JP2005260445A - Pll回路並びにその製造方法及び使用方法 - Google Patents

Pll回路並びにその製造方法及び使用方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 従来のPLL回路では、電圧制御発振器に印可する制御電圧を正確に規定することが困難であることから、生成される信号の周波数の位相が揺らぐという問題があった。
【解決手段】 本発明に係るPLL回路は、電圧制御発振器と、チャージポンプと、ループフィルタとを含むPLL回路であって、チャージポンプは、充電電流及び放電電流を生成するカレントミラー回路であり、充電電流、放電電流を規定する第1、第2のトランジスタと、第1のトランジスタとゲート電圧が等しい第3のトランジスタと、第2のトランジスタとゲート電圧が等しい第4のトランジスタとから成るカレントミラー回路を備え、第1、第2、第3及び第4のトランジスタは、充電電流及び放電電流を実質的に相等しくするチャネル幅又はチャネル長を有する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、PLL(Phase Locked Loop)回路並びにその製造方法及び使用方法に関する。
PLL回路では、所望の周波数を有する信号を生成すべく、当該周波数に相当する制御電圧を規定するための充電電流の吐き出し及び放電電流の吸い込みを行うチャージポンプを有する。当該チャージポンプは、前記充電電流及び放電電流を供給し、しかも前記充電電流の大きさと放電電流のそれとを同一にすべく、複数のトランジスタからなる従来知られたカレントミラー回路から構成されている。
しかしながら、上記したカレントミラー回路における前記複数のトランジスタは、製造上の理由等のためにその特性が均一でないことから、上記した充電電流の大きさと放電電流のそれとが同一にならない。これにより、前記制御電圧を正確に規定することが困難となり、その結果、上記した生成される信号の周波数の位相が揺らぐという問題があった。
本発明に係るPLL回路によれば、上記した課題を解決すべく、周波数を規定するための制御電圧に基づき前記周波数を有する信号を生成する電圧制御発振器と、前記電圧制御発振器が生成すべき信号の周波数及び前記電圧制御発振器が生成した信号の周波数間の位相差により規定される充電電流の吐き出し及び放電電流の吸い込みを行うチャージポンプと、前記充電電流の吐き出し及び放電電流の吸い込みにより規定される前記制御電圧を前記電圧制御発振器に印加するループフィルタとを含むPLL回路であって、前記チャージポンプは、前記充電電流及び前記放電電流を生成すべく、前記充電電流を規定する第1のトランジスタと、前記放電電流を規定する第2のトランジスタと、前記第1のトランジスタとゲート電圧が等しい第3のトランジスタと、前記第2のトランジスタとゲート電圧が等しい第4のトランジスタとから成るカレントミラー回路であって、前記第1、第2、第3及び第4のトランジスタが、前記充電電流及び前記放電電流を実質的に相等しくするチャネル幅又はチャネル長を有する前記カレントミラー回路を備える。
本発明に係るPLL回路によれば、チャージポンプに含まれるカレントミラー回路を構成する前記第1、第2、第3及び第4のトランジスタが、前記充電電流及び前記放電電流を実質的に相等しくするチャネル幅又はチャネル長を有することから、前記カレントミラー回路は、前記充電電流及び前記放電電流を相等しく吐き出し及び吸い込みことが可能となり、これにより、生成される信号の周波数の位相が揺らぐことを低減することができる。
本発明に係る上記のPLL回路の製造方法は、前記第1、第2、第3及び第4のトランジスタのうちの1つのトランジスタが設けられるべき位置に複数のトランジスタを相互に並列接続する接続工程と、前記複数のトランジスタのうち、前記充電電流及び前記放電電流を実質的に相等しくするために前記1つのトランジスタが有すべきチャネル幅又はチャネル長と実質的に同一であるチャネル幅又はチャネル長を有する一のトランジスタを選択する選択工程とを含む。
上記した本発明に係るPLL回路の製造方法は、前記選択工程での前記一のトランジスタの選択に関する情報を記憶する記憶工程を更に含む。
上記した本発明に係るPLL回路の製造方法は、前記選択工程は、前記複数のトランジスタのうちの任意の一のトランジスタを仮選択する仮選択工程と、前記任意の一のトランジスタが仮選択されているときに流れる前記充電電流の大きさ及び前記放電電流の大きさを比較する比較工程と、前記比較工程での比較結果に基づき、前記任意の一のトランジスタ以外の他のトランジスタを再び仮選択する再仮選択工程とを有する。
本発明に係る、上記したPLL回路の製造方法により製造されたPLL回路の使用方法は、前記記憶工程で記憶された前記情報に基づき、前記複数のトランジスタのうち、前記一のトランジスタを再び選択する再選択工程とを含む。
本発明に係るPLL回路の実施例について図面を参照して説明する。
《PLL回路》
図1は、具体例のPLL回路の構成を示す回路図である。具体例のPLL回路1は、従来知られた構成を有し、具体的には、図1に示されるように、位相比較器20と、チャージポンプ21と、ループフィルタ22と、電圧制御発振器23と、1/N分周器24とを有する。
位相比較器20は、水晶発振器のような基準クロック生成器(図示せず)から供給される基準クロックSrefの位相と、1/N分周器24から出力される帰還クロックSfbの位相とを比較し、詳しくは、両クロックの立上りエッジ同士又は立下りエッジ同士を比較し、両クロック間の時間差を表すパルス信号である時間差信号Sup又はSdnをチャージポンプ21へ出力する。位相比較器20は、より正確には、帰還クロックSfbが基準クロックSrefより遅れているときには、当該遅れ量を表す時間差信号Supを出力し、帰還クロックSfbが基準クロックSrefより進んでいるときには、当該進み量を表す時間差信号Sdnを出力する。
チャージポンプ21は、概略的には、図1に示されるように、2つのスイッチSW1、SW2からなる。当該2つのスイッチSW1、SW2は、電源電圧及び接地電圧間に直列接続されており、また、時間差信号Sup又はSdnによる開閉動作の制御を受ける。チャージポンプ21では、位相比較器20から時間差信号Supが入力されると、当該時間差信号Supが印加されている間、予め定められた値を有する、ループフィルタ22を充電するための充電電流ISOをループフィルタ22へ吐き出し、他方で、位相比較器20から時間差信号Sdnが入力されると、当該時間差信号Sdnが印加されている間、上記と同様な値を有する、ループフィルタ22を放電するための放電電流ISiをループフィルタ22から吸い込む。
ループフィルタ22は、相互に直列接続された抵抗器R及びコンデンサCからなり、チャージポンプ21が吐き出し又は吸い込む電流ISO、ISiを積分することにより、当該電流の積分値に対応しかつ平滑化された、電圧制御発振器23の動作を制御するための制御電圧Vcntを生成する。
電圧制御発振器23は、ループフィルタ22から出力される制御電圧Vcntに大きさに対応した周波数fvcoを有する信号Svcoを生成し、換言すれば、ロック電圧VLの大きさに対応したロック周波数fLを有するロック信号SLを生成する。
1/N分周器24は、電圧制御発振器23から出力される信号Svcoを1/Nの周波数に分周することにより帰還周波数ffbの帰還クロックSfbを生成し、当該帰還クロックSfbを位相比較器20へ出力する。
上述したように、具体例のPLL回路1内の電圧制御発振器23は、ロック電圧VLに対応するロック周波数fLを有するロック信号SLを生成する。
《チャージポンプ》
〈構成〉
図2は、チャージポンプの構成を示す。チャージポンプ21は、詳細には、図1に図示のスイッチSW1、SW2に加えて、図2に図示されるように、定電流供給素子CCと、トランジスタTR、TRA、TRB1〜TRBn(nは、2以上の正整数)、TRC、TRDと、スイッチSWB1〜SWBn、記憶素子Mとを含む。
定電流供給素子CC及びトランジスタTRは、相互に直列接続されており、また、トランジスタTRA、TRCもまた、相互に直列接続されている。加えて、トランジスタTR、TRCのゲート電極は、相互に接続されており、即ち、等電圧に規定されている。これにより、カレントミラー回路を構成する。当該カレントミラー回路では、定電流供給素子CCに流れる電流Iccと同じ大きさの電流Iが、トランジスタTRA及びトランジスタTRC間に流れる。
複数のトランジスタTRB1〜TRBnは、当該トランジスタTRB1〜TRBnのうちの1つの選択により、スイッチSW1、SW2に流すべき電流ISO、ISiを上述のトランジスタTRA、TRCに流れる電流Iと等しくするために、相互に異なる電流の流れ易さ、即ちチャネル幅WB1〜WBnを有している。トランジスタTRB1〜TRBnは、相互に並列接続されており、また、複数のスイッチSWB1〜SWBnのうちの一つと直列接続されており、さらに、それらのゲート電極は、トランジスタTRAのゲート電極に接続されている。加えて、スイッチSWB1〜SWBnは、スイッチSW1に直列接続されている。
トランジスタTRDは、複数のスイッチSWB1〜SWBn、スイッチSW1、SW2を介して複数のトランジスタTRB1〜TRBnと直列接続可能に設けられている。加えて、トランジスタTRDとTRCのゲート電極は、相互に接続されている。
トランジスタTRA、TRB1〜TRBn、TRC、TRDは、上記した接続関係を有することにより、カレントミラー回路を構成している。ここで、トランジスタTRA、TRC、TRDのチャネル幅をWA、WC、WDで表し、また、例えば、トランジスタTRB1のチャネル幅をWB1で表すと、WB1/WA=WD/WCの関係が成立するとき、当該カレントミラー回路では、トランジスタTRB1、SW1に流れる充電電流ISOの大きさ及びトランジスタTRD、SW2に流れる放電電流ISiの大きさは、それぞれ、トランジスタTRA、TRCに流れる電流Iの大きさと等しくなる。
記憶素子Mは、例えば、不揮発性メモリから成り、複数のトランジスタTRB1〜TRBnのうちのいずれのトランジスタを選択すべきに関する情報を記憶するために、複数のトランジスタTRB1〜TRBnに接続されている。
〈製造方法〉
次に、図2に図示のチャージポンプの製造方法及び使用方法について説明する。
工程S1:複数のトランジスタTRB1〜TRBnを、トランジスタTRA、TRC、TRDと協働してカレントミラー回路の機能を発揮し得るように設ける。即ち、複数のトランジスタTRB1〜TRBnを相互に並列接続し、かつ複数のスイッチSWB1〜SWBnと直列接続し、それらのゲート電極をトランジスタTRAのゲート電極に接続する(接続工程)。
工程S2:複数のトランジスタTRB1〜TRBnのうち、WBk/WA=WD/WCを満足するようなトランジスタTRBk(kは、1〜nのうちの任意の整数)を選択する(選択工程)。
図3は、選択工程に用いるユニットを示す。工程S2の選択工程に用いるユニット(以下、「選択用ユニット」という。)は、図3に示されるように、電流比較部CMPと、選択部SELと、切換部SWTとからなる。
電流比較部CMPは、チャージポンプ21における、複数のトランジスタTRB1〜TRBnのうちの仮に選択された任意の一のトランジスタから、スイッチSWB1〜SWBnのうち前記任意の一のトランジスタに対応するスイッチを介して流れる電流I1の大きさと、トランジスタTRDに流れる電流I2の大きさとを比較すべく、オペアンプOP1等からなる従来知られた電流−電圧変換回路と、オペアンプOP2等からなる従来知られた電流−電圧変換回路と、オペアンプOP3等からなる従来知られた反転増幅回路と、オペアンプOP4からなる比較回路とを有する。電流比較部CMPは、電流I1に対応する電圧V1及び電流I2に対応する電圧V2を比較し、電流I1と電流I2と大きさの差を表す差信号Sdを出力する。ここで、電流比較部CMPが反転増幅回路を有する理由は、電流I1の流れる方向と電流I2の流れる方向が反対であることから、正負の符号を同一に統一する必要があるためである。
選択部SELは、従来知られたカウンタCTRとデコーダDECとから成り、カウンタCTRは、電流比較部CMPから出力される差信号Sdに基づき、カウントアップ又はカウントダウンを行い、デコーダDECは、カウンタCTRから出力されるカウント信号SCに対応する、複数のトランジスタTRB1〜TRBnを選択するための信号Sselをチャージポンプ21内のスイッチSWB1〜SWBnに出力する。
切換部SWTは、4つのスイッチSWa、SWb、SWc、SWdから成る。スイッチSWaは、スイッチSW1に直列接続されており、スイッチSWbは、スイッチSW2に直列接続されており、スイッチSWcは、一端がスイッチSW2及びトランジスタTRD間に接続され、他端が電流比較部CMP内の一方の電流−電圧比較回路に接続されており、スイッチSWdは、一端がチャージポンプ21内の複数のスイッチSWB1〜SWBnに接続され、他端が電流比較部CMP内の他方の電流−電圧比較回路に接続されている。
上記した工程S2では、切換部SWTを用いて、スイッチSWa、SWbを開状態かつスイッチSWc、SWdを閉状態にした後、複数のトランジスタTRB1〜TRBnのうちの任意のトランジスタ、例えば、トランジスタTRBj(jは、1からnまでの範囲内の任意の整数)を仮選択すべく、当該トランジスタTRBjに対応するスイッチSWBjを閉状態にする(仮選択工程)。
次に、電流比較部CMPを用いて、トランジスタTRBj、スイッチSWBj、スイッチSWdを経て流れる電流I1と、トランジスタTRD、スイッチSWcを経て流れる電流I2とを比較する(比較工程)。選択部SEL内では、カウンタCTRは、前記した比較の結果、差信号Sdにより電流I1が電流I2より大きいことが示されるときには、カウントアップを行い、他方で、差信号Sdにより電流I1が電流I2より小さいことが示されるときには、カウントダウンを行う。
さらに、選択部SEL内のデコーダDECは、上記のカウントアップ又はカウントダウンの結果として出力されるカウント信号Scを、例えば、トランジスタTRBjに引き続きトランジスタTRB(j+1)又はTRB(j−1)を選択するために必要な選択信号Sselを換算(デコード)し、当該選択信号SselをスイッチSWB1〜SWBnに出力する。これにより、トランジスタTRBjに引き続き、トランジスタTRB(j+1)又はTRB(j−1)を再び仮選択し(再仮選択工程)、以後、トランジスタTRBjの場合と同様な比較、カウントアップ又はカウントダウン、並びに換算を行う。
上記した動作とは対照的に、電流比較部CMPから出力される差信号Sdにより電流I1と電流I2が実質的に等しいことが示されるときには、選択部SELは、トランジスタTRBjを選択すべき旨を示す選択信号SselをスイッチSWB1〜SWBnに出力し続ける。これにより、トランジスタTRBjがWBk/WA=WD/WCを満足するようなトランジスタTRBkであると判断される。
工程S3:上述した工程S2において、トランジスタTRB1〜TRBnのうち、WBk/WA=WD/WCを満足するトランジスタTRBkを選択した後、選択信号Sselが示す選択情報、即ち、トランジスタTRBkを選択する旨の情報を記憶素子Mに書き込む(記憶工程)。
工程S4:図3に図示の切換部SWT内のスイッチSWa、SWbを開状態から閉状態に切り換え、かつSWc、SWdを閉状態から開状態に切り換える。これにより、図2に図示のチャージポンプ21の製造、即ち、トランジスタTRBkの選択が完了する。
〈使用方法〉
工程S5:例えば、生産者(メーカ)が上記した工程S1〜S4を経て図2に図示のチャージポンプ21でのトランジスタTRBkの選択が完了した、図1に図示のPLL回路1を製造した後、使用者(ユーザ)が当該PLL回路1を使用するとき、使用者は、記憶素子Mから上記の選択情報を読み出し、当該選択情報に基づき、スイッチSWB1〜SWBnのうち、上記したスイッチSWBkを再選択し、即ち、トランジスタTRBkを再選択した後、当該PLL回路1に所望の周波数を有する信号SLの生成を開始させる(再選択工程)。
上述したように、実施例のPLL回路1では、チャージポンプ21内でカレントミラー回路を構成するトランジスタTRA、TRB1〜TRBnのうちのTRBk、TRC、TRDが、充電電流ISO及び放電電流ISiを実質的に等しくするようなチャネル幅WA、WBk、WC、WDを有することから、前記したカレントミラー回路は、充電電流ISO及び放電電流ISiを相等しくループフィルタ22に吐き出し又はループフィルタ22から吸い込むことが可能となる。これにより、PLL回路1が生成する信号の位相の揺らぎの発生を低減することが可能となる。
上記したWBk/WA=WD/WCを具備するチャネル幅WBkを選択し又再選択することに代えて、(WBk/LBk)/(WA/LA)=(WD/LD)/(WC/LC)を具備するチャネル長LBkを有するトランジスタTRBkを選択することによっても、上記したと同様な効果を得ることができる。ここで、LA、LBk、LC、LDは、トランジスタTRA、TRBk、TRC、TRDのチャネル長を表す。
実施例のPLL回路の構成を示す図。 実施例のチャージポンプの構成を示す図。 実施例の選択用回路の構成を示す図。
符号の説明
TRA、TRB1〜TRBn、TRC、TRD トランジスタ SW1、SW2、SWB1〜SWBn スイッチ。

Claims (5)

  1. 周波数を規定するための制御電圧に基づき前記周波数を有する信号を生成する電圧制御発振器と、
    前記電圧制御発振器が生成すべき信号の周波数及び前記電圧制御発振器が生成した信号の周波数間の位相差により規定される充電電流の吐き出し及び放電電流の吸い込みを行うチャージポンプと、
    前記充電電流の吐き出し及び放電電流の吸い込みにより規定される前記制御電圧を前記電圧制御発振器に印加するループフィルタとを含むPLL回路であって、
    前記チャージポンプは、前記充電電流及び前記放電電流を生成すべく、前記充電電流を規定する第1のトランジスタと、前記放電電流を規定する第2のトランジスタと、前記第1のトランジスタとゲート電圧が等しい第3のトランジスタと、前記第2のトランジスタとゲート電圧が等しい第4のトランジスタとから成るカレントミラー回路であって、前記第1、第2、第3及び第4のトランジスタが、前記充電電流及び前記放電電流を実質的に相等しくするチャネル幅又はチャネル長を有する前記カレントミラー回路を備えることを特徴とするPLL回路。
  2. 請求項1記載のPLL回路の製造方法であって、
    前記第1、第2、第3及び第4のトランジスタのうちの1つのトランジスタが設けられるべき位置に複数のトランジスタを相互に並列接続する接続工程と、
    前記複数のトランジスタのうち、前記充電電流及び前記放電電流を実質的に相等しくするために前記1つのトランジスタが有すべきチャネル幅又はチャネル長と実質的に同一であるチャネル幅又はチャネル長を有する一のトランジスタを選択する選択工程とを含むことを特徴とするPLL回路の製造方法。
  3. 請求項2記載のPLL回路の製造方法であって、
    前記選択工程での前記一のトランジスタの選択に関する情報を記憶する記憶工程を更に含むことを特徴とするPLL回路の製造方法。
  4. 請求項2記載のPLL回路の製造方法であって、
    前記選択工程は、前記複数のトランジスタのうちの任意の一のトランジスタを仮選択する仮選択工程と、
    前記任意の一のトランジスタが仮選択されているときに流れる前記充電電流の大きさ及び前記放電電流の大きさを比較する比較工程と、
    前記比較工程での比較結果に基づき、前記任意の一のトランジスタ以外の他のトランジスタを再び仮選択する再仮選択工程とを有することを特徴とするPLL回路の製造方法。
  5. 請求項3記載のPLL回路を製造する方法により製造されたPLL回路の使用方法であって、
    前記記憶工程で記憶された前記情報に基づき、前記複数のトランジスタのうち、前記一のトランジスタを再び選択する再選択工程とを含むことを特徴とするPLL回路の使用方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010517451A (ja) * 2007-01-30 2010-05-20 モサイド・テクノロジーズ・インコーポレーテッド 遅延ロックループ/フェーズロックループにおける移相処理
JP2013085077A (ja) * 2011-10-07 2013-05-09 Ricoh Co Ltd Pll回路

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