JP2005268932A - プロビジョニング制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ネットワーク機器200で構成されたネットワーク300上に、所定のネットワーク構成を構築するためにネットワーク機器200のプロビジョニングを行うプロビジョニング制御装置100に関し、ネットワーク構成の新規設定或いは更新時、又はネットワーク機器200或いは回線の障害時における信頼性の高いプロビジョニングを迅速に行う。
【解決手段】コマンド生成部12が所定のネットワーク構成とするためのネットワーク設定コマンド800を生成してネットワーク機器200に与え、ネットワーク状況分析部15が設定結果801に基づき決定される、ネットワーク機器200の運用状況情報802を取得し、この運用状況情報802に基づきネットワーク構成状態を分析し、この分析結果803に基づきプロビジョニング制御部10が、ネットワーク設定コマンド800を決定し、このコマンド800の生成をコマンド生成部12に要求する。
【選択図】 図2

Description

本発明はプロビジョニング制御装置に関し、特に、ネットワーク機器で構成されたネットワーク上に、所定のネットワーク構成を構築するために該ネットワーク機器のプロビジョニングを行うプロビジョニング制御装置に関する。
近年、通信技術の急速な発展に伴い、ネットワークを構成するネットワーク機器(ルータやスイッチ等)は、例えば、VLANネットワーク、VPNネットワーク、及びMPLS等に対応した機能を備えたものになり、ますます複雑化及び高度化し、これらの機能に用いた様々なネットワークサービス(ネットワーク構成)が可能になって来ている。
このネットワークサービスを実現するためには、プロビジョニング制御装置(プロビジョニング管理システム)が、例えば、ネットワークの新規構成/変更時、ネットワーク機器のダウン時、又は回線障害発生時或いは復旧時において、ネットワーク機器に対してプロビジョニング(設定)を行う必要がある。
プロビジョニングとは、“ある要求を満たすためにネットワーク資源を割り当てる、あるいは設定する一連のプロセス”と、RFC3272の”Overview and Principles of Internet TE”に定義されているように、ネットワーク機器に対して、或る目的のため、ネットワーク設定を行うことである。以下、このネットワーク設定を単にプロビジョニングと称することがある。
高度化されたネットワークサービスの一例として、既存の専用線網を使ったVPN(VirtualPrivate Network)サービスをIPネットワーク上で実現するIP-VPN(Internet Protocol Virtual PrivateNetwork)サービスや、企業内の拠点単位にイントラネットとして使用していたVLAN(Virtual Local Area Network)を各拠点間で接続し、広域なVLANに展開する広域VLANサービス等がある。
このようにネットワークサービスが高度化されると、広域に分散した多数のネットワーク機器に対して、複雑化したネットワーク設定コマンドを設定し、ネットワーク上にネットワークサービスに対応した所定のネットワーク構成をプロビジョニング(設定)する必要がある。
したがって、プロビジョニング制御装置に対する要求として、広域に分散した多数のネットワーク機器をネットワークサービス毎に識別し、各ネットワーク機器に対して該当サービス実現のために必要な複雑なネットワーク設定コマンドを設定する機能が必要である。
すなわち、通信事業者のネットワーク運用者が、実現させたいネットワークサービス毎に、通信事業者が管理運用するネットワーク上に数多く存在するネットワーク機器やネットワーク機器間を接続する回線をシステム構成画面等のGUIを操作するだけで、ネットワークサービスを実現するネットワーク設定コマンドを、ネットワークサービスに関連する全てのネットワーク機器200に自動で設定することが可能なシステムが必要である。
図25は、従来のプロビジョニング制御装置(プロビジョニング管理システム)100z例を示しており、この制御装置100zは、ネットワーク300を構成するネットワーク機器200_1〜200_4(以下、符号200で総称することがある。)に接続されている。
プロビジョニング管理システム100zは、プロビジョニング制御部10z、コマンド生成部12、コマンド送受信部13、ダウンロードデータ処理部17、及びダウンロードデータバックアップDB24を備えている。
動作において、プロビジョニング管理システム100zは、ネットワークサービスを提供するためネットワーク機器200のプロビジョニングを行うが、このときにネットワーク機器200に設定したプロビジョニングデータ(設定データ)を、自身のダウンロードデータバックアップDB24にバックアップしておく。
例えば、ネットワーク機器200_1に障害が発生したとき、このネットワーク機器200_1を正常なネットワーク機器200に交換する。そして、このネットワーク機器200にプロビジョニング管理システム100zは、バックアップしておいたプロビジョニングデータで設定する。これにより、ネットワークサービスの長期中断を回避する(例えば、特許文献1参照)。
特開平11-306110公報(3頁、図1)
従来のプロビジョニング管理システムにおいては、各種のネットワークサービスのプロビジョニング(ネットワーク設定操作)は容易になって来てはいるが、広域に分散して運用されているネットワーク機器200に対して、一連のネットワーク設定コマンドを全て問題なく設定することは非常に困難である。
例えば、従来のプロビジョニング管理システムでは、設定するネットワーク設定コマンド自体は、シンタックスレベルでは問題が無いにも関わらず、(1)設定対象のネットワーク機器200自体が故障してしまってアクセスできない場合、(2)ネットワーク機器200間をつなぐ回線を差し替え中の場合、又は(3)回線の使用帯域を設定する際に、回線の物理帯域を既に超えている場合等において、プロビジョニング処理が途中で失敗することがある。
これは、従来のプロビジョニング管理システムが、ネットワーク設定コマンドが失敗した場合のシステム対応が十分ではなくためである。
このようなプロビジョニング処理の失敗が発生した場合、ネットワーク運用者は、失敗の原因を調査し、その調査結果に基づいて、例えば、故障しているネットワーク機器の復旧や、回線の差し替え保守作業の完了を待った後、失敗したプロビジョニングの再プロビジョニング、すなわち、ネットワーク設定コマンドを再度設定する必要がある。
さらに、(1)ネットワークサービスを実現するための一連のネットワーク設定コマンドは階層化され、各階層間で相互に関連性を持ち複雑であること、(2)ネットワークサービスが、複数のサービス機能を組み合わせて実現されていること、(3)これらのサービス機能間も関連性があること等により、ネットワーク設定コマンド管理は非常に複雑になって来ている。
これに対して、従来のプロビジョニング管理システムでは、例えば、プロビジョニング処理の途中で失敗した場合(処理が中断した場合)、実現しようとしたネットワークサービス中のどのサービス機能までが設定完了しているか等のネットワークサービス運用可能レベルの管理ができない。すなわち、管理システムでは、ネットワーク設定コマンドの設定失敗に対する影響範囲の明確化や、設定失敗時のネットワークサービス運用可能レベルを特定することが非常に困難である。
このような問題に対応するため、ネットワーク管理作業に熟練したネットワーク運用者が、経験や勘をよりどころとしてネットワーク設定コマンドの修正範囲やサービス運用影響範囲の判断、及び現時点でのネットワークサービス運用可能レベルも調査等を行った後、手作業でネットワーク機器200のプロビジョニングデータの修正作業を行っていた。
この修正作業を、従来のプロビジョニング管理システムには、支援するような機能がないため、手作業とプロビジョニング管理システムとの連携が図れず、プロビジョニング管理システムの導入効果を半減させ、運用管理コストの増大を招いていた。
また、図25に示したプロビジョニング管理システム100zの場合は、の設定失敗時に、予め、正常運用時にバックアップしておいたプロビジョニングデータ(ネットワーク設定コマンド)を再度設定するが、バックアップしたプロビジョニングデータは、プロビジョニング処理開始前のネットワーク機器200に設定されている他のネットワークサービスも含んだ全てのプロビジョニングデータであるため、プロビジョニング処理失敗に関連が無い他のネットワークサービスの中断も発生させてしまう。
さらに、ネットワークサービスの高度化及び多様化に伴って、ネットワーク機器200に対して実施するプロビジョニングデータも飛躍的に増大しており、全てのプロビジョニングデータの再設定方法では、プロビジョニングデータ量に比例した処理時間を必要とすることになる。すなわち、関係のないネットワークサービスまで停止させ、その復旧までの停止時間は、ネットワークサービスの高度化及び多様化に伴って増大してしまう。
したがって、本発明は、ネットワーク機器で構成されたネットワーク上に、所定のネットワーク構成を構築するためにネットワーク機器のプロビジョニングを行うプロビジョニング制御装置において、ネットワークサービス(ネットワーク構成)の新規設定或いは更新時、又はネットワーク機器或いは回線の障害時における信頼性の高いプロビジョニングを迅速に行うこと、また、プロビジョニング失敗要因に対応したプロビジョニングを行うことを課題とする。
前記の課題を解決するため、本発明のプロビジョニング制御装置は、ネットワーク機器で構成されたネットワーク上に、所定のネットワーク構成を構築するために該ネットワーク機器のプロビジョニングを行うプロビジョニング制御装置であって、該所定のネットワーク構成とするためのネットワーク設定コマンドを生成し、このネットワーク設定コマンドを該ネットワーク機器に与え、この設定結果を該ネットワーク機器から受けるコマンド生成部と、該設定結果に基づき決定された該ネットワーク機器の運用状況情報を取得し、取得した運用状況情報に基づき該ネットワーク構成状態を分析した分析結果を出力するネットワーク状況分析部と、該分析結果に基づき決定した該ネットワーク設定コマンドの生成を該コマンド生成部に指示するプロビジョニング制御部とを備えたことを特徴としている。
図1は、本発明に係るプロビジョニング制御装置100の原理を示している。このプロビジョニング制御装置100は、コマンド生成部12、ネットワーク状況分析部15、及びプロビジョニング制御部10を備えている。
通常、ネットワーク300は、複数のネットワーク機器200_1〜200_4(以下、符号200で総称する。)やこれらを接続する伝送路等で構成されている。
プロビジョニング制御装置100は、各ネットワーク機器200に接続されており、ネットワーク300上に所定のネットワーク構成(例えば、顧客の要求に基づき構成するVLANネットワークサービス等のためのネットワーク構成)を構築するために各ネットワーク機器200のプロビジョニング(設定)を行うものである。
まず、このプロビジョニングを行うため、プロビジョニング制御部10は、コマンド生成部12に対して、所定のネットワークを構成するためのネットワーク設定コマンド800の生成を指示する。
コマンド生成部12は、指示されたネットワーク設定コマンド800を生成し、このネットワーク設定コマンド800を所定のネットワーク機器200に与え、その設定結果801を各ネットワーク機器200から受ける。
ネットワーク状況分析部15は、設定結果801に基づき決定した各ネットワーク機器200の運用状況情報(ネットワーク情報)802を、例えば、SNMP(図示せず。)を介して取得し、この運用状況情報802に基づきネットワーク構成状態を分析し、この分析結果803を出力する。
プロビジョニング制御部10は、分析結果803に基づき、次のネットワーク設定コマンドを決定し、このコマンドの生成をコマンド生成部12に指示する。
これにより、従来のコマンド設定結果801のみに基づくものより、ネットワーク構成(ネットワークサービス)の新規設定(構築)或いは更新時、又はネットワーク機器或いは回線の障害時における信頼性の高いプロビジョニングを迅速に行うことが可能になる。
また、本発明は、上記の本発明において、該プロビジョニング制御部は、該分析結果に基づき、以後のプロビジョニングに対する影響展開を行い、この影響展開の結果に基づき、次に生成するネットワーク設定コマンドを決定することができる。
すなわち、プロビジョニング制御部は、例えば、プロビジョニング処理に失敗した場合、
分析結果に基づき、以後のプロビジョニングに対する影響展開し、例えば、ネットワーク機器が故障が発生している場合、対象ネットワーク機器200へのアクセス自体ができず切り戻し処理や以後のプロビジョニング処理に影響を与えるか否かを分析し、次に生成するネットワーク設定コマンドを決定する。
これにより、例えば、プロビジョニング処理の失敗要因に、起因する影響を避けたプロビジョニングが可能になる。
なお、この影響展開は、後述するネットワーク構成が複数のサービス機能で構成されている場合のサービス機能レベルで行ってもよいし、コマンドレベル、又はコマンド群レベルで行ってもよい。
また、本発明は、上記の本発明において、該所定のネットワーク構成が複数のプロビジョニングで実現され、各プロビジョニングにプロビジョニング状況レベルが対応付けられており、該プロビジョニング制御部が、該設定結果に基づき、該プロビジョニング状況レベルを更新し、該ネットワーク状況分析部は、プロビジョニングに失敗したプロビジョニング状況レベルに基づき取得すべき該運用状況情報を決定することができる。
すなわち、ネットワーク構成は複数のプロビジョニングで実現される。このプロビジョニングの分割方法は、ここでは規定しない。そして、各プロビジョニングには、プロビジョニング状況レベルを対応付ける。
該プロビジョニング制御部が、各プロビジョニングの該設定結果に基づき、該プロビジョニング状況レベルを更新し、ネットワーク状況分析部は、プロビジョニングに失敗したプロビジョニング状況レベルに基づき取得すべき該運用状況情報を決定する。
このようにプロビジョニング状況レベルでプロビジョニングを管理することにより、プロビジョニング失敗要因に対応したプロビジョニングを行うことが可能になる。
また、本発明は、上記の本発明において、該プロビジョニング状況レベルを、該所定のネットワーク構成を構成する複数のサービス機能、各サービス機能を実現するためのネットワーク設定コマンド群、又はネットワーク設定コマンドに対応付けることができる。
すなわち、プロビジョニング状況レベルは、所定のネットワーク構成を構成する複数のサービス機能に対応付けて決めてもよいし、各サービス機能を実現するためのコマンド群に対応付けてもよいし、各コマンドに対応付けてもよい。
図2は、プロビジョニング状況レベルをサービス機能に対応付けた例を示している。
同図には、所定のネットワーク構成(ネットワークサービス)を構成するサービス機能例(1)を示しており、ネットワーク構成は、VLAN機能、ESRP機能、及びEoMPLS機能で構成され、各機能には、プロビジョニング状況レベルが設定されている。
なお、ネットワーク構成には、同一のサービス機能、例えばVLAN機能が、複数存在する場合があり、この場合、サービス機能とプロビジョニング状況レベルは1対1に対応しない。
該プロビジョニング制御部は、現在のプロビジョニング状況、すなわち、現在プロビジョニング中のサービス機能のプロビジョニング状況レベルを、設定結果に基づき更新する。
ネットワーク状況分析部は、設定結果として受信したプロビジョニングに失敗した該サービス機能及びそのプロビジョニング状況レベルに基づき取得すべき該運用状況情報を決定する。
そして、上述したように、ネットワーク状況分析部が、取得した運用状況情報を分析し、プロビジョニング制御部は、分析結果に基づき決定されるネットワーク設定コマンドを決定し、その生成をコマンド生成部に指示する。
これにより、所定のネットワーク構成が正常に確立されないときにおいて、分析結果、すなわち、コマンドの設定結果及び運用状況情報に基づき、例えば、次善のネットワーク構成を確立することが可能になる。
これにより、より失敗要因に対応した柔軟で精密なプロビジョニング処理が可能になる。
また、本発明は、上記の本発明において、該プロビジョニング制御部が、該設定結果に基づきプロビジョニングが失敗したことが判明したときの該分析結果に基づき、該プロビジョニングの切り戻しを行うことができる。
すなわち、プロビジョニング制御部は、該分析結果に基づき、例えば、失敗したプロビジョニングの切り戻しを行う。
これにより、例えば、ネットワークの一部に障害があったためプロビジョニングに失敗し、このプロビジョニングに対応するサービス機能が正常に確立できなかった場合、当該プロビジョニングの切り戻しを行い、他のサービス機能等に影響を与えなくすることが可能になる。
また、本発明は、上記の本発明において、該プロビジョニング制御部が、失敗したプロビジョニングの該分析結果に基づき、以後のサービス機能のプロビジョニングを行うか否かを決定することができる。
すなわち、ネットワークの一部に障害があったためプロビジョニングに失敗し、これに対応するサービス機能が正常に確立できなかった場合、プロビジョニング制御部10は、例えば、該障害が以後のサービス機能に影響を与える場合、このサービス機能のプロビジョニングは行わない。
これにより、前のプロビジョニング結果の影響を展開を考慮したプロビジョニングを実行することが可能になるとともに無駄なプロビジョニングを排除することが可能になる。
また、本発明は、上記の本発明において、該プロビジョニング毎に取得すべき、ネットワーク機器の運用状況情報が予め設定されたデータベースを有し、該ネットワーク状況分析部は、該設定結果及び該データベースに基づき、取得する運用状況情報を決定することができる。
図2に示したサービス機能例(1)のデータベースにおいて、プロビジョニングに対応するVLAN機能、ESRP機能、及びEoMPLS機能には、それぞれ、取得すべき運用状況情報(同図では、ネットワーク機器運用状況チェック項目)、例えば、ネットワーク障害チェック又は回線障害チェックを行うか否かの情報が設定されている。ネットワーク状況分析部は、設定結果及びデータベースに基づき、取得すべき運用状況情報を決定する。
これにより、該ネットワーク状況分析部は、容易に、取得すべき運用状況情報を決定することが可能になる。
また、本発明は、上記の本発明において、該プロビジョニングが必須であるか否かを示す必須・オプション管理データベースをさらに有し、該プロビジョニング制御部は、該分析結果に基づき、必須のプロビジョニングがなされなかったと判断したとき、該所定のネットワーク構成処理を中断することができる。
図3は、ネットワーク構成を構成するサービス機能例(2)を示しており、この例(2)のネットワーク構成は、図2に示したサービス機能例(1)と同様に、プロビジョニングに対応したVLAN機能、ESRP機能、及びEoMPLS機能で構成されている。
そして、さらに、VLAN機能には“必須”が設定され、ESRP機能及びEoMPLS機能には“オプション”が設定されている。
プロビジョニング制御部10は、該分析結果に基づき、必須のサービス機能のプロビジョニングに失敗したと判断したとき、所定のネットワーク構成処理を中断する。
一方、例えば、オプションのサービス機能のプロビジョニングが失敗をしたとき、その他の機能を提供するためのプロビジョニング処理を続行する。
これにより、必須のサービス機能がプロビジョニングされなければ意味のない無駄なネットワーク構成処理を中断することが可能になる。
さらに、本発明は、上記の本発明において、該プロビジョニング制御部は、該分析結果に基づき、オプションのプロビジョニングが設定されなかったと判断したとき、以後のサービス機能のプロビジョニングを続けることが可能である。
これにより、ネットワーク構成に必須でないサービス機能のプロビジョニングの成功/失敗に関わりなく所定のネットワーク構成のプロビジョニングを行うことができる。
以上説明したように、本発明に係るプロビジョニング制御装置によれば、ネットワークサービス(ネットワーク構成)の新規設定或いは更新時、又はネットワーク機器或いは回線の障害時における信頼性の高いプロビジョニングを迅速に行うことが可能になる。
また、例えば、サービス機能毎に、必須又はオプションを指定しておくだけで、プロビジョニング処理失敗時に、ネットワーク運用者の手を煩わすことなく、システムが自律的にプロビジョニング処理失敗に関連するネットワーク機器200を絞り込んで、プロビジョニング処理失敗した原因、及び処理失敗以降のプロビジョニング処理に関連する影響範囲を判断し、切り戻し等の修正作業を迅速に行うことを可能とする。
これにより、プロビジョニング処理失敗時に、関係のないネットワークサービスまで停止させてしまい、復旧までの時間を増大させてしまうことがなくなる。
また、修正作業を実施した結果、プロビジョニング状況レベルを通じてネットワークサービス可能なサービス機能をどこまで提供しているかも管理及び提示することも可能となる。
さらに、ネットワーク運用者のプロビジョニングに関する工数削減に貢献することができ、通信事業者が利用者に提供するネットワークサービス実現を迅速に行うことが可能となる。
構成実施例
図4(1)は、本発明に係るプロビジョニング制御装置100の構成実施例を示している。この制御装置100は、プロビジョニング制御部10、サービス設定管理部11、コマンド生成部12、コマンド送受信部13、コマンド異常分析部14、ネットワーク状況分析部15、及びネットワーク情報取得部16、並びに複数のデータベース(以下、DBで略称することがある。)で構成されている。
これらのデータベースとしては、サービス設定管理データベース20、必須・オプション管理データベース21、サービス機能定義データベース22、及びコマンド文字列/機能変換データベース23が含まれている。
図4(2)は、プロビジョニング制御装置100が管理するネットワーク300を示しており、このネットワーク300は、ネットワーク機器200_1〜200_9(以下、符号200で総称することがある。)で構成されている。これらのネットワーク機器200は、それぞれ、プロビジョニング制御装置100のコマンド送受信部13及びネットワーク情報取得部16に接続されている。
以下に示す動作実施例(1)〜(4)では、ネットワーク運用者が、顧客の要請に応じて“広域VLANサービス(ネットワーク構成)”をネットワーク300上に構築する例を示す。
図5は、広域VLANサービスの定義例を示している。この広域VLANサービスは、複数のサービス機能、すなわち、サービス機能名=VLAN400_1、VLAN400_2、LSP500_1、LSP500_2、及びEoMPLS600で構成されている。そして、VLAN400_1及び400_2はVLAN定義で定義され、LSP500_1はLSP定義で定義され、LSP500_2はLSP冗長定義で定義され、EoMPLS600は広域VLAN定義で定義されている。広域VLANサービスのサービス機能のプロビジョニングの順序は、同図の上から順に、すなわち、VLAN400_1、VLAN400_1、…、EoMPLS600の順である。
また、各サービス機能には、“必須”又は“オプション”の中のいずれかが設定されおり、この“広域VLANサービス”においては、VLAN400_1、VLAN400_2、及びLSP500_1は“必須”であり、LSP500_2、及びEoMPLS600は“オプション”である。
「必須のサービス機能」とは、広域VLANサービスを提供するために、必須であることを意味し、「オプションのサービス機能」とは、広域VLANサービスを提供するためにはかならずしも必須でないことを意味している。
また、各サービス機能には、プロビジョニング状況レベルを示す番号“1”〜“5”が付されている。
図6は、広域LANサービスを提供するために必要なネットワーク構成例(1)を示しており、このネットワーク構成例(1)は、図4(2)に示したネットワーク300のネットワーク機器200_1〜200_9から選択されたネットワーク機器200_1〜200_7で構成されている。これらのネットワーク機器200は、プロビジョニング制御装置100が、広域LANサービスのためにプロビジョニング(設定)する必要があるネットワーク機器200である。
図7は、ネットワーク構成例(2)を示している。このネットワーク構成例(2)は、ネットワーク構成例(1)において、広域VLANサービスを提供するために、プロビジョニング制御装置100が、まず、プロビジョニング(設定)しなければならない必須のVLAN機能を示している。
このVLAN機能は、ネットワーク機器200_1〜200_3上に構築したVLAN400_1、及びネットワーク機器200_4〜200_6上に構築したVLAN400_2である。
図8は、ネットワーク構成例(3)を示している。このネットワーク構成例(3)は、ネットワーク構成例(2)において、プロビジョニング制御装置100が、次に、広域VLANサービスを提供するために、プロビジョニングしなければならない必須のLSP機能及びオプションの冗長LSP機能を示している。
これらのLSP機能は、VLAN400_1とVLAN400_2を接続するLSP機能であり、ネットワーク機器200_1とネットワーク機器200_4の間を接続するメイン(必須)のLSP500_1とバックアップ(オプション又は冗長)LSP500_2である。
図9は、ネットワーク構成例(4)を示している。このネットワーク構成例(4)は、ネットワーク構成例(3)において、プロビジョニング制御装置100が、広域VLANサービスを提供するために、最後にプロビジョニングしなければならないEoMPLS機能を示しており、このEoMPLS機能は、VLAN400_1及びVLAN400_2を接続する機能であり、ネットワーク機器200_1、200_4、及び200_7上に構築されたEoMPLS600である。
データベース20〜23の説明
図10(1)〜(4)は、それぞれ、図4(1)に示したサービス設定管理DB20、必須・オプション管理DB21、サービス機能定義DB22、及びコマンド文字列/機能変換DB23の構成例を示している。これらのデータベース20〜23には、上記の広域VLANサービスを行うために必要なデータが設定されている。データベース20〜23を以下に説明する。
サービス設定管理DB20:ネットワーク上で提供する又は提供している“ネットワークサービス名(ネットワーク構成)20a”(例えば、VPNサービスや、上記の広域VLANサービス等)が登録される。さらに、各ネットワークサービス名20aのサービスにおいて、現在、プロビジョニングされている状況のレベルを示す“プロビジョニング状況レベル20b”も登録される。このプロビジョニング状況レベルは、各サービス機能に対するプロビジョニング処理が成功した場合、“1”だけアップし、失敗した場合、“1”だけダウンされる。
必須・オプション管理DB21:データベース21は、サービス機能名21a、この機能の識別子(ID)である機能ID21b、サービス機能がネットワークサービスを行うために“必須”又は“オプション”であるか否かを示す必須/オプション21c(“1”=必須、“0”=オプション)、各サービス機能に関連する“対象ネットワーク機器ID21d”、“対象とするネットワーク機器から取得する情報である対象ネットワーク機器取得情報21e”、及び“設定の結果を示す結果21f”(成功=“OK”、失敗=“NG”)を対応付けたデータベースである。
このデータベース21は、データベース20の“ネットワークサービス名20a”に示された各サービス(VPNサービス、…、広域VLANサービス、…等)に対応する必須・オプション管理データベース21_1,…,21_3,…で構成されている(図10(1)及び(2)間の矢印参照。)。
例えば、データベース21_3は、図5に示した“広域VLANサービス”に対応するデータベースであり、サービス機能名21a=“VLAN400_1”、“VLAN400_2”、“LSP500_1”、“LSP500_2”、及びEoMPLS600のサービス機能で構成されている。
なお、この必須・オプション管理DB21は、ポインタ(同図(1)及び(2)間の矢印参照。)で上記のサービス設定管理DB20に接続され、必須・オプション管理DB21及びサービス設定管理DB20は一つのデータベースとみなすことも可能である。したがって、サービス設定管理DB20にアクセスすることで、後述する図23及び図24に示すように、必須・オプション管理DB21にアクセスすることができ、そのデータを見ることができる。
サービス機能定義DB22:サービス機能をコマンド文字列又はコマンド文字列群で定義した“サービス機能定義名22a”と、その“サービス機能ID22b”とを対応付けたデータベースである。
コマンド文字列/機能変換DB23:コマンド文字列又はコマンド文字列群に対応するサービス機能IDに、すなわち、コマンド文字列等によってプロビジョニングされるサービス機能の識別子に変換する。
コマンド文字列/機能変換DB23は、データベース23b及びデータベース23aで構成されているデータベースである。データベース23bは、アルファベット順に配列したコマンド文字列23b1とこれに対応したサービス機能ID23b2で構成されている。
データベース23aには、データベース23bのコマンド文字列23b1中の先頭文字(アルファベット)が同じコマンド文字列の中の最初に配列された位置を指し示している。
同図(4)では、コマンド文字列の先頭文字=“s”であるコマンド文字列“set LSP”、“setLSP path to node”、…、“set LSP back-up for”…の中の先頭の“set LSP”の位置がデータベース23aによって示されている(データベース23a及びデータベース23b間の矢印参照。)。
各機能部の動作説明
次に、図4(1)に示したコマンド送受信部13、プロビジョニング制御部10、サービス設定管理部11、コマンド生成部12、コマンド異常分析部14、ネットワーク状況分析部15、及びネットワーク情報取得部16の機能を、必要に応じて上述したデータベース20〜23を参照して以下に説明する。
プロビジョニング制御部10:例えば広域VLANサービスを提供するために必要なプロビジョニングを行うためのコマンドの生成をコマンド生成部12に要求する。また、プロビジョニングに失敗したサービス機能の必須/オプションを必須・オプション管理データベース21から検索し、この検索結果等に基づくプロビジョニング失敗要因の分析をネットワーク状況分析部15に依頼する(失敗要因分析依頼)。さらに、返送された調査結果(失敗要因)が影響を及ぼすサービス機能の影響展開を調査し、プロビジョニング処理続行の可否を判断し、判断結果がプロビジョニング処理中止であれば、ネットワーク状況分析部15と連携し、プロビジョニング失敗時までに設定したネットワークサービスにおけるサービス機能の切り戻し処理を行う。
サービス設定管理部11:ネットワークサービス毎に、例えば、広域VLANサービス、及びVPNサービス毎に、プロビジョニングにより実現されたサービス機能をプロビジョニング状況レベルとしてサービス設定管理データベース20で管理する(図10(1)参照。)。
コマンド生成部12:プロビジョニング制御部10から所定のネットワークサービス(ネットワーク構成(例えば、広域VLANサービス:図10(2)のDB21に含まれるDB21_3に示した一連のサービス機能で構成されている。))を実現するためのコマンド生成要求を受けて、ネットワーク機器200に対する一連のサービス機能を実現するためのネットワーク制御コマンド(コマンド文字列又はコマンド文字列群、以後、単にコマンド文字列と称することがある。)を生成し、このコマンド文字列を含むコマンド発行要求をコマンド送受信部13に与え、コマンド文字列でネットワーク機器200をプロビジョニング(設定)することを依頼する。
コマンド送受信部13:CLI(CommandLine Interface)等を備え、このCLIを用いてコマンド生成部12から受信したコマンド発行要求(コマンド文字列)でネットワーク機器200をプロビジョニング(設定)し、ネットワーク機器200から受信した設定結果を、依頼元のコマンド生成部12に転送する。
コマンド異常分析部14:コマンド文字列/機能変換データベース23を検索し、プロビジョニングに失敗したコマンド文字列をサービス機能IDに変換する。
ネットワーク状況分析部15:プロビジョニング制御部10から失敗要因分析依頼(サービス機能ID及びプロビジョニング状況レベル等)を受信して、このプロビジョニングに失敗したサービス機能ID及びプロビジョニング状況レベル等に基づき、ネットワーク機器200から取得すべきネットワーク情報(運用状況情報)を分析し、この情報の取得をネットワーク情報取得部16に要求する。
また、取得したネットワーク機器の運用状況情報からプロビジョニング処理の失敗要因を分析し、この分析結果である失敗要因をプロビジョニング制御部10に与える。
ネットワーク情報取得部16:ネットワーク状況分析部15からの指示に基づき、例えば、SNMP等を介して、ネットワーク機器200の運用状況情報を取得する。
動作実施例(1):基本的な動作手順
図11は、上記の機能を備えた本発明のプロビジョニング制御装置100において、プロビジョニング制御部10の指示に基づき、ネットワーク機器200をプロビジョニングする基本的な動作手順例、特に、必須・オプション分析処理手順を示している。この例を以下に説明する。
ステップT100:ネットワーク運用者は、予め、例えば、“広域VLANサービス”をサービス設定管理DB20及び必須・オプション管理DB21に登録する。例えば、必須・オプション管理DB21には、“広域VLANサービス”を構成するサービス機能がサービス機能名21aに、各サービス機能が必須又はオプションであるか否かが必須/オプション21cに、対象とするネットワーク機器200が対象ネットワーク機器ID21dに登録される(図10(2)参照。)。
ステップT101:プロビジョニング制御部10は、必須・オプション管理DB21を参照して、“広域VLANサービス”のプロビジョニング処理実施のために、コマンド生成部12に対して、ネットワーク機器200に設定するコマンド生成要求701を行う。
ステップT102:コマンド生成部12は、ネットワーク機器200に発行するコマンド文字列を生成した後、このコマンド文字列を含み、所定のネットワーク機器200を指定したコマンド発行要求702をコマンド送受信部13に与える。
ステップT103:コマンド発行要求702を受けたコマンド送受信部13は、指定されたネットワーク機器200に対してCLI等を用いてコマンド(コマンド文字列)を発行する(図示せず。)。さらに、コマンド送受信部13は、ネットワーク機器200からコマンドの実行結果を受信し(図示せず。)、このコマンド実行結果が失敗を示す場合、プロビジョニング制御部10へ失敗したコマンド文字列を含んだコマンド失敗通知703をコマンド生成部12に返信する。
ステップT104:コマンド生成部12は、通知703に含まれる失敗コマンド文字列704をプロビジョニング制御部10に転送する。
ステップT105:プロビジョニング制御部10は、受信した失敗コマンド文字列704をコマンド異常分析部14に与える。
ステップT106:コマンド異常分析部14は、コマンド文字列/機能変換データベース23(図10(4)参照。)にアクセスして、失敗コマンド文字列704を、ネットワークサービスを構成するサービス機能の識別子(ID)705に変換し、このサービス機能ID705をプロビジョニング制御部10へ返信する。
ステップT107:プロビジョニング制御部10は、失敗したサービス機能ID705に対応する機能名が必須又はオプションであるか否かを必須・オプション管理データベース21(図10(2)参照)を検索分析する。
この後、プロビジョニング制御部10は、失敗したサービス機能が、必須である場合、ネットワークサービスの構築を中止するために、各ネットワーク機器200に設定したコマンドの切り戻しを行い、オプションである場合、例えば、失敗したコマンドのみの切り戻しを行い、その時点で可能なサービスを提供する。
なお、図11では、プロビジョニングが失敗した場合のみが示されているが、例えば、最初のVLAN400_1に対応するプロビジョニングが成功した場合、コマンド失敗通知(失敗コマンド文字列)の代わりにコマンド成功通知がコマンド生成部12を経由してプロビジョニング制御部10に与えられる。
プロビジョニング制御部10は、ステップT101に戻り、次のVLAN400_2に対応するプロビジョニングのコマンド生成要求701をコマンド生成部12に与える。ステップT102,ステップT103が実行されることにより、VLAN400_2のプロビジョニングを終了する。同様に、ステップT101〜T103を他のサービス機能(LSP500_1,LSP500_2,及びEoMPLS600)に対して繰り返すことにより、広域VLANサービスを提供することが可能になる。
動作実施例(2):必須のサービス機能のプロビジョニングに失敗した場合
実施例(2)では、実施例(1)の広域VLANサービスのプロビジョニング処理動作手順中において、必須のサービス機能のプロビジョニングに失敗した場合を示している。広域VLANサービスを提供することができないため、失敗したプロビジョニングの切り戻しを行い、ネットワーク機器200を前の状態に戻す必要がある。
図12は、図11に示した必須・オプション分析処理の後に実行されるネットワーク情報(運用状況情報)取得動作手順、及びプロビジョニングの続行の可否を判断する分析処理の動作手順例を示している。
図13は、ネットワークサービスにおけるプロビジョニング状況レベル管理処理動作手順例を示している。
図14は、他プロビジョニングへの影響展開処理手順例を示している。
図15は、図4(1)及び図11に示したプロビジョニング制御部10の処理動作手順例、特にプロビジョニング処理中断時の切り戻し処理手順例を示している。
図16には、図11に示した動作手順も含めて、プロビジョニング制御部10の動作がより詳細に示されている。
図17〜図22は、それぞれ、コマンド生成部12、コマンド送受信部13、サービス設定管理部11、コマンド異常分析部14、ネットワーク状況分析部15、及びネットワーク情報取得部16の動作手順例を示している。
以下に、図12〜図22を参照して、必須のサービス機能のプロビジョニング(設定)に失敗し、ネットワークサービスの構築を中止する動作手順例を説明する。なお、この説明では、実施例(1)の動作手順もより詳細に説明する。
ステップS101:図16において、プロビジョニング制御部10は、プロビジョニングサービス設定管理DB20(図10(1)参照。)から、ネットワークサービス名20a=“広域VLANサービス”に対応するプロビジョニング状況レベル20b=“0(初期状態)”を取得する。
なお、プロビジョニング状況レベル20b=“5:処理完了レベル(図5参照。)”を示す場合、プロビジョニング処理は完了する。
ステップS102,S103:プロビジョニングレベルが処理完了レベル=“5”でないので、プロビジョニング制御部10は、“広域VLANサービス”の“レベル1”に対応するデータベース21_3(図10(2)参照。)のサービス機能=“VLAN400_1”を取得する。
ステップS104:プロビジョニング制御部10は、サービス機能=“VLAN400_1”に対応するコマンドの生成を要求するコマンド生成要求701をコマンド生成部12に送信する(図11のステップT101参照。)。
ステップS201〜S203:図17において、コマンド生成部12は、受信したコマンド生成要求701に基づき、コマンド文字列を生成し、このコマンド文字列及び指定ネットワーク機器200を含むコマンド発行要求702をコマンド送受信部13に送信する(図11のステップT102参照。)。
ステップS301〜S303:図18において、コマンド送受信部13は、コマンド発行要求702を受信し、指定されたネットワーク機器200へtelnet接続した後、このネットワーク機器200にコマンド文字列を送信する。
ステップS304,S305:さらに、コマンド送受信部13は、ネットワーク機器200からコマンド設定結果を受信し、この結果(例えば、ここでは、プロビジョニングのコマンドが成功したものとする。)をコマンド生成部12に転送する(同図のステップS103参照。ただし、この場合は失敗通知例であるが、成功通知の場合も同様である。)とともに、ネットワーク機器200との間のtelnetを切断する。
ステップS204:図17において、コマンド生成部12は、コマンド設定結果をプロビジョニング制御部10に転送する(同図のステップS104参照。)。
ステップS105:図16において、プロビジョニング制御部10は、コマンド設定結果をコマンド生成部12から受信し、コマンド送信結果が、すなわち、VLAN400_1のVLAN定義プロビジョニングが、成功を示しているので、ステップS106に進む。
ステップS106:プロビジョニング制御部10は、サービス設定管理DB20のプロビジョニング状況レベル20bの設定レベル=“1”に上げ、ステップS101に戻る。
ステップS401,S402:すなわち、図19において、サービス設定管理部11は、プロビジョニング制御部10から“サービス名(=広域VLANサービス)”及び“プロビジョニング状況レベル”を受信して、サービス設定管理DB20上のプロビジョニング状況レベル=“1”に変更する。
ステップS101〜S105:図16において、プロビジョニング制御部10が、ステップS101〜S105を繰り返すことにより、VLAN400_2のVLAN定義プロビジョニングが成功し、プロビジョニング状況レベル=“2”に上げ、ステップS101に戻る。
ステップS101〜S106:プロビジョニング制御部10は、必須・オプション管理データベース21から、次のプロビジョニングがプロビジョニング状況レベル=“3”のサービス機能であるLSP500_1(図8参照:ネットワーク機器200_1及び200_4間のLSP)のプロビジョニングであることを知る。
そこで、プロビジョニング制御部10は、ネットワーク機器200_1,200_4に対してLSP定義プロビジョニング処理を行うためのコマンド生成要求701をコマンド生成部12に対して行う。
ステップS201〜S204:図17において、コマンド生成部12がLSP設定の為に生成するコマンドを例えば、「setLSP」、「set LSP path to node4(ノード4(例えば、ネットワーク機器200_4)に対するLSPパスの設定命令)」とする。コマンド生成部12は、コマンドをネットワーク機器200_1へLSP500_1を設定するため、コマンド送受信部13へコマンド発行要求702を行う。
ステップS301〜S305:図18において、コマンド送受信部13は、ネットワーク機器200_1へtelnetを用いて接続し、コマンド生成部12から受信したLSP設定コマンドを送信する。
ここで、コマンド送受信部13は、ネットワーク機器200_1からLSP設定コマンド「set LSPpath to node4」が失敗したことを受信するものとする。
コマンド送受信部13は、LSPプロビジョニング失敗となった失敗コマンド文字列「set LSPpath to node4」をコマンド生成部12経由でプロビジョニング制御部10へ返信する(図11のステップS103及びS104参照。)。
ステップS105,S107:図16において、プロビジョニング制御部10は、プロビジョニング失敗の文字列=“setLSP path to node4”に対応するサービス機能をコマンド異常分析部14へ問い合わせる。すなわち、プロビジョニング制御部10は、失敗コマンド文字列704をコマンド異常分析部14に送信する(図11のステップT105参照。)。
ステップS501〜S504:図20において、コマンド異常分析部14は、受信した失敗コマンド文字列704をキー情報として、コマンド文字列/機能変換データベース23(図10(4)参照。)をアクセスする。このとき、コマンド異常分析部14は、まず、コマンド文字列の先頭文字である「S」をデータベース23aで検索し、さらに、この“S”が指し示すデータベース23bの“S”から始まるコマンド文字列群を取得し、このコマンド文字列群の中から失敗コマンド文字列「setLSP path to node4」を検索し、最も文字列合致したコマンド文字列に対応するサービス機能ID=“5(LSP定義機能)”を取得し、取得したサービス機能ID=“5”をプロビジョニング制御部10へ返信する(図11のステップT106参照。)。
ステップS108:図16において、プロビジョニング制御部10は、受信したプロビジョニングに失敗したサービス機能ID=“5(LSP定義機能)”及びネットワークサービス名=広域VLANサービスをキー情報として必須・オプション管理DB21(図10(2)参照)にアクセスし、サービス機能ID=“5”が“必須”であると分析する。
ステップS109:この分析結果に基き、プロビジョニング制御部10は、さらに、必須・オプション管理データベース21を参照して、LSP500_1を定義する対象ネットワーク機器200はネットワーク機器200_1,及び200_4であり、LSP定義に関する対象ネットワーク機器取得情報21eは機器間の“接続状況”及び“帯域設定状況”であることを認識する。
そこで、プロビジョニング制御部10は、プロビジョニング失敗の要因についてネットワーク状況分析部15に対して分析を依頼する。すなわち、プロビジョニング制御部10は、プロビジョニング状況及びサービス機能名等(例えば、「ネットワーク機器200_1,200_4に対してLSP定義設定中」、サービス機能ID=“5”、及び「対象ネットワーク機器200_1,200_4に対して、機器間の“接続状況”及び“帯域設定状況”の収集要求」)を含む失敗要因分析依頼711をネットワーク状況分析部15に送信する(図12のステップT201参照。)。
ステップS601:図21において、失敗要因分析依頼711を受信したネットワーク状況分析部15は、プロビジョニング失敗となったLSP定義に関係するネットワーク機器200_1,及び200_4に対して、LSPに関する情報であるネットワーク機器200_1,200_4間の接続状況と帯域設定を収集すべき情報と認識する。
また、ネットワーク状況分析部15は、ネットワーク情報を取得すべき対象ネットワーク機器200の絞り込み、及び、取得すべき情報の絞り込みを併せて行い、そのネットワーク機器数及び取得情報数を決定する(図12のステップT202参照。)。
ステップS602〜S605:さらに、ネットワーク状況分析部15は、対象ネットワーク機器及び取得情報を指定する情報取得要求712をネットワーク情報取得部16に与える(同図のステップT203参照。)。この情報取得要求712は、対象ネットワーク機器数だけ繰り返しネットワーク情報取得部16に与えられる。
ステップS701〜S704:図22において、情報取得要求712を受信した情報取得部16は、対象ネットワーク機器200へ通信可能な方法によりアクセス、例えば、SNMP接続を行う。そして、情報取得部16は、対象ネットワーク機器200の情報を取得情報数だけ、取得情報713として取得(収集)し、ネットワーク状況分析部15に返信される(図12のステップT203参照。)。
ステップS606〜S609:図21において、ネットワーク状況分析部15は、対象ネットワーク機器数分の取得情報713、すなわち、ネットワーク機器200_1に対する取得情報として“ネットワーク機器200_4向けの接続状況及び帯域設定状況”、並びにネットワーク機器200_4に対する取得情報として“ネットワーク機器200_1向けの接続状況及び帯域設定状況”を受信し、全対象ネットワーク機器200の取得情報について分析する。
例えば、ネットワーク状況分析部15は、ネットワーク機器200_4側のネットワーク機器200_1への接続帯域不足がプロビジョニング失敗要因であると分析し、このLSP定義帯域不足という失敗要因714をプロビジョニング制御部10に返信する(図12のステップT204参照。)。
ステップS110:図16において、失敗要因714を受信したプロビジョニング制御部10は、プロビジョニング失敗要因がLSP定義帯域不足の為であると認識し、LSP500_1(LSP定義機能)が必須機能であること、また、ネットワーク機器200_1及び200_4間がLSP設定帯域不足であることを考慮して、プロビジョニング処理続行不可であると判断する(図12のステップT205参照)。
ステップS112:プロビジョニング制御部10は、必須・オプション管理DBを参照して切り戻すべきサービス機能を取得する。
すなわち、プロビジョニング制御部10は、サービス設定管理DB20にネットワークサービス名=“広域VLANサービス”でアクセスし、プロビジョニング状況レベル=“2”を認識するとともに、“広域VLANサービス”に対応する必須・オプション管理データベース21にプロビジョニング状況レベル=“2”でアクセスすることにより、切り戻しサービス機能がVLAN400_1及びVLAN400_2であること、また、VLAN400_1の対象ネットワーク機器200がネットワーク機器200_1〜200_3であり、VLAN400_2の対象ネットワーク機器200がネットワーク機器200_4〜200_6であること、また、VLAN定義に関するネットワーク取得情報は“VLAN識別子”及びVLANを構成する機器間の“接続状況”であることを認識する。
ステップT501:図15において、プロビジョニング制御部10は、プロビジョニング失敗となったネットワークサービスを構成するサービス機能について、関連する全ネットワーク機器200からサービス機能における設定を削除し(切り戻し)、該サービス機能を非活性化するか、又は、プロビジョニング失敗を検出した対象ネットワーク機器200に対してのみ、サービス機能を非活性化するかについて分析を行う。
ステップT502:さらに、プロビジョニング制御部10は、プロビジョニング状況レベル及び切り戻しサービス機能名を含む切り戻し分析依頼731をネットワーク状況分析部15に与える。
ステップT503:切り戻し分析依頼731を受信したネットワーク状況分析部15は、プロビジョニング状況レベルに基づき、プロビジョニング失敗を検出したネットワーク機器200、及び失敗時点のネットワークサービスを構成する他ネットワーク機器200を判別し、ネットワーク情報を収集すべき対象ネットワーク機器200の絞り込みを行う。また、切り戻しサービス機能名に基き対象ネットワーク機器200から取得すべき情報の絞り込みを併せて行う。
そして、ネットワーク状況分析部15は、ネットワーク情報取得部16に対して対象ネットワーク機器200及びその取得すべき情報を含む情報取得要求732を与える。
すなわち、ネットワーク状況分析部15は、VLAN400_1に対して切り戻し処理を実施可能であるかを分析するために、まず、VLAN400_1を構成しているネットワーク機器200_1〜200_3に対して、VLAN定義に関する切り戻し処理が可能であるか否かを分析するため、ネットワーク情報取得部16に対して、VLAN400_1を構成するネットワーク機器200_1〜200_3と順に、VLAN定義に関する情報であるVLAN識別子及びネットワーク機器200間の接続状況を問い合わせる情報取得要求732を与える。
ステップT504:情報取得要求732を受信したネットワーク情報取得部16は、指定された各ネットワーク機器200に対して、機器へ通信可能な方法によりアクセスを行い、指定された情報の取得を行う。この処理は指定された対象ネットワーク機器200分繰り返し行われる。
そして、ネットワーク情報取得部16は、全ての情報取得が完了した後、この取得情報733をネットワーク状況分析部に返信する。
ステップT505:ネットワーク状況分析部15は、取得情報733に基づきプロビジョニング制御部10から入力された切り戻しサービス機能名について切り戻し処理が可能かを判断し、切り戻し可否734をプロビジョニング制御部10へ返信する。
すなわち、ネットワーク状況分析部15は、ネットワーク機器200_1〜200_3のVLAN定義情報であるVLAN識別子と各ネットワーク機器200間の接続状況をチェックし、切り戻し処理が可能であるか否かの判定を行う。ここで、VLAN400_1に関する切り戻し処理は可能であると判定し、切り戻し処理可能であること示す切り戻し可否734をプロビジョニング制御部10へ返信する。
ステップT506〜T508:プロビジョニング制御部10は、切り戻し可否734が“可”を示すとき、該当する切り戻しサービス機能に対するコマンドを生成するために、コマンド生成部12へ切り戻しコマンド生成要求735を行う。
切り戻しコマンド生成要求735を受信したコマンド生成部12は、ネットワーク機器200に投入する切り戻しコマンド文字列を生成した後、コマンド送受信部13に対してネットワーク機器への切り戻しコマンド発行要求を行う(図示せず。)。
切り戻しコマンド発行要求を受けたコマンド送受信部13は、対象ネットワーク機器200に対してCLI等を使用して切り戻しコマンドを発行し、コマンド実行結果を受信する(図示せず。)。このコマンド実行結果は、切り戻しコマンド発行結果736として、コマンド生成部12を経由してプロビジョニング制御部10へ転送される。
ステップT509:プロビジョニング制御部10は、切り戻しコマンド発行結果736が“成功”を示すとき、切り戻したサービス機能に関したプロビジョニング状況レベルをダウンさせるため、該プロビジョニング状況レベル設定指示737をサービス設定管理部11に与える。
すなわち、図16のステップS114において、プロビジョニング制御部10は、切り戻し可否734が“切り戻し可”を示すので、コマンド生成部12に切り戻しコマンド生成要求735を送信し、要求735を受信したコマンド生成部12は、ネットワーク機器200_1〜200_3まで順番に、VLAN400_1の切り戻し用のコマンド文字列をコマンド送受信部13に与え、コマンド送受信部13は、指定されたネットワーク機器200にコマンド文字列を与える。さらに、ネットワーク機器200からの切り戻しコマンド発行結果736が、コマンド送受信部13及びコマンド生成部12を経由してプロビジョニング制御部10に戻って来る。
ステップT510:プロビジョニング状況レベルを受信したサービス設定管理部11は、サービス設定管理データベース20へアクセスし、プロビジョニング状況レベルの変更を行い、変更結果(OK/NG)738をプロビジョニング制御部10へ返信する。
ステップT511:OK/NG738を受信したプロビジョニング制御部10は、全ての切り戻しサービス機能に関して処理が終了したかを判定し、全機能切り戻し処理終了であれば、プロビジョニング処理を中断し、処理終了する。
すなわち、図16のステップS116〜S117:切り戻しコマンド発行結果736が“完了”を示すとき、サービス設定管理部11に対してネットワークサービス名=“広域VLANサービス”のプロビジョニング状況レベル=“1”にダウンする依頼をするとともに、必須・オプション管理DB21のサービス機能名21aのVLAN400_1の結果21f=“NG”に変更する。
さらに、図16において、プロビジョニング制御部10は、ステップS213〜217を繰り返しサービス機能=“VLAN400_2”に対する切り戻し、すなわち、ネットワーク機器200_4〜200_6に対してVLAN400_2の定義について切り戻しを行った後、サービス設定管理データベース20のネットワークサービス名=“広域VLANサービス”のプロビジョニング状況レベル=“0”に変更して、処理を終了する。
ステップT506:一方、プロビジョニング制御部10は、切り戻し可否734が“否”を示しとき、ステップT502に戻り、ネットワークサービスを構成する次のサービス機能の切り戻し処理の可否を判断する処理を行う。
これにより、広域VLANサービスのプロビジョニングは失敗し、広域VLANサービスは行われず、各ネットワーク機器200に対するプロビジョニングは、広域VLANサービスのプロビジョニング前に切り戻されたことになる。
ネットワーク運用者は、広域VLANサービスのプロビジョニング状況レベル=“0”であることにより、広域VLANサービスが提供されていないことを確認できる。
なお、本実施例(2)では、プロビジョニングに成功した必須のVLAN400_1及び400_2も切り戻して、広域LANサービスを提供しなかった。しかし、プロビジョニングに成功したVLAN400_1及びVLAN400_2の切り戻しは行わず、VLAN400_1又はVLAN400_2単独のサービスを行うようにすることが可能である。
図23は、VLAN400_1及び400_2のみのサービス機能が提供された広域VLANサービスのプロビジョニング状況レベルを示しており、プロビジョニング状況レベル=“2”であり、VLAN400_1及びVLAN400_2の結果=“OK”であり、LSP500_1の結果=“NG”である。
動作実施例(3):オプションのサービス機能のプロビジョニングに失敗した場合
この実施例(3)では、実施例(2)と同様に図5に示した広域VLANサービスが定義され、この広域VLANサービスを実現するためのプロビジョニング処理を実施し、サービス機能=VLAN400_1及び400_2のプロビジョニングに成功し、実施例(2)と異なり、さらに、次の必須の“LSP500_1(LSP定義)”のプロビジョニングにも成功するが、次のオプションの“LSP500_2(LSP冗長定義)”のプロビジョニングに失敗する。
また、実施例(3)では、失敗したプロビジョニングがオプションであるので、この“LSP500_2”の失敗要因と同一要因で、以降のサービス機能=“EoMPLS600(広域VLAN定義)”のプロビジョニング失敗が発生しないことを調査及び分析して、“広域VLAN定義”のプロビジョニング処理を続行する。
この動作手順例を以下に説明する。なお、動作実施例(2)で示した各ステップの詳細動作手順例の説明は省略することがある。
ステップS101〜S106:図16において、プロビジョニング制御部10は、ステップS101〜S106を3回繰り返し、サービス機能=“VLAN400_1”、“VLAN400_2”、及び“LSP500_1”のプロビジョニング処理し成功し、ステップS101に戻る。
ステップS101〜S106:さらに、プロビジョニング制御部10は、サービス機能=“LSP500_2”のプロビジョニング処理を実行し、この処理を失敗する。
すなわち、プロビジョニング制御部10は、必須・オプション管理DB21からプロビジョニング状況レベル=“4”のサービス機能であるLSP500_2のプロビジョニングのため、ネットワーク機器200_1,200_4,及び200_7に対してLSP冗長定義プロビジョニング処理を行うためのコマンド生成要求701をコマンド生成部12に対して行う(図11のステップT101参照。)。
ここで、コマンド生成部12は、冗長LSP設定のためのコマンド「set LSP back-up forLSP500_2」を生成する。
コマンド生成部12は、該コマンドをネットワーク機器200_1へ設定するため、コマンド送受信部13へコマンド発行要求702を行う(図11のステップT102参照。)。コマンド送受信部13は、ネットワーク機器200_1へtelnetを用いて接続を実施し、コマンド生成部12から受信した設定コマンドを送信する。
ここで、コマンド送受信部13は、ネットワーク機器200_1からLSP設定コマンド「set LSPback-up for LSP500_2」が失敗したこと示すコマンド失敗通知703を受信するものとする(図11のステップT103参照。)。
コマンド送受信部13は、コマンド失敗通知703に示される、コマンド文字列「set LSPback-up for LSP500_2」をコマンド生成部12経由でプロビジョニング制御部10へ返信する。
ステップS107〜S109:プロビジョニング制御部10は、実施例(2)におけるサービス機能=“LSP500_1”のプロビジョニング処理の失敗の時と同様に、“失敗したコマンド文字列”を“サービス機能ID”に変換し、“LSP500_2”がオプションであると分析すると共に、プロビジョニングの失敗要因分析依頼711をネットワーク状況分析部15に依頼する(図12参照。)。
すなわち、プロビジョニング制御部10は、プロビジョニング失敗文字列「set LSP back-upfor LSP500_2」が実現すべきサービス機能IDをコマンド異常分析部14へ問い合わせる。コマンド異常分析部14は、入力された失敗文字列をキー情報として、コマンド文字列/機能変換DB23(図10(4)参照。)をアクセスし、失敗コマンド文字列「setLSP back-up for LSP500_2」に対応するサービス機能ID=“6”であることを取得し、プロビジョニング制御部10へ返信する。
プロビジョニング制御部10は、プロビジョニングが失敗したサービス機能ID=“6”、すなわち、LSP冗長定義機能であることを知る。そこで、プロビジョニング制御部10は、LSP冗長定義機能が必須又はオプションのいずれの機能であるかを判断する為に、ネットワークサービス名=広域VLANサービス、機能ID=“6”をキー情報として必須・オプション管理DB21(図10(2)参照。)をアクセスし、プロビジョニングに失敗した機能は“オプション”であると分析する。
また、プロビジョニング制御部10は、LSP500_2を定義する対象ネットワーク機器200はネットワーク機器200_1,200_4,及び200_7であり、LSP冗長定義に関するネットワーク収集情報は各機器間の接続状況、帯域設定状況、及び冗長化対象のLSP識別子であることを認識する。
そこで、プロビジョニング制御部10は、失敗となった要因についてネットワーク状況分析部15に対して分析を依頼する。このとき、プロビジョニング制御部10は、認識している、プロビジョニング状況レベルである「ネットワーク機器200_1,200_4,及び200_7に対してLSP冗長定義設定中」、また、サービス機能ID=“6”、さらに対象ネットワーク機器200_1,200_4,及び200_7に対して、機器間の接続状況、帯域設定状況、及び冗長化対象のLSP識別子を収集することをネットワーク状況分析部15へ通知する。
ネットワーク状況分析部15は、ネットワーク情報取得部16に対して、ネットワーク機器200_1,200_4,及び200_7に対してLSP冗長定義に必要な各相互機器間の接続状況、帯域設定情報および冗長化対象のLSP識別子をネットワーク情報取得部16に対してネットワーク機器200毎に情報収集依頼を行う。
ネットワーク情報取得部16は、ネットワーク機器200_1,200_4,及び200_7に対してSNMP接続を行い、ネットワーク機器200_1については、ネットワーク機器200_7向けの接続状況および帯域設定状況、また、冗長化LSP識別子のLSP設定状況、ネットワーク機器200_4については、ネットワーク機器200_7向けの接続状況および帯域設定状況、また、冗長化LSP識別子のLSP設定状況、ネットワーク機器200_7については、ネットワーク機器200_1及び200_4向けの接続状況および帯域設定状況、また、冗長化LSP識別子のLSP設定状況情報の取得を行う。
そして、ネットワーク情報取得部16は、取得した情報をネットワーク機器200_1,200_4,及び200_7毎にネットワーク状況分析部15へ返信する。
さらに、ネットワーク状況分析部15は、ネットワーク情報取得部16から返信された取得結果を分析する。このとき、取得対象情報である接続状況に関して、ネットワーク機器200_4側のネットワーク機器200_7への接続状況がプロトコル障害であることが判明し、これがプロビジョニング失敗要因であるとネットワーク状況分析部15は分析し、分析結果としてプロビジョニング制御部10に対して、ネットワーク機器200_4−ネットワーク機器200_7間の経路障害という失敗要因714を返信する(図12のステップS204参照。)。
ステップS110:プロビジョニング制御部10は、ネットワーク状況分析部15から失敗要因714を受信し、プロビジョニング失敗要因がLSP冗長定義に必要な接続経路障害であると認識する(図12のステップT205参照。)。
ステップS110:プロビジョニング制御部10は、プロビジョニング処理の失敗が以降のサービス機能に対するプロビジョニング処理を失敗にする影響があるか否かを判断し、影響無しと判断した場合は、プロビジョニング処理続行可として、サービスを構成する他機能に対するプロビジョニング処理を続行する。
ステップS111:プロビジョニング制御部10は、サービス設定管理DB20のプロビジョニング状況レベルを変更(レベルアップ)した後ステップS101に戻る。
すなわち、図13において、サービス設定管理部11は、サービス設定管理DB20に対してネットワークサービス名=“広域VLANサービス”でアクセスし、プロビジョニング状況レベル=“3”に設定する(図13のステップT301〜T302、又は図19のステップS401,S402参照。)。
また、プロビジョニング制御部10は、必須・オプション管理DB21のLSP500_2に関するプロビジョニング結果21f=“NG”に変更する。
さらに、プロビジョニング制御部10は、LSP500_2(LSP冗長定義機能)が“オプション”であること、また、ネットワーク機器200_4−ネットワーク機器200_7間について、LSP冗長定義する為には接続経路障害が発生していることを考慮してプロビジョニング処理続行可否の判断を行う為、広域VLANサービスの以降のサービス機能への影響展開を図る。
プロビジョニング制御部10は、サービス設定管理データベース20(図10(1)参照)から必須・オプション管理データベース21から次にプロビジョニングする機能はサービス機能ID=“3”のEoMPLS定義であること知る。
また、プロビジョニング制御部10は、EoMPLS機能に必要なLSP定義としてはLSP500_1が既にプロビジョニング成功となっている為、EoMPLS機能に対するプロビジョニングを実施可能と分析する。
さらに、プロビジョニング制御部10は、EoMPLS機能に対するプロビジョニング対象ネットワーク機器はネットワーク機器200_1及び200_4であり、ネットワーク機器200_4−ネットワーク機器200_7間の接続経路障害はプロビジョニング処理に影響無しと分析する。
以上の分析結果に基づき、プロビジョニング制御部10は、広域VLANサービスに対するプロビジョニング処理、すなわち、EoMPLS機能のプロビジョニングの続行は可能であると判断して実行する。
ステップS101〜S106:プロビジョニング制御部10は、次のサービス機能=“EoMPLS600”のプロビジョニングに成功した後、プロビジョニング状況レベルを“1”だけアップした後、ステップS101に戻る。
ステップS101,S102:プロビジョニング制御部10は、プロビジョニング状況レベル=“5”から広域VLANサービスのプロビジョニング処理が完了した判断し、処理を終了する。
図24は、図23と同様に、必須・オプション管理DB21及びサービス設定管理DB20を纏めたものである。同図から、サービス機能=“VLAN400_1”、“VLAN400_1”、LSP500_1、及びEoMPLS600が構築され(結果が共に“OK”)、LSP500_2の構築に失敗した(結果が“NG”)こと、並びにプロビジョニング状況レベル=“4”であることが分かる。
動作実施例(4):プロビジョニング失敗の要因が、以後の他のプロビジョニング失敗要因になる場合
この実施例(4)では、実施例(3)と同様に図5に示した広域VLANサービスが定義され、この広域VLANサービスを実現するためのプロビジョニング処理を実施し、例えば、実施例(3)と同様に、サービス機能=VLAN400_1、VLAN400_2、及びLSP500_1のプロビジョニングに成功し、オプションの“LSP500_2のプロビジョニングに失敗する。
しかし、実施例(4)は、実施例(3)と異なり、“LSP冗長定義”の失敗要因と同一要因で、以降のサービス機能=“EoMPLS600”のプロビジョニングが失敗すると分析された場合の実施例である。
実施例(4)の動作手順例を以下に説明する。なお、必須のVLAN400_1,VLAN400_2,及びLSP500_1までのプロビジョニングは成功し、オプションの“LSP500_2のプロビジョニングに失敗するまでの動作手順は、実施例(3)と同様なので説明を省略し、プロビジョニング制御部10が、LSP500_2のプロビジョニングのコマンドの送信結果判定を受信した後の動作について説明する。
ステップS105〜S109:図16において、プロビジョニング制御部10は、LSP500_2のプロビジョニングのコマンド送信結果判定が“失敗”を示したので、失敗コマンド文字列704/サービス機能変換、必須・オプション分析、及びプロビジョニングNGの分析依頼を行い、失敗要因714を受信する。
ステップS110:プロビジョニング制御部10は、失敗要因714、すなわち、ネットワーク状況分析部15及びネットワーク情報取得部16を用いて情報取得し、分析をされた失敗要因が、例えば、ネットワーク機器200_4の接続状況にハード障害である判明する。
ステップT401:図14において、プロビジョニング制御部10は、以降のプロビジョニング処理を行うサービス機能(ここでは、EoMPLS600のみである。)についてハード障害が及ぼす影響展開を図る。
すなわち、プロビジョニング制御部10は、EoMPLS600に必要なLSP500_1のプロビジョニングが既に成功しているため、サービス機能=“EoMPLS600”に対するプロビジョニング影響ないと判断するが、一方、EoMPLS機能に対するプロビジョニング対象のネットワーク機器200_4にハード障害が発生していることが判明しているため、ネットワーク機器200_4−ネットワーク機器200_7間の接続が不可であると分析する。
そこで、プロビジョニング制御部10は、失敗要因に起因して、プロビジョニング処理失敗となる他のサービス機能を削除する。
ステップS112〜S117:図16において、プロビジョニング制御部10は、サービス機能が削除されずに残っている場合、このサービス機能には失敗要因の影響が無いため、ステップS111を経由してステップS101に戻り、以後のサービス機能のプロビジョニング処理を行う。
この影響展開処理により、影響を受けない、後続するサービス機能のみのプロビジョニング処理を行うことが可能になる。
拡張VLANサービスの場合、プロビジョニング制御部10は、EoMPLSのサービス機能は削除され、プロビジョニング処理されていないサービス機能は無くなり、プロビジョニング処理は終了したと判断する。
(付記1)
ネットワーク機器で構成されたネットワーク上に、所定のネットワーク構成を構築するために該ネットワーク機器のプロビジョニングを行うプロビジョニング制御装置であって、
該所定のネットワーク構成とするためのネットワーク設定コマンドを生成し、このネットワーク設定コマンドを該ネットワーク機器に与え、この設定結果を該ネットワーク機器から受けるコマンド生成部と、
該設定結果に基づき決定された該ネットワーク機器の運用状況情報を取得し、取得した運用状況情報に基づき該ネットワーク構成状態を分析した分析結果を出力するネットワーク状況分析部と、
該分析結果に基づき決定した該ネットワーク設定コマンドの生成を該コマンド生成部に指示するプロビジョニング制御部と、
を備えたことを特徴とするプロビジョニング制御装置。
(付記2)上記の付記1において、
該プロビジョニング制御部は、該分析結果に基づき、以後のプロビジョニングに対する影響展開を行い、この影響展開の結果に基づき、次に生成するネットワーク設定コマンドを決定することを特徴としたプロビジョニング制御装置。
(付記3)上記の付記1において、
該所定のネットワーク構成が複数のプロビジョニングで実現され、
各プロビジョニングにプロビジョニング状況レベルが対応付けられており、
該プロビジョニング制御部が、該設定結果に基づき、該プロビジョニング状況レベルを更新し、
該ネットワーク状況分析部は、プロビジョニングに失敗したプロビジョニング状況レベルに基づき取得すべき該運用状況情報を決定することを特徴としたプロビジョニング制御装置。
(付記4)上記の付記3において、
該プロビジョニング状況レベルが、該所定のネットワーク構成を構成する複数のサービス機能、各サービス機能を実現するためのネットワーク設定コマンド群、又はネットワーク設定コマンドに対応付けられていることを特徴としたプロビジョニング制御装置。
(付記5)上記の付記3において、
該プロビジョニング制御部が、プロビジョニングが失敗したことが判明したときの該分析結果に基づき、該プロビジョニングの切り戻しを行うことを特徴したプロビジョニング制御装置。
(付記6)上記の付記3において、
該プロビジョニング制御部が、失敗したプロビジョニングの該分析結果に基づき、以後のサービス機能のプロビジョニングを行うか否かを決定することを特徴したプロビジョニング制御装置。
(付記7)上記の付記3において、
該プロビジョニング毎に取得すべき、ネットワーク機器の運用状況情報が予め設定されたデータベースを有し、
該ネットワーク状況分析部は、該設定結果及び該データベースに基づき、取得する運用状況情報を決定することを特徴としたプロビジョニング制御装置。
(付記8)上記の付記3において、
該プロビジョニングが必須であるか否かを示す必須・オプション管理データベースをさらに有し、
該プロビジョニング制御部は、該分析結果に基づき、必須のプロビジョニングがなされなかったと判断したとき、該所定のネットワーク構成処理を中断することを特徴としたプロビジョニング制御装置。
(付記9)上記の付記8において、
該プロビジョニング制御部は、該分析結果に基づき、必須でないプロビジョニングが設定されなかったと判断したとき、以後のサービス機能のプロビジョニングを続けることを特徴としたプロビジョニング制御装置。
本発明に係るプロビジョニング制御装置の原理を示したブロック図である。 本発明に係るプロビジョニング制御装置におけるサービス機能例(1)を示した図である。 本発明に係るプロビジョニング制御装置におけるサービス機能例(2)を示した図である。 本発明に係るプロビジョニング制御装置の構成実施例を示したブロック図である。 本発明に係るプロビジョニング制御装置が構築する広域VLANサービス定義例を示した図である。 本発明に係るプロビジョニング制御装置が広域VLANサービスを提供するネットワーク構成例(1)を示したブロック図である。 本発明に係るプロビジョニング制御装置が広域VLANサービスのVLANを構築したネットワーク構成例(2)を示したブロック図である。 本発明に係るプロビジョニング制御装置が広域VLANサービスのLSP及び冗長LSPを構築したネットワーク構成例(3)を示したブロック図である。 本発明に係るプロビジョニング制御装置が広域VLANサービスのEoMPLSを構築したネットワーク構成例(4)を示したブロック図である。 本発明に係るプロビジョニング制御装置におけるデータベース構成例を示した図である。 本発明に係るプロビジョニング制御装置における必須・オプション分析手順例を示したシーケンス図である。 本発明に係るプロビジョニング制御装置におけるネットワーク情報取得/分析処理の動作手順例を示したシーケンス図である。 本発明に係るプロビジョニング制御装置におけるプロビジョニング状況レベル管理処理の動作手順例を示したシーケンス図である。 本発明に係るプロビジョニング制御装置における他プロビジョニングへの影響展開処理の動作手順例を示したシーケンス図である。 本発明に係るプロビジョニング制御装置におけるプロビジョニング処理中断時の切り戻し処理の動作手順例を示したシーケンス図である。 本発明に係るプロビジョニング制御装置におけるプロビジョニング制御部の動作手順例を示したフローチャート図である。 本発明に係るプロビジョニング制御装置におけるコマンド生成部の動作手順例を示したフローチャート図である。 本発明に係るプロビジョニング制御装置におけるコマンド送受信部の動作手順例を示したフローチャート図である。 本発明に係るプロビジョニング制御装置におけるサービス設定管理部の動作手順例を示したフローチャート図である。 本発明に係るプロビジョニング制御装置におけるコマンド異常分析部の動作手順例を示したフローチャート図である。 本発明に係るプロビジョニング制御装置におけるネットワーク状況分析部の動作手順例を示したフローチャート図である。 本発明に係るプロビジョニング制御装置におけるネットワーク情報取得部の動作手順例を示したフローチャート図である。 本発明に係るプロビジョニング制御装置の動作実施例におけるLSP定義失敗時のサービス提供レベル例を示した図である。 本発明に係るプロビジョニング制御装置の動作実施例におけるLSP冗長定義失敗時のサービス提供レベル例を示した図である。 従来のプロビジョニング制御装置を示したブロック図である。
符号の説明
100,100z プロビジョニング制御装置、プロビジョニング管理システム
10,10z プロビジョニング制御部 11 サービス設定管理部
12 コマンド生成部 13 コマンド送受信部
14 コマンド異常分析部 15 ネットワーク状況分析部
16 ネットワーク情報取得部 17 ダウンロードデータ処理部
20 サービス設定管理DB
20a ネットワークサービス、ネットワーク構成
20b プロビジョニング状況レベル
21 必須・オプション管理DB 21_1,21_3 データベース
21a サービス機能名 21b サービス機能ID
21c 必須/オプション 21d 対象ネットワーク機器ID
21e 対象ネットワーク機器収集情報 21f 結果
22 サービス機能定義DB
22a サービス機能定義名 22b サービス機能ID(識別子)
23 コマンド文字列/機能変換DB
23a データベース(コマンド先頭文字) 23b データベース
23b1 コマンド文字列 23b2 サービス機能ID
24 ダウンロードデータバックアップDB
200,200_1〜200_9 ネットワーク機器 300 ネットワーク
400,400_1,400_2 VLAN 500,500_1,500_2 LSP
600 EoMPLS
701 コマンド生成要求 702 コマンド発行要求
703 コマンド失敗通知 704 失敗コマンド文字列
705 サービス機能ID 711 失敗要因分析依頼
712 情報取得要求 713 取得情報
714 失敗要因 721 プロビジョニングレベル設定指示
722 OK/NG 731 切り戻し分析依頼
732 情報取得要求 733 取得情報
734 切り戻し可否 735 切り戻しコマンド生成要求
736 切り戻しコマンド発行結果 737 プロビジョニングレベル設定指示
738 OK/NG
800 ネットワーク設定コマンド 801 設定結果
802 運用状況情報、ネットワーク情報 803 分析結果
図中、同一符号は同一又は相当部分を示す。

Claims (5)

  1. ネットワーク機器で構成されたネットワーク上に、所定のネットワーク構成を構築するために該ネットワーク機器のプロビジョニングを行うプロビジョニング制御装置であって、
    該所定のネットワーク構成とするためのネットワーク設定コマンドを生成し、このネットワーク設定コマンドを該ネットワーク機器に与え、この設定結果を該ネットワーク機器から受けるコマンド生成部と、
    該設定結果に基づき決定された該ネットワーク機器の運用状況情報を取得し、取得した運用状況情報に基づき該ネットワーク構成状態を分析した分析結果を出力するネットワーク状況分析部と、
    該分析結果に基づき決定した該ネットワーク設定コマンドの生成を該コマンド生成部に指示するプロビジョニング制御部と、
    を備えたことを特徴とするプロビジョニング制御装置。
  2. 請求項1において、
    該プロビジョニング制御部は、該分析結果に基づき、以後のプロビジョニングに対する影響展開を行い、この影響展開の結果に基づき、次に生成するネットワーク設定コマンドを決定することを特徴としたプロビジョニング制御装置。
  3. 請求項1において、
    該所定のネットワーク構成が複数のプロビジョニングで実現され、
    各プロビジョニングにプロビジョニング状況レベルが対応付けられており、
    該プロビジョニング制御部が、該設定結果に基づき、該プロビジョニング状況レベルを更新し、
    該ネットワーク状況分析部は、プロビジョニングに失敗したプロビジョニング状況レベルに基づき取得すべき該運用状況情報を決定することを特徴としたプロビジョニング制御装置。
  4. 請求項3において、
    該プロビジョニング毎に取得すべき、ネットワーク機器の運用状況情報が予め設定されたデータベースを有し、
    該ネットワーク状況分析部は、該設定結果及び該データベースに基づき、取得する運用状況情報を決定することを特徴としたプロビジョニング制御装置。
  5. 請求項3において、
    該プロビジョニングが必須であるか否かを示す必須・オプション管理データベースをさらに有し、
    該プロビジョニング制御部は、該分析結果に基づき、必須のプロビジョニングがなされなかったと判断したとき、該所定のネットワーク構成処理を中断することを特徴としたプロビジョニング制御装置。
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