JP2005269588A - 撮影日時連動挿絵付き名刺フォトカード印刷システム - Google Patents

Abstract

【課題】デジタルカメラ内に記録させた撮影画像や撮影日時の情報を、名刺用紙に印刷し、デジタルカメラ内の画像の比率と名刺用紙のサイズの比率の差から生じる余白に撮影日時と連動して印刷内容が挿し変わる事を可能にする。
【解決手段】デジタルカメラ内に利用者が記録している撮影画像を名刺サイズの用紙に印刷し、デジタルカメラ内の撮影画像の縦横比率と名刺用紙のサイズの縦横比率の差から生じる余白に対し、撮影日時に連動した内容を合成し印刷するシステム及び方法を提供する。
【選択図】図２

Description

発明の詳細な説明

本発明は、デジタルカメラ内に利用者が記録している撮影画像を、名刺サイズの用紙に印刷し、デジタルカメラ内の画像の縦横比率と、名刺用紙のサイズの縦横比率の差から生じる余白に対し、撮影日時に連動してイラストや背景などが挿し変わるシステム及び方法に関する。

近年、デジタルカメラの性能や機能は増加の一途にあり、携帯性の向上、画質の向上等、利用者に多大な便宜を供与しているといえる。

デジタルカメラ内に記録できるメディア等の情報量も著しく向上しており、デジタルカメラの利用者は、大量の撮影画像を記録させる事ができ、様々な撮影用途にデジタルカメラを利用しているといえる。

そのため、デジタルカメラによって記録された撮影画像は閲覧する用途以外に、印刷用途が要求されているといえる。

これらのデジタルカメラの撮影画像は、家庭にてメディア読み取り装置等を使って、パーソナルコンピュータに取り込み、そのコンピュータに接続されたプリンタ等を使った普通サイズの用紙への印刷する事や、写真として現像する事が普及し始めている。

また、撮影画像は印刷物として携帯する事は日常的であり、頻繁に携帯するサイズのものとして名刺のサイズは、財布等の他の収納機能のついた携帯物などの多くに対応しており、携帯するサイズとして普及しているといえる。

そのため、デジタルカメラ内のメディアに記録された撮影画像は印刷物として携帯する際に、名刺サイズに印刷する用途が考えられる。

発明が解決しようとする課題

しかし、元来、デジタルカメラ内の撮影画像は一般的な写真サイズで出力し、携帯するのが日常である。

元来、携帯物のサイズとして、頻繁に利用される名刺サイズは、デジタルカメラの撮影画像の縦横比が３：４に対して、名刺サイズが５５：９１と縦横比率が異なり、名刺サイズにデジタルカメラで撮影した画像を印刷した場合、名刺用紙の横側の約５分の１が余白になってしまう。

本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、請求項１のデジタルカメラによる撮影画像を名刺サイズに印刷する際にできる余白部分を撮影日時や年に連動してイラストや背景等の印刷を可能とする。

課題を解決するための手段

デジタルカメラに搭載されたメディア等からコンピュータ及びキオスク端末に撮影画像を取り込み、その撮影日時の情報を取得し、本発明の請求項１、請求項２、請求項３、請求項４、請求項５、請求項６、請求項７、請求項８、請求項９、請求項１０、請求項１１及び請求項１２を実装したプログラムを用い、通信できるインクジェット型プリンタ及び昇華型プリンタ等の印刷装置を用い、専用の名刺用紙に印刷する事で本発明の目的とする名刺サイズの印刷を可能とする。

図１、図２、図３は本発明のシステムの一つであり、キオスク端末にデジタルカメラの撮影画像の転送手段としてデジタルカメラに搭載された記録メディアをコンピュータに接続されたメディア読み取り装置より撮影画像を転送し、請求項１０による撮影日と同じ月日に起きた過去の出来事を選択した場合の構成例を示す。

図１は、上記システム例のチャートを示す。

図２は、上記システム例の構成を示し、図中（８）は本発明のキオスク端末であり、（９）は本発明に搭載された記録メディア読み取り装置であり、（７）は記録メディアであり、（１０）はデジタルカメラを示す。

図３は、本実施例の印刷サンプルを示す。

本発明のキオスク端末に付属するタッチパネル等の操作装置から操作し、デジタルカメラ内に記録されている撮影画像を受信準備状態にする。（１）

本発明のキオスク端末とデジタルカメラを、記録メディアや、赤外線通信や、通信ケーブル等から取り込み可能にする。実施例では、デジタルカメラに搭載された記録メディアを、本発明のキオスク端末に搭載された記録メディア読み取り装置に挿入する。（２）

本発明のキオスク端末に付属するタッチパネル等の操作装置から操作する事でデジタル
カメラから撮影画像や撮影日時等の情報の転送を開始する。（３）

本発明のキオスク端末に付属するタッチパネル等の操作装置から操作する事で、撮影日時に関連する余白部分へのデザイン等を選択し（４）印刷を決定する。（６）

発明の効果

撮影日時に連動したイメージを印刷する事によって撮影画像に付加価値を付ける事ができる。

名刺サイズの用紙にデジタルカメラの撮影画像を印刷する事によって、携帯性が向上する。

本システムのチャートを示す。 本システムの構成例を示す。 本発明による印刷例を示す。

Claims (15)

1. 本発明は、デジタルカメラ内に利用者が記録している撮影画像を名刺サイズの用紙に印刷し、デジタルカメラ内の画像の縦横比率と名刺用紙のサイズの縦横比率の差から生じる余白に対し、撮影日時に連動した内容を合成し印刷するシステム及び方法に関する。
2. 請求項１において、前記余白部分には撮影日時を印刷できる特徴を持つ。
3. 請求項１において、前記余白部分には撮影日をマークした月のカレンダーを印刷できる特徴を持つ。
4. 請求項１において、上記余白部分には、撮影日を日捲りカレンダーとして印刷できる特徴を持つ。
5. 請求項１において、上記余白部分には、撮影日時に関係する記念日や、その季節に合わせたイラストが印刷できる特徴を持つ。
6. 請求項１において、上記余白部分には、撮影の季節や時間帯、記念日によって、それに関係した背景、イラストが印刷できる特徴を持つ。
7. 請求項１において、上記余白部分には、撮影の年に関係する干支が印刷できる特徴を持つ。
8. 請求項１において、上記余白部分には、撮影の月又は日に関係する誕生石や花、星座が印刷できる特徴を持つ。
9. 請求項１において、上記余白部分には、撮影の時間帯によって背景が変わる特徴を持つ。
10. 請求項１において、上記余白部分には、撮影日と同じ月日に起きた過去の出来事、有名人の誕生日などの情報が入れられる特徴を持つ。
11. 請求項１において、上記余白部分には、撮影日の月齢が印刷できる特徴を持つ。
12. 請求項１において、上記余白部分には、撮影日の時間帯に連動し、地図付きの世界時計を印刷できる特徴を持つ。
13. 請求項１において、上記余白部分には、請求項２、請求項３、請求項４、請求項５、請求項６、請求項７、請求項８、請求項９、請求項１０、請求項１１及び請求項１２を組み合わせて印刷できる特徴を持つ。
14. 請求項１において、本発明は一般の家庭や企業のパーソナルコンピュータにアプリケーションソフトウェアとして組み込む事ができる特徴を持つ。
15. 請求項１において、本発明はキオスク端末として商業施設内に設置し、課金装置を搭載する事によって利用料金を徴収できる事が可能な特徴を持つ。

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