JP2005265787A - 検量線作成冶具 - Google Patents
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Abstract
【課題】より正確な検量線を作成する、より改善された検量線作成冶具を提供する。
【解決手段】検量線作成冶具100は、収容容器110は、外周部の嵌合穴112と水収容溝との間に水収容溝116の周囲を取り囲む嵌合溝150を有している。また、蓋120には、外周部の嵌合杭122よりも内周部に、この嵌合溝150と嵌合する嵌合突起板160が設けられている。嵌合突起板160を、収容容器に蓋をする際に、嵌合溝150の内周部と当接させ、検量線作成冶具100を密封する。この嵌合突起板160と嵌合溝150の当接部をシールして密封性を向上させる。
【選択図】図1
【解決手段】検量線作成冶具100は、収容容器110は、外周部の嵌合穴112と水収容溝との間に水収容溝116の周囲を取り囲む嵌合溝150を有している。また、蓋120には、外周部の嵌合杭122よりも内周部に、この嵌合溝150と嵌合する嵌合突起板160が設けられている。嵌合突起板160を、収容容器に蓋をする際に、嵌合溝150の内周部と当接させ、検量線作成冶具100を密封する。この嵌合突起板160と嵌合溝150の当接部をシールして密封性を向上させる。
【選択図】図1
Description
検量線作成冶具、特に液体が内部に存在する測定試料に放射線を照射し、この測定試料を透過する放射線透過率を測定し、予め求められた前記液体量と放射線透過率との検量線に基づいて前記測定試料内部の液体量を測定する放射線測定の前記検量線の作成に用いられる検量線作成冶具に関する。
燃料電池セル、コンクリート材などの測定試料に放射線を照射し、この放射線の透過率(放射線減衰率)を測定することでこの測定試料中の液体量の分布を測定する放射線測定法が知られている(下記特許文献1、特許文献2)。この方法は、予め液体量と放射線透過率との関係を定めた検量線を求めておき、この検量線に基づいて測定試料中の液体量分布を測定する。この検量線は、測定試料中の液体量の最終決定に用いられるものであり、その正確性が要求される。すなわち、放射線透過率がいくらあれば、測定試料中の液体量がいくらであるかということを可能な限り正確に導出できる正確性が要求される。この正確性を判断する主要因の1つとして、この検量線を作成する際に用いられる検量線作成冶具の精度がある。
図6には検量線作成冶具300が測定台302上に設置される様子が示される。検量線作成冶具は、内部の液体以外の放射線減衰要因を排除しやすい等の理由から、測定試料と同材料の部材、同程度の大きさであることが一般的である。ここでは燃料電池セル等の直方体の測定試料を想定し、検量線作成冶具300の全体形状は直方体としている。検量線作成冶具300は直方体の側面の一面を下面として、この下面がその表面が平坦な測定台302の表面と当接され、この当接表面に対して垂直に設置される。放射線305は、この検量線作成冶具300の下面に対して垂直面である表面に対して、垂直に検量線作成冶具300に照射される。
検量線作成冶具300は、基準量の前記液体を収容する液体収容溝316を有する液体収容容器310(図6A)と、この液体収容容器に蓋をして検量線作成冶具300を密封する液体収容容器蓋320(図6B)から形成されている。この密封は液体収容容器310の外周に設けられた嵌合穴312と、液体収容容器蓋320の外周に設けられた嵌合杭322が嵌合することによってなされる。検量線作成冶具300は、液体収容容器310の内部空間に、放射線測定において測定対象となる液体と同一の液体(例えば蒸留水)がこの収容溝316に収容され、液体収容容器蓋320によって密封されて形成されている。
液体が液体収容溝316に収容され、検量線作成冶具300が形成されて、図6のように検量線作成冶具300が測定台302上に設置される。この状態で外部に設けられた放射線源から放射線が検量線作成冶具300へと照射される。この照射される放射線の放射線透過率と液体の量との関係に基づいて検量線(図6C)が作成される。
液体量の相違に基づく放射線透過率の関係を求めるために、この検量線作成冶具300は、放射線が照射され透過する方向の液体収容溝316の深さ幅(以下、深さ幅という)がその液体収容溝316の場所において相違させられている。深さ幅の相違のさせ方は検量線作成冶具の種類によって異なるが、深さ幅が小さい箇所から大きい箇所へと向かって連続的に直線状に変化させるウェッジタイプおよび深さ幅が小さい箇所から大きい箇所へと向かって不連続的ステップを設け、深さ幅を変化させるステップタイプがある。図6の検量線作成冶具300は液体収容容器蓋310(図6B)にステップタイプの検量線作成冶具である。
図6Dには、液体収容容器蓋310(図6B)をX−Y平面で切断した断面図が示される。液体収容容器310は、液体収容溝316の深さ幅の大きさを変化させるように段々にステップ314が形成されている。ステップ下段では、深さ幅aは大きく、収容される液体の厚さは厚くなる。ステップ上段では、深さ幅bは小さく、収容される液体の厚さは薄くなる。このように液体収容溝316の場所の相違で深さ幅が相違する。よって、放射線が照射され透過する方向の前記液体厚さがその深さ幅の厚さに対応して相違することになる。この液体の厚さの変化によって、放射線の減衰量は変化するので、この厚さが相違する箇所のそれぞれの液体の厚さ(液体量)とそれに対応するそれぞれの放射線透過率(放射線減衰量)との関係を求め、それをプロットするとこの液体量と放射線の減衰量との関係を表した検量線が作成できる(図6C)。このようにして放射線測定に用いられる検量線が作成される。作成した検量線はコンピュータのメモリ等に記憶しておく。
ステップタイプの検量線作成冶具300は、ステップの横幅315の範囲内では放射線が透過する液体の厚さを一定とすることができ、予定照射場所と照射場所がずれて液体の厚みを誤認することを防止できる。なお、放射線305の照射角度に対する検量線作成冶具300の角度によって、深さ幅a、bは異なり、放射線305が透過する液体の厚さは同一ステップ314においても異なってしまう。したがって、放射線305はステップ314に対して垂直である必要がある。
放射線測定では、この検量線を用いて、測定試料中の液体量を測定する。外部材質の相違等、測定試料中の液体以外の放射線減衰要因を除去し、測定試料に放射線を当てる。この測定試料を透過してきた放射線の減衰量を、上述の作成した検量線に当てはめる。そして、この減衰量に対応した液体量を予め求めた検量線から導出すると測定試料中の液体量を求めることができる。放射線を測定試料全体に当てれば、測定試料全体の液体量分布を求めることができる。
しかしながら、従来の検量線作成冶具では、液体収容容器と液体収容容器蓋との密封性が十分でない場合がある。密封性が十分でないと検量線作成中に検量線作成冶具中の液体が揮発して、その液体量における放射線透過率を正確に測定できない場合がある。
また、検量線作成中に検量線作成冶具の位置が放射線の照射方向に対してずれてしまう場合がある。例えば直方体の検量線作成冶具では、放射線が照射される角度に対して検量線作成冶具が横方向に傾くと放射線が透過する液体の厚さが傾く前と異なることとなる。そうすると同一箇所への照射においても放射線が透過する液体の厚さは異なってしまい正確な検量線が作成できない場合がある。
本発明は、上記課題を少なくとも1つ解決することに鑑みてなされたものであり、より正確な検量線を作成する、より改善された検量線作成冶具を提供することを目的とする。
本発明は、液体が内部に存在する測定試料に放射線を照射し、この測定試料を透過する放射線透過率を測定し、予め求められた前記液体量と放射線透過率との検量線に基づいて前記測定試料内部の液体量を測定する放射線測定の前記検量線の作成に用いられる検量線作成冶具であって、前記検量線作成冶具は、基準量の前記液体を収容する液体収容容器と、この液体収容容器に蓋をして密封する液体収容容器蓋から形成され、前記液体収容容器と液体収容容器蓋は互いに嵌合する嵌合構造を有し、前記嵌合構造に前記液体収容容器と液体収容容器蓋の密封性を向上するシールが施されて形成されることを特徴とする。
本発明は、液体が内部に存在する測定試料に放射線を照射し、この測定試料を透過する放射線透過率を測定し、予め求められた前記液体量と放射線透過率との検量線に基づいて前記測定試料内部の液体量を測定する放射線測定の前記検量線の作成に用いられる検量線作成冶具であって、本発明は、前記検量線作成冶具は基準量の前記液体を収容する液体収容空間を有し、この液体収容空間は、前記液体の厚みが異なる複数のステップ空間からなるステップ構造を含み、かつ、前記ステップ空間の各々は円筒形状の空間であり、前記円筒形状の中心軸は、透過される放射線に対して垂直であることを特徴とする。
本発明に係る好適な一態様において、この検量線作成冶具は、基準量の前記液体を収容する液体収容空間を有する液体収容容器と、この液体収容容器に蓋をして前記検量線作成冶具を密封する液体収容容器蓋から形成され、前記液体収容容器と液体収容容器蓋は互いに嵌合する嵌合構造を有し、前記嵌合構造に前記液体収容容器と液体収容容器蓋の密封性を向上するシールが施されて形成されると好適である。
本発明に係る好適な一態様において、前記嵌合構造は、前記液体収容容器蓋に、前記液体収容容器と嵌合する突起を設けた突起構造と、前記液体収容容器に、前記突起構造と嵌合する嵌合溝とを含むと好適である。
本発明によれば、より正確な検量線を作成する、より改善された検量線作成冶具を提供できる。
以下、本発明の実施形態について図面に基づいて説明する。本実施形態は本発明を実施する一例であって、本発明は本実施形態に限定されるものではない。
本実施形態では、測定試料中の液体の分布を測定する放射線測定において、放射線を中性子線、測定試料を燃料電池セル、測定試料中の測定対象となる液体は、この燃料電池セルの内部に存在する発電等によって生じた水であるとする。検量線作成冶具はこの系における水と中性子線の減衰量との検量線を作成するものである。
「検量線作成冶具1」
図1には本実施形態1に係る検量線作成冶具100が測定台102上に設置される様子が示される。検量線作成冶具100は、燃料電池セルの直方体構造を想定し、全体形状を直方体としている。検量線作成冶具100は直方体の側面の一面を下面として、この下面がその表面が平坦な測定台102の表面と当接され、この当接表面に対して垂直に設置される。中性子線105は、この下面に対して垂直面である検量線作成冶具105の表面に対して、垂直に検量線作成冶具105に照射される。検量線作成冶具100の材質は、水以外の中性子の減衰をできるだけ防止するため、中性子透過性の高い材料、例えばアルミを用いると好適である。
図1には本実施形態1に係る検量線作成冶具100が測定台102上に設置される様子が示される。検量線作成冶具100は、燃料電池セルの直方体構造を想定し、全体形状を直方体としている。検量線作成冶具100は直方体の側面の一面を下面として、この下面がその表面が平坦な測定台102の表面と当接され、この当接表面に対して垂直に設置される。中性子線105は、この下面に対して垂直面である検量線作成冶具105の表面に対して、垂直に検量線作成冶具105に照射される。検量線作成冶具100の材質は、水以外の中性子の減衰をできるだけ防止するため、中性子透過性の高い材料、例えばアルミを用いると好適である。
検量線作成冶具100は、基準量の蒸留水を収容する水収容溝116を有する収容容器110(図1A)と、この水収容容器に蓋をして検量線作成冶具100を密封する蓋120(図1B)とから形成されている。図1Cおよび図1Dにはそれぞれ、図1Aの収容容器110と図1Bの蓋120をX−Y平面で切断した断面図が示される。
本実施形態の検量線作成冶具100における特徴事項として、収容容器110は、外周部の嵌合穴112と水収容溝との間に水収容溝116の周囲を取り囲む嵌合溝150を有している。また、蓋120には、外周部の嵌合杭122よりも内周部に、この嵌合溝150と嵌合する嵌合突起板160が設けられている。嵌合突起板160を、収容容器に蓋をする際に、嵌合溝150の内周部と当接させ、検量線作成冶具100を密封する。
また、さらに本実施形態では、この嵌合突起板160と嵌合溝150の当接部をシールして密封性を向上させた。具体的にはシリコンゴムをこの嵌合構造である嵌合突起板160と嵌合溝150との当接部に塗布し、密封性を向上させるボンディングをした。シリコンゴムの塗布場所は嵌合突起板160の外周部および/または嵌合溝150の内周部である。さらに、密封は収容容器110の外周に設けられた嵌合穴112と、蓋120の外周に設けられた嵌合杭122が嵌合することによってなされる。検量線作成冶具100は、収容容器110の水収容溝116に、蒸留水が収容され、蓋120によって密封されて形成されている。このように外周部の嵌合穴112と嵌合杭122の嵌合構造のみならず、嵌合溝150と嵌合突起板の嵌合構造を用い、これら嵌合構造をシールして密封したことにより、検量線作成冶具100の密封性が向上する。
蒸留水が水収容溝116に収容され、検量線作成冶具100が形成されて、図1のように検量線作成冶具100が測定台102上に設置される。この状態で外部に設けられた中性子源から中性子線が検量線作成冶具100へと照射される。この照射される中性子線の減衰量と蒸留水の量との関係に基づいて検量線が作成される。
水分量の相違に基づく中性子線減衰量の関係を求めるために、この検量線作成冶具100は、深さ幅がその水収容溝116の場所において、深さ幅が小さい箇所から大きい箇所へと向かって不連続的ステップを設け、深さ幅を変化させられているステップタイプの検量線作成冶具である。ステップ幅114は10μm程度の幅である。
収容容器110は、水収容溝116の深さ幅の大きさを変化させるように段々にステップ114が形成されている。ステップ下段では、深さ幅aは大きく、収容される水の厚さは厚くなる。ステップ上段では、深さ幅bは小さく、収容される水の厚さは薄くなる。この深さ幅は水収容溝116の各ステップの底面から嵌合溝150と当接されている蓋120の嵌合突起板160との距離である。このように水収容溝116の場所の相違で深さ幅が相違する。よって、中性子線が照射され透過する方向の前記水厚さがその深さ幅の厚さに対応して相違することになる。この水の厚さの変化によって、中性子線の減衰量は変化するので、この厚さが相違する箇所のそれぞれの水の厚さ(水分量)とそれに対応するそれぞれの中性子線減衰量との関係を求め、その関係をプロットするとこの水分量と中性子線の減衰量との関係を表した検量線が作成できる。
なお、ステップ構造の形成の仕方は水の厚さが段々順序よく変化するものでなくともよい。例えば収容容器110の真ん中のステップに係る水の厚さが厚く両端部のステップに係る水の厚さが薄くともよい。
「検量線作成冶具2」
図2には本実施形態2に係る検量線作成冶具200が示される。検量線作成冶具200は全体として円筒形状をしており、円筒状の水収容容器210は、円筒形状にくりぬかれた中空部216を中心軸202付近の中央部に有している。この中空部216は蒸留水を収容する水収容空間である。中空部216は表面から底へ向かって、その円筒形状の直径が段々と不連続的に細くなる(直径a→直径b)ステップ構造となっている。このステップ構造は、一定幅(例えば10μm)の深さ214では円形状の直径の大きさは一定である円筒形状の中空部(ステップ空間218)であるが、この深さを超えると一段階円形状の直径の大きさが小さくなり、また一定幅の深さ214では円形状の直径の大きさは一定である円筒形状の中空部(ステップ空間219)を有し、これを繰り返すことで円筒階段形状の中空部216を形成している。検量線作成冶具200の材質は、水以外の中性子の減衰をできるだけ防止するため、中性子透過性の高い材料、例えばアルミを用いると好適である。
図2には本実施形態2に係る検量線作成冶具200が示される。検量線作成冶具200は全体として円筒形状をしており、円筒状の水収容容器210は、円筒形状にくりぬかれた中空部216を中心軸202付近の中央部に有している。この中空部216は蒸留水を収容する水収容空間である。中空部216は表面から底へ向かって、その円筒形状の直径が段々と不連続的に細くなる(直径a→直径b)ステップ構造となっている。このステップ構造は、一定幅(例えば10μm)の深さ214では円形状の直径の大きさは一定である円筒形状の中空部(ステップ空間218)であるが、この深さを超えると一段階円形状の直径の大きさが小さくなり、また一定幅の深さ214では円形状の直径の大きさは一定である円筒形状の中空部(ステップ空間219)を有し、これを繰り返すことで円筒階段形状の中空部216を形成している。検量線作成冶具200の材質は、水以外の中性子の減衰をできるだけ防止するため、中性子透過性の高い材料、例えばアルミを用いると好適である。
蒸留水が水収容溝216に収容され、実施形態1と同様に検量線作成冶具200が実施形態1と同様に測定台上に設置される。この状態で外部に設けられた中性子線源から中性子線が検量線作成冶具200へと照射される。この照射される中性子線の減衰量と蒸留水の量との関係に基づいて検量線が作成される。中空部216の円直径の大きさを変化させるように段々にステップ214が形成されている。表層側のステップ空間では、円直径aは大きく、中性子線が透過する蒸留水の厚さは厚くなる。底面側のステップ空間では、円直径bは小さく、中性子線が透過する蒸留水の厚さは薄くなる。このようにして、中性子線が照射され透過する方向の蒸留水の厚さが各ステップ空間において相違することになる。この蒸留水の厚さの変化によって、中性子線の減衰量は変化するので、この厚さが相違する箇所のそれぞれの水の厚さ(水分量)とそれに対応するそれぞれの中性子線減衰量との関係を求め、その関係をプロットするとこの水分量と中性子線の減衰量との関係を表した検量線が作成できる。
本実施形態に係る特徴事項として、中性子線の照射方向205は中心軸202に対して垂直方向であればよい。このような円筒階段形状の各ステップ空間218,219であり、かつ、中性子線の照射方向205が中心軸202に対して垂直方向であれば、横方向のどのような方向からの中性子線の照射方向205に対しても、中性子線が透過する蒸留水
の厚さは一定であるからである。中性子線205の照射角度に対する検量線作成冶具300の角度によって、円直径a、bは異なることがなく、測定中に位置がずれて誤差が生じることを防止できる。
の厚さは一定であるからである。中性子線205の照射角度に対する検量線作成冶具300の角度によって、円直径a、bは異なることがなく、測定中に位置がずれて誤差が生じることを防止できる。
また、さらに、ステップ構造としたことにより、各ステップ空間毎の一定幅の深さ214の範囲内では中性子線が透過する蒸留水の厚さは一定である。これにより測定の際に、位置ずれを防止し、測定誤差が生じることを防止できる。
さらに、実施形態1と同様に検量線作成冶具200に蓋等の密閉手段を設けて蒸留水を密封し、蒸留水の揮発を防止すると好適である。さらに好適には実施形態1と同様に検量線作成冶具200の外周部に嵌合溝を形成し、蓋にこの嵌合溝と嵌合する嵌合突起板を設け、嵌合突起板を、収容容器に蓋をする際に、嵌合溝の内周部と当接させ、検量線作成冶具200を密封する。
また、さらに好適には、実施形態1と同様にこの嵌合突起板と嵌合溝当接部をシールして密封性を向上させる。具体的にはシリコンゴムをこの嵌合構造である嵌合突起板と嵌合溝との当接部に塗布し、密封性を向上させるボンディングをする。シリコンゴムの塗布場所は嵌合突起板の外周部および/または嵌合溝の内周部である。このようにして密封性を向上させると好適である。
中性子線が照射され透過する方向の前記水厚さが各ステップ空間に対応して相違することになる。この水の厚さの変化によって、中性子線の減衰量は変化するので、この厚さが相違する箇所のそれぞれの水の厚さ(水分量)とそれに対応するそれぞれの中性子線減衰量との関係を求め、その関係をプロットするとこの水分量と中性子線減衰量との関係を表した検量線が作成できる。
なお、収容容器210は円筒形状である必要性はない。中空部216の各ステップ空間が円筒形状であれば足りるからである。
「検量線作成方法」
検量線作成方法について図3の中性子線照射測定装置50に基づいて説明する。実施形態1に係る検量線作成冶具100が基準となる蒸留水を内部に有して測定台102の上に配置されている。検量線作成冶具100の正面には中性子線射出口10が備えられている。この中性子線射出源10は、原子炉(図示せず)に接続されており、原子炉から中性子線が送られている。この中性子線射出口10は検量線作成冶具100の表面に垂直に中性子線105を照射できる。この中性子線105が検量線作成冶具100中を通過し、透過した透過中性子線108(すなわち、検量線作成冶具100中の水によって減衰した減衰中性子線)を受ける透過中性子線受線装置20が、検量線作成冶具100に対して中性子線射出口10とは反対側に設けられている。透過中性子線受線装置20は、透過中性子線108を受け、これによって蛍光を発する蛍光板が設けられている。この蛍光は、透過中性子線108が減衰していないほど蛍光輝度を発する。中性子線の減衰量の大きさは水の厚さの大きさに起因する。よって、検量線作成冶具100中の蒸留水の厚さが小さいほど大きな蛍光輝度を発し、検量線作成冶具100中の蒸留水の厚さが大きいほど小さな蛍光輝度となる。蛍光は鏡によって反射させられ、間接的にこの蛍光輝度を読む蛍光輝度カメラ30に取り込まれる。この蛍光輝度カメラ30に取り込まれた蛍光輝度データはコンピュータ40に送られる。また、コンピュータ40には中性子線射出口10が検量線作成冶具100のどの場所に中性子線を照射したかという照射位置データが送られる。コンピュータ40には中性子線の照射位置とその照射位置における検量線作成冶具100中の基準となる水の厚さ(水分量)との関係が記憶されている。コンピュータ40はこの関係に基づいて、蛍光輝度と水分量との関係を整合させる。検量線作成冶具100はステップタイプの冶具であり、ステップ毎に水の厚さが不連続的に変化するので同一ステップのステップ幅(例えば10μm)の範囲内では水の厚さは一定であるので測定誤差が少なく、また、照射位置と水の厚さの関係を整合させることが容易である。
検量線作成方法について図3の中性子線照射測定装置50に基づいて説明する。実施形態1に係る検量線作成冶具100が基準となる蒸留水を内部に有して測定台102の上に配置されている。検量線作成冶具100の正面には中性子線射出口10が備えられている。この中性子線射出源10は、原子炉(図示せず)に接続されており、原子炉から中性子線が送られている。この中性子線射出口10は検量線作成冶具100の表面に垂直に中性子線105を照射できる。この中性子線105が検量線作成冶具100中を通過し、透過した透過中性子線108(すなわち、検量線作成冶具100中の水によって減衰した減衰中性子線)を受ける透過中性子線受線装置20が、検量線作成冶具100に対して中性子線射出口10とは反対側に設けられている。透過中性子線受線装置20は、透過中性子線108を受け、これによって蛍光を発する蛍光板が設けられている。この蛍光は、透過中性子線108が減衰していないほど蛍光輝度を発する。中性子線の減衰量の大きさは水の厚さの大きさに起因する。よって、検量線作成冶具100中の蒸留水の厚さが小さいほど大きな蛍光輝度を発し、検量線作成冶具100中の蒸留水の厚さが大きいほど小さな蛍光輝度となる。蛍光は鏡によって反射させられ、間接的にこの蛍光輝度を読む蛍光輝度カメラ30に取り込まれる。この蛍光輝度カメラ30に取り込まれた蛍光輝度データはコンピュータ40に送られる。また、コンピュータ40には中性子線射出口10が検量線作成冶具100のどの場所に中性子線を照射したかという照射位置データが送られる。コンピュータ40には中性子線の照射位置とその照射位置における検量線作成冶具100中の基準となる水の厚さ(水分量)との関係が記憶されている。コンピュータ40はこの関係に基づいて、蛍光輝度と水分量との関係を整合させる。検量線作成冶具100はステップタイプの冶具であり、ステップ毎に水の厚さが不連続的に変化するので同一ステップのステップ幅(例えば10μm)の範囲内では水の厚さは一定であるので測定誤差が少なく、また、照射位置と水の厚さの関係を整合させることが容易である。
図4のフローチャートを用いて検量線の作成方法について説明する。蛍光輝度と水分量との関係の検量線(図5)を求める際に、検量線作成冶具100の基準となる蒸留水以外の影響を取り除くことが必要である。検量線の作成前に、検量線作成冶具100に基準となる蒸留水を内部に有しない空の状態で上述の図3の中性子線照射測定装置50にセットする(S11)。中性子線射出口10から空の検量線作成冶具100に向かって中性子線を照射してカメラ30で蛍光輝度データに基づく画像を取り込み、コンピュータ40でその空の検量線作成冶具100に基づく蛍光画像を保存する(S12)。蛍光画像を複数枚保存し、それぞれの画像の中央値の値をとりこれを平均化して中性子の射出ムラ等のノイズを減算し、ノイズ減算した画像データ(空画像データ)をコンピュータ40で保存する(S13)。
次に検量線を作成するために蒸留水を内部に有する状態で検量線作成冶具100を上述の図3の中性子線照射測定装置50にセットする(S1)。中性子線射出口10から蒸留水を有する検量線作成冶具100に向かって中性子線を照射してカメラ30で蛍光輝度データに基づく画像を取り込み、コンピュータ40で蒸留水を有する検量線作成冶具100に基づく蛍光画像を保存する(S2)。蛍光画像を複数枚保存し、それぞれの画像の中央値の値をとりこれを平均化して中性子の射出ムラ等のノイズを減算し、ノイズ減算した画像データ(水画像データ)をコンピュータ40で保存する(S3)。またコンピュータ40は、水画像データを空画像データで一般的なシェーディング補正で正規化して、検量線作成冶具内部の水以外の外枠等の中性子線の減衰要因を測定から除く(S4)。また、気温・湿度等から中性子線が透過する大気中の水分量を算出し、その影響を除く(S5)。このように検量線作成冶具内部の水以外の蛍光強度変動要因を除去し、検量線を作成する。検量線は、コンピュータ40が検量線作成冶具100の照射位置からどのステップであるか、そのステップの水分量はいくらであるかを算出し、この算出した水分量とノイズ除去した蛍光輝度との関係で検量線(図5)を作成する。
「中性子線照射測定方法」
燃料電池セル内部の水分量分布を測定する中性子線照射測定では、この検量線を用いて、測定する。この検量線を用いる場合には、燃料電池セル自体も内部に存在する水以外の蛍光強度変動要因を除去する必要がある。これは上述の検量線作成冶具100の以外の蛍光強度変動要因を除去する方法と同様である。同様に図4を用いて説明する。燃料電池セルに基準となる蒸留水を内部に有しない空の状態(すなわち発電前の状態)で上述の図3の中性子線照射測定装置50に検量線作成冶具100の置かれた位置にセットする(S11)。中性子線射出口10から燃料電池セルに向かって中性子線を照射してカメラ30で蛍光輝度データに基づく画像を取り込み、コンピュータ40でその空の検量線作成冶具100に基づく蛍光画像を保存する(S12)。蛍光画像を複数枚保存し、それぞれの画像の中央値の値をとりこれを平均化して中性子の射出ムラ等のノイズを減算し、ノイズ減算した画像データ(空セル画像データ)をコンピュータ40で保存する(S13)。
燃料電池セル内部の水分量分布を測定する中性子線照射測定では、この検量線を用いて、測定する。この検量線を用いる場合には、燃料電池セル自体も内部に存在する水以外の蛍光強度変動要因を除去する必要がある。これは上述の検量線作成冶具100の以外の蛍光強度変動要因を除去する方法と同様である。同様に図4を用いて説明する。燃料電池セルに基準となる蒸留水を内部に有しない空の状態(すなわち発電前の状態)で上述の図3の中性子線照射測定装置50に検量線作成冶具100の置かれた位置にセットする(S11)。中性子線射出口10から燃料電池セルに向かって中性子線を照射してカメラ30で蛍光輝度データに基づく画像を取り込み、コンピュータ40でその空の検量線作成冶具100に基づく蛍光画像を保存する(S12)。蛍光画像を複数枚保存し、それぞれの画像の中央値の値をとりこれを平均化して中性子の射出ムラ等のノイズを減算し、ノイズ減算した画像データ(空セル画像データ)をコンピュータ40で保存する(S13)。
発電させ、蒸留水を内部に有する状態で燃料電池セルを上述の図3の中性子線照射測定装置50にセットする(S1)。中性子線射出口10から発電等によって生じた水を内部に有する燃料電池セルに向かって中性子線を照射してカメラ30で蛍光輝度データに基づく画像を取り込み、コンピュータ40で検量線作成冶具100に基づく蛍光画像を保存する(S2)。蛍光画像を複数枚保存し、それぞれの画像の中央値の値をとりこれを平均化して中性子の射出ムラ等のノイズを減算し、ノイズ減算した画像データ(水セル画像データ)をコンピュータ40で保存する(S3)。またコンピュータ40は、水画像データを空画像データで一般的なシェーディング補正で正規化して、検量線作成冶具内部の水以外の外枠等の中性子線の減衰要因を測定から除く(S4)。また、気温・湿度等から中性子線が透過する大気中の水分量を算出し、その影響を除く(S5)。このように検量線作成冶具内部の水以外の蛍光強度変動要因を除去する。この蛍光強度変動要因が除去された燃料電池セルの測定蛍光強度を検量線を、上述の作成した検量線に当てはめる。そして、この蛍光強度に対応した水分量を予め求めた検量線から導出すると燃料電池セル中の水分量を求めることができる。中性子線を燃料電池セル全体に当てれば、燃料電池セル全体の水分量分布を求めることができる。
なお、水以外にも液体一般を用いることが出来る。また、中性子線以外にも放射線一般を用いることが出来る。液体と放射線は相互の関係を加味して選定されるべきである。
本発明の検量線作成冶具は、測定試料の放射線測定一般に利用できる。測定試料は例えばFC自動車等の燃料電池セル等が挙げられる。
10 中性子線射出口、20 中性子線受線装置、30 カメラ、40 コンピュータ、50 中性子線照射測定装置、100,200,300 検量線作成冶具、105,108,205,305 放射線照射方向、110,210,310 液体収容容器、114,214,314 ステップ、116,216,316 液体収容空間、120,320 蓋、150 嵌合溝、160 嵌合突起板。
Claims (4)
- 液体が内部に存在する測定試料に放射線を照射し、この測定試料を透過する放射線透過率を測定し、予め求められた前記液体量と放射線透過率との検量線に基づいて前記測定試料内部の液体量を測定する放射線測定の前記検量線の作成に用いられる検量線作成冶具であって、
前記検量線作成冶具は、基準量の前記液体を収容する液体収容容器と、この液体収容容器に蓋をして密封する液体収容容器蓋から形成され、
前記液体収容容器と液体収容容器蓋は互いに嵌合する嵌合構造を有し、
前記嵌合構造に前記液体収容容器と液体収容容器蓋の密封性を向上するシールが施されて形成される検量線作成冶具。 - 液体が内部に存在する測定試料に放射線を照射し、この測定試料を透過する放射線透過率を測定し、予め求められた前記液体量と放射線透過率との検量線に基づいて前記測定試料内部の液体量を測定する放射線測定の前記検量線の作成に用いられる検量線作成冶具であって、
前記検量線作成冶具は基準量の前記液体を収容する液体収容空間を有し、
この液体収容空間は、前記液体の厚みが異なる複数のステップ空間からなるステップ構造を含み、
かつ、前記ステップ空間の各々は円筒形状の空間であり、前記円筒形状の中心軸は、透過される放射線に対して垂直である検量線作成冶具。 - 請求項2に記載の検量線作成冶具であって、
前記検量線作成冶具は、基準量の前記液体を収容する液体収容容器と、この液体収容容器に蓋をして前記検量線作成冶具を密封する液体収容容器蓋から形成され、
前記液体収容容器と液体収容容器蓋は互いに嵌合する嵌合構造を有し、
前記嵌合構造に前記液体収容容器と液体収容容器蓋の密封性を向上するシールが施されて形成される検量線作成冶具。 - 請求項1または3に記載の検量線作成冶具であって、
前記嵌合構造は、
前記液体収容容器蓋に、前記液体収容容器と嵌合する突起を設けた突起構造と、
前記液体収容容器に、前記突起構造と嵌合する嵌合溝とを含む検量線作成冶具。
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