JP2005265595A - 距離検出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ケースが割れてケース内における気密が確保できなくなったことを検知できる距離検出装置を提供する。
【解決手段】 ケース1の内気の温度を検出する温度センサ10を配置し、この温度センサ10からの検出信号を制御部6aに入力する。そして、制御部6aで、温度センサ10の検出結果から、ケース1の内気の温度の変化率を求め、このケース1の内気の温度の変化率が所定のしきい値を超えたか否かに基づいてケース1の割れを検出する。ケース1の気密性が確保されている場合には、距離検出装置そのものに熱容量があることから、ケース1の内気温度の変化はある程度緩やかになる。しかしながら、ケース1の気密性が損なわれている場合には、ケース内への外気の流入により、温度変化が激しくなる。したがって、ケース1の内気の温度の変化率に基づいて、ケース1の割れを検出できる。
【選択図】 図3

Description

本発明は、例えば車両に搭載され、光波などの電磁波によって先行車等との距離を測定する距離検出装置に関するものである。
従来より、車両に搭載される距離検出装置として、例えばレーザ光によって先行車等の障害物との距離を測定するもの(レーザレーダ)が知られている。この距離検出装置は、レーザダイオードを断続的に発光させて車両の前方に照射し、前方の障害物からの反射光をフォトセンサで検出し、発光時刻と受光時刻との時間差に基づいて、障害物までの距離を測定する。
具体的には、距離検出装置は、レーザ光を照射する発光部と、そのレーザ光を反射する六角錐台形状の回転可能なスキャンミラーとなるポリゴンミラーと、反射してきたレーザ光を受け取る受光部とを備えた構成となっている。このような構成により、発光部が照射したレーザ光をポリゴンミラーにて反射させて車両前方に導く。このとき、ポリゴンミラーを回転させ、ポリゴンミラーの各側面に発光部からのレーザ光が当たるようにすることで、ポリゴンミラーでのレーザ光の反射角度を調整し、車両前方の所定範囲にレーザ光がスキャンされるようにする。そして、車両前方の障害物で反射したレーザ光を受光部で受け取ることで距離の測定を行うようにしている(例えば、特許文献1参照)。
この距離検出装置では、本装置が車両という過酷な環境下に晒されるものに用いられることから、埃などの異物や水分による結露などから上述したスキャニング機構や光学部品、電子回路を守るために、密閉されたケース内に各部品を収容している。そして、発光部からのレーザ光をケース外に投射するための投射窓部と反射してきたレーザ光を受け取る入射窓部とを透光部材によって形成している。
特開2002−031685号公報
上述の距離検出装置は、車両の前方監視、すなわち前方車両などの障害物との距離を検出するというアプリケーションで用いられる。このため、飛び石等により、投射窓部および入射窓部が破損することが考えられる。
このような破損が生じた場合において、例えば、距離検出装置がシステム的に機能しなくなったのであれば、そのシステムを停止させ、距離検出装置が故障したということを乗員に警告すれば済む。
しかしながら、例えば、投射窓部や入射窓部が割れただけで、正常時と同様に距離検出装置が機能するような場合には、システムを停止させる迄に至らないため、そのままシステムが稼動されることになる。このような状況になると、その間にケース内に異物が入り込んだり、結露が発生して各部品が錆びる等、徐々に機能低下が生じ、正確な距離検出を行えなくなったり、距離検出の範囲が狭くなるなどの問題が発生してしまうため、好ましくない。
本発明は上記点に鑑みて、投射窓部や入射窓部の破損などのように、ケースが割れてケース内における気密が確保できなくなったことを検知できる距離検出装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、ケース(1)内に、ケースの内気の温度を検出すると共に、その検出結果に応じた出力を発生させる内気温度検出手段(10)を配置し、割れ検出手段(6a)にて、この内気温度検出手段からの出力を受け取り、投射窓部(1c)および入射窓部(1d)を含むケースの割れを検出する。このとき、割れ検出手段では、内気温度検出手段の検出結果から、ケースの内気の温度の変化率を求め、このケースの内気の温度の変化率に基づいてケースの割れを検出することを特徴としている。
すなわち、ケースの気密性が確保されている場合には、距離検出装置そのものに熱容量があることから、ケースの内気温度の変化はある程度緩やかになる。しかしながら、ケースの気密性が損なわれている場合には、ケース内への外気の流入により、温度変化が激しくなる。したがって、ケースの内気の温度を検出し、この温度の変化率に基づいて、ケースの割れを検出することが可能となる。
請求項2に記載の発明では、内気温度検出手段を複数設け、ケース内における熱容量が比較的大きな部位と比較的小さな部位とにそれぞれ配置する。そして、割れ検出手段にて、ケース内における熱容量が比較的大きな部位に配置された内気温度検出手段と比較的小さな部位に配置された内気温度検出手段それぞれの出力に基づき、内気温度検出手段それぞれの配置場所での内気の温度の変化率の差を求め、この温度変化率の差に基づいてケースの割れを検出することを特徴としている。
このように、比較的熱容量が大きな部位と小さな部位それぞれに内気温度検出手段を配置し、各配置場所の温度の変化率を求めると共に、その変化率の差を求め、その変化率の差に基づいて、ケースの割れを検出することができる。
請求項3に記載の発明では、ケース外における所定部位の温度を参照温度として検出すると共に、その検出結果に応じた出力を発生させる参照温度検出手段(20)を備え、割れ検出手段にて、内気温度検出手段と参照温度検出手段それぞれの出力から、これらの配置場所の温度変化率の差を求め、この温度変化率の差に基づいてケースの割れを検出することを特徴としている。
このように、ケース外の所定部位の温度を参照温度として検出しておき、その参照温度の変化率とケース内の温度の変化率との差に基づいて、ケースの割れを検出することも可能である。
請求項4に記載の発明では、ケース内に、ケースの内気の湿度を検出すると共に、その検出結果に応じた出力を発生させる湿度検出手段(30)を配置し、割れ検出手段(6a)にて、この湿度検出手段からの出力を受け取り、投射窓部および入射窓部を含むケースの割れを検出する。このとき、割れ検出手段では、湿度検出手段の検出結果から、ケースの内気の温度の変化率を求め、この内気の温度の変化率に基づいてケースの割れを検出することを特徴としている。すなわち、本請求項に記載の発明は、請求項1に記載の発明における内気温度検出手段に代えて、湿度検出手段を設けるようにしたものである。
ケースの気密性が確保されている場合には、ケース内の湿度もある程度決まった値となるが、ケースに割れが発生すると、ケース内の湿度も大きく変化する。このため、割れ検出手段にて、湿度検出手段からの検出結果に基づいてケース内の湿度を求め、その湿度の変化率に基づいてケースの割れを検出することも可能である。
請求項5に記載の発明では、ケース内に、ケースの内気の温度を検出すると共に、その検出結果に応じた出力を発生させる温度検出手段(10)を配置すると共に、ケースの内気の湿度を検出すると共に、その検出結果に応じた出力を発生させる湿度検出手段(30)を配置し、割れ検出手段(6a)にて、温度検出手段および湿度検出手段からの出力を受け取り、投射窓部および入射窓部を含むケースの割れを検出する。このとき、割れ検出手段では、温度検出手段および湿度検出手段の検出結果から、ケースの内気の温度と湿度との相関を求め、この相関に基づいてケースの割れを検出することを特徴としている。
ケースの内気温度と湿度とは相関があることから、各検出手段の検出結果からこれらの相関を求め、この相関からケースの割れの検出を行うことも可能である。例えば、求められた相関がケースに割れが発生していないときに想定される相関グラフから外れているか否かに基づいて、ケースの割れ検出を行うことができる。
請求項6に記載の発明では、ケース内に、ケースの内気の温度を検出すると共に、その検出結果に応じた出力を発生させる温度検出手段(10)を配置すると共に、ケースの内気の圧力を検出すると共に、その検出結果に応じた出力を発生させる圧力検出手段(40)を配置し、割れ検出手段(6a)にて、温度検出手段および圧力検出手段からの出力を受け取り、投射窓部および入射窓部を含むケースの割れを検出する。このとき、割れ検出手段にて、温度検出手段および圧力検出手段の検出結果から、ケースの内気の温度と圧力との相関を求め、この相関に基づいてケースの割れを検出することを特徴としている。
ケースの内気温度と内圧とは相関があることから、各検出手段の検出結果からこれらの相関を求め、この相関からケースの割れの検出を行うことも可能である。例えば、求められた相関がケースに割れが発生していないときに想定される相関グラフから外れているか否かに基づいて、ケースの割れ検出を行うことができる。
なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
以下、本発明の実施形態について図に基づいて説明する。なお、以下の各実施形態相互において、互いに同一もしくは均等である部分には、図中、同一符号を付してある。
(第1実施形態)
本発明の一実施形態を適用した距離検出装置の断面図を図1に示す。また、図1に示す距離検出装置の概略構成を図2および図3に示す。以下、これらの図に基づいて距離検出装置の構造について説明する。
図1〜図3に示される距離検出装置は、車両に搭載されるもので、例えば、図1における紙面右方向が車両前方を向くように配置され、例えばオートクルーズ時に車両前方の先行車等の障害物と自車両との距離を検出するレーザレーダとして用いられる。
図1に示されるように、距離検出装置は、略立方体形状で構成された樹脂製のケース1内に各種部品が収容されて構成されている。
ケース1は、第1ケース部1aと第2ケース部1bとによって構成されている。第1ケース部1aは、一面が開口する箱型を成しており、この第1ケース部1aによって構成される収容スペース内に、各種部品が収容されるようになっている。第1ケース部1aは、基本的には同じ材料の樹脂によって構成されているが、第1ケース部1aのうち車両前方に向けられる面において、図2に示されるように横方向に並べられて、例えばガラスやアクリル樹脂等の透光性部材によって構成された投射窓部1cと入射窓部1dが備えられた構成となっている。
第2ケース部1bは、例えば樹脂などによって構成され、第1ケース部1aの開口した面に、シール部材1eを介して組みつけられている。
なお、図1に示されるように、第2ケース部1bの一部には、ケース1から部分的に突出したコネクタ1fが配置されている。そして、このコネクタ1fを介して、ケース1内外の電気的接続が行えるようになっている。
このように構成されるケース1内に、各種部品が収容されている。具体的には、ケース1には、発光部2、反射ミラー3、ポリゴンミラー4および受光部5が備えられていると共に、距離検出装置を制御するための制御部6aなどが備えられた回路基板6が備えられている。
発光部2は、回路基板6に備えられた制御部6aから流される電流に基づいて駆動されるもので、反射ミラー3に向けてレーザ光の照射を行うようになっている。例えば、この発光部2は、レーザダイオードによって構成され、パルス状のレーザ光(探査光)を発生するようになっている。
反射ミラー3は、発光部2が発したレーザ光を反射し、ポリゴンミラー4に向けて照射するためのものである。この反射ミラー3は、ケース1の内壁に固定された支持部7により、ケース1に対して揺動可能に支持されている。そして、回路基板6に備えられた制御部6aによって駆動される図示しないモータにて反射ミラー3が揺動されることで、紙面垂直方向を軸とした反射角度の微調整(例えば、1度程度の調整)が行われるようになっている。
ポリゴンミラー4は、六角錐の先端部分を切り取ったような六角錐台状の形状を成している。このポリゴンミラー4は、ケース1の上面側において、六角錐軸を中心として回転可能なように支持されており、回路基板6に備えられた制御部6aによって駆動される図示しないモータによって回転駆動されるようになっている。このポリゴンミラー4は、その側面がすべて反射ミラーとして働くようになっており、スキャンミラーとして機能する。
具体的には、ポリゴンミラー4は、発光部2が発したレーザ光が反射ミラー3で反射されると、そのレーザ光をさらに反射させ、第1ケース部1aの投射窓部1cを通じてその反射光を車両前方に導くようになっている。そして、モータによってポリゴンミラー4が駆動されると、その回転に応じてポリゴンミラー4の側面の角度が変わることから、反射光の投射角が変わり、車両前方における所定の範囲がスキャンされるようになっている。
受光部5は、図2に示されるように、フレネルレンズ5aと例えばフォトダイオードによって構成される受光素子5bなどによって構成され、フレネルレンズ5aによってレーザ光を集光し、受光素子5bに集光されたレーザ光が照射されるとその受光強度に対応する出力電流もしくは出力電圧を発生するようになっている。この受光部5により、ケース1の上方に照射されたレーザ光を検出できるようになっている。
この受光部5は、ポリゴンミラー4に対して横置き、すなわちポリゴンミラー4の回転軸と垂直方向にずらされて配置されている。
回路基板6は、距離検出を行うための距離検出部や割れ判定部等を備えた制御部6aを構成する各種部品を実装したものである。この回路基板6に備えられた制御部6aにて、距離検出のための各種駆動信号を出力すると共に、受光部5からの出力を受け取ることで距離検出を行うと共に、後述する温度センサ10からの出力を受け取ることで割れ判定を行うようになっている。
さらに、図3に示されるように、ケース1内には、温度センサ10が備えられている。この温度センサ10は、例えば回路基板6に実装されており、ケース1内の温度に応じた検出信号を出力する。この温度センサ10の検出信号が回路基板6に備えられた制御部6aに入力されるようになっている。
次に、本実施形態のように構成された距離検出装置の作動について説明する。
上記構成の距離検出装置は、例えば車室内に備えられたオートクルーズコントロールのスイッチが投入されると、先行車両等の障害物までの距離の検出を行う。
まず、車両走行時のようにレーザ光の発光出力が通常の大きさとされるタイミングにおいては、駆動回路からの駆動信号に基づいてモータが駆動され、反射ミラー3が所定の角度に調整される。そして、発光部2から所定のタイミングでレーザ光が照射され、そのレーザ光が反射ミラー3およびポリゴンミラー4で反射されて、投射窓部1cから車両前方に照射される。このレーザ光が自車両の前方に位置する先行車両等の障害物によって反射すると、その反射光が入射窓部1dを通じてフレネルレンズ5aで集められ、受光素子5bに照射される。
これにより、受光素子5bは受けたレーザ光の強度に応じた出力電流もしくは出力電圧を発生させる。これが増幅回路6bによって増幅されたのち、回路基板6に備えられた図示しない演算部に入力される。そして、演算部は、そのレーザ光を照射したタイミングとレーザ光が検出されたタイミングの時間差、つまり入力時間差とレーザ光の速度とから次式より先行車両等の障害物までの距離を検出する。
(数1)
レーザ光の速度×入力時間差/2
このようにして先行車両と自車両との距離が検出されると、その検出結果に応じた出力がコネクタ1fを介してケース1の外部、例えばエンジンECUやブレーキECUなどに出力される。これにより、先行車両と自車両との距離が所定距離に維持されるように、エンジン出力もしくは制動力が制御されるようになっている。
一方、オートクルーズコントロールのスイッチが投入されると、回路基板6に備えられた制御部6aにおける割れ判定部にて割れ判定処理も実行される。
まず、温度センサ10の出力が回路基板6に備えられた制御部6aに入力され、制御部6aにおける割れ検出部にて、割れ検出がなされる。
具体的には、制御部6aにて、温度センサ10の検出信号に基づいてケース1内の温度の変化率が求められる。そして、この温度変化率が所定のしきい値と比較され、そのしきい値を超えるような場合には、ケース1が割れている可能性があるという割れ検出信号が制御部6aから出力される。
すなわち、ケース1の気密性が確保されている場合には、電源オンオフ、外部環境温度の変化などが存在したとしても、距離検出装置そのものに熱容量があることから、ケース1の内気温度の変化はある程度緩やかになる。しかしながら、ケース1の気密性が損なわれている場合には、ケース1内への外気の流入により、温度変化が激しくなる。このため、例えばケース1の気密性が確保されている場合および機密性が損なわれた場合それぞれにおけるケース1内の温度の変化率を予め実験的に求めておき、その実験から各場合を区別できるしきい値を設定することで、ケース1の割れを検出することが可能となる。
このようにしてケース1の割れ検出が行われ、割れ検出信号が出力されると、この割れ検出信号がコネクタ1fを通じてケース1の外に出力される。これにより、例えば、車室内のインストルメントパネルに備えられた警告ランプ(図示せず)を表示すること、もしくは、メータ等に備えられるオートクルーズを実行させられるか否かの表示を否とすることにより、ドライバにその旨を知らせることが可能となる。
以上説明したように、本実施形態に示す距離検出装置では、ケース1の内気の温度の変化率に基づいてケース1の割れを検出することができる。そして、ケース1の割れが検出されたときには、その旨をドライバに対して知らせるようにすることにより、ケース1の交換等を行うことが可能となる。
したがって、ケース1に割れが発生した際にケース1内に異物が入り込んだり、結露が発生して各部品が錆びる等、徐々に機能低下が生じ、正確な距離検出を行えなくなったり、距離検出の範囲が狭くなるなどの問題が発生してしまうことを防止することができる。
(第1実施形態の変形例)
上記第1実施形態においては、温度センサ10をケース1内に1箇所設けた場合について説明したが、複数設けると、より効果的にケース1の割れを検出することが可能である。
例えば、ケース1のうち比較的熱容量の大きい第2ケース部1bの近傍(例えば、図1におけるA位置)と、比較的熱容量の小さい回路基板6の端部(例えば、図1におけるB位置)とに温度センサ10を配置し、それぞれの温度センサ10の検出信号が制御部6aに入力されるようにする。そして、制御部6aにて、温度センサ10が配置された各場所の温度の変化率を求めると共に、その変化率の差が所定のしきい値を超えたか否かに基づいてケース1の割れ検出を行うことも可能である。
また、上記第1実施形態では、ケース1内にのみ温度センサ10を設ける場合について説明したが、図4に示すように、ケース1内の温度サンサ10に加えて、ケース1外に温度センサ20を備えることも可能である。この場合、制御部6aにて、温度センサ20からの検出信号に基づいて参照となるケース1外の温度(参照温度)の変化率を求め、ケース1内の温度センサ10の検出信号から求められたケース1内の温度の変化率との差が所定のしきい値を超えたか否かに基づいてケース1の割れ検出を行うことができる。
ここでいうケース1外の温度を測定する温度センサ20としては、例えば、直接外気温を測る外気温度センサや、カーエアコン等、車両における距離検出装置とは異なる装置に備えられる温度センサを用いることができる。
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態について説明する。図5は、本実施形態における距離検出装置の概略構成を示した図である。なお、本実施形態における距離検出装置は、第1実施形態とほぼ同様であるため、異なる部分についてのみ説明する。
本実施形態の距離検出装置では、第1実施形態における温度センサ10の代わりに湿度センサ30を採用するようにしたことが第1実施形態と異なる。すなわち、ケース1の気密性が確保されている場合には、ケース1内の湿度もある程度決まった値となるが、ケース1に割れが発生すると、ケース1内の湿度も大きく変化する。このため、制御部6aにて、湿度センサ30からの検出信号に基づいてケース1内の湿度を求め、その湿度の変化率が所定のしきい値を超えた場合には、ケース1に割れが発生したものとして割れ検出信号が出力されるようにすることも可能である。
(第2実施形態の変形例)
上記第2実施形態では、湿度センサ30の検出信号のみに基づいてケース1の割れを検出するようにしているが、第1実施形態で示したケース1内の温度センサ10の検出信号と共に用いることも可能である。
すなわち、ケース1の内気温度と湿度とは相関があることから、各センサ10、30の検出信号からこれらの相関を求め、求められた相関がケース1に割れが発生していないときに想定される相関グラフから外れているか否かに基づいて、ケース1の割れ検出を行うことが可能である。例えば、割れが発生していないときに想定される相関グラフに対して所定の許容幅を設定し、求められた相関がその許容幅内に含まれている場合には、ケース1に割れが発生しておらず、含まれていない場合には、ケース1に割れが発生したものとすることが可能である。
(第3実施形態)
本発明の第3実施形態について説明する。図6は、本実施形態における距離検出装置の概略構成を示した図である。なお、本実施形態における距離検出装置は、第1実施形態とほぼ同様であるため、異なる部分についてのみ説明する。
本実施形態の距離検出装置では、第1実施形態における温度センサ10に加えてケース1内の任意の場所に、ケース1内の内圧を検出できる圧力センサ40を備え、その圧力センサ40の検出信号が制御部6aに出力されるようにしたことが第1実施形態と異なる。
すなわち、ケース1の内気の温度とその圧力(内圧)とは相関があることから、各センサ10、40の検出信号からこれらの相関を求め、求められた相関がケース1に割れが発生していないときに想定される相関グラフから外れているか否かに基づいて、ケース1の割れ検出を行うことが可能である。例えば、割れが発生していないときに想定される相関グラフに対して所定の許容幅を設定し、求められた相関がその許容幅内に含まれている場合には、ケース1に割れが発生しておらず、含まれていない場合には、ケース1に割れが発生したものとすることが可能である。
このように、ケース1の内気の温度と内圧との相関に基づいて、ケース1の割れを検出することも可能である。
(他の実施形態)
上記各実施形態で示した距離検出装置のレイアウト、具体的には投射窓部1cや入射窓部1dを左右に並べて配置するというものも単なる一例である。すなわち、距離検出装置を構成する各構成要素のレイアウトは任意に設定可能であり、例えば、投射窓部1cや入射窓部1dが縦方向に並べられた構成のものにおいても本発明を適用することが可能である。
なお、上記実施形態では、距離検出に光波を使用するものを例に挙げて説明したが、ミリ波等の他の探査用電磁波を使うものについても本発明を適用することができる。すなわち、電磁波を電磁波発生部から出射し、それを障害物に反射させると共に、反射した電磁波を電磁波受取部によって受け取ることで、距離の検出を行うようなものであれば、どのようなものに関しても本発明を適用することができる。
本発明の第1実施形態における距離検出装置の断面構造を示す図である。 図1に示す距離検出装置の概略構成を示した図である。 図1に示す距離検出装置の概略構成を示した図である。 第1実施形態の変形例における距離検出装置の概略構成を示した図である。 本発明の第2実施形態における距離検出装置の概略構成を示した図である。 本発明の第3実施形態における距離検出装置の概略構成を示した図である。
符号の説明
1…ケース、1a…第1ケース部、1b…第2ケース部、1c…投射窓部、
1d…入射窓部、2…発光部、3…反射ミラー、4…ポリゴンミラー、
5…受光部、5a…フレネルレンズ、5b…受光素子、6…回路基板、
6a…制御部(割れ検出手段)、7…支持部、10…温度センサ(内気温度検出手段)、
20…温度センサ(参照温度検出手段)、30…湿度センサ(湿度検出手段)、
40…圧力センサ(圧力検出手段)。

Claims (6)

  1. ケース(1、1a、1b)と、
    前記ケース内に配置され、探査用電磁波を出射する電磁波発生部(2)と、
    前記ケースに形成され、前記電磁波発生部からの前記探査用電磁波を通過させる透波性材料で構成された投射窓部(1c)と、
    前記ケース内に配置され、前記探査用電磁波の反射波を受け取る電磁波受取部(5)と、
    前記ケースに形成され、前記電磁波受取部が受け取る前記反射波を通過させる透波性材料で構成された入射窓部(1d)とを備え、
    前記投射窓部を通じて前記電磁波発生部が照射した前記探査用電磁波を前記ケースの外部に向けて出射したのち、前記ケースの外部で反射してきた前記探査用電磁波を前記電磁波受取部で受け取り、それに基づいて前記探査用電磁波が反射させられた障害物までの距離を検出する距離検出装置であって、
    前記ケース内に配置され、前記ケースの内気の温度を検出すると共に、その検出結果に応じた出力を発生させる内気温度検出手段(10)と、
    前記内気温度検出手段からの出力を受け取り、前記投射窓部および前記入射窓部を含む前記ケースの割れを検出する割れ検出手段(6a)とを備え、
    前記割れ検出手段は、前記内気温度検出手段の検出結果から、前記ケースの内気温度の変化率を求め、この内気温度の変化率に基づいて前記ケースの割れを検出するようになっていることを特徴とする距離検出装置。
  2. 前記内気温度検出手段は複数あって、前記ケース内における熱容量が比較的大きな部位と比較的小さな部位とにそれぞれ配置されており、
    前記割れ検出手段は、前記ケース内における熱容量が比較的大きな部位に配置された前記内気温度検出手段と比較的小さな部位に配置された前記内気温度検出手段それぞれの出力に基づき、前記内気温度検出手段それぞれの配置場所での内気の温度の変化率の差を求め、この温度変化率の差に基づいて前記ケースの割れを検出するようになっていることを特徴とする請求項1に記載の距離検出装置。
  3. 前記ケース外に配置され、前記ケース外における所定部位の温度を参照温度として検出すると共に、その検出結果に応じた出力を発生させる参照温度検出手段(20)を有し、
    前記割れ検出手段は、前記内気温度検出手段と前記参照温度検出手段それぞれの出力から、これらの配置場所の温度変化率の差を求め、この温度変化率の差に基づいて前記ケースの割れを検出するようになっていることを特徴とする請求項1に記載の距離検出装置。
  4. ケース(1、1a、1b)と、
    前記ケース内に配置され、探査用電磁波を出射する電磁波発生部(2)と、
    前記ケースに形成され、前記電磁波発生部からの前記探査用電磁波を通過させる透波性材料で構成された投射窓部(1c)と、
    前記ケース内に配置され、前記探査用電磁波の反射波を受け取る電磁波受取部(5)と、
    前記ケースに形成され、前記電磁波受取部が受け取る前記反射波を通過させる透波性材料で構成された入射窓部(1d)とを備え、
    前記電磁波発生部が照射した前記探査用電磁波を前記投射窓部を通じて前記ケースの外部に向けて出射したのち、前記ケースの外部で反射してきた前記探査用電磁波を前記電磁波受取部で受け取り、それに基づいて前記探査用電磁波が反射させられた障害物までの距離を検出する距離検出装置であって、
    前記ケース内に配置され、前記ケースの内気の湿度を検出すると共に、その検出結果に応じた出力を発生させる湿度検出手段(30)と、
    前記湿度検出手段からの出力を受け取り、前記投射窓部および前記入射窓部を含む前記ケースの割れを検出する割れ検出手段(6a)とを備え、
    前記割れ検出手段は、前記湿度検出手段の検出結果から、前記ケースの内気の湿度の変化率が所定値よりも大きい場合、前記ケースの割れを検出するようになっていることを特徴とする距離検出装置。
  5. ケース(1、1a、1b)と、
    前記ケース内に配置され、探査用電磁波を出射する電磁波発生部(2)と、
    前記ケースに形成され、前記電磁波発生部からの前記探査用電磁波を通過させる透波性材料で構成された投射窓部(1c)と、
    前記ケース内に配置され、前記探査用電磁波の反射波を受け取る電磁波受取部(5)と、
    前記ケースに形成され、前記電磁波受取部が受け取る前記反射波を通過させる透波性材料で構成された入射窓部(1d)とを備え、
    前記電磁波発生部が照射した前記探査用電磁波を前記投射窓部を通じて前記ケースの外部に向けて出射したのち、前記ケースの外部で反射してきた前記探査用電磁波を前記電磁波受取部で受け取り、それに基づいて前記探査用電磁波が反射させられた障害物までの距離を検出する距離検出装置であって、
    前記ケース内に配置され、前記ケースの内気の温度を検出すると共に、その検出結果に応じた出力を発生させる温度検出手段(10)と、
    前記ケース内に配置され、前記ケースの内気の湿度を検出すると共に、その検出結果に応じた出力を発生させる湿度検出手段(30)と、
    前記温度検出手段および前記湿度検出手段からの出力を受け取り、前記投射窓部および前記入射窓部を含む前記ケースの割れを検出する割れ検出手段(6a)とを備え、
    前記割れ検出手段は、前記温度検出手段および前記湿度検出手段の検出結果から、前記ケースの内気の温度と湿度との相関を求め、この相関に基づいて前記ケースの割れを検出するようになっていることを特徴とする距離検出装置。
  6. ケース(1、1a、1b)と、
    前記ケース内に配置され、探査用電磁波を出射する電磁波発生部(2)と、
    前記ケースに形成され、前記電磁波発生部からの前記探査用電磁波を通過させる透波性材料で構成された投射窓部(1c)と、
    前記ケース内に配置され、前記探査用電磁波の反射波を受け取る電磁波受取部(5)と、
    前記ケースに形成され、前記電磁波受取部が受け取る前記反射波を通過させる透波性材料で構成された入射窓部(1d)とを備え、
    前記電磁波発生部が照射した前記探査用電磁波を前記投射窓部を通じて前記ケースの外部に向けて出射したのち、前記ケースの外部で反射してきた前記探査用電磁波を前記電磁波受取部で受け取り、それに基づいて前記探査用電磁波が反射させられた障害物までの距離を検出する距離検出装置であって、
    前記ケース内に配置され、前記ケースの内気の温度を検出すると共に、その検出結果に応じた出力を発生させる温度検出手段(10)と、
    前記ケース内に配置され、前記ケースの内気の圧力を検出すると共に、その検出結果に応じた出力を発生させる圧力検出手段(40)と、
    前記温度検出手段および前記圧力検出手段からの出力を受け取り、前記投射窓部および前記入射窓部を含む前記ケースの割れを検出する割れ検出手段(6a)とを備え、
    前記割れ検出手段は、前記温度検出手段および前記圧力検出手段の検出結果から、前記ケースの内気の温度と圧力との相関を求め、この相関に基づいて前記ケースの割れを検出するようになっていることを特徴とする距離検出装置。
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