JP2005261544A - 安全カミソリ - Google Patents

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Abstract

【課題】3枚以上の刃を有する安全カミソリであって優れた剃り味が長持ちし、ほとんど剃り残しがなく取扱い易い安全カミソリを提供する。
【解決手段】3枚以上の刃1〜4を有し、ガード部10と天板21を結ぶ共通接線から測定した刃先までの垂直距離A〜Dを刃の露出値としたときに、隣合う2枚の刃でガード部10に近い方の刃の露出値がその後方の刃の露出値よりも大であり、ガード部10に近い方の刃よりも前方に少なくとも1枚の刃が存在し、ガード部10に近い方の刃及びその刃よりも前方に存在するすべての刃を含めた一群の刃の露出値は、前方の刃よりもその後方の刃の露出値の方が大である。
【選択図】図1

Description

本発明は一般大衆が使用する安全カミソリに関する。
少なくとも4つの刃の各々が後部に配置された刃で露出値が大きくなるように配置された安全カミソリは存在している(例えば、特許文献1参照。)。
また、3つの刃を有する安全カミソリで下刃の露出値又は個別露出値が上刃よりも大きいもの、あるいは刃厚の異なるものが存在している(例えば、特許文献2、特許文献3、特許文献4参照。)。
特開2003−62369号公報 特許第3213237号公報 特許第3213692号公報 特許第3213693号公報
現在、3枚の刃を有する安全カミソリは一般に広く普及し、3枚刃安全カミソリに関する特許文献が存在する。その特許文献の中には露出値など安全カミソリの刃についての数値に関するものが存在する。安全カミソリを使用する際の剃り味はこの数値が重要な要素となるからである。しかし、4枚の刃を有する安全カミソリはここ2,3年の間に登場したばかりで研究も十分に重ねられたとは言えず、開発途上である。したがって、例えば刃の露出値について4枚刃安全カミソリはどのような数値が最適であるか十分に解明されたとは言えない状態である。3枚刃安全カミソリの技術をそのまま4枚刃に利用することで、剃り味などの優れた安全カミソリを得ることができる場合もあると考えられるし、それとは別に4枚刃独自の数値が存在することも十分に考えられる。そこで本発明は、3枚以上の刃を有する安全カミソリであって優れた剃り味が長持ちし、ほとんど剃り残しがなく取扱い易い安全カミソリを提供することを目的とする。
また、3枚以上の刃を有する安全カミソリは各刃の間にスペーサーが配置されている。スペーサーは使用中に各刃の間に侵入するヒゲかすを円滑に排出することを目的とするものである。そこで本発明は、このスペーサーを他の目的にも対応できるように改良して取扱い易い安全カミソリを提供することを目的とする。
本発明の請求項1は、3枚以上の刃を有し、ガード部と天板を結ぶ共通接線から測定した刃先までの垂直距離を刃の露出値としたときに、隣合う2枚の刃でガード部に近い方の刃の露出値がその後方の刃の露出値よりも大であり、前記ガード部に近い方の刃よりも前方に少なくとも1枚の刃が存在し、前記ガード部に近い方の刃及びその刃よりも前方に存在するすべての刃を含めた一群の刃の露出値は、前方の刃よりもその後方の刃の露出値の方が大である構成である。請求項2は、天板に最も近い刃以外の刃が前記一群の刃である要素が請求項1に限定的に付加された構成である。
請求項3は、ガード部に近い方から順に刃先が後退する第1、第2、第3及び第4の刃を有し、第1及び第4の刃の露出値は負の値であり、第3の刃の露出値は正の値であり、第2の刃の露出値は第1の刃の露出値よりも大で第3の刃の露出値よりも小である要素が請求項1又は請求項2に限定的に付加された構成である。請求項4は、第2の刃の露出値が負の値である要素が請求項3に限定的に付加された構成であり、請求項5は、少なくとも第1の刃と第2の刃の露出値が負であるときに、負の値を有する刃の露出値は、第1の刃が最小で第2の刃が最大である要素が請求項4に限定的に付加された構成である。請求項6は、各刃の露出値が、第1の刃は−0.09mm、第2の刃は−0.01mm、第3の刃は+0.03mmであり、第4の刃は−0.04mmである要素が請求項4又は請求項5に限定的に付加された構成である。
請求項7は、ガード部と、天板と、これらのガード部と天板との間に配置されガード部に近い方から順に刃先が後退する第1、第2、第3及び第4の刃を有し、測定する刃先の前方及び後方に隣合う部材の各皮膚接触面を結ぶ共通接線から測定した刃先までの垂直距離を刃の個別条件における露出値である個別露出値としたときに、第1及び第4の刃の個別露出値は負の値であり、第3の刃の個別露出値は正の値であり、第2の刃の個別露出値は第1の刃の個別露出値よりも大で第3の刃の個別露出値よりも小である構成である。
請求項8は、第2の刃の個別露出値がゼロである要素が請求項7に限定的に付加された構成であり、請求項9は、第1の刃の個別露出値が第4の刃の個別露出値よりも小である要素が請求項7又は請求項8に限定的に付加された構成である。請求項10は、各刃の個別露出値が、第1の刃は−0.08mm、第2の刃はゼロ、第3の刃は+0.06mmであり、第4の刃は−0.05mmである要素が請求項8又は請求項9に限定的に付加された構成である。
請求項11は、ガード部と、天板と、これらのガード部と天板との間に配置されガード部に近い方から順に刃先が後退する少なくとも3枚の刃を有し、全部の刃の枚数が偶数であるときは天板寄りの半数の刃、又は全部の刃の枚数が奇数であるときは中央の刃よりも天板寄りの刃、の中のいずれか1枚が他のすべての刃よりも刃厚が小さく形成され、且つ前記他のすべての刃の刃厚はすべて等しい構成である。請求項12は、刃厚が最も小さい刃の刃厚は0.08mmであり、他の刃の刃厚は0.1mmである要素が請求項11に限定的に付加された構成であり、請求項13は、ガード部に近い方から順に刃先が後退する第1、第2、第3及び第4の刃を有し、第4の刃厚が他の刃厚よりも小さい要素が請求項11又は請求項12に限定的に付加された構成である。
請求項14は、ガード部と、天板と、これらのガード部と天板との間に配置されガード部に近い方から順に刃先が後退する少なくとも3枚の刃を有し、各刃は重ねられていて各刃の間にスペーサーが配置され、天板に最も近い刃とその前方隣合わせの刃の間のスペーサーは櫛状に形成され、この櫛状スペーサーの櫛歯の先端が天板に最も近い刃の刃先よりも前方であって、その刃の前方隣合わせの刃の刃先よりも後方の位置まで突出している構成である。
請求項15は、前記櫛状スペーサーの櫛歯の先端部分の上面が、櫛歯の先端に行くに従って徐々に下降する傾斜面に形成されている要素が請求項14に限定的に付加された構成であり、請求項16は、前記櫛状スペーサーの少なくとも天板に最も近い刃の刃先から突出した部分の表面が抗菌剤を含む塗膜で覆われている要素が請求項14又は請求項15に限定的に付加された構成である。請求項17は、天板に最も近い刃とその前方隣合わせの刃の刃先間スパンが他の刃先間スパンよりも大きい要素が請求項15又は請求項16に限定的に付加された構成である。
請求項18は、ガード部と、天板と、これらのガード部と天板との間に配置されガード部に近い方から順に刃先が後退する少なくとも2枚の刃を有し、各刃の間にスペーサーが配置され、天板に最も近い刃とその前方隣合わせの刃の間に配置されたスペーサーの後部は刃台の後端面よりも突出して下方に折り曲げられており、且つそのスペーサーの少なくとも折り曲げられた後部の表面部分が刃台の色と異なる色に着色されている構成である。
請求項1は、3枚以上の刃を有し、隣合う2枚の刃でガード部に近い方の刃の露出値がその後方の刃の露出値よりも大であり、前記ガード部に近い方の刃よりも前方に少なくとも1枚の刃が存在し、前記ガード部に近い方の刃及びその刃よりも前方に存在するすべての刃を含めた一群の刃の露出値は、前方の刃よりもその後方の刃の露出値の方が大である構成である。したがって、ある刃及びその前方に存在する一群の刃の露出値につき、後方の刃に行くに従って露出値が大きくなるので、前方の刃の剃り残したヒゲを露出値の大きな後方の刃が剃るので剃り残しを防止できる。また、前記ある刃の露出値よりもその後方隣合わせの刃の露出値が小であるから、髭剃り時にその後方隣合わせの刃先にかかるヒゲからの負担は少なくなる。したがって、他の刃に比較して切れ味が落ちないので他の刃の剃り残しを確実に剃ることができる。請求項2は、天板に最も近い刃以外の刃が前記一群の刃である。したがって、髭剃り中に順次ヒゲに当たる最後の刃のみがその前方隣合わせの刃の露出値よりも小であるから、刃先にかかるヒゲからの負担は最も少なくなり仕上げの刃としての切れ味が長持ちする。
請求項3は、ガード部に近い方から順に刃先が後退する第1、第2、第3及び第4の刃を有し、第1及び第4の刃の露出値は負の値であり、第3の刃の露出値は正の値であり、第2の刃の露出値は第1の刃の露出値よりも大で第3の刃の露出値よりも小である。4枚の刃を有することは4つの刃先でヒゲを剃ることになるから、それぞれの刃先同士が他の刃先を補完してヒゲからの負担を軽くし、優れた切れ味を長持ちさせることが望ましい。第1の刃の露出値が負で第2の刃の露出値が第3の刃の露出値よりも小であるから、第1及び第2の刃はヒゲからの負担が大きくない状態でヒゲ剃りが行われ、多くのヒゲが剃られた後で露出値が正の値である第3の刃がヒゲを剃る。第3の刃の露出値は正であるからヒゲを確実に剃ることができ、第3の刃よりも前に第1の刃と第2の刃で多くのヒゲが剃られているので、第3の刃のヒゲからの負担は大きくない。その後で第4の刃によって仕上げられる。したがって、各刃の刃先の負担を軽くしながら切れ味の良いヒゲ剃りを長い間保持することができる。
請求項4は、第2の刃の露出値が負の値であるから、第2の刃のヒゲからの負担が特に大きくなることがない。請求項5は、負の値を有する刃の露出値は、第1の刃が最小で第2の刃が最大である。第1の刃は最初にヒゲに当たるので最も負担を受ける刃であり、その露出値を負で最小とすることにより第1の刃の切れ味が短期間で落ちることを防止できる。また、第2の刃の露出値が負で最大であるから、第1の刃で剃り残したヒゲの多くを剃るのである。請求項6は、各刃の露出値が、第1の刃は−0.09mm、第2の刃は−0.01mm、第3の刃は+0.03mmであり、第4の刃は−0.04mmであり、優れた剃り味が長持ちし剃り残しを効果的に防止できる。
請求項7は、ガード部と、天板と、これらのガード部と天板との間に配置されガード部に近い方から順に刃先が後退する第1、第2、第3及び第4の刃を有し、測定する刃先の前方及び後方に隣合う部材の各皮膚接触面を結ぶ共通接線から測定した刃先までの垂直距離を刃の個別条件における露出値である個別露出値としたときに、第1及び第4の刃の個別露出値は負の値であり、第3の刃の個別露出値は正の値であり、第2の刃の個別露出値は第1の刃の個別露出値よりも大で第3の刃の個別露出値よりも小である構成である。本項は請求項3に対して露出値の定義が異なっているが、基本的には共通した構成である。露出値を本項のように定義して個別露出値としても請求項3と根本的に異なるものでなく、本項も請求項3と同様の効果を奏する。
請求項8は、第2の刃の個別露出値がゼロである。したがって、第2の刃は第1の刃の剃り残しを剃り、第3の刃の露出値が正の値であっても第2の刃の個別露出値がゼロであるから、第3の刃にヒゲからの過度な負担を与えることがない。
請求項9は、第1の刃の個別露出値が第4の刃の個別露出値よりも小である。したがって、第4の刃によってヒゲ剃りの最後の仕上げが確実に行われる。請求項10は、各刃の個別露出値が、第1の刃は−0.08mm、第2の刃はゼロ、第3の刃は+0.06mmであり、第4の刃は−0.05mmであり、優れた剃り味が長持ちし剃り残しを効果的に防止できる。
請求項11は、ガード部と、天板と、これらのガード部と天板との間に配置されガード部に近い方から順に刃先が後退する少なくとも3枚の刃を有し、全部の刃の枚数が偶数であるときは天板寄りの半数の刃、又は全部の刃の枚数が奇数であるときは中央の刃よりも天板寄りの刃、の中のいずれか1枚が他のすべての刃よりも刃厚が小さく形成され、且つ前記他のすべての刃の刃厚はすべて等しい構成である。刃は刃厚を小さくした方が切断の際の開口幅が狭いので切れ味が良い。しかし、刃厚を小さくすると強度が弱くなる。本項では、厚みの小さな刃は順に並んだ刃の中央よりも後方にあってヒゲからの負担が比較的小さいので、刃の強度が他の刃より小さくてもひげ剃り中に刃がたわむなどの虞がない。そして、鋭利な刃を1枚入れることにより切れ味を良くすることができる。請求項12は、その刃厚の最も小さい刃の刃厚は0.08mmであり、他の刃の刃厚は0.1mmである。これによって切れ味が良く、厚みの薄い刃がヒゲ剃り中にたわむ虞のない安全カミソリとすることができる。請求項13は、ガード部に近い方から順に刃先が後退する第1、第2、第3及び第4の刃を有し、第4の刃厚が他の刃厚よりも小さい。ヒゲ剃りの仕上げをなす第4の刃の刃厚が小さいので最後に残ったヒゲを効果的に切断できる。
請求項14は、ガード部と、天板と、これらのガード部と天板との間に配置されガード部に近い方から順に刃先が後退する少なくとも3枚の刃を有し、各刃は重ねられていて各刃の間にスペーサーが配置され、天板に最も近い刃とその前方隣合わせの刃の間のスペーサーは櫛状に形成され、この櫛状スペーサーの櫛歯の先端が天板に最も近い刃の刃先よりも前方であって、その刃の前方隣合わせの刃の刃先よりも後方の位置まで突出している。したがって、その櫛歯の上下にある刃が使用中にたわむことを防止する。
請求項15は、前記櫛状スペーサーの櫛歯の先端部分の上面が、櫛歯の先端に行くに従って徐々に下降する傾斜面に形成されているので、ヒゲ剃り中に櫛歯が皮膚に当たらず皮膚を傷つけることがない。請求項16は、櫛状スペーサーの少なくとも天板に最も近い刃の刃先から突出した部分の表面が抗菌剤を含む塗膜で覆われているので、常に清潔な状態で使用することができる。また、抗菌剤が使用中に溶け出す性質のものであるときは、カミソリ負けの炎症防止作用をなす。請求項17は、天板に最も近い刃とその前方隣合わせの刃の刃先間スパンが他の刃先間スパンよりも大きい構成である。前述したように櫛歯の先端部分が天板に最も近い刃の刃先から突出するように構成したときに、刃先間スパンが狭いと櫛歯の先端部分が刃先間スパン線よりも突出して皮膚に当たるのであるが、櫛歯の刃先に対する突出度は同じのままスパンを大きくすれば櫛歯先端部分がその大きな刃先間スパン線よりも後退するので使用中に皮膚に当たることを確実に防止できる。
請求項18は、ガード部と、天板と、これらのガード部と天板との間に配置されガード部に近い方から順に刃先が後退する少なくとも2枚の刃を有し、各刃の間にスペーサーが配置され、天板に最も近い刃とその前方隣合わせの刃の間に配置されたスペーサーの後部は刃台の後端面よりも突出して下方に折り曲げられており、且つそのスペーサーの少なくとも折り曲げられた後部の表面部分が刃台の色と異なる色に着色されている。替刃を替刃ケースに収納するときは刃台底面が上を向くように、そして、替刃の前端よりも後端の方がやや高くなるように斜めの状態で収納される。したがって、替刃ケースに収納されている替刃を上から見たときに、替刃の後端面が目視できる。このことは、前記スペーサーの下方に折り曲げられた端部表面に着色された色を目視できることになる。これにより、収納されている替刃の前後が判別できるので、収納されている替刃を収納されたままの状態でホルダーに取付けるときに、替刃の前後を誤ることがない。
実施の形態は、4枚の刃を有する替刃に関する。刃がホルダーと一体的に取り付けられている安全カミソリであってもよいことは勿論である。替刃は、ガード部10に近い方から順に刃先が後退する第1の刃1と、第2の刃2と、第3の刃3と、第4の刃4とを有している。4枚の刃1,2,3,4は刃台20と天板21との間に挟着されており、各刃の間には第1スペーサー6、第2スペーサー7、第3スペーサー8が介在している。天板21の下面に設けられたピン9が各刃及び各スペーサーの挿通部を通って刃台20の下面まで延び、ピン9の先端を潰すことによって刃台20と天板21は結合されている。
図1に示すように、各スペーサー6,7,8の後部は刃台の後端面12よりも突出してそれぞれ下方に垂直に折り曲げられている。図3は第3スペーサー8の後部を折り曲げる前の状態の平面図と側面図であり、平面図から折り曲げる前の第3スペーサー8の平面形状が櫛状であることが示されている。他の第1スペーサー6及び第2スペーサー7の平面形状も第3スペーサー8とは少し異なっているが櫛状である。各スペーサー6,7,8が櫛状であって後部が折り曲げられている理由は、その部分の櫛歯13を折り曲げることによって櫛歯13、13の間の空間部を替刃の後端から抜けるようにして、各櫛歯13,13の間に溜まったヒゲかすを替刃の後端から外部に排出可能にするためである。なお、各櫛歯13に設けられた丸孔は挿通部14であって、ピン9を挿通するためのものである。
図3に示す第3スペーサー8はアルミニウムを材料として形成され、表面に塗膜が形成されている。塗膜は2層から成り、アルミニウムと接する層は熱硬化性エポキシ樹脂で形成されており厚みはほぼ2μmであるがそれ以上であってもよい。表面の層は抗菌剤を含む熱硬化性ポリエステル樹脂で形成されており厚みはほぼ18μm以上で60μm以下程度が好ましい。抗菌剤としては例えばヒノキチオールが用いられる。またこの表面の層は黄色に着色されている。着色は黄色でなくてもよく、刃台20と異なる色であればよい。例えば、刃台20が黒のときは黄色のほかに緑色や青色などでもよい。
図3の第3スペーサー8の側面図に示したように、各櫛歯13の先端部分の上面は櫛歯の先端に行くに従って徐々に下降する傾斜面15が形成されている。傾斜面15は前述した塗膜を設けた後でプレスによって形成されるので、傾斜面15の表面にも塗膜が存在する。塗膜は第3スペーサー8の少なくとも傾斜面15に設けられていればよく、第3スペーサー8の両面でもよく上面のみでもよい。着色は第3スペーサー8の後部の折り曲げた部分の表面にされていればよいが、第3スペーサー8の両面又は上面の全体でもよい。図1及び図2に示すように、第3スペーサーの櫛歯の先端は、第4の刃の刃先よりも前方であって第3の刃の刃先よりも後方の位置まで突出している。したがって、傾斜面15は第3の刃3の刃先と第4の刃4の刃先の間に露出している。傾斜面15の露出面積を大きくするために第3の刃と第4の刃の刃先間スパンSはほぼ1.32mmであり、他の刃の刃先間スパンよりも大きい。これにより、塗膜に含まれた抗菌剤によって抗菌作用がなされる。抗菌剤を含む塗膜を設けずに、スペーサーを抗菌作用のある材料で形成したり、抗菌剤を含むプラスチックでスペーサー全体を形成してもよい。また、櫛歯の先端部分にスムーザーを設けてもよい。スムーザーはポリエチレンオキサイドとポリプロピレンやポリスチレンの混合物に、ビタミンE、アロエ成分、植物エキス、ヒゲ軟化剤などを混ぜたものを使用することが好ましい。またスムーザーは石けんであってもよい。このスムーザーは仕上げ剃りを行う刃の直前に、仕上げ剃り補助機能を備えたものであると言える。なお、スムーザーはこれ以外に設けられており、図2中符号16は先導スムーザーであり、符号17,17はサイドスムーザーであり、符号18は後続スムーザーである。また、符号19は凹部であって使用時に溶け出したスムーザーを溜めておくためのものである。これらのスムーザーを設けることは任意である。
前述したように、第3スペーサー8の後部の折り曲げた部分の表面は刃台20と異なる色で着色されている。図4は替刃5を替刃ケース22の収納部23に収納した状態を示している。図から明らかなように替刃5は上下を逆にして収納され、且つ替刃の後端面24の方が浮き上がるように斜めの状態で収納されている。したがって、収納されている替刃5を上から見たときに替刃の後端面24が見えるのである。前述したように第3スペーサー8の折り曲げた部分の表面は着色されているから、収納されている替刃5を上から見たときにこの着色が目視できるのである。これにより、替刃5の前後が一目瞭然となる。収納されている替刃5をカミソリホルダーに取り付けるときは、ホルダー先端の替刃取付け装置を替刃5の底面に宛がって替刃を結合し収納部23から替刃5を引き上げるのである。そのときに、ホルダーに対する替刃の前後関係が整合していないと替刃を取り付けることができないから、替刃の前後が一目瞭然であることは替刃の前後を誤ることがなく使用者にとって非常に取扱い易いのである。
次に、請求項1から請求項6に記載の本発明の実施の形態について説明する。この実施の形態における露出値は、天板21とガード部10の表面を結ぶ共通接線11から測定した刃先までの垂直距離として定義される。図1は4枚の刃を有する替刃を示しており、第1の刃の露出値Aは負の値であって−0.09mmであり、第2の刃の露出値Bも負の値であって−0.01mmである。第3の刃の露出値Cは正の値であって+0.03mmであり、第4の刃の露出値Dは負の値であって−0.04mmである。すなわち、隣合う第3の刃と第4の刃の露出値の関係は、C>D、であり、第1の刃から第3の刃までの露出値の関係は、A<B<C、である。ただし、本発明がこれらの数値や刃の組み合わせに限定されないことは勿論である。第2の刃の露出値Bは負であるが正でもよくゼロでもよい。また、すべての刃の露出値がゼロ以上の値であってもよく負の値であってもよい。露出値Aのみが負の値で他の露出値は正の値でもよい。露出値Aと露出値Dが負の値で露出値Bと露出値Cが正の値でもよい。第1の刃の露出値Aと第2の刃の露出値Bが負のときに、負の値を有する他の露出値があるときはそれも含めて、第1の刃の露出値Aが最小で第2の刃の露出値Bが最大であるが、本発明がこれに限定されないことは勿論である。なお、露出値が負の値であるときは、露出値の絶対値が大きい方よりも絶対値が小さい方を露出値が大きいと定義する。
次に、請求項7から請求項10に記載の本発明の実施の形態について説明する。この実施の形態における個別露出値は、測定する刃先の前方及び後方に隣合う部材の各皮膚接触面を結ぶ共通接線から測定した刃先までの垂直距離であると定義される。図5に示すように、第1の刃1の個別露出値Eは、ガード部10の表面と第2の刃2の刃先を結ぶ共通接線から第1の刃1の刃先までの垂直距離であって−0.08mmである。第2の刃2の個別露出値Fは、第1の刃1の刃先と第3の刃3の刃先を結ぶ共通接線から第2の刃2の刃先までの垂直距離であってゼロである。第3の刃3の個別露出値Gは、第2の刃2の刃先と第4の刃4の刃先を結ぶ共通接線から第3の刃3の刃先までの垂直距離であって+0.06mmである。第4の刃4の個別露出値Hは、第3の刃3の刃先と天板21の表面を結ぶ共通接線から第4の刃4の刃先までの垂直距離であって−0.05mmである。ただし、本発明がこれらの数値に限定されないことは勿論である。すなわち、第1の刃1の個別露出値Eと第4の刃4の個別露出値Hは負の値であり、第3の刃3の個別露出値Gは正の値である。第2の刃2の個別露出値Fは第1の刃1の個別露出値Eよりも大であって、負の値、ゼロあるいは正の値のいずれでもよいが、第3の刃3の個別露出値Gよりも小である。第1の刃1の個別露出値Eは第4の刃4の個別露出値Hよりも小に構成されているが、この構成に限定されるものでない。
さらに図5に示すとおり、第1の刃1、第2の刃2及び第3の刃3の刃厚はすべて等しく、第4の刃4の刃厚はそれらよりも小さく形成されている。刃厚が小さい刃はこれに限定されるものでなく、並べられた全部の刃の中央よりも天板寄りにある刃のいずれか1枚の刃であればよい。刃厚が小さい方の刃の刃厚は0.08mmであるが0.05mm〜0.25mm程度のものであればよい。刃厚が大きい方の刃の刃厚は0.1mmであるが0.09mm〜0.5mmのものであればよい。ただし、刃厚がこの数値に限定されるものではない。
本発明の断面図 本発明の斜視図 第3スペーサーの平面図及び側面図 替刃を替刃ケースに収納した状態を示す断面図 替刃の前部の一部拡大断面図
符号の説明
1 第1の刃
2 第2の刃
3 第3の刃
4 第4の刃
5 替刃
6 第1スペーサー
7 第2スペーサー
8 第3スペーサー
9 ピン
10 ガード部
11 共通接線
12 刃台の後端面
13 櫛歯
14 挿通部
15 傾斜面
16 先導スムーザー
17 サイドスムーザー
18 後続スムーザー
19 凹部
20 刃台
21 天板
22 替刃ケース
23 収納部
24 替刃の後端面

Claims (18)

  1. 3枚以上の刃を有し、ガード部と天板を結ぶ共通接線から測定した刃先までの垂直距離を刃の露出値としたときに、隣合う2枚の刃でガード部に近い方の刃の露出値がその後方の刃の露出値よりも大であり、前記ガード部に近い方の刃よりも前方に少なくとも1枚の刃が存在し、前記ガード部に近い方の刃及びその刃よりも前方に存在するすべての刃を含めた一群の刃の露出値は、前方の刃よりもその後方の刃の露出値の方が大であることを特徴とする安全カミソリ
  2. 天板に最も近い刃以外の刃が前記一群の刃である請求項1記載の安全カミソリ
  3. ガード部に近い方から順に刃先が後退する第1、第2、第3及び第4の刃を有し、第1及び第4の刃の露出値は負の値であり、第3の刃の露出値は正の値であり、第2の刃の露出値は第1の刃の露出値よりも大で第3の刃の露出値よりも小である請求項1又は請求項2記載の安全カミソリ
  4. 第2の刃の露出値は負の値である請求項3記載の安全カミソリ
  5. 少なくとも第1の刃と第2の刃の露出値が負であるときに、負の値を有する刃の露出値は、第1の刃が最小で第2の刃が最大である請求項4記載の安全カミソリ
  6. 各刃の露出値は、第1の刃が−0.09mm、第2の刃が−0.01mm、第3の刃が+0.03mmであり、第4の刃が−0.04mmである請求項4又は請求項5記載の安全カミソリ
  7. ガード部と、天板と、これらのガード部と天板との間に配置されガード部に近い方から順に刃先が後退する第1、第2、第3及び第4の刃を有し、測定する刃先の前方及び後方に隣合う部材の各皮膚接触面を結ぶ共通接線から測定した刃先までの垂直距離を刃の個別条件における露出値である個別露出値としたときに、第1及び第4の刃の個別露出値は負の値であり、第3の刃の個別露出値は正の値であり、第2の刃の個別露出値は第1の刃の個別露出値よりも大で第3の刃の個別露出値よりも小であることを特徴とする安全カミソリ
  8. 第2の刃の個別露出値はゼロである請求項7記載の安全カミソリ
  9. 第1の刃の個別露出値は第4の刃の個別露出値よりも小である請求項7又は請求項8記載の安全カミソリ
  10. 各刃の個別露出値は、第1の刃が−0.08mm、第2の刃がゼロ、第3の刃が+0.06mmであり、第4の刃が−0.05mmである請求項8又は請求項9記載の安全カミソリ
  11. ガード部と、天板と、これらのガード部と天板との間に配置されガード部に近い方から順に刃先が後退する少なくとも3枚の刃を有し、全部の刃の枚数が偶数であるときは天板寄りの半数の刃、又は全部の刃の枚数が奇数であるときは中央の刃よりも天板寄りの刃、の中のいずれか1枚が他のすべての刃よりも刃厚が小さく形成され、且つ前記他のすべての刃の刃厚はすべて等しいことを特徴とする安全カミソリ
  12. 刃厚が最も小さい刃の刃厚は0.08mmであり、他の刃の刃厚は0.1mmである請求項11記載の安全カミソリ
  13. ガード部に近い方から順に刃先が後退する第1、第2、第3及び第4の刃を有し、第4の刃厚が他の刃厚よりも小さい請求項11又は請求項12記載の安全カミソリ
  14. ガード部と、天板と、これらのガード部と天板との間に配置されガード部に近い方から順に刃先が後退する少なくとも3枚の刃を有し、各刃は重ねられていて各刃の間にスペーサーが配置され、天板に最も近い刃とその前方隣合わせの刃の間のスペーサーは櫛状に形成され、この櫛状スペーサーの櫛歯の先端が天板に最も近い刃の刃先よりも前方であって、その刃の前方隣合わせの刃の刃先よりも後方の位置まで突出していることを特徴とする安全カミソリ
  15. 前記櫛状スペーサーの櫛歯の先端部分の上面は、櫛歯の先端に行くに従って徐々に下降する傾斜面に形成されている請求項14記載の安全カミソリ
  16. 前記櫛状スペーサーの少なくとも天板に最も近い刃の刃先から突出した部分の表面は抗菌剤を含む塗膜で覆われている請求項14又は請求項15記載の安全カミソリ
  17. 天板に最も近い刃とその前方隣合わせの刃の刃先間スパンは他の刃先間スパンよりも大きい請求項15又は請求項16記載の安全カミソリ
  18. ガード部と、天板と、これらのガード部と天板との間に配置されガード部に近い方から順に刃先が後退する少なくとも2枚の刃を有し、各刃の間にスペーサーが配置され、天板に最も近い刃とその前方隣合わせの刃の間に配置されたスペーサーの後部は刃台の後端面よりも突出して下方に折り曲げられており、且つそのスペーサーの少なくとも折り曲げられた後部の表面部分は刃台の色と異なる色に着色されていることを特徴とする安全カミソリ
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