JP2005265644A - 腐食管理システムおよび腐食管理プログラム - Google Patents

腐食管理システムおよび腐食管理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】設備の腐食の程度をリアルタイムに測定し、そのデータに基づいて、クライアントに有効な情報を提供するシステムを提供する。
【解決手段】センサから取得された測定値はセンサ管理部により所定の識別情報が付加され、測定データ記憶部に格納され、管理者端末の要求に応じて加工され、記憶部に格納される。所定期間測定データが蓄積されると、コンサルタント用インターフェースを介してコンサルティングレポート作成要求が送信され、コンサルティングデータ記憶部へレポートが登録される。ユーザ端末はトラブル対応時等において、情報処理装置へトラブル対応レポートを求めることができる。かかる要求は情報処理装置からコンサルタント端末へ伝達され、データベース群にアクセスして必要な情報を得た上でレポートを作成し、これをコンサルティングデータ記憶部へ登録する。ユーザは登録されたレポートを閲覧することで有用な情報を得ることができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、プラント等の設備の腐食を管理するシステムおよびプログラムに関する。
従来の腐食管理システムとしては、例えば特許文献1に記載されたものがある。特許文献1には、リアルタイムで迅速かつ安価に、金属部位をもつ機器の寿命、劣化度の診断を実施し、機器メンテナンスのための処方箋を得るシステムが記載されている。
同文献記載の技術は、明細書に記載されているとおり、金属部位について腐食寿命を診断するものである。明細書段落0042に記載されているとおり、環境センサ群4(同明細書の図1)は、診断対象となる物が置かれた環境の因子、たとえば、図7に示されるような温度、湿度、薬液濃度、汚損度などを測定し、このデータに基づき、サーバが寿命予測をするものである。本システムは、こうすることにより、寿命判断に必要なデータをリアルタイムに取得し、迅速な寿命予測を得、機器メンテナンスの処方箋を提示することを目的とする(明細書段落0007)。すなわち、同文献記載の技術は、金属部位の環境因子を測定対象とし、金属部位の腐食度そのものを測定するものではない。
ところが、この種の診断予測システムでは、腐食の進行について何らかのモデル式が必要となり、かかるモデル式に基づいて防食制御が行われるため、腐食の進行について情報のない系について診断することは困難であった。
診断の予測ではなく、実際の腐食の状況を把握し異常があったときにすぐに対応するシステムが実現できれば、設備の管理上、有用である。しかしながら、このようなシステムについてはこれまで検討された例がなかった。
特開2002−62252号公報 段落0007、0042、図1、図7
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、設備の腐食の程度をリアルタイムに測定し、そのデータに基づいて、クライアントに有効な情報を提供するシステムを提供することにある。
本発明によれば、設備に配設され、該設備の腐食度に関する測定値を取得するセンサと、前記測定値に対し、その測定値に対応する設備の識別情報を付与して測定データを作成する測定データ管理部と、前記測定データを、その測定データに対応する設備の前記識別情報およびその設備に対応するユーザの識別情報に関連づけて記憶する測定データ記憶部と、コンサルタントに対し前記測定データに対応する設備に関するコンサルティング情報を求めるとともに、入力された前記コンサルティング情報を受け付ける入出力部と、前記測定データと関連づけて前記コンサルティング情報を記憶するコンサルティングデータ記憶部と、前記測定データと、前記測定データに関連づけられた前記コンサルティング情報とを、前記ユーザに提示する出力部と、を備えることを特徴とする腐食管理システムが提供される。
また本発明によれば、コンピュータシステムを、設備に配設されたセンサから、該設備の腐食度に関する測定値を取得するデータ受信部と、前記測定値に対し、その測定値に対応する設備の識別情報を付与して測定データを作成する測定データ管理部と、前記測定データを、その測定データに対応する設備の前記識別情報およびその設備に対応するユーザの識別情報に関連づけて記憶する測定データ記憶部と、コンサルタントに対し前記測定データに対応する設備に関するコンサルティング情報を求めるとともに、入力された前記コンサルティング情報を受け付ける入出力部と、前記測定データと関連づけて前記コンサルティング情報を記憶するコンサルティングデータ記憶部と、前記測定データと、前記測定データに関連づけられた前記コンサルティング情報とを、前記ユーザに提示する出力部として機能させるための腐食管理プログラムが提供される。
本発明によれば、腐食度に関する測定値がリアルタイムに測定され、そのデータに基づいて、コンサルタントによる有効な情報がユーザに提供される。こうした情報として、たとえば、設備の腐食の進行に異常がないか、異常があった場合、どのような対応が有効であるか、設備の腐食寿命を長くするには日常どのような点に留意したら良いか、といったものが挙げられる。
本発明において、複数の設備に配設された複数のセンサを備え、前記設備の識別情報は、当該設備と同種の設備のグループに付与された設備グループ識別情報と関連づけられており、当該腐食管理システムは、前記ユーザまたは前記コンサルタントの要求に応じ、一の設備に関する情報を提示する際、同一設備グループ内の他の設備に関する情報または同一設備グループの統計情報をあわせて提示可能に構成されたシステムとしてもよい。
このような構成によれば、ユーザに対し、自分の設備と同種の設備についての情報が提供される。これにより、自分の設備と同種の設備では、通常、どのように腐食が進行しているか等の情報が得られるため、ユーザは、自分の設備の腐食の進行状況に関し、客観的に判断することが可能となる。
設備識別情報と設備グループ識別情報との関連づけは、種々のシステム構成により実現できる。たとえば、設備の識別情報および設備グループ識別情報を含む識別情報データベースをさらに備え、上記測定データ管理部が、前記識別情報データベースを参照して、測定値に対し、対応する設備の識別情報と設備グループ識別情報とを付与する構成により実現することができる。
本発明において、複数の設備に配設された複数のセンサを備え、前記複数の設備の腐食度に関する測定値を比較可能な形式に加工した加工データを作成するデータ加工部をさらに有し、前記出力部は、前記ユーザに対し、前記加工データを提示する構成とすることもできる。
本発明において、前記データ加工部は、同種の設備における標準的な腐食の進行を表す標準データを作成する標準データ作成部を含み、前記加工データは、前記標準データを含むようにしてもよい。また、前記データ加工部は、各設備の腐食度と前記標準データとの乖離度を表すパラメータを算定する乖離度評価部を含み、前記加工データは、前記パラメータを含むものとしてもよい。こうした構成を採用することにより、当該設備の腐食の進行は、標準的なものかどうか、腐食速度について、使用地区、使用環境、使用材料の影響がどのように表れるか、といった情報を得ることが可能となる。
また、本発明において、前記測定データ管理部は、前記測定値を入手したパスを検出することで該測定値に対応する設備を認識し、その測定値に対し対応する設備の識別情報を付与する構成としてもよい。こうすることで、簡便な構成で設備の識別を行うことができる。
本発明において、入出力部は、前記コンサルタントの要求に応じ、前記コンサルティングデータ記憶部にアクセスし、前記コンサルティング情報作成に必要なコンサルティングデータを抽出して前記コンサルティングデータを前記コンサルタントに提示するようにしてもよい。
本発明において、前記測定データに基づいて資産管理データを作成する資産管理部をさらに備える構成とすることもできる。こうすることにより、資産管理も含めた多角的な設備管理を行うことが可能となる。
以上、本発明の構成について説明したが、これらの各構成の任意の組合せや、本発明の表現を方法、記録媒体などの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明によれば、腐食度に関する測定値がリアルタイムに測定され、そのデータに基づいて、コンサルタントによる有効な情報がユーザに提供される。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。尚、すべての図面において、同様な構成要素には同様の符号を付し、適宜説明を省略する。
[第1実施形態]
図1は、本実施形態に係る設備管理システムの構成を示すブロック図である。このシステムは、情報処理装置102及びこれとネットワーク(不図示)を介して接続されるセンサ管理部106、ユーザ端末108、管理者端末110およびコンサルタント端末112により構成されている。センサ104から取得された測定値はセンサ管理部106により所定の識別情報が付加され、測定データ記憶部130に格納される。格納された測定データは、管理者端末110の要求に応じて加工され、加工データ記憶部132に格納される。
所定の期間測定データが蓄積されると、コンサルタント用インターフェース123を介してコンサルタント端末112へコンサルティングレポート作成要求が送信される。これに対応してコンサルタント端末112からレポートが受け付けられると、コンサルティングデータ記憶部136へレポートが登録される一方、ユーザ端末108へ当該レポートが登録された旨が連絡される。
ユーザ端末108は、トラブル対応時等において、情報処理装置102へトラブル対応レポートを求めることができる。かかる要求は、ユーザ端末108から入力部128、データベース制御部149、コンサルタント用インターフェース123を経てコンサルタント端末112に伝達される。コンサルタント端末112は、データベース群118にアクセスして必要な情報を得た上でレポートを作成し、これをコンサルティングデータ記憶部136へ登録する。ユーザは登録されたレポートを閲覧することで有用な情報を得ることができる。
以下、このシステムの各部の機能について詳細に説明する。
(測定データ収集部)
測定データ収集部は、センサ104およびセンサ管理部106により構成されている。センサ管理部106は、監視対象となる設備に配設されたセンサ104により得られた測定値を受信し、情報処理装置102内の測定データ管理部114へリアルタイムに送信する。図1ではセンサ管理部106を一つ示しているが、設備やクライアントの数等に応じて複数としてもよい。測定値を送信する形態は、ここでは測定値が得られるたびに送信するリアルタイム送信としたが、所定の期間ごとに、複数の測定値を送信する間欠送信としてもよい。
測定データ管理部114は、測定値の受信パスを認識し送信元を検知し、その測定値に対応するクライアント、地区、設備名、測定箇所に関する情報を得る。この情報に基づいて、受信した測定値に対し、以下の識別情報を付与する。
(i)測定データID
(ii)パス情報
(iii)設備ID
(iv)クライアントコード
(v)設備グループコード
上記コードが付与された測定データは、測定データ記憶部130へ格納される。
測定データ管理部114は、上記のように所定の識別情報を付与するとともに、受け取った測定値に異常がないか検査する。異常が検知された場合、測定データ管理部114は、出力部126を介してユーザに異常の発生を報知する。受信した測定値が、たとえばnullコードからなる空データ等の異常データであった場合、測定データ管理部114はデータの収集エラーが発生したものと判断し、このことを、出力部126を介してユーザに報知する。
(データベース群)
情報処理装置102はデータベース群118を備えている。データベース群118は、測定データ記憶部130、加工データ記憶部132、資産管理データ記憶部134およびコンサルティングデータ記憶部136を含む。
測定データ記憶部130は、測定データ管理部114から送出された、各種識別情報の付与された測定データを記憶する。測定データ記憶部130に格納されるデータの例を図5に示す。図示したように、測定データは、データ取得日時、クライアント、測定地区と関連づけられ、さらに、測定対象となるプラント、設備名、その設備に使用されている材料、測定箇所のデータを含んでいる。腐食データの測定値は、腐食の程度を示す測定値であればよく、各種の指標を採用することができる。例えば、腐食速度、腐食深さ、腐食面積、壁部や配管の厚みの実測データ等とすることができる。
加工データ記憶部132は、測定データ記憶部130に格納された測定データを加工して得られる加工データを記憶する。測定データ記憶部130には、様々な設備、クライアント、地区の腐食データが収集されており、これらを加工することで、ユーザにとって有用な多様な加工データを得ることができる。たとえば、複数の同種設備の腐食度に関する測定値を比較可能な形式に加工することができる。この加工データは、同種の設備における標準的な腐食の進行を表す標準データや、その標準データと各設備の腐食度との乖離度を表すパラメータを含んでいてもよい。こうした加工データを用いて分析を行うことで、当該設備の腐食の進行は、標準的なものかどうか、腐食速度について、使用地区、使用環境、使用材料の影響がどのように表れるか、といった情報を得ることが可能となる。図6は、上記加工データの一例である。ここでは、同一反応装置の同一測定箇所について、クライアント毎に、腐食速度を比較する形式でまとめたものである。同一設備、同一測定箇所という条件でグルーピングされた時の平均腐食速度が算出されており、各クライアントの腐食速度と平均腐食速度とが比較できるようになっている。このようなデータをクライアントに提示することで、自社の設備の耐久性の位置づけが明確になり、使用状況、使用方法等の見直しを図るための参考資料となりうる。
図1にもどり、資産管理データ記憶部134は、資産管理に関するデータを記憶する。図10は資産管理データの一例である。資産管理データは、法定耐用年数や修繕情報にくわえ、実際の腐食状況に基づいて算定された予想耐用年数とを含んでおり、次回の修繕時期や設備更新等に関し客観的な判断材料を提示することができる。従来の資産管理では、過去の運転実績から定期的な補修や部品交換を行ったりすることが大部分であった。しかしながら、設備等の寿命は、その使用状況に応じて変動するものである。本実施形態では、腐食度の実測値に基づいて耐用年数の予想値を得て、これを資産管理テーブルに含めている。こうすることにより、修繕の計画、部品等の交換の計画を、実態に合った形で立案することが可能となる。
(管理者)
管理者端末110は、情報処理装置102に対し測定データの加工を要求することができる。データ加工部120は、管理者の要求に対応してデータを加工する。測定データ記憶部130から測定データを取得し、これを加工する。得られた加工データは加工データ記憶部132に格納される。たとえばデータ加工部120は、測定データ記憶部130からデータを抽出し、統計演算をすることにより標準データを作成する。作成された標準データは加工データ記憶部132に格納される。標準データとは、前述したとおり、同種の設備における腐食の標準的な進行を示すデータである。たとえば、同一設備グループコードが付された設備における平均腐食進行推移データ等である。
コンサルタント用インターフェース123は、管理者の要求に対応し、測定データ記憶部130から取得した測定データに基づいて資産管理データを作成し、これを資産管理データ記憶部134に格納する。
(コンサルタント)
本システムでは、センサ104による測定値の取得が所定の時間毎に行われ、得られた測定データは、センサ管理部106を経由してリアルタイムに測定データ管理部114に送信され測定データ記憶部130に格納される。こうしたデータが所定期間蓄積されたとき、測定データ管理部114はコンサルタント用インターフェース123を介してコンサルタント端末112へコンサルティング情報の入力を要求する。情報入力を要求するタイミングは、所定の時間が経過したときであってもよいし、対象となる設備について蓄積されたデータ数が所定値に到達したときであってもよい。
コンサルタント端末112は、上記要求に対応して作成されたコンサルティング情報を受け付け、これを、入出力部124を介してコンサルティングデータ記憶部136へ格納する。このとき、適宜、ユーザ端末108へ、コンサルティング情報をコンサルティングデータ記憶部136へ格納したことを通知する。
(ユーザ)
情報処理装置102は、ユーザの要求に応じて所定の情報をユーザ端末108に提示する。ユーザ端末108の要求は、入力部128により受け付けられ、これがデータベース制御部149へ送出される。データベース制御部149では、要求の内容に応じてデータベース群118内の所定の記憶部にアクセスして必要な情報を取得し、上記要求に対応するデータを作成する。
データベース制御部149は、測定データ報告部140、データ比較部142、腐食異常通知部144、資産管理部146およびトラブル対応部148により構成されている。
測定データ報告部140は、測定データ記憶部130にアクセスし、測定データを取得し、これをユーザ端末108に提示する。測定データは、たとえば、測定日時と対応づけ、時系列にまとめた形式とすることができる。
データ比較部142は、複数の同種設備の腐食度に関する測定値を比較可能な形式としたデータを加工データ記憶部132から取得し、これをユーザ端末108へ提示する。前述したように、データ加工部120がこのデータを作成し、加工データ記憶部132がそのデータを記憶している。
腐食異常通知部144は、ユーザ端末108の要求の有無にかかわらず処理を行う。測定データ記憶部130には、各設備の腐食データがリアルタイムで蓄積されている。この蓄積の過程で、これまでの腐食度から考えて異常な値が出たとき、腐食異常通知部144は、この異常を検知し、出力部126を介してユーザ端末108へ異常を報知する。腐食異常通知部144による異常検知は、測定データ管理部114により測定データが測定データ記憶部130へ格納される度に行ってもよいし、所定の期間毎に行ってもよい。異常検知はたとえば以下のようにして行うことができる。すなわち、これまでの腐食データの変化を把握し、腐食進行平均速度を算出し、この平均速度Vavと、ある時間区分における腐食進行速度Vtとを算出する。そして、Vt/Vavの値が所定値を超えたときに異常と判断する。
資産管理部146は、資産管理データ記憶部134にアクセスし、資産管理データを取得し、これをユーザ端末108へ提示する。前述したように、資産管理データ作成部122がこのデータを作成し、資産管理データ記憶部134がそのデータを記憶している。
トラブル対応部148は、ユーザからのトラブルに関する問い合わせを受け付け、その内容に応じてデータベース群118内の所定の記憶部から必要な情報を取得する。たとえば、該当する設備の腐食進行データを測定データ記憶部130から取得し、同種の設備の腐食進行データを加工データ記憶部132から取得し、過去、同様の相談を受けたときに作成されたコンサルティングデータをコンサルティングデータ記憶部136から取得する。これらのデータを集めることで、データに基づく客観性と、コンサルタントの有する専門性とを兼ね備えた有効なメンテナンス情報を提供することができる。
なお、上記において、センサ管理部106は、複数のセンサ104からデータを集信する形態を示したが、これに限られず、単一のセンサ104から測定値を受信する形態であってもよい。また、センサ管理部106を介さず、センサ104から直接測定データ管理部114へデータが送信される構成としてもよい。
図1のシステムの動作について図12を参照して説明する。まず、センサ管理部106が測定データを取得して(S101)、これを情報処理装置102へ送信する。情報処理装置102はこの測定データを受信し(S102)、これを記憶する(S103)。その後、管理者端末110よりデータ加工要求があったとき(S104)、統計データや資産管理データが作成され、所定の記憶部に格納される(S105)。また、コンサルティング端末によりコンサルティング情報が入力されると(S106)、これがノウハウデータとして所定の記憶部(図1におけるコンサルティングデータ記憶部136)に格納される(S107)。また、ユーザ端末108よりコンサルティングデータが要求されると(S108)、これに対応して情報処理装置102はコンサルティングデータ(コンサルティングレポート)を作成し(S109)、ユーザに提示する。
図13は、図1のシステムにおいてセンサ104から送信されたデータが一定期間蓄積されたときのシステムの動作を示す図である。情報処理装置102は、所定のタイミングで、コンサルタント端末112に対してコンサルティングレポート作成を要求する(S302)。コンサルタント端末112はこれに対応して情報処理装置102内のデータベース群に対してキーワード等によるサーチを行い、コンサルティングレポート作成に必要な資料を抽出する(S304)。サーチの結果、必要な資料が見つかると、これをコンサルタント端末112に提示する(S306)。コンサルタント端末112は、提示された資料を利用してコンサルティングレポートを作成し、これを情報処理装置102へアップロードするとともに(S308)、アップロードしたことをユーザ端末108へ通知する(S310)。ユーザ端末108は、これに対応して情報処理装置102へアクセスし(S311)、上記レポートをダウンロードする(S312)。
以上の処理はシステム内で自動的に実行されるが、ユーザ端末108からの要求を契機として実行される処理もある。以下、図14を参照して説明する。
図14は、ユーザ端末108からトラブル相談があったときの処理を示す図である。ユーザ端末108が情報処理装置102に対してトラブル相談をすると(S200)、情報処理装置102はこのメッセージをコンサルタント端末112へ伝達する(S202)。コンサルタント端末112はこれに対応して情報処理装置102内のデータベース群118に対してキーワード等によるサーチを行い、コンサルティングレポート作成に必要な資料を抽出する(S204)。サーチの結果、必要な資料が見つかると、これをコンサルタント端末112に提示する(S206)。コンサルタント端末112は、提示された資料を利用してコンサルティングレポートを作成し、これを情報処理装置102へアップロードするとともに(S208)、アップロードしたことをユーザ端末108へ通知する(S210)。ユーザ端末108は、これに対応して情報処理装置102へアクセスし(S211)、上記レポートをダウンロードする(S212)。
[第2実施形態]
上記実施形態において、センサ管理部106は図2の構成とすることができる。このセンサ管理部106は、異常検知部166およびデータ補正部168により構成されている。異常検知部166は、センサ104からのデータ送信が中断している等、データ送信エラーが発生したことを検知する。データ補正部168は、こうした異常があった場合のデータの補正を行う。
図3は、センサ管理部106によるデータの異常を補正する例を説明するための図である。図3(a)は時系列に並べたデータの例であり、2つのデータが欠損している。異常検知部166はこのようなデータの異常を検知する。本実施形態では、異常検知部166はセンサ104から受信したデータを保持する記憶領域を有しており、この記憶領域に格納された測定データを調べることにより、このような異常を検知する。測定データは、たとえば図3に示すようなテーブルの形式になっており、腐食度のフィールドをサーチしてnullコードの有無を判別することで異常の有無を判別できる。nullコードが所定回数以上続いたときに異常と認識する方式としてもよい。
異常が検知された場合、データ補正部168は、データ欠損部にデータを補充する。たとえば、データの欠損が生じる直前の値をそのまま補充する。図3(b)は、欠損値を補充したものである。
以上のような構成を採用することで、センサ104において測定エラーが発生したときでもシステムの動作を停止させることなく、円滑にエラーに対応することができる。
[第3実施形態]
上記実施形態において、測定データ管理部114は図4の構成とすることができる。この測定データ管理部114は、異常検出部150、異常データ対応部152および識別情報付与部160により構成されている。識別情報付与部160は、設備情報抽出部154、ID情報データベース156および測定データ付与部158を有している。
異常検出部150は、腐食度が急激に増加する等、設備に異変が生じたことを示すデータの有無をチェックする。データそのものの異常を検知する点で、第2実施形態における異常検知部166とは役割が異なる。たとえばある時刻から連続してこれまでの腐食推移から外れた挙動を示した場合、何らかの設備の異常が発生したと考えられる。本実施形態における測定データ管理部114は、このような場合に早期の対応がとれるように構成されている。異常検出部150により異常が検出されると、そのことが異常データ対応部152へ伝達される。異常データ対応部152は異常が発生したことを、出力部126を介してユーザ端末108へ伝達する。異常が無いデータは異常検出部150から識別情報付与部160へ、異常のあるデータは異常データ対応部152から識別情報付与部160へ、それぞれ送出される。
識別情報付与部160に送出されたデータは、測定データ付与部158にて測定データIDが付与される。一方、設備情報抽出部154は測定値を入手したパスを検出することでその測定値に対応する設備を認識した後、ID情報データベース156にアクセスし、その設備に対応する設備IDと、この設備IDに関連付けられた各種IDとをID情報データベース156より取得する。以上により、センサ管理部106から得られた測定値に対し、以下の識別情報が付与される。
(i)測定データID
(ii)設備ID
(iii)クライアントコード
(iv)設備グループコード
上記の識別情報が関連づけられた測定データは、測定データ記憶部130へ格納される。図15は、こうした測定データの例を示す図である。
[第4実施形態]
上記実施形態において、データ比較部142は図7の構成とすることができる。このデータ比較部142は、測定値推移分析部155および標準データ比較部157により構成されている。
測定値推移分析部155は、腐食度の推移を分析する。図8は、腐食度の進行の例である。時刻tにおいてこれまでの腐食推移から外れ、腐食度が増大している。このように、腐食度データを時系列に並べて挙動の異常の有無を分析する。
標準データ比較部157は、同種の設備における標準的な腐食の進行を表す標準データを利用した分析を行う。本実施形態に係るシステムでは、複数の設備における腐食推移に関するデータを保持しているので、このような標準データを実績値に基づいて算定することができる。
標準データは、第1実施形態で述べたようにデータ加工部120が作成してもよいし、標準データ比較部157が作成してもよい。後者の場合、標準データ比較部157が測定データ記憶部130からデータを抽出して統計演算をして標準データが作成し、これを加工データ記憶部132に格納する構成となる。なお、標準データを作成する際、同種の設備における実績データがない場合は、理論値等を併用してもよい。
[第5実施形態]
上記実施形態において、図1の資産管理部146を図9に示す構成とすることができる。資産管理部146は、入力部128を介して受け付けたユーザ端末108の要求に応じて資産管理データ記憶部134にアクセスし、資産管理データを取得する。そして取得したデータを、出力部126を介してユーザ端末108へ提示する(図1)。
前述したように、第1の実施形態では資産管理データ作成部122がこの資産管理データを作成することとしていたが、本実施形態では、資産管理部146が資産管理データを作成する。
資産管理部146は、DB制御部162および資産データベース164により構成されている。資産データベース164は、部材ごとに定められた法定の耐用年数、資産の過去の修繕情報および将来の修繕計画等のデータを記憶している。DB制御部162は資産データベース164にアクセスし、ユーザ端末108から入力された設備IDをキーとして上記データを取得する。その一方、測定データ記憶部130および加工データ記憶部132へアクセスし、設備IDをキーとして、その設備に対応する腐食進行データおよびこれに基づいて算定された予想耐用年数等を取得する。DB制御部162は以上のデータを取得し図10に示すようなレコードを作成し、これを出力部126へ送出する。
[第6実施形態]
上記実施形態において、図1のトラブル対応部148を図11に示す構成とすることができる。本実施形態に係るトラブル対応部148は、キーワード検索によりデータベース群118から必要な情報を取得する。このトラブル対応部148は、キーワード出力部159および検索部161を備えている。キーワード出力部159はあらかじめ用意されたキーワードを出力部126に提示する。
ここで、本実施形態では、すべてのキーワードの選択肢が同一画面上に表示する方式を採用し、情報の抽出効率を高めている。図16は、このようなキーワード一覧表示の一例を示す図である。従来の検索画面では、キーワードを入力者が自由に入力する形式や、プルダウンメニューにより候補が表示される形式、あるいは、大概念、中概念、小概念と順次、概念の広さが異なる選択窓が開き、その中からキーワードを選択する形式などが広く用いられていた。このような形式によれば、多種多様なキーワードにより検索を実行できるが、キーワードの入力が煩雑となるという課題があった。本発明の目的は、操作の簡便性に重点をおき、このような形態の検索画面としている。このようにすべてのキーワードが同一画面上に表示されていると、検索を何度か実行することにより、表示画面中のキーワードの位置が自然に把握され、視覚的効果により、キーワードを探し当てるまでの時間が大幅に短縮される。また、この検索画面では、複数のキーワードがいくつかの分野によって分けられ、グループ化されている。また、大概念、中概念、小概念等、概念の広さが異なるキーワードが同一画面に並列的に表示されている。このような表示となっているため、入力者に対し、異なるカテゴリーのキーワードを複数、入力することを促すことができる。
また、キーワードについては参照テーブルを作成し、各キーワードにそれぞれ識別番号が付与された構成とすることもできる。参照テーブルには、この識別番号に対応して日本語キーワードと英語等の外国語キーワードをそれぞれ格納する。このようにすれば、一つのデータベースで日本語と外国語の両方の報告書に対応することが可能となる。たとえば、日本語キーワードを指定すると、同時に英語等の外国語キーワードも同時に検索画面に表示させることができるようになる。
本実施形態のシステムでは、こうしたキーワード表示画面を活用してコンサルティングデータ記憶部136にアクセスし、トラブル対応に有用な情報を収集する。図17は、このようにして得られるレポートの一例を示す図である。このレポートは、腐食管理業務の中で作成されたものではないが、他の業務分野におけるトラブル対応において作成されたものである。こうしたレポートも、たとえばコンサルタント端末112から入出力部124を介してコンサルティングデータ記憶部136へ入力される。ユーザやコンサルタントは、こうした情報に基づいて、有効なトラブル対応指針を得ることができる。
以上、図面を参照して本発明の実施形態について述べたが、これらは本発明の例示であり、上記以外の様々な構成を採用することもできる。
たとえば、図1の構成では管理者端末を備えているが、これを省略してもよい。この場合、データ比較部142がデータ加工部120の機能を有するものとし、資産管理部146が資産管理データ作成部122の機能を有するものとすることができる。
また、データベース群118は種々の態様とすることができる。図1の構成では4つの記憶部を示したが、これらのうち一部を備えるものとしてもよいし、これら以外のデータ記憶部を設けても良い。
実施の形態に係る腐食管理システムの機能ブロック図である。 実施の形態に係る腐食管理システムの機能ブロック図である。 データの異常を補正する例を説明するための図である。 図1における測定データ管理部の構成の一例を示す図である。 測定データ記憶部に格納されるデータの例を示す図である。 加工データの一例を示す図である。 データ比較部の構成の一例を示す図である。 腐食度の進行の例を示す図である。 資産管理部の構成の一例を示す図である。 資産管理データの一例を示す図である。 トラブル対応部の構成の一例を示す図である。 図1のシステムの動作を説明するための図である。 図1のシステムの動作を説明するための図である。 図1のシステムの動作を説明するための図である。 測定データの例を示す図である。 キーワード一覧表示の一例を示す図である。 キーワード検索により得られるレポートの一例を示す図である。
符号の説明
102 情報処理装置
104 センサ
106 センサ管理部
108 ユーザ端末
110 管理者端末
112 コンサルタント端末
114 測定データ管理部
118 データベース群
120 データ加工部
122 資産管理データ作成部
123 コンサルタント用インターフェース
124 入出力部
125 データベース制御部
126 出力部
128 入力部
130 測定データ記憶部
132 加工データ記憶部
134 資産管理データ記憶部
136 コンサルティングデータ記憶部
140 測定データ報告部
142 データ比較部
144 腐食異常通知部
146 資産管理部
148 トラブル対応部
149 データベース制御部
150 異常検出部
152 異常データ対応部
154 設備情報抽出部
155 測定値推移分析部
156 ID情報データベース
157 標準データ比較部
158 測定データID付与部
159 キーワード出力部
160 識別情報付与部
161 検索部
162 DB制御部
164 資産データベース
166 異常検知部
168 データ補正部

Claims (9)

  1. 設備に配設され、該設備の腐食度に関する測定値を取得するセンサと、
    前記測定値に対し、その測定値に対応する設備の識別情報を付与して測定データを作成する測定データ管理部と、
    前記測定データを、その測定データに対応する設備の前記識別情報およびその設備に対応するユーザの識別情報に関連づけて記憶する測定データ記憶部と、
    コンサルタントに対し前記測定データに対応する設備に関するコンサルティング情報を求めるとともに、入力された前記コンサルティング情報を受け付ける入出力部と、
    前記測定データと関連づけて前記コンサルティング情報を記憶するコンサルティングデータ記憶部と、
    前記測定データと、前記測定データに関連づけられた前記コンサルティング情報とを、前記ユーザに提示する出力部と、
    を備えることを特徴とする腐食管理システム。
  2. 請求項1に記載のシステムにおいて、
    前記設備の識別情報は、当該設備と同種の設備のグループに付与された設備グループ識別情報と関連づけられており、
    当該腐食管理システムは、前記ユーザまたは前記コンサルタントの要求に応じ、一の設備に関する情報を提示する際、同一設備グループ内の他の設備に関する情報または同一設備グループの統計情報をあわせて提示可能に構成されたことを特徴とする腐食管理システム。
  3. 請求項1または2に記載のシステムにおいて、
    複数の設備に配設された複数のセンサを備え、
    前記複数の設備の腐食度に関する測定値を比較可能な形式に加工した加工データを作成するデータ加工部をさらに有し、
    前記出力部は、前記ユーザに対し、前記加工データを提示することを特徴とする腐食管理システム。
  4. 請求項3に記載のシステムにおいて、
    前記データ加工部は、同種の設備における標準的な腐食の進行を表す標準データを作成する標準データ作成部を含み、
    前記加工データは、前記標準データを含むことを特徴とする腐食管理システム。
  5. 請求項3または4に記載のシステムにおいて、
    前記データ加工部は、各設備の腐食度と前記標準データとの乖離度を表すパラメータを算定する乖離度評価部を含み、
    前記加工データは、前記パラメータを含むことを特徴とする腐食管理システム。
  6. 請求項1乃至5いずれかに記載のシステムにおいて、
    前記測定データ管理部は、前記測定値を入手したパスを検出することで該測定値に対応する設備を認識し、その測定値に対し対応する設備の識別情報を付与することを特徴とする腐食管理システム。
  7. 請求項1乃至6いずれかに記載のシステムにおいて、
    入出力部は、
    前記コンサルタントの要求に応じ、前記コンサルティングデータ記憶部にアクセスし、前記コンサルティング情報作成に必要なコンサルティングデータを抽出して前記コンサルタントに提示することを特徴とする腐食管理システム。
  8. 請求項1乃至7いずれかに記載のシステムにおいて、
    前記測定データに基づいて資産管理データを作成する資産管理部をさらに備えることを特徴とする腐食管理システム。
  9. コンピュータシステムを;
    設備に配設されたセンサから、該設備の腐食度に関する測定値を取得するデータ受信部と、
    前記測定値に対し、その測定値に対応する設備の識別情報を付与して測定データを作成する測定データ管理部と、
    前記測定データを、その測定データに対応する設備の前記識別情報およびその設備に対応するユーザの識別情報に関連づけて記憶する測定データ記憶部と、
    コンサルタントに対し前記測定データに対応する設備に関するコンサルティング情報を求めるとともに、入力された前記コンサルティング情報を受け付ける入出力部と、
    前記測定データと関連づけて前記コンサルティング情報を記憶するコンサルティングデータ記憶部と、
    前記測定データと、前記測定データに関連づけられた前記コンサルティング情報とを、前記ユーザに提示する出力部として機能させるための腐食管理プログラム。
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