JP2005270251A - 長寿命と狭細部を磨けるブラシ - Google Patents

Abstract

【課題】
従来のブラシは、毛先が摩滅した場合は使用不能となり、さらにブラシの幅も広く狭細部を磨くのには、ブラシの毛先が磨く部分に届きにくく効率良く磨くことが困難であったことから、毛先の摩滅に応じて毛先を伸ばすことが出来るように棒状で細いことから長寿命と狭細部を磨くことのできるブラシの提供。
【解決手段】
把持部となる外部パイプ２に撚り線部４を通し外部パイプから出た一端をブラシの毛細部１とするもので、ストッパ部３は撚り線のぐらつき防止、端末部５は撚り線等の解れ防止を図るもので、外部パイプより撚り線等を長くした部分が毛先として利用でき、形が棒状のことから細く、長寿命と狭細部を磨けるブラシとなっている
【選択図】 図１

Description

本発明は、毛先の寿命が長く狭細部を磨けるブラシに関するものである。

従来のブラシは、毛先が摩滅した場合使用不能となり、狭細部の一例として、バイクの空冷エンジンのシリンダーフィン間の錆除去では、ブラシの毛先の摩滅が早く、歯ブラシ形のブラシでは磨く箇所に毛先が届きにくく磨くことが困難で、錆を除去するにはサンドブラスト等複雑高度な設備と技術が必要であった。

しかしながら、一般人にはサンドブラスト等の高度な設備を導入するには問題があり簡便に磨けるブラシが必要である。

本発明のブラシは、把持部となる金属または屈曲性のある樹脂の外部パイプの中に、外部パイプより長い毛先となる金属または樹脂あるいは天然素材の多数の細線を撚った撚り線、あるいは多数の細線を束ねた束線を通し、外部パイプの先端から出た撚り線または束線の細線の一端をほぐしブラシの毛先とし、毛先が摩滅した場合は、外部パイプ内の線を送り出すことにより長寿命なブラシとなり、さらに形状が棒状のことから細い物等多様なサイズの製作が可能であり、簡便に狭細部を磨くことを可能とした。

以上のように、請求項１記載の発明によれば、ブラシの毛先となる撚り線等を外部パイプに比して長くした部分がブラシの毛先となり、撚り線等を長く製作するに比例しブラシの寿命も長くなり、形状が棒状のことから奥まった狭細部を簡便に磨くことができ、結果的に省資源に寄与する。

本発明のブラシは、図１に示されるように、単純な構造で構成部品も少ないことから、製作には太さや長さの制約を受けず、毛先部１が摩滅した場合には、外部パイプ部２の内部を貫通する撚り線または束線部４を毛先部方向へ送り出すことによって、連続して使用でき、スットパ部３は撚り線等のぐらつき防止、端末部５は撚り線等の解れを防止するものであり、毛先が摩滅した場合外部パイプ内の撚り線部４を毛先方向に伸ばすことができ、形が棒状で細いことから長寿命で狭細部を容易に磨けるブラシである。

本発明に係わる長寿命と狭細部を磨けるブラシの構成を示す外観図である。

符号の説明

１・・・毛先部
２・・・外部パイプ部
３・・・ストッパ部
４・・・撚り線または束線部
５・・・端末部

Claims (1)

1. 本ブラシは、金属または屈曲性のある樹脂の外部パイプ内に、外部パイプより幾分長い金属または樹脂あるいは天然素材の多数の細線を撚った撚り線、または多数の細線を束ねた束線を通し、外部パイプから出た撚り線または束線の一端をほぐし、この部分をブラシの毛先部とし、撚り線または束線の他端を端末部とし、毛先部から離れた反対側の外部パイプの一部と撚り線または束線の一部にかかるように熱収縮チューブ被せ、撚り線または束線のぐらつきを防止するストッパ部を設けた棒状の形体から成り、外部パイプを把持して使用するもので、毛先部が摩滅した場合は外部パイプ内を通る撚り線または束線を毛先方向に押し出し、撚り線、または多数の細線を束ねた束線を外部パイプより幾分長くした部分が新たな毛先部として連続使用できるものであり、形が棒状のことから毛先部が細くなり、長寿命と狭細部を磨けるブラシである。

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