JP2005275147A - 液晶表示装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】3原色フィルタと補完色フィルタとを使って撮影された画像データを広色再現範囲で表示する。
【解決手段】4色以上のLEDを光源としてバックライト装置に備えるとともに、点灯させる光源のそれぞれの色に応じた表示データを全て1フレーム期間内に画素電極に書き込む制御を行う。具体的には、1フレーム期間内に、赤色表示データの書き込み、緑色表示データの書き込み、青色表示データの書き込み、深青緑色表示データの書き込みを行う。赤色表示データを書き込んだ直後の垂直ブランキング期間ではバックライト装置における赤色LEDを点灯させ、緑色表示データを書き込んだ直後の垂直ブランキング期間では緑色LEDを点灯させ、青色表示データを書き込んだ直後の垂直ブランキング期間では青色LEDを点灯させ、深青緑表示データを書き込んだ直後の垂直ブランキング期間では深青緑色LEDを点灯させる。
【選択図】図5
【解決手段】4色以上のLEDを光源としてバックライト装置に備えるとともに、点灯させる光源のそれぞれの色に応じた表示データを全て1フレーム期間内に画素電極に書き込む制御を行う。具体的には、1フレーム期間内に、赤色表示データの書き込み、緑色表示データの書き込み、青色表示データの書き込み、深青緑色表示データの書き込みを行う。赤色表示データを書き込んだ直後の垂直ブランキング期間ではバックライト装置における赤色LEDを点灯させ、緑色表示データを書き込んだ直後の垂直ブランキング期間では緑色LEDを点灯させ、青色表示データを書き込んだ直後の垂直ブランキング期間では青色LEDを点灯させ、深青緑表示データを書き込んだ直後の垂直ブランキング期間では深青緑色LEDを点灯させる。
【選択図】図5
Description
本発明は、フィールドシーケンシャル方式により表示を行う液晶表示装置に関する。
近年、RGBフィルタやそれを補色するYeMaCyフィルタなどの3原色フィルタの他に、それらを補完する色のフィルタを使ったデジタルカメラが登場してきている。その一方で、このようなデジタルカメラで撮影された画像データを表示する液晶表示装置の発光・発色はRGBのままとなっている。
これは、多色の色フィルタを使用すると、1つの画素を色数に応じて分割しなければならないため、開口率が低下し、高輝度化が難しくなることの他、RGB以外の色を用いた配列のカラーフィルタを採用した場合には、その特定用途にしか液晶表示装置を使用できないという問題があるためである。
これに対し、フィールドシーケンシャル方式の液晶表示装置は、バックライト装置にRGBの光源を持たせ、この3原色の光源を時分割で点灯・非点灯させることで色フィルタを不要とするものである。1つの画素がRGBによって3分割されないので、高開口率であり、高輝度化を図ることができる(特許文献1参照)。
特開2000−199886号公報
しかしながら、従来のフィールドシーケンシャル方式の液晶表示装置においては、3原色フィルタとこれを補完する色のフィルタとを使って撮影された画像データを広色再現範囲で表示できるようにはなっていなかった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、3原色フィルタとこれを補完する色のフィルタとを使って撮影された画像データを広色再現範囲で表示可能な液晶表示装置を提供することにある。
第1の本発明に係る液晶表示装置は、4色以上の光源を備えたバックライト装置と、複数の走査線と複数の信号線との交差部に配置されたスイッチング素子と、スイッチング素子に接続された画素電極と、点灯させる光源のそれぞれの色に応じた表示データを信号線に供給するとともに走査線にスイッチング素子をオンさせる走査信号を供給し、点灯させる光源の色数に応じた複数色の表示データを全て1フレーム期間内に画素電極に書き込む制御を行う制御回路と、を有することを特徴とする。
本発明にあっては、4色以上の光源をバックライト装置に備えるとともに、点灯させる光源のそれぞれの色に応じた表示データを全て1フレーム期間内に画素電極に書き込ませることで、3原色フィルタとこれを補完する色のフィルタとを使って撮影された画像データを、フィールドシーケンシャル方式により広色再現範囲で表示する。
第2の本発明に係る液晶表示装置は、点灯させる光源を赤、青、緑の3色とした場合に3色分の表示データを1フレーム期間内に画素電極に書き込ませる第1表示モードと、点灯させる光源を4色以上とした場合の4色以上の表示データを1フレーム期間内に画素電極に書き込ませる第2表示モードとを切り換えることを特徴とする。
本発明にあっては、バックライト装置で点灯させる光源を3原色とした第1表示モードと、点灯させる光源を4色以上とした第2表示モードとを切り換える制御を行うことで、3原色のフィルタを用いて撮影された画像については第1表示モードで表示し、4色以上のフィルタを用いて撮影された画像については第2表示モードで表示する。
第3の本発明に係る液晶表示装置は、任意の色の表示データを書き込んだ後、次の色の表示データを書き込む前に、書き込んだ表示データの色に対応する光源を点灯させるためのブランキング期間を設けるものであって、赤、青、緑以外の光源の色に対応した表示データを表示する際に、当該表示データを書き込んだ直後のブランキング期間に色調整のための期間を挿入することを特徴とする。
本発明にあっては、RGB以外の光源の色に対応した表示データを画素電極に書き込んだ直後の、当該光源を点灯させる垂直ブランキング期間に色調整のための期間を挿入することで、当該垂直ブランキング期間を長くし、当該垂直ブランキング期間において色調整を容易に行えるようにする。
第4の本発明に係る液晶表示装置は、前記ブランキング期間の長さを、点灯させる光源の発光特性に応じて増減させることを特徴とする。
本発明にあっては、ブランキング期間の長さを、点灯させる光源の発光特性に応じて増減させることで、点灯時間を調整し、光源の発光特性のバラツキの影響を低減する。
第5の本発明に係る液晶表示装置は、ブランキング期間の増減に際し、表示データを画素電極に書き込み始めるときの極性が色毎に反転するようにブランキング期間における極性信号のパルスの数を定めることを特徴とする。
本発明にあっては、表示データを画素電極に書き込み始めるときの極性が色毎に反転するようにブランキング期間における極性信号のパルスの数を定めることで、同一極性の表示データが長時間に渡って画素電極に書き込まれることによる画面の焼き付けを防止する。
第6の本発明に係る液晶表示装置は、表示データの書き込みが表示画面の2/3以上となった後に、当該表示データに対応する光源の点灯を開始させることを特徴とする。
本発明にあっては、表示データの書き込みが表示画面の2/3以上となった後に、当該表示データに対応する光源の点灯を開始させることで、隣接するフィールド間における混色を低減する。
本発明によれば、3原色フィルタとこれを補完する色のフィルタとを使って撮影された画像データを広色再現範囲で表示可能なフィールドシーケンシャル方式の液晶表示装置を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について説明する。
[第1の実施の形態]
図1の回路ブロック図に示すように、本実施の形態における液晶表示装置は、ガラス製のアレイ基板上に画素表示部1と、走査線駆動回路2と、信号線駆動回路3を備え、アレイ基板の外部に制御回路4を備えた構成である。
図1の回路ブロック図に示すように、本実施の形態における液晶表示装置は、ガラス製のアレイ基板上に画素表示部1と、走査線駆動回路2と、信号線駆動回路3を備え、アレイ基板の外部に制御回路4を備えた構成である。
画素表示部1では、走査線駆動回路2からの複数の走査線Gと、信号線駆動回路3からの複数の信号線Sとが交差するように配線される。各交差部にはスイッチング素子としての薄膜トランジスタ11と、液晶容量12と、補助容量13を含む画素が配置される。薄膜トランジスタ11は例えばMOS−TFTであり、そのドレイン端子は液晶容量12、補助容量13、画素電極14に接続され、ソース端子は信号線Sに接続され、ゲート端子は走査線Gに接続される。
信号線駆動回路3は各信号線Sに表示データを供給し、走査線駆動回路2は各走査線Gに走査信号を供給する。走査信号がハイレベルになると、その走査信号が供給された走査線Gに接続されている薄膜トランジスタ11が全てオンとなり、その薄膜トランジスタ11が接続されている信号線Sに供給されてきた表示データは、薄膜トランジスタ11を介して画素電極14に書き込まれる。
制御回路4は、各種の制御信号VSYNC、HSYNC、ENAB、クロック信号を走査線駆動回路2および信号線駆動回路3に出力するとともに、表示データおよび表示データの極性を定める極性信号POLを信号線駆動回路3へ出力する。
液晶容量12は対向電極Vcomに接続されており、補助容量13は補助容量電源Vcsに接続されている。対向電極Vcom、補助容量電源Vcsは一定電圧、または極性信号POLによって制御される交流電圧が印加される。
本液晶表示装置は、フィールドシーケンシャル式であり、図2に示すように、光源として4色以上の発光ダイオード(LED)21を備えたバックライト装置22、導光板23、LCDモジュール24をこの順で配置した構成である。LCDモジュール24は、図1を用いて説明したアレイ基板とこれに対向して配置された対向基板との間隙に液晶層を備えた構成である。
図3に示すように、バックライト装置22には、一例として、赤、青、緑、深青の4色のLEDが規則的に配置される。なお、同図では、光源を4色としたが、さらに多くの色の種類の光源を用いるようにしてもよい。
次に、本液晶表示装置の動作について説明する。図4は、第1表示モードにおけるタイミングチャートである。第1表示モードは、赤、緑、青の3原色の光源だけを用いて表示を行うモードである。
本液晶表示装置では、制御回路4により、任意の色に対応する表示データの画素電極14への書き込みを画面全体で行った後、次の色の表示データを書き込む前に、表示データの書き込みをせず、書き込まれた表示データに対応する色の光源を点灯させる一定の垂直ブランキング期間(同図で「Vブランキング」と示す)を設ける制御を行う。
制御信号VSYNCは、垂直ブランキング期間の長さを定めるための制御信号である。垂直ブランキング期間は、VSYNCがローレベルの期間(Vsync Pulse)と、ローレベル期間の前に付加される一定期間(VFP)と、ローレベル期間の後に付加される一定期間(VBP)とにより定まる。制御信号HSYNCは、表示データの書き込み期間を定めるための制御信号である。
制御信号ENABは、パルスを出力することで走査線駆動回路2、信号線駆動回路3の動作を制御する制御信号である。DATAは、表示データであり、DOTCLKは走査線駆動回路2、信号線駆動回路3を一定周期で動作させるためのクロック信号である。制御信号LEDONは、バックライト装置22におけるLED21を色別に発光させるための制御信号である。
第1表示モードでは、制御回路4により、図4に一例を示すように、赤色表示データの書き込み、垂直ブランキング期間、緑色表示データの書き込み、垂直ブランキング期間、青色表示データの書き込み、垂直ブランキング期間を繰り返す制御を行う。
赤色表示データを書き込んだ直後の垂直ブランキング期間ではバックライト装置22における赤色LEDを点灯させることで赤色表示を行う。同様に、緑色表示データを書き込んだ直後の垂直ブランキング期間では緑色LEDを点灯させ、青色表示データを書き込んだ直後の垂直ブランキング期間では青色LEDを点灯させる。ここで、各色の表示データは、それぞれ各色のLEDが発光する波長スペクトルに対応する表示信号である。
図5は、第2表示モードにおけるタイミングチャートである。第2表示モードは、4色以上の光源を用いて表示を行うモードである。ここでは、一例として赤、緑、青、深青緑の4色を用いるものとする。
第2表示モードでは、制御回路4により、図5に一例を示すように、赤色表示データの書き込み、垂直ブランキング期間、緑色表示データの書き込み、垂直ブランキング期間、青色表示データの書き込み、垂直ブランキング期間、深青緑色表示データの書き込み、垂直ブランキング期間を繰り返す制御を行う。赤色表示データを書き込んだ直後の垂直ブランキング期間では赤色LEDを点灯させることで赤色表示を行う。同様に、緑色表示データを書き込んだ直後の垂直ブランキング期間では緑色LEDを点灯させ、青色表示データを書き込んだ直後の垂直ブランキング期間では青色LEDを点灯させ、深青緑表示データを書き込んだ直後の垂直ブランキング期間では深青緑色LEDを点灯させる。なお、各制御信号については第1表示モードで説明したものと同様である。
本液晶表示装置は、制御回路4により、3原色のフィルタのみを使用して撮影された画像を表示する際には第1表示モードに切り換え、3原色のフィルタとこれを補完するフィルタとを用いて撮影された画像を表示する際には第2表示モードに切り換える制御を行う。 図6は、Yxy表色系(CIE 1931表色系)色度図である。Yxy表色系色度図は、CIE標準表色系として各種の表色系の基礎となっているものであり、その表記には、輝度Yと色度座標(x,y)の色度図が用いられる。輝度Yは、同図の色度座標(x,y)に対して垂直方向の軸における要素であるが同図では省略する。
Yxy表色系色度図では、全ての色は同図に示す蹄状の範囲に存在する。第1表示モードで表示される画像の色度は、赤、青、緑の3原色の画像であるので、同図のR,G,Bの3点で囲まれた三角形の範囲内に存在する。
一方、第2表示モードで表示される画像の色度は、本実施の形態の例では、赤、青、緑、深青緑の4色であるので、同図のR,G,B,深青緑で囲まれた四角形の範囲内に存在する。よって、第2表示モードは、第1表示モードに比べて広色再現範囲での表示が可能である。
したがって、本実施の形態によれば、4色以上の光源をバックライト装置22に備えるとともに、点灯させる光源のそれぞれの色に応じた表示データを全て1フレーム期間内に画素電極14に書き込ませる制御を行うことで、3原色フィルタとこれを補完する色のフィルタとを使って撮影された画像データを、フィールドシーケンシャル方式により、広色再現範囲で表示することができる。
本実施の形態によれば、3原色を光源を用いた第1表示モードと、4色以上の光源を用いた第2表示モードとを切り換える制御を行うことで、3原色フィルタを用いて撮影された画像については第1表示モードで表示し、4色以上のフィルタを用いて撮影された画像については第2表示モードにより表示する。これにより、通常のRGBによる3原色フィルタで撮影された画像から4色以上のフィルタで撮影された画像まで、多様な画像を広色再現範囲で表示することができる。
なお、本実施の形態においては、赤、緑、青の以外の色として深青緑色を用いることとしたが、これに限られるものではない。他の色を用いることとしてもよいし、さらに多くの色を用いるようにしてもよい。
[第2の実施の形態]
本実施の形態における液晶表示装置の構成は、第1の実施の形態のものと基本的には同様であり、制御回路4による制御が一部異なるだけであるので、ここでは重複した説明は省略し、第1実施の形態と異なる点についてだけ説明する。
本実施の形態における液晶表示装置の構成は、第1の実施の形態のものと基本的には同様であり、制御回路4による制御が一部異なるだけであるので、ここでは重複した説明は省略し、第1実施の形態と異なる点についてだけ説明する。
RGBの3原色に対応した光を発するLEDなどの光源は、近年多くの製品に使用され発光効率も向上してきているが、3原色以外の発光スペクトルにピークをもつ光源は、未だ発光効率の低いものが多いため、表示の際には色調整が必要である。
そこで、本実施の形態の液晶表示装置は、4色以上の光源を用いて表示を行う第2表示モードでは、RGB以外の光源の色に対応した表示データを表示する際には、制御回路4により、当該表示データを画素電極14に書き込んだ直後の、当該光源を点灯させる垂直ブランキング期間に色調整のための期間を挿入する。これにより、当該垂直ブランキング期間が長くなり、当該光源を点灯させる時間が長くなるので、色調整を容易に行うことが可能となる。
具体的には、図7のタイミングチャートに一例を示すように、深青緑色表示データを書き込んだ直後の垂直ブランキング期間(同図でVブランキング(2)と示す)にホワイトバランスなどの色調整のための期間を挿入する。このVブランキング(2)は、1フレーム中における他の垂直ブランキング期間(同図でVブランキング(1)と示す)よりも長くなる。この制御により、深青緑色の点灯時間が長くなり、ホワイトバランスなどの色調整が容易となる。
したがって、本実施の形態によれば、RGB以外の光源の色に対応した表示データを表示する際に、制御回路4により、当該表示データを画素電極14に書き込んだ直後の、当該光源を点灯させる垂直ブランキング期間に色調整のための期間を挿入することで、当該垂直ブランキング期間が長くなり、当該光源を点灯させる時間が長くなるので、当該垂直ブランキング期間内において色調整を容易に行うことができる。
なお、本実施の形態においては、赤、緑、青の以外の色として深青緑色を用いることとしたが、これに限られるものではない。他の色を用いることとしてもよいし、さらに多くの色を用いるようにしてもよい。いずれの場合においても、赤、緑、青の以外の色を表示する際の垂直ブランキング期間を長くすることで、上記と同様の効果を得ることがきる。
[第3の実施の形態]
本実施の形態における液晶表示装置の構成は、第1の実施の形態のものと基本的には同様であり、制御回路4による制御が一部異なるだけであるので、ここでは重複した説明は省略し、第1実施の形態と異なる点についてだけ説明する。
本実施の形態における液晶表示装置の構成は、第1の実施の形態のものと基本的には同様であり、制御回路4による制御が一部異なるだけであるので、ここでは重複した説明は省略し、第1実施の形態と異なる点についてだけ説明する。
LED等の光源を複数種類使用する場合には、個々の発光特性にバラツキが大きく、電流値の可変制御だけでは所望の色調整ができない場合がある。
そこで、本実施の形態では、第1表示モードあるいは第2表示モードにおいて、制御回路4により、垂直ブランキング期間の長さを、点灯させる光源の発光特性に応じて増減させることで点灯時間を調整する。
具体的には、図8のタイミングチャートに一例を示すように、青点灯の際の垂直ブランキング期間(同図でVブランキング(1)と示す)は、青色光源の発光特性に応じた長さとする。同様に、緑点灯の際の垂直ブランキング期間(同図でVブランキング(2)と示す)は、緑色光源の発光特性に応じた長さとする。赤点灯の際の垂直ブランキング期間(同図でVブランキング(3)と示す)は、赤色光源の発光特性に応じた長さとする。深青緑点灯の際の垂直ブランキング期間(同図でVブランキング(4)と示す)は、深青緑色光源の発光特性に応じた長さとする。
本液晶表示装置では、極性信号POLを正極と負極とで反転させて表示データの極性を正極と負極とで反転させるとともに、表示データを書き込み始めるときの極性を色毎(1フィールド毎)に反転させることで、同一極性の表示データが長時間に渡って画素電極14に書き込まれ続けることにより、いわゆる画面への画像の焼き付きが生じることを防止する。このため、垂直ブランキング期間の増減に際しては、極性信号POLの反転周期を考慮する必要がある。
そこで、本実施の形態では、表示データを書き込み始めるときの極性が色毎に反転するように垂直ブランキング期間における極性信号POLのパルスの数を定める。
具体的には、図8に示すように、赤色表示データを画素電極14に書き込み始めるときの極性信号POLを正極とした場合には、次の緑色表示データを画素電極14に書き込み始めるときの極性信号POLが負極となるように、Vブランキング(3)における極性信号のパルスの数を定め、これによりVブランキング(3)の長さを定める。他の色の表示データを表示する際の垂直ブランキング期間についても同様に定める。
したがって、本実施の形態によれば、垂直ブランキング期間の長さを、点灯させる光源の発光特性に応じて増減させることで、点灯時間を調整し、これによって光源に流す電流の大きさを変えることなく、光源の発光特性のバラツキの影響を低減させることができる。
本実施の形態によれば、表示データを画素電極14に書き込み始めるときの極性が色毎に反転するように垂直ブランキング期間における極性信号のパルスの数を定めることで、色毎の極性反転周期を維持した状態で垂直ブランキング期間を増減することができる。
[第4の実施の形態]
本実施の形態における液晶表示装置の構成は、第1の実施の形態のものと基本的には同様であり、制御回路4による制御が一部異なるだけであるので、ここでは重複した説明は省略し、第1実施の形態と異なる点についてだけ説明する。
本実施の形態における液晶表示装置の構成は、第1の実施の形態のものと基本的には同様であり、制御回路4による制御が一部異なるだけであるので、ここでは重複した説明は省略し、第1実施の形態と異なる点についてだけ説明する。
バックライト装置22における光源を点灯させる際に、任意の色の光源を点灯させてから隣接する別の色の光源を点灯させるまでの時間が短い場合には、混色が発生し、画面においてにじみ等の表示劣化が生じる原因となる。
そこで、本実施の形態では、第1表示モードあるいは第2表示モードにおいて、制御回路4により、表示データの書き込みが表示画面の2/3以上となった後に、当該表示データに対応する光源の点灯を開始させる。
具体的には、図9にタイミングチャートの一例を示すように、赤色表示データの画素電極14への書き込みが表示画面の2/3以上となった後に、バックライト装置22における赤色LEDの点灯を開始させる。同様に、緑色表示データの書き込みが表示画面の2/3以上となった後に緑色LEDの点灯を開始させ、青色表示データの書き込みが表示画面の2/3以上となった後に青色LEDの点灯を開始させ、深青緑色表示データの書き込みが表示画面の2/3以上となった後に深青緑色LEDの点灯を開始させる。
したがって、本実施の形態によれば、表示データの書き込みが表示画面の2/3以上となった後に、当該表示データに対応する光源の点灯を開始させることで、隣接するフィールド間における混色を低減させることができる。
なお、これまで光源としてLEDを用いるバックライト装置22で説明を行なってきたが、これに限られるものではない。例えば光源としてFED(Field Emission Display)を用いても良い。特にカーボンナノチューブ、カーボンナノチューブアレイを用いたFEDは比較的低電圧で駆動できるバックライト装置22が実現できる。
1…画素表示部
2…走査線駆動回路
3…信号線駆動回路
4…制御回路
11…薄膜トランジスタ
12…液晶容量
13…補助容量
22…バックライト装置
23…導光板
24…LCDモジュール
2…走査線駆動回路
3…信号線駆動回路
4…制御回路
11…薄膜トランジスタ
12…液晶容量
13…補助容量
22…バックライト装置
23…導光板
24…LCDモジュール
Claims (6)
- 4色以上の光源を備えたバックライト装置と、
複数の走査線と複数の信号線との交差部に配置されたスイッチング素子と、
スイッチング素子に接続された画素電極と、
点灯させる光源のそれぞれの色に応じた表示データを信号線に供給するとともに走査線にスイッチング素子をオンさせる走査信号を供給し、点灯させる光源の色数に応じた複数色の表示データを全て1フレーム期間内に画素電極に書き込む制御を行う制御回路と、
を有することを特徴とする液晶表示装置。 - 点灯させる光源を赤、青、緑の3色とした場合に3色分の表示データを1フレーム期間内に画素電極に書き込ませる第1表示モードと、点灯させる光源を4色以上とした場合の4色以上の表示データを1フレーム期間内に画素電極に書き込ませる第2表示モードとを切り換えることを特徴とする請求項1記載の液晶表示装置。
- 任意の色の表示データを書き込んだ後、次の色の表示データを書き込む前に、書き込んだ表示データの色に対応する光源を点灯させるためのブランキング期間を設けるとともに、
赤、青、緑以外の光源の色に対応した表示データを表示する際に、当該表示データを書き込んだ直後のブランキング期間に色調整のための期間を挿入することを特徴とする請求項1又は2記載の液晶表示装置。 - 前記ブランキング期間の長さを、点灯させる光源の発光特性に応じて増減させることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の液晶表示装置。
- 前記ブランキング期間の増減に際し、表示データを画素電極に書き込み始めるときの極性が色毎に反転するように前記ブランキング期間における極性信号のパルスの数を定めることを特徴とする請求項4記載の液晶表示装置。
- 表示データの書き込みが表示画面の2/3以上となった後に、当該表示データに対応する光源の点灯を開始させることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の液晶表示装置。
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2004
- 2004-03-25 JP JP2004090220A patent/JP2005275147A/ja active Pending
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