JP2005271674A - 自動車用バンパー - Google Patents

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JP2005271674A
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Michiichi Shima
道一 島
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Abstract

【課題】障害物に衝突したときにその障害物を確実にボンネット上に載せ挙げると共にそれに作用する衝撃を吸収することにより、障害物に与えられる損傷を小さく押えることができる自動車用バンパーを提供する。
【解決手段】自動車の前方に延びるボンネットの前方下部に備わったバンパーであって、前記バンパーの内部に前後方向に凹凸が交互に連なった蛇腹形状の板材9により形成されたエネルギー吸収体7を有する自動車用バンパー1である。
【選択図】図1

Description

本発明は、前方に延びるボンネットの前方下部に備わったバンパーに関する。
車両の前部車体構造は、障害物(歩行者等)に衝突したときに車体に作用する衝撃を吸収して搭乗者を保護すると共に、衝突された障害物に作用する衝撃をも吸収して保護するように構成されている必要がある。
かかる車両の前部車体構造として、特開平6−72284号公報には、車両前端部に収納され車両進行方向に展開するエアバッグと、そのエアバッグを展開駆動する展開駆動手段と、車両前方の障害物を検知する車両前方障害物検知手段と、車両の走行状態を検知する車両走行状態検知手段と、車両前方障害物検知手段及び車両走行状態検知手段の出力に基づいて車両前方障害物との衝突危険度を判定する衝突予測手段とを設けたものが開示されており、かかる構成によれば、衝突予測手段は、車両前方障害物検知手段及び車両走行状態検知手段の出力に基づいて歩行者、自転車等の車両前方障害物との衝突危険度を判定して障害物との衝突を予測し、車両前方障害物との衝突が予測された場合には、展開駆動手段を励起して車両進行方向にエアバッグを展開し、それによって歩行者、自転車等が直接車体と接触したり車体下部に巻き込まれるのを防止することができると共にそれらを保護することができる、との内容が記載されている。しかしながら、このような構成では、エアバッグ及び多数の検知装置並びに制御システムが必要である為構造が複雑となる上に誤動作を生じる可能性を有している。
又,特許文献1には、アマチュア(バンパーレインフォースメント)とフェイシア(バンパーフェース)との間に衝撃吸収材を配設してなる車両用バンパであって、衝撃吸収材を長手方向中央部において階段状に切断して受圧方向に対し垂直な分割面を形成するとともに、長手方向に略沿ったリブを備えたプレート部材を衝撃吸収材の分割面に介装して衝撃吸収材の分割体同士を固定したものが開示されており、かかる構成によれば、衝突時にバンパに対し局所的に加えられる衝撃荷重がアマチュア(バンパーレインフォースメント)の長手方向に対してプレート部材の全長にわたって分散されるので、衝突時のバンパアマチュア(バンパレインフォースメント)の折損を防止することができ、又,プレート部材は長手方向に略沿ったリブによって補強されているので、従来のオーバーライダに比べて強度を確保しながら軽量化を図ることができる、との内容が記載されている。しかしながら、この構成では、衝突された障害物に及ぼされる衝撃を吸収して保護することについては考慮されていない。
特開平11‐1149号
又,従来自動車用バンパー内に設けられるエネルギー吸収体としては、樹脂発泡体、特にビーズ発泡体があった。このエネルギー吸収体は衝撃吸収後に復元する性質を有していたが,このエネルギー吸収体は反発弾性があることから、自動車に対するダメージは小さくなるが自動車が歩行者と衝突したときの歩行者に及ぼす衝撃が大きく、歩行者保護の為にも問題となっていた。
本出願の課題は、障害物に衝突したときにその障害物を確実にボンネット上に載せ挙げると共にそれに作用する衝撃を吸収することにより、障害物に与えられる損傷を小さく押えることができる自動車用バンパーを提供することにある。
上記課題を解決する請求項1に係る発明は、自動車の前方に延びるボンネットの前方下部に備わったバンパーであって、前記バンパーの内部に前後方向に凹凸が交互に連なった蛇腹形状の板材により形成されたエネルギーー吸収体を有する自動車用バンパーである。
請求項2に記載の発明は、前記蛇腹形状の板材が車両の前方になるほど薄くなっている請求項1に記載の自動車用バンパーにある。
請求項3に記載の発明は,自動車の前方に延びるボンネットの前方下部に備わったバンパーであって、前記バンパーは最前方にバンパー枠、最後方に芯材を有し,前記バンパー枠と芯材の間に車両の前方になるほど厚みが薄い蛇腹形状の板材により形成されたエネルギー吸収体を有する自動車用バンパーにある。
請求項1に記載の発明は、自動車の前方に延びるボンネットの前方下部に備わったバンパーであって、前記バンパーの内部に前後方向に凹凸が交互に連なった蛇腹形状の板材により形成されたエネルギーー吸収体を有する自動車用バンパーであることより、蛇腹が前方より順に潰れることで衝撃の減衰力に著しく優れている。さらに、請求項1の発明によると、エネルギー吸収体である蛇腹形状の板材が潰れることにより、歩行者へのダメージを軽減する効果がある。
請求項2に記載の発明は、前記蛇腹形状の板材が車両の前方になるほど薄くなっている請求項1に記載の自動車用バンパーであることから、確実に蛇腹が前方より順に潰れるという効果が有る。
請求項3に記載の発明は,自動車の前方に延びるボンネットの前方下部に備わったバンパーであって、前記バンパーは最前方にバンパー枠、最後方に芯材を有し,前記バンパー枠と芯材の間に車両の前方になるほど厚みが薄い蛇腹形状の板材により形成されたエネルギー吸収体を有することから、自動車用バンパーに衝撃が加わったときに、蛇腹形状の板材が前方から順に圧縮され,バンパー枠が後方へ移動することから衝撃エネルギーが吸収される効果が有る。
以下、図面を参照しつつ本発明の実施形態を説明する。図1は本発明に係る自動車用バンパーを示した図である。自動車用バンパー1の内部にはエネルギー吸収体7が設置されてある。自動車用バンパー1は、芯材5とバンパー枠3とその間にエネルギー吸収体7を有している。エネルギー吸収体7は、図2に示すように、蛇腹形状の板材9となっている。該蛇腹形状の板材9は、車両前方になればなるほど厚みが薄くなっていることが好ましい。そして、図3のように、外部から衝撃が加わった場合に蛇腹形状の板材9が前方より潰れ衝撃を吸収しながら蛇腹が縮む。ここで、車両前方にいくほど蛇腹を形成している板の厚さを薄くすることにより、車両前方の蛇腹を潰れ易くし,車両前方から順に潰れることで衝撃の減衰力が優れたものとなっている。
又,かかる構成によれば、エネルギー吸収部が蛇腹形状に構成されているので、自動車用バンパー1が障害物に当たると蛇腹形状のエネルギー吸収部7が容易に圧縮されて自動車用バンパー1のバンパー枠3が後方に移動し、それによって障害物に作用する衝撃が有効に吸収されることとなる。
本発明に係る自動車用バンパーを示した概略図である。 本発明に係るエネルギー吸収体を示した概略図である。 外部から衝撃が加わった場合のエネルギー吸収体を示した概略図である。
符号の説明
1 自動車用バンパー
3 バンパー枠
5 芯材
7 エネルギー吸収体
9 蛇腹形状の板材

Claims (3)

  1. 自動車の前方に延びるボンネットの前方下部に備わったバンパーであって、前記バンパーの内部に前後方向に凹凸が交互に連なった蛇腹形状の板材により形成されたエネルギーー吸収体を有することを特徴とする自動車用バンパー。
  2. 前記蛇腹形状の板材が車両の前方になるほど薄くなっている請求項1に記載の自動車用バンパー。
  3. 自動車の前方に延びるボンネットの前方下部に備わったバンパーであって、前記バンパーは最前方にバンパー枠、最後方に芯材を有し,前記バンパー枠と芯材の間に車両の前方になるほど厚みが薄い蛇腹形状の板材により形成されたエネルギー吸収体を有することを特徴とする自動車用バンパー。
JP2004085901A 2004-03-24 2004-03-24 自動車用バンパー Withdrawn JP2005271674A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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DE102014213652A1 (de) * 2014-07-14 2016-01-14 Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft Stoßfängeranordnung
DE102014213652B4 (de) 2014-07-14 2024-04-18 Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft Stoßfängeranordnung

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