記ファイル読出ステップで読み出される前記ファイルの特徴値を生成する特徴値生成ステップと、前記特徴値生成ステップで生成される前記特徴値と前記ファイル記憶手段から読み出される前記ファイルの内容とを関連づけてデータベースに登録させるデータベース登録ステップと、前記ファイルを前記ファイル記憶手段から削除するファイル処理ステップと、特徴値を取得する特徴値取得ステップと、前記特徴値取得ステップで取得される前記特徴値に関連づけられた前記ファイルの内容を前記データベースから読み出すデータベース読出ステップと、を含むことを特徴とする。
また、本発明に係るプログラムは、ファイルを記憶するファイル記憶手段、前記ファイルを前記ファイル記憶手段から読み出すファイル読出手段、前記ファイル読出手段により読み出される前記ファイルの特徴値を生成する特徴値生成手段、前記特徴値生成手段により生成される前記特徴値と前記ファイル記憶手段から読み出される前記ファイルの内容とを関連づけてデータベースに登録させるデータベース登録手段、前記ファイルを前記ファイル記憶手段から削除するファイル処理手段、特徴値を取得する特徴値取得手段、及び前記特徴値取得手段により取得される前記特徴値に関連づけられた前記ファイルの内容を前記データベースから読み出すデータベース読出手段としてコンピュータを機能させるためのプログラムである。
本発明によれば、ファイル記憶手段からファイルが削除され、ファイル内容が特徴値とともにデータベースに登録される。そして、特徴値をキーとしてファイル内容がデータベースから読み出されるようになる。本発明では、正しい特徴値を与えない場合、ファイル内容の読み出しが制限されることとなり、ファイルの漏洩リスクを低減することができる。
本発明の一態様では、前記ファイル処理手段は、前記ファイルを前記ファイル記憶手段から削除するとともに、前記特徴値生成手段により生成される前記特徴値を内容とするファイルを特徴値ファイルとして前記ファイル記憶手段に記憶させ、前記特徴値入力手段は、前記特徴値ファイルの内容から前記特徴値を取得する。こうすれば、特徴値の取得が容易化されるようになる。
なお、上記特徴値をハッシュ値とすれば、ファイル内容に対応づけられた特徴値の特定が困難となり、好適にファイルの漏洩リスクを低減することができる。また、データベースは情報処理装置自体に設けられてもよいし、他の装置、例えばデータ通信ネットワークを介して通信接続された他の情報処理装置に設けられてもよい。
以下、本発明の一実施形態について図面に基づき詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る情報処理システムの全体構成を示す図である。同図に示すように、本情報処理システムは、データベース12が接続されたサーバ(情報処理装置)10と、複数のクライアント(情報処理装置)16と、を含んで構成されており、サーバ10及びクライアント16は、いずれもインターネット等のデータ通信ネットワーク14に接続されて、相互にデータ通信可能となっている。サーバ10及びクライアント16は、入力手段、通信手段、演算処理手段、表示手段、記憶手段等を備えた公知のコンピュータシステムを用いて構成されてよい。また、データベース12も、例えばハードディスク記憶装置等、公知の記憶装置を含んで構成されてよい。
クライアント16に備えられた記憶手段には、図2に示すように、各種データが記憶されている。すなわち、クライアント16の記憶手段には、データファイル群20、データベースファイル22及びプログラムファイル24等が記憶されている。データファイル群20には、ユーザが作成したり、プログラムが生成したり、データ通信ネットワーク14を介して受信されたり、或いは可搬型の情報記憶媒体から読み出されたりした各種ファイルが含まれる。データベースファイル22は、後述するように、データファイル群20の中から選択されたファイルの内容及びその特徴値を関連づけて記憶するものである。また、プログラムファイル24は、クライアント16により起動され、各種情報処理を行うものである。プログラムファイル24には、本発明の実施形態に係るファイル隠蔽機能付きアプリケーションプログラムのファイルが含まれる。
図3は、このアプリケーションプログラムの表示画面例を示している。クライアント16は、CRT又はLCD等の表示装置を備えており、上記ファイル隠蔽機能付きプログラムを起動すると、同図に示す画面が、この表示装置により表示されるようになっている。同図に示すように、この表示画面にはファイル表示領域26が設けられ、ここにユーザにより指定されたファイルの内容が表示出力されるようになっている。また、表示画面にはファイル出力ボタン画像28及びファイル隠蔽ボタン画像30も表示されている。ファイル出力ボタン画像28については、説明の都合上、後に説明する。一方、ファイル隠蔽ボタン画像30については、同画像を、クライアント16に備えられたマウス等のポインティングデバイスにより選択指示すると、図4に示されるファイルリストが表示される。この画面において、ユーザがポインティングデバイスを用いて1又は複数のファイルを選択指示すると、その選択指示されたファイルに対してファイル隠蔽処理が行われる。
図5は、ファイル隠蔽処理後における、クライアント16に備えられた記憶手段の記憶内容を模式的に示す図である。同図では、図2に示す記憶手段の状態で、ファイル「ABC.xxx」及びファイル「BCD.xxx」の2つのファイルに対してファイル隠蔽処理が行われた後の、同記憶手段の記憶内容が示されている。同図に示されるように、ファイル「ABC.xxx」は「ABC.hhh」に、ファイル「BCD.xxx」は「BCD.hhh」に、それぞれ名前が変更されている。すなわち、ファイル隠蔽処理を行うと、ファイル拡張子が「xxx」から「hhh」に変化するようになっている。各拡張子には、1のアプリケーションプログラムが関連づけられており、特に「hhh」については、上記ファイル隠蔽機能付きアプリケーションプログラムが関連づけられている。
図6は、ファイル隠蔽処理の前後のファイル内容を示す図である。同図(a)に示すように、例えばファイル「ABC.xxx」のファイル内容は、「こんにちは。」から始まる文書となっており、一方、同図(b)に示すように、このファイルはファイル隠蔽処理後、ファイル名が「ABC.hhh」に変化し、併せてその内容も「pXqloJk」から始まる文字列となっている。この文字列は、ファイル「ABC.xxx」の内容の特徴値である。
この特徴値は、例えばSHA−1(Secure Hash Algorithm 1)等のハッシュ関数を元データであるファイル内容に適用して得られるハッシュ値である。SHA−1は米国商務省のFIPSで定められ、広く利用されているハッシュ関数である。SHA−1のような暗号学的ハッシュ関数は、与えられた値をハッシュ値として持つ情報を生成することが困難であるという性質を有している。SHA−1のハッシュ値長は160ビットなので、SHA−1自身の脆弱性が発見されない限り、2の80乗個程度のファイル群(元データ)についても、衝突は起こりえず、本情報処理システムに用いるのに好適である。もちろん、SHA−1以外のハッシュ関数を用いて特徴値を生成してもよい。この場合、各時代で要請される暗号学的強度を満たすものを採用することが望ましい。さらに、ここでは特徴値をハッシュ関数により生成することとするが、他の一方向性関数を用いて特徴値を生成してもよい。また、特徴値を生成する際の元データは、ファイル内容だけでなく、ファイル名全体或いは拡張子等のファイル属性情報を含むようにしてもよい。
以下では、図6(a)に例示する、ファイル隠蔽処理前のファイルを「通常ファイル」と記し、同図(b)に例示する、ファイル隠蔽処理後のファイルを「特徴値ファイル」と記す。
ファイル隠蔽処理により通常ファイルが特徴値ファイルに変化するのに併せて、クライアント16に記憶されるデータベースファイル22には、同特徴値ファイルの内容である特徴値と、該特徴値を生成する際に用いた通常ファイルのファイル内容と、が関連づけて登録されるようになっている。図7は、データベースファイル22の内容を示す図である。同図に示すように、データベースファイル22は、特徴値と、その特徴値を生成する際に用いられた通常ファイルの内容と、を関連づけて記憶するものである。なお、このデータベースファイル22には、ファイル群20とは異なり、オペレーティングシステムにおいて隠しファイル属性が与えられており、容易に存在が察知されないようになっている。その他にも、データベースファイル22に対して各種のセキュリティ処理が施されるようにすればさらに好適である。例えば、データベースファイル22の各レコードを暗号化し、読み出したレコードを復号しなければ元ファイルの内容を把握できないようにしてもよい。この場合、クライアント16ではデータベースファイル22にファイル内容を登録する際、その内容を暗号化してから登録する。また、ファイル内容を読み出す場合は、指定された特徴値に対応づけられた暗号化済みのファイル内容を読み出し、それを復号してから出力する。こうすれば、データベースファイル22の存在が察知されたとしても、そこからファイル内容を抽出されることを困難にできる。
データベースの登録内容は、上記ファイル隠蔽機能付きアプリケーションプログラムにより出力することができるようになっている。すなわち、図3のアプリケーション画面において、クライアント16に備えられたポインティングデバイスにより、ファイル出力ボタン画像28を選択指示すると、図8に示すように、1以上の特徴値ファイルのファイル名がリスト表示される。このリストにおいて、任意にユーザが特徴値ファイルを指定すると、該特徴値ファイルの内容、すなわち特徴値が読み出され、その特徴値がデータベースから検索されるようになっている。そして、データベースから該特徴値が見つかった場合には、対応づけて記憶されているファイル内容を読み出し、ファイル表示領域26に表示させるようになっている。
図10は、クライアント16の機能的構成を示すブロック図である。同図に示すように、クライアント16は、機能的には、ファイル隠蔽処理部40、ファイル出力部42、ファイル記憶部50及びデータベース60を含んでいる。ファイル隠蔽処理部40は、ファイル処理部52、ファイル読出部54、特徴値生成部56及びデータベース登録部58を含んでいる。一方、ファイル出力部42は、特徴値取得部44、データベース読出部46及びファイル出力部48を含んでいる。このうち、特にファイル隠蔽処理部40及びファイル出力部42は、上記ファイル隠蔽機能付きアプリケーションプログラムをクライアント16において実行することにより実現されている。
まず、ファイル記憶部50は、クライアント16に備えられたハードディスク記憶装置等の記憶手段を中心として構成されており、通常ファイルや特徴値ファイル等のファイル群20を記憶している。データベース60も、クライアント16に備えられたハードディスク記憶装置等の記憶手段、特にデータベースファイル22を中心として構成されており、通常ファイルの特徴値と、該通常ファイルの内容と、を関連づけて記憶している。
ファイル読出部54は、ファイル隠蔽ボタン画像30が選択指示された場合に、通常ファイルのファイル名をリスト表示し、ユーザに通常ファイルを選択させる。そして、選択された通常ファイルの内容をファイル記憶部50から読み出し、それを特徴値生成部56及びデータベース登録部58に供給する。
特徴値生成部56は、ファイル読出部54から供給される通常ファイルのファイル内容にハッシュ関数を適用し、それにより特徴値を生成する。そして、生成した特徴値をファイル処理部52及びデータベース登録部58に供給する。
ファイル処理部52は、特徴値生成部56から供給される特徴値をファイル内容とし、ファイル名を、特徴値を生成する際に用いた通常ファイルのファイル名から、拡張子のみを「hhh」に代えたファイル名を有するファイルを生成し、それを特徴値ファイルとしてファイル記憶部50に記憶させる。このとき、ファイル記憶部50に記憶されている、元ファイル、すなわち特徴値を生成する際に用いた通常ファイルを削除する。通常ファイルの削除及び特徴値ファイルの記憶は、別々に行ってもよいが、通常ファイルのファイル内容を特徴値で上書きするとともに、そのファイル名の拡張子部分を変更することにより、一体的に行ってもよい。さらに、データベース登録部58は、特徴値生成部56から供給される特徴値と、ファイル読出部54から供給されるファイル内容と、を関連づけてデータベース60に登録する。
一方、特徴値取得部44は、ファイル記憶部50に記憶されている特徴値ファイルから任意のものをユーザに選択させる。そして、選択された特徴値ファイルのファイル内容から特徴値を取得する。取得された特徴値はデータベース読出部46に供給されるようになっている。
データベース読出部46は、特徴値取得部44から取得される特徴値がデータベース60に確かに登録されているかを調べ、登録されていれば該特徴値に対応づけて記憶されている通常ファイルのファイル内容を読み出す。読み出したファイル内容は、ファイル出力部48に供給される。一方、特徴値取得部44から取得される特徴値がデータベース60に登録されていなければ、エラーメッセージを表示等出力する。ファイル出力部48は、データベース読出部46から供給されるファイル内容を、クライアント16の表示画面に設けられたファイル表示領域26に表示させるようになっている。
ここで、クライアント16の動作をフロー図に従って説明する。
図11は、クライアント16のファイル隠蔽処理を示すフロー図である。同図に示す処理は、クライアントのファイル隠蔽処理部40を中心として実行されるものであり、まずファイル読出部54は表示装置に通常ファイルのファイル名をリスト表示し、ユーザに隠蔽処理の対象となる通常ファイルを指定させる(S101)。そして、ファイル読出部54は、指定された通常ファイルを読み出す(S102)。次に、特徴値生成部56は、ファイル読出部54により読み出された通常ファイルに基づき、その特徴値を生成する(S103)。そして、ファイル処理部52では、こうして生成される特徴値を内容とし、元の通常ファイルのファイル名に応じたファイル名を有する特徴値ファイルをファイル記憶部50に記憶させ(S104)、併せて元の通常ファイルを削除する(S105)。その後、データベース登録部58は、特徴値生成部56により生成された特徴値と、ファイル読出部54により読み出された通常ファイルのファイル内容と、を関連づけてデータベース60に登録する(S106)。
図12は、クライアント16のファイル出力処理を示すフロー図である。同図に示す処理は、クライアントのファイル出力部42を中心として実行されるものであり、まず特徴値取得部44はファイル記憶部50に記憶された特徴値ファイルのファイル名をリスト表示し、ユーザに特徴値ファイルを指定させる。そして、ユーザにより指定される特徴値ファイルのファイル内容、すなわち特徴値をファイル記憶部50から読み出し、それをデータベース読出部46に供給する(S201)。データベース読出部46は、特徴値取得部44から供給される特徴値がデータベース60に記憶されているかを調べる(S203)。そして、記憶されていれば、その特徴値に関連づけて記憶されている通常ファイルのファイル内容を読み出す(S204)。そして、ファイル出力部48は、読み出されたファイル内容をファイル表示領域26に表示させる(S205)。なお、特徴値取得部44により取得される特徴値がデータベース60に記憶されていなければ、エラーメッセージを表示させる。
以上説明したクライアント16によれば、まずファイル隠蔽処理により通常ファイルが特徴値ファイルに変換され、通常ファイルの内容自体はデータベースファイル22に遮蔽(カプセル化)されるので、通常ファイルの漏洩防止を促進できる。
なお、上記実施形態では、データベース60をクライアント16に設けるようにしたが、サーバ10に接続されたデータベース12に設けるようにしてもよい。この場合、クライアント16からサーバ10に特徴値を送信すると、サーバ10は、該特徴値に対応づけてデータベース12に記憶される通常ファイルのファイル内容をするようにすれば、クライアント16にて元データである通常ファイルのファイル内容を取得できるようになる。さらに、この場合、クライアント16から特徴値及び該特徴値を生成する際に用いた通常ファイルのファイル内容とをサーバ10に送信すると、該サーバ10がデータベース12にそれら特徴値及びファイル内容を登録するようにすればよい。
また、各クライアント16に上記ファイル隠蔽機能付きアプリケーションプログラムをインストールしておけば、特徴値ファイルを他のクライアント16に送信することにより、同特徴値ファイルを受信したクライアント16にてサーバ10側から元データである通常ファイルのファイル内容を取得できる。こうすれば、クライアント16間で通常ファイル自体を送受信する場合に比して、セキュリティ性を向上させることができる。
本発明の実施形態に係る情報処理システムの全体構成を示す図である。 クライアントの記憶装置の記憶内容を模式的に示す図である(ファイル隠蔽前)。 クライアントのアプリケーション画面を示す図である。 隠蔽対象ファイル選択リストを示す図である。 クライアントの記憶装置の記憶内容を模式的に示す図である(ファイル隠蔽後)。 通常ファイル及び特徴値ファイルの各例を示す図である。 データベースの記憶内容を示す図である。 特徴値ファイル選択リストを示す図である。 クライアントのアプリケーション画面を示す図である。 クライアントの機能的構成を示すブロック図である。 クライアントにおけるファイル隠蔽処理を示すフロー図である。 クライアントにおけるファイル出力処理を示すフロー図である。
符号の説明
10 サーバ、12 データベース、14 データ通信ネットワーク、16 クライアント、20 データファイル群、22 データベースファイル、24 プログラムファイル、26 ファイル表示領域、28 ファイル出力ボタン画像、30 ファイル隠蔽ボタン画像、40 ファイル隠蔽処理部、42 ファイル出力処理部、44 特徴値取得部、46 データベース読出部、48 ファイル出力部、50 ファイル記憶部、52 ファイル処理部、54 ファイル読出部、56 特徴値生成部、58 データベース登録部、60 データベース。

Claims (7)

  1. ファイルを記憶するファイル記憶手段と、
    前記ファイルを前記ファイル記憶手段から読み出すファイル読出手段と、
    前記ファイル読出手段により読み出される前記ファイルの特徴値を生成する特徴値生成手段と、
    前記特徴値生成手段により生成される前記特徴値と前記ファイル記憶手段から読み出される前記ファイルの内容とを関連づけてデータベースに登録させるデータベース登録手段と、
    前記ファイルを前記ファイル記憶手段から削除するファイル処理手段と、
    特徴値を取得する特徴値取得手段と、
    前記特徴値取得手段により取得される前記特徴値に関連づけられた前記ファイルの内容を前記データベースから読み出すデータベース読出手段と、
    を含むことを特徴とする情報処理装置。
  2. 請求項1に記載の情報処理装置において、
    前記ファイル処理手段は、前記ファイルを前記ファイル記憶手段から削除するとともに、前記特徴値生成手段により生成される前記特徴値を内容とするファイルを特徴値ファイルとして前記ファイル記憶手段に記憶させ、
    前記特徴値入力手段は、前記特徴値ファイルの内容から前記特徴値を取得する、
    ことを特徴とする情報処理装置。
  3. 請求項1又は2に記載の情報処理装置において、
    前記データベースは当該情報処理装置に設けられる、
    ことを特徴とする情報処理装置。
  4. 請求項1又は2に記載の情報処理装置において、
    前記データベースは他の装置に設けられる、
    ことを特徴とする情報処理装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれかに記載の情報処理装置において、
    前記特徴値はハッシュ値である、
    ことを特徴とする情報処理装置。
  6. ファイル記憶手段からファイルを読み出すファイル読出ステップと、
    前記ファイル読出ステップで読み出される前記ファイルの特徴値を生成する特徴値生成ステップと、
    前記特徴値生成ステップで生成される前記特徴値と前記ファイル記憶手段から読み出される前記ファイルの内容とを関連づけてデータベースに登録させるデータベース登録ステップと、
    前記ファイルを前記ファイル記憶手段から削除するファイル処理ステップと、
    特徴値を取得する特徴値取得ステップと、
    前記特徴値取得ステップで取得される前記特徴値に関連づけられた前記ファイルの内容を前記データベースから読み出すデータベース読出ステップと、
    を含むことを特徴とするファイル管理方法。
  7. ファイルを記憶するファイル記憶手段、
    前記ファイルを前記ファイル記憶手段から読み出すファイル読出手段、
    前記ファイル読出手段により読み出される前記ファイルの特徴値を生成する特徴値生成手段、
    前記特徴値生成手段により生成される前記特徴値と前記ファイル記憶手段から読み出される前記ファイルの内容とを関連づけてデータベースに登録させるデータベース登録手段、
    前記ファイルを前記ファイル記憶手段から削除するファイル処理手段、
    特徴値を取得する特徴値取得手段、及び
    前記特徴値取得手段により取得される前記特徴値に関連づけられた前記ファイルの内容を前記データベースから読み出すデータベース読出手段
    としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
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