JP2005271030A - ソルダーペースト製品及びソルダーペースト容器 - Google Patents

ソルダーペースト製品及びソルダーペースト容器 Download PDF

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JP2005271030A JP2004087481A JP2004087481A JP2005271030A JP 2005271030 A JP2005271030 A JP 2005271030A JP 2004087481 A JP2004087481 A JP 2004087481A JP 2004087481 A JP2004087481 A JP 2004087481A JP 2005271030 A JP2005271030 A JP 2005271030A
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Abstract

【課題】 開閉可能の蓋体を有する透明容器に収容されたソルダーペーストの冷温保管及び常温に戻したときの温度状態を検知するようにしたソルダーペースト製品及びソルダーペースト容器を得る。
【解決手段】 透明容器1の内壁面にサーモラベル6a,6bを貼り付け、サーモラベル6a,6bの色の変化や数字により透明容器1内に収容したソルダーペースト5の温度を検知するようにした。
【選択図】 図2

Description

本発明は、冷温保存を要するソルダーペースト(クリーム半田ペーストともいう)の冷温保存時の温度状態や常温に戻した時の温度状態を正確に知ることができるソルダーペースト製品及びソルダーペースト容器に関する。
従来からプリント配線等にチップ部品をリフロー炉で半田付けに使用されるソルダーペーストは、半田粉末と粘性のあるペースト状のフラックスとの混合物からできている。このソルダーペーストの性質は、それ自身の経時変化が早く、例えば、ソルダーペーストの表面に堅い皮膜の発生やソルダーペースト自体の粘度が上昇するといった問題がある。このため、ソルダーペーストの取り扱いとして経時変化を抑えるために、ソルダーペーストの保存にあっては容器に収容され密閉された状態で約5℃で冷温保存されることが必要である。
また、ソルダーペーストの使用に際しては常温に戻すことが必要であるが、常温に戻すことが確実に行われていないと、容器の開封後にソルダーペーストの表面に結露が発生し、ソルダーペーストの劣化が生じるので、時間をかけて常温に戻すことが必要である。
一方、ソルダーペーストは熱の影響により劣化しやすいことから、ソルダーペーストを収容した容器に、ソルダーペーストの累積熱暴露を測定するための時間―温度インジケータ(ラベル)を貼り付けることで、ソルダーペーストの保存寿命を表示できるようにした技術が提案されている。(例えば、特許文献1参照。)
この時間―温度インジケータは基準色となるリングによって取り囲まれた色の変わる化学物質の内円の色が基準リングの色よりも濃いと、ソルダーペーストとラベルの耐用寿命の終わりが報知されるというものである。
特表2002−528740号公報
しかし、前述した従来のソルダーペーストの取り扱いでは、ソルダーペーストを冷温保存状態からゆっくりと時間をかけて常温に戻していたが、常温に戻った時の温度を実際には正確に知ることができなかった。このため、ソルダーペーストが常温に戻って使用可能になるまでには多くの時間を要していた。また、冷温保存時の温度管理についてもソルダーペースト自身の温度が正確に把握できないといった問題があった。
本発明は、上述したような課題を解消するためになされたもので、ソルダーペーストの冷温保存時の温度やソルダーペーストを常温に戻した時の温度を正確に知ることができるソルダーペースト製品及びソルダーペースト容器を得ることを目的とする。しかも、ソルダーペーストの常温への温度遷移時間を早くすることができる。
上記の課題を解決し、本発明の目的を達成するため、本発明による請求項1及び請求項2に記載のソルダーペースト製品及びソルダーペースト容器は、開閉可能の蓋体を有する透明容器の内壁面に貼り付けられた温度感知ラベルの例えば色や数字の変化によりソルダーペーストの温度を検知することを特徴とする。
本発明のソルダーペースト製品及びソルダーペースト容器によれば、透明容器の内壁面に貼り付けられた温度感知ラベルの色や数字の変化によりに容器内に収容されたソルダーペーストの温度を知ることができる。これにより、ソルダーペーストの冷温保存状態の温度や、冷温保存から取り出して常温状態に戻した時のソルダーペーストの温度状態の変化を温度感知ラベルの色や数字の変化から正確に検知することができる。
また、透明容器はその底部を凹面形状にして容器底面の表面積を広くすることで、容器と共にソルダーペーストの冷温状態への温度遷移時間及び冷温状態から常温温度への温度遷移時間を短縮することができる。
以下、本発明によるソルダーペースト製品及びソルダーペースト容器の最良の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は本発明に適用されるソルダーペースト容器内にソルダーペーストが収容されたソルダーペースト製品の容器を一部破断した外観斜視図、図2は図1のA−A線における要部の縦断面図、図3は同じくB−B線における横断面図、図4は温度感知ラベルの平面図である。
ソルダーペースト容器は、横断面形状が円い例えばポリスチレン(PS)等の透明なプラスチック容器1(以下、透明容器1という)から構成されている。透明容器とは、容器内が透けて見えるような薄い色付きの容器が好ましいが、殆んど透明色な容器であってもよい。この透明容器1には開閉可能な蓋2を有している。蓋2は透明容器1の開口部を密閉に閉塞する内蓋2aと、この内蓋2aの外側から透明容器1にねじ式に閉止される外蓋2bから構成されるものである。
ここで、透明容器1の底面3にはその中央部を円筒状に凹ませた凹面部4が形成され、この凹面部4は透明容器1内に深く蓋2の近くにまで達している。つまり、透明容器1の底面3はその表面積を広くしたことになる。
このように構成された透明容器1内に半田ペースト材であるソルダーペースト5が収容される。ソルダーペースト5は半田粉末とフラックスとの混合物であり、灰色で粘性を持ったクリーム状である。
ソルダーペースト5は、印刷や吐出、転写等の汎用性があり、また、粘着性があるためソルダーペーストの供給後、部品を搭載するだけで部品の仮固定の役目を果たすことができる等の長所を有している反面、ソルダーペースト自身の経時変化が早く、保存するに当たっては例えば5℃で冷温保存が必要であるといった短所がある。
また、ソルダーペースト5は、その使用に際しては常温に戻すことが必要であり、常温に戻すことが確実に行われていないと、容器の開封後にソルダーペーストの表面に結露が発生し、ソルダーペーストの劣化が生じるといった短所もある。
そこで、本発明は、ソルダーペースト5の冷温保存時の温度管理及びソルダーペースト5を常温に戻した時の温度管理を適正に行えるようにするため、透明容器1に図4に示した温度感知ラベル6を貼り付け、ソルダーペースト5の温度状態を検出するものである。
温度感知ラベルの一例として「テックジャム」社から市販されている商品No.KN3309582のデジタルサーモテープD−06を使用する。デジタルサーモテープD−06の仕様は、温度範囲が6〜34℃、温度ピッチが2℃で、精度は±0.5℃である。
上述した温度感知ラベル6(以下、サーモラベル6という)は、図4に示すように感知温度が色6の変化と温度の変化が数字8で現れる液晶表示タイプであり、色は低い温度から高い温度への上昇に伴って黒色→赤茶色→緑色→青色→濃紺色の順に変化し、逆に高い温度から低い温度への下降に伴って濃紺色→青色→緑色→赤茶色→黒色の順に変化する可逆性である。
上述したサーモラベル6は、透明容器1の内壁面に貼り付けられる。一例として透明容器1の外周部分の内壁面には等間隔に4枚のサーモラベル6aが貼り付けられ、別に容器1内に凹ませた凹面部4の内壁面にも等間隔に4枚のサーモラベル6bが貼り付けられている。詳しくは、4枚のサーモラベル6aは、透明容器1の略中間部分の同じ高さ貼り付けられ、4枚のサーモラベル6bは、凹面部4の中間部分の同じ高さ貼り付けられている。
したがって、4枚のサーモラベル6aは、透明容器1の外側から透けてラベルの色と共に温度表示される数字を識別することができ、また、4枚のサーモラベル6bは、透明容器1の底面から凹面部4を覗き見たとき、その周面から透けてラベルの色と数字を識別することができる。
以上のように構成した透明容器1を例えば5℃の冷蔵庫等内で金網等の上に置いて冷温保管したとき、透明容器1はその外周面が冷却されると共に、凹面部4により表面積を広くした底面からも効率的に冷却される。したがって、透明容器1は外周面からと凹面部4による内周面から効果的に冷却されることになり、ソルダーペースト5を目的の設定温度(5℃)に時間を短縮して冷温することができる。この際、サーモラベル6a及び6bにはソルダーペースト5が適正な冷温温度に変化した色と共に数字で現れる。すなわち、庫内から透明容器1を取り出したとき、透明容器1に貼られたサーモラベル6a及び6bの色の変化と、設定された冷温温度とサーモラベル6a及び6bに表示される数字とを対比して見ることによって、ソルダーペースト5が適正な冷温状態に管理されていることが識別できる。
かくして、ソルダーペースト5を使用するに当たって、庫内から取り出した透明容器1を外気中の金網の上に置き、ソルダーペースト5を常温に戻す。ここで、透明容器1は外気中に曝されることで、その外周面と共に凹面部4により表面積を広くした底面からも効率的に常温方向に温度遷移される。これによって、ソルダーペースト5は時間を短縮して常温状態に戻すことができる。この際、ソルダーペースト5が確実に常温状態に戻されたかどうかの識別は、透明容器1に貼られたサーモラベル6a及び6bの色の変化と、外気温度とサーモラベル6a及び6bに表示される数字とを対比して見ることによって常温状態にあることを知ることができる。
このように、本発明は、透明容器1内のソルダーペースト5の冷温保管温度及び常温に戻した時の温度状態を、透明容器1内に貼り付けられたサーモラベル6a及び6bの色の変化と数字により正確に知ることができ、ソルダーペースト5の経事変化や結露による劣化を防止することができる。しかも、透明容器1自体の底に凹面部4を設けて表面積を広くしたことで、ソルダーペースト5の冷温及び常温への温度遷移時間を短縮して行うことができ、ソルダーペースト5の取り扱いを極めて迅速にできる。
また、サーモラベル6a及び6bは、透明容器1の外周側と内周側のソルダーペースト5の温度を感知しているので、例えば、冷温保管状態あるいは常温状態において外周側と内周側のサーモラベル6a及び6bの温度が同一であれば、ソルダーペースト5の全体の温度が均一であることを知ることができる。なお、外周側と内周側のサーモラベル6a及び6bの温度がことが異なる場合には、ソルダーペースト5の全体の温度が均一でないことを知ることができ、これによって、ソルダーペースト5の誤った取り扱いを回避することができる。
本発明は、上述しかつ図面に示した実施の形態に限定されるものでなく、その要旨を逸脱しない範囲内で種々の変形実施が可能である。
本発明の実施の形態では、温度感知ラベルであるサーモラベルは、透明容器1の外周部の内壁面に等間隔に4枚のサーモラベル6aと、凹面部4の内壁面に等間隔に4枚のサーモラベル6bを貼り付けた場合について図示したが、サーモラベル6a及び6bの枚数については限定するものではない。また、各サーモラベル6aや6bの貼られる位置についても同じ高さに限らず位置をずらせて貼るようにしてもよい。
また、温度感知ラベルは、市販されているサーモラベル以外、例えば熱伝対を利用してソルダーペースト5の温度を測定することであってもよい。
本発明に適用される透明容器内にソルダーペーストが収容されたソルダーペースト製品の容器を一部破断した外観斜視図である。 図1のA−A線における要部の縦断面図である。 同じくB−B線における横断面図である。 温度感知ラベルの平面図である。
符号の説明
1…透明容器、2…容器の蓋、2a…容器の内蓋、2b…容器の外蓋、3…容器の底面、4…凹面部、5…ソルダーペースト、6,6a,6b…サーモラベル、7…温度により変化する色、8…温度により変化する数字

Claims (6)

  1. 開閉可能の蓋体を有する透明容器と、
    上記透明容器内に収容されたソルダーペーストと、
    上記透明容器の内壁面に貼り付けられ、上記透明容器内の上記ソルダーペーストの温度状態を検知する温度感知ラベルと
    からなることを特徴とするソルダーペースト製品。
  2. 上記温度感知ラベルは、ソルダーペーストの温度を色の変化と数字で表示されることを特徴とする請求項1に記載のソルダーペースト製品。
  3. 上記透明容器は、当該容器の底面を凹面形状にして容器底面の表面積を広くしたことを特徴とする請求項1に記載のソルダーペースト製品。
  4. 開閉可能の蓋体を有する透明容器と、
    上記透明容器の内壁面に貼り付けられ、上記透明容器内に収容される収容物の温度状態を検知する温度感知ラベルと
    からなることを特徴とするソルダーペースト容器。
  5. 上記温度感知ラベルは、上記収容物の温度を色の変化と数字で表示されることを特徴とする請求項4に記載のソルダーペースト容器。
  6. 上記透明容器は、当該容器の底面を凹面形状にして容器底面の表面積を広くしたことを特徴とする請求項4に記載のソルダーペースト容器。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011220718A (ja) * 2010-04-05 2011-11-04 Toyota Motor Corp はんだ劣化検査方法とその装置
EP3112071A4 (en) * 2014-02-26 2018-01-03 Fuji Machine Mfg. Co., Ltd. Solder delivery system
JP2018190871A (ja) * 2017-05-10 2018-11-29 パナソニックIpマネジメント株式会社 材料管理装置および材料準備方法
US11156989B2 (en) 2017-05-10 2021-10-26 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Material management apparatus and material preparing method

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